JPH06227022A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06227022A
JPH06227022A JP1871093A JP1871093A JPH06227022A JP H06227022 A JPH06227022 A JP H06227022A JP 1871093 A JP1871093 A JP 1871093A JP 1871093 A JP1871093 A JP 1871093A JP H06227022 A JPH06227022 A JP H06227022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
electrode
electrode body
row
aperture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1871093A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Maeda
昌孝 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1871093A priority Critical patent/JPH06227022A/ja
Publication of JPH06227022A publication Critical patent/JPH06227022A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御電圧の効率がよく、しかも応答性、すな
わち画像形成速度が速く、アパチャーが塞がれて画素が
抜けることの無い画像形成装置を提供することを目的と
している。 【構成】 列電極体1の上側に1mm隔て背面電極32
が配置されている。搬送ローラー34は支持体31を背
面電極32に接して搬送するよう配置されている。支持
体31の進行先には定着装置33が配設されている。列
電極体1の下側には、トナー供給装置20が配設されて
いる。列電極体1に対面して行電極体25が配置され、
その間にトナー担持ベルト27が通るよう駆動ローラー
22と行電極体25に巻装されている。トナー供給ロー
ラー23は駆動ローラー22と平行にトナー担持ベルト
27に接触して配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
プロッター、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装
置に関するものである。特に、電界を利用してトナーの
流れを制御して支持体上にトナー像を形成する画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電界を利用してトナーの流れを制
御し、支持体上に画像を得る画像形成装置は、米国特許
3689935号明細書で提案されている。この提案で
は、絶縁体の層を挟んで片面に連続して設けられたシー
ルド電極と他方の面に互いに絶縁されて設けられた複数
の制御電極とを備え、その各絶縁された複数の制御電極
毎に3層を貫いて少なくも1列状に配置されたアパチャ
を有するアパチャ電極体と、制御電極とシールド電極と
の間に選択的に電位を与える手段と、印加された電位に
よってアパチャを通るトナー粒子の流れを変調されるよ
う帯電したトナー粒子を供給する手段と、支持体とアパ
チャ電極体とを相対的に移動させて支持体を粒子流路中
に位置させる手段とから構成されている。
【0003】この装置においては、例えば特願平3−2
91682号の願書に添付した明細書及び図面に示され
ているようにアパチャー電極体51としては、図5に示
すようにポリイミド製の絶縁シート52の一方の面に複
数のデータ電極53が、他方の面に幅方向に延びる複数
のスキャン電極54がそれぞれ配設され、アパチャー5
6がデータ電極53とスキャン電極54とが交わる位置
に3層を貫いた構成となっているものもあった。
【0004】そして、このようなアパチャー電極を用い
た記録装置は、このアパチャー電極体51を挟んでスキ
ャン電極側にトナー供給装置、データ電極側に支持体が
それぞれ配置されており、次の様に画像を形成する。
【0005】即ち、1つのスキャン電極に+50Vを印
加し他のスキャン電極に250Vを印加した状態で画像
信号に応じてデータ電極53に+200Vか0Vを印加
する。
【0006】スキャン電極に+50Vが印加されたアパ
チャーのうち、データ電極に200Vの電圧を印加され
たものは、データ電極面からスキャン電極面に向かう電
気力線が形成され、負に帯電しているトナーは、スキャ
ン電極面からデータ電極面に引き出され、支持体上に飛
翔、保持され画像部を形成する。データ電極に0Vの電
圧が印加されているアパチャーには、スキャン電極面か
らデータ電極面に向かう電気力線が形成され、負に帯電
したトナーのアパチャー通過が抑えられる。
【0007】順次スキャン電極をアクティブ、すなわち
+50Vを印加し、そのスキャン電極上のアパチャーの
データ電極に画像信号に応じて+200Vか0Vを印加
することにより一列ずつ画像を形成する。
【0008】スキャン電極の走査が一巡したら、支持体
をドット間隔分移動して上記のプロセスを繰り返す。こ
のようにして支持体が搬送し終わるまでに支持体全面に
トナー像が形成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、制御電界がアパチャー内部に形成されるの
で、帯電トナーをアパチャー内に引き込む電界が弱く、
記録速度が遅いという欠点があった。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、マトリクス駆動において制御電
圧の効率がよく、しかも応答性、すなわち画像形成速度
が速い画像形成装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、帯電されたトナーを供給す
るためのトナー供給手段と、トナー供給手段により供給
され、帯電したトナーの流れを制御する制御手段とを備
え、支持体上に画像を形成する画像形成装置であって、
