JPH05308369A - ループ式通信システムの制御局決定方式 - Google Patents
ループ式通信システムの制御局決定方式Info
- Publication number
- JPH05308369A JPH05308369A JP11345592A JP11345592A JPH05308369A JP H05308369 A JPH05308369 A JP H05308369A JP 11345592 A JP11345592 A JP 11345592A JP 11345592 A JP11345592 A JP 11345592A JP H05308369 A JPH05308369 A JP H05308369A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- control station
- stations
- station
- communication system
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の制御局を有するル―プ式通信システム
にあって、システムの初期起動時に制御局の決定が容易
な制御局決定方式を提供することを目的としている。 【構成】 制御機能を持つ複数の制御局1a,1b と複数の
局2a,2b とを、伝送路3a,3b によってル―プ状に接続
し、フレ―ムを伝送路3a,3b に周回させて通信を行うル
―プ式通信システムにおいて、システムの初期起動時に
複数の制御局1a,1bの間で通信を行い、この通信により
唯一の制御局をシステムに対し制御権を持つアクティブ
制御局とし、残りの制御局を制御機能を発揮しないスタ
ンバイ制御局とすることを特徴とする。
にあって、システムの初期起動時に制御局の決定が容易
な制御局決定方式を提供することを目的としている。 【構成】 制御機能を持つ複数の制御局1a,1b と複数の
局2a,2b とを、伝送路3a,3b によってル―プ状に接続
し、フレ―ムを伝送路3a,3b に周回させて通信を行うル
―プ式通信システムにおいて、システムの初期起動時に
複数の制御局1a,1bの間で通信を行い、この通信により
唯一の制御局をシステムに対し制御権を持つアクティブ
制御局とし、残りの制御局を制御機能を発揮しないスタ
ンバイ制御局とすることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の制御局を有する
ル―プ式通信システムにおける制御局決定方式に関す
る。
ル―プ式通信システムにおける制御局決定方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ル―プ状の伝送路に接続された複数の局
とそれらを制御・監視する制御局とからなる従来のル―
プ式通信システムにおいては、制御局が1つに制限され
ていたため、制御機能の信頼性は著しく低かった。
とそれらを制御・監視する制御局とからなる従来のル―
プ式通信システムにおいては、制御局が1つに制限され
ていたため、制御機能の信頼性は著しく低かった。
【0003】このため近年、複数の制御局をシステム上
に存在させ、唯一の制御局をシステムに対し制御権を持
つアクティブ制御局とし、残りの制御局を制御機能を発
揮しないスタンバイ制御局とすることで、制御機能を向
上させたシステムが開発された。
に存在させ、唯一の制御局をシステムに対し制御権を持
つアクティブ制御局とし、残りの制御局を制御機能を発
揮しないスタンバイ制御局とすることで、制御機能を向
上させたシステムが開発された。
【0004】しかしながら、このように複数の制御局を
有する従来のル―プ式通信システムにおいては、システ
ムの初期起動時にシステムの構成情報等に基づき人為的
に唯一の制御局を指定する方式を採っていたため、手間
を要するという問題があった。
有する従来のル―プ式通信システムにおいては、システ
ムの初期起動時にシステムの構成情報等に基づき人為的
に唯一の制御局を指定する方式を採っていたため、手間
を要するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に基づきなされたもので、複数の制御局を有するル
―プ式通信システムにあって、システムの初期起動時に
制御局の決定が容易な制御局決定方式を提供することを
目的としている。
事情に基づきなされたもので、複数の制御局を有するル
―プ式通信システムにあって、システムの初期起動時に
制御局の決定が容易な制御局決定方式を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、制御機能を持つ複数の制御局と複数の局と
を、伝送路によってル―プ状に接続し、フレ―ムを伝送
路に周回させて通信を行うル―プ式通信システムにおい
て、システムの初期起動時に、前記複数の制御局の間で
通信を行い、この通信により唯一の制御局をシステムに
対し制御権を持つアクティブ制御局とし、残りの制御局
を制御機能を発揮しないスタンバイ制御局とするもので
ある。
決するため、制御機能を持つ複数の制御局と複数の局と
を、伝送路によってル―プ状に接続し、フレ―ムを伝送
路に周回させて通信を行うル―プ式通信システムにおい
て、システムの初期起動時に、前記複数の制御局の間で
通信を行い、この通信により唯一の制御局をシステムに
対し制御権を持つアクティブ制御局とし、残りの制御局
を制御機能を発揮しないスタンバイ制御局とするもので
ある。
【0007】
【作用】本発明では、システムの初期起動時に、制御局
の間で通信を行い、この通信により唯一の制御局を決定
しているので、制御局の決定を容易に行うことができ
る。
の間で通信を行い、この通信により唯一の制御局を決定
しているので、制御局の決定を容易に行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係るル―プ式
