JPH06278307A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06278307A JPH06278307A JP6970593A JP6970593A JPH06278307A JP H06278307 A JPH06278307 A JP H06278307A JP 6970593 A JP6970593 A JP 6970593A JP 6970593 A JP6970593 A JP 6970593A JP H06278307 A JPH06278307 A JP H06278307A
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- control
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 駆動素子を減らすことにより安価な画像形成
装置を提供すること。 【構成】 アパチャ電極体1の下側に配置されたトナー
担持ローラ14は、絶縁性ローラ芯17の周りに螺旋状
の8本の基準電極15が配置されて構成されている。基
準電極15は同時に9個のアパチャと対向するようその
螺旋の角度と幅が決められている。また、アパチャ電極
体1の制御電極4は、4つのグループにグループ化され
ており、1つの駆動素子は、各グループ内の1つの制御
電極4に接続されている。従って、1つの駆動素子に接
続されている4つの制御電極4は、トナー担持ローラ1
4上の基準電極15に同時に対向することがない。従っ
て、4つの制御電極4に同時に制御電圧が印加される
が、基準電極15と対向する1つの制御電極4にしか制
御電界が形成されず、それ部分において画素が形成され
る。
装置を提供すること。 【構成】 アパチャ電極体1の下側に配置されたトナー
担持ローラ14は、絶縁性ローラ芯17の周りに螺旋状
の8本の基準電極15が配置されて構成されている。基
準電極15は同時に9個のアパチャと対向するようその
螺旋の角度と幅が決められている。また、アパチャ電極
体1の制御電極4は、4つのグループにグループ化され
ており、1つの駆動素子は、各グループ内の1つの制御
電極4に接続されている。従って、1つの駆動素子に接
続されている4つの制御電極4は、トナー担持ローラ1
4上の基準電極15に同時に対向することがない。従っ
て、4つの制御電極4に同時に制御電圧が印加される
が、基準電極15と対向する1つの制御電極4にしか制
御電界が形成されず、それ部分において画素が形成され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
プロッター、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装
置に関するものである。
プロッター、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、制御電極に画像信号を印加するこ
とによりトナー粒子の流れを制御して支持体上に画像を
形成し得る画像記録装置は、米国特許第3689935
号明細書で提案されている。
とによりトナー粒子の流れを制御して支持体上に画像を
形成し得る画像記録装置は、米国特許第3689935
号明細書で提案されている。
【0003】この提案では、絶縁体の層を挟んで片面に
連続したシールド電極と、もう一方の面に互いに絶縁さ
れた複数の制御電極とから構成され、各絶縁された複数
の制御電極毎に3層を貫いて形成され、且つ少なくも1
列に配置されたアパチャを有するアパチャ電極体と、制
御電極とシールド電極との間に選択的に電位を与える手
段と、印加された電位によってアパチャを通るトナー粒
子の流れが制御されるよう帯電したトナー粒子を供給す
る手段と、支持体とアパチャ電極体とを相対的に移動さ
せて支持体を粒子流路中に位置決めする手段から構成さ
れている。
連続したシールド電極と、もう一方の面に互いに絶縁さ
れた複数の制御電極とから構成され、各絶縁された複数
の制御電極毎に3層を貫いて形成され、且つ少なくも1
列に配置されたアパチャを有するアパチャ電極体と、制
御電極とシールド電極との間に選択的に電位を与える手
段と、印加された電位によってアパチャを通るトナー粒
子の流れが制御されるよう帯電したトナー粒子を供給す
る手段と、支持体とアパチャ電極体とを相対的に移動さ
せて支持体を粒子流路中に位置決めする手段から構成さ
れている。
【0004】また、特願平4−254494号の出願で
は、アパチャ電極体の片面に制御電極を形成すると共
に、シールド電極としてのトナー担持体との間に制御電
圧を印加するようにしたものが提案されている。
は、アパチャ電極体の片面に制御電極を形成すると共
に、シールド電極としてのトナー担持体との間に制御電
圧を印加するようにしたものが提案されている。
【0005】これらの装置では、トナーの流れの制御を
するアパチャ電極体の全ての制御電極に、同時に画像信
号に応じた制御電圧が印加されてアパチャ電極体の全幅
に渡って画像が形成されるようになっていた。
するアパチャ電極体の全ての制御電極に、同時に画像信
号に応じた制御電圧が印加されてアパチャ電極体の全幅
に渡って画像が形成されるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、すべての制御電極に同時に画像信号に
