JPH05312687A - 実車自動運転操作装置及びその取付固定装置 - Google Patents

実車自動運転操作装置及びその取付固定装置

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JPH05312687A
JPH05312687A JP4143687A JP14368792A JPH05312687A JP H05312687 A JPH05312687 A JP H05312687A JP 4143687 A JP4143687 A JP 4143687A JP 14368792 A JP14368792 A JP 14368792A JP H05312687 A JPH05312687 A JP H05312687A
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seat
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Tsutae Anzai
傳 安斎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多車種の自動車に対する適応性がよく、且つ
運転者席シート上に載置し得る自動運転操作装置及び作
業性・確実性のよい取付固定装置を提供する。 【構成】 実車自動運転操作装置は、運転者席シートに
載置し得る基台1、基台に回転位置調節自在・軸線方向
調節自在に取付けられたクラッチペダル操作ユニット
4、ブレーキペダル操作ユニット5及びアクセルペダル
操作ユニット6、各操作ユニットを運転者席床面に支承
する支持脚8、並びに基台上に取付具20を介して着脱自
在に取付けられるチェンジレバー操作ユニット11から構
成されている。運転者席シートに固定する取付固定装置
Aと運転者席背もたれに固定する取付固定装置Bは、共
に伸縮調節自在・伸縮固定可能の長手方向の部材31,5
1,32,44,64の両端の係合部32a ,44a ,52,66を備
え、逆止爪車機構で伸縮固定を行い、係合部の挟圧及び
突っ張り状態が維持される構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばシャシダイナ
モメータ等で走行試験を行う場合に用いられる実車自動
運転操作装置及びその取付固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術における実車自動運転操作装
置は、例えば特公平4−5932号公報に記載されてい
るように、アクセルペダル、ブレーキペダル及びクラッ
チペダルの操作装置とチェンジレバーの操作装置とは別
装置であり、各ペダル操作用流体圧シリンダ及びチェン
ジレバー操作用流体圧シリンダは、箱形の単一乃至重層
のハウジングに固定内蔵され、ハウジングは運転者席の
床面に設置されている。
【0003】又、実車自動運転操作装置の取付固定装置
も、運転者席のシートに対する取付固定装置は、固定ロ
ッドで連結するか又はベルトを運転者席のシートに巻券
するかしている。運転者席の背もたれ部に対する取付固
定装置は、背もたれ部に当接する板部と実車自動運転操
作装置との間を突っ張る手段として流体圧シリンダを用
いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術における実
車自動運転操作装置は、アクセルペダル、ブレーキペダ
ル及びクラッチペダルの操作装置とチェンジレバーの操
作装置とは別装置であり、箱形の単一乃至重層のハウジ
ングから成り、それを運転者席の床面に設置するので、
各ペダル操作装置とチェンジレバーの操作装置とが同時
に設置には、装置全体が大形となり、しかも運転者席の
床面に設置するので、狭い運転者席の床面において作業
性が悪い。
【0005】又、自動車の車種により位置が異なるアク
セルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダル及びチェ
ンジレバーに対する調整が困難であるので、多車種の自
動車に対する適応性が悪い。
【0006】実車自動運転操作装置の取付固定装置も、
運転者席のシートに対する取付固定装置は、固定ロッド
で連結するか又はベルトを運転者席のシートに巻券する
かしているので、運転者席における作業性が悪い。運転
者席の背もたれ部に対する取付固定装置も、流体圧シリ
ンダを用いているので、圧力流体の供給手段を必要とし
て装置的に複雑・大形となり、作業性も悪い。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の実車自動運転
操作装置は、運転者席シート上面に接する上側基枠部と
上側基枠部とシート前面に接する前側基枠部とから成形
されている基台、前側基枠部に回転位置調節自在に取付
けられ、シート前面に略平行となる支持軸体、支持軸体
に互に軸線方向に相対位置調節自在に取付けられてお
