JPH0624029A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0624029A
JPH0624029A JP18503692A JP18503692A JPH0624029A JP H0624029 A JPH0624029 A JP H0624029A JP 18503692 A JP18503692 A JP 18503692A JP 18503692 A JP18503692 A JP 18503692A JP H0624029 A JPH0624029 A JP H0624029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
toner
electrodes
scan
aperture
Prior art date
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Pending
Application number
JP18503692A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kitamura
哲弥 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP18503692A priority Critical patent/JPH0624029A/ja
Publication of JPH0624029A publication Critical patent/JPH0624029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全てのスキャン電極に等しい濃度のトナーを
供給できるようにすることによって、記録むらを引き起
こさないような記録装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 アパチャー電極1には、25μmの厚みのポ
リイミドなどの樹脂フィルムの上側に14本のデータ電
極4と、下側に幅方向に延びた8本のスキャン電極3が
斜め格子状に設けられている。開口部6は、幅方向には
等間隔で、スキャン電極3とデータ電極4とが交わる位
置に配置されている。また、8本のスキャン電極3のう
ち、両端に存在するスキャン電極の各々の隣には、スキ
ャン電極3と同じピッチで、ダミースキャン電極7が設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
ファクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置は、複数のスキ
ャン電極とデータ電極とが絶縁層を介してマトリックス
状に構成され、両者の重なる部分に開口部を備えるアパ
チャー電極と、このアパチャー電極の前記開口部に帯電
したトナーを供給するトナー供給手段と、前記アパチャ
ー電極を挟んで、前記トナー供給手段の反対側に、支持
体を導く対向電極とから構成されている。
【0003】前記アパチャー電極には、時分割されたデ
ータに基いて、データ電極に電圧が印加され、それが順
次スキャン電極によってスキャンされることにより、記
録が行われていた。また、最近では特願平3−1390
53号の明細書及び図面に示されるように、アパチャー
電極のトナー供給手段側に設けられたスキャン電極間
に、トナー供給制御電界を印加して、記録データのスキ
ャンを行わせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の記録装置において、端に設けられたスキ
ャン電極には、トナーの供給される量が、他のスキャン
電極に比べて少なく、記録むらを引き起こしていた。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、全てのスキャン電極に等しい濃
度のトナーを供給できるようにすることによって、記録
むらを引き起こさないような記録装置を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、複数のスキャン電極とデータ
電極とが、絶縁層を介してマトリックス状に構成され、
両者の重なる部分に開口部を有するアパチャー電極と、
このアパチャー電極の前記スキャン電極側に設けられ、
前記開口部に帯電したトナーを供給するトナー供給手段
と、前記アパチャー電極の前記データ電極側に設けら
れ、支持体を導く対向電極とを備え、更に、前記アパチ
ャー電極に、ダミーのスキャン電極を設けている。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、ダミ
ースキャン電極を設けたことにより、アクティブなスキ
ャン電極には、常に両側からトナーのクラウドが供給さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の記録装置を具体化した一実施
例を図面を参照して説明する。
【0009】図1は、本実施例の記録装置の概要を示す
図である。
【0010】記録装置の内部には、トナー供給装置14
と、トナー流変調手段であるアパチャー電極1と、支持
体を搬送できる対向電極10とが設けられている。
【0011】トナー供給装置14は、回転可能な担持ロ
ーラ22と、回転可能な供給ローラ23と、ブレード2
4とから構成されている。これらは、トナーケース15
に覆われて、このトナーケース15の内部にはトナー1
6が貯蔵されている。前記供給ローラ23は、前記担持
ローラ22に押しつけるように接触して配置されてい
る。前記ブレード24は、前記担持ローラ22表面に担
持されるトナーをはぎ取るような位置に配置されてい
る。
【0012】前記アパチャー電極1は、前記ブレード2
4の約5mm上方に配置されている。このアパチャー電
極1は、図2に示すように、25μmの厚みのポリイミ
ドなどの絶縁性の樹脂フィルム2の上側に14本のデー
タ電極4と、下側に幅方向に延びた8本のスキャン電極
3が斜め格子状に設けられる。開口部6は、幅方向には