応じて制御電圧を印加する必要があり、そのため多くの
駆動素子が必要となり装置を高価にする欠点があった。
従来の構成では、すべての制御電極に同時に画像信号に
応じて制御電圧を印加する必要があり、そのため多くの
駆動素子が必要となり装置を高価にする欠点があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、駆動素子を減らすことにより安
価な画像形成装置を提供することを目的としている。
になされたものであり、駆動素子を減らすことにより安
価な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、帯電されたトナーを供給す
るためのトナー供給手段と、そのトナー供給手段から供
給されるトナーの流れを制御する多数の制御部を有する
制御手段とを備え、制御手段によって制御されたトナー
によって支持体上に画像を形成する画像形成装置であっ
て、前記トナー供給手段には、それと制御手段との相対
移動によって前記制御部と順次対向する基準電極部を設
け、前記制御手段の制御部を複数のグループにグループ
化すると共に、前記各グループ内のある一つの制御部に
共通して制御電圧を印加できるように接続された電圧印
加手段を前記基準電極部との間に設けた。
に本発明の画像形成装置は、帯電されたトナーを供給す
るためのトナー供給手段と、そのトナー供給手段から供
給されるトナーの流れを制御する多数の制御部を有する
制御手段とを備え、制御手段によって制御されたトナー
によって支持体上に画像を形成する画像形成装置であっ
て、前記トナー供給手段には、それと制御手段との相対
移動によって前記制御部と順次対向する基準電極部を設
け、前記制御手段の制御部を複数のグループにグループ
化すると共に、前記各グループ内のある一つの制御部に
共通して制御電圧を印加できるように接続された電圧印
加手段を前記基準電極部との間に設けた。
【0009】また、前記トナー供給手段は、円筒状のト
ナー担持ローラにより構成されると共に、前記基準電極
部は、トナー担持ローラの外周面にスパイラル状に配置
されていても良い。
ナー担持ローラにより構成されると共に、前記基準電極
部は、トナー担持ローラの外周面にスパイラル状に配置
されていても良い。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置によ
れば、トナー供給手段と制御手段との相対移動によって
基準電極部は、複数の制御部に順次対向する。このと
き、基準電極部が対向した制御部には、画像信号に応じ
て制御電圧が印加される。帯電したトナーは、制御部と
基準電極部間に形成される電界により制御部を通過した
後、支持体上に付着してトナー像を形成する。このと
き、電圧印加手段を共通にしている他のグループの制御
部にも制御電圧が印加されるが、その制御部には基準電
極部が対向しないので電界が形成されず、その部分では
トナー像は形成されない。
れば、トナー供給手段と制御手段との相対移動によって
基準電極部は、複数の制御部に順次対向する。このと
き、基準電極部が対向した制御部には、画像信号に応じ
て制御電圧が印加される。帯電したトナーは、制御部と
基準電極部間に形成される電界により制御部を通過した
後、支持体上に付着してトナー像を形成する。このと
き、電圧印加手段を共通にしている他のグループの制御
部にも制御電圧が印加されるが、その制御部には基準電
極部が対向しないので電界が形成されず、その部分では
トナー像は形成されない。
【0011】トナー供給手段と制御手段との相対移動に
よって基準電極部と対向する制御部が順次に入れ替わる
ことにより、制御手段の全てにわたってトナー像が形成
される。
よって基準電極部と対向する制御部が順次に入れ替わる
ことにより、制御手段の全てにわたってトナー像が形成
される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の画像形成装置の概要を示
す図であり、制御手段としてのアパチャ電極体1の上側
には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電極ローラ
22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設されてお
り、前記間隙に挿入される支持体20を搬送し得るよう
に構成されている。また、前記アパチャ電極体1の下側
には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿って、トナ
ー供給装置10が配設されており、更には、前記背面電
極ローラ22によって搬送される支持体20の進行先に
は、定着装置26が配設されている。
す図であり、制御手段としてのアパチャ電極体1の上側
には、1mmの間隙を有して、円柱状の背面電極ローラ
22がシャーシ(図示せず)に回動可能に配設されてお
り、前記間隙に挿入される支持体20を搬送し得るよう
に構成されている。また、前記アパチャ電極体1の下側
には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿って、トナ
ー供給装置10が配設されており、更には、前記背面電
極ローラ22によって搬送される支持体20の進行先に
は、定着装置26が配設されている。
