JPH06344587A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH06344587A JPH06344587A JP13356893A JP13356893A JPH06344587A JP H06344587 A JPH06344587 A JP H06344587A JP 13356893 A JP13356893 A JP 13356893A JP 13356893 A JP13356893 A JP 13356893A JP H06344587 A JPH06344587 A JP H06344587A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- aperture
- image forming
- carrying
- carrying roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成で、必要な画像濃度、コントラス
トおよび印字速度を得ることが可能な、トナー供給効率
が高いトナー供給手段を備えた画像形成装置を提供する
こと。 【構成】 本画像形成装置は、表層が剛体部14とエラ
ストマー部15とで構成されたトナー担持ローラ13
と、そのトナー担持ローラ13に対して振動を付与する
超音波振動体21とを備え、剛体部14のみにトナーを
集中的に担持させ、且つ担持されたトナーの付着力を超
音波振動体21の振動により弱めることにより、トナー
供給効率を高めている。
トおよび印字速度を得ることが可能な、トナー供給効率
が高いトナー供給手段を備えた画像形成装置を提供する
こと。 【構成】 本画像形成装置は、表層が剛体部14とエラ
ストマー部15とで構成されたトナー担持ローラ13
と、そのトナー担持ローラ13に対して振動を付与する
超音波振動体21とを備え、剛体部14のみにトナーを
集中的に担持させ、且つ担持されたトナーの付着力を超
音波振動体21の振動により弱めることにより、トナー
供給効率を高めている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたトナー流制御手段
としてのアパチャ電極体と、前記基準電極と制御電極と
の間に選択的に電位を与える手段と、印加された電位に
よってアパチャを通過するトナー粒子の流れが変調され
るよう帯電したトナー粒子を供給するトナー供給手段
と、支持体とアパチャ電極体が相対的に移動し得るよう
支持体を粒子流路中に位置決めする手段とから構成され
ている。
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたトナー流制御手段
としてのアパチャ電極体と、前記基準電極と制御電極と
の間に選択的に電位を与える手段と、印加された電位に
よってアパチャを通過するトナー粒子の流れが変調され
るよう帯電したトナー粒子を供給するトナー供給手段
と、支持体とアパチャ電極体が相対的に移動し得るよう
支持体を粒子流路中に位置決めする手段とから構成され
ている。
【0004】また、例えば米国特許第4743926
号、同4755837号、同4780733号、および
同4814796号の明細書には、アパチャ電極体が支
持体側に制御電極、トナー供給側に基準電極を向けて配
設された画像形成装置が開示されている。
号、同4755837号、同4780733号、および
同4814796号の明細書には、アパチャ電極体が支
持体側に制御電極、トナー供給側に基準電極を向けて配
設された画像形成装置が開示されている。
【0005】これに対して、米国特許第4912489
号の明細書には、アパチャ電極体を支持体側に基準電
極、トナー供給側に制御電極を向けて配設することによ
り、オフ時に制御電極に対して印加される電圧を、上記
米国特許に開示される画像形成装置に比べて1/4程度
に抑えることができることが記載されている。
号の明細書には、アパチャ電極体を支持体側に基準電
極、トナー供給側に制御電極を向けて配設することによ
り、オフ時に制御電極に対して印加される電圧を、上記
米国特許に開示される画像形成装置に比べて1/4程度
に抑えることができることが記載されている。
【0006】ここにおいて、前記オフ時とは、支持体上
にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白部
分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時と
言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味する
ものである。
にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白部
分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時と
言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味する
ものである。
【0007】また、上述したような従来の画像形成装置
に於いて、トナー供給手段としては、表面が平滑、或い
は適当な粗さをもった平面状、またはブラシ状で、前記
開口部付近まで搬送される途中の帯電したトナーを一時
的に担持するトナー担持体を備え、適当なトナー帯電手
段によって帯電されたトナーをこのトナー担持体上に担
