JPH05293999A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH05293999A
JPH05293999A JP9966192A JP9966192A JPH05293999A JP H05293999 A JPH05293999 A JP H05293999A JP 9966192 A JP9966192 A JP 9966192A JP 9966192 A JP9966192 A JP 9966192A JP H05293999 A JPH05293999 A JP H05293999A
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electrode
toner
opening
aperture
diameter
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JP9966192A
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Masaichi Tanabe
政一 田辺
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口部径の大小に関わらず、任意のドット径
のトナー像を形成することができるような記録安定性に
優れた高品質な画像記録装置を提供すること。 【構成】 トナー供給装置24から供給されたトナー1
の流れはアパチャー電極8で画像データに応じて変調さ
れ、記録に寄与するトナー1は第1の開口部15を通過
し、第2の開口部16を通過する際にさらにレンズ電極
14で収束、または発散される。該レンズ電極14の印
加電圧を操作する事によって任意のドット径のトナー像
を形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開口部を備え、この開
口部を通過する帯電トナーの流れを変調制御する手段を
有する画像記録装置であって、特には複写機、プリンタ
ー等に適用される画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置には、トナー供給源
と、開口部を有するアパチャー電極と、対向電極とから
構成されているものがあった。そして、アパチャー電極
は、絶縁層を介して基準電極と多数の制御電極とから構
成され、基準電極と制御電極とが重なる部分に開口部が
設けらていた。開口部は、パンチまたはレーザー加工等
の手段で形成することができた。
【0003】前記アパチャー電極の基準電極や、制御電
極などの電極を構成する電極パターン部は、通常、ナイ
ロン、ポリイミドなどの絶縁性高分子フィルムや、セラ
ミックなどの個体絶縁物等で構成される厚さ10〜10
00μmの前記絶縁層の両面に、銅などをスパッタリン
グし、この両面に電極パターンのマスクを施し、非電極
パターン部をエッチングで除去することによって形成さ
れていた。
【0004】そして、トナー供給源から帯電したトナー
がアパチャー電極の基準電極側に供給され、このアパチ
ャー電極によって、トナー流の前記開口部の通過が変調
される。変調されたトナーは、対向電極の方向へ引き寄
せられて、この対向電極に搬送される支持体に付着し、
画像が形成される。この種の画像記録装置は、例えば、
米国特許第3689935号明細書及び図面に開示されてい
る。
【0005】前記のような構成の画像記録装置において
は、アパチャー電極の開口部がトナーによって穴詰まり
を起こすという致命的な問題点があった。アパチャー電
極開口部にトナーが詰まると、印字不良を起こすばかり
ではなく、制御電極と基準電極とがトナーを通して通電
してしまい、制御装置やアパチャー電極自身の破壊等の
重大な事故を引き起こすことがあった。
【0006】そこで、本出願人は、特願平2-196781号の
願書に添付した明細書及び図面において、励振手段をア
パチャー電極に備え付けることによって、アパチャー電
極を振動させて、開口部に詰まったトナーをふるい落と
して記録安定性を飛躍的に向上させたものを提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像記録装置に於いて記録画像の高解像
度化を図るためには、前記開口部の径を小さくする必要
があるが、開口部を小さくすることによって上述のよう
なトナーの穴詰まりが起こり易くなるという問題が生じ
た。逆に、トナー穴詰まりの度合を減少させるために開
口部の径を大きくすると、記録画像の解像度が低下し
