JP6043557B2 - 簡易トイレ兼用ゴミ収容庫 - Google Patents

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本発明は、通常はゴミやゴミ箱を収納し、非常時には簡易トイレとして使用できるゴミ収納庫に関する。
地震等の災害が生じた際、建物内のトイレが使用できなくなった場合には、多くの場合仮設トイレが利用される。仮設トイレは、運搬により現場に設置でき、水洗処理を必要としないものあり、災害時における利便性が高い。
しかし、仮設トイレは運搬により運ぶ必要があるために、災害により道路が使えない状況になれば運ぶことができず、また、トイレは常時必要なものであるために、道路の復旧を待つことができない。
一方で、多くの集合住宅や、地域のゴミ収集所には、ゴミを集めて保管するためのゴミ収容庫が設けられている。ゴミ収容庫は人が住む地域には一定範囲に必ずいくつか存在するので、これに簡易トイレの機能を付与できれば、災害時に道路が寸断された状態となっても、トイレを確保することができると考えられる。
本発明は、このような観点に立ち、通常はゴミ収容庫として使用し、非常時に簡易トイレとして使用できるゴミ収容庫を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、ゴミ又はゴミ箱を収納する直方体状の箱体からなる本体部と、本体部の内側の側壁に固定される扁平な箱体からなり、前面板が両側面板に水平軸周りに回転可能に固定されるとともに、ほぼ水平状態で回転が規制されるように形成され、当該前面板には便座を形成するための穴が設けられている便座形成部とを有する簡易トイレ兼用ゴミ収容庫である。
請求項2に記載の発明は、前記簡易トイレ兼用ゴミ収容庫において、前記本体部は、上面にヒンジにより90度以上回転して開く蓋体又は取り外せる蓋体を有することで上面が開放可能に形成されるものであって、前記便座形成部内に収納される四本の棒体と、前記開放された本体部上面の四隅に設けられる前記棒体を立設固定する棒体保持部とを有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の簡易トイレ兼用ゴミ収容庫において、前記本体部内部に設けられる充電式のランプと、前記本体部内外に着脱可能に保持される、前記ランプに接続可能な太陽電池パネルと、前記棒体保持部に立設された棒体に掛けられることで前記本体部を覆う、前記便座形成部内に収納されるシート体であって、前記太陽電池パネルを保持する太陽電池パネル保持手段を有するシート体とを有するものである。
請求項1に記載の発明は、平時は、内壁に固定される偏平な便座形成部はゴミの収容に際してほとんど邪魔にならないので、本体部はゴミ収容庫として使用でき、災害時には、便座形成部の前面板を倒して水平状態とし、前面板の穴に合成樹脂性の袋などを便座板に設けられた穴に固定することで簡易トイレとして使用することができる。また、便座形成部は偏平な箱体であるので、内部に合成樹脂性の袋や、糞尿を凝固させる薬剤、ティッシュペーパー、消毒液など簡易トイレに必要なものを収納しておくことができる。

請求項2に記載の発明は、簡易トイレとして使用する際に、本体部の上面を開放して、上面の四隅に棒体を立設し、当該棒体にカーテン等の適当なシート体を掛けて内部を隠すことで、本体部の高さが低い場合でも、使用者が立った状態や中腰の状態で外から見られないようにすることできる。
請求項3に記載の発明は、前記棒体に掛けるシートに太陽電池パネルを固定でき、当該太陽電池により昼間に本体部内部の充電式のランプに充電をしておけば、夜間でもランプの灯りにより簡易トイレを使用することができる。
