JPH05311840A - 外装板 - Google Patents
外装板Info
- Publication number
- JPH05311840A JPH05311840A JP14625892A JP14625892A JPH05311840A JP H05311840 A JPH05311840 A JP H05311840A JP 14625892 A JP14625892 A JP 14625892A JP 14625892 A JP14625892 A JP 14625892A JP H05311840 A JPH05311840 A JP H05311840A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joints
- plate
- pillar
- vertical
- exterior
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】外装板間、および柱部の縦目地を際立たせるこ
となく外壁を形成でき、その見映えを向上しうる。 【構成】外面に上下方向にのびる複数本の縦目地2…
と、横方向にのび縦目地2…を継ぐ横目地3…とを設け
ることにより前記縦目地2、横目地3によって囲まれる
矩形域4…を形成するとともに、隣り合う縦目地2、2
間は、この外装板1、1間に配される柱の巾の略同一の
柱巾長さLを含む複数の異なる長さとし、かつ前記矩形
域4に、向きの異なる複数種類の縞模様5…の1つを施
す。
となく外壁を形成でき、その見映えを向上しうる。 【構成】外面に上下方向にのびる複数本の縦目地2…
と、横方向にのび縦目地2…を継ぐ横目地3…とを設け
ることにより前記縦目地2、横目地3によって囲まれる
矩形域4…を形成するとともに、隣り合う縦目地2、2
間は、この外装板1、1間に配される柱の巾の略同一の
柱巾長さLを含む複数の異なる長さとし、かつ前記矩形
域4に、向きの異なる複数種類の縞模様5…の1つを施
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、隣り合って配される外
装板間の縦目地、あるいは柱の外方に配される柱カバー
板と外装板との間の縦目地を際立たせることなく外壁を
形成でき、その見映えを向上しうる外装板に関する。
装板間の縦目地、あるいは柱の外方に配される柱カバー
板と外装板との間の縦目地を際立たせることなく外壁を
形成でき、その見映えを向上しうる外装板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、壁、床などをパネルを用いて形成
するいわゆるパネル工法の家屋が普及している。このよ
うなパネル工法の家屋の外壁も、図7に横断面で示すよ
うに、枠材a…を矩形に接合した枠組の内外に内装板
b、外装板cを夫々添着した壁パネルpを例えば布基礎
とその上方に配される水平な梁材との間に建込むことに
より形成される。
するいわゆるパネル工法の家屋が普及している。このよ
うなパネル工法の家屋の外壁も、図7に横断面で示すよ
うに、枠材a…を矩形に接合した枠組の内外に内装板
b、外装板cを夫々添着した壁パネルpを例えば布基礎
とその上方に配される水平な梁材との間に建込むことに
より形成される。
【0003】又併設された前記壁パネルp、p間の間隙
がなす縦目地d1、および壁パネルpの側方に立設され
る柱eの外面を覆う柱カバー板fと壁パネルpとの間隙
がなす縦目地d2には、夫々コーキング剤gが充填され
目地処理が施されていた。
がなす縦目地d1、および壁パネルpの側方に立設され
る柱eの外面を覆う柱カバー板fと壁パネルpとの間隙
がなす縦目地d2には、夫々コーキング剤gが充填され
目地処理が施されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような外装板cの
外面に装飾用として例えばタイル模様などの柄を施すこ
とがしばしばあるが、この場合、前記縦目地d1、d2
が際立って目立ち、外壁の外観を損ねがちであった。
外面に装飾用として例えばタイル模様などの柄を施すこ
とがしばしばあるが、この場合、前記縦目地d1、d2
が際立って目立ち、外壁の外観を損ねがちであった。