【0014】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
【0015】そして、前記供給ローラ12とトナー担持
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。
【0016】前記トナー担持ローラ14は、図3に詳細
に示すように、絶縁性のローラ芯17の外周が円周方向
に8分割され、その分割された各表面上に、螺旋状に延
びる8本の導電性の基準電極15が配置されて構成され
ている。前記基準電極15は、同時に9個の後述するア
パチャと対向するようにその螺旋の角度と幅が設定され
ている。
に示すように、絶縁性のローラ芯17の外周が円周方向
に8分割され、その分割された各表面上に、螺旋状に延
びる8本の導電性の基準電極15が配置されて構成され
ている。前記基準電極15は、同時に9個の後述するア
パチャと対向するようにその螺旋の角度と幅が設定され
ている。
【0017】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に、厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径
100μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ
絶縁シート2の上面側における各アパチャ6の開口周縁
に制御部としての制御電極4が1μm厚で形成されたも
のである。そして、前記アパチャ電極体1は、図1に示
すように支持体20側に制御電極4を対向させ、絶縁シ
ート2がアパチャ6の位置でトナー担持ローラ14上の
トナー16と接するように配設されている。
に、厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径
100μmの複数のアパチャ6が1列に形成され、且つ
絶縁シート2の上面側における各アパチャ6の開口周縁
に制御部としての制御電極4が1μm厚で形成されたも
のである。そして、前記アパチャ電極体1は、図1に示
すように支持体20側に制御電極4を対向させ、絶縁シ
ート2がアパチャ6の位置でトナー担持ローラ14上の
トナー16と接するように配設されている。
【0018】また、前記各制御電極4とトナー担持ロー
ラ14上の基準電極15との間には、9個の駆動素子8
がそれぞれ接続されている。図3に詳細に示すように、
前記制御電極4は、4つのグループにグループ化されて
おり、1つの駆動素子は、各グループ内の1つの制御電
極4に接続されている。従って、1つの駆動素子に接続
されている4つの制御電極4は、トナー担持ローラ14
上の基準電極15に同時に対向することがない。前記各
駆動素子8は、画像信号に基いて制御電極4に対して0
V、もしくは+50Vの電圧を印加するように構成され
ている。
ラ14上の基準電極15との間には、9個の駆動素子8
がそれぞれ接続されている。図3に詳細に示すように、
前記制御電極4は、4つのグループにグループ化されて
おり、1つの駆動素子は、各グループ内の1つの制御電
極4に接続されている。従って、1つの駆動素子に接続
されている4つの制御電極4は、トナー担持ローラ14
上の基準電極15に同時に対向することがない。前記各
駆動素子8は、画像信号に基いて制御電極4に対して0
V、もしくは+50Vの電圧を印加するように構成され
ている。
【0019】更には、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ14との間には直流電源24が接続されてお
り、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+
1kVの電圧を印加し得るようになっている。
担持ローラ14との間には直流電源24が接続されてお
り、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+
1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0020】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
置の動作を説明する。
【0021】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16は、トナー担持ロ
ーラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてト
ナー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー
16は、層規制ブレード18によって薄層化されるとと
もに帯電された後、トナー担持ローラ14の回転によっ
てアパチャ電極体1に向かって搬送される。そして、ト
ナー担持ローラ14上のトナーは、アパチャ電極体1の
絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に供給され
る。
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16は、トナー担持ロ
ーラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてト
ナー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー
16は、層規制ブレード18によって薄層化されるとと
もに帯電された後、トナー担持ローラ14の回転によっ
てアパチャ電極体1に向かって搬送される。そして、ト
ナー担持ローラ14上のトナーは、アパチャ電極体1の
絶縁シート2に擦られつつアパチャ6の下に供給され
る。
【0022】ここで、画像信号に応じて、駆動素子8に
より制御電極4に制御電圧を印加する。ただし、トナー
担持ローラ14上の基準電極15は螺旋状になっている
ので、同時に電界が形成される有効なアパチャ6は、基
準電極15と対向している9個だけである。
より制御電極4に制御電圧を印加する。ただし、トナー
担持ローラ14上の基準電極15は螺旋状になっている
ので、同時に電界が形成される有効なアパチャ6は、基
準電極15と対向している9個だけである。
【0023】このうち、図3において左から5個のアパ
チャ6に対応して設けられた制御電極4に対し、画像信
号に応じて、駆動素子8から+50Vの電圧が印加され
る。その結果、画像部分に対応するアパチャ6の近傍に
は、制御電極4とトナー担持ローラ14上の基準電極1
5の間の電位差により、制御電極4より基準電極15に
向かう電気力線が形成される。それにより、マイナスに
帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受け、ト
ナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して制御電
極4側に引き出される。引き出されたトナー16は、更
に、背面電極22に印加されている電圧によって支持体
20とアパチャ電極体1との間に形成される電界によ
り、支持体20に向かって飛翔し、支持体20上に堆積
して画素を形成する。
チャ6に対応して設けられた制御電極4に対し、画像信
号に応じて、駆動素子8から+50Vの電圧が印加され
る。その結果、画像部分に対応するアパチャ6の近傍に
は、制御電極4とトナー担持ローラ14上の基準電極1
5の間の電位差により、制御電極4より基準電極15に
向かう電気力線が形成される。それにより、マイナスに
帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受け、ト
ナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して制御電
極4側に引き出される。引き出されたトナー16は、更
に、背面電極22に印加されている電圧によって支持体
20とアパチャ電極体1との間に形成される電界によ
り、支持体20に向かって飛翔し、支持体20上に堆積
して画素を形成する。
【0024】また、5個のアパチャのうち非画像部分に
対応する制御電極4には、駆動素子8から0Vの電圧が
印加される。その結果、トナー担持ローラ14上の基準
電極15と制御電極4との間には電界が形成されないこ
とにより、トナー担持ローラ14上のトナー16は静電
力を受けないためアパチャ6を通過しない。
対応する制御電極4には、駆動素子8から0Vの電圧が
印加される。その結果、トナー担持ローラ14上の基準
電極15と制御電極4との間には電界が形成されないこ
とにより、トナー担持ローラ14上のトナー16は静電
力を受けないためアパチャ6を通過しない。
【0025】そして、トナー担持ローラ14の回転に伴
って基準電極15と対向するアパチャ6が徐々に右側方
向に移動し、その移動に同期して基準電極15と対向す
るアパチャ6に対応する画像信号を各制御電極15に印
加すれば、トナー担持ローラ14の8分の1回転で、す
べてのアパチャ6に電界が形成され、1列分の画素が支
持体20上に形成される。
って基準電極15と対向するアパチャ6が徐々に右側方
向に移動し、その移動に同期して基準電極15と対向す
るアパチャ6に対応する画像信号を各制御電極15に印
加すれば、トナー担持ローラ14の8分の1回転で、す
べてのアパチャ6に電界が形成され、1列分の画素が支
持体20上に形成される。
【0026】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される時間に、アパチャ列
とは直交する方向に1画素分の速度で送られる。そし
て、上記のプロセスを繰り返すことにより支持体20の
全面にトナー像が形成される。その後、形成されたトナ
ー像は、定着装置26によって支持体20上に定着され
る。
16により1列の画素が形成される時間に、アパチャ列
とは直交する方向に1画素分の速度で送られる。そし
て、上記のプロセスを繰り返すことにより支持体20の
全面にトナー像が形成される。その後、形成されたトナ
ー像は、定着装置26によって支持体20上に定着され
る。
【0027】図4及び図5は、本発明の第2の実施例の
画像形成装置の概要を示す図であり、前述した実施例と
は、トナー担持ローラ上の基準電極の形態が異なるだけ
であるが、以下に同じものには同じ符号を付してその詳
細を説明する。
画像形成装置の概要を示す図であり、前述した実施例と
は、トナー担持ローラ上の基準電極の形態が異なるだけ
であるが、以下に同じものには同じ符号を付してその詳
細を説明する。
【0028】図5に示すように、トナー担持ローラは1
4はローラ芯17の周りに4つの基準電極15が形成さ
れている。基準電極15は周方向4分の1周の長さで紙
幅の4分の1の幅をもち、周方向に90度づつずらせて
ローラの長手方向に4個配置されている。
4はローラ芯17の周りに4つの基準電極15が形成さ
れている。基準電極15は周方向4分の1周の長さで紙
幅の4分の1の幅をもち、周方向に90度づつずらせて
ローラの長手方向に4個配置されている。
【0029】アパチャ電極体1は、図4に示すように支
持体20側に制御電極4を対向させ、ポリイミド製絶縁
シート2がアパチャ位置でトナー担持ローラ14上のト
ナーと接するよう配設されている。またアパチャ電極体
1は、図5に示すように1つの基準電極15あたり9個
のアパチャが対面するよう配設されている。
持体20側に制御電極4を対向させ、ポリイミド製絶縁
シート2がアパチャ位置でトナー担持ローラ14上のト
ナーと接するよう配設されている。またアパチャ電極体
1は、図5に示すように1つの基準電極15あたり9個
のアパチャが対面するよう配設されている。
【0030】制御電極4は、駆動素子8に接続されてい
る。1つの駆動素子は4つの制御電極につながれてい
る。1つの駆動素子に接続されている4つの制御電極
は、トナー担持ローラ14の4つのー基準電極15の対
応する位置にそれぞれ配置されている。
る。1つの駆動素子は4つの制御電極につながれてい
る。1つの駆動素子に接続されている4つの制御電極
は、トナー担持ローラ14の4つのー基準電極15の対
応する位置にそれぞれ配置されている。
【0031】この実施例においても第1の実施例と同様
にトナーはトナー担持ローラ14の回転によってアパチ
ャ電極体付近に向かって搬送される。ここでトナー担持
ローラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁シート
2に擦られつつアパチャ下に供給される。
にトナーはトナー担持ローラ14の回転によってアパチ
ャ電極体付近に向かって搬送される。ここでトナー担持
ローラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶縁シート
2に擦られつつアパチャ下に供給される。
【0032】ここで、画像信号に応じて、駆動素子8よ
り電圧を印加する。ただし、トナー担持ローラ14上の
基準電極15は4分割されているので、同時に電界が形
成される有効なアパチャは基準電極と対向している9個
だけである。
り電圧を印加する。ただし、トナー担持ローラ14上の
基準電極15は4分割されているので、同時に電界が形
成される有効なアパチャは基準電極と対向している9個
だけである。
【0033】画像信号に応じて、その画像部分に対応す
る制御電極4には、駆動素子8から+50Vの電圧が印
加される。その結果、画像部分に対応するアパチャ6の
近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ14上の基準
電極15の間の電位差により、制御電極4より基準電極
15に向かう電気力線が形成される。それにより、マイ
ナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受
け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して
制御電極4側に引き出される。引き出されたトナー16
は、更に、背面電極22に印加されている電圧によって
支持体20とアパチャ電極体1との間に形成される電界
により、支持体20に向かって飛翔し、支持体20上に
堆積して画素を形成する。
る制御電極4には、駆動素子8から+50Vの電圧が印
加される。その結果、画像部分に対応するアパチャ6の
近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ14上の基準
電極15の間の電位差により、制御電極4より基準電極
15に向かう電気力線が形成される。それにより、マイ
ナスに帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受
け、トナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して
制御電極4側に引き出される。引き出されたトナー16
は、更に、背面電極22に印加されている電圧によって
支持体20とアパチャ電極体1との間に形成される電界
により、支持体20に向かって飛翔し、支持体20上に
堆積して画素を形成する。
【0034】また、基準電極に対向している9個のアパ
チャのうち非画像部分に対応する制御電極4には、駆動
素子8から0Vの電圧が印加される。その結果、トナー
担持ローラ14上の基準電極15と制御電極4との間に
は電界が形成されないことにより、トナー担持ローラ1
4上のトナー16は静電力を受けないためアパチャ6を
通過しない。
チャのうち非画像部分に対応する制御電極4には、駆動
素子8から0Vの電圧が印加される。その結果、トナー
担持ローラ14上の基準電極15と制御電極4との間に
は電界が形成されないことにより、トナー担持ローラ1
4上のトナー16は静電力を受けないためアパチャ6を
通過しない。
【0035】トナー担持ローラ14の4分の1回転によ
り画像信号に応じた電界が形成されるアパチャは9つづ
つ幅方向にずれトナー担持ローラ1回転ですべてのアパ
チャに電界が形成される。
り画像信号に応じた電界が形成されるアパチャは9つづ
