JPH0885226A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0885226A
JPH0885226A JP22133194A JP22133194A JPH0885226A JP H0885226 A JPH0885226 A JP H0885226A JP 22133194 A JP22133194 A JP 22133194A JP 22133194 A JP22133194 A JP 22133194A JP H0885226 A JPH0885226 A JP H0885226A
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JP
Japan
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toner
carrying roller
image forming
aperture
roller
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JP22133194A
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English (en)
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Masaichi Tanabe
政一 田辺
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー担持体表面のクリーニングを確実に行
うことができる画像形成装置を提供する。 【構成】 本画像形成装置は、アパチャ電極体1の上側
に、背面電極ローラ22が回動可能に配設され、アパチ
ャ電極体1の下側に、トナー供給装置10が配設されて
いる。トナー供給装置10には、トナー16を収納する
トナーケース11と、供給ローラ12と、トナー担持ロ
ーラ14と、トナー層規制ブレード18が備えられてお
り、更に、アパチャ電極体1に対してトナー供給を終え
たトナー担持ローラ14表面の残留トナーを除電するた
めの除電装置50と、除電済みのトナーをかき取るスク
レーパ52とが備えられている。トナー担持ローラ14
の表面に残留したトナーは除電装置50により除電され
るので、スクレーパ52による除去が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の小さな孔(以下、アパチャと称する)を有したアパチ
ャ電極体に画像信号による駆動信号を印加することによ
り、トナー粒子のアパチャ通過を制御し、通過したトナ
ー粒子により印字用紙等の画像記録媒体上に画像を得る
画像形成装置が特開平6−155798号公報等で開示
されている。
【0003】このような画像形成装置は、図4に示すよ
うに、アパチャ電極体101を挟んで、トナー担持ロー
ラ114と画像記録媒体120とを対向させ、さらに、
画像記録媒体120の背面に背面電極122を設けた構
成となっている。また、この画像形成装置100に用い
られるアパチャ電極体101には、厚さ25μポリイミ
ド製の絶縁シート102に直径100μmの複数のアパ
チャ106が、アパチャ電極体101の長手方向に一列
に形成され、当該アパチャ106の周囲に厚さ1μm、
幅20μmの銅箔からなる制御電極104が各々形成さ
れている。さらに、このアパチャ電極体101は、制御
電極104が設けられている面を画像記録媒体120に
対向して配置されている。
【0004】この画像形成装置100では、制御電極1
04に制御電圧印加回路108から画像信号に応じた制
御電圧を印加すると、制御電極104と帯電したトナー
116を担持しているトナー担持ローラ114との間に
電界が形成され、制御電極104とトナー担持ローラ1
14との間にトナー流が発生する。そして、トナー担持
ローラ114上のトナー116はアパチャ106を通過
して、画像記録媒体120上に画像を形成する。
【0005】前記のトナー担持ローラ114は、表面が
微細な凹凸を多数有する金属ローラで構成され、その表
面上にトナー116を担持してアパチャ電極体101に
供給するように構成されている。ここで、トナー担持ロ
ーラ114の表面には、担持していたトナーが画像形成
に使用されて、トナー116の残留がない部分と、画像
の白べた部分に対応したために、画像形成に使用されな
かったトナー116が付着したままになって残留してい
る部分が生じている。また、画像形成に使用されたトナ
ー116を担持していた部分でも、帯電量の多いトナー
は、飛翔せずに残留していることが多かった。この残留
トナーをそのままにしておくと、次に、供給ローラ11
2で再びトナー116をトナー担持ローラ114に担持
させるときに、トナー層が均一にならず、帯電量にもば
らつきが生じ、制御電極104によるトナー流の制御が
スムーズに行かず、画質低下の原因となっていた。
【0006】そのため、アパチャ電極体101のアパチ
ャ106の下部を通過したトナー担持ローラ114の表
面は、残留しているトナー116を除去するクリーニン
グが必要であり、従来は、図4に示すように、ゴム等の
ブレードで構成されるスクレーパ152によって、残留
するトナー116をかき落としていた。そして、その
後、供給ローラ112によって、トナー116を、再
び、トナー担持ローラ114の表面に均一な層として担
持していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナー
116には、0.5μm〜20μm程度の粒子径のばら
つきがあり、トナーの帯電量は粒子径の小さい微粒子ト
ナーでは、かなり高く、粒子径の大きいトナーでは帯電
量が小さくなるというばらつきが生じていた。特に、微
粒子トナーは、平均粒子径よりもはるかに小さい粒子径
のトナーであり、表面積に比較して重さが軽く、単位重
さ当りの電荷量である帯電量が極めて大きくなり、トナ
ー担持ローラ114に付着する静電気的付着力(鏡像
力)が大きくなる。従って、アパチャ電極体101の制