【0005】又外装板cにはときとして多少の反りが生
じることがあり、その結果、見映えをさらに低下させる
などの解決すべき課題がある。
じることがあり、その結果、見映えをさらに低下させる
などの解決すべき課題がある。
【0006】本発明は、外装板の外面に縦目地と横目地
とを設け、かつこの縦目地と横目地とによって囲まれた
矩形域に向きの異なる複数種類の縞模様の1つを施すこ
とを基本として、外装板間の間隙がなす縦目地、および
外装板と柱カバー板との間隙がなす縦目地を際立たせる
ことなく外壁を形成でき、その見映えを高め前記課題を
解決しうる外装板の提供を目的としている。
とを設け、かつこの縦目地と横目地とによって囲まれた
矩形域に向きの異なる複数種類の縞模様の1つを施すこ
とを基本として、外装板間の間隙がなす縦目地、および
外装板と柱カバー板との間隙がなす縦目地を際立たせる
ことなく外壁を形成でき、その見映えを高め前記課題を
解決しうる外装板の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、家屋の外壁を
形成する外装板であって、外面に上下方向にのびる複数
本の縦目地と、横方向にのび縦目地を継ぐ横目地とを設
けることにより前記縦目地、横目地によって囲まれる矩
形域を形成するとともに、隣り合う縦目地間は、この外
装板間に配される柱の巾と略同一の柱巾長さを含む複数
の異なる長さとし、かつ前記矩形域に、向きの異なる複
数種類の縞模様の1つを施す。
形成する外装板であって、外面に上下方向にのびる複数
本の縦目地と、横方向にのび縦目地を継ぐ横目地とを設
けることにより前記縦目地、横目地によって囲まれる矩
形域を形成するとともに、隣り合う縦目地間は、この外
装板間に配される柱の巾と略同一の柱巾長さを含む複数
の異なる長さとし、かつ前記矩形域に、向きの異なる複
数種類の縞模様の1つを施す。
【0008】
【作用】外装板の外面に、複数本の縦目地と、この縦目
地を継ぐ横目地とを設けこの縦目地、横目地によって囲
まれる矩形域に、向きの異なる複数種類の縞模様の1つ
を施す。従って、外装板外面が様々な方向の縞模様によ
り光を乱反射し、その結果、凹凸感を醸し出し、高級感
を持たせうるとともに、外装板に生じがちな反りが目立
つことを防止できる。
地を継ぐ横目地とを設けこの縦目地、横目地によって囲
まれる矩形域に、向きの異なる複数種類の縞模様の1つ
を施す。従って、外装板外面が様々な方向の縞模様によ
り光を乱反射し、その結果、凹凸感を醸し出し、高級感
を持たせうるとともに、外装板に生じがちな反りが目立
つことを防止できる。
【0009】又前記縦目地間の長さは、外装板間に配さ
れる柱の巾と略同一の柱巾長さを含むため、柱を覆う柱
カバー板を際だたせることがなく、該カバー板の外装板
とを一体感を持たせて配設でき、外観を向上しうるとと
もに、この柱カバー板と外装板との間隙がなす縦目地、
および併置される外装板間の間隙がなす縦目地を目立た
せることなく外壁を形成でき、その見映えを一層高めう
る。
れる柱の巾と略同一の柱巾長さを含むため、柱を覆う柱
カバー板を際だたせることがなく、該カバー板の外装板
とを一体感を持たせて配設でき、外観を向上しうるとと
もに、この柱カバー板と外装板との間隙がなす縦目地、
および併置される外装板間の間隙がなす縦目地を目立た
せることなく外壁を形成でき、その見映えを一層高めう
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本発明の外装板1は、家屋の外壁Wを形
成でき、かつ外面に上下方向にのびる複数本の縦目地2
…と、横方向にのび縦目地2…を継ぐ横目地3…とを設
けることにより前記縦目地2…、横目地3…によって囲
まれる矩形域4…を形成するとともに、隣り合う縦目地
2、2間は、この外装板1、1間に配される柱Aの巾と
略同一の柱巾長さLを含む複数の異なる長さとし、かつ
矩形域4…に、向きの異なる複数種類の縞模様5…の1
つを施している。
る。図において本発明の外装板1は、家屋の外壁Wを形
成でき、かつ外面に上下方向にのびる複数本の縦目地2
…と、横方向にのび縦目地2…を継ぐ横目地3…とを設
けることにより前記縦目地2…、横目地3…によって囲
