JPH05208520A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JPH05208520A JPH05208520A JP1695592A JP1695592A JPH05208520A JP H05208520 A JPH05208520 A JP H05208520A JP 1695592 A JP1695592 A JP 1695592A JP 1695592 A JP1695592 A JP 1695592A JP H05208520 A JPH05208520 A JP H05208520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- electrode
- aperture
- image recording
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B2227/00—Photographic printing apparatus
- G03B2227/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
- G03B2227/325—Microcapsule copiers
Landscapes
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画素の中ぬけを起こさないような良好な画像
記録を達成できるような画像記録装置を提供することに
ある。 【構成】 一成分非磁性トナー30と粘着性物質33を
内包したマイクロカプセルトナー31との混合トナー1
6を用いる。速いスピードで混合トナー16が飛翔して
くると支持体13上でマイクロカプセルトナー31が破
壊され内部の粘着性物質33が流出する。この粘着性物
質33に一成分非磁性トナー30が付着するため、トナ
ーの飛散がなくなり画素の中ぬけが生じない。
記録を達成できるような画像記録装置を提供することに
ある。 【構成】 一成分非磁性トナー30と粘着性物質33を
内包したマイクロカプセルトナー31との混合トナー1
6を用いる。速いスピードで混合トナー16が飛翔して
くると支持体13上でマイクロカプセルトナー31が破
壊され内部の粘着性物質33が流出する。この粘着性物
質33に一成分非磁性トナー30が付着するため、トナ
ーの飛散がなくなり画素の中ぬけが生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター等
に適用される画像記録装置に関する。
に適用される画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置は、トナー供給
源と、開口部を有するアパチャー電極と、対向電極とか
ら構成される。アパチャー電極は、絶縁層を介して、基
準電極と、多数の制御電極とから構成され、基準電極
と、制御電極とが重なる部分に開口部が設けられる。ト
ナー供給源から帯電したトナーがアパチャー電極の基準
電極側に供給され、このアパチャー電極によって、トナ
ー流の前記開口部の通過がが変調される。そして、変調
されたトナーは、トナーの逆極性の電圧が印加された対
向電極の方向へ静電引力によって引き寄せられて、この
対向電極上に搬送される支持体に付着し、そして、画像
が形成される。この記録装置は、例えば、米国特許第3
689935号明細書及び図面に開示されている。
源と、開口部を有するアパチャー電極と、対向電極とか
ら構成される。アパチャー電極は、絶縁層を介して、基
準電極と、多数の制御電極とから構成され、基準電極
と、制御電極とが重なる部分に開口部が設けられる。ト
ナー供給源から帯電したトナーがアパチャー電極の基準
電極側に供給され、このアパチャー電極によって、トナ
ー流の前記開口部の通過がが変調される。そして、変調
されたトナーは、トナーの逆極性の電圧が印加された対
向電極の方向へ静電引力によって引き寄せられて、この
対向電極上に搬送される支持体に付着し、そして、画像
が形成される。この記録装置は、例えば、米国特許第3
689935号明細書及び図面に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の記録装置においては、アパチャー電極の開口部から
通過してきたトナーのスピードが速すぎるために、対向
電極部分に搬送される支持体上でトナーが飛散する。こ
のため、開口部に対応した画素が中ぬけを起こすという
問題点があった。
来の記録装置においては、アパチャー電極の開口部から
通過してきたトナーのスピードが速すぎるために、対向
電極部分に搬送される支持体上でトナーが飛散する。こ
のため、開口部に対応した画素が中ぬけを起こすという
問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、画素の中ぬけを起こさないよう
