JPH1040775A - 押しボタンスイッチ - Google Patents

押しボタンスイッチ

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JPH1040775A
JPH1040775A JP21513296A JP21513296A JPH1040775A JP H1040775 A JPH1040775 A JP H1040775A JP 21513296 A JP21513296 A JP 21513296A JP 21513296 A JP21513296 A JP 21513296A JP H1040775 A JPH1040775 A JP H1040775A
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JP
Japan
Prior art keywords
button
contact piece
movable contact
plate
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP21513296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Onuki
一光 大貫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH1040775A publication Critical patent/JPH1040775A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の押しボタンスイッチは、操作部からの
押下力が、スイッチの中心を抜けて伝達される構造であ
るために、ボタンの隅を操作されると、ボタンが傾いて
十分な操作ストロークが確保できないために、切り換わ
り不良を起こしたり、切換え節度感が無くなったりする
場合があった。本発明は以上の問題点を解決するために
発明されたものである。 【解決手段】 可動接片とボタンの間に、可動接片方向
に突出した凸部を支点とし、ボタンの下面縁側四辺で支
えられた作動板を設け、たとえボタンの隅部を操作して
も、押下力が可動接片の中心部に集中するので、確実に
スイッチを切り換えることができると共に、極めて操作
フィーリングの良いスイッチを提供することができた。
また、ボタンの中央部に操作軸が無いので、照光式押し
ボタンスイッチに応用した場合は、均一でムラの無い、
明るい照光面を得ることもできた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器類や汎用
機械類及び制御装置等に使用される押しボタンスイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5と図6は従来の押しボタンスイッチ
を示す断面図であり、湾曲状に形成した可動接片を用い
た押しボタンスイッチにおいては、できるだけ可動接片
の中央部を押下できるように、ボタンの下面中央部に凸
部を設けて直接、可動接片を押下していた。また、照光
式押しボタンスイッチにおいては、ボタンの凸部をアク
チュエータとし、ボタンの下方に配設した発光体ユニッ
トを貫通して可動接片を押圧するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構造の押
しボタンスイッチにあっては、操作部からの押下力が、
スイッチの中心を抜けて伝達される構造のため、ボタン
の大きさが一定以上の条件下で、ボタンの隅を操作する
ような形態で操作されると、ボタンが傾いてしまい、十
分な操作ストロークが確保できないために、切り換わり
不良を起こしたり、切換え節度感が無くなったりする欠
点があった。そのため、ボタンの傾きを少なくする方法
として、ハウジングとボタンのクリアランスを出来るだ
け小さくしたり、ボタンとハウジングの案内量を大きく
するために、スイッチの高さを大きくする必要があっ
た。その結果、スイッチの復帰安全性が損なわれたり、
顧客の要求する高さ寸法に納まらないことがあった。ま
た、可動接片に直接、押下力が伝わるため、過大な押下
力が加えられた場合に可動接片が変形したり破損するこ
ともあった。本発明は以上の問題点を解決するために発
明されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】湾曲状に形成した可動接
片を有する押しボタンスイッチにおいて、可動接片とボ
タンの間に、可動接片方向に突出した凸部を支点とし、
ボタンの下面縁側四辺で支えられた作動板を配設したも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の押しボタンスイッチは、
ボタンと可動接片間に弾性を有する作動板を配設し、こ
の作動板がボタンの下面縁部からの押下力を受けて作動
板の中央部で可動接片の頂部を押圧する構成としたの
で、ボタンの隅部を操作しても確実にスイッチを切り換
えることができ、極めてフィーリングの良い操作感を得
ることが可能となった。更に、ボタンの中央部に操作軸
が無いので、照光式押しボタンスイッチに応用した場合
は、均一でムラの無い明るい照光面を得ることができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本実施例について図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明の押しボタンスイッチの
第1実施例を表す分解斜視図、図2はその断面図であ
る。これらの図において、接触端子11と固定接点9及
び共通接点10が各々一体的に形成されて、絶縁材で成
形されたベース8に固定されている。そして、湾曲状に
形成した可動接片7が、ベース8に形成された凹部12
にガイドされて、常に共通接点10と接触するように組
み込まれている。ベース凹部12の中心には、可動接片
7と対向して固定接点9が設けてある。可動接片7の上
方には、略中心部を下方(可動接片側)に向かって凸部
6を形成した弾性を有した作動板5が、ベース8の外郭
に立ち上がった外壁14に案内されて配置され、更に作
動板上にボタン3が配設されている。このボタン3の外
周縁側には作動板5方向に舌状突起部4が形成してあ
り、ボタン3への押下力はこの舌状突起部4を通して作
動板5に伝えられる。ハウジング1はボタン3を上下方
向に案内して、ガタつかないように程良くボタン3を係
止して、ベース嵌合凸部13と嵌合孔部2により嵌合固
定している。
【0007】このようにして構成した押しボタンスイッ
チは、ボタン3の隅部を押圧した場合に起きるボタン中
央部のストローク不足を、作動板5がその隅部の最大押
下量を受けて可動接片7に伝えるため、確実に可動接片