持し、このトナーを機械的、または電磁気的な力によっ
て開口部近傍まで供給するような構成のものが一般的に
用いられていた。
に於いて、トナー供給手段としては、表面が平滑、或い
は適当な粗さをもった平面状、またはブラシ状で、前記
開口部付近まで搬送される途中の帯電したトナーを一時
的に担持するトナー担持体を備え、適当なトナー帯電手
段によって帯電されたトナーをこのトナー担持体上に担
持し、このトナーを機械的、または電磁気的な力によっ
て開口部近傍まで供給するような構成のものが一般的に
用いられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置に於いては、トナー担持体
の表面を金属などの導体で構成した場合、樹脂とは異な
り摩擦帯電による静電引力を担持のために使うことがで
きないので、平滑面では担持量が非常に少なくなるた
め、トナー供給効率が悪くなり、必要な画像濃度やコン
トラスト・印字速度を得ることができなかった。このた
め、通常はサンドブラストやエッチング、ローレット、
溝形成等の表面形状処理を行い、これらによってできた
凹凸にトナーを埋め込むようにして担持量を稼いでいた
が、この方法では、2つの問題点があった。
たような従来の画像形成装置に於いては、トナー担持体
の表面を金属などの導体で構成した場合、樹脂とは異な
り摩擦帯電による静電引力を担持のために使うことがで
きないので、平滑面では担持量が非常に少なくなるた
め、トナー供給効率が悪くなり、必要な画像濃度やコン
トラスト・印字速度を得ることができなかった。このた
め、通常はサンドブラストやエッチング、ローレット、
溝形成等の表面形状処理を行い、これらによってできた
凹凸にトナーを埋め込むようにして担持量を稼いでいた
が、この方法では、2つの問題点があった。
【0009】一つは、上記のような表面形状処理を施す
場合、事前に鏡面仕上げ等の平滑化処理を施しておかな
いと、外形切削時の切削痕が表面形状処理後にも残って
しまい、表面形状処理の有効性が十分に発揮されないこ
とである。
場合、事前に鏡面仕上げ等の平滑化処理を施しておかな
いと、外形切削時の切削痕が表面形状処理後にも残って
しまい、表面形状処理の有効性が十分に発揮されないこ
とである。
【0010】もう一つは、上記のような表面形状処理を
施す場合、熱変形によりトナー担持体の中心軸に振れが
生じ、トナー担持体のトナー搬送速度に同期した周期的
な画像濃度ムラが生じることである。
施す場合、熱変形によりトナー担持体の中心軸に振れが
生じ、トナー担持体のトナー搬送速度に同期した周期的
な画像濃度ムラが生じることである。
【0011】また、上述したような従来の画像形成装置
に於いては、トナー担持体の表面と、帯電したトナーと
の間には、一旦、トナーが担持されてしまうとトナー自
身の電荷による鏡像力が引力として生じ、これが大きす
ぎると、印字時にトナーをトナー担持体表面から離脱さ
せるのが困難となるため、トナー供給効率が悪くなり、
必要な画像濃度やコントラスト・印字速度を得るために
は、前記アパチャ電極体を駆動する電圧を高くしなけれ
ばならず、したがって装置全体がコスト高となってい
た。
に於いては、トナー担持体の表面と、帯電したトナーと
の間には、一旦、トナーが担持されてしまうとトナー自
身の電荷による鏡像力が引力として生じ、これが大きす
ぎると、印字時にトナーをトナー担持体表面から離脱さ
せるのが困難となるため、トナー供給効率が悪くなり、
必要な画像濃度やコントラスト・印字速度を得るために
は、前記アパチャ電極体を駆動する電圧を高くしなけれ
ばならず、したがって装置全体がコスト高となってい
た。
【0012】この鏡像力は、トナー担持体表面の材質に
よって強度や性質が大きく異なる。トナー担持体表面が
樹脂等の誘電体である場合、トナー自身の帯電電荷によ
る鏡像力は、トナー担持体が金属等の導体である場合と
比べると、樹脂の比誘電率をεrとしたときに(εr-
1)/(εr+1)倍となり、例えばεr=3.0の樹脂を
用いると鏡像力は金属の2分の1になるので、樹脂等の
誘電体を用いた方がトナーの供給効率が良くなると推定
される。
よって強度や性質が大きく異なる。トナー担持体表面が
樹脂等の誘電体である場合、トナー自身の帯電電荷によ
る鏡像力は、トナー担持体が金属等の導体である場合と
比べると、樹脂の比誘電率をεrとしたときに(εr-
1)/(εr+1)倍となり、例えばεr=3.0の樹脂を
用いると鏡像力は金属の2分の1になるので、樹脂等の
誘電体を用いた方がトナーの供給効率が良くなると推定
される。
【0013】しかしながら、誘電体をトナー担持体表面
に用いた場合、他の部材との接触や摩擦によって帯電し
やすいため、この帯電電荷とトナーの帯電電荷が非常に
大きな相互作用を示し、両者の極性が異なる場合は強い
吸引力となり、かえって金属の場合よりも強固に付着し
てしまうために非常に大きな制御電極駆動電圧が必要と
なってしまい、極性が同じ場合には強い反発力のために
トナーがトナー担持体表面に担持されなくなり、トナー
担持体としての用を為さなくなってしまった。本発明
は、上述した問題点を解決するためになされたものであ
り、簡易な構成で、必要な画像濃度、コントラストおよ
び印字速度を得ることが可能な、トナー供給効率が高い
トナー供給手段を備えた画像形成装置を提供することを
目的としている。
に用いた場合、他の部材との接触や摩擦によって帯電し
やすいため、この帯電電荷とトナーの帯電電荷が非常に