り、各ペダルに係合し、各アクチュエータで作動制御さ
れる作動杆を備えたクラッチペダル操作ユニット、ブレ
ーキペダル操作ユニット及びアクセルペダル操作ユニッ
ト、各操作ユニットのケーシングに取付けられ、各操作
ユニットを運転者席床面に支承する支持脚、並びに基台
の上側基枠部上に取付具を介して着脱自在に取付けら
れ、チェンジレバーに係合し、アクチュエータで二次元
作動制御される作動杆を備えているチェンジレバー操作
ユニットから構成されている。
【0008】必要に応じて、クラッチペダル操作ユニッ
ト、ブレーキペダル操作ユニット、アクセルペダル操作
ユニット及びチェンジレバー操作ユニットに、作動杆位
置を検出する光学的位置検出器を備えてもよい。
【0009】上記の実車自動運転操作装置を運転者席シ
ートに固定する取付固定装置は、長手に伸びる板状体、
板状体の一端部に固着され、直角に折れてシート背面又
は実車自動運転操作装置に係合する係合部をもつL字状
の第1鉤棒、板状体に長手方向に形成された溝孔に一端
が挿入されたZ軸線方向の回転軸が回転自在に設けら
れ、板状体の他端側へ弾性的に変位付勢された滑動駒、
回転軸に固着され、自由端が板状体の一端部に固着され
ているワイヤが巻かれた巻取りローラ、回転軸に固着さ
れ、逆止爪が弾性的に係合している爪車、滑動駒の回転
軸の溝孔挿入端に着脱自在に取付けられ得る回動ハンド
ル、及び滑動駒に固着され、板状体の他端方向に伸び且
つ直角に折れて実車自動運転操作装置又はシート背面に
係合する係合部をもつL字状の第2鉤棒から構成されて
いる。
【0010】上記の実車自動運転操作装置を運転者席背
もたれに固定する取付固定装置は、長手に伸びる板状
体、板状体の一端部に固着された実車自動運転操作装置
に係合する係合部材、板状体に長手方向に形成された溝
孔に一端が挿入されたZ軸線方向の回転軸が回転自在に
設けられ、板状体の他端側へ弾性的に変位付勢された滑
動駒、回転軸に固着され、自由端が板状体の一端部に固
着されているワイヤが巻かれた巻取りローラ、回転軸に
固着され、逆止爪が弾性的に係合している爪車、滑動駒
の回転軸の溝孔挿入端に着脱自在に取付けられ得る回動
ハンドル、滑動駒に固着され、板状体に沿って案内さ
れ、板状体の他端から突出した滑動棒、及び滑動棒の突
出端に傾動自在に取付けられ、運転者席背もたれに当接
する押圧板から構成されている。
【0011】上記とは逆に運転者席背もたれに当接する
押圧板を板状体に傾動自在に取付け、実車自動運転操作
装置に係合する係合部材を滑動棒の突出端に固着しても
よい。
【0012】
【作用】実車自動運転操作装置を使用するのに際して
は、先ず、クラッチペダル操作ユニット、ブレーキペダ
ル操作ユニット及びアクセルペダル操作ユニットを取付
けた基台を自動車の運転者席のシートに設置するのであ
るが、ブレーキペダル操作ユニットの作動杆がブレーキ
ペダルに合う位置で、前側基枠部をシート前面に接する
すようして上側基枠部をシート上面に載置する。
【0013】実車自動運転操作装置を運転者席シートに
固定する第1取付固定装置及び運転者席背もたれに固定
する第2取付固定装置は、常時は、滑動駒は、弾性的に
変位付勢されて板状体の一端位置にあり、前者は最伸長
状態に、後者は最短縮状態にある。
【0014】そして、実車自動運転操作装置を固定する
際には、先ず、第1取付固定装置において、ワイヤの巻
取り方向に巻取りローラを回転するように回動ハンドル
で回転軸を回転する。すると、滑動駒は、弾性付勢に抗
して変位する。そして、第1鉤棒の係合部と第2鉤棒の
係合部との間隔を実車自動運転操作装置の支持軸体とシ
ート後背面との距離にする。その状態は、逆止爪が弾性
的に常時、爪車に係合されているので、回動ハンドルの
保持なしでも維持される。
【0015】そこで、チェンジレバー操作ユニットと反
対側のシート側面において、第1鉤棒の係合部を実車自
動運転操作装置の支持軸体に係合すると共に、第2鉤棒
の係合部をシート後背面に係合させる。
【0016】それから、更にワイヤの巻取り方向に巻取
りローラを回転するように回動ハンドルで回転軸を回転
する。すると、滑動駒は、更に、弾性付勢に抗して変位
する。すると、前側基枠部と後側鉤棒の係合部とでシー
トを前後から挟んでしっかりと締付ける状態になる。そ
の状態は、既に述べたように逆止爪の爪車に対する係合
により維持される。かくして、実車自動運転操作装置
は、運転者席シートにしっかりと固定される。
【0017】それからクラッチペダル操作ユニット及び
アクセルペダル操作ユニットを各クランプ操作杆を操作
することにより、各操作ユニットを支持軸体に沿って滑
動自在にし、各作動杆の先端が各ペダルに合う位置に位
置調節した後で、各操作ユニットを支持軸体に固定す
る。それから、支持軸体を前側基枠部に対し回動自在に
し、三つの操作ユニットの各作動杆の先端が各ペダルに
係合する位置に回動位置決めした後で、支持軸体を固定
する。
