JPH05305114A - 気泡水流発生装置 - Google Patents
気泡水流発生装置Info
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- JPH05305114A JPH05305114A JP11119492A JP11119492A JPH05305114A JP H05305114 A JPH05305114 A JP H05305114A JP 11119492 A JP11119492 A JP 11119492A JP 11119492 A JP11119492 A JP 11119492A JP H05305114 A JPH05305114 A JP H05305114A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気が溶解された高圧水を減圧して微細気泡
を発生させると共に、大気泡発生時には噴出流量を多く
する。 【構成】 微細気泡発生時には循環ポンプ33からの流
れを気液混合手段66を有する送りバイパス路65を介
して送り管56に流すと共に、エジェクタ42の作用で
高圧水を作り、微細気泡発生手段に送り減圧することに
より微細気泡を発生させる。また、大気泡発生時には往
き管38と送り管56の双方に温水を流すことにより噴
出流量を多くする。
を発生させると共に、大気泡発生時には噴出流量を多く
する。 【構成】 微細気泡発生時には循環ポンプ33からの流
れを気液混合手段66を有する送りバイパス路65を介
して送り管56に流すと共に、エジェクタ42の作用で
高圧水を作り、微細気泡発生手段に送り減圧することに
より微細気泡を発生させる。また、大気泡発生時には往
き管38と送り管56の双方に温水を流すことにより噴
出流量を多くする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプにより水を循環
させることによって水槽内に気泡を発生させる機能を有
する気泡水流発生装置に関するものである。
させることによって水槽内に気泡を発生させる機能を有
する気泡水流発生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の泡風呂装置は、図5〜図8に示す
ようになっていた。すなわち、浴槽1内の温水2を循環
させるためのポンプ3を備えたポンプユニット4と、ポ
ンプ3の吸入側管路5に連結された温水の吸入器6およ
びポンプ3の吐出側管路7に2方弁8を介して分岐連結
された低圧噴流ノズル9並びに高圧噴流ノズル10を備
えたノズルユニット11で構成している。ポンプ3の吸
入側管路5にはジェット通路12が設けられており吐出
側管路7からジェット通路12へはシャトルバルブ13
を介して分岐管路14を配管している。シャトルバルブ
13はスプリング15により付勢された円錐弁16と、
この円錐弁16に連結された弁棒17、空気取り入れ通
路18、空気通路19で構成されている。一方、高圧噴
流ノズル10は、螺旋通路20,21を交互に備えた気
液混合器22と、スプリング23によって付勢された弁
体24および噴流吐出口25を備えたレリーフバルブ2
6で構成されている。また、低圧噴流ノズル9は、温水
の流動通路27と、この流動通路27の外周に形成され
た空気流入通路28を備え、流動通路27の下流には細
い通路29、広い室30、ノズル31が構成されてい
る。また、空気流入通路28は細い通路32を介して広
い室30に連通している。
ようになっていた。すなわち、浴槽1内の温水2を循環
させるためのポンプ3を備えたポンプユニット4と、ポ
ンプ3の吸入側管路5に連結された温水の吸入器6およ
びポンプ3の吐出側管路7に2方弁8を介して分岐連結
された低圧噴流ノズル9並びに高圧噴流ノズル10を備
えたノズルユニット11で構成している。ポンプ3の吸
入側管路5にはジェット通路12が設けられており吐出
側管路7からジェット通路12へはシャトルバルブ13
を介して分岐管路14を配管している。シャトルバルブ
13はスプリング15により付勢された円錐弁16と、
この円錐弁16に連結された弁棒17、空気取り入れ通
