JPH05309061A - 清掃用品 - Google Patents

清掃用品

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JPH05309061A
JPH05309061A JP14688292A JP14688292A JPH05309061A JP H05309061 A JPH05309061 A JP H05309061A JP 14688292 A JP14688292 A JP 14688292A JP 14688292 A JP14688292 A JP 14688292A JP H05309061 A JPH05309061 A JP H05309061A
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copolymer
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和彦 田中
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清司 平川
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エチレンの共重合割合が25〜70モル%で
あるエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物とポリア
ミドとの複合繊維から主としてなる立毛繊維、立毛糸ま
たはモップ糸を有することを特徴とする清掃用品。 【効果】 本発明の清掃用品は、吸水性および吸湿性を
有していて汚れ拭きとり性、集塵性等の清掃特性に優
れ、耐抜け毛性および耐洗濯性が良好で、清潔感のある
深みのある良好な色調および光沢を長期間に亙って保つ
ことができ、しかも洗濯時の耐汚染が少なく、嵩高性お
よび形態安定性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は清掃用品に関する。詳細
には、本発明は、汚れ拭きとり性、集塵性等の清掃特性
に優れ、しかも耐抜け毛性および耐洗濯性が良好で、且
つ発色性に優れ深みのある良好な色調および光沢を有す
る立毛布帛、モップ、ハタキなどの清掃用品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立毛布帛、モップ等の清掃用品に
は、木綿、レーヨン、ポリビニルアルコール繊維等の保
水性繊維が広く使用されてきたが、近年、清掃の多様化
から各種の機能を付与した清掃用品が多く提案されてい
る。そのような従来技術の例としては、被清掃物と接
触する面を形成する繊維の25重量%以上が1g当たり
5000cm2以上の表面積を有する多角形で偏平率が
2.5以上の偏平横断面人造繊維から清掃用品を製造す
るもの(特公昭59−30419号公報、特開昭60−
246725号公報)、ナイロンやポリエステル等の
合成繊維のマルチフィラメント捲縮加工糸を熱接着性フ
ィラメント糸と共に撚り合わせこれを熱融着してモップ
用糸とするもの(特開昭63−9418号公報)、異
形断面繊維を含む多数本の紡績糸と熱収縮性で且つ熱固
定可能なフィラメント糸または紡績糸とを合撚・固定し
てパイル糸としこれからモップを形成するもの(特開昭
63−92320号公報、特開昭63−281613号
公報、特開昭63−28614号公報等)などを挙げる
ことができる。
【0003】しかしながら、木綿、レーヨン、ポリビニ
ルアルコール繊維等の保水性繊維を立毛繊維やモップ糸
に用いて形成された清掃用品は、着色性、着色堅牢性等
に劣るため短期間に変色や褪色を生じ易く、しかも嵩高
性のものが得られていない。また、合成繊維、特にナイ
ロンやポリエステル繊維を使用した上記の〜に挙げ
た清掃用品では、その清掃性能を向上させるために例え
ばワックス、パラフィン油、その他の油状物、界面活性
剤等からなる清掃用の油剤を施すと、繊維がべとついて
使い勝手が悪くなり、しかも被清掃物の二次汚染を生ず
るという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
した従来の清掃用品のような欠点がなく、汚れ拭きとり
性、集塵性などの清掃特性に優れ、しかも耐洗濯性が良
好で抜け毛がなく、且つ発色性に優れ、深みのある良好