【0018】そして更に、各操作ユニットの支持脚を回
動して調節された傾斜位置の各操作ユニットを運転者席
床面に支承する。
【0019】チェンジレバー操作ユニットも使用する場
合には、チェンジレバー操作ユニットを取付具を介して
基台の上側基枠部上の所定位置に装着する。かくして二
次元作動アクチュエータが中立位置にある場合に、作動
杆は、中立位置にあるチェンジレバーに係合するように
なる。それから、第1取付固定装置の場合と同様にし
て、ワイヤの巻取り方向に巻取りローラを回転するよう
に第2取付固定装置の回転軸を回動ハンドルで回転す
る。
【0020】すると、滑動駒は、弾性付勢に抗して変位
する。そして、係合部材と押圧板との間隔をチェンジレ
バー操作ユニットの取付具と運転者席背もたれ部との距
離にする。その状態は、逆止爪が弾性的に常時、爪車に
係合されているので、回動ハンドルの保持なしでも維持
される。
【0021】そこで、係合部材をチェンジレバー操作ユ
ニットの取付具に係合すると共に、押圧板を運転者席背
もたれ部に当接させて、第2取付固定装置を装着する。
【0022】押圧板は、回動自在であるので、運転者席
背もたれ部の傾きに関係なく、全面的に当接され得る。
それから、回動ハンドルをもって更にワイヤの巻取り方
向に巻取りローラを回転するように回転軸を回転する。
すると、滑動駒は、更に、弾性付勢に抗して変位し、係
合部材と押圧板とでチェンジレバー操作ユニットと運転
者席背もたれ部との間で突っ張った状態となる。
【0023】かくして、実車自動運転操作装置は、運転
者席に固定され、各ペダル操作及びチェンジレバーの操
作における作動において安定した状態に保たれる。
【0024】上記のようにして、実車自動運転操作装置
は、被検体である自動車に設置され、各操作ユニットの
アクチュエータが制御作動されることにより、クラッチ
ペダル操作ユニット、ブレーキペダル操作ユニット及び
アクセルペダル操作ユニットの各作動杆は伸長・退縮さ
れ、チェンジレバー操作ユニットの作動杆が二次元方向
に移動されて各ペダル及びチェンジレバーが制御操作さ
れて運転走行実験が行なわれる。
【0025】その際、検出装置によりクラッチペダル操
作ユニット、ブレーキペダル操作ユニット及びアクセル
ペダル操作ユニット並びにチェンジレバー操作ユニット
の可動部の原点位置を検出して、各アクチュエータを制
御し、それらユニットの可動部の位置調整を行う。
【0026】実車自動運転操作装置を運転者席から取外
す際には、第1取付固定装置及び第2取付固定装置にお
いて、弾性付勢に抗して逆止爪を爪車から脱し、爪車、
即ち巻取りローラを回転自在にすると、滑動駒は、弾性
付勢により変位し、ワイヤが巻戻される。
【0027】すると、第1取付固定装置の前側基枠部と
後側鉤棒の係合部とによるシートに対する締付ける状態
及び第2取付固定装置の係合部材と押圧板とによるチェ
ンジレバー操作ユニットと運転者席背もたれ部との間の
突っ張り状態が緩んだ状態となり、第1取付固定装置及
び第2取付固定装置を実車自動運転操作装置から容易に
外すことができ、延いては、実車自動運転操作装置は運
転者席から取外され得る。
【0028】
【実施例】この発明の実施例における実車自動運転操作
装置を図面に従って説明する。なお、以下の説明におけ
る上下左右方向は、図1における方向であり、図1にお
ける左右方向をX軸線方向、上下方向をY軸線方向、紙
面に垂直方向をZ軸線方向とする。
【0029】図1乃至図3に示す車載型実車自動運転操
作装置は、被検体の自動車の運転者席シート上に載置さ
れるのである。実車自動運転操作装置の基台1は、シー
ト上面に接するY軸線方向からみてコ字形の上側基枠部
1a と上側基枠部1a の両先端に屈曲して結合されて脚
状になりシート前面に接する前側基枠部1b とから成形
されている。
【0030】前側基枠部1b の下端部には、シート前面
に略平行に水平方向の外周面スプラインの支持管2が回
転位置調節自在に取付けられ、クランプ操作杆3a で位
置決め固定・解放されるようになっている。
【0031】支持管2には、クラッチペダル操作ユニッ
ト4、ブレーキペダル操作ユニット5及びアクセルペダ
ル操作ユニット6の三種のペダル操作ユニットが平行し
てスプライン結合で取付けられ、且つブレーキペダル操
作ユニット5は、前側基枠部1b の下端部に挟まれてい
るが、クラッチペダル操作ユニット4及びアクセルペダ
ル操作ユニット6は、夫々独立してZ軸線方向位置調節
自在であり、夫々各クランプ操作杆3b で位置決め固定
・解放されるようになっている。又、ブレーキペダル操
作ユニット5のケーシング7の先端部下面には、支持脚
8がZ軸線回りの回動位置調節自在に枢着され、調節さ
れた傾斜位置の全操作ユニットを運転者席床面に支承す
るようになっている。
【0032】各操作ユニットのケーシング7の内部には
図示しない制御装置により制御されるアクチュエータ、
例えば電動モータシリンダが備えられ、電動モータシリ