た。
【0008】また、記録されたトナー像のドット径は、
一般に開口部径よりも広がってしまい、この傾向は開口
部径を小さくするほど顕著になるという問題が生じた。
【0009】図5及び図6は、開口部を通過したトナー
の軌跡を有限要素法により計算した結果である。ここ
で、計算の条件は、絶縁層に厚さ50μmのポリイミド
(比誘電率4)、対向電極21の電位をマイナス500
V、ゲート電極7の電位を0V、データ電極6の電位を
+75V、トナー1は粒径7μm、帯電量+9μC/
g、対向電極21とデータ電極6との間隙を500μm
とし、図5に於いては第1の開口部15の直径を100
μm、図6に於いては第1の開口部15の直径を50μ
mとした。
【0010】図5において、予想されるドット径は約1
30μm、開口部径の約1.3倍となってしまい、図6
に至っては、予想されるドット径は約85μm、開口部
径の約1.7倍となってしまった。これらの計算結果
は、実際の印字結果とほぼ一致した。
【0011】この理由としては、開口部径が小さいほ
ど、開口部内の電界強度が大きくなり、開口部内を通過
するトナーの速度が大きくなるため、アパチャー電極に
おいてトナー流を収束させようと働く電界の作用してい
る部分(開口部の入口から絶縁層の厚みの半分の位置ま
での部分)を通過する時間が短く、従ってトナー流が十
分に収束されないままにトナーが受像紙に到達するに至
ったということが考えられる。
【0012】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、開口部径の大小に関わらず任意
のドット径のトナー像を形成することができ、特に、開
口部をトナー詰まり防止のために大口径化しても高解像
度化が可能な記録安定性に優れた画像記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、少なくとも2つの電極膜の
パターンが絶縁層を介して設けられ、それらの電極膜の
重なった部分に開口部を備え、この開口部を通過するト
ナーの流れを変調制御するアパチャー電極と、そのアパ
チャー電極の開口部に帯電したトナーを供給するトナー
供給手段と、前記アパチャー電極に対向して、前記トナ
ー供給手段の反対側に配置され、前記開口部を通過する
トナーを引き付ける対向電極とから構成されものであ
り、更に、前記アパチャー電極を通過した後の前記トナ
ーの流れを収束、または発散させることにより印字ドッ
ト径を制御する補助変調手段を備えている。
【0014】
【作用】前記の構成を有する本発明の画像記録装置にお
いて、アパチャー電極はトナーの流れを変調制御し、ト
ナー供給手段は前記アパチャー電極の開口部に帯電した
トナーを供給し、補助変調手段は前記アパチャー電極を
通過した後のトナーの流れを収束、または発散させるこ
とにより印字ドット径を制御し、対向電極は前記補助変
調手段を経たトナーを引き付けるための電界を発生す
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0016】図1は、本実施例の記録装置の概略を示す
構成図である。また、図2は、図1のうちのトナー流変
調手段である印字電極3の構成図である。また、図1、
図2に於ける矢印2は、それぞれの図における『上』の
方向を示すものであり、図1に於いて、正電荷が『上』
の方向に力を受けるような電界の向きを『正』の電界と
する。
【0017】実施例の記録装置の内部には、トナー供給
装置24と、トナー流変調手段である印字電極3と、回
転して支持体を搬送できる対向電極21とが設けられて
いる。
【0018】トナー供給装置24は、軸架されたブラシ
ローラ32と、軸架された供給ローラ33と、掻き部材
34と、トナー案内板35とから構成されている。
【0019】前記ブラシローラ32は、金属などの導電
性心棒の外側に、導電性または絶縁性の植毛が埋設され
ており、この植毛に圧接するように前記供給ローラー3
3が配置されている。
【0020】前記供給ローラ33は、発泡性ウレタンス
ポンジ層が、マグネットローラを被覆するように構成さ
れており、前記トナー1を磁化しながら、該供給ローラ
33の表面上に前記トナー1を担持する。
【0021】前記供給ローラ33と前記ブラシローラ3
2とが圧接したところで、前記トナー1は、前記ブラシ
ローラ32の表面の植毛によって掻き取られて前記ブラ
シローラ32上に担持される。
【0022】前記掻き部材34は、前記ブラシローラ3
2を引っかくように配置されている。また、前記トナー
案内板35は、ブラシローラ32に担持された前記トナ