通信システムの構成を示す図である。 この実施例のル
―プ式通信システムは、同図に示すように、制御機能を
持つ複数の制御局1a、1bと、複数の局2a、2bとを内外二
重の伝送路3a、3bによってル―プ状に接続してなるもの
である。そして、各局間でフレ―ムを伝送路3a、3b上に
周回させて通信を行うようにされている。また、複数の
制御局1a、1bのうち唯一の制御局が、システムに対し制
御権を持つアクティブ制御局として存在し、残りの制御
局は制御機能を持たないスタンバイ制御局として存在す
る。
通信システムの構成を示す図である。 この実施例のル
―プ式通信システムは、同図に示すように、制御機能を
持つ複数の制御局1a、1bと、複数の局2a、2bとを内外二
重の伝送路3a、3bによってル―プ状に接続してなるもの
である。そして、各局間でフレ―ムを伝送路3a、3b上に
周回させて通信を行うようにされている。また、複数の
制御局1a、1bのうち唯一の制御局が、システムに対し制
御権を持つアクティブ制御局として存在し、残りの制御
局は制御機能を持たないスタンバイ制御局として存在す
る。
【0010】図2(a) 、(b) はアクティブ制御局の論理
的な概念を示すもので、アクティブ制御局は受信用論理
部(RL)11、フレ―ムアライナ用バッファ(BF)13、フレ―
ム送信部(FT)15、アイドルパタ―ン送信部(IT)17及びキ
ャリア検出部19より成る。図2(a) はアクティブ制御局
が一方の伝送路3aを現用系とし、他方の伝送路3bを待機
系としてル―プ式通信システムに接続されている時の状
態を示し、図2(b) は制御局がアクティブ制御局の決定
処理を行う時の接続状態を示す。図2(c) は局及びスタ
ンバイ制御局の論理的な概念を示すもので、受信用論理
部(RL)31及びキャリア検出部33より成り、これが一方の
伝送部3aを現用系とし、他方の伝送路3bを待機系として
ル―プ式通信システムに接続されている時の状態を示
す。図2(d) は局、制御局において論理部の電源が供給
されていない状態を論理的に表現したもので、伝送路と
共にキャリア検出部33のみが存在する。
的な概念を示すもので、アクティブ制御局は受信用論理
部(RL)11、フレ―ムアライナ用バッファ(BF)13、フレ―
ム送信部(FT)15、アイドルパタ―ン送信部(IT)17及びキ
ャリア検出部19より成る。図2(a) はアクティブ制御局
が一方の伝送路3aを現用系とし、他方の伝送路3bを待機
系としてル―プ式通信システムに接続されている時の状
態を示し、図2(b) は制御局がアクティブ制御局の決定
処理を行う時の接続状態を示す。図2(c) は局及びスタ
ンバイ制御局の論理的な概念を示すもので、受信用論理
部(RL)31及びキャリア検出部33より成り、これが一方の
伝送部3aを現用系とし、他方の伝送路3bを待機系として
ル―プ式通信システムに接続されている時の状態を示
す。図2(d) は局、制御局において論理部の電源が供給
されていない状態を論理的に表現したもので、伝送路と
共にキャリア検出部33のみが存在する。
【0011】ここで、図3(a) に示すように制御機能を
持つ制御局1a、1bと局2a、2bが伝送路3a、3bにル―プ状
に接続されたル―プ式通信システムにおいて、すべての
制御局、局にほぼ同時に電源が供給されたとき、制御局
1a、1bは初期起動処理を開始して、伝送路の状態を調
べ、そこにフレ―ムが送信されていないことを検出し
て、ル―プ式通信システムにアクティブ制御局の存在し
ないことを知る。
持つ制御局1a、1bと局2a、2bが伝送路3a、3bにル―プ状
に接続されたル―プ式通信システムにおいて、すべての
制御局、局にほぼ同時に電源が供給されたとき、制御局
1a、1bは初期起動処理を開始して、伝送路の状態を調
べ、そこにフレ―ムが送信されていないことを検出し
て、ル―プ式通信システムにアクティブ制御局の存在し
ないことを知る。
【0012】そこで、制御局1a、1bは図2(b) に示す状
態となってそれぞれ自制御局の優先度情報を持ったBid
・フレ―ムを送信する(図3(b) )。
態となってそれぞれ自制御局の優先度情報を持ったBid
・フレ―ムを送信する(図3(b) )。
【0013】制御局1a、1bは制御局1b、1aの送信したBi
d ・フレ―ムをそれぞれ受信し、Bid ・フレ―ムの優先
度情報を自制御局の優先度と比較する。
d ・フレ―ムをそれぞれ受信し、Bid ・フレ―ムの優先
度情報を自制御局の優先度と比較する。
【0014】そして、自制御局の優先度より高い優先度
情報を持つBid ・フレ―ムを受信した制御局はBid ・フ
レ―ムの送信を止めて、図2(c) に示す状態のスタンバ
イ制御局になる。
情報を持つBid ・フレ―ムを受信した制御局はBid ・フ
レ―ムの送信を止めて、図2(c) に示す状態のスタンバ
イ制御局になる。
【0015】一方、自制御局の優先度と同等または低い
優先度情報を持つBid ・フレ―ムを受信した制御局は引
き続きBid ・フレ―ムを送信する。
優先度情報を持つBid ・フレ―ムを受信した制御局は引
き続きBid ・フレ―ムを送信する。
【0016】図3(c) は制御局1aの優先度が制御局1bの
優先度より高いために制御局1bがスタンバイ制御局に移
行したことを示す。
優先度より高いために制御局1bがスタンバイ制御局に移
行したことを示す。
【0017】図3(c) において、制御局1aは他制御局の
発するBid ・フレ―ムを受信しなくなるのでアクティブ
制御局となって、ル―プ式通信システムの制御権を持つ
ことになる。
発するBid ・フレ―ムを受信しなくなるのでアクティブ
制御局となって、ル―プ式通信システムの制御権を持つ
ことになる。
【0018】従って、本実施例によれば、システムの初