な良好な画像記録を達成できる画像記録装置を提供する
ことにある。
になされたものであり、画素の中ぬけを起こさないよう
な良好な画像記録を達成できる画像記録装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の画像記録装置は、開口部を備え、この開口
部を通過するトナーの流れを変調制御するアパチャー電
極と、このアパチャー電極の開口部に帯電したトナーを
供給するトナー供給手段と、前記アパチャー電極に対向
して、前記トナー供給手段の反対側に設けられる対向電
極と、前記アパチャー電極と前記対向電極との間に一定
の飛翔電界を形成する電源とを有し、前記アパチャー電
極の開口部から通過してきたトナーが、前記対向電極の
方向へ引き寄せられることによって、対向電極上に導か
れてきた支持体にこの開口部に対応した画素を形成して
トナー像を形造るトナージェット式画像記録装置であっ
て、前記トナーとして、少なくとも粘着性物質が内包さ
れたマイクロカプセルトナーを混入したトナーを使用す
ることを特徴とする。
に、本発明の画像記録装置は、開口部を備え、この開口
部を通過するトナーの流れを変調制御するアパチャー電
極と、このアパチャー電極の開口部に帯電したトナーを
供給するトナー供給手段と、前記アパチャー電極に対向
して、前記トナー供給手段の反対側に設けられる対向電
極と、前記アパチャー電極と前記対向電極との間に一定
の飛翔電界を形成する電源とを有し、前記アパチャー電
極の開口部から通過してきたトナーが、前記対向電極の
方向へ引き寄せられることによって、対向電極上に導か
れてきた支持体にこの開口部に対応した画素を形成して
トナー像を形造るトナージェット式画像記録装置であっ
て、前記トナーとして、少なくとも粘着性物質が内包さ
れたマイクロカプセルトナーを混入したトナーを使用す
ることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明によれば、通常この
種の画像形成装置に用いられるトナーと同時にマイクロ
カプセルトナーも飛翔し、このマイクロカプセルトナー
が支持体に勢いよくぶつかって破壊され、内部の粘着性
物質が支持体表面に流出する。これにより、支持体表面
に粘性がでて、トナーが付着しやすくなり、弾かれるこ
とがなくなる。
種の画像形成装置に用いられるトナーと同時にマイクロ
カプセルトナーも飛翔し、このマイクロカプセルトナー
が支持体に勢いよくぶつかって破壊され、内部の粘着性
物質が支持体表面に流出する。これにより、支持体表面
に粘性がでて、トナーが付着しやすくなり、弾かれるこ
とがなくなる。
【0007】従って、速いスピードでトナーが飛翔して
きても、トナーはマイクロカプセルトナー内部より流出
した粘着性物質によって画素ぬけなしに付着する。
きても、トナーはマイクロカプセルトナー内部より流出
した粘着性物質によって画素ぬけなしに付着する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0009】図1は本発明を具体化した画像記録装置の
概略断面図である。
概略断面図である。
【0010】記録装置の内部には、トナー供給装置14
と、トナー流変調手段であるアパチャー電極1と、回転
して支持体13を搬送できる対向電極11とが設けられ
ている。
と、トナー流変調手段であるアパチャー電極1と、回転
して支持体13を搬送できる対向電極11とが設けられ
ている。
【0011】トナー供給装置14は、回転可能なブラシ
ローラ22と、回転可能な供給ローラ23と、掻き部材
24と、トナー案内板25とから構成される。前記ブラ
シローラ22に接触して前記供給ローラ23が設けられ
る。前記掻き部材24は、前記ブラシローラ22を引っ
かくように配置される。また、前記トナー案内板25
は、ブラシローラ22にのったトナーが掻き部材24に
よって引掻かれるときに発生するトナーのクラウドをア
パチャー電極1まで案内するように設けられる。ブラシ
ローラ22及び案内板25は、アースに接続される。こ
れらは、トナーケース15に覆われている。
ローラ22と、回転可能な供給ローラ23と、掻き部材
24と、トナー案内板25とから構成される。前記ブラ
シローラ22に接触して前記供給ローラ23が設けられ
る。前記掻き部材24は、前記ブラシローラ22を引っ
かくように配置される。また、前記トナー案内板25
は、ブラシローラ22にのったトナーが掻き部材24に
よって引掻かれるときに発生するトナーのクラウドをア
パチャー電極1まで案内するように設けられる。ブラシ
ローラ22及び案内板25は、アースに接続される。こ
れらは、トナーケース15に覆われている。
【0012】このトナーケース15の内部には、通常の
複写機に用いられる一成分非磁性トナー30と、内部に
接着剤等の粘着性物質を内包したマイクロカプセルトナ
