JP2841647B2 - 静電記録装置 - Google Patents

静電記録装置

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JP2841647B2
JP2841647B2 JP2053353A JP5335390A JP2841647B2 JP 2841647 B2 JP2841647 B2 JP 2841647B2 JP 2053353 A JP2053353 A JP 2053353A JP 5335390 A JP5335390 A JP 5335390A JP 2841647 B2 JP2841647 B2 JP 2841647B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、トナー流を直接制御して記録する静電記録
装置に関するものである。
[従来技術] 従来、トナーを一様に帯電した後、開口部を備えたア
パチャー電極と普通紙等の支持体の背後に配設された背
面電極により電界を制御して、トナーを支持体上に塗布
することにより画像を出力する方式の画像記録装置とし
て例えば米国特許第3689935号明細書等がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の画像記録装置を用いて画像記録
を行なったときには、アパチャー電極の開口部にトナー
による穴詰まりが発生するという問題が生じる。例え
ば、240ドット毎インチの記録密度を得ようとした場
合、ドットの大きさは最大でも100μm[マイクロ・メ
ートル]であり、そのためのアパチャー電極における開
口部の内径も50μm程度とたいへん小さくする必要があ
り、平均粒径10μm程度であるトナーは、環境変化や埃
等により開口部に詰まってしまうことがあった。
この対策としてアパチャー電極にトナーと逆極性の電
圧を印加したり、またアパチャー電極を圧電体等により
振動させたりする事を行なってきたが、十分な効果を上
げることはできなかった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、アパチャー電極の開口部の詰まりを容易に
除去し、常に安定した画像出力が得られる静電記録装置
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明の静電記録装置は、
帯電せしめたトナーを担持し、且つ回転可能な担持体
と、該担持体から飛翔した前記トナーが通過する開口部
を備えたアパチャー電極とから構成されており、前記担
持体は、その表面の一部に、該担持体が一回転する度に
前記開口部に接触する起池部材が設けられている。
更に、該起毛部材が前記アパチャー電極の開口部に接
触する際、前記トナー担持体と前記アパチャー電極とが
同電位になるように制御する制御手段を備えていること
が望ましい。
[作用] 上記の構成を有する本発明によれば、担持体の一部表
面に設けられた起毛部材とアパチャー電極とが接触する
ことにより、アパチャー電極の開口部の中に堆積したト
ナーが起毛部材により引っかかれ、開口部がクリーニン
グされる。
更に、起毛部材とアパチャー電極とが接触する際、制
御手段が担持体とがアパチャー電極とが同電位になるよ
うに制御すると、アパチャー電極に対するトナーの付着
力が低下し、開口部をクリーニングしやすくなる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
最初に第1図と第2図を参照して、本実施例の静電記
録装置の構成を説明する。
装置外装17の側部には挿入口15と取出口16とが設けら
れている。装置内部には、大別して記録部1及びそれに
隣接した熱定着部2とが設けられている。
記録部1は、トナーTが貯蔵されているトナーケース
Kと、該トナーケースK内に設けられ、回転可能な担持
体たる担持ローラ3と、同じくトナーケースK内に設け
られ、担持ローラ3に接触して、担持ローラ3にトナー
Tを供給する供給ローラ4と、担持ローラ3から飛翔し
たトナーTが通過する開口部32を備えているアパチャー
電極9と、このアパチャー電極9を挟んで担持ローラ3
と対向し、アパチャー電極9とある所定の間隔を有して
設けられている対向電極10と、挿入口15から入った普通
紙Pが搬送されるためのガイド13と補助ローラ14とによ
って構成されている。担持ローラ3は、その表面の一部
に、起毛部材たるブラシ18を有しており、且つ接地され
ている。アパチャー電極9は制御手段たる信号ソースS
に接続されている。更に、対向電極10は、アパチャー電
極9の開口部32を通過してきた帯電したトナーTを普通
紙Pに移動吸着させるために負の電源Eに接続されてい
る。
第2図に示すように、アパチャー電極9は一列上に穿
設された多数の開口部32が設けられたもので、絶縁層33
と、各開口部32の周りにそれぞれ独立して設けられた制
御電極層34とからなるものである。制御電極層34はそれ