実施形態に係る簡易トイレ兼用ゴミ収納庫の斜視図である。 実施形態に係る簡易トイレ兼用ゴミ収納庫の上蓋を開けた状態の斜視図である。 実施形態に係る簡易トイレ兼用ゴミ収納庫の上蓋、側壁の二面を省略した状態を示す斜視図である。 実施形態に係る簡易トイレ兼用ゴミ収納庫の上蓋、側壁の二面を省略し、便座形成部の前面板を倒した状態を示す斜視図である。 実施形態に係る簡易トイレ兼用ゴミ収納庫の目隠しシートを装着した状態を示す斜視図である。 (a)は底部に穴を設けた簡易トイレ兼用ゴミ収納庫を示す斜視図であり、(b)は底部に穴を設けた簡易トイレ兼用ゴミ収納庫の蓋板を取り外した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に実施形態に係る簡易トイレ兼用ゴミ収納庫Xの斜視図を示し、図2に簡易トイレ兼用ゴミ収納庫Xの上蓋を開けた状態の斜視図を示す。
簡易トイレ兼用ゴミ収納庫Xは本体部10と、便座収納部20とから構成される。本体部10は、前面が開放した箱体であり、側壁はパンチングメタルにより形成されている。上面には後部上縁にヒンジを介して回動可能固定される上蓋11が設けられている。また、上蓋11を開けた上面の四隅には後述する棒体を立設固定するための、上面に雌ネジが形成されたブロック体からなる棒体保持部12が設けられている。
便座収納部20は、偏平な箱体であり本体部10の背面側の側壁内部に固定されている。図3に本体部の上蓋と二面の側壁を省略した簡易トイレ兼用ゴミ収納庫Xの斜視図を示す。便座収納部20の前面板21は、両側面板22、22に下方近傍位置において水平軸回りに回転可能に固定されており、前方に倒すことができる。前面板21の上部前方には、前面板21を前方に倒したときに、前面板21をほぼ水平状態で保持するための脚板21aがヒンジを介して回転可能に設けられている。なお、脚板21aは前面板21に対してほぼ直角になった位置でロックされるようになっている。図4に図3の状態から前面板21を倒した状態の斜視図を示す。脚板21aの上下方向の幅は、便座収納部20の固定位置と、前面板21の回転軸の位置に合わせて、前面板21が水平状態となったときに下端が本体部10の底に接するような長さに設定される。図4に示すように前面板21には小判型の穴21bが形成されている。また、便座収納部20の内部には充電池により電力を充電可能なLEDランプ23が固定されている。なお、LEDランプ23の電力入力端子は図示しない本体部10の背面側に設けられる。
また、図4に示すように便座収納部20の内部には、前面板21の穴21bに嵌めて使用する内部に糞尿を凝固する薬剤が入った合成樹脂性の袋30、本体部10の四隅に立設する棒体を形成する棒体セット40、棒体に掛ける目隠しシート50が収納されている。また、本体部10の底面には図示しない薄い棚が設けられており、ここに太陽電池パネル60が収納されている。棒体セット40は、二本一組で連結することで長い棒体となる丸棒であり、下端側を構成する丸棒の下端には、本体部10の前記棒体保持部12に設けられた雌ネジに係合する雄ネジが形成されている。
次に、以上のような構成を有する簡易トイレ兼用ゴミ収納庫Xの使用方法について説明する。平時においては、図1に示すように、内部にポリエチレン製のバケツBを内部に載置し、バケツB内にゴミを入れて保管する。本体部10には上蓋11があるので、バケツBの蓋を省略して使用することができる。
一方、災害時には、まず、上蓋21を背面側まで開き、内部のバケツBを取り出し、図4に示すように便座形成部20の前面板21を脚板21aにより支えるようにして水平状態とする。そして、便座形成部20内部に収納している袋30、棒体セット40、目隠しシート50を取り出し、さらに、本体部10底面から太陽電池パネル60を取り出す。次に、棒体セット40を組み立てて長い棒体とし、本体部10の棒体保持部12に立設固定する。次に、立設した棒体に図5に示すように目隠しシート50を広げて掛ける。目隠しシート50は外部から透けない薄いシートであり、棒体に引っ掛けたときに本体部10の下端近傍まで覆う長さを有する。また、目隠しシート50の前面側はシートの端同士が重なって出入り口を構成するようになっている。さらに、目隠しシート50の上面には、太陽電池パネル60の四隅に係合する三角の布からなるパネル固定部51が設けられているので、ここに太陽電池パネル60を固定し、太陽電池パネル60のコードを便座形成部20のLEDランプ23の電力入力端子に接続する。以上で簡易トイレが完成する。使用者がトイレとして使用する場合、凝固剤の入った合成樹脂の袋30を前面板21の穴21bに装着して用を足せばよい。また、太陽電池パネル60によって充電されたLEDランプ23が簡易トイレの内部を照らすことができるので、夜間でも使用が可能となる。