ー31とを混合した混合トナー16が貯蔵される。一成
分非磁性トナー30とマイクロカプセルトナー31の混
合比としては、マイクロカプセルトナー31が多くとも
50%以下が好ましく、より好ましくは20〜30%程
度である。
複写機に用いられる一成分非磁性トナー30と、内部に
接着剤等の粘着性物質を内包したマイクロカプセルトナ
ー31とを混合した混合トナー16が貯蔵される。一成
分非磁性トナー30とマイクロカプセルトナー31の混
合比としては、マイクロカプセルトナー31が多くとも
50%以下が好ましく、より好ましくは20〜30%程
度である。
【0013】図3に、混合トナー16の断面拡大図を示
す。前記マイクロカプセルトナー31は、外郭部32と
内部の粘着性物質33とから構成されている。このマイ
クロカプセルトナー31は、化学的方法、物理化学的方
法、機械的物理的方法等の公知のマイクロカプセル作製
技術にて容易に作製が可能である。
す。前記マイクロカプセルトナー31は、外郭部32と
内部の粘着性物質33とから構成されている。このマイ
クロカプセルトナー31は、化学的方法、物理化学的方
法、機械的物理的方法等の公知のマイクロカプセル作製
技術にて容易に作製が可能である。
【0014】前記アパチャー電極1は、前記案内板25
の上方に配置される。このアパチャー電極1は、図2に
示すように、数十μmの厚みのポリイミドなどの樹脂フ
ィルム2の上側に16本のデータ電極4と、下側に幅方
向に延びた8本のスキャン電極3が斜め格子状に設けら
れる。開口部5は、幅方向には等間隔で、スキャン電極
3とデータ電極4とが交わる位置に配置される。
の上方に配置される。このアパチャー電極1は、図2に
示すように、数十μmの厚みのポリイミドなどの樹脂フ
ィルム2の上側に16本のデータ電極4と、下側に幅方
向に延びた8本のスキャン電極3が斜め格子状に設けら
れる。開口部5は、幅方向には等間隔で、スキャン電極
3とデータ電極4とが交わる位置に配置される。
【0015】スキャン電極3は、それぞれスキャン電極
駆動素子7に接続される。スキャン電極駆動素子7は、
走査回路9に接続されていて、0ボルトが順次一つのス
キャン電極3に印加され、他のスキャン電極には、数十
ボルト程度の負の電圧が印加され、アースに接続された
案内板25との間でトナー供給制御電界が形成されるよ
うに構成される。データ電極4はそれぞれデータ電極駆
動素子8に接続される。データ電極駆動素子8は、画像
データ出力回路10に接続され、画像データによりデー
タ電極印加電圧を0ボルトか負電圧に切り替えられるよ
うに構成される。図1に於いて、対向電極11は、高電
圧が出力できる直流電源26に接続されている。
駆動素子7に接続される。スキャン電極駆動素子7は、
走査回路9に接続されていて、0ボルトが順次一つのス
キャン電極3に印加され、他のスキャン電極には、数十
ボルト程度の負の電圧が印加され、アースに接続された
案内板25との間でトナー供給制御電界が形成されるよ
うに構成される。データ電極4はそれぞれデータ電極駆
動素子8に接続される。データ電極駆動素子8は、画像
データ出力回路10に接続され、画像データによりデー
タ電極印加電圧を0ボルトか負電圧に切り替えられるよ
うに構成される。図1に於いて、対向電極11は、高電
圧が出力できる直流電源26に接続されている。
【0016】前記スキャン電極3、前記データ電極4、
前記スキャン電極駆動素子7、前記操作回路9、前記デ
ータ電極駆動素子8、及び前記画像データ出力回路10
は、すべて、アパチャー電極1に表面実装される。
前記スキャン電極駆動素子7、前記操作回路9、前記デ
ータ電極駆動素子8、及び前記画像データ出力回路10
は、すべて、アパチャー電極1に表面実装される。
【0017】アパチャー電極1は、スペーサ27に接着
されている。スペーサ27には、圧電素子28が設けら
れ、さらにこの圧電素子28は、発振器29によって、
振動電界が印加されるように構成される。スペーサ27
は、発振器29による振動電界によって圧電素子28が
作る振動を共振できるように構成される。従って、スペ
ーサ27とともにアパチャー電極1が加振される。ここ
で、スペーサ27は、共振周波数が、数十キロヘルツに
なるように設計される。また、発振器から印加される振
動電圧は、アパチャー電極1の開口部近傍の振幅が0.
1〜1.0ミクロン以上でるような電圧が印加される。
されている。スペーサ27には、圧電素子28が設けら
れ、さらにこの圧電素子28は、発振器29によって、
振動電界が印加されるように構成される。スペーサ27
は、発振器29による振動電界によって圧電素子28が
作る振動を共振できるように構成される。従って、スペ
ーサ27とともにアパチャー電極1が加振される。ここ
で、スペーサ27は、共振周波数が、数十キロヘルツに
なるように設計される。また、発振器から印加される振
動電圧は、アパチャー電極1の開口部近傍の振幅が0.