大きな相互作用を示し、両者の極性が異なる場合は強い
吸引力となり、かえって金属の場合よりも強固に付着し
てしまうために非常に大きな制御電極駆動電圧が必要と
なってしまい、極性が同じ場合には強い反発力のために
トナーがトナー担持体表面に担持されなくなり、トナー
担持体としての用を為さなくなってしまった。本発明
は、上述した問題点を解決するためになされたものであ
り、簡易な構成で、必要な画像濃度、コントラストおよ
び印字速度を得ることが可能な、トナー供給効率が高い
トナー供給手段を備えた画像形成装置を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、帯電したトナーの流れを制
御するトナー流制御手段と、前記トナーを担持し、その
トナーを前記トナー流制御手段に対して供給するトナー
供給手段とを備えるものであり、更には、前記トナー供
給手段は、前記帯電したトナーを担持すべく表面が剛体
部とエラストマー部とで構成されたトナー担持体と、そ
のトナー担持体に対して振動を付与する加振手段とを備
えている。
に本発明の画像形成装置は、帯電したトナーの流れを制
御するトナー流制御手段と、前記トナーを担持し、その
トナーを前記トナー流制御手段に対して供給するトナー
供給手段とを備えるものであり、更には、前記トナー供
給手段は、前記帯電したトナーを担持すべく表面が剛体
部とエラストマー部とで構成されたトナー担持体と、そ
のトナー担持体に対して振動を付与する加振手段とを備
えている。
【0015】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置は、
トナー担持体表面の剛体部とエラストマー部との間に表
面電位差を生じさせ、これによって生ずる電界によっ
て、剛体部またはエラストマー部のうち、トナー流制御
手段にトナーを供給する時に供給効率を高くできる方の
みに選択的に帯電トナーを担持する。この場合、トナー
を担持するための駆動力は、剛体部表面とエラストマー
部表面の間の電位差により生ずる電界、または、エラス
トマー部におけるタック性(付着性)を用いることによ
って十分な担持量が得られる。そして、加振手段により
トナー担持体に対して振動を付与し、担持されるトナー
の付着力を弱める。
トナー担持体表面の剛体部とエラストマー部との間に表
面電位差を生じさせ、これによって生ずる電界によっ
て、剛体部またはエラストマー部のうち、トナー流制御
手段にトナーを供給する時に供給効率を高くできる方の
みに選択的に帯電トナーを担持する。この場合、トナー
を担持するための駆動力は、剛体部表面とエラストマー
部表面の間の電位差により生ずる電界、または、エラス
トマー部におけるタック性(付着性)を用いることによ
って十分な担持量が得られる。そして、加振手段により
トナー担持体に対して振動を付与し、担持されるトナー
の付着力を弱める。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明の画像形成装置の概要を示
す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極体
1の上側には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電
極ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設
されており、前記間隙に挿入される支持体20を搬送し
得るように構成されている。また、前記アパチャ電極体
1の下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿っ
て、トナー供給装置10が配設されており、更には、前
記背面電極ローラ22によって搬送される支持体20の
進行先には定着装置26が配設されている。
す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極体
1の上側には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電
極ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設
されており、前記間隙に挿入される支持体20を搬送し
得るように構成されている。また、前記アパチャ電極体
1の下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿っ
て、トナー供給装置10が配設されており、更には、前
記背面電極ローラ22によって搬送される支持体20の
進行先には定着装置26が配設されている。
【0018】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー7と、供給ローラ12と、トナー担
持ローラ13と、帯電ブレード18とから構成されてい
る。ここにおいて、前記トナー担持ローラ13はトナー
7を担持し、アパチャ電極体1に向かって搬送するもの
であり、前記供給ローラ12は、トナー担持ローラ13
に対してトナー7を供給するものである。
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー7と、供給ローラ12と、トナー担
持ローラ13と、帯電ブレード18とから構成されてい
る。ここにおいて、前記トナー担持ローラ13はトナー
7を担持し、アパチャ電極体1に向かって搬送するもの
