JPH05309864A - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

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Publication number
JPH05309864A
JPH05309864A JP4118851A JP11885192A JPH05309864A JP H05309864 A JPH05309864 A JP H05309864A JP 4118851 A JP4118851 A JP 4118851A JP 11885192 A JP11885192 A JP 11885192A JP H05309864 A JPH05309864 A JP H05309864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
electrode
color
aperture
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP4118851A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tsuda
政之 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP4118851A priority Critical patent/JPH05309864A/ja
Publication of JPH05309864A publication Critical patent/JPH05309864A/ja
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数色のトナーを用いても、良好な画像記録
を達成できる画像記録装置を提供することを目的として
いる。 【構成】 3個の画素形成装置30、31、32が併設
されそれぞれ平均粒径の異なる、イエロー色トナー1
6、マゼンタ色トナー17、シアン色トナー18がトナ
ーケース15内に収納されている。各画素形成装置の上
部には、制御電極4、絶縁層2、基準電極3から形成さ
れ3層を貫いてアパチャ5をもつアパチャ電極体1が配
設されている。各色の画像信号に応じて各色の画素形成
装置の制御電極に電圧を印加することにより各色の帯電
トナーをアパチャを通じて支持体上に保持しカラー画像
を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター等
に適用されるカラー画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置は、トナー供給
源と、開口部を有するアパチャ電極と、対向電極とから
構成される。アパチャ電極は、絶縁層を介して、基準電
極と、多数の制御電極とから構成され、基準電極と、制
御電極とが重なる部分に開口部が設けられる。トナー供
給源から帯電したトナーがアパチャ電極の基準電極側に
供給され、このアパチャ電極によって、トナー流の前記
開口部の通過が変調される。そして、変調されたトナー
は、トナーと逆極性の電圧が印加された対向電極の方向
へ静電引力によって引き寄せられて、この対向電極上に
搬送される支持体に付着し、そして、画像が形成され
る。この記録装置は、例えば、米国特許第368993
5号明細書及び図面に開示されている。
【0003】さらに、支持体上にカラー画像を得る装置
としては、特願平3−30213号の出願で提案されて
いる。この画像記録装置では、複数の色に対応する複数
の画素記録装置を備え、支持体が搬送されると、第一の
色のトナーを持った画素形成装置において、上述と同様
の方法で第一のトナーが支持体上に形成される。その後
も同様のプロセスにより、次の異なる色の画素記録装置
により、異なる色の画素を第一の色の画素像に重ねて形
成する。このようにして、必要な色の画素を重ねて形成
でき、その結果カラー画像が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のカラー記録装置においては、10μm程度の平均粒
径を有する複数の色(通常イエロー、マゼンタ、シアン
の3色)のトナーを同一支持体上に形成してカラー画像
を得るわけだが、第2、3のトナーを形成させるときに
は、すでに形成されている第1、第2のトナーが障害に
なり、非常に塗布がしにくいという問題があった。ま
た、トナーの定着においても2色以上のトナーが重なっ
た所においては、下層のトナーが上層のトナーに隠ぺい
され、色の再現性が損なわれたり、さらには溶融不良が
起こりエアーギャップが多くなると、空気との界面での
光の散乱によりトナー色素本来の色調が損なわれると言
った問題も発生していた。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、複数色のトナーを用いても、良
好な画像記録を達成できるカラー画像記録装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のカラー画像記録装置は、各色毎に粒径の異
なる少なくとも2種以上のトナーを用いて、画像を形成
することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明によれば、第1番目
のトナーにより像が形成された後、次に第2番目のトナ
ーにより像が形成されるときに、第1番目のトナーの空
隙に第2番目のトナーが充填される。従って、トナーが
最も密に充填されることとなるので、たとえ複数色のト
ナーを塗布したとしても、下層のトナーが上層のトナー
に隠ぺいされ色の再現性が損なわれたり、さらには溶融
不良が起こりトナー色素本来の色調が損なわれこともな
くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図1は本発明を具体化した一実施例の断面
図である。図1において支持体13を矢印方向に搬送す
るよう搬送ローラ19が配設されている。支持体13の
搬送経路中、支持体13の下面と対面するよう3個の画
素形成装置30、31、32が併設され、それぞれイエ
ロー色トナー16、マゼンタ色トナー17、シアン色ト
ナー18がトナーケース15内に収納されている。
【0010】前記トナーには、例えばイエロー色トナー
16に平均粒径20〜50μm程度のトナーを用いると
すると、マゼンタ色トナー17には10〜20μm程度
のもの、シアン色トナー18には、5〜10μm程度の
ものを用いる。これは、一例であってこれに限るもので
はない。
【0011】それぞれの画素形成装置30、31、32
には、上部にアパチャ電極体1が配設されている。アパ
チャ電極体1の下面側には、トナーケース15が設けら
れている。トナーケース15内には、ブラシローラ20
と、ブラシローラ20と平行に配置された供給ローラ2
3が配設されている。ブラシローラ20と供給ローラ2
3は、それぞれ接地されており、ブラシローラ20のブ
ラシと、供給ローラ23とは互いに接触している。ま
た、ブラシローラ20には、アパチャ電極体と供給ロー
ラ23との間に設けられたブラシ掻きブレード24が接
している。
【0012】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に、数十μmの厚みのポリイミドなどの樹脂フィルム2
の上側に16本のデータ電極4と、下側に幅方向に延び
た8本のスキャン電極3が斜め格子状に設けられる。開
口部5は、幅方向には等間隔で、スキャン電極3とデー
タ電極4とが交わる位置に配置される。
【0013】スキャン電極3は、それぞれスキャン電極
駆動素子7に接続される。スキャン電極駆動素子7は、
走査回路9に接続されていて、0ボルトが順次一つのス
キャン電極3に印加され、他のスキャン電極には、数十
ボルト程度の負の電圧が印加され、アースに接続された
ブラシローラ20との間でトナー供給制御電界が形成さ
れるように構成される。データ電極4はそれぞれデータ
電極駆動素子8に接続される。データ電極駆動素子8
は、画像データ出力回路10に接続され、画像データに
よりデータ電極印加電圧を0ボルトか負電圧に切り替え
られるように構成される。図1に於いて、対向電極11
は、高電圧が出力できる直流電源26に接続されてい
る。
【0014】前記スキャン電極3、前記データ電極4、
前記スキャン電極駆動素子7、前記操作回路9、前記デ
ータ電極駆動素子8、及び前記画像データ出力回路10
は、すべて、アパチャ電極体1に表面実装される。
【0015】アパチャ電極体1は、スペーサ27に接着
されている。スペーサ27には、圧電素子28が設けら
れ、さらにこの圧電素子28は、発振器29によって、
振動電界が印加されるように構成される。スペーサ27
は、発振器29による振動電界によって圧電素子28が
作る振動を共振できるように構成される。従って、スペ
ーサ27とともにアパチャ電極体1が加振される。ここ
で、スペーサ27は、共振周波数が、数十キロヘルツに
なるように設計される。また、発振器から印加される振
動電圧は、アパチャ電極体1の開口部近傍の振幅が0.
1〜1.0ミクロン以上でるような電圧が印加される。
【0016】上述のような構成におけるカラー画像形成
装置の作用を、以下に詳述する。
【0017】支持体13は搬送ローラ19によって矢印
方向に3色の画素形成装置のアパチャ電極体1と順に対
面するよう搬送される。
【0018】先ず初めに画素形成装置30において、ブ
ラシローラ20と供給ローラ23の矢印方向の回転によ
りトナーは供給ローラ23に担持され、ブラシローラ2
0と接触しつつ摩擦して、そして例えばマイナス(−)
に帯電する。ブラシローラ20に担持されたイエロー色
トナー16は、ブラシローラ20の回転に伴って、ブラ
シ掻きブレード24付近に向かって搬送される。ブラシ
掻きブレード24によって、ブラシローラ20が掻かれ
ると、弾性によってブラシがもとに戻るとき、ブラシに
担持されたイエロー色トナー16が跳ね上がる。この結
果、トナーがクラクド状になって、アパチャ電極体1の
スキャン電極3近傍に供給される。
【0019】そして、飛んできたイエロー色トナー16
のクラウドは、アパチャ電極体1によって変調される。
すなわち、一つのスキャン電極3に0ボルトを印加し、
他のスキャン電極には負電圧を印加する。0ボルトの電
圧の印加されたスキャン電極3には、ブラシローラ20
との間に電界が形成されないために、そのままトナー1
6が供給される。負電圧の印加されたスキャン電極3に
は、ブラシローラ20との間にマイナス(−)帯電トナ
ーがブラシローラ20に向かう電界が形成されるため
に、供給されたマイナス(−)帯電トナーが供給されな
くなる。
【0020】0ボルトの印加されたスキャン電極3に設
けられた一列の開口部に於いて、供給されたマイナス
(−)帯電トナーは、データ電極駆動素子8から印加さ
れる電圧によって変調される。すなわち、0ボルトの印
加されたデータ電極4には、開口部5の内部に電界が形
成されないために、供給されたイエロー色トナー16
が、そのまま開口部5を通過する。一方、負電圧に印加
されるデータ電極3には、開口部5の内部に於いてマイ
ナス(−)帯電トナーが下側のスキャン電極7に向かう
電界が形成されるために、マイナス(−)帯電トナーが
開口部5を通過しない。開口部5を通過したマイナス
(−)帯電トナーは、高電圧の印加された対向電極11
によって形成されている飛翔電界によって、支持体に飛
翔して付着する。
【0021】走査回路により、順次スキャン電極3をア
クティブ、すなわち、0ボルト印加し、そのスキャン電
