JPH04332659A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04332659A
JPH04332659A JP10259091A JP10259091A JPH04332659A JP H04332659 A JPH04332659 A JP H04332659A JP 10259091 A JP10259091 A JP 10259091A JP 10259091 A JP10259091 A JP 10259091A JP H04332659 A JPH04332659 A JP H04332659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
toner
opening
gate electrodes
volts
Prior art date
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Pending
Application number
JP10259091A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kitamura
哲弥 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
ファクシミリ等に適用される記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の記録装置は、複数のゲー
ト電極と、複数のデータ電極とが絶縁層を介してマトリ
ックス状に構成され、ゲート電極と、データ電極との重
なる部分に開口部を備えるアパチャー電極と、このアパ
チャー電極の前記開口部に帯電したトナーを供給するト
ナー供給手段と、このアパチャー電極を挟んで、前記ト
ナー供給手段の反対側に、支持体を導く対向電極とから
構成される。
【0003】そして、前記アパチャー電極の開口部の内
部に電界を発生せしめて、トナー供給手段から供給され
るトナー流の変調制御を行い、対向電極に導かれた支持
体上にトナー像を形成する。
【0004】アパチャー電極の絶縁層には25μm厚の
ポリイミドフィルムが用いられる。プラス帯電トナーを
用いるとき、一つのゲート電極にはプラス38ボルトが
順次印加され、他のゲート電極は、0ボルト印加される
。プラス38ボルトの印加されたゲート電極に設けられ
た一列の開口部において、データ電極に印加される電圧
によって、トナー流の変調が行われる。例えば、このデ
ータ電極には、トナーの開口部の通過を許すとき、プラ
ス38ボルト、トナーの開口部の通過を遮蔽するとき、
プラス75ボルトが、画像データに基づいて印加される
。データ電極に38ボルトが印加されたとき、開口部の
内部には電界が生じないために、供給されたトナーがそ
のまま通過する。また、データ電極に75ボルト印加さ
れたとき、開口部の内部には、プラス帯電トナーが開口
部の通過を阻止されるような電界が生じ、供給されたプ
ラス帯電トナーが、この電界によってクーロン力を受け
ることによって、開口部の通過が妨げられる。
【0005】一方、0ボルトの印加されたゲート電極に
設けられた開口部において、データ電極に、プラス38
ボルトや、プラス75ボルトの電圧が印加されようとも
、開口部内部には、プラス帯電トナーが開口部の通過を
阻止されるような電界が生じ、供給されたプラス帯電ト
ナーが、この電界によってクーロン力を受けることによ
って、開口部の通過が妨げられる。
【0006】なお、データ電極に印加される75ボルト
の電圧は、25μm厚のフィルムにおいては最大の印加
可能電圧である。なぜなら、空気の絶縁破壊強度が、1
μmあたり3ボルトであるため、ゲート電極に0ボルト
印加されるとき、開口部内部で放電を起こさないために
は、データ電極には75ボルト以上印加することができ
ないからである。
【0007】以上述べた場合において、開口部内部に形
成される、プラス(+)帯電トナーの通過を妨げるよう
な遮蔽電界の大きさは、最も小さい所で、25μmあた
り38ボルトである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開口部
の25μmあたり38ボルトのトナー遮蔽電界は、供給
されたトナーの開口部の通過を阻止するための十分な加
速度を与える電界強度でない。従って、この遮蔽電界で
は、完全にトナーの開口部の通過を阻止することはでき
ず、このため、誤ってトナーが開口部を通過していた。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、トナーが誤って開口部を通過し
ないような記録信頼性の高い、安価で小型の記録装置を
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の記録装置は、開口部を備え、帯電したトナ
ーの前記開口部の流れを変調制御するアパチャー電極と
、このアパチャー電極の前記開口部に帯電したトナーを
供給するトナー供給手段と、このアパチャー電極を挟ん
で前記トナー供給手段の反対側に設けられ、支持体を導
く対向電極とから構成されるものであって、前記アパチ
ャー電極が、複数のゲート電極と、複数のデータ電極と
が絶縁層を介してマトリックス状に構成され、更に、上
述の複数のゲート電極に絶縁層を介して設けられるシー
ルド電極とから構成され、ゲート電極と、データ電極と
の重なる部分に開口部を備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置によれば
、開口部内部において、シールド電極とゲート電極間に
形成されるトナー供給制御電界と、ゲート電極とデータ
電極間に形成されるデータ電界との二つの電界が形成さ
れる。そして、この二つの電界によって、帯電したトナ
ーが開口部内部で変調制御され、画像などが記録される
【0012】
【実施例】以下、本発明の記録装置において具体化した
一実施例を図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本実施例の記録装置の概略構成図
である。
【0014】記録装置の内部には、トナー供給装置14
と、トナー流変調手段であるアパチャー電極1と、支持
体を搬送できる対向電極10とが設けられている。
【0015】トナー供給装置14は、回転可能なブラシ
ローラ22と、回転可能な供給ローラ23と、掻き部材
24と、トナー案内板25とから構成される。前記ブラ
シローラ22に接触して前記供給ローラ23が設けられ
る。前記掻き部材24は、前記ブラシローラ22を引っ
掻くように配置される。また、前記トナー案内板25は
、ブラシローラ24にのったトナーが掻き部材24によ
って引掻かれるときに発生するトナーのクラウドをアパ
チャー電極1にまで案内するように設けられる。案内板
25は、アースに接続される。これらは、トナーケース
15に覆われて、このトナーケース15の内部にはトナ
ー16が貯蔵される。
【0016】前記アパチャー電極1は、前記案内板25
の約5mm上方に配置される。このアパチャー電極1は
、図2に示すように、25μmの厚みのポリイミドなど
の樹脂フィルム2aの上側に14本のデータ電極4と、
下側に幅方向に延びた8本のゲート電極3が斜め格子状
に設けられる。更に、図1に示されるように、前記ゲー
ト電極3側には、25μmのポリイミドなどの樹脂フィ
ルム2bを介して、シールド電極5が全面に設けられる
。 そして、開口部6は、幅方向には等間隔で、ゲート電極
とデータ電極とが交わる位置に配置される。
【0017】前記シールド電極5は、アースに接続され
る。
【0018】前記ゲート電極3は、それぞれゲート電極
駆動素子7に接続される。ゲート電極駆動素子7は、走
査回路9に接続されてい、0ボルトが順次一つのゲート
電極3に印加され、他のゲート電極には、プラス75ボ
ルト印加され、アースに接続されたシールド電極5との
間でトナー供給制御電界が形成されるように構成される
【0019】前記データ電極4は、それぞれデータ電極
駆動素子8に接続される。データ電極駆動素子8は、画
像データ出力回路10に接続され、画像データによりデ
ータ電極印加電圧を0ボルトかプラス75ボルトに切り
替えられるように構成される。図1において、対向電極
10は、プラス600ボルトの直流電源26に接続され
ている。
【0020】アパチャー電極1は、スペーサ27に接着
されている。スペーサ27には、圧電素子28が接着さ
れ、更に、この圧電素子28は、発振器29によって、
振動電界が印加されるように構成される。スペーサ27
は、発振器29による振動電界によって圧電素子28が
作る振動を共振できるように構成される。従って、スペ
ーサ27とともにアパチャー電極1が加振される。
【0021】次に、本実施例の記録装置の動作について
説明する。
【0022】トナー供給装置14において、トナー16
が、供給ローラ23上に担持され、ブラシローラ22に
供給される。このときトナー16は、供給ローラ23、
及び、ブラシローラ22と接触しつつ摩擦して、そして
、例えば、プラス(+)に帯電する。
【0023】そして、ブラシローラ22に担持されたト
ナー16は、ブラシローラ22の回転によって、掻き部
材24の位置にまで搬送される。この場所で、掻き部材
24によって、ブラシローラ22が掻かれる。そして、
弾性によって、ブラシがもとに戻るとき、ブラシに担持
されたトナー16が、跳ね上がる。この結果、トナー1
6が、クラウド状になって、案内板25に沿って、アパ
チャー電極1の方向に飛んでいく。
【0024】そして、飛んできたトナー16のクラウド
は、アパチャー電極1によって変調される。初めに、供
給されたトナーは、シールド電極5とゲート電極3との
間に形成されるトナー供給制御電界によって、トナーの
開口部6への供給が制御される。すなわち、一つのゲー
ト電極3に0ボルトを印加し、他のゲート電極にはプラ
ス75ボルトを印加する。0ボルトの電圧の印加された
ゲート電極3に設けられた開口部6内部において、ゲー
ト電極3とシールド電極5との間に電界が形成されない
ために、アパチャー電極1に供給されたトナーは、その
ままゲート電極3の方向に向かい、開口部6を通過しよ
うとする。一方、プラス75ボルトの印加されたゲート
電極3の設けられた開口部6において、ゲート電極3と
シールド電極5との間にプラス(+)帯電トナーがシー
ルド電極5に向かう電界が形成されるために、供給され
たプラス(+)帯電トナーは、この電界によってクーロ
ン力を受けて、開口部6から排除される。
【0025】次に、そのまま開口部6を通過しようとす
るトナーは、ゲート電極3とデータ電極4との間に形成
されるデータ電界によって、トナーの開口部6の通過が
制御される。すなわち、0ボルトの印加されたゲート電
極3に設けられた開口部6において、ゲート電極3に供
給されたプラス(+)帯電トナーは、データ電極4にデ
ータ電極駆動素子8から印加される電圧によって変調さ
れる。すなわち、0ボルトの印加されるデータ電極4の
設けられた開口部には、ゲート電極3とデータ電極4と
の間に電界が形成されないために、供給されたトナーが
、そのまま開口部6を通過する。一方、75ボルト印加
されるデータ電極3の設けられた開口部には、プラス(
+)帯電トナーがゲート電極3に向かう電界が形成され
