JPH0530765A - 電動機順序起動停止装置 - Google Patents

電動機順序起動停止装置

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JPH0530765A
JPH0530765A JP15210391A JP15210391A JPH0530765A JP H0530765 A JPH0530765 A JP H0530765A JP 15210391 A JP15210391 A JP 15210391A JP 15210391 A JP15210391 A JP 15210391A JP H0530765 A JPH0530765 A JP H0530765A
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JP
Japan
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electric motor
stop
motors
order
starting
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Pending
Application number
JP15210391A
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English (en)
Inventor
Michio Fukuda
通夫 福田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0530765A publication Critical patent/JPH0530765A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、プラントの生産計画の変更により、
使用する電動機の台数とその起動順序、停止順序が変わ
った場合にも、制御装置のハードあるいはソフトを改造
することなく対応できることを最も主要な特徴としてい
る。 【構成】本発明は、プラントにおける順序起動停止の対
象となる電動機をグループ分けし、プラントの生産計画
により、使用する電動機の選択、その電動機の起動また
は停止の順序をグループ単位で設定する順序起動停止設
定手段と、順序起動停止設定手段により設定された起動
または停止の順序に従って、該当の電動機を起動または
停止制御する電動機制御手段とから成ることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントの複数台の電
動機を所定の順序で起動または停止する電動機順序起動
停止装置に係り、特にプラントの生産計画の変更によ
り、使用する電動機の台数とその起動順序、停止順序が
変わった場合にも、制御装置のハードあるいはソフトを
改造することなく対応し得るようにした電動機順序起動
停止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば紙パルプ、鉄鋼、石油化
学、食品等のあらゆるプラントにおいては、多数台の電
動機が設置されており、これらの電動機を操作する順序
起動停止シーケンスが多数存在する。
【0003】しかしながら、従来では、図5あるいは図
6に示すように、電動機の起動または停止の順序が固定
であることから、プラントの生産計画等の変更によって
生産品種が変わり、使用する電動機の台数とその起動順
序、停止順序が変わる場合には、制御装置のハードある
いはソフトを改造しないと、これに対応することが不可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電動機順序起動停止においては、プラントの生産計画等
の変更によって生産品種が変わり、使用する電動機の台
数とその起動順序、停止順序が変わる場合には、制御装
置のハードあるいはソフトをその都度改造しなければな
らないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、プラントの生産計画の変
更により、使用する電動機の台数とその起動順序、停止
順序が変わった場合にも、制御装置のハードあるいはソ
フトを改造することなく対応することが可能な極めて信
頼性の高い電動機順序起動停止装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明では、プラントの複数台の電動機を所定の順序
で起動または停止する電動機順序起動停止装置におい
て、順序起動停止の対象となる電動機をグループ分け
し、プラントの生産計画により、使用する電動機の選
択、およびその電動機の起動または停止の順序をグルー
プ単位で設定する順序起動停止設定手段と、順序起動停
止設定手段により設定された起動または停止の順序に従
って、該当の電動機を起動または停止制御する電動機制
御手段とを備えて構成している。ここで、特に電動機制
御手段としては、該当の電動機の起動を、グループ相互
間である長さのインターバルタイムを持たせて行なうよ
うにしている。
【0007】
【作用】従って、本発明の電動機順序起動停止装置にお
いては、プラントの生産計画によって、使用する電動機
とその電動機の起動または停止の順序をグループ単位で
設定することにより、プラントの生産計画等の変更によ