7を切り換えることができるという優れた特徴を有して
いる。また、作動板5がバネ性を有しているので、可動
接片7の切り換えタイミングは操作スピードに影響され
難く、例えば、ボタン3の隅部を非常にゆっくり操作し
ても極めて操作感が良いという特徴を持つ。更に、過大
な押下力で操作された場合についても、作動板5がその
押下力を吸収して、可動接片7に加わる荷重を緩和でき
るという利点をも合わせ持っている。
【0008】図3と図4は本発明の押しボタンスイッチ
を照光式押しボタンスイッチに応用した実施例2を表す
分解斜視図とその断面図である。ボタン33と作動板3
5の間に複数の発光素子52と反射板50を搭載したプ
リント基板51により構成した発光体ユニット55が、
端子53に支持され、更に、この端子53が作動板35
の孔部54を通ってベース38に固定されている。この
ように構成した照光式押しボタンスイッチは、ボタン3
3の中央部を遮る駆動部分がないので、ボタン33の頭
部の厚みを均一にすることが可能で、発光素子52も中
央に配置することができるので、実施例1の特徴と合わ
せて、ムラが無い均一な照光具合を得ることができる。
【0009】本発明の作動板の設計については、コンピ
ュータによる有限要素解析により、可動接片が切り換わ
る荷重と作動板の変形し始める荷重がほぼ同一で、更に
作動板が変形し終える段階で、スイッチの操作部強度規
格値の最大の押圧条件下でも、材料の許容応力値を超え
ることがないよう、板厚、寸法、材質及び形状の解析と
選定を行った。図7及び図8は作動板の応力分布解析
と、変位量の分析をシュミレートした一例である。
【0010】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば次のような効果を奏することができる。 (1)ボタンと可動接片の間に作動板を設け、作動板の
凸部が可動接片の中央部を押下するように構成したの
で、たとえ大きく構成されたボタンの隅を押した場合で
も、その力が中心部に集中するので確実にスイッチを切
り換えることができる。 (2)ボタンと可動接片の間に作動板を設け、作動板の
凸部が可動接片の中央部を押下するように構成したの
で、ボタンとハウジングのガイド量を大きくする必要が
無くなり、スイッチの高さを小さくすることができ、機
器の軽薄短小化に貢献するものである。 (3)作動板が一定のバネ性を持って可動接片を押下す
るように構成したので、可動接片のバネ反転が短時間で
起きるようになり、切り換え操作感が極めて良好な押し
ボタンスイッチが提供できる。 (4)作動板がバネ性を持ってボタンの荷重を受けるよ
うに構成したので、過大な押圧力がボタンに加えられて
も、可動接片の変形や破損を防止できる。 (5)ボタンの下面縁部に舌状突起部を設けると共に前
記作動板の下面中央部に凸部を形成したので、作動板の
弾性力により切換前後の遊びが得られると共に、作動板
の凸部が可動接片の頂部を押圧することにより、歯切れ
の良い極めて軽快な操作感の押しボタンスイッチが得ら
れる。 (6)ボタンの四辺の縁部に舌状突起部を形成し、ボタ
ンの押下力が、この舌状突起部を通して作動板に伝えら
れるように構成したので、ボタン中央部に発光素子を多
数配設することができることと合わせ、ボタンの中央部
にアクチュエータ部分がないことから、ボタン頭部の肉
厚を均一にすることが可能となり、特にスイッチ本体が
薄形でボタンの表面が広いにも拘わらず、均一で明るい
照光式押しボタンスイッチを得ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押しボタンスイッチの第1実施例を表
す分解斜視図
【図2】本発明の押しボタンスイッチの第1実施例を表
す断面図
【図3】本発明の押しボタンスイッチの第2実施例を表
す分解斜視図
【図4】本発明の押しボタンスイッチの第2実施例を表
す断面図
【図5】従来の押しボタンスイッチの事例を表す断面図
【図6】従来の照光式押しボタンスイッチの事例を表す
断面図
【図7】本発明の作動板の応力分布解析結果
【図8】本発明の作動板の変位解析結果
【符号の説明】
1、31、71、91 ハウジング 2、32 嵌合孔部 3、33、73、93 ボタン 4、34 舌状突起部 5、35 作動板 6、36 凸部 7、37、77、97 可動接片 8、38、78、98 ベース 9、39、79、99 固定接点 10、40、80、100 共通接点 11、41、81、101 接触端子 12、42 凹部 13、43 嵌合凸部 14、44 外壁 50 反射板 51 プリント基板 52、112 発光素子 53 端子 54 孔部 55 発光体ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在にボタンを配設したハウジン
    グと接触端子を突出したベースからなるスイッチ本体を
    形成し、前記ベースの上面に凹部を設け、該凹部内の略
    中央部に固定接点を設けると共にその周囲に共通接点を
    配設し、該共通接点上に弾性板を湾曲状に形成した可動
    接片を載置させ、しかも前記ボタンと前記可動接片間に
    弾性を有する作動板を配設し、該作動板がボタンの下面
    縁部からの押下力を受けて前記作動板の中央部で前記可
    動接片の頂部を押圧して前記可動接片を反転させること
    を特徴とする押しボタンスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記ボタンの下面縁部に舌状突起部を設
    けると共に前記作動板の下面中央部に突起を形成した請
    求項1の押しボタンスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記ボタンを透光性部材で形成し、前記
    ボタンと前記作動板間に発光体ユニットを配設した請求
    項1の押しボタンスイッチ。
JP21513296A 1996-07-26 1996-07-26 押しボタンスイッチ Pending JPH1040775A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007087229A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレス送信器
WO2007088616A1 (ja) * 2006-02-02 2007-08-09 Idec Corporation 押ボタンスイッチ装置
JP2010108690A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Denso Wave Inc スイッチ操作装置

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