であり、前記供給ローラ12は、トナー担持ローラ13
に対してトナー7を供給するものである。
【0019】そして、前記供給ローラ12は、トナーケ
ース11に図示する矢印方向に回転可能に支持されてお
り、トナー担持ローラ13とは互いに接した状態で平行
に配設されている。また、前記帯電ブレード18は、ト
ナー担持ローラ13に担持されるトナー7の量が供給ロ
ーラ12、及びトナー担持ローラ13の表面上で均一に
なるよう調整するとともに、そのトナー7を均一に帯電
させるためのものであり、トナー担持ローラ13に圧接
されている。
ース11に図示する矢印方向に回転可能に支持されてお
り、トナー担持ローラ13とは互いに接した状態で平行
に配設されている。また、前記帯電ブレード18は、ト
ナー担持ローラ13に担持されるトナー7の量が供給ロ
ーラ12、及びトナー担持ローラ13の表面上で均一に
なるよう調整するとともに、そのトナー7を均一に帯電
させるためのものであり、トナー担持ローラ13に圧接
されている。
【0020】更に、トナー担持ローラ13は、剛体部1
4及びエラストマー部15とから構成されている円筒状
の部材である担持層16を備えている。
4及びエラストマー部15とから構成されている円筒状
の部材である担持層16を備えている。
【0021】図4に、このトナー担持ローラ13の構成
の詳細を示す。前記エラストマー部15には、超音波振
動が減衰しやすい合成ゴムが用いられ、またトナー7の
帯電電荷と同極性に帯電しやすい材質が選択され、例え
ば、トナー7がマイナス帯電の場合、マイナス帯電しや
すいフッ素ゴムやシリコンゴム等が好適に用いられ、そ
の厚さは数μm〜数mmの間で選択することができる。
の詳細を示す。前記エラストマー部15には、超音波振
動が減衰しやすい合成ゴムが用いられ、またトナー7の
帯電電荷と同極性に帯電しやすい材質が選択され、例え
ば、トナー7がマイナス帯電の場合、マイナス帯電しや
すいフッ素ゴムやシリコンゴム等が好適に用いられ、そ
の厚さは数μm〜数mmの間で選択することができる。
【0022】剛体部14は金属等で構成され、その厚さ
はエラストマ部15と同一であり、剛体部14及びエラ
ストマ部15は、導電性接着剤を介して導電ゴム層37
を用いて、金属製の担持層支持板35に固定されてお
り、したがって剛体部14は電気的に金属芯棒17と通
電できるようになっており、また、ある1つの剛体部1
4のみに超音波振動を印加した場合、エラストマ部15
及び導電ゴム層37によって減衰されるために担持層支
持板35や隣接した剛体部14に伝播しないようになっ
ている。
はエラストマ部15と同一であり、剛体部14及びエラ
ストマ部15は、導電性接着剤を介して導電ゴム層37
を用いて、金属製の担持層支持板35に固定されてお
り、したがって剛体部14は電気的に金属芯棒17と通
電できるようになっており、また、ある1つの剛体部1
4のみに超音波振動を印加した場合、エラストマ部15
及び導電ゴム層37によって減衰されるために担持層支
持板35や隣接した剛体部14に伝播しないようになっ
ている。
【0023】また、担持層16はトナーケース11に図
示する矢印方向に回転可能に支持されている。
示する矢印方向に回転可能に支持されている。
【0024】図1において、前記担持層16に内接する
ように、超音波振動体21が配設されている。この超音
波振動体21は、印字操作に対応してRF電圧を出力す
る超音波発振器19によって駆動されており、アパチャ
6に最近接した一つの剛体部14のみに超音波振動を印
加できるよう構成されている。
ように、超音波振動体21が配設されている。この超音
波振動体21は、印字操作に対応してRF電圧を出力す
る超音波発振器19によって駆動されており、アパチャ
6に最近接した一つの剛体部14のみに超音波振動を印
加できるよう構成されている。
【0025】なお、図1に於いて、トナーケース11、
供給ローラ12の中心軸は浮動電位を持たないようアー
スに接続されている。なお、金属芯棒17及び剛体部1
4については、接地されていてもよく、適当なバイアス
電圧が印加されていても良い。
供給ローラ12の中心軸は浮動電位を持たないようアー
スに接続されている。なお、金属芯棒17及び剛体部1
4については、接地されていてもよく、適当なバイアス
電圧が印加されていても良い。
【0026】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ上
面に厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6毎に形成さ
れたものである。そして、前記アパチャ電極体1は、図
1に示すように支持体20側に制御電極4を対向させた
状態で、絶縁シート2のアパチャ位置でトナー担持ロー
ラ13に対して圧接されている。
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ上
面に厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6毎に形成さ
れたものである。そして、前記アパチャ電極体1は、図
1に示すように支持体20側に制御電極4を対向させた
状態で、絶縁シート2のアパチャ位置でトナー担持ロー
ラ13に対して圧接されている。
【0027】ここにおいて、前記アパチャ電極体1のア
パチャ6とトナー担持ローラ13との位置関係の詳細を
説明すると、図3に示すように、各アパチャ6は各々の