ンダのピストン棒、即ち作動杆9は、蛇腹管10で保護さ
れ、ケーシング7先端から突出し、先端は、各ペダルに
係合されるようになっている。
【0033】基台1、即ち上側基枠部1a 上には、チェ
ンジレバー操作ユニット11が取付具を介して着脱自在に
取付けられるようになっている。チェンジレバー操作ユ
ニット11は、Z軸線方向の第1ケーシング12の内部に図
示しない制御装置により制御されるZ軸線方向作動の第
1アクチュエータ、例えば第1電動モータシリンダが備
えられ、蛇腹管13で保護された第1電動モータシリンダ
のピストン棒の先端には、X軸線方向の第2ケーシング
14が取付けられ、第2ケーシング14内に図示しない制御
装置により制御されるX軸線方向作動の第2アクチュエ
ータ、例えば第2電動モータシリンダが備えられ、蛇腹
管15で保護された第2電動モータシリンダのピストン棒
の管状先端16には、チェンジレバーを把持するグリッパ
17が着脱自在に取付けられている。
【0034】即ち、図4に示すようにグリッパ17の柄部
17a の中間突起部17b がピストン棒の管状先端16に嵌め
込まれ、中間突起部17b の係合爪17c が管状先端16の内
周面の溝16a に係合され得ようになっている。そして、
第1ケーシング12の下面には、取付部材18を介してZ軸
線方向に平行に伸びる2本の滑動棒19,19が固着されて
いる。
【0035】チェンジレバー操作ユニット11の取付具20
は、上側基枠部1a 上に取付けられる下側部材20a と下
側部材20a の上端にZ軸線方向の枢軸20b 回りの回動位
置決め可能に枢着された上側部材20c とから構成され、
上側部材20c の上面には、Z軸線方向の2本の挿通溝が
形成され、そしてその挿通溝に対向する挿通溝が形成さ
れた押圧板20d が締付けねじ20e で締付けられるように
なっている。
【0036】チェンジレバー操作ユニット11の滑動棒1
9,19が取付具20の挿通溝に適宜の位置まで挿入され、
押圧板20d が締付けねじ20e で締付けられることによ
り、チェンジレバー操作ユニット11は、基台1に取付具
20を介して着脱自在に取付けられるのである。
【0037】クラッチペダル操作ユニット4、ブレーキ
ペダル操作ユニット5及びアクセルペダル操作ユニット
6並びにチェンジレバー操作ユニット11には、LEDが
内蔵され、各ペダル及びチェンジレバーの位置調整用タ
ーゲットとして利用され、クラッチペダル操作ユニット
4、ブレーキペダル操作ユニット5及びアクセルペダル
操作ユニット6並びにチェンジレバー操作ユニット11の
可動部には、反射型光センサが結合されており、その検
出信号は図示しない制御装置に入力され、各ペダル及び
チェンジレバーの原点位置の検出に供される。
【0038】実車自動運転操作装置は、運転者席シート
上に載置されるのであるが、第1取付固定装置Aによ
り、又、チェンジレバー操作ユニット11が設けられる場
合には、第2取付固定装置Bも加って、その載置が安定
固定される。
【0039】図1乃至図3に示し、図5に機構構造を略
示する第1取付固定装置Aにおいては、X軸線方向に伸
びた板状体31の右端には、Z軸線方向に折れて伸びた係
合部32a をもつL字状の後側鉤棒32が上下二段に平行に
回転自在に取付けられ、板状体31に長手方向に形成され
た溝孔33に一端が挿入されたZ軸線方向の回転軸34が回
転自在に設けらた滑動駒35が板状体31に沿って案内移動
自在に取付けられている。回転軸34には、自由端が板状
体31の右端部に固着されているワイヤ36が巻かれた巻取
りローラ37及び爪車38が取付けられていると共に、滑動
駒35には爪車38に係合する逆止爪39を先端に設けた操作
腕40が回動自在に設けられている。
【0040】そして、操作腕40は、逆止爪39が爪車38に
係合するように引張りコイルばね41で回動付勢されてい
ると共に、滑動駒35は、引張りコイルばね42で板状体31
の左端方向に移動するよう付勢されている。回転軸34の
溝孔挿入端には、回動ハンドル43が、例えば角孔結合等
で着脱自在に取付けられ得る。
【0041】滑動駒35には、板状体31の左端方向に伸び
且つZ軸線方向に折れて伸びた係合部44a をもつL字状
の前側鉤棒44が固着されている。前側鉤棒44の係合部44
a は少なくとも単一棒状であるが、前側鉤棒44の基部
は、図示のように二股状になつていてもよい。又、上記
とは逆に前側鉤棒44を板状体31に、後側鉤棒32を滑動駒
35に夫々取付けられてもよい。
【0042】図1及び図2に示し、図6に機構構造を略
示する第2取付固定装置Bにおいては、X軸線方向に伸
びた板状体51の右端部は、下向きの折曲部51a となり、
折曲部51a には、2つの案内孔がZ軸線方向に並んで穿
設されている。板状体51の左端面には、係合部材52が固
着され、係合部材52の先端面には、Z軸線方向の半円溝
52a が形成されている。
【0043】板状体51に長手方向に形成された溝孔53に
