JPH0789117A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0789117A
JPH0789117A JP23447593A JP23447593A JPH0789117A JP H0789117 A JPH0789117 A JP H0789117A JP 23447593 A JP23447593 A JP 23447593A JP 23447593 A JP23447593 A JP 23447593A JP H0789117 A JPH0789117 A JP H0789117A
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JP
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toner
control
aperture
control electrodes
image
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JP23447593A
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Satoshi Furukawa
敏 古川
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字密度が高く、且つ高品質の画像を形成す
ることができる画像形成装置を提供すること。 【構成】 本画像形成装置は、アパチャ電極体1の上側
に、円柱状の背面電極ローラが回動可能に配設され、下
側には、そのアパチャ電極体1の長手方向に沿って、ト
ナー供給装置のトナー担持ローラが配設されている。ア
パチャ電極体1には、アパチャが2列形成され、且つそ
の上面に制御電極4が各アパチャの開口周縁毎に形成さ
れている。そして、アパチャ電極体1のトナー搬送方向
の下流側、すなわち、偶数番号の制御電極4には、上流
側、すなわち、奇数番号の制御電極4の印加電圧の状況
に応じて、+40V、+45V、+50Vのいずれかの
電圧を印加するように構成されているので、上流側およ
び下流側に位置するアパチャ列を等しい量のトナーが通
過し、それにより濃度むらのない画像を形成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、プ
ロッタ、ファクシミリなどに利用し得る画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置の1つとして、複数
の開口部(以下、アパチャと称する)が形成された電極
を用いて、その電極に対して画像データに基いて電圧を
印加し、トナー粒子が前記アパチャを通過し得るよう制
御して、通過したトナー粒子により支持体上に画像を形
成するものが、米国特許第3689935号の明細書に
おいて開示されている。
【0003】この画像形成装置は、絶縁体よりなる平板
と、この平板の一方の面に形成される連続した基準電極
と、他方の面に形成される互いに絶縁された複数の制御
電極とからなり、前記各制御電極毎に前記3者を貫いて
少なくも1列のアパチャが形成されたアパチャ電極体
と、前記基準電極と制御電極との間に選択的に電位を与
える手段と、印加された電位によってアパチャを通過す
るトナー粒子の流れが変調されるよう帯電したトナー粒
子を供給する手段と、支持体とアパチャ電極体とを相対
的に移動させて支持体を粒子流路中に位置決めする手段
とから構成されている。
【0004】また、この画像形成装置を更に改良したも
のとして、特願平4−254494号の出願では、開口
部を有するアパチャ電極をトナー担持体に接触して配置
すると共に、アパチャ電極の、トナー担持体とは反対側
の面の開口部周縁に制御電極を形成した画像形成装置が
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の画像形成装置では、アパチャもしくは開
口部が一列に配設されているので、あまり印字密度を高
くすることができず、また、印字密度を高くするため
に、アパチャもしくは開口部を複数列形成した場合に
は、各列において形成される画素の濃度が異なって画像
の品質が低下するなどの問題が生じた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、印字密度を高くすることができ
ると共に、高品質の画像を形成することができる画像形
成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、荷電粒子を保持し供給する
担持体と、前記担持体とは荷電粒子を介して配置され、
且つ荷電粒子の流れを制御するための、受像体の搬送方