ー1が掻き部材34によって引掻かれるときに発生する
前記トナー1のクラウドを前記印字電極3にまで案内す
るように設けられる。トナー案内板35は接地されてい
る。前記ブラシローラ32と、供給ローラ33と、掻き
部材34と、トナー案内板35は、トナーケース25に
覆われ、該トナーケース25の内部にトナー1が貯蔵さ
れている。
【0023】前記印字電極3は、前記トナー案内板35
の約5mm上方に配置されている。図2は、印字電極3
の構成を示す図である。50μmの厚みの第一の樹脂フ
ィルム5の上側には線状のデータ電極6、下側には線状
のゲート電極7が互いに格子状になるよう設けられてお
り、アパチャー電極8を形成している。また、50μm
の厚みの第二の樹脂フィルム9の上側には円形の第一偏
向電極10、下側には円形の第二偏向電極11が設けら
れており、レンズ電極14を形成している。前記アパチ
ャー電極8と前記レンズ電極14との間は、空隙にして
もよいし、前記アパチャー電極8と前記レンズ電極14
とを、第3の樹脂フィルムを挟んで接着剤等を用いて貼
り合わせてもよい。
【0024】前記データ電極6、ゲート電極7、第一偏
向電極10、第二偏向電極11は、それぞれ銅膜で構成
されている。
【0025】前記印字電極3を真上から見た状態で、ゲ
ート電極7とデータ電極6と第一偏向電極10と第二偏
向電極11とが交わる位置に穴が設けられており、第1
の開口部15及び第2の開口部16を形成している。該
第1の開口部15及び第2の開口部16を形成する穴の
直径は、約25〜500μmの範囲で任意に選択するこ
とが出来る。
【0026】ゲート電極7は、それぞれゲート電極駆動
素子17に接続されている。ゲート電極駆動素子17
は、走査回路19に接続されており、0Vが順次一つの
ゲート電極7に印加され、他のゲート電極7には、+7
5Vが印加される。下記のように、該ゲート電極7と接
地されたトナー案内板35との間の電位差によって、前
記第1の開口部15に向かう前記トナー1の供給の有無
を制御するよう電界が形成される。
【0027】データ電極6はそれぞれデータ電極駆動素
子18に接続されている。データ電極駆動素子18は、
画像データ出力回路20に接続され、画像データに応じ
てデータ電極6への印加電圧を0Vか+75Vに切り替
えられるように構成される。第一偏向電極10及び第二
偏向電極11は、それぞれ偏向電極駆動素子13に接続
されており、それぞれ任意の電圧が印加されている。
【0028】前記ゲート電極駆動素子17、前記走査回
路19、前記データ電極駆動素子18、前記画像データ
出力回路20、及び前記偏向電極駆動素子13は、すべ
て中央制御素子4に接続され、該中央制御素子4は、前
記各素子の作動を制御すると同時に、前記各素子が駆動
する各電極の印加電圧を、使用者の操作に応じて適宜変
更することができる。
【0029】図1に於いて、対向電極21は、マイナス
500Vの直流電源36に接続されており、該対向電極
21から前記第1の開口部15内の範囲にわたって約1
MV/m(=1×106 V/m)の正の電界、すなわち
飛翔電界を生じさせている。前記ゲート電極7、前記デ
ータ電極6、前記ゲート電極駆動素子17、前記走査回
路19、前記データ電極駆動素子18、及び前記画像デ
ータ出力回路20は、すべて、アパチャー電極8に表面
実装されている。したがって、アパチャー電極8は、こ
れらの素子を全て搭載できるように電極膜のパターンが
形成されている。
【0030】同様に、前記第一偏向電極10、前記第二
偏向電極11、及び前記偏向電極駆動素子13は、すべ
て、レンズ電極14に表面実装されている。したがっ
て、レンズ電極14は、これらの素子を全て搭載できる
ように電極膜のパターンが形成されている。
【0031】アパチャー電極8は、スペーサ37に接着
されている。スペーサ37には、圧電素子38が設けら
れている。該圧電素子38は、発振器39によって振動
電界が印加されるように構成される。スペーサ37は、
発振器39から印加される振動電界の作用で圧電素子3
8が発生する振動を共振するように構成されている。こ
れにより、スペーサ37とともにアパチャー電極8が加
振される。
【0032】次に、本実施例の記録装置の動作について
説明する。
【0033】トナー供給装置24に於いて、トナー1
が、供給ローラ33上に担持され、ブラシローラ32に
供給される。このときトナー1は、供給ローラ33、及
びブラシローラ32と接触しつつ摩擦帯電する。例え
ば、本実施例に於いてはプラス(+)に帯電するものと
する。
