JP2964556B2 - アパチャ電極 - Google Patents

アパチャ電極

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はトナージェット記録装置におけるトナー流を
変調制御するためのアパチャ電極に関する。
[従来の技術] 従来、トナージェット記録装置と呼ばれる装置の一例
として、米国特許第3689935号明細書に開示されている
ようなものがある。このトナージェット記録装置は絶縁
層を二枚の電極で挟み、多数の開口部を設けた構成のア
パチャ電極により帯電したトナーを変調制御し、記録媒
体上に吸着させ、画像を形成するものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のトナージェット記録装置で問題
となっていることの一つに長時間の使用によって、アパ
チャと呼ばれる開口部のトナーによる穴づまりがあっ
た。この穴ずまりは、アパチャー電極の裏に鏡像力によ
って、付着したトナーの堆積した層が成長して起こる。
穴づまりを起すと記録不能になるため繁雑なメンテナン
スが必要である。また振動装置等を用いて堆積したトナ
ーをふるい落とすこと等も考えられているが、その場合
装置全体が大型化してしまう。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、トナージェット記録装置全体を大型化するこ
となく、長時間使用しても穴づまりを起さずメンテナン
スフリーなアパチャ電極を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明のアパチャ電極は、
絶縁層が圧電材料より構成され、前記二枚の電極の一つ
に画像信号に対応した画像形成電圧が印加され、前記圧
電材料は、当該画像形成電圧の印加により振動すること
を特徴とする構成となっている。
[作用] 上記の構成を有する本発明のアパチャ電極において、
二枚の電極の一つに画像信号に対応した画像形成電圧が
印加されると、二枚の電極間に電界が発生する。この電
界によりアパチャ電極の絶縁層が振動して、アパチャ電
極の裏に付着したトナーが、震い落とされる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して
説明する。
第2図は本発明のトナージェット記録装置の概略構成
図である。
装置外装17の側部には、挿入口15と、取り出し口16と
が設けられており、装置内部には記録部1と、それに隣
接して熱定着部2とが設けられている。挿入口15から入
った支持体Pは、ガイド13及び一対のガイドローラ14に
よって、記録部1まで搬送され、そして、この記録部1
で画像記録される。その後、画像記録された支持体P
は、熱定着部2まで搬送され、ここで、支持体P上の画
像が定着される。熱定着後、支持体Pは、ガイド13によ
って、取り出し口16から取り出される。
記録部1の内部には、回転可能なトナー担持ローラ3
と、アパチャ電極9と、対向電極10とが設けられてい
る。トナー担持ローラ3の回転方向の上流に、回転可能
な供給ローラ4が設けられており、この供給ローラ4は
トナーケースKに覆われている。またトナーケースKの
内部には、トナーTが貯蔵されている。
熱定着部2の内部には、内部に熱源を備えたヒートロ
ーラ11と、プレスローラ12とが接触して設けられてい
る。この熱定着部2は、支持体Pがこのヒートローラ11
とプレスローラ12との間を通過できるように構成されて
いる。
アパチャ電極9は、トナー担持ローラ3の上方に配置
される。第1図に示すように、アパチャ電極9は、絶縁
層6と、絶縁層6に一体化された基準電極層7と、絶縁
層6と基準電極層7を貫通するように列設された多数の
アパチャ5と、各アパチャ5の周りに設けられた制御電
極層8とによって構成される。
絶縁層6は圧電材料から構成される。この圧電材料に
は、例えば、チタン酸バリウム、PZT、PLZT等の強誘電
性を持つセラミックスが、使用される。
基準電極層7はアースに、各制御電極層8は信号ソー
スSに、それぞれ接続される。また、トナー担持ローラ
3は、交流電源E1に接続されている。(本実施例では、
電源E1は、交流電源であるが、プラス(+)の直流電源
を用いてもよい。この場合、プラス(+)に帯電したト
ナーTは、常に、アパチャ電極9付近に、供給され
る。) 対向電極10は、アパチャ電極9の上方に配置される。
更に、この対向電極10とアパチャ電極9との間に、支持
体Pが通過できるようなスペースが設けられている。こ
の対向電極10は、マイナス(−)の電源E2に接続され
る。
次に作用を説明する。
まず供給ローラ4にトナーTが付着し、供給ローラ4
の回転によって、トナーTはトナー担持ローラ3へ搬送
される。この場所でトナーTは供給ローラ4及びトナー
担持ローラ3と接触しつつ摩擦されて、プラス(+)に
帯電する。そして帯電したトナーTはトナー担持ローラ