路18、空気通路19で構成されている。一方、高圧噴
流ノズル10は、螺旋通路20,21を交互に備えた気
液混合器22と、スプリング23によって付勢された弁
体24および噴流吐出口25を備えたレリーフバルブ2
6で構成されている。また、低圧噴流ノズル9は、温水
の流動通路27と、この流動通路27の外周に形成され
た空気流入通路28を備え、流動通路27の下流には細
い通路29、広い室30、ノズル31が構成されてい
る。また、空気流入通路28は細い通路32を介して広
い室30に連通している。
【0003】次に動作を説明する。微細気泡発生動作時
には、図5〜図7においてポンプ3を運転すると温水2
は吸入器6から吸入側管路5を介してポンプ3に吸引さ
れ、その後ポンプ3から吐出側管路7を介して高圧噴流
ノズル10から微細気泡が噴出される。このときには、
ポンプ3の吐出圧は分岐回路14に作用し吐出圧が大き
くなり弁棒17に連結した円錐弁16がスプリング15
の付勢力に打ち勝って円錐弁16を開成する。その結果
空気取り入れ通路18、円錐弁16、空気通路19を介
してジェット通路12に空気が吸引されポンプ3に吸引
される。吸引された空気はポンプ3で高圧に加圧溶解さ
れ、吐出側管路7から高圧噴流ノズル10に送られる。
一方、大気泡発生動作時には図5の2方弁8が切り替
り、ポンプ3からの温水は低圧噴流ノズル9から浴槽1
へ噴出される(例えば特公平3−14464号公報)。
には、図5〜図7においてポンプ3を運転すると温水2
は吸入器6から吸入側管路5を介してポンプ3に吸引さ
れ、その後ポンプ3から吐出側管路7を介して高圧噴流
ノズル10から微細気泡が噴出される。このときには、
ポンプ3の吐出圧は分岐回路14に作用し吐出圧が大き
くなり弁棒17に連結した円錐弁16がスプリング15
の付勢力に打ち勝って円錐弁16を開成する。その結果
空気取り入れ通路18、円錐弁16、空気通路19を介
してジェット通路12に空気が吸引されポンプ3に吸引
される。吸引された空気はポンプ3で高圧に加圧溶解さ
れ、吐出側管路7から高圧噴流ノズル10に送られる。
一方、大気泡発生動作時には図5の2方弁8が切り替
り、ポンプ3からの温水は低圧噴流ノズル9から浴槽1
へ噴出される(例えば特公平3−14464号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では高圧に加圧溶解するために大型のポンプが必
要であるためコスト高であった。本発明は上記課題を解
決するもので、小型のポンプで微細気泡と大気泡を発生
する気泡水流発生装置を提供すると共に、微細気泡発生
量を増加し、小型のポンプで大気泡発生時に噴出流量を
多くすることを目的としたものである。
の構成では高圧に加圧溶解するために大型のポンプが必
要であるためコスト高であった。本発明は上記課題を解
決するもので、小型のポンプで微細気泡と大気泡を発生
する気泡水流発生装置を提供すると共に、微細気泡発生
量を増加し、小型のポンプで大気泡発生時に噴出流量を
多くすることを目的としたものである。
【0005】また本発明は、大気泡発生動作時から微細
気泡発生動作時に切り替え動作時において循環ポンプ運
転を安定化することを目的としたものである。
気泡発生動作時に切り替え動作時において循環ポンプ運
転を安定化することを目的としたものである。
【0006】さらに本発明は、液体と気体の溶解性能を
高めることを目的としたものである。
高めることを目的としたものである。
【0007】また本発明は、気液混合手段の中におけ
る、気体の液体への溶解特性を向上することを目的とし
たものである。
る、気体の液体への溶解特性を向上することを目的とし
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発生
手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、前
記水槽の水を循環する循環ポンプと、前記循環ポンプの
吐出側から前記大気泡噴出手段へ配管された往き管と、
前記循環ポンプの吐出側から前記微細気泡発生手段へ配
管された送り管と、前記往き管から前記送り管へ気液混
合手段を介して配管された送りバイパス管と、前記循環