1〜1.0ミクロン以上でるような電圧が印加される。
【0018】次に、本実施例の記録装置の動作について
説明する。
説明する。
【0019】トナー供給装置14に於いて、混合トナー
16が、供給ローラ23上に担持され、ブラシローラ2
2に供給される。このとき混合トナー16は、供給ロー
ラ23、及び、ブラシローラ22と接触しつつ摩擦し
て、そして、例えばマイナス(−)に帯電する。
16が、供給ローラ23上に担持され、ブラシローラ2
2に供給される。このとき混合トナー16は、供給ロー
ラ23、及び、ブラシローラ22と接触しつつ摩擦し
て、そして、例えばマイナス(−)に帯電する。
【0020】そして、ブラシローラ22に担持されたト
ナー16は、ブラシローラ22の回転によって、掻き部
材24の位置にまで搬送される。この場所で、掻き部材
24によって、ブラシローラ22が掻かれる。そして、
弾性によって、ブラシがもとに戻るとき、ブラシに担持
されたトナー16が、跳ね上がる。この結果、トナー1
6が、クラウド状になって、案内板25に沿って、アパ
チャー電極1の方向に飛んでいく。
ナー16は、ブラシローラ22の回転によって、掻き部
材24の位置にまで搬送される。この場所で、掻き部材
24によって、ブラシローラ22が掻かれる。そして、
弾性によって、ブラシがもとに戻るとき、ブラシに担持
されたトナー16が、跳ね上がる。この結果、トナー1
6が、クラウド状になって、案内板25に沿って、アパ
チャー電極1の方向に飛んでいく。
【0021】そして、飛んできた混合トナー16のクラ
ウドは、アパチャー電極1によって変調される。すなわ
ち、一つのスキャン電極3に0ボルトを印加し、他のス
キャン電極には負電圧を印加する。0ボルトの電圧の印
加されたスキャン電極3には、案内版25との間に電界
が形成されないために、そのままトナー16が供給され
る。負電圧の印加されたスキャン電極3には、案内板2
5との間にマイナス(−)帯電トナーが案内板25に向
かう電界が形成されるために、供給されたマイナス
(−)帯電トナーが供給されなくなる。
ウドは、アパチャー電極1によって変調される。すなわ
ち、一つのスキャン電極3に0ボルトを印加し、他のス
キャン電極には負電圧を印加する。0ボルトの電圧の印
加されたスキャン電極3には、案内版25との間に電界
が形成されないために、そのままトナー16が供給され
る。負電圧の印加されたスキャン電極3には、案内板2
5との間にマイナス(−)帯電トナーが案内板25に向
かう電界が形成されるために、供給されたマイナス
(−)帯電トナーが供給されなくなる。
【0022】0ボルトの印加されたスキャン電極3に設
けられた一列の開口部に於いて、供給されたマイナス
(−)帯電トナーは、データ電極駆動素子8から印加さ
れる電圧によって変調される。すなわち、0ボルトの印
加されたデータ電極4には、開口部5の内部に電界が形
成されないために、供給された混合トナー16が、その
まま開口部5を通過する。
けられた一列の開口部に於いて、供給されたマイナス
(−)帯電トナーは、データ電極駆動素子8から印加さ
れる電圧によって変調される。すなわち、0ボルトの印
加されたデータ電極4には、開口部5の内部に電界が形
成されないために、供給された混合トナー16が、その
まま開口部5を通過する。
【0023】一方、負電圧に印加されるデータ電極3に
は、開口部5の内部に於いてマイナス(−)帯電トナー
が下側のスキャン電極7に向かう電界が形成されるため
に、マイナス(−)帯電トナーが開口部5を通過しな
い。開口部5を通過したマイナス(−)帯電トナーは、
高電圧の印加された対向電極11によって形成されてい
る飛翔電界によって、支持体に飛翔して付着する。この
時、通常の一成分非磁性トナーだけではアパチャー電極
1の開口部5を通過してきたトナーのスピードが速すぎ
るために、対向電極11上に搬送される支持体13上で
跳ね返りトナーが飛散しようとし、開口部に対応した画
素が中ぬけを起こしていた。しかしながら、上記したよ
うな混合トナーを用いると、支持体に混合トナーが衝突
するとその衝撃でマイクロカプセルトナー31が破壊さ
れ内包している粘着性物質33が流出する。その結果、
一成分非磁性トナー30は、その流出した粘着性物質3
3に付着するので、トナーの飛散問題は起こらない。こ
の結果、支持体13上に形成されるトナー像の画素に中
ぬけが起こることがなくなり、良好な画像記録が達成さ
れる。
は、開口部5の内部に於いてマイナス(−)帯電トナー
が下側のスキャン電極7に向かう電界が形成されるため
に、マイナス(−)帯電トナーが開口部5を通過しな
い。開口部5を通過したマイナス(−)帯電トナーは、
高電圧の印加された対向電極11によって形成されてい
る飛翔電界によって、支持体に飛翔して付着する。この
時、通常の一成分非磁性トナーだけではアパチャー電極
1の開口部5を通過してきたトナーのスピードが速すぎ
るために、対向電極11上に搬送される支持体13上で
跳ね返りトナーが飛散しようとし、開口部に対応した画
素が中ぬけを起こしていた。しかしながら、上記したよ
うな混合トナーを用いると、支持体に混合トナーが衝突
するとその衝撃でマイクロカプセルトナー31が破壊さ
れ内包している粘着性物質33が流出する。その結果、