3に付着し、アパチャ電極9の付近まで搬送される。
トナー担持ローラ3と基準電極層7との間には、交流
電圧が、交流電源E1によって印加されている。この印加
電圧によって帯電したトナーTがこの区間で往復運動を
し、そして、トナークラウドを形成する。そしてトナー
Tはアパチャ電極9によって変調される。つまり、トナ
ーTがアパチャ5を通過したり、通過しなかったりす
る。この時、アパチャ電極9を通過しないトナーTは、
アパチャ電極9の裏面(基準電極層7の形成された面)
に、鏡像力によって付着する。
アパチャ電極9は絶縁層6の圧電作用によって震動す
る。この振動によって、アパチャ電極9の裏に付着した
トナーTが、ふるい落とされる。ここで、絶縁層6の圧
電作用は、信号ソースSからの、制御電極層8への電圧
印加によって、引き起こされる。従って、記録が、行な
われることによって、自然にアパチャ電極9が、震動す
る。
この圧電作用は、電圧印加のされた制御電極層8の付
近に、発生する。従って、電圧印加の起こらない制御電
極層8の裏付近には、トナーTが、堆積したままとなる
虞れがあるが、この様な場合には、制御電極層8に、定
期的にプラス(+)の電圧が、印加されるようにすれば
よい。この結果、この制御電極層付近も、震動する。そ
して、この場所に堆積したトナーが、ふるい落とされ
る。また、プラス(+)に帯電したトナーTは、アパチ
ャ5を通過しない。従って、このプラス(+)電圧印加
が、記録に悪影響を起こすことはない。
一方、挿入口15より装置内部に挿入された支持体P
は、ガイド13とガイドローラ14とによって、対向電極10
に搬送される。
そして、この場所で、信号ソースSからアパチャ電極
9の制御電極層8に信号電圧が印加される。この信号電
圧に基ずいて、トナークラウドのトナーTの流れが変調
制御される。すなわち、信号ソースSからマイナス
(−)電圧が、制御電極層8に印加されるとき、アパチ
ャ5の内部において、プラス(+)帯電したトナーT
が、基準電極層7から制御電極層8へと向かう電界が発
生する。従って、トナーTは、アパチャ5を通過する。
また、信号ソースSから、電圧が印加されないとき、ア
パチャ5内部において、電界は発生しない。従って、ト
ナーTは、アパチャ5を通過しない。
対向電極10には、電源E2によってマイナス(−)電圧
が印加されている。この電圧印加によって、変調制御さ
れてアパチャ5を通過してきたトナーTが、対向電極10
へ吸引される。そして、支持体Pに、トナーTが塗布さ
れる。以上の結果、支持体P上に、画像等が形成され
る。
その後、支持体Pは、記録部1から熱定着部2へと搬
送される。そして、支持体P上の画像は、熱定着され
る。
熱定着部2を通過した支持体Pは、ガイド13を経由し
て、取り出し口16から取り出される。
以上、詳述したことから明らかなように本実施例のア
パチャ電極9においては、絶縁層6に圧電材料を使用し
ているので、トナージェット記録装置全体を大型化する
ことなく、長時間使用しても穴づまりを起さずメンテナ
ンスフリーである。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
くその趣旨を逸脱しない範囲における変更は可能であ
る。
[発明の効果] 以上、詳述したことから明らかなように本発明のアパ
チャ電極においては、圧電材料より構成された絶縁層を
二枚の電極で挟み、当該二枚の電極の一つに画像信号に
対応した画像形成電圧が印加され、前記圧電材料は、当
該画像形成電圧の印加により振動するので、トナージェ
ット記録装置全体を大型化することなく、長時間使用し
ても穴づまりを起さずメンテナンスフリーである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明を具体化した実施例を示すも
ので、第1図はアパチャ電極の斜視図、第2図は本実施
例のトナージェット記録装置の構成図である。 図中、5はアパチャ、6は絶縁層、7は基準電極層、8
は制御電極層、9はアパチャ電極、Tはトナー、Pは支
持体である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナージェット記録装置におけるトナー流
    を変調制御するためのアパチャ電極であって、絶縁層を
    二枚の電極で挟み、開口部を設けた構成のアパチャ電極
    において、 前記絶縁層が圧電材料より構成され、 前記二枚の電極の一つに画像信号に対応した画像形成電
    圧が印加され、 前記圧電材料は、当該画像形成電圧の印加により振動す
    ること を特徴とするアパチャ電極。
JP15590490A 1990-06-14 1990-06-14 アパチャ電極 Expired - Lifetime JP2964556B2 (ja)

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