ぞれ信号ソースSに接続されている。
熱定着部2は、熱源を持ったヒートローラ11とプレス
ローラ12とで構成されており、普通紙Pを挟み込んで加
圧しながら熱定着をするようになっている。
次に、第1図と第2図とを参照して静電記録装置の動
作を説明する。
挿入口15から挿入された普通紙Pは記録部1へと搬送
される。一方、トナーTは供給ローラ4によって担持ロ
ーラ3に供給されるが、このときトナーTは、供給ロー
ラ4は担持ローラ3との接触及び摩擦などにより正に帯
電する。正に帯電したトナーTは、担持ローラ3によっ
て順次アパチャー電極9の開口部32の下部へ搬送され
る。そして、アパチャー電極9によってトナーTが変調
されて、開口部32を通過して負の電源Eに接続された対
向電極10の方へ飛翔し、ガイド13と補助ローラ14により
搬送されてきた普通紙PにトナーTが吸着する。ここ
で、担持ローラ3が一回転する度にブラシ18がアパチャ
ー電極9の開口部32の付近を引っかいており、開口部32
に堆積したトナーTを除去する。また、ブラシ18がアパ
チャー電極9の開口部32に接触しているときは、信号ソ
ースSがアパチャー電極9をアース電位とすることによ
り、トナーTのアパチャー電極9への付着力を低下さ
せ、除去しやすくする。
ここでアパチャー電極9の動作について説明する。
制御電極34に信号ソースSから負の電位(対向電極に
与えられている電位より低い電位)が与えられると、開
口部32内にて、担持ローラ3から対向ローラ10へ正に帯
電したトナーが移動するような電界が発生し、その結
果、正に帯電したトナーTが開口部32を通過する。ま
た、制御電極層34に与える電位の大きさを変えることに
よって帯電したトナーTの開口部32を通過する量を変え
ることができる。一方、制御電極層34をアースにするこ
とにより、開口部32内には電界が発生せず、正に帯電し
たトナーTは開口部32を通過しない。以上の説明から、
信号ソースSが制御電極層34に与える電位によって、帯
電したトナー流を容易に変調できることがわかる。
その後、普通紙Pが熱定着部2へと搬送されて、ヒー
トローラ11とプレスローラ12とによって圧接されて定着
される。この定着方法は一般的なものであるため、詳細
な説明は省略する。そして、最後に、画像の記録された
普通紙Pは取出口16へと搬送されて装置17外に排出され
る。
本発明は、以上詳述した実施例に限定されるものでな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更
を加えることができる。
例えば、担持ローラ3の表面の複数の部分にブラシ18
を設けてもよい。
又、ブラシ18の材質は導電性でも絶縁性のものでもよ
い。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、担持ローラが一回転するたびにその表面に設けられ
た起毛部材がアパチャー電極の開口部の付近を引っかく
ので、開口部に堆積したトナーを容易に除去することが
できる。また、起毛部材がアパチャー電極に接触してい
るときに、制御手段がアパチャー電極と担持ローラとを
同電位にすることにより、トナーのアパチャー電極への
付着力を低下させ、トナーをより除去しやすくする。
以上のことから、常に安定した出力画像が得られる静
電記録装置を提供することができるという産業上著しい
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本発明を具体化した実施例を示すもの
で、第1図は、静電記録装置の構成図、第2図はアパチ
ャー電極の斜視図である。 図中、1は記録部、2は熱定着部、3はブラシローラ、
4は供給ローラ、9,31はアパチャー電極、10は対向電
極、11はヒートローラ、12はプレスローラ、13はガイ
ド、14は補助ローラ、15は挿入口、16は取出口、17は外
装、18はブラシ、32はアパチャー、33は絶縁層、34は制
御電極層、Tはトナー、Pは普通紙、Kはトナーケー
ス、Eは電源、Sは信号ソースである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯電せしめたトナーを担持し、且つ回転可
    能な担持体と、該担持体から飛翔した前記トナーが通過
    する開口部を備えたアパチャー電極とから構成されてい
    る静電記録装置において、 前記担持体は、その表面の一部に、該担持体が一回転す
    る度に前記開口部に接触する起毛部材が設けられている
    ことを特徴とする静電記録装置。
  2. 【請求項2】前記起毛部材が前記アパチャー電極の開口
    部に接触する際、前記トナー担持体と前記アパチャー電
    極とが同電位になるように制御する制御手段を備えてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の静電記録装置。
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