まれる矩形域4…を形成するとともに、隣り合う縦目地
2、2間は、この外装板1、1間に配される柱Aの巾と
略同一の柱巾長さLを含む複数の異なる長さとし、かつ
矩形域4…に、向きの異なる複数種類の縞模様5…の1
つを施している。
【0011】前記外装板1は、本実施例では図1に示す
ように、家屋の外壁Wを形成する壁パネルPを構成す
る。
ように、家屋の外壁Wを形成する壁パネルPを構成す
る。
【0012】壁パネルPは、断面矩形の木質材からなる
水平な上枠材15、下枠材16の両端を垂直な縦枠材1
7、17により継いだ矩形の枠組を具えるとともに、そ
の内面には例えば石膏ボードからなる内装板19が添設
され、かつ外面には枠組の側端部分に前記縦枠材17の
外面が露出する小巾の露出部9を残して外装板1が添着
される。
水平な上枠材15、下枠材16の両端を垂直な縦枠材1
7、17により継いだ矩形の枠組を具えるとともに、そ
の内面には例えば石膏ボードからなる内装板19が添設
され、かつ外面には枠組の側端部分に前記縦枠材17の
外面が露出する小巾の露出部9を残して外装板1が添着
される。
【0013】外装板1は、例えばセラミックボードから
なる矩形板体であって、鋳型に形成された凸部と縞模様
とにより、その製造にともない前記縦目地2…と横目地
3…と縞模様5とが形成される。縦目地2は、外装板1
の外面上端から下端まで上下方向にのびる凹状の目地で
あって、隣り合う縦目地2、2は横方向にのびる多数の
凹状の横目地3…により継がれ、この縦目地2と横目地
3とによって種々の大きさの矩形域4…が形成される。
なお上下に隣り合う横目地3、3間には、複数箇所に垂
直かつ小長さの縦目地20…が形成され、前記矩形域4
を小矩形域23に細分している。
なる矩形板体であって、鋳型に形成された凸部と縞模様
とにより、その製造にともない前記縦目地2…と横目地
3…と縞模様5とが形成される。縦目地2は、外装板1
の外面上端から下端まで上下方向にのびる凹状の目地で
あって、隣り合う縦目地2、2は横方向にのびる多数の
凹状の横目地3…により継がれ、この縦目地2と横目地
3とによって種々の大きさの矩形域4…が形成される。
なお上下に隣り合う横目地3、3間には、複数箇所に垂
直かつ小長さの縦目地20…が形成され、前記矩形域4
を小矩形域23に細分している。
【0014】又矩形域4、および前記小矩形域23に
は、横方向、斜め右上方向、斜め右下方向など向きの異
なる縞模様5の1つが施される。なお矩形域4には、縞
模様5が施されない無地のものも含まれてもよい。
は、横方向、斜め右上方向、斜め右下方向など向きの異
なる縞模様5の1つが施される。なお矩形域4には、縞
模様5が施されない無地のものも含まれてもよい。
【0015】このような外装板1として、セラミックボ
ードに化粧塗装を施したものの他、コンクリートパネ
ル、石膏ボードなど種々のものを用いうる。
ードに化粧塗装を施したものの他、コンクリートパネ
ル、石膏ボードなど種々のものを用いうる。
【0016】前記壁パネルPは、例えば家屋の外周通り
に沿って打設された布基礎F上にボルト止めされる断面
L字の長尺な支持金具21の立上げ片21A上端を、前
記下枠材16下面に設けられた条溝22に嵌入すること
によりその下端が支持されるとともに、該壁パネルPの
縦枠材17が近接しかつ前記布基礎F上に立設される角
鋼管からなる柱Aの上部に端部がボルト止めされる例え
ばラチス梁からなる梁材24に、取付金具25を用いて
上端を固定することにより、壁パネルPは布基礎Fと梁
材24との間に建込まれ、外装板1により前記外壁Wを
形成する。
に沿って打設された布基礎F上にボルト止めされる断面
L字の長尺な支持金具21の立上げ片21A上端を、前
記下枠材16下面に設けられた条溝22に嵌入すること
によりその下端が支持されるとともに、該壁パネルPの
縦枠材17が近接しかつ前記布基礎F上に立設される角
鋼管からなる柱Aの上部に端部がボルト止めされる例え
ばラチス梁からなる梁材24に、取付金具25を用いて
上端を固定することにより、壁パネルPは布基礎Fと梁
材24との間に建込まれ、外装板1により前記外壁Wを
形成する。
【0017】取付金具25は、前記上枠材15上に固定