ポンプの吐出水を前記往き管と前記送りバイパス管にき
りかえる切り替え手段と、前記水槽と循環ポンプの吸引
側を接続する戻り管と、前記循環ポンプの往き管と戻り
管のバイパス路に設けたエジェクタと、前記循環ポンプ
の吸込側に設けられ前記循環ポンプへの吸引方向を前記
エジェクタ側および前記戻り管側に切り替える切替え手
段と、前記切替え手段の上流側から前記エジェクタに配
管された吸込管と、前記エジェクタと大気とを空気制御
手段を介して設けられた空気導入手段とからなり、微細
気泡発生時には前記送りバイパス管を介して前記送り管
に流し、大気泡発生時には前記往き管および前記送り管
に流す構成としたものである。
成するため、水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発生
手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、前
記水槽の水を循環する循環ポンプと、前記循環ポンプの
吐出側から前記大気泡噴出手段へ配管された往き管と、
前記循環ポンプの吐出側から前記微細気泡発生手段へ配
管された送り管と、前記往き管から前記送り管へ気液混
合手段を介して配管された送りバイパス管と、前記循環
ポンプの吐出水を前記往き管と前記送りバイパス管にき
りかえる切り替え手段と、前記水槽と循環ポンプの吸引
側を接続する戻り管と、前記循環ポンプの往き管と戻り
管のバイパス路に設けたエジェクタと、前記循環ポンプ
の吸込側に設けられ前記循環ポンプへの吸引方向を前記
エジェクタ側および前記戻り管側に切り替える切替え手
段と、前記切替え手段の上流側から前記エジェクタに配
管された吸込管と、前記エジェクタと大気とを空気制御
手段を介して設けられた空気導入手段とからなり、微細
気泡発生時には前記送りバイパス管を介して前記送り管
に流し、大気泡発生時には前記往き管および前記送り管
に流す構成としたものである。
【0009】また本発明は、上記第二の目的を達成する
ため、微細気泡発生動作から大気泡発生動作への切り替
え時に、送りバイパス管および送り管の気液が循環ポン
プに逆流することを防止する構成としたものである。
ため、微細気泡発生動作から大気泡発生動作への切り替
え時に、送りバイパス管および送り管の気液が循環ポン
プに逆流することを防止する構成としたものである。
【0010】さらに本発明は、上記第三の目的を達成す
るため、気液混合手段を循環ポンプ吐出側近傍に配設し
たものである。
るため、気液混合手段を循環ポンプ吐出側近傍に配設し
たものである。
【0011】また本発明は、上記第四の目的を達成する
ため、気液混合手段の上部から下部に向かって流体を流
す構成としたものである。
ため、気液混合手段の上部から下部に向かって流体を流
す構成としたものである。
【0012】
【作用】本発明は、上記した構成によって、微細気泡発
生時には気液混合手段を有する送りバイパス管を介して
送り管に流すため、気液混合手段で気体が液体に十分溶
解され、微細気泡発生手段からの微細気泡発生量が増加
する。また大気泡発生時には往き管と送り管から大気泡
噴出手段へ流すことにより、大気泡発生時に噴出流量を
多くすることができるものである。
生時には気液混合手段を有する送りバイパス管を介して
送り管に流すため、気液混合手段で気体が液体に十分溶
解され、微細気泡発生手段からの微細気泡発生量が増加
する。また大気泡発生時には往き管と送り管から大気泡
噴出手段へ流すことにより、大気泡発生時に噴出流量を
多くすることができるものである。
【0013】また本発明は、微細気泡発生動作から大気
泡発生動作への切り替え時に、送りバイパス管および送
り管の気液が循環ポンプに逆流することを防止すること
により、送りバイパス管および送り管に停滞していた余
剰気体が循環ポンプに逆流し、循環ポンプがエアー噛す
るのを無くすことができる。
泡発生動作への切り替え時に、送りバイパス管および送
り管の気液が循環ポンプに逆流することを防止すること
により、送りバイパス管および送り管に停滞していた余
剰気体が循環ポンプに逆流し、循環ポンプがエアー噛す
るのを無くすことができる。
【0014】さらに本発明は、気液混合手段を循環ポン