中心線30がトナー担持ローラ13の周面の最上部分
と、トナー担持ローラ13の中心軸32とを通過するよ
うに配置されている。これによれば、各アパチャ6は、
トナー担持ローラ13の周面の最上部分を基準として、
左右に均等に配置されることにより、各アパチャ6を通
過するトナー7の分布をアパチャ内の全域で均一にする
ことができる。また、アパチャ6の壁面とトナー7の飛
翔方向とが平行であるため、安定してトナーを飛翔させ
ることができる。
パチャ6とトナー担持ローラ13との位置関係の詳細を
説明すると、図3に示すように、各アパチャ6は各々の
中心線30がトナー担持ローラ13の周面の最上部分
と、トナー担持ローラ13の中心軸32とを通過するよ
うに配置されている。これによれば、各アパチャ6は、
トナー担持ローラ13の周面の最上部分を基準として、
左右に均等に配置されることにより、各アパチャ6を通
過するトナー7の分布をアパチャ内の全域で均一にする
ことができる。また、アパチャ6の壁面とトナー7の飛
翔方向とが平行であるため、安定してトナーを飛翔させ
ることができる。
【0028】更には、アパチャ電極体1自体は、図3に
示すようにトナー担持ローラ13に対して、アパチャ6
を中心として左右に同じ角度だけたわむように圧接され
ている。これにより、アパチャ電極体1とトナー担持ロ
ーラ13の担持層16との接触面積を大きくすることが
できるとともに、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧
接することができるため、トナーの濃度むらが発生する
ことを極力抑えることができる。
示すようにトナー担持ローラ13に対して、アパチャ6
を中心として左右に同じ角度だけたわむように圧接され
ている。これにより、アパチャ電極体1とトナー担持ロ
ーラ13の担持層16との接触面積を大きくすることが
できるとともに、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧
接することができるため、トナーの濃度むらが発生する
ことを極力抑えることができる。
【0029】また、前記制御電極4には、制御電圧印加
回路8が接続されている。この制御電圧印加回路8は、
画像信号に基いて制御電極4に対して0V、もしくは+
35Vの電圧を印加するように構成されている。
回路8が接続されている。この制御電圧印加回路8は、
画像信号に基いて制御電極4に対して0V、もしくは+
35Vの電圧を印加するように構成されている。
【0030】更には、前記背面電極ローラ22には直流
電源24が接続されており、この直流電源は前記背面電
極ローラ22に対して+1kVの電圧を印加し得るよう
になっている。
電源24が接続されており、この直流電源は前記背面電
極ローラ22に対して+1kVの電圧を印加し得るよう
になっている。
【0031】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を図1を用いて説明する。まず始めに、担持層
16と供給ローラ12の図1に示す矢印方向の回転によ
り、供給ローラ12から送られてくるトナー7は帯電ブ
レード18に擦りつけられ、マイナスに帯電させられ
る。担持層16も、供給ローラ12と摩擦しながら回転
しているので、エラストマ部15の表面は大きなマイナ
ス電荷を持ち、剛体部14との間に電界が生じる。この
電界によって、マイナス帯電のトナー7は、剛体部14
の上のみに担持される。担持されたトナー7は、担持層
16の回転によってアパチャ電極体1に向かって搬送さ
れる。
置の動作を図1を用いて説明する。まず始めに、担持層
16と供給ローラ12の図1に示す矢印方向の回転によ
り、供給ローラ12から送られてくるトナー7は帯電ブ
レード18に擦りつけられ、マイナスに帯電させられ
る。担持層16も、供給ローラ12と摩擦しながら回転
しているので、エラストマ部15の表面は大きなマイナ
ス電荷を持ち、剛体部14との間に電界が生じる。この
電界によって、マイナス帯電のトナー7は、剛体部14
の上のみに担持される。担持されたトナー7は、担持層
16の回転によってアパチャ電極体1に向かって搬送さ
れる。
【0032】このとき、剛体部14とエラストマ部15
との間に生じる電界強度が強ければ強いほど、すなわち
エラストマ部15の帯電量が大きいほど、剛体部14に
付着するトナー7の量が多くなるので、供給ローラ12
及びエラストマ部15の材質の組み合わせを適切に選択
すれば、剛体部14及びエラストマ部15に複雑な表面
処理を施すことなく、十分な担持量を得ることができ
る。
との間に生じる電界強度が強ければ強いほど、すなわち
エラストマ部15の帯電量が大きいほど、剛体部14に
付着するトナー7の量が多くなるので、供給ローラ12
及びエラストマ部15の材質の組み合わせを適切に選択
すれば、剛体部14及びエラストマ部15に複雑な表面
処理を施すことなく、十分な担持量を得ることができ
る。
【0033】そして、担持層16上のトナーはアパチャ
電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に
供給される。アパチャ6の直下に来た剛体部14には、
超音波振動体21によって超音波振動が印加され、振動
加速度という機械的な作用により、剛体部14上にトナ
ー7を拘束している力を打ち消す方向の力がトナー7に
与えられるので、微弱な制御電界にもトナー7が応答す
るようにすることができる。