前記制御手段が、並列された複数の列電極と、その列電
極と交差して配置された複数の行電極とを備え、 前記
トナー供給手段が、前記トナーを列電極と行電極との間
に供給することを特徴としている。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、トナーは列電極と行電極間に供給される。複数の
行電極は1本づつ有効電圧が印加され順に走査される。
列電極は有効な行電極上のアパチャーに応じた画像デー
タに従い、電圧を印加される。このとき帯電トナーは列
電極と行電極間の電圧に応じた電界の静電力を受け流れ
を制御される。支持体上に向かったトナーは支持体上に
堆積してトナー像を形成する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0014】図1は本発明を実施した画像形成装置の断
面図である。図1において、列電極体1の上側には、1
mmの間隔を隔て背面電極32が配置されている。搬送
ローラー34は支持体31を背面電極32に接して搬送
するよう配置されている。支持体31の進行先には定着
装置33が配設されている。
【0015】前記列電極体1の下側には、トナー供給装
置20が配設されている。
【0016】トナー供給装置20は、以下のように構成
されている。
【0017】前記列電極体1とはわずかな間隔をおいて
行電極体25が配置され、その間を通るようにしてトナ
ー担持ベルト27が駆動ローラー22と行電極体25と
の間に巻装されている。前記トナー担持ベルト2は、絶
縁性の合成樹脂シートで構成され、例えば、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)が用いられる。トナー供給
ローラー23は駆動ローラー22と平行にトナー担持ベ
ルト27に接触して配置されている。
【0018】図2は列電極体1と行電極体25とを重ね
て示す図である。列電極体1は、図2に示すように25
μm厚のポリイミドシートの上側に列電極3が幅方向に
間隔をおいて多数配設されている。行電極体25は、図
2に示すように、セラミック板29上に幅方向に延びた
平行な5本の行電極28が形成されており、列電極体1
上の制御電極3と行電極体25の行電極体28上側から
見たとき、所定角度で交差している。列電極体1の列電
極3上には、行電極28と重なる位置に、アパチャー4
が穿設されている。
【0019】列電極3は制御電圧印加回路40に接続さ
れている。行電極28は、アパチャー選択電圧印加回路
41に接続されている。背面電極には+1kVの直流電
源が接続されている。
【0020】上述のような構成において作用を以下に詳
述する。
【0021】駆動ローラ22と供給ローラ23の矢印方
向の回転により、トナー26は供給ローラ23からトナ
ー担持ベルト27に擦りつけられ、マイナスに帯電させ
られトナー担持ベルト27上に担持される。担持された
トナー26は、駆動ローラーの22の回転によってトナ
ー担持ベルト27が移動して列電極体1と行電極体25
との間に搬送される。
【0022】ここでアパチャー選択電圧印加回路41に
より行電極28のうち1本に0V、他の4本に100V
の電圧を印加する。また列電極3には画像情報に基づき
100Vもしくは0Vの電圧を印加する。このとき、0
Vの電圧が印加された行電極と、100Vの電圧が印加
された列電極間には、その電位差による電界が形成さ
れ、電界中に搬送されている負に帯電したトナーは、列
電極3方向に引かれアパチャー4を通過する。さらに背
面電極32に印加された+1kVの電圧によって形成さ
れる飛翔電界によって最終的に支持体31上に堆積され
る。0Vの印加された行電極と0Vの印加された列電極
3間には電界が形成されないので、トナーはアパチャー
4を通過しない。
【0023】また、残りの4本の100Vを印加された
行電極28上において、列電極が0Vのものは、行電極
28からそのアパチャー4を通って列電極3に至る電気
力線が形成される。よって担持ベルト上の負に帯電され
たトナーは、電界から行電極28方向に静電力を受ける
ので、アパチャー4を通過しない。100Vを印加され
た行電極28と、100Vの印加された列電極3の間に
は、電界が形成されないので、そこに供給されたトナー
はアパチャー4を通過しない。
【0024】よって、上側から見て(図2において)0
Vを印加された行電極28と、100Vが印加された列
電極3とが交差する部分に形成されたアパチャー4のみ
をトナーが通過する。
【0025】5本の行電極のうち0Vを印加する行電極
28を順次走査し画像に応じた電圧を列電極3に印加す
ることにより支持体3上に順次トナー像が形成される。
【0026】上記プロセスを支持体31を搬送しながら
繰り返すことにより支持体31全面にトナー像が形成さ
れる。支持体31上に形成されたトナー像は定着ローラ
ー33によって定着される。
【0027】このように上記の実施例によれば列電極3
の数に行電極28の数を乗じた数のアパチャー4を駆動
するのに必要な駆動素子数は列電極3の数と行電極28
の数を加えた数となり、駆動素子数はアパチャーをひと
つひとつ直接駆動するための駆動素子数に比べてかなり
で少なくすることができ、かつトナーの流れを制御する
電界がアパチャー4内だけでなくトナー供給路に直接形
成できるので、トナーの制御効率がよい。
【0028】上記構成において列電極体1は片面に列電
極3だけを設けているが、列電極3とは反対面のアパチ
ャーを除く全面にシールド電極を設けてもよい。この構
成によると、制御電界による列電極体裏面のトナー付
着、及び付着トナーによるアパチャー4の詰まりを防ぐ
効果がある。
【0029】また、上記実施例では列電極体1と行電極
体25が離れて配置され、その間にトナーが供給される
構成となっているが、トナー担持ベルト27と列電極体
1との間に微少な間隔が生ずるように行電極体25を配
置して供給トナーを列電極体1の裏面に接触させながら
供給する構成をとってもよい。この構成では、列電極体
1の裏面に付着したトナーを供給トナーが取り除くの
で、付着トナーによるアパチャー4の詰まりを防ぐこと
ができる。
【0030】また、上記実施例では列電極体1にアパチ
ャー4を持つ構成を示したが、列電極体1が図3に示す