極3につながる開口部のデータ電極4に画像信号に応じ
て0ボルトまたは負電圧を印加することによって駆動
し、一列ずつ記録を行う。
【0022】このようにして画素形成装置30にて、イ
エローの画素が支持体13に形成さる。その後、イエロ
ー画素が形成された支持体13は、画素形成装置31ま
で搬送されて、ここでマゼンタの画素が、前記イエロー
の画素を形成した時と同様の方法で形成される。この
時、上記したようにイエロー色トナー16の平均粒径を
20〜50μmとして、マゼンタ色トナー17の平均粒
径を10〜20μmとすると、画素形成装置31におい
て、イエロー色トナー16の上からマゼンタ色トナー1
7を形成するときに、イエロー色トナー16の空隙にマ
ゼンタ色トナー17が入るので、イエロー色トナー17
がマゼンタ色トナー17に隠ぺいされ色の再現性が損な
われることがない。また、トナー層の厚みは、イエロー
とマゼンタの色重ねを行った場所においても、イエロー
単色の場所においても差異はない。従って、熱定着する
際に、溶融不良が起こりトナー色素本来の色調が損なわ
れることもなくなる。
【0023】さらに、画素形成装置32においても、シ
アン色トナー18の平均粒径が5〜10μmとすると、
イエロー色トナー16あるいはマゼンタ色トナー17の
空隙にはいり、下層のトナーが上層のトナーに隠ぺいさ
れ色の再現性が損なわれたり、さらには溶融不良が起こ
りトナー色素本来の色調が損なわれることがなくなる。
【0024】アパチャ電極1に供給され、記録に関与し
なかったトナー16、17、18は、発振器29によっ
て振動している圧電素子28の振動に共振して、スペー
サ27とともに振動しているアパチャ電極体1の振動加
速度によってふるい落とされる。
【0025】このように支持体13が3色の画素形成装
置上を通過する間に、3色の画像が重ね合わされて形成
されカラー画像が得られる。
【0026】尚、本発明は、以上説明した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於い
て、訂正を加えることが可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明によれば、第1番目のトナーにより像が形成された
後に、次に第2番目のトナーにより像が形成されるとき
に、第1番目のトナーの空隙に第2番目のトナーが充填
され、従って、トナーが最も密に充填されることとなる
ので、たとえ複数色のトナーを塗布したとしても、下層
のトナーが上層のトナーに隠ぺいされ色の再現性が損な
われたり、さらには溶融不良が起こりトナー色素本来の
色調が損なわれこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】アパチャ電極体の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁層 3 基準電極 4 制御電極 5 アパチャ 16 イエロー色トナー 17 マゼンタ色トナー 18 シアン色トナー 30 イエロー色画素形成装置 31 マゼンタ色画素形成装置 32 シアン色画素形成装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 115 15/01 C J 15/08 7810−2H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎に粒径が異なる少なくとも2種以
    上のトナーを用いて画像を形成することを特徴とするカ
    ラー画像記録装置。
JP4118851A 1992-05-12 1992-05-12 カラー画像記録装置 Pending JPH05309864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118851A JPH05309864A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 カラー画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118851A JPH05309864A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 カラー画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05309864A true JPH05309864A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14746714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4118851A Pending JPH05309864A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 カラー画像記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05309864A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000026035A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de formation d'image

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000026035A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de formation d'image

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