電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に
供給される。アパチャ6の直下に来た剛体部14には、
超音波振動体21によって超音波振動が印加され、振動
加速度という機械的な作用により、剛体部14上にトナ
ー7を拘束している力を打ち消す方向の力がトナー7に
与えられるので、微弱な制御電界にもトナー7が応答す
るようにすることができる。
【0034】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
35Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4と担持層16の
トナーを担持した部分(この場合剛体部14)との間の
電位差により、制御電極4よりトナー担持ローラ13に
向かう電気力線が形成される。それにより、マイナスに
帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受け、担
持層16上からアパチャ6を通過して制御電極4側に引
き出される。引き出されたトナー7は、更に、背面電極
22に印加されている電圧によって支持体20とアパチ
ャ電極体1との間に形成される電界により、支持体20
に向かって飛翔し、支持体20上に堆積して画素を形成
する。
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から+
35Vの電圧が印加される。その結果、画像部分に対応
するアパチャ6の近傍には、制御電極4と担持層16の
トナーを担持した部分(この場合剛体部14)との間の
電位差により、制御電極4よりトナー担持ローラ13に
向かう電気力線が形成される。それにより、マイナスに
帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受け、担
持層16上からアパチャ6を通過して制御電極4側に引
き出される。引き出されたトナー7は、更に、背面電極
22に印加されている電圧によって支持体20とアパチ
ャ電極体1との間に形成される電界により、支持体20
に向かって飛翔し、支持体20上に堆積して画素を形成
する。
【0035】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、担持層16のトナーを担持した部分と制御電
極4との間には、トナー7がアパチャ6に向かうような
電界が形成されないことにより、担持層16上のトナー
7は、アパチャ6に向かった静電力を受けないためアパ
チャ6を通過しない。
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、担持層16のトナーを担持した部分と制御電
極4との間には、トナー7がアパチャ6に向かうような
電界が形成されないことにより、担持層16上のトナー
7は、アパチャ6に向かった静電力を受けないためアパ
チャ6を通過しない。
【0036】更には、支持体20は、その面上にトナー
7により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と垂
直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセス
を繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が形
成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置2
6によって支持体20上に定着される。
7により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と垂
直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセス
を繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が形
成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置2
6によって支持体20上に定着される。
【0037】上記のように構成される画像形成装置にお
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ13
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ13
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
【0038】上記のプロセスにおいて、制御電極4によ
る制御電界は、制御電極4とアパチャ6の内部、および
そのアパチャ6と対向するトナー担持ローラ13のトナ
ー担持面である担持層16の表面との間に形成されるの
で、担持されるトナー7に直接、制御電界を印加できる
ため、制御効率がよい。
る制御電界は、制御電極4とアパチャ6の内部、および
そのアパチャ6と対向するトナー担持ローラ13のトナ
ー担持面である担持層16の表面との間に形成されるの
で、担持されるトナー7に直接、制御電界を印加できる
ため、制御効率がよい。
【0039】また、供給されるトナー7の一部が、アパ
チャ電極体1との摺動で機械的な力等を受け、非画像部
に対応するアパチャ6内に進入しても、アパチャ6内部
の電界でアパチャ6を通過しないよう制御できるため、
トナーの制御性が良い。
