JP5308095B2 - 防災用収納箱 - Google Patents
防災用収納箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5308095B2 JP5308095B2 JP2008203320A JP2008203320A JP5308095B2 JP 5308095 B2 JP5308095 B2 JP 5308095B2 JP 2008203320 A JP2008203320 A JP 2008203320A JP 2008203320 A JP2008203320 A JP 2008203320A JP 5308095 B2 JP5308095 B2 JP 5308095B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage box
- space
- disaster prevention
- storage
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
トイレの個数不足に対しては、非特許文献1のような、建設現場等に設置される仮設トイレを多数、被災地に投入することで解消させることができる。しかし、このような仮設トイレは、機能本位な構成、外観であって、女性には敬遠される恐れがあった。
これは平常時および非常時のいずれにおいても設置スペースを有効に活用することが可能な物置を提供することにあるとされ、物置等の建物の床下空間のデッドスペースの有効利用に着目したものであった。
日野興業株式会社 取扱商品 仮設トイレ 2008年7月14日検索 インターネット<URL http://www.hinokogyo.co.jp/main/products/toilet01.html>
即ち、小部屋の組立の迅速性、簡易性が発揮され、さらに男女を問わずにプライバシーが保護されて使い勝手がよい収納箱を提供することができる。
さらに、収納スペースの設置物に従って、多用途に利用することができる収納箱となっている。
図1及び図2は実施形態に係る防災用収納箱の外観正面図及び同外観背面図、図3は同防災用収納箱の通常時の水平断面図、図4は同正面視縦断面図、図5は同側面視縦断面図である。
図6は実施形態に係る防災用収納箱の非常時の水平断面図、図7は同正面視縦断面図、図8は同側面視縦断面図である。
これらの各図及び後述の各図において、同一の構成は同一の符号を付して重複した説明を省略する。
一方、図6〜図8に示したように、地震等の災害発生の非常時には防災用品等が搬出された後に、前記床面3を壁面4側に移動させることで前記収納スペース11を倉庫スペース10に臨ませると共に、前記仕切板5により、前記倉庫スペース10を収納スペース11毎に区間可能としている。
その他、前記収納箱1の設置場所に応じて、収納対象は変わってくる。例えば、設置場所が公園内であれば、公園の管理に必要な物品が含まれる。また、設置場所が公的な会館等であれば、会館の器具備品等が含まれる。
前記収納箱1は、主として動産的に組立可能なもの、移築可能なものであって、例えばユニットハウス、仮設ハウス、倉庫、多目的ハウス等と称され、物等を収納できる建物である。また、ユニット建物のように規格化され、連設されるようなものも含まれる。
前記収納箱1の外壁12、屋根13、床14等はパネル式となっていて、現地設置でのノックダウンが可能となっている。
その他、前記収納箱1の使用目的に応じて、倉庫スペース10の他に、居住用の空間や事務所用の空間等を設けてもよく、その場合には居住空間等の中に独立する小部屋2を区画可能に構成してもよい。
前記床面3は、収納スペース11に応じて、分割されており、図9A〜同9Dは分割された床面3の構成例を示すものである。図9Aは床面3の平面図、図9Bは床面3をドア15側からみた正面図、図9Cは側面図、図9Dは床面3の折畳状態を示す側面図である。
前記床本体30は、断面略U字アングル33によりその強度が補強されている。
前記ボード31は、ドア15からの視線に対し収納スペース11をカバーするものでもある。
前記仕切板5は、その一端50aが壁面4側に回転自在に固定されて、水平方向に展開自在に取り付けられる第1の仕切材50と、その他端に水平方向に展開自在に連結された第2の仕切材51と、その他端に水平方向に展開自在に連結され第3の仕切材52からなる。
一方、非常時においては、隣接する収納スペース11上の倉庫スペース10の間仕切りとなって、利用者のプライバシーの保護を確保できるようになっている。
次に、収納スペース11Aと11Bの境界に位置させた仕切板5の第3仕切材52、第2仕切材51及び第1仕切材50を順次展開させつつ、各仕切板の各下端を前記固定間仕切板6の仕切板サポート部63に配置する。その際にピン53などを仕切板サポート部63の孔に落とし込む。
収納スペース11に便器8が収納されている場合には、その便器8は便槽80と一体のものを収納しておいてもよい。下水管に隣接して収納箱1を設置できる場合には、便器8からパイプ等を介して下水管への直流方式でもよい。
1. 収納箱1の収納スペース11の使用目的、用途を自由に設定でき、倉庫スペース10が、その目的、用途に応じた小部屋2を備えた空間に可変可能である。
2. 各小部屋2の独立性が高いので、非常時に際してもプライバシーの保護を図ることができる。
3. 前記小部屋2は、折畳、展開できる仕切板5により構成されるので、通常時には倉庫スペース10の機能を害することなく、非常時には迅速に小部屋2を設置することができる。また、収納箱1の壁面4を小部屋の一部に利用することで、仕切板5の構成部材を少なくすることができる。
4. 展開することができる仕切板5及び収納することができる床面3としたことで、非常時には迅速に小部屋2を設置することができる。
5. また、展開された仕切板5は簡単に折畳むことができ、収納された床面3は簡単に敷設でき、再度倉庫スペース10に可変させることができる。
10 倉庫スペース
11 収納スペース
12 外壁
13 屋根
14 床
15 ドア
16 換気扇
17 太陽電池パネル
2 小部屋
3 床面
30 床面本体
31 ボード
32 取手
33 アングル
4 壁面
5 仕切板
50 第1の仕切材
51 第2の仕切材
52 第3の仕切材
6 固定間仕切板
Claims (5)
- 防災用品等を収納可能な防災用収納箱であって、
その内部に倉庫スペースとその下に少なくとも1つ収納スペースを備えると共に、
前記収納スペースのカバーとなる床面と、壁面側に折畳まれ、且つ、展開時に前記収納スペースの上方の倉庫スペースを仕切りことができる仕切板を備えた防災用収納箱において、