つ幅方向にずれトナー担持ローラ1回転ですべてのアパ
チャに電界が形成される。
【0036】そして、上記のプロセスを繰り返すことに
より支持体20の全面にトナー像が形成される。その
後、形成されたトナー像は、定着装置26によって支持
体20上に定着される。
より支持体20の全面にトナー像が形成される。その
後、形成されたトナー像は、定着装置26によって支持
体20上に定着される。
【0037】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0038】上記実施例においては、トナー流制御手段
としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、特表平1ー
503221号公報に記載されるような編目状の電極体
を用いることも可能である。
としてアパチャ電極体を用いたが、例えば、特表平1ー
503221号公報に記載されるような編目状の電極体
を用いることも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置によれば、駆動素子はアパチャの数
だけ必要ないので安価な画像形成装置を提供することが
できる。
発明の画像形成装置によれば、駆動素子はアパチャの数
だけ必要ないので安価な画像形成装置を提供することが
できる。
【図1】本画像形成装置の断面図である。
【図2】アパチャ電極体の詳細を示す斜視図である。
【図3】トナー担持ローラ及びアパチャ電極体の詳細を
示す図である。
示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例の画像形成装置の断面図
である。
である。
【図5】本発明の第2の実施例のトナー担持ローラ及び
アパチャ電極体の詳細を示す図である。
アパチャ電極体の詳細を示す図である。
1 アパチャ電極体 4 制御電極 6 アパチャ 8 駆動素子 14 トナー担持ローラ 15 基準電極 22 背面電極ローラ 24 直流電源
Claims (2)
- 【請求項1】 帯電されたトナーを供給するためのトナ
ー供給手段と、そのトナー供給手段から供給されるトナ
ーの流れを制御する多数の制御部を有する制御手段とを
備え、制御手段によって制御されたトナーによって支持
体上に画像を形成する画像形成装置において、 前記トナー供給手段には、それと制御手段との相対移動
によって前記制御部と順次対向する基準電極部を設け、
前記制御手段の制御部を複数のグループにグループ化す
ると共に、前記各グループ内のある一つの制御部に共通
して制御電圧を印加できるように接続された電圧印加手
段を前記基準電極部との間に設けたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナー供給手段は、円筒状のトナー
担持ローラにより構成されると共に、前記基準電極部
は、トナー担持ローラの外周面に螺旋状に配置されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6970593A JPH06278307A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6970593A JPH06278307A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278307A true JPH06278307A (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=13410529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6970593A Pending JPH06278307A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06278307A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0761443A2 (en) * | 1995-08-28 | 1997-03-12 | Nec Corporation | Electrostatic ink jet recording device |
-
1993
- 1993-03-29 JP JP6970593A patent/JPH06278307A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0761443A2 (en) * | 1995-08-28 | 1997-03-12 | Nec Corporation | Electrostatic ink jet recording device |
EP0761443A3 (en) * | 1995-08-28 | 1997-09-10 | Nec Corp | Electrostatic ink jet recording device |
US5963231A (en) * | 1995-08-28 | 1999-10-05 | Nec Corporation | Electrostatic ink jet recording head with grouped electrodes |
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