プ吐出側近傍に配設することにより、圧力の高い状態で
気体と液体を溶解することができ、溶解量を高めること
ができるものである。
プ吐出側近傍に配設することにより、圧力の高い状態で
気体と液体を溶解することができ、溶解量を高めること
ができるものである。
【0015】また本発明は、気液混合手段の上部から下
部に向かって流体を流すため、液体に溶解されていない
気泡が浮力により、気液混合手段の中に停滞するととも
に、上部からの流れにより気泡が微細化されるため気体
の溶解量が向上する。
部に向かって流体を流すため、液体に溶解されていない
気泡が浮力により、気液混合手段の中に停滞するととも
に、上部からの流れにより気泡が微細化されるため気体
の溶解量が向上する。
【0016】
【実施例】以下、本発明における一実施例を添付図面に
もとづいて説明する。図1〜図2において、33は循環
ポンプであり、循環ポンプ33からは水槽である風呂3
4に設けられた微細気泡発生手段35および大気泡噴出
手段36を有する気泡噴出装置37に往き管38が配管
されている。39は往き管38に設けられた切り替え手
段の三方弁であり、40は熱交換器である。風呂34か
ら循環ポンプ33へは戻り管41が配管されている。循
環ポンプ33の往き管38から戻り管41へはエジェク
タ42が設けられたバイパス路43が配管されている。
44は循環ポンプ33への吸引方向をエジェクタ42側
および戻り管41側に切り替える切替え手段の三方弁で
ある。三方弁44の上流側からエジェクタ42へは吸込
管45が配管されている。46は吸込管45に配接され
た逆止弁である。エジェクタ42と大気とは空気制御手
段である電磁弁47および逆止弁48を有する空気導入
手段49で連通している。微細気泡発生手段35は、弁
体50と弁座51が当接したときに構成する小断面流路
52と、弁体50の開閉手段であるダイヤフラム53と
スプリング54で構成されている。また循環ポンプ33
の吐出側と微細気泡発生手段34の入口55は送り管5
6で配管されている。大気泡噴出手段36は水噴出ノズ
ル57と空気導入手段49と噴出方向可変ノズル58で
構成されている。59はコントローラであり、60は操
作パネルである。61は温水であり62は温水の流れ方
向を示す矢印である。63は微細気泡であり、64は大
気泡である。65は三方弁39から送り管56に気液混
合タンク66を介して配管された送りバイパス管であ
る。
もとづいて説明する。図1〜図2において、33は循環
ポンプであり、循環ポンプ33からは水槽である風呂3
4に設けられた微細気泡発生手段35および大気泡噴出
手段36を有する気泡噴出装置37に往き管38が配管
されている。39は往き管38に設けられた切り替え手
段の三方弁であり、40は熱交換器である。風呂34か
ら循環ポンプ33へは戻り管41が配管されている。循
環ポンプ33の往き管38から戻り管41へはエジェク
タ42が設けられたバイパス路43が配管されている。
44は循環ポンプ33への吸引方向をエジェクタ42側
および戻り管41側に切り替える切替え手段の三方弁で
ある。三方弁44の上流側からエジェクタ42へは吸込
管45が配管されている。46は吸込管45に配接され
た逆止弁である。エジェクタ42と大気とは空気制御手
段である電磁弁47および逆止弁48を有する空気導入
手段49で連通している。微細気泡発生手段35は、弁
体50と弁座51が当接したときに構成する小断面流路
52と、弁体50の開閉手段であるダイヤフラム53と
スプリング54で構成されている。また循環ポンプ33
の吐出側と微細気泡発生手段34の入口55は送り管5
6で配管されている。大気泡噴出手段36は水噴出ノズ
ル57と空気導入手段49と噴出方向可変ノズル58で
構成されている。59はコントローラであり、60は操
作パネルである。61は温水であり62は温水の流れ方
向を示す矢印である。63は微細気泡であり、64は大
気泡である。65は三方弁39から送り管56に気液混
合タンク66を介して配管された送りバイパス管であ
る。
【0017】次に、第一の本発明における動作を図1〜
図2により説明する。微細気泡発生時には図1の操作パ