一成分非磁性トナー30は、その流出した粘着性物質3
3に付着するので、トナーの飛散問題は起こらない。こ
の結果、支持体13上に形成されるトナー像の画素に中
ぬけが起こることがなくなり、良好な画像記録が達成さ
れる。
【0024】走査回路により、順次スキャン電極3をア
クティブ、すなわち、0ボルト印加し、そのスキャン電
極につながる開口部のデータ電極4に画像信号に応じて
0ボルトまたは負電圧を印加することによって駆動し、
一列ずつ記録を行う。
クティブ、すなわち、0ボルト印加し、そのスキャン電
極につながる開口部のデータ電極4に画像信号に応じて
0ボルトまたは負電圧を印加することによって駆動し、
一列ずつ記録を行う。
【0025】スキャン電極3の走査が一巡したら、支持
体13をドットピッチ分だけ移動して、上記のプロセス
を繰り返す。支持体13が搬送し終わるまでに支持体1
3全面にトナー像が形成される。
体13をドットピッチ分だけ移動して、上記のプロセス
を繰り返す。支持体13が搬送し終わるまでに支持体1
3全面にトナー像が形成される。
【0026】アパチャー電極1に供給され、記録に関与
しなかった混合トナー16は、発振器29によって振動
している圧電素子8の振動に共振して、スペーサ27と
ともに振動しているアパチャー電極1の振動加速度によ
ってふるい落とされる。
しなかった混合トナー16は、発振器29によって振動
している圧電素子8の振動に共振して、スペーサ27と
ともに振動しているアパチャー電極1の振動加速度によ
ってふるい落とされる。
【0027】尚、本発明は、以上説明した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於い
て、訂正を加えることが可能である。
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於い
て、訂正を加えることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、支持体
上に形成されるトナー像の画素に中ぬけが起こることが
なくなり、良好な画像記録が達成されるトナージェット
式画像記録装置が提供される。
上に形成されるトナー像の画素に中ぬけが起こることが
なくなり、良好な画像記録が達成されるトナージェット
式画像記録装置が提供される。
【図1】本発明を実施した画像記録装置の構成断面図で
ある。
ある。
【図2】画像記録装置に搭載されるアパチャー電極の上
面図である。
面図である。
【図3】画像形成装置に用いられる混合トナーの断面拡
大図である。
大図である。
1 アパチャー電極 5 開口部 11 対向電極 13 支持体 14 トナー供給装置 16 混合トナー
Claims (1)
- 【請求項1】 開口部を備え、前記開口部を通過するト
ナーの流れを変調制御するアパチャー電極と、 前記アパチャー電極の開口部に帯電したトナーを供給す
るトナー供給手段と、 前記アパチャー電極に対向して、前記トナー供給手段の
反対側に配置された対向電極と、 前記アパチャー電極と前記対向電極との間に一定の飛翔
電界を形成する電源とを有する画像記録装置において、 前記トナーとして、少なくとも粘着性物質が内包された
マイクロカプセルトナーを混入したトナーを使用するこ
とを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1695592A JPH05208520A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1695592A JPH05208520A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208520A true JPH05208520A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=11930538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1695592A Pending JPH05208520A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05208520A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6447101B1 (en) | 1998-05-07 | 2002-09-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming device |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP1695592A patent/JPH05208520A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6447101B1 (en) | 1998-05-07 | 2002-09-10 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming device |
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