一端が挿入されたZ軸線方向の回転軸54が回転自在に設
けられた滑動駒55が板状体51に沿って案内移動自在に取
付けられている。回転軸54には、自由端が板状体51の右
端部に固着されているワイヤ56が巻かれた巻取りローラ
57及び爪車58が取付けられていると共に、滑動駒55に
は、爪車58に係合する逆止爪59を先端に設けた操作腕60
が回動自在に設けられている。
【0044】そして、操作腕60は、逆止爪59が爪車58に
係合するように引張りコイルばね61で回動付勢されてい
ると共に、滑動駒55は、引張りコイルばね62で板状体51
の左端方向に移動するよう付勢されている。回転軸54の
溝孔挿入端には、回動ハンドル63が着脱自在に取付けら
れ得る。
【0045】滑動駒55には、板状体51の右端方向に伸
び、案内孔から突出した滑動棒64,64が固着されてい
る。滑動棒64,64の突出端に取付けられたZ軸線方向の
枢軸65には、押圧板66の背面に形成されたブラケット66
a が回動自在に枢着されている。即ち、押圧板66は、第
2取付固定装置BにおいてZ軸線方向の枢軸65回りに任
意に傾き得る。
【0046】上記とは逆に係合部材52を滑動棒64,64の
突出端に固着し、押圧板66を枢軸65で板状体51に枢着し
てもよい。
【0047】実車自動運転操作装置を使用するのに際し
ては、先ず、クラッチペダル操作ユニット4、ブレーキ
ペダル操作ユニット5及びアクセルペダル操作ユニット
6を取付けた基台1を自動車の運転者席のシートに設置
するのであるが、ブレーキペダル操作ユニット5の作動
杆9がブレーキペダルに合うZ軸線方向位置になるよう
な位置で、前側基枠部1b をシート前面に接するすよう
して上側基枠部1a をシート上面に載置する。
【0048】第1取付固定装置A及び第2取付固定装置
Bは、常時は、滑動駒35、55は、引張りコイルばね41、
61のばね力で板状体31、51の左端位置にあり、第1取付
固定装置Aは最伸長状態に、第2取付固定装置Bは最短
縮状態にある。
【0049】実車自動運転操作装置を固定する際には、
先ず、第1取付固定装置Aにおいて、回転軸34の軸端に
回動ハンドル43を係合し、ワイヤ36の巻取り方向に巻取
りローラ37を回転するように回転軸34を回転する。する
と、滑動駒35は、引張りコイルばね41のばね力に抗して
右行する。そして、後側鉤棒32の係合部32a と前側鉤棒
44の係合部44a との間隔を実車自動運転操作装置の支持
管2とシート後背面との距離にする。その状態は、逆止
爪39が引張りコイルばね41のばね力で常時爪車38に係合
されているので回動ハンドル43の保持がなくても、維持
される。
【0050】そこで、チェンジレバー操作ユニット11と
反対側のシート側面において、前側鉤棒44の係合部44a
を実車自動運転操作装置の支持管2の外側端部に挿入す
ると共に、後側鉤棒32の係合部32a をシート後背面に係
合させる。
【0051】それから、回動ハンドル43をもって更にワ
イヤ36の巻取り方向に巻取りローラ37を回転するように
回転軸34を回転する。すると、滑動駒35は、更に、引張
りコイルばね41のばね力に抗して右行する。すると、前
側基枠部1b と後側鉤棒32の係合部32a とでシートを前
後から挟んでしっかりと締付ける状態になる。
【0052】その状態は、既に述べたように逆止爪39の
爪車38に対する係合により維持される。かくして、実車
自動運転操作装置は、運転者席シートにしっかりと固定
される。
【0053】次にクラッチペダル操作ユニット4及びび
アクセルペダル操作ユニット6を各クランプ操作杆3b
を操作することにより、各操作ユニット4,6のケーシ
ング7を支持管2に沿って滑動自在にし、各作動杆9の
先端が各ペダルに合うZ軸線位置に位置調節した後で、
各クランプ操作杆3b を操作して各操作ユニット4,6
のケーシング7を支持管2に固定する。
【0054】更に、クランプ操作杆3a を操作して、支
持管2を前側基枠部1b に対し回動自在にし、三種の操
作ユニット4,5,6の各作動杆9の先端が各ペダルに
係合する位置に回動位置決めした後で、各クランプ操作
杆3a を操作して支持管2を固定してから、各操作ユニ
ットの支持脚8を回動して調節された傾斜位置の各操作
ユニットを運転者席床面に支承する。
【0055】チェンジレバー操作ユニット11も使用する
場合には、チェンジレバー操作ユニット11の取付具20の
押圧板20d の締付けねじ20e を緩めて、チェンジレバー
操作ユニット11の滑動棒19,19を取付具20の挿通溝に所
定適宜の位置まで挿入し、締付けねじ20e を締付けると
共に、下側部材20a に対し上側部材20c を枢軸20b 回り
の回動位置決め固定する。かくして第1電動モータシリ
ンダ及び第2電動モータシリンダが中立位置にある場合
に、グリッパ17は、中立位置にあるチェンジレバーに係
合するようになる。
【0056】それから、第1取付固定装置Aの場合と同