ネル60の微を押すと、微細気泡発生装置35の弁体5
0と弁座51は閉成状態にあり小断面流路52のみを構
成している。三方弁44は戻り管41を閉成し、開閉弁
39は往き管38を閉成している。このような状態で循
環ポンプ33を運転すると、循環ポンプ33から出た温
水は送りバイパス管65に流れると共に、バイパス路4
3側に流れる。このときエジェクタ42の吸引作用によ
り、戻り管41の温水は吸込管45を介してエジェクタ
42に吸引されると共に、電磁弁47を介して空気を吸
引する。このように温水が吸引されると循環ポンプ33
の吸込側の圧力が高くなると共に、循環ポンプ33の吐
出側の圧力も高くなり、循環ポンプ33からは空気が溶
解された高圧の温水が送りバイパス管65を介して入口
55へと送られる。入口55へ送られた温水は、小断面
流路52から噴出されることにより急激に減圧される。
その結果、高圧時に溶解していた空気は微細気泡となっ
て風呂34に噴出される。大気泡発生時には操作パネル
60の大を押すと、微細気泡発生装置35の弁体50と
弁座51は開成状態になる。三方弁44はバイパス路4
2を閉成しており、開閉弁39は往き管38を開成して
いる。このような状態で循環ポンプ33を運転すると、
循環ポンプ33から出た温水は熱交換器40を介して大
気泡噴出手段36へと送られると共に、送り管56を介
して大気泡噴出手段36へと送られる。送られた温水は
水噴出ノズル57から噴出される。このとき、噴出時の
負圧により、空気導入手段49から空気が吸引される。
この空気を水噴出ノズル57からの噴流が剪断し3〜5
mmの気泡として風呂34に噴出する。即ち、大気泡発生
時には循環ポンプ33から吐出された温水は往き管38
と、送り管56の双方で大気泡噴出手段へ送られること
になる。
図2により説明する。微細気泡発生時には図1の操作パ
ネル60の微を押すと、微細気泡発生装置35の弁体5
0と弁座51は閉成状態にあり小断面流路52のみを構
成している。三方弁44は戻り管41を閉成し、開閉弁
39は往き管38を閉成している。このような状態で循
環ポンプ33を運転すると、循環ポンプ33から出た温
水は送りバイパス管65に流れると共に、バイパス路4
3側に流れる。このときエジェクタ42の吸引作用によ
り、戻り管41の温水は吸込管45を介してエジェクタ
42に吸引されると共に、電磁弁47を介して空気を吸
引する。このように温水が吸引されると循環ポンプ33
の吸込側の圧力が高くなると共に、循環ポンプ33の吐
出側の圧力も高くなり、循環ポンプ33からは空気が溶
解された高圧の温水が送りバイパス管65を介して入口
55へと送られる。入口55へ送られた温水は、小断面
流路52から噴出されることにより急激に減圧される。
その結果、高圧時に溶解していた空気は微細気泡となっ
て風呂34に噴出される。大気泡発生時には操作パネル
60の大を押すと、微細気泡発生装置35の弁体50と
弁座51は開成状態になる。三方弁44はバイパス路4
2を閉成しており、開閉弁39は往き管38を開成して
いる。このような状態で循環ポンプ33を運転すると、
循環ポンプ33から出た温水は熱交換器40を介して大
気泡噴出手段36へと送られると共に、送り管56を介
して大気泡噴出手段36へと送られる。送られた温水は
水噴出ノズル57から噴出される。このとき、噴出時の
負圧により、空気導入手段49から空気が吸引される。
この空気を水噴出ノズル57からの噴流が剪断し3〜5
mmの気泡として風呂34に噴出する。即ち、大気泡発生
時には循環ポンプ33から吐出された温水は往き管38
と、送り管56の双方で大気泡噴出手段へ送られること
になる。
【0018】次に、第二,第三および第三の発明に対応
した第二実施例を図3〜図4により説明する。67は送
り管56に配設された逆止弁である。その他の構成は図
1〜図2と同様であり説明は省略する。この構成におけ
る微細気泡発生時と大気泡発生時の動作は前記第一の発
明と同様であり、説明は省略する。次に、微細気泡発生
動作から大気泡動作への切り替え時動作について説明す
る。微細気泡発生動作から大気泡発生動作に切り替える
と、三方弁39が送りバイパス管65側を閉成した後に
循環ポンプ33を停止する。循環ポンプ33が停止され