な色調や光沢を長期間保つことができ、その上嵩高で取
り扱い性や感触の良好な清掃用品を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決すべく
本発明者らは研究を進めてきた。その結果、清掃用品に
おける立毛繊維、立毛糸またはモップ糸として、エチレ
ンの共重合割合が25〜70モル%であるエチレン−酢
酸ビニル系共重合体ケン化物とポリアミドとの複合繊維
から主としてなるものを使用すると、上記の課題を解決
できることを見出して本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、エチレンの共重合割
合が25〜70モル%であるエチレン−酢酸ビニル系共
重合体ケン化物とポリアミドとの複合繊維から主として
なる立毛繊維、立毛糸またはモップ糸を有することを特
徴とする清掃用品である。
【0007】ここで、本発明における上記「エチレンの
共重合割合が25〜70モル%であるエチレン−酢酸ビ
ニル系共重合体ケン化物とポリアミドとの複合繊維から
主としてなる立毛繊維、立毛糸またはモップ糸」とは、
清掃用品における立毛繊維、立毛糸またはモップ糸を構
成する繊維の50重量%以上、好ましくは60〜100
重量%が、エチレンの共重合割合が25〜70モル%で
あるエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物とポリア
ミドとの複合繊維からなっていることをいう。
【0008】また、「エチレン−酢酸ビニル系共重合体
ケン化物」とは、エチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン
化物とポリアミドとの複合繊維(以後「ケン化Et・V
Ac/PA複合繊維」という)を構成する該エチレン−
酢酸ビニル系共重合体ケン化物(以後「ケン化Et・V
Ac系共重合体」という)が、エチレン/酢酸ビニル系
共重合体においてその酢酸ビニル単位がケン化により加
水分解されてビニルアルコール単位になっている共重合
体をいう。
【0009】本発明では、ケン化Et・VAc系共重合体
におけるエチレン単位の割合が25〜70モル%である
ことが必要であり、エチレン単位の割合が特に30〜7
0モル%であるのが好ましい。共重合体におけるエチレ
ン単位の割合が25モル%よりも少ないと、繊維化する
際の曳糸性が不良となって紡糸時や延伸時に単糸切れ、
断糸が多くなり、しかも柔軟性の欠けたものとなる。し
かもケン化Et・VAc系共重合体をポリアミドと通常2
50℃以上の温度で溶融複合紡糸して複合繊維を製造す
る際に、ケン化Et・VAc系共重合体の耐熱性が劣った
ものになり紡糸が円滑に行われなくなり易い。一方、エ
チレン単位の割合が70%を超えると、ケン化された酢
酸ビニル単位(すなわちビニルアルコール単位)の割合
が必然的に少なくなり、それを立毛繊維、立毛糸または
モップ糸として使用して得られる清掃用品の汚れ拭きと
り性、集塵性等の清掃特性が低下し、しかも着色性や嵩
高性が低下して、使い勝手が悪くなり、外観上も劣った
ものになる。
【0010】更に、ケン化Et・VAc系共重合体では、
酢酸ビニル単位の95モル%以上がケン化されているの
が好ましい。酢酸ビニル単位のケン化度が95モル%よ
りも低いと、ケン化Et・VAc系共重合体の結晶性が低
下して強度などの繊維物性が低下し、しかも共重合体が
軟化し易くなって加工工程でのトラブルが発生しがちで
あり、その上得られる清掃用品の風合が劣ったものとな
り易い。
【0011】また、ケン化Et・VAc系共重合体として
は、数平均分子量が250以上のものを使用するのが好
ましい。ここで、本発明でいう数平均分子量とは、ケン
化Et・VAc系共重合体を構成するエチレン単位、ケン
化された酢酸ビニル単位(ビニルアルコール単位)およ
び未ケン化の酢酸ビニル単位の各々を1繰返し単位とし
た時に、共重合体におけるそれらの単位の合計数(数重
合度)のポリマー平均を示したものである。
【0012】ケン化Et・VAc系共重合体の数平均分子
量が250未満であると、得られる清掃用品の汚れ拭き
とり性は一応良好に保たれるものの、複合繊維の強度が
低くなり、清掃用品を繰り返して使用したり洗濯した場
合に、抜け毛等を生じ易くなり、清掃特性が低下し、し