等間隔で、スキャン電極3とデータ電極4とが交わる位
置に配置される。また、8本のスキャン電極3のうち、
両端に存在するスキャン電極の各々の隣には、スキャン
電極3と同じピッチで、ダミースキャン電極7が設けら
れている。
【0013】スキャン電極3は、それぞれスキャン電極
駆動素子8に接続されている。ダミースキャン電極7
は、マイナス75ボルトが常に印加されている。スキャ
ン電極駆動素子8は、走査回路9に接続されており、プ
ラス75ボルトが順次1本のスキャン電極3に印加さ
れ、更に、他の7本のスキャン電極に、マイナス75ボ
ルト印加されることによって、プラス75ボルトに接続
された1本のスキャン電極と、このスキャン電極の両端
のマイナス75ボルトに接続されたスキャン電極3ある
いは、ダミースキャン電極7間にトナー供給電界が形成
されるように構成されている。データ電極4はそれぞれ
データ電極駆動素子11に接続されている。データ電極
駆動素子11は、画像データ出力回路12に接続され、
画像データによりデータ電極に対する印加電圧を0ボル
トかプラス75ボルトに切り替えられるように構成され
ている。図1に於いて、対向電極10は、600ボルト
の直流電源26に接続されている。
【0014】アパチャー電極1は、アパチャー電極1の
開口部5の行列を露出できるように振動体27に接着さ
れている。振動体27には、進行波を用いて、均一な振
幅で超音波振動が励振されることによって、アパチャー
電極1を均一に励振できるように構成されている。この
アパチャー電極1の励振方法は、特願平3−24150
6号等に添付された明細書及び、図面に於て開示されて
いるので、あえて説明は省略する。
【0015】次に、本実施例の記録装置の動作について
説明する。
【0016】トナー供給装置14に於いて、トナー16
が、供給ローラ23上に担持され、担持ローラ22に供
給されている。このときトナー16は、供給ローラ2
3、及び、担持ローラ22と接触しつつ摩擦して、そし
て、例えば、マイナスに帯電する。
【0017】そして、担持ローラ22に担持されたトナ
ー16は、担持ローラ22の回転によって、ブレード2
4の位置にまで搬送される。この場所で、ブレード24
によって、担持ローラ22に担持されたトナー16が、
はぎ取られる。この結果、トナー16が、クラウド状に
なって、アパチャー電極1の方向に飛んでいく。
【0018】そして、飛んできた帯電したトナー16の
クラウドは、アパチャー電極1によって開口部4の通過
が制御される。
【0019】この動作を、図2のアパチャー電極のA−
A断面図である図3(a),(b)を用いて説明し、図
4(a),(b)に示す従来例と比較する。尚、(a)
は中央のスキャン電極がアクティブの状態を示すもので
あり、(b)は端のスキャン電極がアクティブの状態を
示すものである。1本のスキャン電極3にプラス75ボ
ルトを印加し、他のスキャン電極にはマイナス75ボル
トを印加する。プラス75ボルトの電圧の印加された1
本のスキャン電極3には、その隣にあるマイナス75ボ
ルトの印加されたスキャン電極あるいは、ダミースキャ
ン電極7との間に、トナー供給電界が形成される。この
トナー供給電界によって、マイナス帯電したトナーのク
ラウドは、クーロン力を受けて、そして、プラス75ボ
ルトの印加されたスキャン電極に集まってくる。この
時、ダミースキャン電極7が設けられることによって、
プラス75ボルトの印加されたアクティブなスキャン電
極3には、常に両側からトナーのクラウドが供給される
ことが可能になる。従来の場合は、図4(a),(b)
に示されるように、ダミースキャン電極が設けられてい
ないため、端部のスキャン電極には、片側からのみトナ
ーが供給されるために、それ以外のスキャン電極3に供
給されるトナーの量の半分になってしまう。この結果、
記録濃度のむらを引き起こしていた。
【0020】プラス75ボルトの印加されたスキャン電
極3に設けられた一列の開口部に於いて、供給されたマ
イナス帯電したトナーのクラウドは、データ電極駆動素
子11から印加される電圧によって変調される。すなわ
ち、プラス75ボルトの印加されたデータ電極4には、
開口部5の内部に電界が形成されないために、供給され
たトナーが、そのまま開口部5を通過する。一方、0ボ
ルト印加されるデータ電極4には、開口部5の内部に於
いてマイナス帯電トナーが下側のスキャン電極3に向か
う電界が形成されるために、マイナス帯電トナーは、開
口部5を通過できない。開口部5を通過したマイナス帯
電トナーは、対向電極10によって形成されている飛翔
電界によって、支持体に飛翔して付着する。
【0021】走査回路により、順次スキャン電極3をア
クティブ、すなわち、プラス75ボルトを印加し、その
スキャン電極につながる開口部のデータ電極4に画像信
号に応じて0ボルトがプラス75ボルトを印加すること
によって駆動し、一列ずつ記録を行う。
【0022】スキャン電極3の走査が一巡したら、支持
体をスキャン電極3の間隔分だけ移動して、上記のプロ
セスを繰り返す。支持体が搬送し終わるまでに支持体全
面にトナー像が形成される。
【0023】アパチャー電極1に供給され、記録に関与
しなかったトナー16は、振動しているアパチャー電極
1によって、振動加速度を受けてふるい落とされる。こ
の結果、記録中にアパチャー電極1の開口部4のトナー
による詰まりを生じることがない。
【0024】以上説明したように、本実施例の記録装置
によれば、ダミースキャン電極7が設けられることによ
って、アクティブなスキャン電極3には、常に両側から
トナーのクラウドが供給されることが可能になる。従っ
て、全てのスキャン電極に等しい濃度のトナーを供給で
きるようになって、記録むらを引き起こさないような記
録装置が提供される。
【0025】尚、本発明は、以上説明した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲に於い
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0026】例えば、本実施例に於いては、プラス