ると送り管56および送りバイパス管65内の余剰空気
は温水とともに循環ポンプ33側へ戻ろうとするが、逆
止弁67、三方弁39により循環ポンプ側へ逆流するこ
とはない。
した第二実施例を図3〜図4により説明する。67は送
り管56に配設された逆止弁である。その他の構成は図
1〜図2と同様であり説明は省略する。この構成におけ
る微細気泡発生時と大気泡発生時の動作は前記第一の発
明と同様であり、説明は省略する。次に、微細気泡発生
動作から大気泡動作への切り替え時動作について説明す
る。微細気泡発生動作から大気泡発生動作に切り替える
と、三方弁39が送りバイパス管65側を閉成した後に
循環ポンプ33を停止する。循環ポンプ33が停止され
ると送り管56および送りバイパス管65内の余剰空気
は温水とともに循環ポンプ33側へ戻ろうとするが、逆
止弁67、三方弁39により循環ポンプ側へ逆流するこ
とはない。
【0019】次に、第三の発明に対応した動作を図3に
より説明する。図3において、気液混合タンク66は循
環ポンプ33の吐出側近傍の送りバイパス管65に配設
されている。この構成によれば気液混合タンク66内の
圧力は、循環ポンプ33の吐出圧にほぼ等しい高圧とな
るため、気液混合タンク66内での気体と液体の溶解性
能が向上する。
より説明する。図3において、気液混合タンク66は循
環ポンプ33の吐出側近傍の送りバイパス管65に配設
されている。この構成によれば気液混合タンク66内の
圧力は、循環ポンプ33の吐出圧にほぼ等しい高圧とな
るため、気液混合タンク66内での気体と液体の溶解性
能が向上する。
【0020】次に、第四の発明に対応した動作を図3に
より説明する。図3において、気液混合タンク66は縦
長に構成されるとともに、流体は上部から下部に向かっ
て流れる、このため液体に溶解されていない気泡が浮力
により、気液混合手段の中に停滞するとともに、上部か
らの流れにより気泡が微細化される。
より説明する。図3において、気液混合タンク66は縦
長に構成されるとともに、流体は上部から下部に向かっ
て流れる、このため液体に溶解されていない気泡が浮力
により、気液混合手段の中に停滞するとともに、上部か
らの流れにより気泡が微細化される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように第一の発明の気泡水
流発生装置は、水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発
生手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、
水槽の水を循環する循環ポンプと、循環ポンプの吐出側
から大気泡噴出手段へ配管された往き管と、循環ポンプ
の吐出側から微細気泡発生手段へ配管された送り管と、
往き管から送り管へ気液混合手段を介して配管された送
りバイパス管と、循環ポンプの吐出水を往き管と送りバ
イパス管にきりかえる切り替え手段と、水槽と循環ポン
プの吸引側を接続する戻り管と、循環ポンプの往き管と
戻り管のバイパス路に設けたエジェクタと、循環ポンプ
の吸込側に設けられ循環ポンプへの吸引方向をエジェク
タ側および戻り管側に切り替える切替え手段と、切替え
手段の上流側からエジェクタに配管された吸込管と、エ
ジェクタと大気とを空気制御手段を介して設けられた空
気導入手段とからなり、微細気泡発生時には送りバイパ
ス管を介して送り管に流し、大気泡発生時には往き管お
よび送り管に流すことにより、小型のポンプで微細気泡
と大気泡を派生させることができる。また、微細気泡発
生時には気液混合手段を介して送り管に流すため、気体
の溶解量が多くなり微細気泡発生手段からの微細気泡発
生量が増加する。さらに、大気泡発生時には、循環ポン
プからの吐出水は往き管と送り管の双方を大気泡噴出手
段へ流れるため、大気泡噴出時の流量を多くすることが
できる。
流発生装置は、水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発
生手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、