御電極104に制御電圧を印加しても、トナー担持ロー
ラ114の表面から記録紙側に飛翔することができず、
トナー担持ローラ114に残留しやすく、また、粒子径
の小さいことと強力な静電気的付着力によりゴム製のブ
レードでかき落とそうとしても、十分に除去できず、次
第にトナー担持ローラ114の表面に融着を起こすとい
う問題も有していた。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナー担持体表面に対してトナ
ークリーニングを確実に行うことができ、トナー担持体
表面にトナー融着の発生を抑止することのできる画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1の発明の画像形成装置は、複数の開口部が
形成され、各開口部がそれぞれ制御電極を有する電極ア
レーと、前記電極アレーの開口部にトナーを供給するト
ナー担持体と、前記電極アレーに対して前記トナー担持
体と反対側に配置された画像記録媒体と、前記トナーを
前記トナー担持体から電極アレーの開口部を貫通して前
記画像記録媒体上に選択的に飛翔させる制御電極駆動手
段と、前記トナー担持体の近傍において、前記トナー担
持体が前記開口部にトナーを供給する供給方向下流側に
設けられたトナー除電手段とを備えている。
【0010】また、請求項2の発明の画像形成装置は、
請求項1の発明の画像形成装置の構成に加えて、前記ト
ナー除電手段に対して、前記トナー担持体がトナーを供
給する供給方向下流側に設けられたトナー除去手段を備
えている。
【0011】さらに、請求項3の発明の画像形成装置
は、請求項2の発明の画像形成装置の構成に加えて、前
記トナー除去手段がブレードであることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】上記の構成を有する請求項1の発明の画像形成
装置では、トナー担持体によって電極アレーの開口部に
向けてトナーが供給される。次いで、制御電極駆動手段
により画像形成部分に対応した制御電極に選択的に電圧
が印加されるので、前記トナー担持体が搬送してきたト
ナーが、選択的に電極アレーの開口部を通過して画像記
録媒体上に画像を形成する。ここで、トナー担持体に残
留したトナーは、トナー除電手段により除電される。従
って、トナー担持体に残留したトナーの帯電が除去さ
れ、静電気的付着力が減少する。よって、残留したトナ
ーがトナー担持体に残留し続け、トナー担持体に融着す
ることがない。
【0013】また、請求項2の発明の画像形成装置で
は、トナー担持体に残留したトナーは、トナー除電手段
によりが除電された後に、トナー除去手段により除去さ
れる。従って、トナー担持体の残留トナーの除去が確実
にできる。
【0014】さらに、請求項3の発明の画像形成装置で
は、トナー担持体に残留したトナーは、トナー除電手段
により除電された後に、ブレードにより除去される。従
って、トナー担持体の残留トナーの除去が、簡易な構造
のブレードによって確実にできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0016】図1は、本発明を実施した画像形成装置6
0の概要を示す図であり、トナー流を制御する電極アレ
ーとしてのアパチャ電極体1の上側には、1mmの間隙
を有して、円柱状の背面電極ローラ22がシャーシ(図
示せず)に回動可能に配設されており、前記間隙に挿入
される印字用紙やOHPシート等の画像記録媒体20を
搬送し得るように構成されている。また、前記アパチャ
電極体1の下側には、そのアパチャ電極体1の長手方向
に沿って、トナー供給装置10が配設されており、さら
に、前記背面電極ローラ22によって搬送される画像記
録媒体20の進行先には、加熱定着、または加圧定着に
より定着を行う定着装置26が配設されている。
【0017】次に、上記各構成要素を詳細に説明する
と、前記トナー供給装置10には、装置全体のハウジン
グを兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11
内に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナ
ー担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とが備
えられている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4は、トナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かっ
て搬送するものであり、円筒形の金属により構成され、
その表面は、トナー16が担持され易いように、微細な
凹凸が多数形成されている。また、前記供給ローラ12
は、トナー担持ローラ14に対してトナー16を供給す
るものである。そして、前記供給ローラ12とトナー担
持ローラ14は、トナーケース11に図示するそれぞれ
の矢印方向に回転可能に支持されており、両者は接した
状態で平行に配設されている。また、トナー担持ローラ
14は、ステッピングモータ36に接続され、供給ロー
ラ12もまたモータ(図示せず)に接続されており、そ
れぞれのローラ12,14は、前記各モータによって駆
動されるように構成されている。
【0018】前記トナー層規制ブレード18は、トナー
担持ローラ14に担持されるトナー16のトナー量がト
ナー担持ローラ14のローラ面上で均一になるよう調整
するとともに、そのトナー16を均一に帯電させるため
のものであり、その一端をトナー担持ローラ14に圧接
されている。
【0019】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に、厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径
100μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ
上面に厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6毎に形成
されたものである。そして、前記アパチャ電極体1は、
図1に示すように、画像記録媒体20側に制御電極4を
対向させた状態で、絶縁シート2のアパチャ6の位置で
トナー担持ローラ14に対して圧接されてトナーケース
11に固定されている。
【0020】ここで、前記アパチャ電極体1のアパチャ
6とトナー担持ローラ14との位置関係の詳細を説明す
ると、図3に示すように、各アパチャ6は各々の垂直線
30がトナー担持ローラ14の周面の最上部分と、トナ
ー担持ローラ14の中心軸32とを通過するように配置
されている。従って、各アパチャ6は、トナー担持ロー
ラ14の周面の最上部分を基準として、左右に均等に配
置されることにより、各アパチャ6を通過するトナー1
6の分布をアパチャ内の全域で均一にすることができ
る。また、アパチャ6の壁面とトナー16の飛翔方向と
が平行であるため、安定してトナーを飛翔させることが
できる。
【0021】さらに、アパチャ電極体1自体は、図3に
示すように、トナー担持ローラ14に対して、アパチャ
6を中心として左右に同じ角度だけ撓むように圧接され
ている。これにより、アパチャ電極体1とトナー担持ロ
ーラ14との接触面積を大きくすることができるととも
に、アパチャ6の下部周辺を左右均一に圧接することが
できるため、トナーの濃度むらが発生することを極力抑
えることができる。
【0022】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御電極
4に対して0V、もしくは+30〜+50V程度のプラ
スの電圧を印加するように構成されている。
【0023】さらに、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ14との間には、直流電源24が接続されて
おり、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して
+1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0024】ここで、前記ステッピングモータ36を駆
動するためのトナー担持ローラドライバ38、制御電圧
印加回路8、及び直流電源24は、周知のCPUなどに
より構成された印字制御部40によって制御されてい
る。
【0025】次に、本実施例の画像形成装置60の要部
の構成を、図1を参照しながら説明する。
【0026】前記トナー供給装置10には、印字位置、
すなわち、アパチャ6に対してトナー16を供給するよ
う、アパチャ6とトナー担持ローラ14の表面が最も接
近した位置に対して、トナー16の搬送方向(トナー担
持ローラ14の回転方向である矢印A方向)下流側の位
置に、トナー担持ローラ14に対向するように、除電装
置50が備えられており、さらに、この除電装置50よ
りも下流側の位置に、スクレーパ52が備えられてい
る。
【0027】前記除電装置50としては、公知の交流コ
ロナ除電装置や、導電性ブラシ等の除電装置が利用可能
である。
【0028】前記スクレーパ52としては、金属やプラ
スティックやゴム製のブレード、空気流噴出ノズル、空
気流吸引ノズル等を用いることができる。スクレーパ5
2は、ブレードを用いるタイプのときは、その先端をト
ナー担持ローラ14に接して配設され、空気流噴出ノズ
ルや空気流吸引ノズル等を用いる場合は、ノズルの先端
をトナー担持ローラ14に近接して配設される。
【0029】次に、上述のように構成される画像形成装
置の画像形成動作を図1を参照して説明する。
【0030】まず、始めに、図示しない外部装置から画
像信号が印字制御部40に送られてくると、印字制御部
40からトナー担持ローラドライバ38に信号が伝送さ
れ、トナー担持ローラドライバ38が、ステンピングモ
ータ36にステップ信号を送る。すると、ステッピング
モータ36の回転により、トナー担持ローラ14が矢印
A方向に回転し、供給ローラ12が矢印B方向に回転す
ることにより、供給ローラ12から送られてくるトナー
16は、トナー担持ローラ14に擦りつけられ、マイナ
スに帯電させられてトナー担持ローラ14上に担持され
る。担持されたトナー16は、トナー担持ローラ14の
矢印A方向への回動により、トナー層規制ブレード18
に接する位置まで搬送される。ここで、担持されたトナ
ー16は、トナー層規制ブレード18によって薄層化さ
れるとともに帯電を均一にされた後、トナー担持ローラ
14の回転によってアパチャ電極体1に向かって搬送さ
れる。そして、トナー担持ローラ14上のトナーは、ア
パチャ電極体1の絶縁シート2に擦られつつアパチャ6
の下に供給される。
【0031】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する制御電極4には、制御電圧印加回路8から、
前記印字制御部40によって制御された印字オン時の制
御電圧が印加される。その結果、画像部分に対応するア
パチャ6の近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ1
4の間の電位差により、制御電極4よりトナー担持ロー
ラ14に向かう電気力線が形成される。それにより、マ
イナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を
受け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過し
て制御電極4側に引き出される。引き出されたトナー1
6は、さらに、背面電極22に印加されている+1kV
の電圧によって画像記録媒体20とアパチャ電極体1と
の間に形成される電界により、画像記録媒体20に向か
って飛翔し、画像記録媒体20上に堆積して画素を形成
する。
【0032】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、制御電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。
