JPH0531057U - ラバースイツチ構造 - Google Patents

ラバースイツチ構造

Info

Publication number
JPH0531057U
JPH0531057U JP079091U JP7909191U JPH0531057U JP H0531057 U JPH0531057 U JP H0531057U JP 079091 U JP079091 U JP 079091U JP 7909191 U JP7909191 U JP 7909191U JP H0531057 U JPH0531057 U JP H0531057U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
guide plate
light guide
hole
switch structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP079091U
Other languages
English (en)
Inventor
輝夫 馬場
Original Assignee
沖電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 沖電気工業株式会社 filed Critical 沖電気工業株式会社
Priority to JP079091U priority Critical patent/JPH0531057U/ja
Publication of JPH0531057U publication Critical patent/JPH0531057U/ja
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 押下時に、押釦が上下動する孔側面に引っ掛
かるなどの問題点を解決した、高信頼性のラバースイッ
チ構造を得る。 【構成】 基板3上に一方の電気接点4と発光部3aを
設ける。電気接点4の対向部に透孔21cと、この透孔
21cの周辺円心円周上に対設した先端球状突起部21
a,21bと、発光部3aを収容する凹部21dを備え
た導光板21を基板3上に重ねる。また、この導光板2
1上に、ラバーシート1を重ね、底面中央に突起部1d
と先端に電気接点1cを有する押釦1aを、導光板21
の透孔21cと同心的に配置すると共に、開口部1eの
内周壁から延設された薄肉ドーム部1bにて支持させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ラバースイッチ構造、特に、電話機におけるラバースイッチ構造 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、従来のラバースイッチ構造の一構成例を示す要部側断面図であって、 基板に複数個配設されるラバースイッチの1個分を代表して示してあり、他は省 略されている。同図において、1は例えばシリコンラバ等の導光性のある弾性部 材からなるラバーシートで、1aは押釦、1bは薄肉ドーム部、1cは押釦1a の中央下面に突出する突起部1dの先端に有する電気接点部、1eはラバーシー ト1に設けた開口部で、この内周壁からドーム部1bが延設されている。2は導 光性の導光板、3は基板、3aは基板3に搭載されたLED等の発光部、2aは 導光板2に設けられた発光部3aを収容する凹溝で、2bは押釦1aが上下動す る透孔である。4は押釦1aの電気接点で、他の接点部1cと離隔する。なお、 5はカバーである。 上記のように構成された従来例は次のように作用する。 押釦1aを押すと、ドーム部1bの復旧力に抗して、接点部1cは基板3に近 付き、遂には、接点部4に接触する。発光部3が発光し、その照射光は導光板2 を通り、押釦1aを照射する。押下した当該押釦1aはこの光を突起部1dから 受光して押釦1a全体が照明される。押釦1aを復旧させれば、電気接点1c, 4間はドーム部1bの復旧によって離隔し、押釦1aの開接照明は消える。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成のラバースイッチ構造では、押釦1aが傾き、押した 場合の触感が不安定であり、なおかつ、傾いた際、導光板透孔2bや特にカバー 孔5aに引っ掛り、押釦1aが復旧しなくなるという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような従来の有していた、押釦が不安定に下がり、また、孔側 面に引っ掛るといった問題点を解決するためになされたもので、導光板の押釦底 面との対向面に透孔中心を中心とする対称な、先端球面状の突起部を一体に形成 したラバースイッチ構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明すると、本考案は、開口部1eの内周壁から延設された薄肉ドーム部1bに一 体に成形された押釦1aを有し、かつ、この底面中央突起部1dの先端に電気接 点1cを有するラバーシート1を、その接点部1cに対向する透孔21cを有す る導光板21を介して、基板3上に設けた電気接点4に前記接点部1cを対向し て積層固定したラバースイッチ構造において、前記押釦1aの底面1fと対向す る導光板21上にその透孔21cの中心として対称な位置に先端球面状の突起部 21a,21bを形成したものである。
【0006】
【作用】
上記構成の本考案によれば、押釦1aの降下が始まり、接点部1c,4同士が 接触する前に、導光板21の表面から突出する突起部21a,21bの先端球状 部が押釦1aの底面1fに圧接するため、傾きが規正される。更に押し続けると 、押釦1aはシリコンラバー等で作られているため、弾性変形して、突起部21 a,21bが押釦1aの底面1fに喰い込む。と同時に、接点部4,1c間の接 触が成立する。次に、押釦1aは復旧を開始するが、ドーム部1bの復旧に加え 、先端球状部への反力が押釦1aの復旧を促進せしめる。したがって、前記問題 点は除去される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例を示す要部側断面図で、従来例を示す図2と同一部分 には同一符号を付してある。したがって、同一符号の部分は図2で説明した作用 効果を有している。21は本考案の特徴を示す構造の導光板で、21a,21b は導光板21の透孔21cの中心から対称距離に突出する突起部であり、その先 端部は半球面をなし、この突起部21a,21bの先端部と押釦1aの底面1f 間の間隙は、押釦1aの上下動ストロークを定める電気接点1c,3b間よりも 、当然ながら小さくしてある。この差はラバーの硬度、押圧力により各適度の値 が付与される。 次に、上記構成のラバースイッチ構造の作用について説明する。 今、押釦1aを押すと、その底面1fは導光板21の突起部21a(又は21 b)に当接する。このため、押釦1aの傾きは規正され、次に、21b(又は2 1a)に圧接する。押釦1aは例えば、シリコンラバーなど可撓性部材で作られ ているから、弾性変形し、突起部21a,21bは押釦1aの底面1fに喰い込 む、と同時に電気接点1c,4間の接触が成立する。さらに、押釦1aは復旧を 開始するが、ドーム部1bの復旧力と共に、本考案の特徴とする突起部21a, 21bが喰い込んだ押釦1aの復旧力が加わって押釦1aの迅速な復旧を促進す る。なお、突起部21は21a,21bの他に、これと直角な対称位置に増設し てもよい。