かも外観も不良になり易い。ケン化Et・VAc系共重合
体の数平均分子量の上限値は特に限られないが、重合度
が高くなり過ぎると溶融紡糸時のポリマーの溶融流動性
が悪くなり繊維化時の工程性が不良になり易いので、通
常、数平均分子量が500以下のものを使用するのが好
ましい。総合的にみて、数平均分子量が300〜400
のケン化Et・VAc系共重合体を使用するのが特に好ま
しい。
【0013】そのようなケン化Et・VAc系共重合体
は、例えば、メタノール等の重合溶媒中でエチレンと酢
酸ビニルをラジカル重合触媒の存在下にラジカル重合さ
せた後、未反応のモノマーを追い出し、次いで苛性ソー
ダ等によりケン化処理してケン化Et・VAc系共重合体
とし、これを水中でペレット化させ、乾燥して得ること
ができる。また、上記の要件を満たす市販のケン化Et
・VAc系共重合体を購入して、そのまま使用してもよ
く、例えば、(株)クラレ製のエバールR等として入手
可能である。
【0014】いずれの場合も、ケン化Et・VAc系共重
合体にナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ
金属イオンやカルシウム、マグネシウム等のアルカリ土
類金属イオンなどの金属イオンが存在すると、ケン化E
t・VAc系共重合体に過度の架橋の発生、主鎖切断、側
鎖脱離等が生じて共重合体のゲル化が起こり易くなった
り、熱安定性が劣ったものとなって、溶融複合紡糸時の
耐熱性が低下し易くなる。そのため、ケン化Et・VAc
/PA複合繊維を長時間安定に連続して紡糸するために
は、ケン化Et・VAc系共重合体中におけるそれらの金
属イオンの含有量を所定量以下にしておくのが望まし
く、特にケン化Et・VAc系共重合体中における各金属
イオンの含量をそれぞれを100ppm以下にしておく
のがよい。
【0015】また、ケン化Et・VAc系共重合体の軟化
点、耐熱性、耐熱水性等を向上させるために、複合繊維
中のケン化Et・VAc系共重合体を場合により架橋させ
ておいてもよい。架橋方法としては、ビニルアルコール
単位含有共重合体の架橋法として知られているいずれの
方法も採用でき、例えば、ジビニル化合物、ホルムアル
デヒドで代表されるモノアルデヒド、ジアルデヒド等の
アルデヒド化合物、ジイソシアネート等のポリイソシア
ネートなどの有機架橋剤による架橋、ホウ素化合物等の
無機架橋剤による架橋、γ線や電子線等の放射線や光に
よる架橋等を挙げることができる。例えばジアルデヒド
で架橋処理を行う場合は、硫酸や塩酸等の強酸を使用し
て行うのがよい。架橋処理後に未反応のアルデヒドが残
留すると染色物の退色等を招くことがあるので、酸化剤
により酸化処理してカルボン酸やその塩にしておくのが
望ましい。そのような架橋処理は、ケン化Et・VAc/
PA複合繊維からな主としてなる繊維から清掃用品用の
立毛布帛やモップ糸を製造した後に行うのが工程性、加
工性等の点から望ましい。
【0016】そして、本発明で使用する複合繊維におけ
るもう一方の成分であるポリアミドは、ケン化Et・V
Ac系共重合体との接合性が良好であり、各種の複合形
態でケン化Et・VAc系共重合体と複合紡糸してもケン
化Et・VAc系共重合体とポリアミドとの接合面での界
面剥離等が発生せず、繊維化の工程性が良好である。し
かも、清掃用品にした後もケン化Et・VAc系共重合体
とポリアミドとの接合面での剥離などによるトラブルが
発生しない。その上、ケン化Et・VAc系共重合体と同
様に、ポリアミドも洗濯時の耐再汚染性が比較的良好で
あって、ポリエステルなどにおけるような洗濯時の再汚
染の問題が少ないので、洗濯時の耐再汚染性に優れた清
掃用品を提供することができる。
【0017】また、ポリアミドは屈折率が比較的高く、
ポリアミド単独の着色繊維は白っぽい光沢になり易い
が、屈折率の小さいケン化Et・VAc系共重合体との複
合繊維にすることによって、発色性が良好になって深み
のある良好な光沢を有する色調とすることができる。そ
の場合に、限定されるものではないが、ケン化Et・V
Ac系共重合体として屈折率が1.55以下の共重合体
を用いてポリアミドと複合させると、得られるケン化E
t・VAc/PA複合繊維の色調および光沢が一層良好な
ものになる。