って生産品種が変わり、使用する電動機の台数とその起
動順序、停止順序が変わっても、制御装置のハードある
いはソフトを改造することなく対応することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明による電動機順序起動停止
装置の構成例を示すブロック図である。なお、ここで
は、水道プラントにおける10台の電動機A〜Jを起
動、停止する場合について述べる。この場合、順序起動
停止の対象となる電動機を、あらかじめグループ分け
(ここでは、10グループ)しておく。また、電動機
A,B、E〜Jはポンプ、電動機C,Dは攪拌機であ
る。
【0010】本実施例の電動機順序起動停止装置は、図
1に示すように、順序起動停止設定手段であるCRT監
視装置1と、データ伝送路2と、電動機制御装置3とか
ら構成している。
【0011】ここで、CRT監視装置1は、CRT画面
を有しており、プラントの生産計画により、使用する電
動機の選択、およびその電動機の起動または停止の順序
をグループ単位で設定するものである。また、データ伝
送路2は、CRT監視装置1により設定された起動また
は停止の順序データを伝送するものである。さらに、電
動機制御装置3は、データ伝送路2により伝送された起
動または停止の順序データに従って、該当の電動機を起
動または停止制御するものである。次に、以上のように
構成した本実施例の電動機順序起動停止装置の作用につ
いて、図2ないし図4を用いて説明する。
【0012】図1において、水道プラントの生産計画等
の変更によって生産品種が変わり、使用する電動機の台
数とその起動順序、停止順序が変わった場合には、使用
する電動機の選択、およびその電動機の起動または停止
の順序をグループ単位で、CRT監視装置1のCRT画
面により設定する。
【0013】図2は、CRT監視装置1のCRT画面の
具体的な例を示す概要図であり、起動または停止の順序
はグループ単位で行なう。すなわち、まず、1番目に起
動または停止する電動機を、1グループで選択する。こ
の場合、選択は複数台可能であり、最大10台までであ
る。CRT画面中、1A,1B,2Cの意味は、1番目
に電動機A,Bを起動または停止し、2番目に電動機C
を起動または停止することを意味している。また、選択
されていることの表示は、1A,1B,2C等の色替え
にて区別する(図2では、1A,1B,2C,10Jが
色替わりしていることを示している)。
【0014】次に、以上のようにして選択が完了したな
らば、次に“起動”または“停止”を選択した後に“S
TART”をタッチすると、その起動または停止の順序
データが、データ伝送路2を通して電動機制御装置3に
伝送される。
【0015】これにより、電動機制御装置3では、デー
タ伝送路2を通してCRT監視装置1からのデータを
得、順序起動の場合には図3に示すようなフロー図に従
って、また順序停止の場合には図4に示すようなフロー
図に従って、電動機が順序起動または停止されていくこ
とになる。ここで、図3に示す順序起動の場合について
説明する。
【0016】すなわち、電動機制御装置3では、シーケ
ンスのスタート指令がCRT監視装置1から来ているか
どうかを常にチェックしており、シーケンスのスタート
指令が来た場合には、起動か停止かを判別し、その結果
起動であれば、図3に示すようなフロー図に従ってシー
ケンス制御が開始される。
【0017】シーケンス制御が開始されると、まず1グ
ループに設定されている電動機群が起動される。この場
合、図2において、1グループで1Aと1Bが設定され
ているので、電動機Aと電動機Bが起動される。次に、
ある長さのインターバルタイムの後に、2グループでは
2Cが設定されているので、電動機Cが起動される。
【0018】3グループ以降についても、図2で設定さ
れている電動機を検知し、グループ相互間である長さの
インターバルタイムを持たせながら、それに従って順に
電動機が起動されていく。
【0019】なお、グループ相互間のインターバルタイ
ムは、電動機起動時の突入電流が重畳することを防止す
るためのものであり、その設定長さは1秒または2秒程
度でよい。
【0020】また、順序停止の場合のシーケンス制御
(図4)についても、グループ相互間にインターバルタ
イムを持たせないで行なう点以外は、順序起動止の場合
のシーケンス制御と同様であるので、ここではその説明
を省略する。
【0021】上述したように、本実施例では、水道プラ
ントの10台の電動機A〜Jを所定の順序で起動または
停止する電動機順序起動停止装置を、水道プラントの生
産計画により、使用する電動機の選択、およびその電動
機の起動または停止の順序をグループ単位で設定可能な
画面を有するCRT監視装置1と、CRT監視装置1に
より設定された起動または停止の順序データを伝送する
データ伝送路2と、データ伝送路2により伝送された起
動または停止の順序データに従って、該当の電動機を起
動または停止制御する電動機制御装置3とから構成した
ものである。
【0022】従って、水道プラントの生産計画等の変更
によって生産品種が変わり、使用する電動機の台数とそ
の起動順序、停止順序が変わった場合でも、電動機制御
装置3のハードあるいはソフトを改造することなく、容
易に対応することが可能となる。また、電動機の起動
は、グループ相互間である長さのインターバルタイムを