なお、上記実施形態では、説明していないが、便座形成部20には前面板21を閉じた状態で保持するための錠を設けておくことが望ましい。また、便座形成部20は背面の側壁に設けているが、左右いずれかの側壁に設けるようにしてもよい。さらに、本体部10が大きい場合は、複数の便座形成部20を並べて間に仕切りを設けることができるようにしてもよい。そして、上記実施形態では目隠しシート50を予め収納しているが、災害時でもカーテンは損傷せず残っていることが多いと考えられるので、目隠しシート50を収納せずに家庭用のカーテンを目隠しシートとして転用するようにてもよい。また、目隠しシート50の太陽電池パネルの固定手段としては、太陽電池パネル背面に面ファスナーの係合部を設けるとともに、目隠しシート50に面ファスナーの被係合部を設けたり、太陽電池パネル側に穴を設け、シート側にこれ通して結ぶための紐を設けたり、シート側に太陽電池パネルに係合する金具を設けたり等種々の変更が可能である。
さらに、図6(a)に示すように、本体部10の底板に穴13を設け、これを蓋板14で塞ぐようにしてもよい。穴13は便座形成部20の前面板21を倒したときに、前面板21の穴21bに重なるように設けられるものである。このように本体部10の底板に穴13を設けることで、設置場所の地面に穴を掘ったり、設置場所の地面に予め穴を形成しておいたりすることで、図6(b)に示すように蓋板14を取り去ってから、便座形成部20の前面板21を倒すと、便座となる穴21bの直下に、地面の穴が重なることとなるので、当該穴に糞尿を入れるようにすることができる。そして、当該穴が土に形成される深い穴であればそのまま糞尿を埋めることができ、また、処理材を当該穴の中に入れバイオトイレとして使用することもできる。なお、本体部10の底板の裏に棚を有する場合には、棚板を取り外せるようにするか、棚板にも穴を設けるようにしておけばよい。
X 簡易トイレ兼用ゴミ収納庫
10 本体部
11 上蓋
12 棒体保持部
20 便座形成部
21 前面板
21b 穴
22 背面板
23 LEDランプ
40 棒体セット
50 目隠しシート
51 パネル固定部

Claims (3)

  1. ゴミ又はゴミ箱を収納する直方体状の箱体からなる本体部と、
    本体部の内側の側壁に固定される扁平な箱体からなり、前面板が両側面板に水平軸周りに回転可能に固定されるとともに、ほぼ水平状態で回転が規制されるように形成され、当該前面板には便座を形成するための穴が設けられている便座形成部と、
    を有する簡易トイレ兼用ゴミ収容庫。
  2. 前記本体部は、上面にヒンジにより90度以上回転して開く蓋体又は取り外せる蓋体を有することで上面が開放可能に形成されるものであって、
    前記便座形成部内部に収納される四本の棒体と、
    前記開放された本体部上面の四隅に設けられる前記棒体を立設固定する棒体保持部と
    を有する請求項1に記載の簡易トイレ兼用ゴミ収容庫。
  3. 前記本体部内部に設けられる充電式のランプと、
    前記本体部内外に着脱可能に保持される、前記ランプに接続可能な太陽電池パネルと、
    前記棒体保持部に立設された棒体に掛けられることで前記本体部を覆う、前記便座形成部内に収納されるシート体であって、前記太陽電池パネルを保持する太陽電池パネル保持手段を有するシート体と
    を有する請求項2に記載の簡易トイレ兼用ゴミ収容庫。
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