【0018】ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン12またはそれらのうちの2者または
3者の混合物を使用するのが、繊維化工程性の点から望
ましい。また、これらのポリアミドと共に必要に応じて
他の第3成分が共重合されたポリアミドを少量併用して
もよい。
【0019】複合繊維におけるケン化Et・VAc系共重
合体とポリアミドとの複合割合は、重量で、ケン化Et
・VAc系共重合体:ポリアミド=20:80〜80:2
0とするのが好ましく、30:70〜70:30とする
のが特に好ましい。複合繊維におけるケン化Et・VAc
系共重合体の割合が20重量%よりも少なくなると、繊
維化時の工程性が劣ったものになり、且つ複合繊維にお
けるアルコール性水酸基の割合が減少して、清掃用品の
汚れ拭きとり性等の清掃特性が低下し、また得られる清
掃用品の洗濯時の耐再汚染性の低下、光沢や色調の不良
等を招き易い。一方、ケン化Et・VAc系共重合体の割
合が80重量%を超えると、紡糸、延伸、交絡処理等の
工程性が不良になり易く、また繊維強度等の繊維物性も
低下して、使用時や洗濯時に抜け毛が多発し易くなる。
【0020】ケン化Et・VAc/PA複合繊維における
複合形態は、芯鞘型、海島型、貼合型、それらの混在型
等の任意の形態であることができる。芯鞘型の場合は2
層芯鞘型および3層以上の多層芯鞘型のいずれでもよ
い。また海島型の場合は、島の形状、数、分散状態を任
意に選ぶことができ、島の一部が繊維表面に露出してい
てもよい。更に、貼合型の場合は、繊維の長さ方向に直
角な繊維断面において、貼合面が直線状、円弧状、また
はその他任意のランダムな曲線状のいずれでもよく、更
に複数の貼合部分が互いに平行になっていても、放射状
になっていても、その他任意の形状であってもよい。
【0021】上記したように、ケン化Et・VAc/PA
複合繊維では、ケン化Et・VAc系共重合体とポリアミ
ドとが、20:80〜80:20の重量割合で複合して
いるのがよいが、ケン化Et・VAc系共重合体が複合繊
維の横断面積の60%以上を占めるようにするのが望ま
しく、それによって汚れ拭きとり性、集塵性等の清掃特
性が良好になり、且つ清潔感のある良好な光沢および発
色状態を清掃用品を得ることができる。特に、屈折率の
高いポリアミドを屈折率の低いケン化Et・VAc系共重
合体で覆うような複合形態にすると、白っぽくなく、濡
れたような深みのある良好な光沢および色調を有する製
品を得ることができ、好ましい。
【0022】また、ケン化Et・VAc/PA複合繊維の
断面形状はどのようなものであってもよく、円形または
異形形状とすることができる。異形断面の場合は、例え
ば偏平形、三角形〜八角形等の角形、T字形、多葉形、
楕円形等の任意の形状とすることができる。限定される
ものではないが、本発明で用いるケン化Et・VAc/P
A複合繊維の具体例としては、例えば図1〜図8に示す
複合形態および横断面形状のものを挙げることができ
る。図1〜図8において、Aはケン化Et・VAc系共重
合体を、Bはポリアミドを示す。更に、上記の複合繊維
は、繊維形成性重合体において通常使用されている蛍光
増白剤、安定剤、難燃剤、着色剤等の任意の添加剤を必
要に応じて含有することができる。
【0023】上記したケン化Et・VAc/PA複合繊維
は、ケン化Et・VAc系共重合体とポリアミドを用いて
溶融複合紡糸し、必要に応じて延伸処理、熱処理等を施
すことにより製造することができる。紡糸時の温度や引
き取り速度、延伸温度や倍率、熱処理温度等の条件は、
使用するケン化Et・VAc系共重合体の成分組成やケン
化度、ポリアミドの種類、両重合体の複合割合や複合形
態等に応じて適宜選択するのがよい。その際の溶融紡糸
法としては、2種の熱可塑性重合体から複合繊維を製造
する従来の溶融複合紡糸技術のいずれもが使用できる。
例えば、ケン化Et・VAc系共重合体およびポリアミド
の各々を別々の押出機で溶融して各々の溶融重合体流を
形成し、それらの溶融重合体流を複合紡糸パックを有す
る紡糸装置に導入し紡糸パック内で合流複合させて紡糸
することにより複合繊維を製造することができる。限定
されるものではないが、その際の各重合体の溶融温度と
しては通常285℃以下の温度が、また紡糸温度として
は250〜285℃の温度が採用される。