【0034】ブラシローラ32に担持された前記トナー
1は、ブラシローラ32の回転によって、掻き部材34
の位置にまで搬送される。この場所で、掻き部材34に
よって、ブラシローラ32が掻かれて該ブラシローラ3
2の植毛は弾性的に屈曲する。そして、弾性による植毛
の復元力の作用で、ブラシに担持されたトナー1が、回
転に対して接線方向に加速、飛翔する。この結果、前記
トナー1のクラウドが発生し、トナー案内板35によっ
て案内されながら、アパチャー電極8の真下まで飛行す
る。
【0035】アパチャー電極8のうちの一つのゲート電
極7に0Vを印加し、他のゲート電極7には+75Vを
印加する。+75Vが印加された該ゲート電極7には、
トナー案内板35から該ゲート電極7に向かって負の電
界が生じるので、プラス電荷を持つ前記トナー1が前記
第1の開口部15の近傍に供給されなくなる。該ゲート
電極7に0Vの電圧を印加したときには、該ゲート電極
7と前記トナー案内版35との間には電界は発生しない
ので、トナー1が飛行による慣性で前記第1の開口部1
5の近傍に供給される。
【0036】0Vが印加された一列のゲート電極7に設
けられた第1の開口部15に於いて、供給されてきたプ
ラス帯電の前記トナー1の流れは、データ電極駆動素子
18から印加される電圧によって以下のように変調され
る。
【0037】データ電極6に0Vが印加されたとき、該
データ電極6と、同じく0Vである前記ゲート電極7と
の間には電位差がないので、第1の開口部15の内部に
は、外部から正の飛翔電界が作用するために、供給され
たトナーがそのまま第1の開口部15を通過する。
【0038】第1の開口部15を通過したトナー1は、
次に第2の開口部16を通過する。この際、第一偏向電
極10及び第二偏向電極11によって第2の開口部16
内に形成されている電界の作用で、トナー1の流れは収
束される。収束の度合は、前記第一偏向電極10及び第
二偏向電極11への印加電圧を適宜制御することによっ
て変更することが出来る。
【0039】例えば、図3は第二偏向電極11に+15
0V、第二偏向電極10に+300Vを印加したときの
トナー1の軌跡、図4は第二偏向電極11に+75V、
第一偏向電極10に+225Vを印加したときのトナー
1の軌跡を有限要素法により計算した結果を示す図であ
る。ここで、計算条件は、上述した図5及び図6と同一
とする。
【0040】図3、図4のいずれの場合に於いても、図
5や図6の如くアパチャー径よりもドット径が広がって
しまうことがないようにドット径を制御することがで
き、しかも、使用者の趣意によって、第二偏向電極1
1、第一偏向電極10の印加電圧を操作することによっ
て任意のドット径の記録像を形成することが出来る。
【0041】以上のように、第二偏向電極11及び第一
偏向電極10の印加電圧を適宜操作することによって、
任意のドット径の記録を行うことが出来る。
【0042】前記第2の開口部16を通過後のトナー1
は、対向電極21によって形成されている飛翔電界によ
って、支持体23に飛翔して付着する。
【0043】一方、75Vが印加されたデータ電極6に
は、ゲート電極7とデータ電極6との間の電位差のため
に、第1の開口部15の内部に約3MV/mの強度の負
の電界が形成され正の飛翔電界を打ち消すために、プラ
ス帯電の前記トナー1が第1の開口部15を通過できな
い。
【0044】走査回路19により、順次ゲート電極7に
0Vを印加し、データ電極6に画像信号に応じて0Vか
+75Vを印加することによって、ゲート電極7の一列
ずつ記録を行う。
【0045】ゲート電極7の走査が一巡したら、支持体
23をドットピッチ分だけ移動して、前記のプロセスを
繰り返す。支持体が搬送し終わるまでに支持体23の全
面にトナー像が形成される。
【0046】前記第1の開口部15の近傍に供給された
が記録に関与しなかった前記トナー1は、前記ゲート電
極7に静電気的な鏡像力やファンデルワールス力、液架
橋力等によって付着しようとするが、これらの付着力
は、上述したアパチャー電極8の振動加速度によって、
付着しかけた該トナー1を容易にふるい落とすことがで
き、記録中に第1の開口部15の詰まりを生じることが
ない。
【0047】以上説明したように、本発明の記録装置に
よれば、補助変調手段を適宜操作することによって、開
口部径によらず任意のドット径の記録を行うことが出来
る。尚、本発明は、以上説明した実施例に限定されるも
のではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於いて、種々