(+)帯電トナーを用いているが、マイナス(−)帯電
トナーを用いることも可能である。この場合には、スキ
ャン電極3、ダミースキャン電極7、データ電極4、及
び対向電極10に印加される電圧の極性が逆になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の記録装置によれば、ダミースキャン電極を設けた
ことにより、アクティブなスキャン電極には、常に両側
からトナーのクラウドが供給されることが可能になる。
従って、全てのスキャン電極に等しい濃度のトナーを供
給できるようになり、記録むらを引き起こすことがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した記録装置における要部の構成
を示す図である。
【図2】記録装置に搭載されるアパチャー電極の構成を
示す図である。
【図3】本発明の記録装置の動作を説明する図である。
【図4】従来の記録装置の動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 アパチャー電極 2 絶縁層 3 スキャン電極 4 データ電極 5 開口部 7 ダミースキャン電極 8 スキャン電極駆動素子 9 走査回路 10 対向電極 14 トナー供給装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスキャン電極とデータ電極とが、
    絶縁層を介してマトリックス状に構成され、両者の重な
    る部分に開口部を有するアパチャー電極と、 このアパチャー電極の前記スキャン電極側に設けられ、
    前記開口部に帯電したトナーを供給するトナー供給手段
    と、 前記アパチャー電極の前記データ電極側に設けられ、支
    持体を導く対向電極とを備える記録装置において、 前記アパチャー電極に、ダミーのスキャン電極を設けた
    ことを特徴とする記録装置。
JP18503692A 1992-07-13 1992-07-13 記録装置 Pending JPH0624029A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18503692A JPH0624029A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18503692A JPH0624029A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624029A true JPH0624029A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16163670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18503692A Pending JPH0624029A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 記録装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0624029A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0770491A1 (en) * 1995-10-26 1997-05-02 Hewlett-Packard Company Address electrode structure for toner projection printer
US5650809A (en) * 1994-03-28 1997-07-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus having aperture electrode with dummy electrodes for applying toner image onto image receiving sheet
US6419345B1 (en) * 1993-11-12 2002-07-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus with electric-field control of data and selection electrodes
US8986167B2 (en) 2008-10-29 2015-03-24 Thoraxtrainer Company Aps Training apparatus imitating cross-country skiing

Cited By (4)

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US6419345B1 (en) * 1993-11-12 2002-07-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus with electric-field control of data and selection electrodes
US5650809A (en) * 1994-03-28 1997-07-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image recording apparatus having aperture electrode with dummy electrodes for applying toner image onto image receiving sheet
EP0770491A1 (en) * 1995-10-26 1997-05-02 Hewlett-Packard Company Address electrode structure for toner projection printer
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