【0024】そして、上記で得たケン化Et・VAc/P
A複合繊維を使用して、該複合繊維から主としてなる立
毛繊維、立毛糸またはモップ糸を有する清掃用品を製造
するに当たっては、この種の清掃用品において従来採用
されている方法および装置のいずれもが使用できる。例
えば、上記のようにして製造されたケン化Et・VAc/
PA複合繊維のフィラメントやマルチフィラメント糸を
そのまま直接立毛用の繊維や糸として用いて直接立毛布
帛を作製しても、または該マルチフィラメント糸を例え
ば合撚、エアー加工、混繊して所定の太さの糸を形成し
この糸を立毛用の糸(パイル糸)やモップ糸として用い
て立毛布帛やモップを作製しても、或いは上記のマルチ
フィラメントを熱風を用いるインタレース加工、スタッ
フィング加工や従来のBCF法(Bulked Continuous Fi
lament 法)による捲縮の付与などによって嵩高加工し
た後、その嵩高加工糸を複数本組み合わせて合撚、エア
ー加工、混繊などを行って立毛用の糸やモップ糸をつく
り、これを用いて立毛布帛やモップなどの清掃用品を作
製してもよい。
【0025】上記によりケン化Et・VAc/PA複合繊
維からなるマルチフィラメント糸から立毛用の糸やモッ
プ糸を作製する場合は、同じマルチフィラメント糸同士
を組み合わせても、ケン化Et・VAc/PA複合繊維の
マルチフィラメント糸と他の繊維のマルチフィラメント
糸とを組み合わせてもよい。ケン化Et・VAc/PA複
合繊維のマルチフィラメント糸と他の繊維のマルチフィ
ラメント糸を組み合わせる場合は、該他の繊維のマルチ
フィラメント糸として、芳香族ポリアミド繊維、脂肪族
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維などからなるマルチ
フィラメント糸を使用することができる。その場合に、
該他のマルチフィラメント糸の割合を立毛用の糸やモッ
プ糸を構成する繊維の50重量%未満にしておくことが
必要であり、特に40重量%以下にするのが好ましい。
【0026】また、マルチフィラメント糸に限らず、上
記したケン化Et・VAc/PA複合繊維を切断して30
〜100mm程度の短繊維とし、これを単独でまたは綿
や麻等の天然繊維や他の合成繊維と混紡して紡績糸を形
成し、この紡績糸を立毛用の糸またはモップ糸として用
いて清掃用品を作製してもよい。そのうちでも、ケン化
Et・VAc/PA複合繊維から主としてなるマルチフィ
ラメント糸を立毛用の糸やモップ糸として用いて清掃用
品を作製するのが、耐抜け毛性、嵩高性、形態安定性等
の点から望ましい。
【0027】そして、ケン化Et・VAc/PA複合繊維
から主としてなる立毛繊維、立毛糸またはモップ糸を有
するものである限り、本発明の清掃用品の形態はいずれ
でもよく特に限定されない。例えば、ケン化Et・VAc
/PA複合繊維から主としてなる上記した立毛用の繊維
や糸を用いてパイル布帛を製織して、ケン化Et・VAc
/PA複合繊維からなる立毛繊維や立毛糸を有する布帛
(パイル織物)を形成しこれを清掃用品として用いて
も、または適当な基材に上記したケン化Et・VAc/P
A複合繊維から主としてなる立毛用の繊維や糸を植え込
んでループパイルやカットパイル状のパイル製品にしこ
れを清掃用品として用いてもよい。
【0028】或いは、ケン化Et・VAc/PA複合繊維
から主としてなる上記した立毛用の繊維や糸を用いて製
編織して通常の編織物を作製し、これをバフがけやその
他の手段によって起毛してケン化Et・VAc/PA複合
繊維からなる立毛(起毛)を有する布帛をつくり、これ
を清掃用品として用いてもよい。更には、ケン化Et・
VAc/PA複合繊維から主としてなる上記した立毛用
の繊維や糸を切断して30〜100mm程度の短繊維を
形成し、この短繊維から例えば絡合不織布、バインダー
樹脂やバインダー繊維で固定して不織布を形成し、それ
らの不織布を適当な手段で起毛処理してケン化Et・V
Ac/PA複合繊維からなる立毛(起毛)を有する布帛
をつくり、これを清掃用品として用いてもよい。
【0029】そして、ケン化Et・VAc/PA複合繊維
から主としてなる立毛や起毛を有する上記したような清
掃用品を作製するに当たっては、立毛や起毛用の繊維や
糸の太さを通常約2〜20デニール程度にしておくとよ
い。立毛や起毛を有するこれらの布帛は、例えば所定の
大きさに裁断して布帛状のまま清掃用品として使用して
も、またはミトン形状の袋状の清掃用品にして使用して
も、またはその他任意の形状にして使用してもよい。
【0030】また、モップ糸の場合は、上記したケン化
Et・VAc/PA複合繊維から主としてなる捲縮加工や
その他の処理を施されたまたは施されてないマルチフィ
ラメント糸や紡績糸を合撚して、通常総デニールが約2
000〜5000デニール程度のモップ糸を製造する。
そして、そのようなモップ糸からモップ用の房状体をつ
くり、またはモップ糸を蛇行状に並列させ固定してモッ
プ用のフレンジ加工糸をつくり、該房状体やフレンジ加
工糸を布帛等からなる基材に縫製やその他の手段によっ
て固定してモップを作製することができる。或いは、モ
ップ糸を直接基材にタフトしてモップを作製してもよ
い。また、上記モップ用の房状体を棒の先端部に固定す
ることによってハタキを作製することもできる。本発明
では、ケン化Et・VAc/PA複合繊維から主としてな
るモップ糸を使用する限り、モップやハタキの形態やそ
の作製法は特に限定されず、従来のいずれの形態および
方法であってもよい。
【0031】立毛繊維、立毛糸またはモップ糸の着色
は、ケン化Et・VAc/PA複合繊維の製造時、複合繊
維の製造後でそれらの糸を製造する前の段階、複合繊維
からそれらの糸を製造した後、または清掃用品を製造し
た後の任意の段階で行うことができる。複合紡糸によっ
て着色した複合繊維を直接製造する場合は、着色剤を例
えばマスターバッチなどの形態にしてケン化Et・VAc
系共重合体およびポリアミドの一方または両方に混合し
た後、溶融複合紡糸を行うとよい。着色剤としては、パ
イル糸に現出させようとする色調に応じて、例えば、酸
化チタン、カーボンブラック、群青、紺青などを代表と
する無機顔料、フタロシアニンやその他の有機顔料など
を適宜使用することができ、耐光性の良好な着色剤を用
いるのがよい。
【0032】上記により得られた本発明の清掃用品は、
必要に応じて、例えば浸染法、捺染法などの適当な染色
方法によって染色してもよい。また、清掃用品の除塵効
果を高めるための処理剤、湿潤剤、帯電防止剤、難燃
剤、防黴剤、殺菌・殺虫剤、光安定剤などの任意の剤を
用いて処理してもよい。
【0033】本発明の清掃用品のうち、立毛布帛(起毛
布帛)やハタキは、例えば、家屋やその他の建造物の窓
ガラス、厨房器具、家具調度類、障子等の建具類、机や
本箱などの各種事務機器、テレビやその他の各種電気製
品、自動車等の車両の車体や窓ガラス、眼鏡等の手回り
品、鏡、敷居、床面、壁面、天然皮革や人工皮革から製
造された鞄、ハンドバック、靴、衣類等々の広範なもの
の払拭や清掃に好適に使用することができ、またモップ
は種々の床面、たたき等の清掃に有効に使用することが
できる。
【0034】以下に本発明を実施例等により具体的に説
明するが、本発明はそれにより限定されない。以下の例
において、清掃用品の汚れ拭きとり性および耐抜け毛性
は、次のようにして評価した。
【0035】
【実施例】
[汚れ拭きとり性の評価]下記の人工油性汚れ成分を準
備し、該汚れ成分を木製の床面に施して油性汚れ層を形
成させ、この床面の汚れを清掃用品(モップまたは起毛
布帛)で拭きとって、その時の汚れ拭きとり状態を下記
の3段階の評価基準に従って相対的に評価した。
【0036】人工油性汚れ成分: ステアリン酸 12.5% オレイン酸 12.5% ヤシ硬化油 12.5% オリーブ油 12.5% セチルアルコール 8.5% 固形パラフィン(融点60〜61℃) 21.5% コレステロール 5.0% カーボンブラック(玉川カーボン社製;#LBC) 15.0%
【0037】汚れ拭きとり性の評価基準; ○・・ほぼ完全に汚れが拭きとれた △・・半分くらい汚れが残っていた ×・・ほとんど汚れが拭きとれなかった
【0038】[耐抜け毛性の評価]上記した人工油性汚
れ成分で汚した木製の床面を清掃用品(モップまたは起
毛布帛)で拭きとって清掃し、1回清掃するごとに水洗
し、この操作を50回繰り返した時点において、清掃用
品の抜け毛状態を下記の3段階の評価基準に従って目視
および光学顕微鏡により観察して相対的に評価した。
【0039】耐抜け毛の評価基準; ○・・使用前と状態があまり変わらず抜け毛が少ない △・・使用前と比べて抜け毛が多く認められる ×・・使用前と比べて抜け毛が激しい
【0040】《実施例 1》重合溶媒としてメタノール
を使用し、重合開始剤としてアゾビス−4−メチロキシ
−2,4−ジメチルバレロニトリルを使用して、60
℃、加圧下でエチレンと酢酸ビニルをラジカル重合させ
て、エチレン含量が下記の表1に割合であるエチレン/
酢酸ビニルランダム共重合体(数平均重合度約350)
を製造した。次に、このエチレン/酢酸ビニルランダム
共重合体を苛性ソーダ含有メタノール液中でケン化処理
して、共重合体中の酢酸ビニル単位のケン化度が表1に
示した値からなる湿潤状態のケン化Et・VAc系共重合
体を製造した。このケン化Et・VAc系共重合体を酢酸
を少量添加した純水の大過剰量を使用して洗浄を繰り返
した後、さらに大過剰の純水で洗浄を繰り返して、共重
合体中のアルカリ金属イオンおよびアルカリ土類金属イ
オンの含有量を各々約10ppm以下にし、その後、脱
水機により共重合体から水を分離した後、100℃以下
の温度で真空乾燥により充分乾燥して、ケン化Et・V
Ac系共重合体を得た。
【0041】群青(青色無機顔料)を20重量%含有す
るナイロン6[宇部興産(株)製1013BK]チップ
と、顔料を含有しない同じナイロン6チップを1:19
の割合でブレンドして、全体として群青の含量が1重量
%であるナイロン6チップを調製した。
【0042】このナイロン6チップと上記で得たケン化
Et・VAc系共重合体とを別々の押出機で250℃で溶
融押出して、複合紡糸装置の紡糸パックに供給して紡糸
温度260℃で紡糸口金から紡糸して、表1に示した複
合重量比、複合形態および横断面形状を有する複合繊維
を紡出させ、非水系の紡糸油剤を付着させて1500m
/分で巻取った。得られた紡糸原糸を通常のローラープ
レート方式の延伸機で2.0倍に延伸した後に合糸して
1500デニール/1000フィラメントのマルチフィ
ラメントをつくり、このマルチフィラメントを熱風流体
処理法で捲縮処理して捲縮加工糸にした。この捲縮加工
糸をS方向に150回/mの割合で施撚して、1500
デニールの下撚り糸条を得た。次いで、この下撚り糸条
を4本撚り合わせてモップ糸を作製した。
【0043】上記で得たモップ糸から、毛足の長さが約
20cmのモップ用房状体をつくり、この房状体の多数
個を木綿製織布からなる基材に縫製により取り付けてモ
ップを作製した。得られたモップの汚れ拭きとり性およ
びが耐抜け毛性を上記した方法により評価した。その結
果を、下記の表1に示す。
【0044】
【表1】
【0045】上記表1の結果から、エチレンの共重合割
合が25〜70モル%であるケン化Et・VAc系共重合
体とポリアミドとの複合繊維からなるモップ糸を使用し
ているモップでは、汚れ拭きとり性および耐抜け毛性が
良好であることがわかる。そして、モップ糸用のケン化
Et・VAc/PA複合繊維として、特に酢酸ビニル単位
のケン化度が95モル%以上で且つ数平均分子量が25
0〜500のケン化Et・VAc系共重合体をポリアミド
と20:80〜80:20の割合で複合させた複合繊維
を使用した場合には、モップ糸用の原料繊維である該複
合繊維を良好な繊維化工程性により製造できることがわ
かる。
【0046】《実施例 2》実施例1の実験番号7で用
いたのと同じケン化Et・VAc系共重合体、および群青
を1重量%含有するナイロン6チップを1:1の重量割
合で使用して溶融複合紡糸を行って図3に示すサイドバ
イサイド型の複合繊維を紡出し、これを4.3倍に延伸
した後、機械捲縮して捲縮繊維を製造した。この捲縮繊
維を繊維長51mmに切断して、単繊維繊度2デニール
のステープル繊維を得た。
【0047】上記のステープル繊維80重量部と熱バイ
ンダー複合繊維(芯成分がポリエチレンテレフタレート
で鞘成分が共重合ポリエステルからなる繊度2.5デニ
ールの芯鞘型複合繊維;繊維長51mm)20重量部を
混綿し、乾式法で平均目付45g/m2の繊維ウエブを
つくり、水流絡合処理して繊維同士を絡合させて繊維絡
合不織布を作製した。次いで、乾燥を兼ねて135℃の
熱風雰囲気中で5分間過熱処理して、バインダー繊維で
繊維の接合点を接着固定すると共に、繊維に自己捲縮を
発現させた。得られた不織布は、繊維がきれいなミクロ
捲縮を発現し、平均目付67g/m2、見かけ密度0.