する脚片26と、該脚片26から立上がる立上げ片29
と、該立上げ片29の上端から外方に突出する突片27
を介して垂直に立上がる挟持片30とからなる外金物3
1、およびこの外金物31の前記立上げ片29にボルト
止めされる立片32と、該立片32の上端から内方に突
出する突片33を介して垂直に立上がる挟持片34とか
らなる内金物35を具える。取付金具25は、上枠材1
5上に適宜の間隔を有して複数、例えば2個取付けられ
るとともに、前記挟持片30、34間に前記梁材24の
下弦材24Aを挟み込むことにより壁パネルPの上端を
梁材24に強固に固定する。
する脚片26と、該脚片26から立上がる立上げ片29
と、該立上げ片29の上端から外方に突出する突片27
を介して垂直に立上がる挟持片30とからなる外金物3
1、およびこの外金物31の前記立上げ片29にボルト
止めされる立片32と、該立片32の上端から内方に突
出する突片33を介して垂直に立上がる挟持片34とか
らなる内金物35を具える。取付金具25は、上枠材1
5上に適宜の間隔を有して複数、例えば2個取付けられ
るとともに、前記挟持片30、34間に前記梁材24の
下弦材24Aを挟み込むことにより壁パネルPの上端を
梁材24に強固に固定する。
【0018】壁パネルPは、前記柱Aを挟んでその両側
に配されるとともに、柱Aの外方には柱カバー板10が
取付けられる。
に配されるとともに、柱Aの外方には柱カバー板10が
取付けられる。
【0019】柱カバー板10は、図4に示すように、壁
パネルP、Pの前記露出部9、9に釘着される巾狭かつ
垂直な取付片37、37と、この取付片37、37の向
き合う側縁間を内方に折曲がる段差を介して継ぐ下地片
39とからなる縦長の下地金具40の前記下地片39外
面に添着される縦長矩形の例えばセラミックボード、コ
ンクリートボード、石膏ボードなどからなる板体であっ
て、図3に示すように、複数の横目地11…のみを外面
に形成した板体41を同図に一点鎖線で示すように、前
記柱Aの巾と略同一の前記柱巾長さLを有して切断する
ことにより製造される。なお前記板体41の横目地1
1、11間には、夫々向きの異なる複数種類の縞模様1
2の1つが施される。
パネルP、Pの前記露出部9、9に釘着される巾狭かつ
垂直な取付片37、37と、この取付片37、37の向
き合う側縁間を内方に折曲がる段差を介して継ぐ下地片
39とからなる縦長の下地金具40の前記下地片39外
面に添着される縦長矩形の例えばセラミックボード、コ
ンクリートボード、石膏ボードなどからなる板体であっ
て、図3に示すように、複数の横目地11…のみを外面
に形成した板体41を同図に一点鎖線で示すように、前
記柱Aの巾と略同一の前記柱巾長さLを有して切断する
ことにより製造される。なお前記板体41の横目地1
1、11間には、夫々向きの異なる複数種類の縞模様1
2の1つが施される。
【0020】前記柱カバー板10を前記下地金具40を
用いて柱Aの外方に取付けた後、柱カバー板10と前記
外装板1との間隙がなす縦目地13には、コーキング剤
Kが充填され水密処理が施される。
用いて柱Aの外方に取付けた後、柱カバー板10と前記
外装板1との間隙がなす縦目地13には、コーキング剤
Kが充填され水密処理が施される。
【0021】なお外装板1の外面に設けられた前記縦目
地2…のうち、隣り合う縦目地2、2間の長さは、外装
板1、1間に配される、すなわち本例では壁パネルP、
P間に立設される前記柱Aと略同一の柱巾長さL、より
厳密に記載すれば前記柱カバー板10の前記柱巾長さL
を含むとともに、互いに異ならせている。又この柱巾長
さLを有する縦目地2、2間の外面を、柱カバー板10
の外面と等しく模様付けすることにより、前記縦目地1
3が縦目地2と見分けがつかなくなり、柱カバー板10
と外装板1とにより一体感を持たせて外壁Wを形成で
き、意匠性、および見映えを向上しうる。
地2…のうち、隣り合う縦目地2、2間の長さは、外装
板1、1間に配される、すなわち本例では壁パネルP、
P間に立設される前記柱Aと略同一の柱巾長さL、より
厳密に記載すれば前記柱カバー板10の前記柱巾長さL
を含むとともに、互いに異ならせている。又この柱巾長
さLを有する縦目地2、2間の外面を、柱カバー板10