水槽の水を循環する循環ポンプと、循環ポンプの吐出側
から大気泡噴出手段へ配管された往き管と、循環ポンプ
の吐出側から微細気泡発生手段へ配管された送り管と、
往き管から送り管へ気液混合手段を介して配管された送
りバイパス管と、循環ポンプの吐出水を往き管と送りバ
イパス管にきりかえる切り替え手段と、水槽と循環ポン
プの吸引側を接続する戻り管と、循環ポンプの往き管と
戻り管のバイパス路に設けたエジェクタと、循環ポンプ
の吸込側に設けられ循環ポンプへの吸引方向をエジェク
タ側および戻り管側に切り替える切替え手段と、切替え
手段の上流側からエジェクタに配管された吸込管と、エ
ジェクタと大気とを空気制御手段を介して設けられた空
気導入手段とからなり、微細気泡発生時には送りバイパ
ス管を介して送り管に流し、大気泡発生時には往き管お
よび送り管に流すことにより、小型のポンプで微細気泡
と大気泡を派生させることができる。また、微細気泡発
生時には気液混合手段を介して送り管に流すため、気体
の溶解量が多くなり微細気泡発生手段からの微細気泡発
生量が増加する。さらに、大気泡発生時には、循環ポン
プからの吐出水は往き管と送り管の双方を大気泡噴出手
段へ流れるため、大気泡噴出時の流量を多くすることが
できる。
【0022】第二の発明の気泡水流発生装置は、微細気
泡発生動作から大気泡発生動作への切り替え時に、送り
バイパス管および送り管の気液が循環ポンプに逆流する
ことを防止することにより、送り管および送りバイパス
管に停滞していた余剰気体が循環ポンプに逆流し、循環
ポンプがエアー噛をするのを無くし、安定した運転を行
うことができる。
泡発生動作から大気泡発生動作への切り替え時に、送り
バイパス管および送り管の気液が循環ポンプに逆流する
ことを防止することにより、送り管および送りバイパス
管に停滞していた余剰気体が循環ポンプに逆流し、循環
ポンプがエアー噛をするのを無くし、安定した運転を行
うことができる。
【0023】第三の発明の気泡水流発生装置は、気液混
合手段を循環ポンプ吐出側近傍に配接することにより、
圧力の高い状態で気体と液体を溶解することができ、溶
解量を高めることができる結果、微細気泡の発生量を増
すことができる。
合手段を循環ポンプ吐出側近傍に配接することにより、
圧力の高い状態で気体と液体を溶解することができ、溶
解量を高めることができる結果、微細気泡の発生量を増
すことができる。
【0024】第四の発明の気泡水流発生装置は、気液混
合手段の上部から下部に向かって流体を流すことによ
り、液体に溶解されていない気泡が浮力により、気液混
合手段の中に停滞するとともに、上部からの流れにより
気泡が微細化されるため、気体の液体に対する接触面積
が増え気体の溶解量が増加する。
合手段の上部から下部に向かって流体を流すことによ
り、液体に溶解されていない気泡が浮力により、気液混
合手段の中に停滞するとともに、上部からの流れにより
気泡が微細化されるため、気体の液体に対する接触面積
が増え気体の溶解量が増加する。
【図1】本発明の一実施例における気泡水流発生装置の
微細気泡発生時の場合を示すシステム構成図
微細気泡発生時の場合を示すシステム構成図
【図2】同装置の大気泡発生時の場合のシステム構成図
【図3】同装置の第二実施例および第三実施例における
気泡水流発生装置の微細気泡発生時の場合を示すシステ
ム構成図
気泡水流発生装置の微細気泡発生時の場合を示すシステ
ム構成図
【図4】同装置の第二実施例および第三実施例における
大気泡発生時の場合のシステム構成図
大気泡発生時の場合のシステム構成図
【図5】従来の噴流浴装置のシステム構成図
【図6】同装置のシャトルバルブの断面図
【図7】同装置の気液混合器とレリーフバルブの断面図
【図8】同装置の大気泡発生ノズルの断面図