チャ電極体1との摺動で機械的な力等を受け、非画像部
に対応するアパチャ6内に進入しても、アパチャ6内部
の電界でアパチャ6を通過しないよう制御できるため、
トナーの制御性が良い。
【0040】更には、トナー担持ローラ13とアパチャ
電極体1はトナー層を挟んで対向しているので、比較的
近距離に配置することができることにより、必要な制御
電界を生ずるための制御電圧を低くすることができ、安
価な駆動素子を使用することができる。
電極体1はトナー層を挟んで対向しているので、比較的
近距離に配置することができることにより、必要な制御
電界を生ずるための制御電圧を低くすることができ、安
価な駆動素子を使用することができる。
【0041】また、アパチャ電極体1の絶縁性シート2
はトナー担持ローラ13側に向けられているので、トナ
ー供給系の不具合でトナー担持ローラ13上にトナー7
が存在しない場合でも、制御電極4とトナー担持ローラ
13が接触して電気的に短絡し、駆動素子を壊すことは
ない。
はトナー担持ローラ13側に向けられているので、トナ
ー供給系の不具合でトナー担持ローラ13上にトナー7
が存在しない場合でも、制御電極4とトナー担持ローラ
13が接触して電気的に短絡し、駆動素子を壊すことは
ない。
【0042】また、アパチャ電極体1とトナー担持ロー
ラ13上のトナー7とは、アパチャ6の入口部分で接触
していることにより、アパチャ6の入口部分に堆積する
トナー7は、トナー担持ローラ13により順次供給され
るトナーにより押し流されるため、トナー7が堆積、架
橋してアパチャ6を塞ぐことが無い。
ラ13上のトナー7とは、アパチャ6の入口部分で接触
していることにより、アパチャ6の入口部分に堆積する
トナー7は、トナー担持ローラ13により順次供給され
るトナーにより押し流されるため、トナー7が堆積、架
橋してアパチャ6を塞ぐことが無い。
【0043】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。なお、同一
の作用を奏するものには同一の符号を付して説明する。
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。なお、同一
の作用を奏するものには同一の符号を付して説明する。
【0044】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、米国特許第5036341号の明細書に記載される
ような編目状の電極体を用いることも可能である。
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、米国特許第5036341号の明細書に記載される
ような編目状の電極体を用いることも可能である。
【0045】また、上記実施例においては、トナーを剛
体部に担持したが、エラストマ部に担持するようにして
も良い。
体部に担持したが、エラストマ部に担持するようにして
も良い。
【0046】図5は、このような変形例の構成を示す図
である。剛体部14は、図示しない電源によって任意の
電圧を印加できるよう構成されており、超音波振動体2
1は、アパチャ6から比較的遠い任意の位置の剛体部1
4のみに超音波振動を印加できるよう配置されている。
である。剛体部14は、図示しない電源によって任意の
電圧を印加できるよう構成されており、超音波振動体2
1は、アパチャ6から比較的遠い任意の位置の剛体部1
4のみに超音波振動を印加できるよう配置されている。
【0047】エラストマ部15は、トナー7と逆の極性
に帯電しやすい、例えばトナー7がマイナス帯電の場合
にはプラス帯電しやすい材質を選択し、剛体部14は、
接地するか、僅かなマイナス電位を与えることによっ
て、エラストマ部15と剛体部14との間に生ずる電界
の作用でエラストマ部15上のみにマイナス帯電したト
ナー7が担持されることができる。
に帯電しやすい、例えばトナー7がマイナス帯電の場合
にはプラス帯電しやすい材質を選択し、剛体部14は、
接地するか、僅かなマイナス電位を与えることによっ
て、エラストマ部15と剛体部14との間に生ずる電界
の作用でエラストマ部15上のみにマイナス帯電したト
ナー7が担持されることができる。
【0048】この場合、誤ってプラスに帯電したトナー
7が、上述した電界の作用で剛体部14に付着するが、
超音波振動体21によって付着した逆帯電トナーを振り
落とすことができるので、逆帯電トナーによる画像の地
かぶりを防止する効果をも奏することができる。
7が、上述した電界の作用で剛体部14に付着するが、
超音波振動体21によって付着した逆帯電トナーを振り
落とすことができるので、逆帯電トナーによる画像の地
かぶりを防止する効果をも奏することができる。
【0049】このような変形例においては、ただ一つの
剛体部14のみに超音波振動を印加するような構成にし
なくても良いので、図6に示すように、担持層支持板3
5と剛体部14とを分割せずに一体で形成しても良い。
この場合、超音波振動体21は金属芯棒17の外表面に
接するように配置される。
剛体部14のみに超音波振動を印加するような構成にし
なくても良いので、図6に示すように、担持層支持板3
5と剛体部14とを分割せずに一体で形成しても良い。
この場合、超音波振動体21は金属芯棒17の外表面に
接するように配置される。
【0050】また、エラストマ部15として、供給ロー
ラ12と摩擦したときに帯電性が極めて小さくなるよう
な、帯電列で供給ローラ12と近い材質を選択した場合