様にして、第2取付固定装置Bの回転軸54の軸端に回動
ハンドル63を係合し、ワイヤ56の巻取り方向に巻取りロ
ーラ57を回転するように回転軸54を回転する。すると、
滑動駒55は、引張りコイルばね62のばね力に抗して右行
する。そして、係合部材52と押圧板66との間隔をチェン
ジレバー操作ユニット11の第1ケーシング12の取付部材
18と運転者席背もたれ部との距離にする。その状態は、
逆止爪59が引張りコイルばね61のばね力で常時爪車38、
58に係合されているので回動ハンドル43、63の保持がな
くても、維持される。
【0057】そこで、第2取付固定装置Bの係合部材52
の半円溝52a をチェンジレバー操作ユニット11の第1ケ
ーシング12の取付部材18に係合すると共に、押圧板66を
運転者席背もたれ部に当接させる。押圧板66は、枢軸65
回りに任意に傾き得るので、運転者席背もたれ部の傾き
に関係なく、全面的に当接され得る。
【0058】それから、回動ハンドル63をもって更にワ
イヤ56の巻取り方向に巻取りローラ57を回転するように
回転軸54を回転する。すると、滑動駒55は、更に、引張
りコイルばね62のばね力に抗して右行する。すると、係
合部材52と押圧板66とでチェンジレバー操作ユニット11
の第1ケーシング12と運転者席背もたれ部との間で突っ
張った状態となる。かくして、実車自動運転操作装置
は、運転者席に固定され、各ペダル操作及びチェンジレ
バーの操作における作動において安定した状態に保たれ
る。
【0059】上記のようにして、実車自動運転操作装置
は、被検体である自動車に設置され、各操作ユニットの
電動モータシリンダが図示しない制御装置により制御作
動されることにより、クラッチペダル操作ユニット4、
ブレーキペダル操作ユニット5及びアクセルペダル操作
ユニット6の各作動杆9は伸長・退縮され、チェンジレ
バー操作ユニット11のグリッパ17がX・Z軸線方向に移
動されて各ペダル及びチェンジレバーが制御操作されて
運転走行実験が行なわれる。
【0060】その際、クラッチペダル操作ユニット4、
ブレーキペダル操作ユニット5及びアクセルペダル操作
ユニット6並びにチェンジレバー操作ユニット11に内蔵
されたLEDを各ペダル及びチェンジレバーの位置調整
用ターゲットとし、それをクラッチペダル操作ユニット
4、ブレーキペダル操作ユニット5及びアクセルペダル
操作ユニット6並びにチェンジレバー操作ユニット11の
可動部に結合された反射型光センサにより検出し、各ペ
ダル及びチェンジレバーの原点位置の検出して図示しな
い制御装置により各電動モータシリンダを制御し、それ
らユニットの可動部の位置調整を行う。
【0061】実車自動運転操作装置を運転者席から取外
す際には、第1取付固定装置A及び第2取付固定装置B
において、操作腕40、60を引張りコイルばね41、61のば
ね力に抗して操作し、逆止爪39、59を爪車38、58から脱
し、爪車38、58、即ち巻取りローラ37、57を回転自在に
すると、滑動駒35、55は、引張りコイルばね41、61のば
ね力で左行し、ワイヤ37、57が巻戻される。
【0062】すると、第1取付固定装置Aの前側基枠部
1b と後側鉤棒32の係合部32a とによるシートに対する
締付ける状態及び第2取付固定装置Bの係合部材52と押
圧板66とによるチェンジレバー操作ユニット11の第1ケ
ーシング12と運転者席背もたれ部との間の突っ張り状態
が緩んだ状態となり、第1取付固定装置A及び第2取付
固定装置Bを実車自動運転操作装置から容易に外すこと
ができ、延いては、実車自動運転操作装置は運転者席か
ら取外され得る。
【0063】上記の第1取付固定装置A及び第2取付固
定装置Bにおいて、簡単な滑動駒35,55の移動・固定手
段として、単に溝孔33,53に挿入された締付けボルトを
滑動駒35,55に螺合する構造をとることもできる。
【0064】実車自動運転操作装置の固定に際しは、先
ず、第1取付固定装置Aの締付けボルトを緩めて、滑動
駒35を滑動自在にし、即ち前側鉤棒44と後側鉤棒32とを
伸縮自在にし、チェンジレバー操作ユニット11と反対側
のシート側面において、第1取付固定装置Aの前側鉤棒
44の係合部44a を実車自動運転操作装置の支持管2の外
側端部に挿入すると共に、後側鉤棒32の係合部32a をシ
ート後背面に係合させる。即ち、前側基枠部1b と後側
鉤棒32の係合部32a とでシートを前後からしっかりと挟
み込む状態にする。そして、締付けボルトを締付けて滑
動駒35を板状体31に固定する。
【0065】又、第2取付固定装置Bの場合は、締付け
ボルトを緩めて、滑動駒55を滑動自在にし、即ち板状体
51と滑動棒64,64とを伸縮自在にし、係合部材52の半円
溝52a をチェンジレバー操作ユニット11の第1ケーシン
グ12の取付部材18に係合すると共に、押圧板66を運転者
席背もたれ部に当接させる。即ち、第2取付固定装置B