の外面と等しく模様付けすることにより、前記縦目地1
3が縦目地2と見分けがつかなくなり、柱カバー板10
と外装板1とにより一体感を持たせて外壁Wを形成で
き、意匠性、および見映えを向上しうる。
【0022】又外装板1と柱カバー10との各外面に
は、前記縦目地2…、横目地3…、縞模様5…、横目地
11…、縞模様12が形成されるため、外壁Wが光を乱
反射し、外装板1に生じがちな反りを目隠しうるととも
に、外壁面を凹凸させることにより、高級感を持たせる
ことができる。
は、前記縦目地2…、横目地3…、縞模様5…、横目地
11…、縞模様12が形成されるため、外壁Wが光を乱
反射し、外装板1に生じがちな反りを目隠しうるととも
に、外壁面を凹凸させることにより、高級感を持たせる
ことができる。
【0023】さらに前記柱カバー板10は、横目地11
のみが設けられた前記板体41の切断により形成される
ため、その巾を自由に設定でき、部材効率を向上しう
る。
のみが設けられた前記板体41の切断により形成される
ため、その巾を自由に設定でき、部材効率を向上しう
る。
【0024】図5は、このような板体41の切断、接合
により形成された家屋の出隅部Bに配される断面L字状
のコーナ板43を示し、このコーナ板43は、例えば図
6に示すように、前記出隅部Bに立設される柱Cを覆っ
て配設される。
により形成された家屋の出隅部Bに配される断面L字状
のコーナ板43を示し、このコーナ板43は、例えば図
6に示すように、前記出隅部Bに立設される柱Cを覆っ
て配設される。
【0025】すなわち壁パネルP、Pがその縦枠材1
7、17を柱Cに近接させて直角に配されるとともに、
前記露出部9、9に釘着される巾狭かつ垂直な取付片4
5、45と、この取付片45、45の側縁間を段差を介
して継ぎかつ直角に交わる交わり部46Aを有する下地
片46とからなる下地金具47の前記下地片46外面に
前記コーナ板43が添着され、家屋の出隅部Bにおける
外壁Wを形成する。
7、17を柱Cに近接させて直角に配されるとともに、
前記露出部9、9に釘着される巾狭かつ垂直な取付片4
5、45と、この取付片45、45の側縁間を段差を介
して継ぎかつ直角に交わる交わり部46Aを有する下地
片46とからなる下地金具47の前記下地片46外面に
前記コーナ板43が添着され、家屋の出隅部Bにおける
外壁Wを形成する。
【0026】コーナ板43を構成する垂直な外装板43
A、43Aは、前記板体41の切断により製造されるた
め、その巾を自由に設定でき、部材効率を向上しうると
ともに、その製造を便宜とする。
A、43Aは、前記板体41の切断により製造されるた
め、その巾を自由に設定でき、部材効率を向上しうると
ともに、その製造を便宜とする。
【0027】なお本発明の外装板1は、布基礎F上に配
される土台と該布基礎Fの上方で水平に架設される梁材
との間を継ぐ垂直かつ複数の間柱などに取付けてもよ
い。
される土台と該布基礎Fの上方で水平に架設される梁材
との間を継ぐ垂直かつ複数の間柱などに取付けてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】叙上の如く本発明の外装板は、その外面
に複数本の縦目地と該縦目地を継ぐ横目地を設け、かつ
この縦目地と横目地とによって囲まれる矩形域に向きの
異なる縞模様の1つを施すとともに、隣り合う縦目地間
の長さは、外装板間に配される柱の巾と略同一の柱巾長
さを含むため、例えば前記柱の外方に配される柱カバー
板と外装板との間隙がなす縦目地が際だって目立つこと
を防止でき、外壁の見映えを向上しうるとともに、柱カ
バー板と外装板とを一体感を持たせて取付けでき、意匠
性を向上しうる。
に複数本の縦目地と該縦目地を継ぐ横目地を設け、かつ
この縦目地と横目地とによって囲まれる矩形域に向きの
異なる縞模様の1つを施すとともに、隣り合う縦目地間
の長さは、外装板間に配される柱の巾と略同一の柱巾長
さを含むため、例えば前記柱の外方に配される柱カバー
板と外装板との間隙がなす縦目地が際だって目立つこと
を防止でき、外壁の見映えを向上しうるとともに、柱カ
バー板と外装板とを一体感を持たせて取付けでき、意匠
性を向上しうる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】外装板の正面図である。