その結果、トナー担持ローラ14と制御電極4との間に
は、電界が形成されないことにより、トナー担持ローラ
14上のトナー16は、静電力を受けないため、アパチ
ャ6を通過しない。
【0033】ここで、画像記録媒体20は、その面上に
トナー16により1列の画素が形成されると、背面電極
ローラ22及び図示しない搬送ローラの回転により、ア
パチャ6の列と垂直の方向に1画素分送られる。そし
て、上記のプロセスを繰り返すことにより画像記録媒体
20の全面にトナー像が形成される。
【0034】このような印字動作に対してトナー16の
供給を終えたトナー担持ローラ14の表面には、白べた
等の非画像部分に対応する部分には、そのままトナーが
残留しており、さらに、画像部分に対応する部分におい
ても微粉トナー等の高帯電トナーが強固な鏡像力によっ
て付着し、残留している。
【0035】ここで、トナー担持ローラ14が矢印A方
向に回動することにより、トナー担持ローラ14上に残
留している残留トナーの部分が除電装置50に対向する
位置に搬送されると、残留トナーは、除電装置50によ
って、トナーの帯電の消去が行われ、残留トナーは鏡像
力から解放され、トナー担持ローラ14上への付着力が
脆弱になる。その後、トナー担持ローラ14の矢印A方
向への回動により、残留トナーは、スクレーパ52に対
向する位置まで搬送され、スクレーパ52によって残留
トナーは除去される。このとき、残留トナーは除電され
ているので、付着力が脆弱であり、スクレーパ52によ
って容易に除去され、トナー担持ローラ14のクリーニ
ングが容易になる。
【0036】したがって、トナー担持ローラ14では、
残留トナーのない正常な表面が常に供給ローラ12に相
対することになり、トナー担持ローラ14には、トナー
16が均一に担持され、残留トナーがトナー担持ローラ
14上に残留し続けて、トナー担持ローラ14の表面に
融着することはない。
【0037】そして、最後に、画像記録媒体20に形成
されたトナー像は、定着装置26によって画像記録媒体
20上に定着される。
【0038】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0039】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは、例え
ば−30V〜−50V程度の負の電圧であっても良い。
この場合は、よりかぶりの少ない画像を得ることができ
る。また、上記実施例においては、トナー流制御手段と
してアパチャ電極体を用いたが、例えば、米国特許第5
036341号の明細書に記載されるような編目状の電
極体を用いることも可能である。
【0040】また、本実施例の画像形成装置では、除電
装置50及びスクレーパ52は、各一つずつ設けたが、
これは、除電装置50とスクレーパ52の組合せを、例
えば2組設ける等、複数設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1の発明の画像形成装置では、トナー除電手段によ
って、トナー担持体に残留したトナーの帯電を消去して
いるので、残留したトナーが除去され易くなり、トナー
担持体のクリーニングが容易かつ確実にできる。従っ
て、トナー担持体上へのトナーの融着を防止でき、良好
な画像形成が可能となる。
【0042】また、請求項2の発明の画像形成装置で
は、トナー担持体に残留したトナーは、トナー除電手段
により除電がなされた後に、トナー除去手段により除去
される。従って、トナー除去手段によるトナー担持体上
の残留トナーの除去が容易かつ確実にでき、残留トナー
によるトナー担持体表面上のトナー融着を抑止すること
ができる。よって、良好な画像出力を行うことができ
る。
【0043】さらに、請求項3の発明の画像形成装置で
は、トナー担持体に残留したトナーは、トナー除電手段
によりが除電された後に、ブレードにより除去される。
従って、簡易な構成のブレードによってもトナー担持体
の残留トナーの除去が容易かつ確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体とトナー担持ローラとの位置関係を模式的に示す図
である。
【図4】従来の画像形成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極ローラ 24 直流電源 36 ステッピングモータ 40 印字制御部 50 除電装置 52 スクレーパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 21/00 318

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の開口部が形成され、各開口部がそ
    れぞれ制御電極を有する電極アレーと、 前記電極アレーの開口部にトナーを供給するトナー担持
    体と、 前記電極アレーに対して前記トナー担持体と反対側に配
    置された画像記録媒体と、 前記トナーを前記トナー担持体から電極アレーの開口部
    を貫通して前記画像記録媒体上に選択的に飛翔させる制
    御電極駆動手段と、 前記トナー担持体の近傍において、前記トナー担持体が
    前記開口部にトナーを供給する供給方向下流側に設けら
    れたトナー除電手段とを備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー除電手段に対して、前記トナ
    ー担持体がトナーを供給する供給方向下流側に設けられ
    たトナー除去手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー除去手段は、ブレードである
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
JP22133194A 1994-09-16 1994-09-16 画像形成装置 Pending JPH0885226A (ja)

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