ようなメッシュ状であってもよい。この列電極体は図3
に示すように線状列電極3が絶縁線5によって編まれた
構成となっている。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、駆動素子の数が少なくか
つ制御電界がトナー供給路に形成されるので、制御電圧
の効率がよく、しかも応答性、すなわち画像形成速度が
速く、アパチャーが塞がれて画素が抜けることの無い画
像形成装置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本画像形成装置の断面図である。
【図2】列電極体と行電極体の詳細を示す上面図であ
る。
【図3】列電極体の第2の実施例を示す上面図である
【図4】従来のアパチャー電極体を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 列電極体 25 行電極体 4 アパチャ 22 駆動ローラ 27 トナー担持ベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電されたトナーを供給するためのトナ
    ー供給手段と、トナー供給手段により供給され、帯電し
    たトナーの流れを制御する制御手段とを備え、支持体上
    に画像を形成する画像形成装置において、 前記制御手段が、並列された複数の列電極と、その列電
    極と交差して配置された複数の行電極とを備え、 前記トナー供給手段が、前記トナーを列電極と行電極と
    の間に供給することを特徴とした画像形成装置。
JP1871093A 1993-02-05 1993-02-05 画像形成装置 Pending JPH06227022A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1871093A JPH06227022A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1871093A JPH06227022A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06227022A true JPH06227022A (ja) 1994-08-16

Family

ID=11979215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1871093A Pending JPH06227022A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06227022A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001253539A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Kojundo Chemical Laboratory Co Ltd 静電式粉体輸送装置における粉体輸送量制御方法と粉体輸送量制御装置。

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001253539A (ja) * 2000-03-10 2001-09-18 Kojundo Chemical Laboratory Co Ltd 静電式粉体輸送装置における粉体輸送量制御方法と粉体輸送量制御装置。
JP4594481B2 (ja) * 2000-03-10 2010-12-08 株式会社高純度物質研究所 静電式粉体輸送装置における粉体輸送量制御方法と粉体輸送量制御装置。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5515084A (en) Method for non-impact printing utilizing a multiplexed matrix of controlled electrode units and device to perform method
JPH07125297A (ja) 画像形成装置
JPH06227022A (ja) 画像形成装置
JPH07304206A (ja) 画像形成装置
JP3276716B2 (ja) 画像形成装置
US5717449A (en) Toner projection printer with improved address electrode structure
JPH0624029A (ja) 記録装置
US6084613A (en) Apparatus for electrostatically forming a developer image on a conveyed recording medium including an array of control electrodes each having an optimized pitch
JP3132097B2 (ja) アパチャー電極体
JPH0761028A (ja) パウダージェット画像形成装置
JP3273088B2 (ja) 画像形成装置
JPH06344588A (ja) 画像形成装置
JPH0920029A (ja) 画像形成装置
JPH0924638A (ja) カラー画像形成装置
JPH0761027A (ja) パウダージェット画像形成装置
JPH08258318A (ja) パウダージェット画像形成装置におけるダイナミックスキャン制御方法
JPH07223336A (ja) 画像形成装置
JPH07132638A (ja) パウダージェット画像形成装置における印字ヘッド
JPH0483658A (ja) トナージェット式画像形成装置
JPH06278307A (ja) 画像形成装置
JPH05193183A (ja) 画像形成装置
JPH10309821A (ja) 画像形成装置
WO2001062501A1 (fr) Dispositif de commande du passage pour le toner, dispositif et procede de formation d'images
JPH08118712A (ja) パウダージェット画像形成装置の電極電圧制御方法
JPH10810A (ja) 画像形成装置