JPH0531173Y2 - - Google Patents

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JPH0531173Y2
JPH0531173Y2 JP1986037894U JP3789486U JPH0531173Y2 JP H0531173 Y2 JPH0531173 Y2 JP H0531173Y2 JP 1986037894 U JP1986037894 U JP 1986037894U JP 3789486 U JP3789486 U JP 3789486U JP H0531173 Y2 JPH0531173 Y2 JP H0531173Y2
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lock
lever
locking
box
bicycle
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、一側に錠杆の出入口を設けた錠箱
内に、錠箱とほぼ同長以下の長さを有して上記出
入口から臨出する錠杆を摺動自在に備えるととも
に、この錠杆を施錠状態に掛止する錠機構を設
け、錠箱の他側面から着脱自在に挿入されて上記
錠機構に係合する鍵を備えて、主として自転車の
ホークに取り付けて用いられるようにした自転車
用錠に関する。
従来の技術 従来一般に用いられているこの種の自転車用錠
には、錠箱を貫通して前後の端面から突出する長
さの錠杆を備えて、開錠時に錠杆の後部を器体外
に突出させるようにした錠杆貫通型のものと、例
えば実開昭57−217557号公報あるいは実開昭57−
40560号公報のように、錠箱とほぼ同等以下の長
さの錠杆を備えて、開錠時には錠杆を器体外に突
出させないようにした錠杆内蔵型のものとがあ
る。
考案が解決しようとする課題 上記錠杆内蔵型の自転車用錠は、錠杆貫通型の
ように不用意に施錠方向の反対側に突出している
錠杆に触れて施錠される危険がないので安全性に
優れているが、実開昭57−40560号公報の錠には、
錠杆を施錠方向へ移動させる施錠操作レバーの操
作部が、自転車への取付け状態において、錠箱の
下側に大きく突出していて未だ着衣等が引つ掛か
り易いという欠点がある。
また、実開昭57−21557号公報の錠には、鍵穴
に挿入した鍵を回動するかまたは回転させること
によつて施錠するようにして、鍵に施錠操作レバ
ーを兼用させていたので、鍵自体に無理を生ずる
とともに、鍵穴に鍵を差し込む挿入操作と、挿入
位置から回動または回転するという2方向の操作
を要するので、使い難いという使用上の欠点があ
る。また、開錠状態において錠箱内に掛止される
鍵の外端が、錠箱外に大きく突出していて、充分
な安全性が具わつているとはいえない欠点も残つ
ている。
そのためこれらの諸欠点を除去して、さらに安
全性に富み、より操作し易くすることが上記錠杆
内蔵型の自転車用錠において解決すべき課題とな
つていた。
課題を解決するための手段 そこで本考案は、前端面に錠杆の出入口を設
け、後端面に鍵穴を設けて箱型に形成した錠箱内
に、錠箱とほぼ同長以下の長さを有する錠杆を出
入自在に内蔵するとともに、この錠杆を施錠状態
に掛止する錠機構を備えた自転車用錠において、
前記錠機構は、前記錠穴に差し込まれる鍵の挿入
方向に沿う摺動に連動して前記錠杆の施錠状態か
ら開錠状態に変位する鉤板を有し、前記錠箱は、
正面板に、前記錠杆の摺動方向に軸線を直交させ
た施錠操作レバーを回転自在に軸支し、この施錠
操作レバーは、正面板の表側に沿つて揺動する操
作部を一体に具えるとともに、正面板を貫通する
裏側で、上記操作部の揺動を前記錠杆の施錠スト
ロークに変換する作動変換機構を介して錠杆に連
結されていることを特徴とする自転車用錠を提供
するものである。
作 用 上記のように構成した本考案錠は、鍵の差し込
み方向と、錠機構によつて施錠されている錠杆を
開放する開錠操作方向とが同一方向の摺動によつ
て行われるとともに、開錠時に錠箱内で錠機構に
掛止される鍵は、錠箱の後端面に沿つて後端が臨
出するのみで、突出部分が可及的に最短になる。
また、施錠操作レバーの操作部は、錠箱の表面中
最も広い正面に沿つて取り付けられているので、
器体外に表れている大きさの割りに障害にならな
い。また、施錠操作がし易くなる。
以上のようにして本考案は前記従来の欠点を除
去したものである。
実施例 以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、Bは長立方形の箱型をなす錠箱、
Aは錠箱Bとほぼ同長以下の長さを有して、出入
自在に錠箱内に内蔵された錠杆、Cは錠箱内に設
けられて錠杆Aを施錠する錠機構、Dは錠箱Bと
別体で、着脱自在に用いられる鍵である。
第1,2図に示すように、錠箱Bは、前端面
(図示右側)に、錠杆Aの出入口1を設け、後端
面(図示左側)に鍵穴b1を設けている。また、
錠杆Aは断面コ字形の中空体で形成されており、
先端を出入口1に臨ませ、錠箱Bの底部を形成す
る固定板2の前端部2″に起立するばね受け4と
該錠杆の後部との間に介在させた復元ばね3の付
勢によつて錠箱B内で後退した開錠状態にある。
錠機構Cは、第3図に示すように固定板2の後
端部2′の側縁に並設した孔5に前後一対の爪部
6を嵌合させて、ばね7に付勢されて他側縁を起
伏自在にした鉤板C1と、鉤板C1の内端を手前下
がりに形成した斜視部8と固定板2の前端部2″
の窓孔9の裏面に形成した傾斜部10とによつて
構成した開錠誘導部C2とからなる。
鉤板C1は、第1,2図に示すように錠杆Aが
錠箱B内に後退している開錠状態のとき、ばね7
を圧縮して錠杆Aの裏側に接して倒伏し、第3図
に示すように錠杆Aが前進すると、ばね7の復元
力で斜めに起立して錠杆Aの後端面を掛止し、施
錠状態に切り換わる。
錠箱Bは、自転車への取付け状態において車体
の前後方向を向く正面板b2に、錠杆Aの摺動方
向と直交し、表裏を貫通して回転自在に軸支した
施錠操作レバー11を備えている。
上記操作レバー11は、正面板b2の表側に沿
つて揺動を可能にした操作部12を外端に固定