期起動時に、人為的操作を介在させることなく、アクテ
ィブ制御局およびスタンバイ制御局を決定することがで
きる。 なお、本実施例ではル―プ式通信システムの電
源投入からの各制御局の処理を示したが、アクティブ制
御局が故障した場合にも応用することができる。
期起動時に、人為的操作を介在させることなく、アクテ
ィブ制御局およびスタンバイ制御局を決定することがで
きる。 なお、本実施例ではル―プ式通信システムの電
源投入からの各制御局の処理を示したが、アクティブ制
御局が故障した場合にも応用することができる。
【0019】例えば図3(c) において、制御局1aに故障
が発生した場合、伝送路3aの異常をスタンバイ制御局1b
が検出して、図2(b) に示す状態に移行し、Bid ・フレ
―ムを送信することにより上記と同様の制御局決定手順
が処理される。
が発生した場合、伝送路3aの異常をスタンバイ制御局1b
が検出して、図2(b) に示す状態に移行し、Bid ・フレ
―ムを送信することにより上記と同様の制御局決定手順
が処理される。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、システムの初期起動時に、制御局の間で通信を行
い、この通信により唯一の制御局を決定しているので、
人為的な手間を要することなく、制御局の決定を容易に
行うことができる。
ば、システムの初期起動時に、制御局の間で通信を行
い、この通信により唯一の制御局を決定しているので、
人為的な手間を要することなく、制御局の決定を容易に
行うことができる。
【図1】本発明の一実施例に係るル―プ式通信システム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】(a) 、(b) はアクティブ制御局の論理的な構成
を示す図、(c) は局、スタンバイ制御局の論理的な構成
を示す図、(d) は局、制御局において、論理回路が動作
していない状態を表現した図である。
を示す図、(c) は局、スタンバイ制御局の論理的な構成
を示す図、(d) は局、制御局において、論理回路が動作
していない状態を表現した図である。
【図3】(a) 〜(c) は本実施例でのアクティブ制御局の
決定手順を示す図である。
決定手順を示す図である。
1a、1b…制御局、2a、2b…局、3a、3c…伝送路。
Claims (1)
- 【請求項1】 制御機能を持つ複数の制御局と複数の局
とを、伝送路によってル―プ状に接続し、フレ―ムを伝
送路に周回させて通信を行うル―プ式通信システムにお
いて、 システムの初期起動時に、前記複数の制御局の間で通信
を行い、この通信により唯一の制御局をシステムに対し
制御権を持つアクティブ制御局とし、残りの制御局を制
御機能を発揮しないスタンバイ制御局とすることを特徴
とするル―プ式通信システムの制御局決定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11345592A JPH05308369A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | ループ式通信システムの制御局決定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11345592A JPH05308369A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | ループ式通信システムの制御局決定方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05308369A true JPH05308369A (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=14612677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11345592A Withdrawn JPH05308369A (ja) | 1992-05-06 | 1992-05-06 | ループ式通信システムの制御局決定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05308369A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998021854A1 (fr) * | 1996-11-12 | 1998-05-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Systeme reseau de communication et reconstruction de celui-ci |
-
1992
- 1992-05-06 JP JP11345592A patent/JPH05308369A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998021854A1 (fr) * | 1996-11-12 | 1998-05-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Systeme reseau de communication et reconstruction de celui-ci |
US6184778B1 (en) | 1996-11-12 | 2001-02-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Communication network system and rebuilding method thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |