JPH06328769A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06328769A
JPH06328769A JP12385893A JP12385893A JPH06328769A JP H06328769 A JPH06328769 A JP H06328769A JP 12385893 A JP12385893 A JP 12385893A JP 12385893 A JP12385893 A JP 12385893A JP H06328769 A JPH06328769 A JP H06328769A
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JP
Japan
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toner
electrode
voltage
image forming
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP12385893A
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English (en)
Inventor
Masataka Maeda
昌孝 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価な高耐圧スイッチング素子を用いること
なく制御を行うことが可能な、低価格の画像形成装置を
提供することを目的としている。 【構成】 本画像形成装置における制御電極4とトナー
担持ローラ14の間には、制御電圧印加回路8が接続さ
れている。制御電圧印加回路8は、制御電極毎に画像信
号出力回路35と圧電トランス36から構成されてお
り、圧電トランス36は柱状のPZT31に共通電極3
4と、入力電極33と、出力電極32とが形成されたも
のであり、PZT31は入力電極33と共通電極34に
挟まれている部分は矢印37方向に、共通電極34と出
力電極の間は矢印38方向に分極されている。そして、
この圧電トランス36で比較的低電圧の画像信号を昇圧
して高電圧とし、トナー流を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたアパチャ電極体
と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を与
える手段と、印加された電位によってアパチャを通過す
るトナー粒子の流れが変調されるよう帯電したトナー粒
子を供給する手段と、支持体とアパチャ電極体が相対的
に移動し得るよう支持体を粒子流路中に位置決めする手
段とから構成されている。
【0004】また、例えば米国特許出願第946937
号、同926169号、同140266号、および同9
26158号の明細書には、アパチャ電極体が支持体側
に制御電極、トナー供給側に基準電極を向けて配設され
た画像形成装置が開示されている。
【0005】これに対して、特開平2−226261号
公報には、アパチャ電極体を支持体側に基準電極、トナ
ー供給側に制御電極を向けて配設することにより、オフ
時に制御電極に対して印加される電圧を、上記米国特許
に開示される画像形成装置に比べて1/4程度に抑える
ことができることが記載されている。
【0006】ここにおいて、前記オフ時とは、支持体上
にトナー粒子を付着させない時、すなわち画像の空白部
分を形成する時点を意味するものであり、逆にオン時と
言えば、支持体上にトナー像を形成する時点を意味する
ものである。
【0007】また、本出願人は、特願平4ー25449
4号の明細書および図面において、トナーを保持した担
持体と記録電極とを接触させて配置することにより記録
特性を大きく改善することができる画像記録装置も提案
している。この装置によれば、制御電圧をはさらに低下
させることが可能であつた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置では、アパチャ電極体の各
電極に対する制御電圧が高いため、高価な高耐圧スイッ
チング素子が必要となり、高耐圧スイッチング素子を多
く使用すると装置が高価になる欠点があった。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、高価な高耐圧スイッチング素子
を用いることなく制御を行うことが可能な、低価格の画
像形成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、帯電したトナーの流れを制
御するトナー流制御手段と、そのトナー流制御手段に対
して、前記帯電したトナーを供給するトナー供給手段
と、そのトナー供給手段とは、全トナー流制御手段を挟
んで反対側に設けられた背面電極とを備えるものであ
り、更には、前記トナー流制御手段は、制御電圧を印加
するための電圧印加手段を有し、その電圧印加手段は、
圧電トランスを備えている。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置にお
けるトナー流制御手段は、比較的低電圧の画像信号を圧
電トランスで昇圧して高電圧とし、トナー流を制御す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の画像形成装置の概要を示
す図であり、トナー流制御手段としてのアパチャ電極体
1の上側には、0.5mmの間隙を有して、円柱状の背
面電極ローラ22がシャーシ(図示せず)に回動可能に
配設されており、前記間隙に挿入される支持体20を搬
送し得るように構成されている。また、前記アパチャ電
極体1の下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に
沿って、トナー供給装置10が配設されており、更に
は、前記背面電極ローラ22によって搬送される支持体
20の進行先には定着装置26が配設されている。
【0014】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
【0015】そして、前記供給ローラ12とトナー担持
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。
【0016】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ50μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ上
面に厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6毎に形成さ
れたものである。そして、前記アパチャ電極体1は、図
1に示すように支持体20側に制御電極4を対向させた
状態で、絶縁シート2のアパチャ位置でトナー担持ロー
ラ14に対して圧接されている。
【0017】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は図3に詳細に示すように、各
制御電極毎に画像信号出力回路35と圧電トランス36
から構成されている。圧電トランス36は柱状のPZT
31に共通電極34と、入力電極33と、出力電極32
とが図のように形成され、PZT31は入力電極33と
共通電極34に挟まれている部分は矢印37方向に、共
通電極34と出力電極の間は矢印38方向に分極されて
いる。
【0018】出力32は制御電極4に接続されている。
圧電トランス36は共振周波数4MHzで昇圧比100
となるよう形成されている。入力電極33は画像信号出
力回路35に共通電極34はトナー担持ローラ14に接
続されている。
【0019】更には、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ14との間には直流電源24が接続されてお