し、第1図中に虚線矢印に示すように揺動するこ
とによつて、前記復元ばね3の付勢に抗して、同
図虚線で示すように錠杆Aを前進させ、前記鉤板
C1の作動により該錠杆Aを施錠状態に切り換え
る。
上記施錠操作レバー11は、正面板b2を貫通
する裏側に沿つて扇形の当接板13を一体に固定
し、当接板13の先端に設けたピンE1と、錠杆
Aの上面に設けた横方向の長孔E2とからなる作
動変換機構Eを介して錠杆Aと連結され、上記操
作部12の揺動操作を錠杆Aの施錠ストロークに
変換する。
第3図に示すように施錠状態にある錠杆Aは、
鍵穴b1から差し込まれる鍵Dが、鍵穴b1に続
いて設けられた固定板2と起立している鉤板C1
との間に挿入されると、鉤板C1の内端の斜面部
8と固定板2の前端部2″の傾斜部10とが構成
した開錠誘導部C2に先端を誘導されて、鉤板C1
を倒伏せしめることにより、錠機構Cから開放さ
れ、復元ばね3の付勢によつて、第1,2図に示
すように錠箱B内に復帰し、同時に施錠操作レバ
ー11も施錠前の位置に復帰する。
なお、開錠後の鍵Dは、鉤板C1の表面などに
設けた突起等に係合して錠箱B内に掛止される。
考案の効果 前記のように構成し、上記のように用いられる
ようにした本考案によれば、鍵の差し込み方向
と、錠機構によつて施錠されている錠杆を開放す
る開錠操作方向とが同一方向の鍵の摺動によつて
行われるとともに、開錠時に錠箱内で錠機構に掛
止される鍵は、錠箱の後端面に沿つて後端が臨出
するのみで、突出部分が可及的に最短になり、着
衣等を引つ掛けに難くする。また、施錠操作レバ
ーの操作部は、錠箱の表面中最も広い正面に沿つ
て取り付けられているので、器体外に表れている
大きさの割りに障害にならないので、施錠操作レ
バーの突出による当該部分の安全性も向上すると
ともに、自転車への取付け状態において車体の前
後方向を向く錠箱の正面板に施錠操作レバーの操
作部が取り付けられているので、施錠操作もし易
くなる。
したがつて、本考案によれば、鍵を差し込んだ
位置で回転させたり、回動させたりすることなく
開錠できるとともに、狭い自転車置き場等での開
錠操作がきわめて円滑にでき、自転車の出し入れ
を容易にかつ迅速にするという実用的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠平面図、第2図は一部切欠立面図、第3
図は施錠状態における錠機構部分の斜視図であ
る。 A……錠杆、B……錠箱、1……出入口、2…
…固定板、2′……後端部、2″……前端部、3…
…復元ばね、4……ばね受け、C……錠機構、
C1……鉤板、C2……開錠誘導部、5……孔、6
……爪部、7……ばね、8……斜面部、9……窓
孔、10……傾斜部、D……鍵、b1……鍵穴、
b2……正面板、11……施錠操作レバー、12
……操作部、E……作動変換機構、E1……ピ
ン、E2……長孔、13……当接板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前端面に錠杆Aの出入口1を設け、後端面に
    鍵穴b1を設けて箱形に形成した鍵箱B内に、
    錠箱とほぼ同長以下の長さを有する錠杆Aを出
    入自在に内蔵するとともに、この錠杆Aを施錠
    状態に掛止する錠機構Cを備えた自転車用錠に
    おいて、前記錠機構Cは、前記錠穴b1に差し
    込まれる鍵Dの挿入方向に沿う摺動に連動して
    前記錠杆Aの施錠状態から開錠状態に変位する
    鉤板C1を有し、前記錠箱Bは、正面板b2に、
    前記錠杆Aの摺動方向に軸線を直交させた施錠
    操作レバー11を回転自在に軸支し、この施錠
    レバー11は、正面板b2の表側に沿つて揺動
    する操作部12を一体に具えるとともに、正面
    板b2を貫通する裏側で、上記施錠操作部12
    の揺動を前記錠杆Aの施錠ストロークに変換す
    る作動変換機構Eを介して錠杆Aに連結されて
    いることを特徴とする自転車用錠。 (2) 前記作動変換機構Eは、前記施錠操作レバー
    11の内端に設けたピンE1と、前記錠杆Aの
    上面に摺動方向と直交して設けた長孔E2との
    組合せからなることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の自転車用錠。
JP1986037894U 1986-03-14 1986-03-14 Expired - Lifetime JPH0531173Y2 (ja)

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JP1986037894U JPH0531173Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP1986037894U JPH0531173Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JPS62149566U JPS62149566U (ja) 1987-09-21
JPH0531173Y2 true JPH0531173Y2 (ja) 1993-08-10

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JPH0745420Y2 (ja) * 1990-07-25 1995-10-18 国政 丸尾 自転車錠

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5740560B2 (ja) * 1979-10-12 1982-08-28

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JPS5740560U (ja) * 1980-08-18 1982-03-04

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JPS5740560B2 (ja) * 1979-10-12 1982-08-28

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