33 循環ポンプ 34 水槽(風呂) 35 微細気泡発生手段 36 大気泡発生手段 37 気泡噴出装置 38 往き管 39 切り替え手段(三方弁) 41 戻り管 42 エジェクタ 43 バイパス路 44 切換え手段(三方弁) 45 吸込管 47 空気制御手段(電磁弁) 49 空気導入手段 56 送り管 65 送りバイパス管 66 気液混合手段(気液混合タンク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 邦夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉田 恒弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 江村 雄一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 久保 和男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】水槽と、この水槽に設けられ微細気泡発生
手段および大気泡噴出手段からなる気泡噴出装置と、前
記水槽の水を循環する循環ポンプと、前記循環ポンプの
吐出側から前記大気泡噴出手段へ配管された往き管と、
前記循環ポンプの吐出側から前記微細気泡発生手段へ配
管された送り管と、前記往き管と前記送り管とを連通し
た送りバイパス管と、前記送りバイパス管に設けられた
気液混合手段と、前記循環ポンプの吐出水を前記往き管
と前記送りバイパス管にきりかえる切り替え手段と、前
記水槽と循環ポンプの吸引側を接続する戻り管と、前記
循環ポンプの往き管と戻り管のバイパス路に設けたエジ
ェクタと、前記循環ポンプの吸込側に設けられ前記循環
ポンプへの吸引方向を前記エジェクタ側および前記戻り
管側に切り替える切替え手段と、前記切替え手段の上流
側から前記エジェクタに配管された吸込管と、前記エジ
ェクタと大気とを空気制御手段を介して設けられた空気
導入手段とからなり、微細気泡発生時には前記送りバイ
パス管を介して前記送り管に流し、大気泡発生時には前
記往き管および前記送り管に流すようにした気泡水流発
生装置。 - 【請求項2】微細気泡発生動作から大気泡発生動作への
切り替え時に、送りバイパス管および送り管の気液が循
環ポンプに逆流することを防止した請求項1記載の気泡
水流発生装置。 - 【請求項3】気液混合手段を循環ポンプ吐出側近傍に配
設した請求項1または請求項2記載の気泡水流発生装
置。 - 【請求項4】気液混合手段の上部から下部に向かって流
体を流すようにした請求項1または請求項2または請求
項3記載の気泡水流発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04111194A JP3141513B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 気泡水流発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04111194A JP3141513B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 気泡水流発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05305114A true JPH05305114A (ja) | 1993-11-19 |
JP3141513B2 JP3141513B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=14554885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04111194A Expired - Fee Related JP3141513B2 (ja) | 1992-04-30 | 1992-04-30 | 気泡水流発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141513B2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-30 JP JP04111194A patent/JP3141513B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3141513B2 (ja) | 2001-03-05 |
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