向とは直行する方向に延びる制御部の列が、互いに間隔
をおいて二列形成された電界制御手段と、前記電界制御
手段に対して受像体を介して配置される対向電極とを備
え、前記荷電粒子の供給方向の下流側に位置する制御部
への制御電圧を、上流側に位置する制御部の制御状態に
応じて変更したことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の画像形成装置で
は、少なくとも、前記荷電粒子の供給方向の下流側に位
置する制御部への制御電圧が、上流側に位置する制御部
の制御状態に応じて変更され、それにより上流側の制御
部と下流側の制御部とを通過する荷電粒子が等しくな
り、従って、濃度むらのない高品質の画像が形成でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明を実施した画像形成装置の
概要を示す図であり、電界制御手段としてのアパチャ電
極体1の上側には、1mmの間隙を有して、対向電極と
しての円柱状の背面電極ローラ22がシャーシ(図示せ
ず)に回動可能に配設されており、前記間隙に挿入され
る支持体20を搬送し得るように構成されている。ま
た、前記アパチャ電極体1の下側には、そのアパチャ電
極体1の長手方向に沿って、トナー供給装置10が配設
されており、更には、前記背面電極ローラ22によって
搬送される支持体20の進行先には、定着装置26が配
設されている。
【0011】次に、上記各構成要素の詳細を説明する
と、前記トナー供給装置10は、装置全体のハウジング
を兼ねるトナーケース11と、そのトナーケース11内
に収納されるトナー16と、供給ローラ12と、トナー
担持ローラ14と、トナー層規制ブレード18とから構
成されている。ここにおいて、前記トナー担持ローラ1
4はトナー16を担持し、アパチャ電極体1に向かって
搬送するものであり、前記供給ローラ12は、トナー担
持ローラ14に対してトナー16を供給するものであ
る。
【0012】そして、前記供給ローラ12とトナー担持
ローラ14は、トナーケース11に図示する矢印方向に
回転可能に支持されており、両者は接した状態で平行に
配設されている。また、前記トナー層規制ブレード18
は、トナー担持ローラ14に担持されるトナー16の量
がローラ面上で均一になるよう調整するとともに、その
トナー16を均一に帯電させるためのものであり、トナ
ー担持ローラ14に圧接されている。
【0013】前記アパチャ電極体1は、図2に示すよう
に厚さ25μmのポリイミド製の絶縁シート2に直径1
00μmの複数個のアパチャ6が形成され、且つ上面に
厚さ1μmの制御電極4が各アパチャ6の開口周縁毎に
形成されたものである。前記アパチャ6は、絶縁シート
2の幅方向に間隔をおいて平行に延びる2本の直線上に
配置され、各列に配置されたアパチャ6は、互いに支持
体20の搬送方向に重ならないようにずれて配置されて
おり、これにより、記録密度を向上させることができ
る。
【0014】ここで図6を参照して更に詳細に説明する
と、記録密度200dpiで、記録可能な用紙サイズを
A4とすると、アパチャ6の配置ピッチは125μmと
なり、1個のアパチャ電極体1には、1728個のアパ
チャ6および制御電極4が配置されることとなる。本実
施例の場合には、アパチャ6が2列に配置されているの
で、隣接するアパチャ6の間隔は、250μmとなり、
また、250μmの間隔をおいて他のアバチャ列が位置
しており、さらに、各列に配置されたアパチャ6は、1
25μmずれて配置されている。
【0015】ここにおいて、前記アパチャ電極体1のア
パチャ6とトナー担持ローラ14との位置関係の詳細を
説明すると、前記アパチャ電極体1は、図3に示すよう
に、背面電極ローラ22側に制御電極4を対向させた状
態でトナー担持ローラ14に担持されたトナー16を介
してトナー担持ローラ14に圧接されていると共に、前
記トナー担持ローラ14の中心32と背面電極ローラ2
2の中心とを結ぶ直線を30とすると、その直線30上
に前記列設間隔の中央部分が位置するように配置されて
いる。また、絶縁シート2は、直線30に対して左右同
じ角度になるようにトナー担持ローラ14に圧接されて
いる。
【0016】また、前記制御電極4とトナー担持ローラ
14の間には、制御電圧印加回路8が接続されている。
この制御電圧印加回路8は、画像信号に基いて制御電極
4に対して0V、もしくは+40V、+45V、+50
Vのうちのいずれかの電圧を印加するように構成されて
いる。
【0017】更には、前記背面電極ローラ22とトナー
担持ローラ14との間には直流電源24が接続されてお
り、この直流電源は前記背面電極ローラ22に対して+
1kVの電圧を印加し得るようになっている。