るために、プラス(+)帯電トナーが、この電界によっ
てクーロン力を受け、そして、開口部6を通過しない。
【0026】ここで、プラス75ボルトの印加されたゲ
ート電極に設けられた開口部においては、トナーがすで
に排除されて、開口部内部に存在しないために、データ
電極とゲート電極間にいかなる電界が形成されようとも
、トナーが開口部を通過するようなことはない。
【0027】そして、走査回路9により、順次ゲート電
極3をアクティブ、すなわち、0ボルト印加し、そのゲ
ート電極3に設けられた一列の開口部6のデータ電極4
に画像信号に応じて電圧を印加することによって駆動し
、一列ずつ記録を行う。
【0028】開口部6を通過したプラス(+)帯電トナ
ーは、対向電極10によって形成されている飛翔電界に
よって、支持体に飛翔して付着する。
【0029】ゲート電極3の走査が一巡したら、支持体
をゲート電極の間隔分だけ移動して、上記のプロセスを
繰り返す。支持体が搬送し終わるまでに支持体全面にト
ナー像が形成される。
【0030】アパチャー電極1に供給され、記録に関与
しなかったトナー16は、発振器29によって振動して
いる圧電素子8の振動に共振して、スペーサ27ととも
に振動しているアパチャー電極1の振動加速度によって
ふるい落とされる。この結果、記録中に開口部の詰まり
を生じることがない。
【0031】以上説明したように、本発明の記録装置に
よれば、従来のマトリックスタイプのアパチャー電極に
シールド電極を設けることによって、トナー供給制御電
界と、データ制御電界との二つの電界が開口部内部に形
成されることが可能となる。従って、従来の一つの電界
でトナー流を制御する場合よりも、大きな電界強度を得
ることが可能となる。すなわち、ゲート電極3及びデー
タ電極4に、絶縁破壊を起こさない範囲で、従来よりも
大きな遮蔽電界、25μmあたり75ボルトが印加でき
る。この結果、アパチャー電極に速度をもって供給され
る帯電トナーが、誤って開口部を通過することがなくな
る。
【0032】尚、本発明は、以上説明した実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て、訂正を加えることが可能である。
【0033】例えば、本実施例においては、プラス(+
)帯電トナーを用いているが、マイナス(−)帯電トナ
ーを用いることも可能である。この場合には、ゲート電
極3、データ電極4、及び対向電極10に印加される電
圧の極性が逆になる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の記録装置によれば、マトリックス状のアパチャー
電極を用いてトナーの開口部の通過を確実に制御できる
ために、記録信頼製の高い、安価で小型の記録装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した記録装置の構成断面図である
【図2】記録装置に搭載されるアパチャー電極の上面図
である。
【符号の説明】
1    アパチャー電極 2    絶縁層 3    ゲート電極 4    データ電極 5    シールド電極 6    開口部 7    ゲート電極駆動素子 9    走査回路 10  対向電極 14  トナー供給装置 16  トナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  開口部を備え、帯電したトナーの前記
    開口部の流れを変調制御するアパチャー電極と、このア
    パチャー電極の前記開口部に帯電したトナーを供給する
    トナー供給手段と、このアパチャー電極を挟んで前記ト
    ナー供給手段の反対側に設けられ、支持体を導く対向電
    極とから構成される記録装置において、前記アパチャー
    電極が、複数のゲート電極と、複数のデータ電極とが絶
    縁層を介してマトリックス状に配置され、更に、上述の
    複数のゲート電極に絶縁層を介して設けられるシールド
    電極とから構成され、ゲート電極と、データ電極との重
    なる部分に開口部を備えることを特徴とする記録装置。
JP10259091A 1991-05-08 1991-05-08 記録装置 Pending JPH04332659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10259091A JPH04332659A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10259091A JPH04332659A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 記録装置

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JPH04332659A true JPH04332659A (ja) 1992-11-19

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ID=14331451

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10259091A Pending JPH04332659A (ja) 1991-05-08 1991-05-08 記録装置

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JP (1) JPH04332659A (ja)

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