【図3】柱カバー板を例示する正面図である。
【図4】柱と外装板とを示す横断面図である。
【図5】コーナ板を例示する斜視図である。
【図6】コーナ板の配置を示す横断面図である。
【図7】従来の技術を説明する横断面図である。
2 縦目地 3 横目地 4 矩形域 5 縞模様 A 柱 L 柱巾長さ W 外壁
Claims (1)
- 【請求項1】家屋の外壁を形成する外装板であって、外
面に上下方向にのびる複数本の縦目地と、横方向にのび
縦目地を継ぐ横目地とを設けることにより前記縦目地、
横目地によって囲まれる矩形域を形成するとともに、隣
り合う縦目地間は、この外装板間に配される柱の巾と略
同一の柱巾長さを含む複数の異なる長さとし、かつ前記
矩形域に、向きの異なる複数種類の縞模様の1つを施し
たことを特徴とする外装板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146258A JPH086435B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 外装板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4146258A JPH086435B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 外装板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05311840A true JPH05311840A (ja) | 1993-11-22 |
JPH086435B2 JPH086435B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=15403674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4146258A Expired - Lifetime JPH086435B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | 外装板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086435B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012241466A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Kmew Co Ltd | 外壁材及び外壁構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5226991B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2013-07-03 | ケイミュー株式会社 | 外壁構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS53119711U (ja) * | 1977-03-01 | 1978-09-22 |
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1992
- 1992-05-12 JP JP4146258A patent/JPH086435B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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JP2012241466A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Kmew Co Ltd | 外壁材及び外壁構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086435B2 (ja) | 1996-01-24 |
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