前記床面を壁面側に移動させることで前記収納スペースを倉庫スペースに臨ませると共に、前記仕切板により、前記倉庫スペースを収納スペース毎に区間可能な小部屋を形成することを特徴とする防災用収納箱。 - 前記収納スペースには便器が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の防災用収納箱。
- 前記小部屋の一面は、防災用収納箱の壁面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の防災用収納箱。
- 前記仕切板は隣接する各小部屋に共用されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の防災用収納箱。
- 前記小部屋は防災用収納箱の壁面に沿って隣接して配置可能なことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の防災用収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008203320A JP5308095B2 (ja) | 2008-08-06 | 2008-08-06 | 防災用収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008203320A JP5308095B2 (ja) | 2008-08-06 | 2008-08-06 | 防災用収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010037851A JP2010037851A (ja) | 2010-02-18 |
JP5308095B2 true JP5308095B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=42010682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008203320A Expired - Fee Related JP5308095B2 (ja) | 2008-08-06 | 2008-08-06 | 防災用収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5308095B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6045815B2 (ja) * | 2012-05-24 | 2016-12-14 | 北勢工業株式会社 | 緊急時トイレ機能を有する倉庫 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3775792B2 (ja) * | 2002-12-27 | 2006-05-17 | 株式会社ジーアイ・コーポレーション | 災害時用折り畳み式トイレ |
JP3983262B1 (ja) * | 2006-06-23 | 2007-09-26 | 友之 飯高 | 物置、物置用トイレキット |
JP4933851B2 (ja) * | 2006-07-05 | 2012-05-16 | 株式会社テイル | 非常時のサポートユニット |
-
2008
- 2008-08-06 JP JP2008203320A patent/JP5308095B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010037851A (ja) | 2010-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW201030217A (en) | Prefabricated container house | |
JP5388160B2 (ja) | 仮設ルーム | |
JP5308095B2 (ja) | 防災用収納箱 | |
JP3983262B1 (ja) | 物置、物置用トイレキット | |
JP6280666B1 (ja) | シェルター型システムバス及び剛性フレーム | |
JP2013036325A (ja) | 早期設置型仮設住宅 | |
US11879257B2 (en) | Shipping container based portable temporary/relief housing unit | |
JP2007154506A (ja) | 簡易トイレ及び非常用トイレ設備 | |
JP3183232U (ja) | 集合型簡易トイレ | |
JP5466845B2 (ja) | 防災用収納箱 | |
CN201276756Y (zh) | 一种多层组合式房屋 | |
JP5165401B2 (ja) | 囲塞式建築物となりうる壁状建築物及びそれに使用されるユニット | |
KR20180120516A (ko) | 임시 주거용 구조물 | |
JP6538551B2 (ja) | 防災シェルター及び該防災シェルターの構築方法 | |
JP5308094B2 (ja) | 防災用収納箱 | |
PL175986B1 (pl) | Budynek z dwupoziomowymi pomieszczeniami mieszkalnymi wyposażony w zespół zewnętrznych kabin sektorowych połączonych ze ścianą tego budynku oraz sposób wznoszenia budynku z dwupoziomowymi pomieszczeniami mieszkalnymi wyposażonego w zespół zewnętrznych kabin sektorowych połączonych ze ścianą tego budynku . | |
GB2432853A (en) | Cubicle containing a toilet folds into compact enclosure for easy transportation and storage | |
JP3021465U (ja) | 災害備品収納庫 | |
JP2015137455A (ja) | 配管収納ユニットの設置構造 | |
JPH0542136Y2 (ja) | ||
JP3693967B2 (ja) | 非常用簡易トイレブース | |
KR102504782B1 (ko) | 공유 건물 시스템 | |
JP2001115662A (ja) | 避難ボックスを設けた住宅 | |
JP6967645B1 (ja) | 緊急時における男子用小便具 | |
US11739546B2 (en) | Modular shelter pods |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110617 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |