JP3693967B2 - 非常用簡易トイレブース - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,例えば地震,火山噴火等の自然災害が発生したような特殊事情の下において好適に設置使用される非常用簡易トイレブースに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
自然災害の発生時には避難民の殺到によるトイレ数の不足,水道等ライフラインの損壊による水洗を状態とするトイレ使用の不能といった事態が予想されるところ,この種自然災害の到来を予想することによって医療品,食料,水,毛布等備蓄品の確保は相当程度なされているが,トイレ数の不足,トイレ使用不能といった事態には必ずしも充分な対策がなされているとはいい難い状況にある。
【0003】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので,その解決課題とするところは,このように自然災害発生時に緊急に設置することによって非常用のトイレ確保をなし得るとともに備蓄に際して省スペース保管や大量同時搬送をなし得るようにした非常用簡易トイレブースを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題に添って本発明は,道路,公園,建物近傍等に多数配置されることによって全国に存在している下水道マンホールに着目し,そのスチール製のマンホール蓋を外すことによって該マンホールが下水道に直結した開口をなすことから,自然災害発生時に緊急に下水道マンホールを活用して非常用トイレを設置使用可能に構成するとともに平常時やその搬送時にはコンパクトな折畳保管や折畳搬送を可能として現場において拡開伸張することによってその設置を可及的スムーズ且つ簡易になし得るようにするとともに前面に出入用のドアを具備して扁平折畳自在に構成したトイレブース本体と,該トイレブース本体に一体的に配置して面内に便器形成用又は便器設置用の透孔を具備した床パネルと,トイレブース本体を覆う折畳み自在の屋根とを備えて設置の簡易性を損なうことなく,トイレ使用者の安心感を確保し,雨天に対応し得るようにしたものであって,即ち請求項1に記載の発明を,正背面に対して左右側面を山折自在又は谷折自在とすることによって扁平折畳自在とし且つ正面に出入用のドアを具備して構成したトイレブース本体と,正背面の前後に分割構成して上記トイレブース本体の正背面にそれぞれ前後方向一方の端部をヒンジ連結して該正背面前後面間に折畳収納自在に配置し面内に便器形成用又は便器設置用の透孔を具備した床パネルと,正面側に寄った偏位の位置で折畳み自在にしてトイレブース本体の正面側上端にヒンジ連結することによって載置固定し背面側において非固定状態に配置することによってトイレブース本体を覆い且つ折畳み状態でトイレブース本体上に残存する幅狭パネルと背面側に折曲重合する幅広パネルとによる片流れ屋根とを備え,上記トイレブース本体の面積を下水道マンホールの開口面積より大きく且つ上記床パネルの透孔を該下水道マンホールの開口上に配置可能の大きさと形状として下水道マンホール据置自在としてなることを特徴とする非常用簡易トイレブースとし,請求項2に記載の発明を,正背面に対して左右側面を山折自在又は谷折自在とすることによって扁平折畳自在とし且つ正面に出入用のドアを具備して構成したトイレブース本体と,正背面の前後に分割構成して上記トイレブース本体の正背面にそれぞれ前後方向一方の端部をヒンジ連結して該正背面前後面間に折畳収納自在に配置し面内に便器形成用又は便器設置用の透孔を具備した床パネルと,正背面中央位置で山折り自在にしてトイレブース本体の正背面上端にヒンジ連結することによってトイレブース本体を覆い且つその折畳み状態で上方空間に重合起立状に折畳み自在の切妻屋根とを備え,上記トイレブース本体の面積を下水道マンホールの開口面積より大きく且つ上記床パネルの透孔を該下水道マンホールの開口上に配置可能の大きさと形状として下水道マンホール据置自在としてなることを特徴とする非常用簡易トイレブースとしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下図面の例に従って本発明を更に具体的に説明すれば,図1乃至図6の例において,Aは据置トイレを構成する非常用簡易トイレブースであり,該トイレブースAは,トイレブース本体1と,該トイレブース本体1に配置した床パネル2と,本例にあって同じくトイレブース本体1に配置した屋根3とを備えたものとしてある。
【0006】
トイレブース本体1は,前面に出入用のドア12を具備して扁平折畳自在に構成したものとしてあり,床パネル2は,該トイレブース本体1に配置して面内に便器形成用又は便器設置用の透孔23を具備したものとしてあり,また本例において屋根3は,トイレブース本体1を覆うようにこれを配置したものとしてある。
【0007】
本例のトイレブース本体1は,その正背面に対して左右側面を山折自在又は谷折自在とすることによって扁平折畳自在としてあり,即ち本例にあってトイレブース本体1は,外周4面を囲繞被覆するようにドア12付きの正面パネル乃至正面フレーム11,背面パネル14,左右両側の側面パネル15とを備えるとともに正面パネル乃至正面フレーム11と背面パネル14に直接又は間接にそれぞれ左右両側の側面パネル15をヒンジ4連結することによって該側面パネル15を谷折自在として,前後に扁平折畳自在としたものとしてあり,本例において該谷折は,側面パネル15を前後中央位置で分割した各2枚の分割パネル17を用い,これを該中央位置で,直接又は中間枠を介してヒンジ4連結することによって自在としてあり,このように側面パネル15を谷折することによって該側面パネル15を正背面間に折畳収容自在とし,トイレブース本体1を正面パネル乃至正面フレーム11の幅に折り畳めるようにして,その両側の側面パネルが左右にそれぞれ突出して該幅が側面パネルによって拡大するのを防止し,幅を含めた折畳寸法を可級的にコンパクト化し得るようにして,その備蓄保管性,大量搬送性を更に向上するようにしてある。
【0008】
本例にあって該側面パネル15は,側面において上記正面パネル乃至正面フレーム11の端部から側面内側方向に直交する端部枠16を配置し,該端部枠16に上記分割パネル17をヒンジ4連結するとともにその正背面,即ち前後中央位置における上記中間枠を介したヒンジ4連結を行ってあり,このとき本例のヒンジ4は,ヒンジ連結する一方の部材に長尺の軸を,他方の部材に長尺の軸受を配置し,これらを嵌合することによって相互に回動自在のヒンジをなすようにしたアルミ,樹脂等の押出成型材による全面ヒンジを用い,これら軸と軸受を長手方向に一連且つ一体とすることによってヒンジ4連結を双方の部材間の全長に亘ってこれらの間を密封するようにし,トイレとしての遮断性を高度に確保したものとしてある。
【0009】
床パネル2は,正背面の前後に分割構成して上記トイレブース本体1の正背面にそれぞれ前後方向一方の端部をヒンジ4連結して該正背面前後面間に折畳収納自在としてあり,本例の床パネル2は,これを正背面中央位置で分割した2枚の分割床パネル21を用い,その各前後一方の端部をトイレブース本体1の上記正面パネル乃至正面フレーム11又は背面パネル14の下端部分,本例にあっては下端の下枠にヒンジ4連結することによって起倒自在とすることによってその折畳収納を自在としてあり,このとき該ヒンジ4は上記と同様に全面ヒンジを用いてその全長に亘ってこれら部材間を密封するようにしてあり,また上記2枚の分割床パネル21は,その非ヒンジ連結側の自由端側を開口するように上記透孔23の1/2の形状をなすようにそれぞれ切欠き部を形成してあり,転倒することによって分割床パネル21が床パネル2をなすときに,これら切欠き部により上記透孔23を形成するようにしてある。
【0010】
分割床パネル21の切欠き部によって形成される透孔23は,本例にあって矩形長孔とした便器形成用のものとしてあり,このとき該透孔23の長手方向一端には,分割床パネル21の一方又は双方にヒンジ4連結することによって起倒自在とし,該透孔23に部分的に嵌合するように配置した,前後に一体又は前後に2分割の,例えば床パネル材によって形成した起倒自在の金隠し24を備えたものとしてある。
【0011】
このとき上記トイレブース本体1の面積は,これを下水道マンホールBの開口面積より大きく且つ上記床パネル2の透孔23を該下水道マンホールBの開口上に配置可能の大きさと形状とし,これによってトイレブースAを下水道マンホールB据置自在としてある。
【0012】
即ち本例にあってトイレブース本体1は,標準的な平面円形をなす下水道マンホールBに据置設置することによって非常用トイレを簡易に形成し得るように,例えば幅及び奥行を1m程度乃至それ以上にして,面積を1m2程度乃至それ以上とした断面方形又は矩形をなすものとするとともに透孔23がマンホール蓋を開けて地表に露出した下水道マンホールB開口上に位置するようにして糞尿を該マンホールB内に自然落下自在とするようにしてある。
【0013】
屋根3は,トイレブース本体1の前後面の上端に山折又は谷折自在に配置することによって,上記トイレブース本体1を覆うようにしてあり,本例にあって該屋根3は正面側に寄った偏位の位置で折畳み自在にしてトイレブース本体1の正面側上端にヒンジ4連結することによって載置固定し背面側において非固定状態に配置することによってトイレブース本体1を覆い且つ折畳み状態でトイレブース本体1上に残存する幅狭パネル31と背面側に折曲重合する幅広パネル31とによる片流れ屋根としてあり,即ち該屋根3は,正背面の前後に分割した一対の分割屋根パネル31を用いて,これらを該偏位位置乃至背面側幅広の分割屋根パネル31における中間位置で谷折自在に,例えば同様に長手方向全長に亘って相互を密封するように全面ヒンジを用いることによってヒンジ4連結するとともに正面側幅狭の分割屋根パネル31を正面パネル乃至正面フレーム11の上端部分に,その前方にやや庇を形成するように載置固定し,背面側幅広の分割屋根パネル31を非固定状態として配置し,トイレブース本体1を拡開伸張することによって側面パネル15と背面パネル14上に屋根3を形成するようにする一方,トイレブース本体1を前後に扁平状に折畳むことによって上記正面側幅狭の分割屋根パネル31がそのまま正面パネル乃至正面フレーム11上に残存するとともに背面側幅広の分割屋根パネル31が背面パネル14の外側に垂下してその折曲重合状の折畳みを行うようにしてあり,これにより屋根3の折畳みに際してトイレブース本体1の高さを変化するのを防止して,その備蓄保管や搬送をトイレブース本体1の高さを前提にして行い得るようにしてある。
【0014】
このとき本例の屋根3は,これを片側の背面側に向けて下降傾斜した片流れ屋根をなすものとしてあるが,妻側をなすように配置される上記側面パネル15の上端を該片流れ屋根の形状に合せて下降傾斜することによって該側面パネル15と屋根3との間に空隙が生じるのを防止するようにしてある。
【0015】
図中13はドア12の施錠用ラッチ,18は側面パネル14に配置した換気口,19は側面パネル14と屋根3間に介設して屋根3を受止めするクッション材,23は床パネル2における各分割パネル21のヒンジ4連結側端部及び中間位置に下向きに設置して,下水道マンホールB近傍の地表に載置することによって該床パネル2の荷重を支持する支持脚,41は,上記分割屋根パネル31をその背面側幅広の分割パネル21における中間位置で谷折自在にヒンジ4連結することによって,例えば分割パネル21間及び上記背面側幅広の分割パネル21の背面側位置に介設配置するようにして,屋根3を持ち上げ方向に上方に回動自在とすることによって,本例にあって屋根3,例えばその重合枠32とトイレブース本体1,例えばその背面パネル14との係合を容易に解除し得るようにして,トイレブース本体1の折畳みをスムーズになし得るようにした,それぞれ同じく全面ヒンジを用いて密封性を確保するようにした屋根持ち上げ用のヒンジである。
【0016】
このように形成した簡易トイレブースAは,折畳み状態で備蓄保管して非常時に所定場所に搬送し,該所定場所において近傍に存在する下水道マンホールBのマンホール蓋を外し,その開口上に床パネル2の透孔23を配置するように,トイレブース本体1を拡開伸張して周縁の地表に載置又は載置固定,例えば載置後にL字金具を介してアンカー5固定を施すことによって,これを据置設置してトイレ使用に供するように用い,その後に下水道マンホールB及び簡易トイレブースAを洗浄し,これを撤去し,折畳み状態として再び搬送,備蓄保管するようにすればよい。
【0017】
図7乃至図9は,他の例を示したもので,本例にあって簡易トイレブースAは,その基本的構成を上記と同様のものとするが,床パネル2に具備した透孔23を,上記便器形成用のものに代えて,便器25設置用のものとし,また屋根3を,上記片流れ屋根に代えて切妻屋根とした点において異なる構成のものとしてある。
【0018】
即ち本例の床パネル2は,上記金隠しを設置することなく,透孔23をやや小さめの円形乃至その類似形状として,該透孔23に陶器製,ステンレス製等の便器25を嵌合装着することによって,床パネル2に便器25を設置して非常用トイレとして使用するようにしてある。
【0019】
また本例の屋根3は,正背面中央位置で山折り自在にしてトイレブース本体1の正背面上端にヒンジ4連結することによってトイレブース本体1を覆い且つその折畳み状態で上方空間に重合起立状に折畳み自在の切妻屋根としてあり,即ち該屋根3は,正背面中央位置で前後に分割した同幅一対の分割屋根パネル31を用いて,これらを該中央位置でヒンジ4連結するとともに各前後一方の端部をトイレブース本体1の上記正面パネル乃至正面フレーム11又は背面パネル14の上端部分にヒンジ4連結することによって山折自在として,トイレブース本体1を拡開伸張することによって拡開伸張して該トイレブース本体1上に切妻屋根を形成するようにする一方,トイレブース本体1を折畳むことによって各分割屋根パネル31が山折して,該分割屋根パネル31が,一般に空いている上方空間に重合起立状の折畳みをなすようにしてあり,これにより折畳厚さを可及的に薄くして,倉庫,屋外設置場等の上方空間使用可能の場所における備蓄保管やトラック搬送を行うようにしたものとしてある。
【0020】
なお上記分割屋根パネル31のヒンジ4連結も,上記と同様に全面ヒンジを用いて長手方向全長に亘って相互にこれらを密封するようにしてあり,また本例の屋根3は,上記切妻屋根をなすものとして中央からその前後方向にそれぞれ下降傾斜した形状をなすようにしてあるが,妻側をなすように配置される上記側面パネル15の各分割パネル17の上端を該切妻屋根に合せてそれぞれ前後方向に下降傾斜することによって,同様に側面パネル15の上端に空隙が生じるのを防止するようにしてある。
【0021】
本例の簡易トイレブースAも,上記と同じく,折畳み状態で備蓄保管して非常時に所定場所に搬送して据置設置してその使用に供し,洗浄撤去とその後の搬送,備蓄保管を行うように用いればよいが,このとき,例えば同時に搬送した市販の便器25を床パネル2の透孔23に設置することによって便器付きの非常用トイレとして使用すればよい。
【0022】
その余は上記例と基本的に変らないので,同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0023】
図示した例は以上のとおりとしたが,上記各パネルやドアを,図示したもののように外枠と該外枠内にパネル材を嵌着乃至張設したものとする他,パネル材単体でこれを構成したものとすること,ヒンジ連結をヒンジ金物によって行うこと,ヒンジ連結に上記全面ヒンジを用いるとき,軸と軸受とをそれぞれ形成したヒンジ部材を連結する部材に固定して軸と軸受を嵌合することによって,これを構成すること等を含めて,本発明の実施に当って,トイレブース本体,そのドア,床パネル,その透孔,必要に応じて用いるヒンジ,屋根等の各具体的構造,形状,材質,これらの関係,下水道マンホールとの関係等は,発明の要旨に反しない限り様々な形態のものとすることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上のとおりに構成したから,道路,公園,建物近傍等に多数配置されることによって全国に存在し,そのスチール製のマンホール蓋を外すことによって下水道に直結した開口を有する下水道マンホールを活用して非常用トイレを設置使用可能に構成するとともに平常時やその搬送時にはコンパクトな折畳保管や折畳搬送を可能として現場において拡開伸張することによってその設置を可及的スムーズ且つ簡易になし得るようにするとともに前面に出入用のドアを具備して扁平折畳自在に構成したトイレブース本体と,該トイレブース本体に一体的に配置して面内に便器形成用又は便器設置用の透孔を具備した床パネルと,トイレブース本体を覆う折畳み自在の屋根とを備えて設置の簡易性を損なうことなく,トイレ使用者の安心感を確保し,雨天に対応し得るようにして,自然災害発生時に緊急に設置使用可能とするとともに平常時やその搬送時にはコンパクトな折畳保管や折畳搬送を可能として現場において拡開伸張することによってその設置を可及的スムーズ且つ簡易になし得るようにして,自然災害発生時の非常用トイレ確保と備蓄に際して省スペース保管や大量同時搬送を可能とする非常用簡易トイレブースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 非常用簡易トイレブースの要部を併記した使用状態を示す一部切欠斜視図である。
【図2】 非常用簡易トイレブースの折畳状態を示す斜視図である。
【図3】 使用状態の図1А−A線縦断面図である。
【図4】 使用状態の図1B−B線縦断面図である。
【図5】 図1のC−C線横断面図である。
【図6】 側面パネルの折畳状態を示す側面パネル部分の横断面図である。
【図7】 他の例の非常用簡易トイレブースの要部を併記した使用状態を示す一部切欠斜視図である。
【図8】 図7の非常用簡易トイレブースの折畳状態を示す斜視図である。
【図9】 使用状態の図7А−A線縦断面図である。
【符号の説明】
A 簡易トイレブース
B 下水道マンホール
1 トイレブース本体
2 床パネル
3 屋根
4 ヒンジ
12 ドア
23 透孔
25 便器
Claims (2)
- 正背面に対して左右側面を山折自在又は谷折自在とすることによって扁平折畳自在とし且つ正面に出入用のドアを具備して構成したトイレブース本体と,正背面の前後に分割構成して上記トイレブース本体の正背面にそれぞれ前後方向一方の端部をヒンジ連結して該正背面前後面間に折畳収納自在に配置し面内に便器形成用又は便器設置用の透孔を具備した床パネルと,正面側に寄った偏位の位置で折畳み自在にしてトイレブース本体の正面側上端にヒンジ連結することによって載置固定し背面側において非固定状態に配置することによってトイレブース本体を覆い且つ折畳み状態でトイレブース本体上に残存する幅狭パネルと背面側に折曲重合する幅広パネルとによる片流れ屋根とを備え,上記トイレブース本体の面積を下水道マンホールの開口面積より大きく且つ上記床パネルの透孔を該下水道マンホールの開口上に配置可能の大きさと形状として下水道マンホール据置自在としてなることを特徴とする非常用簡易トイレブース。
- 正背面に対して左右側面を山折自在又は谷折自在とすることによって扁平折畳自在とし且つ正面に出入用のドアを具備して構成したトイレブース本体と,正背面の前後に分割構成して上記トイレブース本体の正背面にそれぞれ前後方向一方の端部をヒンジ連結して該正背面前後面間に折畳収納自在に配置し面内に便器形成用又は便器設置用の透孔を具備した床パネルと,正背面中央位置で山折り自在にしてトイレブース本体の正背面上端にヒンジ連結することによってトイレブース本体を覆い且つその折畳み状態で上方空間に重合起立状に折畳み自在の切妻屋根とを備え,上記トイレブース本体の面積を下水道マンホールの開口面積より大きく且つ上記床パネルの透孔を該下水道マンホールの開口上に配置可能の大きさと形状として下水道マンホール据置自在としてなることを特徴とする非常用簡易トイレブース。
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