を既に運転者席シートに固定された実車自動運転操作装
置と運転者席背もたれ部との間で突っ張った状態にす
る。そして、締付けボルトを締付けて滑動駒55を板状体
51に固定する。かくして、実車自動運転操作装置1は、
運転者席にしっかりと固定される。
【0066】実車自動運転操作装置を運転者席から取外
す際には、第1取付固定装置Aの締付けボルトを緩め
て、滑動駒35を滑動自在にし、即ち前側鉤棒44と後側鉤
棒32とを伸縮自在にし、第2取付固定装置Bの締付けボ
ルトを緩めて、滑動駒55を滑動自在にし、即ち板状体51
と滑動棒64,64とを伸縮自在にすればよい。
【0067】
【発明の効果】この発明の実車自動運転操作装置は、ア
クセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダル及びチ
ェンジレバーの操作装置が個別のユニットで、前三者は
平面的に組立てられ、又チェンジレバーの操作装置は、
別個に着脱自在であり、しかも共に位置調節自在に組立
てられるので、四者同時に設置することができる上、自
動車の車種により位置が異なるアクセルペダル、ブレー
キペダル、クラッチペダル及びチェンジレバーに対し調
整が容易で多車種の自動車に対する適応性がよい。
【0068】しかも運転者席シート上に載置することが
できるので、狭い運転者席において作業性がよい。又、
各操作装置の可動部の位置検出を検出し得るので、実車
自動運転操作装置の遠隔操作・無人操作が可能である。
【0069】この発明の実車自動運転操作装置の取付固
定装置は、調整が容易で多車種の自動車に対する適応性
がよい。更に独立した機械的操作取付操作・取外操作が
簡単で独立した機械的操作である上、固定操作も単に一
箇所の操作で行ない得るので、狭い運転者席において作
業性もよく、しかも定量的な固定状態が容易に確保し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における実車自動運転操作装
置及びその取付固定装置の正面図である。
【図2】この発明の実施例における実車自動運転操作装
置及びその取付固定装置の平面図である。
【図3】この発明の実施例における実車自動運転操作装
置及びその取付固定装置の側面図である。
【図4】この発明の実施例におけるチェンジレバー操作
ユニットのグリッパの拡大図である。
【図5】この発明の実施例における第1取付固定装置の
機構概略図ある。
【図6】この発明の実施例における第2取付固定装置の
機構概略図ある。
【符号の説明】 A 第1取付固定装置 B 第2取付固定
装置 1 基台 1a 上側基枠部 1b 前側基枠部 2 支持管 3a ,3b クランプ操作杆 4 クラッチペダ
ル操作ユニット 5 ブレーキペダル操作ユニット 6 アクセルペダ
ル操作ユニット 7 ケーシング 8 支持脚 9 作動杆 10 蛇腹管 11 チェンジレバー操作ユニット 12 第1ケーシン
グ 13 蛇腹管 14 第2ケーシン
グ 15 蛇腹管 16 管状先端 16a 溝 17 グリッパ 17a 柄部 17b 中間突起部 17c 係合爪 18 取付部材 19 滑動棒 20 取付具 20a 下側部材 20b 枢軸 20c 上側部材 20d 押圧板 20e 締付けねじ 31,51 板状体 32 後側鉤棒 32a 係合部 33,53 溝孔 34,54 回転軸 35,55 滑動駒 36,56 ワイヤ 37,57 巻取りローラ 38,58 爪車 39,59 逆止爪 40,60 操作腕 41,42,61,62 引張りコイルばね 43,63 回動ハン
ドル 44 前側鉤棒 44a 係合部 51a 折曲部 52 係合部材 52a 半円溝 53 溝孔 64 滑動棒 65 枢軸 66 押圧板 66a ブラケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図5】
【図2】
【図3】
【図6】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者席シート上面に接する上側基枠
    部と上側基枠部とシート前面に接する前側基枠部とから
    成形されている基台、 前側基枠部に回転位置調節自在に取付けられ、シート前
    面に略平行となる支持軸体、 支持軸体に互に軸線方向に相対位置調節自在に取付けら
    れており、各ペダルに係合し、各アクチュエータで作動
    制御される作動杆を備えたクラッチペダル操作ユニッ
    ト、ブレーキペダル操作ユニット及びアクセルペダル操
    作ユニット、各操作ユニットのケーシングに取付けら
    れ、各操作ユニットを運転者席床面に支承する支持脚、 並びに基台の上側基枠部上に取付具を介して着脱自在に
    取付けられ、チェンジレバーに係合し、アクチュエータ
    で二次元作動制御される作動杆を備えているチェンジレ
    バー操作ユニットから構成された実車自動運転操作装置
  2. 【請求項2】 クラッチペダル操作ユニット、ブレー