16g/cm2の嵩高な不織布であった。この不織布の
一面に常法によって起毛処理を施して、起毛(立毛)布帛
を得た(立毛繊維長約5〜10mm)。
【0048】上記の立毛布帛に湿潤剤および殺菌剤を含
有させて払拭用クロスとした。この払拭用クロスは、べ
とつき感のない柔軟で良好な触感を有し、水、または水
と油との混合液の吸液性および保液性が高く、払拭効果
に優れており、厨房での清掃用に好適であった。また、
この払拭用クロスの汚れ拭きとり性および耐抜け毛性を
上記した方法により評価したところ、下記の表2に示す
ようにいずれも良好であった。
【0049】《実施例 3》実施例1の実験番号7で用
いたのと同じケン化Et・VAc系共重合体、および群青
を1重量%含有するナイロン6チップを1:1の重量割
合で使用して溶融複合紡糸を行って図3に示すサイドバ
イサイド型の複合繊維を紡出し、これを4.0倍に延伸
して、単繊維繊度2.5デニールのマルチフィラメント
糸を製造した。このマルチフィラメント糸を合糸し施撚
して加工糸をつくり、この加工糸をパイル糸として用い
て二重織りによるパイル織物を作製した。これをシャー
リングし、ブラッシングを繰り返して、立毛繊維長約3
mmの繊維立毛織物を得た。
【0050】上記の繊維立毛織物を95℃の熱水中で2
分間処理し、乾燥した後、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムによるバッキング処理を施して、繊維がミクロ捲
縮を発現した嵩高な立毛繊維面を有する立毛織物を作製
した。この立毛織物に湿潤剤および油剤を施して清掃用
品とした。この清掃用品は、天然皮革、人工皮革などか
ら製造された例えば鞄、靴、家具調度品、衣料などの細
かいしぼや凹凸のある製品の清掃払拭用として適してい
た。また、立毛織物からなるこの清掃用品の汚れ拭きと
り性および耐抜け毛性を上記した方法により評価したと
ころ、下記の表2に示すようにいずれも良好であった。
【0051】
【表2】
【0052】
【発明の効果】本発明の清掃用品は、汚れ拭きとり性、
集塵性等の清掃特性に優れ、しかも耐抜け毛性および耐
洗濯性が良好であり、且つ清潔感のある深みのある良好
な色調および光沢を長期間に亙って保つことができる。
また、本発明の清掃用品は、洗濯時の耐再汚染性が良好
で、洗濯時に汚れを吸着して黒ずんだりすることがな
い。更に、本発明の清掃用品は、腰があって、嵩高性お
よび形態安定性に優れており、しかも吸水性および吸湿
性であることにより良好な清掃特性および外観を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の一例を示す図である。
【図2】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【図3】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【図4】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【図5】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【図6】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【図7】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【図8】本発明の清掃用品で使用するケン化Et・VAc
/PA複合繊維の横断面形状の別の例を示す図である。
【符号の説明】
A ケン化Et・VAc系共重合体 B ポリアミド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 弘明 大阪市北区梅田1丁目12番39号 株式会社 クラレ内 (72)発明者 平川 清司 岡山県倉敷市酒津1621番地 株式会社クラ レ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンの共重合割合が25〜70モル
    %であるエチレン−酢酸ビニル系共重合体ケン化物とポ
    リアミドとの複合繊維から主としてなる立毛繊維、立毛
    糸またはモップ糸を有することを特徴とする清掃用品。
  2. 【請求項2】 複合繊維を構成するエチレン−酢酸ビニ
    ル系共重合体ケン化物のケン化度が95%以上で且つ数
    平均分子量が250以上である請求項1の清掃用品。
  3. 【請求項3】 複合繊維におけるエチレン−酢酸ビニル
    系共重合体ケン化物:ポリアミドの複合割合が、重量
    で、20:80〜80:20である請求項1または2の
    清掃用品。
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