【0008】 また、押釦1aはシリコンラバーで作られているから、導光性があるので、そ の押下により、上下の電気接点1c,4は接触すると、発光部3が点灯する。こ のため、導光板21からの光は押釦1aの突起部1dを照射するので、押釦1a 全体が明るくなり、押下押釦であることを光表示する。押釦1aが復旧すれば、 電気接点1c,4間は離隔するから、発光部3は消え、押釦1aは上昇し、光表 示は消える。
【0009】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のような効果を奏する。 導光部の透孔周辺に押釦の底面と対向して、点対称に突起部を形成したので、 ラバーボタン特有の傾きが規正されて減小し、尚、かつ、押釦上部隅角部のR部 がカバー開口部に引っ掛っても、導光板の先端球状突起部によって押し上げられ るため、押釦の上下動の信頼性の向上が期待でき、更に、他の電子機器用スイッ チとしても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部側断面図。
【図2】従来例を示す要部側断面図。
【符号の説明】 1 ラバーシート 1a 押釦 1b ドーム部 1c 電気接点 1e 開口部 1f 底面 21 導光板 21a,21b 突起部 3 基板 3a 発光部 4 電気接点 5 カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部内周壁から延設された薄肉ドーム
    部に一体に成形支持された押釦を有し、かつ、この底面
    中央突起部先端に電気接点を有するラバーシートを、こ
    の接点部に対向する透孔を有する導光板を介して、基板
    上に設けた電気接点に前記接点部を対向して積層固定し
    たラバースイッチ構造において、前記押釦底面に対向す
    る導光板上の対称位置に、先端球状突起部を形成したこ
    とを特徴とするラバースイッチ構造。
JP079091U 1991-09-30 1991-09-30 ラバースイツチ構造 Expired - Lifetime JPH0531057U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP079091U JPH0531057U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ラバースイツチ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP079091U JPH0531057U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ラバースイツチ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531057U true JPH0531057U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13680218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP079091U Expired - Lifetime JPH0531057U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 ラバースイツチ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531057U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7455415B2 (en) 2006-09-14 2008-11-25 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Operation device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7455415B2 (en) 2006-09-14 2008-11-25 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Operation device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1092260A (ja) プッシュオンスイッチ
US4556769A (en) Key switch devices with key guide means
JPH0531057U (ja) ラバースイツチ構造
EP0872863A2 (en) Pushbutton switch
US6133538A (en) Keyswitch with rubber dome disposed within housing provided by the plunger
JP2925834B2 (ja) 照光式押釦スイッチ
KR200177530Y1 (ko) 엘리베이터용 버튼 스위치
JP3074922B2 (ja) 押しボタンスイッチ
JP3038997U (ja) ロック式押ボタンスイッチ
JPH0583958U (ja) 押釦スイツチ
JPS584411B2 (ja) ランプ表示付押釦スイッチ
JP2882558B2 (ja) 照光式押釦スイッチ
JPH1040775A (ja) 押しボタンスイッチ
JPH0743891Y2 (ja) 照光型メンブレンスイッチ
JPH0713136Y2 (ja) タッチスイッチ用ラバ−
JP2001250448A (ja) キースイッチ
JPH0329856Y2 (ja)
JPH0722821Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPH044333Y2 (ja)
JP4239597B2 (ja) 押しボタンスイッチ
JPH0334022Y2 (ja)
KR920000703Y1 (ko) 전자기기용 키이보오드의 보턴장치
JP2021082461A (ja) 押しボタンスイッチ
JPH065065U (ja) スイッチ装置
JP2005032487A (ja) 押釦スイッチ用反転ばね及びこれを用いた押釦スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term