でも、トナー7の電荷と同じ極性の電圧を剛体部14に
印加することによって、上記実施例と同様の効果でトナ
ー7を選択的に剛体部14上のみに担持することができ
る。
ラ12と摩擦したときに帯電性が極めて小さくなるよう
な、帯電列で供給ローラ12と近い材質を選択した場合
でも、トナー7の電荷と同じ極性の電圧を剛体部14に
印加することによって、上記実施例と同様の効果でトナ
ー7を選択的に剛体部14上のみに担持することができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、帯電したトナーの流れを
制御するトナー流制御手段と、前記トナーを担持し、そ
のトナーを前記トナー流制御手段に対して供給するトナ
ー供給手段とを備えるものであり、更に前記トナー供給
手段は、前記帯電したトナーを担持すべく表面が剛体部
とエラストマー部とで構成されたトナー担持体と、その
トナー担持体に対して振動を付与する加振手段とを備え
たことにより、トナー担持体の何れかの部分のみにトナ
ーを集中的に担持させ、且つ担持されたトナーの付着力
を加振手段の振動により弱めることができるため、トナ
ー供給効率が高くなることにより、必要な画像濃度、コ
ントラストおよび印字速度を容易に得ることが可能とな
る。
発明の画像形成装置によれば、帯電したトナーの流れを
制御するトナー流制御手段と、前記トナーを担持し、そ
のトナーを前記トナー流制御手段に対して供給するトナ
ー供給手段とを備えるものであり、更に前記トナー供給
手段は、前記帯電したトナーを担持すべく表面が剛体部
とエラストマー部とで構成されたトナー担持体と、その
トナー担持体に対して振動を付与する加振手段とを備え
たことにより、トナー担持体の何れかの部分のみにトナ
ーを集中的に担持させ、且つ担持されたトナーの付着力
を加振手段の振動により弱めることができるため、トナ
ー供給効率が高くなることにより、必要な画像濃度、コ
ントラストおよび印字速度を容易に得ることが可能とな
る。
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体とトナー担持ローラとの構成を模式的に表す図であ
る。
極体とトナー担持ローラとの構成を模式的に表す図であ
る。
【図4】本発明の画像形成装置に用いられるトナー担持
ローラの構成の一例を示す図である。
ローラの構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の画像形成装置の変形例を示す図であ
る。
る。
【図6】図5に用いられるトナー担持ローラの構成の一
例を示す図である。
例を示す図である。
1 アパチャ電極体 4 制御電極 6 アパチャ 7 トナー 13 トナー担持ローラ 14 剛体部 15 エラストマー部 16 担持層 21 超音波振動体 22 背面電極ローラ 24 直流電源
Claims (1)
- 【請求項1】 帯電したトナーの流れを制御するトナー
流制御手段と、 前記トナーを担持し、そのトナーを前記トナー流制御手
段に対して供給するトナー供給手段とを備える画像形成
装置において、 前記トナー供給手段は、前記帯電したトナーを担持すべ
く表面が剛体部とエラストマー部とで構成されたトナー
担持体と、 そのトナー担持体に対して振動を付与する加振手段とを
備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13356893A JPH06344587A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13356893A JPH06344587A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344587A true JPH06344587A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15107856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13356893A Pending JPH06344587A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06344587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0884656A2 (en) * | 1997-06-09 | 1998-12-16 | Array Printers Ab | Direct printing method |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP13356893A patent/JPH06344587A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0884656A2 (en) * | 1997-06-09 | 1998-12-16 | Array Printers Ab | Direct printing method |
EP0884656A3 (en) * | 1997-06-09 | 1999-05-26 | Array Printers Ab | Direct printing method |
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