【0018】次に、本実施例の画像形成装置の電気的構
成を図4を参照して説明する。
【0019】画像形成装置の制御部40は、周知のマイ
クロプロセッサーユニットにより構成されており、制御
プログラムを記憶したROM41とRAM42とがそれ
ぞれ接続されている。制御部40には、I/O43を介
してホスト側より画像信号が入力される。
【0020】制御部40に接続された第1のドライバ4
4は、アパチャ電極体1の制御電極4のうち、トナ−搬
送方向の下流側に位置する偶数番号の制御電極4に接続
されている。制御電圧印加回路8は、第1のドライバ4
4に対して0V、+40V、+45V、+50Vの電圧
を供給するように接続されており、従って、第1のドラ
イバ44は、画像信号に基いて0V、もしくは+40
V、+45V、+50Vのうちのいずれかの電圧を印加
するように構成されている。
【0021】また、制御部40に接続された第2のドラ
イバ45は、アパチャ電極体1の制御電極4のうち、ト
ナ−搬送方向の上流側に位置する奇数番号の制御電極4
に接続されている。制御電圧印加回路8は、第2のドラ
イバ45に対して0V、+40Vの電圧を供給するよう
に接続されており、従って、第2のドライバ45は、画
像信号に基いて0V、もしくは+40Vの電圧を印加す
るように構成されている。
【0022】次に、上述のように構成される画像形成装
置の動作を説明する。
【0023】まず始めに、トナー担持ローラ14と供給
ローラ12の図1に示す矢印方向の回転により、供給ロ
ーラ12から送られてくるトナー16は、トナー担持ロ
ーラ14に擦りつけられ、マイナスに帯電させられてト
ナー担持ローラ14上に担持される。担持されたトナー
16は、層規制ブレード18によって薄層化されるとと
もに帯電された後、トナー担持ローラ14の回転によっ
てアパチャ電極体1に向かって搬送される。そして、ト
ナー担持ローラ14上のトナーはアパチャ電極体1の絶
縁シート2に擦られつつ各アパチャ6の下に供給され
る。
【0024】ここで、画像信号に応じて、その画像部分
に対応する奇数番号の制御電極4には、第2のドライバ
45を介して制御電圧印加回路8から+40Vの電圧が
印加され、また、偶数番号の制御電極4には、奇数番号
の制御電極4の印加電圧の状況に応じて、第1のドライ
バ44を介して制御電圧印加回路8から+40V、+4
5V、+50Vのいずれかの電圧が印加される。
【0025】すなわち、図6に示すように、偶数番号の
制御電極4の両側に位置する奇数番号の制御電極4が、
いずれもオン状態で+40Vの電圧が印加されている場
合には、その偶数番号の制御電極4には、+50Vの制
御電圧が印加され、また、偶数番号の制御電極4の両側
に位置する奇数番号の制御電極4のいずれかがオン状態
で+40Vの電圧が印加されている場合には、その偶数
番号の制御電極4には、+45Vの制御電圧が印加さ
れ、更に、偶数番号の制御電極4の両側に位置する奇数
番号の制御電極4のいずれもが、後述するオフ状態で0
Vの電圧が印加されている場合には、その偶数番号の制
御電極4には、+40Vの制御電圧が印加される。
【0026】その結果、画像部分に対応するアパチャ6
の近傍には、制御電極4とトナー担持ローラ14の間の
電位差により、制御電極4よりトナー担持ローラ14に
向かう電気力線が形成される。それにより、マイナスに
帯電されたトナーは電位の高い方向に静電力を受け、ト
ナー担持ローラ14上からアパチャ6を通過して制御電
極4側に引き出される。引き出されたトナー16は、更
に、背面電極22に印加されている電圧によって支持体
20とアパチャ電極体1との間に形成される電界によ
り、支持体20に向かって飛翔し、支持体20上に堆積
して画素を形成する。
【0027】この時、各アパチャ6列が、直線30を基
準として、左右に均等に配置されていると、最初に上流
側に位置するアパチャ6列にトナーが供給されることに
よりトナー担持ローラ14に担持されたトナーの量が減
少するので、トナー担持ローラ14の回転方向の下流側
に位置するアパチャ6列に対しては上流側に比べて供給
されるトナー量が減少し、濃度むらが生じる恐れがある
が、本実施例の場合、上流側、すなわち、奇数番号の制
御電極4の印加電圧の状況に応じて、下流側、すなわ
ち、偶数番号の制御電極4に、+40V、+45V、+
50Vのいずれかの電圧を印加するように構成されてい
るので、上流側および下流側に位置するアパチャ6列を
等しい量のトナー16が通過し、濃度むらのない画像を
形成することができる。
【0028】また、非画像部分に対応する制御電極4に
は、第1および第2のドライバ44、45を介して制御
電圧印加回路8から0Vの電圧が印加される。その結
果、トナー担持ローラ14と制御電極4との間には電界
が形成されないことにより、トナー担持ローラ14上の
トナー16は静電力を受けないためアパチャ6を通過し
ない。
【0029】更には、支持体20は、その面上にトナー
16により1列の画素が形成される間に、アパチャ列と
垂直の方向に1画素分送られる。そして、上記のプロセ
スを繰り返すことにより支持体20の全面にトナー像が
形成される。その後、形成されたトナー像は、定着装置
26によって支持体20上に定着される。
【0030】次に、本実施例の画像形成装置の制御の詳
細を図5に示すフローチャートを参照して説明すると、
1728個ある各制御電極4の番号をDとすると、ま
ず、S1においてイニシャライズが行われ、D=1に設
定される。
【0031】次に、S2において、D>1728が判断
され、この場合、S2おける判断は「NO」であるの
で、次のS3において、Dが偶数かどうかが判断され
る。そこでまず、Dが偶数の場合について以下に説明す
る。
【0032】Dが偶数の場合には、S3における判断が
「YES」となり、S4においてDに対応する画像信号
がオンかどうかが判断される。対応する画像信号がオフ
の場合には、S5においてDに対応する制御電圧が0V
に設定された後、S6においてDの値がインクリメント
された後、上述のS2に戻り、次の番号の制御電極につ
いて設定が行われる。
【0033】また、S4において、対応する画像信号が
オンの場合には、この判断が「YES」となり、S7〜
S9においてDの両側に位置する制御電極(奇数番号の
制御電極)のオン・オフの状態が判断される。
【0034】この時本実施例の場合、アパチャ電極体1
のアパチャ列は、互いに250μmの間隔をおいて配置
され、且つ図1及び図4に示すように、奇数番号の制御
電極4は、偶数番号の制御電極4に対して支持体20の
搬送方向において下流側に位置しているので、2画素分
下流側の画像信号に基づいて判断が行われる。
【0035】そして、Dの両側に位置する制御電極がい
ずれもオフの場合には、S10においてDに対応する制
御電圧が40Vに設定された後、上述のS6を経て次の
制御電極の設定が行われる。また、Dの両側に位置する
制御電極のいずれかがオンの場合には、S11において
Dに対応する制御電圧が45Vに設定された後、上述の
S6を経て次の制御電極の設定が行われる。更に、Dの
両側に位置する制御電極のいずれもがオンの場合には、
S12においてDに対応する制御電圧が50Vに設定さ
れた後、上述のS6を経て次の制御電極の設定が行われ
る。
【0036】次に、Dが奇数の場合について以下に説明
する。
【0037】Dが奇数の場合には、S3における判断が
「NO」となり、S13においてDに対応する画像信号
がオンかどうかが判断される。この判断は、上述したよ
うに、奇数番号の制御電極4は、偶数番号の制御電極4
に対して支持体20の搬送方向において下流側に位置し
ているので、2画素分下流側の画像信号に基づいて行わ
れる。そして、画像信号がオンの場合には、上述のS1
0においてDに対応する制御電圧が40Vに設定された
後、S6を経て次の制御電極の設定が行われる。また、
画像信号がオフの場合には、S5においてDに対応する
制御電圧が0Vに設定された後、S6を経て次の制御電
極の設定が行われる。
【0038】このようにして各制御電極の制御電圧の条
件が設定されていくが、Dが1728以上で上述のS2
の判断が「YES」となると、アパチャ電極体1の17
28個の制御電極4総てについて制御電圧の条件の設定
が終了したことになり、S14においてその設定された
条件で一定時間の間、制御電極4に制御電圧が印加され
た後、総ての制御電極4にトナ−遮断電圧である0Vが
印加され、その後、S15を経てS1に戻って次の行の
画素形成のための制御が行われる。この間、上述したよ
うに支持体20は、搬送方向に1画素分送られる。ま
た、印字が終了の場合には、S15の判断が「YES」
となり、制御が終了する。
【0039】上記のように構成される画像形成装置にお
いて、絶縁性トナーを用いれば、トナー担持ローラ14
と制御電極4の間の絶縁性が保たれ、アパチャ6が絶縁
破壊することがない。
【0040】上記のプロセスにおいて、制御電極4によ
る制御電界は、制御電極4とアパチャ6の内部、および
そのアパチャ6と対向するトナー担持ローラ14のトナ
ー担持面との間に形成されるので、担持されるトナー1
6に直接、制御電界を印加できるため、制御効率がよ
い。
【0041】また、供給されるトナー16の一部が、ア
パチャ電極体1との摺動で機械的な力等を受け、非画像
部に対応するアパチャ6内に進入しても、アパチャ6内
部の電界でアパチャ6を通過しないよう制御できるた
め、トナーの制御性が良い。
【0042】更には、トナー担持ローラ14とアパチャ