    キペダル操作ユニット、アクセルペダル操作ユニット及
    びチェンジレバー操作ユニットには、作動杆位置を検出
    する光学的位置検出器が備えられている請求項1に記載
    の実車自動運転操作装置
  3. 【請求項3】 長手に伸びる板状体、 板状体の一端部に固着され、直角に折れてシート背面又
    は実車自動運転操作装置に係合する係合部をもつL字状
    の第1鉤棒、 板状体に長手方向に形成された溝孔に一端が挿入された
    Z軸線方向の回転軸が回転自在に設けられ、板状体の他
    端側へ弾性的に変位付勢された滑動駒、 回転軸に固着され、自由端が板状体の一端部に固着され
    ているワイヤが巻かれた巻取りローラ、 回転軸に固着され、逆止爪が弾性的に係合している爪
    車、 滑動駒の回転軸の溝孔挿入端に着脱自在に取付けられ得
    る回動ハンドル、 及び滑動駒に固着され、板状体の他端方向に伸び且つ直
    角に折れて実車自動運転操作装置又はシート背面に係合
    する係合部をもつL字状の第2鉤棒から構成された実車
    自動運転操作装置を運転者席シートに固定する取付固定
    装置
  4. 【請求項4】 長手に伸びる板状体、 板状体の一端部に固着された実車自動運転操作装置に係
    合する係合部材、 板状体に長手方向に形成された溝孔に一端が挿入された
    Z軸線方向の回転軸が回転自在に設けられ、板状体の他
    端側へ弾性的に変位付勢された滑動駒、 回転軸に固着され、自由端が板状体の一端部に固着され
    ているワイヤが巻かれた巻取りローラ、 回転軸に固着され、逆止爪が弾性的に係合している爪
    車、 滑動駒の回転軸の溝孔挿入端に着脱自在に取付けられ得
    る回動ハンドル、 滑動駒に固着され、板状体に沿って案内され、板状体の
    他端から突出した滑動棒、 及び滑動棒の突出端に傾動自在に取付けられ、運転者席
    背もたれに当接する押圧板から構成された実車自動運転
    操作装置を運転者席背もたれに固定する取付固定装置
  5. 【請求項5】 長手に伸びた板状体、 板状体の一端部に傾動自在に取付けられ、運転者席背も
    たれに当接する押圧板、 板状体に長手方向に形成された溝孔に一端が挿入された
    Z軸線方向の回転軸が回転自在に設けられ、板状体の他
    端側へ弾性的に変位付勢された滑動駒、 回転軸に固着され、自由端が板状体の一端部に固着され
    ているワイヤが巻かれた巻取りローラ回転軸に固着さ
    れ、逆止爪が弾性的に係合している爪車、 滑動駒の回転軸の溝孔挿入端に着脱自在に取付けられ得
    る回動ハンドル、 滑動駒に固着され、板状体に沿って案内され、板状体の
    他端から突出した滑動棒及び滑動棒の突出端に固着され
    た実車自動運転操作装置に係合する係合部材から構成さ
    れた実車自動運転操作装置を運転者席背もたれに固定す
    る取付固定装置
  6. 【請求項6】 長手に伸びる板状体、 板状体の一端に固着され、直角に折れてシート背面又は
    実車自動運転操作装置に係合する係合部をもつL字状の
    第1鉤棒、 板状体に長手方向に形成された溝孔に挿入された締付け
    ねじが螺合され、板状体に適宜の長手方向位置で固定自
    在に取付けられた滑動駒、 及び滑動駒に固着され、板状体の他端方向に伸び且つ直
    角に折れて実車自動運転操作装置又はシート背面に係合
    する係合部をもつL字状の第2鉤棒から構成された実車
    自動運転操作装置を運転者席シートに固定する取付固定
    装置
  7. 【請求項7】 長手に伸びた板状体、 板状体の先端に固着された実車自動運転操作装置に係合
    する係合部材、 板状体に長手方向に形成された溝孔に挿入された締付け
    ねじが螺合され、板状体に適宜の長手方向位置で固定自
    在に取付けられた滑動駒、 滑動駒に固着され、板状体に沿って案内され、板状体の
    他端から突出した滑動棒及び滑動棒の突出端に傾動自在
    に取付けられ、運転者席背もたれに当接する押圧板から
    構成された実車自動運転操作装置を運転者席背もたれに
    固定する取付固定装置
  8. 【請求項8】 長手に伸びた板状体、 板状体の先端に傾動自在に取付けられ、運転者席背もた
    れに当接する押圧板、 板状体に長手方向に形成された溝孔に挿入された締付け
    ねじが螺合され、板状体に適宜の長手方向位置で固定自
    在に取付けられた滑動駒、 滑動駒に固着され、板状体に沿って案内され、板状体の
    他端から突出した滑動棒及び滑動棒の突出端に固着され
    た実車自動運転操作装置に係合する係合部材から構成さ
    れた実車自動運転操作装置を運転者席背もたれに固定す
    る取付固定装置
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