の変更を加えることが可能である。
【0048】例えば、上記実施例に於いては、アパチャ
ー電極の開口部の直径と補助変調手段であるレンズ電極
の開口部の直径とは同一にしたが、異なる直径にしても
よい。
【0049】また、開口部形状は円形に限らず、多角形
状やスリット状でもよい。
【0050】また、上記実施例に於いては、補助変調手
段を1組用いたが、二組以上用いてもよい。この場合、
各補助変調手段を構成する電極パターンに設けられる開
口部の大きさは、全て同一でも良いし、異なってもよ
い。開口部形状は円形に限らず、多角形状やスリット状
でもよい。
【0051】また、上記実施例に於ける第一及び第二偏
向電極への電圧印加は、画像データ出力回路による印字
操作と同期してもよいし、印字操作と関係なく常に一定
電圧を印加してもよい。
【0052】また、上記実施例に於いて、補助変調手段
の構成をアパチャー電極と同様に走査可能な構成にして
もよい。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明の画像記録装置によれば、開口部径の大小に関わら
ず任意のドット径のトナー像を形成することができ、特
に、開口部をトナー詰まり防止のために大口径化しても
高解像度化が可能となるので、安価で、記録安定性に優
れた高品質な画像記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像記録装置の概略を示す構成図で
ある。
【図2】本実施例の画像記録装置の印字電極の構成図で
ある。
【図3】本実施例の画像記録装置に於ける記録時のトナ
ー軌跡の一例を示す図である。
【図4】本実施例の画像記録装置に於ける記録時のトナ
ー軌跡の一例を示す図である。
【図5】従来の画像記録装置に於ける記録時のトナー軌
跡の一例を示す図である。
【図6】従来の画像記録装置に於ける記録時のトナー軌
跡の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 トナー 3 印字電極 6 データ電極 7 ゲート電極 8 アパチャー電極 10 第一偏向電極 11 第二偏向電極 13 偏向電極駆動素子 14 レンズ電極 15 第1の開口部 16 第2の開口部 21 対向電極 24 トナー供給装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つの電極膜のパターンが絶
    縁層を介して設けられ、それらの電極膜の重なった部分
    に開口部を有し、この開口部を通過するトナーの流れを
    変調制御するアパチャー電極と、 そのアパチャー電極の開口部に帯電したトナーを供給す
    るトナー供給手段と、 前記アパチャー電極に対向して、前記トナー供給手段の
    反対側に配置され、前前記開口部を通過するトナーを引
    き寄せる対向電極とから構成される画像記録装置に於い
    て、 前記アパチャー電極を通過した後のトナーの流れを収
    束、または発散させることにより印字ドット径を制御す
    る補助変調手段を備えたことを特徴とする画像記録装
    置。
JP9966192A 1992-04-20 1992-04-20 画像記録装置 Pending JPH05293999A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1052103A1 (en) * 1998-01-30 2000-11-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image forming device and image forming method

Cited By (2)

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EP1052103A1 (en) * 1998-01-30 2000-11-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image forming device and image forming method
EP1052103A4 (en) * 1998-01-30 2001-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd IMAGE FORMING DEVICE AND RELATED METHOD

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