り、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+
1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0020】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0021】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16はトナー担持ロー
ラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてトナ
ー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー1
6は、層規制ブレード18によって薄層化されるととも
に帯電された後、トナー担持ローラ14の回転によって
アパチャ電極体1に向かって搬送される。そして、トナ
ー担持ローラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁
シート2に擦られつつアパチャ6の下に供給される。
【0022】ここで、画像信号に応じて、画像部分には
画像信号出力回路35から4MHz5Vの矩形波が出力
される。その信号は圧電トランス36で昇圧され、出力
電極と共通電極との間に約500Vの矩形波が出力され
制御電極に印加される。
【0023】その結果、画像部分に対応するアパチャ6
の近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ14の間に
電圧波形に対応する制御電界が形成される。制御電極に
500Vが印加されているとき電気力線は、制御電極4
よりトナー担持ローラ14に向かう。それにより、マイ
ナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受
ける。電界は、画像信号と同じ4MHzで振動している
が、トナーはその質量のため振動に追従せず、その運動
方向はトナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過す
る方向に平滑される。よってトナー担持ローラ14上の
トナーは、アパチャ6を通過し制御電極4側に引き出さ
れる。引き出されたトナー16は、更に、背面電極22
に印加されている電圧によって支持体20とアパチャ電
極体1との間に形成される電界により、支持体20に向
かって飛翔し、支持体20上に堆積して画素を形成す
る。
【0024】また、非画像部分に対応する制御電極4に
つながる圧電トランス36の入力電極には、画像信号出
力回路35から0Vの電圧が印加される。その結果、圧
電トランス36の出力電極32、及びそれにつながる制
御電極4には電圧が印加されない。よって、トナー担持
ローラ14と制御電極4との間には電界が形成されない
ことにより、トナー担持ローラ14上のトナー16は静
電力を受けないためアパチャ6を通過しない。
【0025】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0026】上記のように構成される画像形成装置にお
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ14
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
【0027】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0028】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、共通電極に負
の直流電圧を重畳することにより、負の電圧を印加して
も良い。この場合、よりかぶりの少ない画像を得ること
ができる。また、上記実施例においては、トナー流制御
手段としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、特表平
1ー503221号公報に記載されるような編目状の電
極体を用いることも可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置は、トナー流制御手段が、制御電圧
を印加するための電圧印加手段を有し、その電圧印加手
段が、圧電トランスを備えていることにより、低い電圧
でトナー流を制御できるため、高価な高耐圧スイッチン
グ素子を用いる必要がないことにより、低価格で構成す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の要部である制御電圧印加回路周辺の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極ローラ 24 直流電源 36 圧電トランス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電したトナーの流れを制御するトナー
    流制御手段と、 そのトナー流制御手段に対して、前記帯電したトナーを
    供給するトナー供給手段と、 そのトナー供給手段とは、全トナー流制御手段を挟んで
    反対側に設けられた背面電極とを備える画像形成装置に
    おいて、 前記トナー流制御手段は、制御電圧を印加するための電
    圧印加手段を有し、その電圧印加手段は、圧電トランス
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP12385893A 1993-05-26 1993-05-26 画像形成装置 Pending JPH06328769A (ja)

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JP12385893A JPH06328769A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 画像形成装置

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JP12385893A JPH06328769A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 画像形成装置

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JPH06328769A true JPH06328769A (ja) 1994-11-29

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JP12385893A Pending JPH06328769A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860754A2 (en) * 1997-02-21 1998-08-26 Sharp Kabushiki Kaisha An image forming apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0860754A2 (en) * 1997-02-21 1998-08-26 Sharp Kabushiki Kaisha An image forming apparatus
EP0860754A3 (en) * 1997-02-21 1999-05-19 Sharp Kabushiki Kaisha An image forming apparatus
US6003976A (en) * 1997-02-21 1999-12-21 Sharp Kabushiki Kaisha Apparatus for electrostatically forming images using time stable reference voltage

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