電極体1はトナー層を挟んで対向しているので、比較的
近距離に配置することができることにより、制御電圧を
低くでき、安価な駆動素子を使用することができる。
【0043】また、アパチャ電極体1の絶縁性シート2
はトナー担持ローラ14側に向けられているので、トナ
ー供給系の不具合でトナー担持ローラ14上にトナー1
6が存在しない場合でも、制御電極4とトナー担持ロー
ラ14が接触して電気的に短絡し、駆動素子を壊すこと
はない。
【0044】また、アパチャ電極体1とトナー担持ロー
ラ14上のトナー16とは、アパチャ6の入口部分で接
触していることにより、アパチャ6の入口部分に堆積す
るトナー16は、トナー担持ローラ14により順次供給
されるトナーにより押し流されるため、トナー16が堆
積、架橋してアパチャ6を塞ぐことが無い。
【0045】尚、本発明は、以上詳述した実施例に限定
されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の変更を加えることが可能である。
【0046】例えば、上記実施例では非画像部分に対応
するアパチャの制御電圧を0Vとしたが、これは負の電
圧であっても良い。この場合、よりかぶりの少ない画像
を得ることができる。また、上記実施例においては、ト
ナー流制御手段としてアパチャ電極体を用いたが、例え
ば、米国特許第5036341号の明細書に記載される
ような編目状の電極体を用いることも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の画像形成装置よれば、印字密度が高く、且つ高品
質の画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を具体化した一実
施例を示す図である。
【図2】本発明の画像形成装置に用いられるアパチャ電
極体の構成を示す斜視図である。
【図3】要部を拡大して示す図である。
【図4】本発明の画像形成装置の電気的構成を示す図で
ある。
【図5】本発明の画像形成装置の制御のフローチャート
を示す図である。
【図6】アパチャ電極体の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 アパチャ電極体 2 絶縁性シート 4 制御電極 6 アパチャ 8 制御電圧印加回路 14 トナー担持ローラ 22 背面電極ローラ 40 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷電粒子を保持し供給する担持体と、 前記担持体とは荷電粒子を介して配置され、且つ荷電粒
    子の流れを制御するための、受像体の搬送方向とは直行
    する方向に延びる制御部の列が、互いに間隔をおいて複
    数列形成された電界制御手段と、 前記電界制御手段に対して受像体を介して配置される対
    向電極とを備え、 前記荷電粒子の供給方向の下流側に位置する制御部への
    制御電圧を、上流側に位置する制御部の制御状態に応じ
    て変更したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記担持体は、ドラムにより構成される
    と共に、前記荷電粒子は、そのドラムの回転に伴ってそ
    の表面に担持されて供給されることを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記電界制御手段は、制御部が二列形成
    されていると共に、前記担持体はその頂部が制御部の配
    列間隔の中間に位置するように配置されていることを特
    徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
JP23447593A 1993-09-21 1993-09-21 画像形成装置 Pending JPH0789117A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6039435A (en) * 1997-09-09 2000-03-21 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with restructured image data

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6039435A (en) * 1997-09-09 2000-03-21 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with restructured image data

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