持たせて行なうようにしているため、電動機起動の場合
の突入電流のオーバーを防止することが可能となる。
【0023】尚、上記実施例では、対象となる電動機が
10台である場合について説明したが、電動機の台数が
増えた場合には、設定のためのCRT画面と起動,停止
シーケンス(図3、図4)を、電動機に対応させて増す
ことで対応可能となる。
【0024】また、上記実施例では、本発明を水道プラ
ントに適用した場合について説明したが、他のプラント
についても本発明を同様に適用して前述と同様の効果が
得られるものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ラントの複数台の電動機を所定の順序で起動または停止
する電動機順序起動停止装置において、順序起動停止の
対象となる電動機をグループ分けし、プラントの生産計
画により、使用する電動機の選択、およびその電動機の
起動または停止の順序をグループ単位で設定する順序起
動停止設定手段と、順序起動停止設定手段により設定さ
れた起動または停止の順序に従って、該当の電動機を起
動または停止制御する電動機制御手段とから構成するよ
うにしたので、プラントの生産計画の変更により、使用
する電動機の台数とその起動順序、停止順序が変わった
場合にも、制御装置のハードあるいはソフトを改造する
ことなく対応することが可能な極めて信頼性の高い電動
機順序起動停止装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電動機順序起動停止装置を水道プ
ラントに適用した場合の一実施例を示す構成図。
【図2】同実施例におけるCRT監視装置1のCRT画
面の一例を示す概要図。
【図3】同実施例における電動機順序起動の作用を説明
するためのフロー図。
【図4】同実施例における電動機順序停止の作用を説明
するためのフロー図。
【図5】従来の電動機順序起動方法を説明するためのフ
ロー図。
【図6】従来の電動機順序停止方法を説明するためのフ
ロー図。
【符号の説明】
1…CRT監視装置、2…データ伝送路、3…電動機制
御装置、A〜J…電動機。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの複数台の電動機を所定の順序
    で起動または停止する電動機順序起動停止装置におい
    て、 順序起動停止の対象となる前記電動機をグループ分け
    し、 前記プラントの生産計画により、使用する電動機の選
    択、およびその電動機の起動または停止の順序をグルー
    プ単位で設定する順序起動停止設定手段と、 前記順序起動停止設定手段により設定された起動または
    停止の順序に従って、 該当の電動機を起動または停止制御する電動機制御手段
    と、 を備えて成ることを特徴とする電動機順序起動停止装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電動機制御手段としては、該当の電
    動機の起動を、グループ相互間である長さのインターバ
    ルタイムを持たせて行なうようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載の電動機順序起動停止装置。
  3. 【請求項3】 プラントの複数台の電動機を所定の順序
    で起動または停止する電動機順序起動停止装置におい
    て、 順序起動停止の対象となる前記電動機をグループ分け
    し、 前記プラントの生産計画により、使用する電動機の選
    択、およびその電動機の起動または停止の順序をグルー
    プ単位で設定可能な画面を有するCRT監視装置と、 前記順序起動停止設定手段により設定された起動または
    停止の順序データを伝送するデータ伝送路と、 前記データ伝送路により伝送された起動または停止の順
    序データに従って、該当の電動機を起動または停止制御
    する電動機制御装置と、 を備えて成ることを特徴とする電動機順序起動停止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電動機制御装置としては、該当の電
    動機の起動を、グループ相互間である長さのインターバ
    ルを持たせて行なうようにしたことを特徴とする請求項
    3に記載の電動機順序起動停止装置。
JP15210391A 1991-06-25 1991-06-25 電動機順序起動停止装置 Pending JPH0530765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5633062A (en) * 1993-09-01 1997-05-27 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Method of manufacturing rotation sensor and structure of rotation sensor
JP2014045613A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Hitachi Ltd 負荷管理機能を備えた車両情報制御装置

Cited By (3)

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