JPH05304622A - ノイズ検出装置及びノイズリダクション装置 - Google Patents
ノイズ検出装置及びノイズリダクション装置Info
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- JPH05304622A JPH05304622A JP4106828A JP10682892A JPH05304622A JP H05304622 A JPH05304622 A JP H05304622A JP 4106828 A JP4106828 A JP 4106828A JP 10682892 A JP10682892 A JP 10682892A JP H05304622 A JPH05304622 A JP H05304622A
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- noise
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号に含まれるノイズ量を自動的に検出する
装置、及びこの検出装置の出力に基づいてノイズリダク
ション動作を制御し、S/N比の高い信号にノイズリダ
クションを行うことにより生じる弊害を抑制するノイズ
リダクション装置を提供する。 【構成】 信号を入力され、ノイズ信号が含まれている
か否か、又はノイズ信号がどの程度含まれているかを判
断するフィルタ1,2,3,4,…と、これらのフィル
タ1,2,3,4,…が判断した結果に基づいて、ノイ
ズ信号が含まれているか否か、又はどの程度含まれてい
るかを総合的に判断する演算装置12を備える。
装置、及びこの検出装置の出力に基づいてノイズリダク
ション動作を制御し、S/N比の高い信号にノイズリダ
クションを行うことにより生じる弊害を抑制するノイズ
リダクション装置を提供する。 【構成】 信号を入力され、ノイズ信号が含まれている
か否か、又はノイズ信号がどの程度含まれているかを判
断するフィルタ1,2,3,4,…と、これらのフィル
タ1,2,3,4,…が判断した結果に基づいて、ノイ
ズ信号が含まれているか否か、又はどの程度含まれてい
るかを総合的に判断する演算装置12を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号に含まれるノイズ
を検出する装置と、このノイズ検出装置を用いてノイズ
リダクションを行う装置に関する。
を検出する装置と、このノイズ検出装置を用いてノイズ
リダクションを行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ、VTR、オーディオ機器等が信
号処理を行う際に、特に信号の記録再生を行うときにノ
イズが発生し易い。従来は、本来の信号とノイズ信号と
を理論的に判別することは極めて困難であった。このた
め、ノイズ信号の有無あるいはノイズ信号の含まれる程
度を自動的に検出する装置は存在しなかった。そこで、
再生された音声あるいは画像等を人間の感覚で判断せざ
るを得なかった。
号処理を行う際に、特に信号の記録再生を行うときにノ
イズが発生し易い。従来は、本来の信号とノイズ信号と
を理論的に判別することは極めて困難であった。このた
め、ノイズ信号の有無あるいはノイズ信号の含まれる程
度を自動的に検出する装置は存在しなかった。そこで、
再生された音声あるいは画像等を人間の感覚で判断せざ
るを得なかった。
【0003】また、映像信号や音声信号等を処理する装
置には、ノイズリダクション装置が設けられている。V
TRに用いられている従来のノイズリダクション装置を
例にとり説明する。ノイズリダクション装置には、代表
的なものとしてノイズキャンセラ、非巡回型クシ型フィ
ルタ及び巡回型クシ型フィルタがあり、それぞれそのブ
ロック構成を図10〜図12に示す。
置には、ノイズリダクション装置が設けられている。V
TRに用いられている従来のノイズリダクション装置を
例にとり説明する。ノイズリダクション装置には、代表
的なものとしてノイズキャンセラ、非巡回型クシ型フィ
ルタ及び巡回型クシ型フィルタがあり、それぞれそのブ
ロック構成を図10〜図12に示す。
【0004】ノイズキャンセラは、図10に示されるよ
うな構成を有している。入力端子41から入力された信
号が、ハイパスフィルタ51、リミッタ52及びローパ
スフィルタ53を通過する。ハイパスフィルタ51とロ
ーパスフィルタ53とで決定される所定周波数帯域にお
いて、リミッタ52で決定される微小レベルの成分が抽
出される。この成分をノイズ信号とみなし、減算器44
において信号から差し引いて出力端子42より出力す
る。一般には、人間の眼にとり目障りな周波数帯域は1
MHz近辺であるとされ、この帯域における微小成分を
除去することが行われる。
うな構成を有している。入力端子41から入力された信
号が、ハイパスフィルタ51、リミッタ52及びローパ
スフィルタ53を通過する。ハイパスフィルタ51とロ
ーパスフィルタ53とで決定される所定周波数帯域にお
いて、リミッタ52で決定される微小レベルの成分が抽
出される。この成分をノイズ信号とみなし、減算器44
において信号から差し引いて出力端子42より出力す
る。一般には、人間の眼にとり目障りな周波数帯域は1
MHz近辺であるとされ、この帯域における微小成分を
除去することが行われる。
【0005】非巡回型クシ型フィルタは、相関性のある
二つの信号を用いてランダムに発生するノイズ信号を抑
制するもので、図11に示されるような構成を備えてい
る。VTR信号のように、1水平期間又は1フィールド
期間、あるいは1フレーム期間のいずれかの期間だけ相
関性のある信号を遅延装置61で遅延させ、この遅延さ
れた信号に入力端子41から入力された信号を加算器6
3で加算する。そして、加算器63から出力された信号
を増幅器65で1/2倍して本来の信号レベルに戻し、
出力端子42より出力する。このように、相関性のある
2つの信号を用いることで、相関性なくランダムに発生
するノイズのレベルを(1/2)0.5 にして抑制するこ
とができる。
二つの信号を用いてランダムに発生するノイズ信号を抑
制するもので、図11に示されるような構成を備えてい
る。VTR信号のように、1水平期間又は1フィールド
期間、あるいは1フレーム期間のいずれかの期間だけ相
関性のある信号を遅延装置61で遅延させ、この遅延さ
れた信号に入力端子41から入力された信号を加算器6
3で加算する。そして、加算器63から出力された信号
を増幅器65で1/2倍して本来の信号レベルに戻し、
出力端子42より出力する。このように、相関性のある
2つの信号を用いることで、相関性なくランダムに発生
するノイズのレベルを(1/2)0.5 にして抑制するこ
とができる。
【0006】巡回型クシ型フィルタも、相関性のある2
つの信号を用いてノイズ信号の影響を抑制するものであ
る。入力端子41より入力された信号が増幅器71によ
り1−k(0<k<1)倍される。また、遅延回路74
で上述したいずれかの期間だけ遅延された他の信号が、
増幅器75によりk倍される。この増幅器75から出力
された信号と、増幅器71より出力された信号とが加算
器72で加算され、出力端子42より出力される。
つの信号を用いてノイズ信号の影響を抑制するものであ
る。入力端子41より入力された信号が増幅器71によ
り1−k(0<k<1)倍される。また、遅延回路74
で上述したいずれかの期間だけ遅延された他の信号が、
増幅器75によりk倍される。この増幅器75から出力
された信号と、増幅器71より出力された信号とが加算
器72で加算され、出力端子42より出力される。
【0007】しかし、いずれのノイズリダクション装置
を用いた場合にも、再生画像の画質が劣化するという問
題があった。例えば、ノイズキャンセラ装置において、
ハイパスフィルタ51、リミッタ52及びローパスフィ
ルタ53により抽出された所定周波数帯域内の微小成分
には、ノイズ信号のみならず本来の信号成分も含まれて
いる。このため、ノイズ信号と共に本来の信号成分も信
号から差し引くことになり、解像度の低下を招く。
を用いた場合にも、再生画像の画質が劣化するという問
題があった。例えば、ノイズキャンセラ装置において、
ハイパスフィルタ51、リミッタ52及びローパスフィ
ルタ53により抽出された所定周波数帯域内の微小成分
には、ノイズ信号のみならず本来の信号成分も含まれて
いる。このため、ノイズ信号と共に本来の信号成分も信
号から差し引くことになり、解像度の低下を招く。
【0008】また、非巡回型フィルタあるいは巡回型フ
ィルタを用いた場合には、相関性のない2つの信号に対
しても同様に動作する。このため、画面垂直方向にダレ
や残像が発生する。
ィルタを用いた場合には、相関性のない2つの信号に対
しても同様に動作する。このため、画面垂直方向にダレ
や残像が発生する。
【0009】S/N比の低い信号に対しては、これらの
フィルタを用いることはS/N比を改善する上で有効で
ある。しかし、従来は上述したように信号に含まれるノ
イズ信号の有無、あるいはその含まれる程度を自動的に
検出する装置がなかった。このため、S/N比が高く、
ノイズリダクションをあまり必要としないような信号に
対してもノイズリダクションを行い、解像度の低下とい
った弊害を招いていた。
フィルタを用いることはS/N比を改善する上で有効で
ある。しかし、従来は上述したように信号に含まれるノ
イズ信号の有無、あるいはその含まれる程度を自動的に
検出する装置がなかった。このため、S/N比が高く、
ノイズリダクションをあまり必要としないような信号に
対してもノイズリダクションを行い、解像度の低下とい
った弊害を招いていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は信
号に含まれるノイズ信号の有無や、ノイズ信号が含まれ
る程度を自動的に検出する装置がなく、人間の眼や耳に
より判断せざるを得なかった。
号に含まれるノイズ信号の有無や、ノイズ信号が含まれ
る程度を自動的に検出する装置がなく、人間の眼や耳に
より判断せざるを得なかった。
【0011】また、従来のノイズリダクション装置で
は、ノイズ信号の有無や含まれる程度を自動的に検出す
る装置がなかったため、S/N比にかかわらず全ての信
号にノイズリダクションを行い、画質や音質の低下とい
った弊害をもたらしていた。
は、ノイズ信号の有無や含まれる程度を自動的に検出す
る装置がなかったため、S/N比にかかわらず全ての信
号にノイズリダクションを行い、画質や音質の低下とい
った弊害をもたらしていた。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ノイズ信号の有無や含まれる程度を自動的に検出す
ることができるノイズ検出装置、及びそのノイズ検出装
置を用いたノイズリダクション装置を提供することを目
的とする。
で、ノイズ信号の有無や含まれる程度を自動的に検出す
ることができるノイズ検出装置、及びそのノイズ検出装
置を用いたノイズリダクション装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のノイズ検出装置
は、信号を入力され、前記信号にノイズ信号が含まれて
いるか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度
含まれているかを判断する少なくとも二つのフィルタ
と、前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、
前記信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は
前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを
総合的に判断し、この判断した結果を出力する演算装置
とを備えたことを特徴としている。
は、信号を入力され、前記信号にノイズ信号が含まれて
いるか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度
含まれているかを判断する少なくとも二つのフィルタ
と、前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、
前記信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は
前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを
総合的に判断し、この判断した結果を出力する演算装置
とを備えたことを特徴としている。
【0014】ここで、前記フィルタの少なくとも一つ
は、所定帯域内であって所定レベル以下の成分を前記ノ
イズ信号とみなして判断するものであってもよい。
は、所定帯域内であって所定レベル以下の成分を前記ノ
イズ信号とみなして判断するものであってもよい。
【0015】前記フィルタの少なくとも一つは、前記信
号と相関性のある他の信号を遅延させ、この遅延させた
他の信号と前記信号との間で相関性のない成分を前記ノ
イズ信号とみなして判断するものであってもよく、ある
いはこの相関性のない成分のうち所定レベル以下のもの
を前記ノイズ信号とみなして判断するものであってもよ
い。
号と相関性のある他の信号を遅延させ、この遅延させた
他の信号と前記信号との間で相関性のない成分を前記ノ
イズ信号とみなして判断するものであってもよく、ある
いはこの相関性のない成分のうち所定レベル以下のもの
を前記ノイズ信号とみなして判断するものであってもよ
い。
【0016】また、前記信号が映像信号であるときは、
この映像信号が示す画面の明度が所定レベル以下である
か否かを判断するフィルタをさらに含んでもよい。
この映像信号が示す画面の明度が所定レベル以下である
か否かを判断するフィルタをさらに含んでもよい。
【0017】演算装置は論理回路であったり、ニューラ
ルネットワークシステムであってもよい。
ルネットワークシステムであってもよい。
【0018】また、本発明のノイズリダクション装置
は、信号を入力され、前記信号の所定周波数帯域内であ
って所定レベル以下の成分を差し引いたものを出力する
ノイズキャンセラ装置と、上述したような構成を有する
ノイズ検出装置と、このノイズ検出装置が有する演算装
置が判断した結果に基づいて、前記ノイズキャンセラ装
置の特性を制御する制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
は、信号を入力され、前記信号の所定周波数帯域内であ
って所定レベル以下の成分を差し引いたものを出力する
ノイズキャンセラ装置と、上述したような構成を有する
ノイズ検出装置と、このノイズ検出装置が有する演算装
置が判断した結果に基づいて、前記ノイズキャンセラ装
置の特性を制御する制御手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0019】ここで制御手段の代わりに、前記演算装置
が前記信号に前記ノイズ信号が含まれていると判断した
場合、又は前記信号に前記ノイズ信号が所定レベルより
も多く含まれていると判断した場合に前記ノイズキャン
セラ装置を動作させ、前記信号に前記ノイズ信号が含ま
れていないと判断した場合、又は前記信号に前記ノイズ
信号が所定レベルよりも多く含まれていないと判断した
場合に前記ノイズキャンセラ装置を動作させないスイッ
チング手段を備えてもよい。
が前記信号に前記ノイズ信号が含まれていると判断した
場合、又は前記信号に前記ノイズ信号が所定レベルより
も多く含まれていると判断した場合に前記ノイズキャン
セラ装置を動作させ、前記信号に前記ノイズ信号が含ま
れていないと判断した場合、又は前記信号に前記ノイズ
信号が所定レベルよりも多く含まれていないと判断した
場合に前記ノイズキャンセラ装置を動作させないスイッ
チング手段を備えてもよい。
【0020】ノイズキャンセラ装置に代わりに、クシ型
フィルタを備えてもよい。
フィルタを備えてもよい。
【0021】
【作用】少なくとも二つのフィルタが、入力された信号
にノイズ信号が含まれているか否か、又はノイズ信号が
どの程度含まれているかを判断し、それぞれの判断結果
に基づいて演算装置が総合的に判断する。これにより、
ノイズ信号の検出を的確かつ自動的に行うことができ
る。
にノイズ信号が含まれているか否か、又はノイズ信号が
どの程度含まれているかを判断し、それぞれの判断結果
に基づいて演算装置が総合的に判断する。これにより、
ノイズ信号の検出を的確かつ自動的に行うことができ
る。
【0022】フィルタがノイズ信号の検出を行う際に、
信号に含まれるどのような成分をノイズ信号とみなすか
によって、判断の基準が異なってくる。よって、要求に
応じて、例えば所定周波数帯域内であって所定レベル以
下の成分、あるいは相関性のある他の信号を用いて、こ
の信号との間で相関性のない成分をノイズ信号とみなす
こともできる。
信号に含まれるどのような成分をノイズ信号とみなすか
によって、判断の基準が異なってくる。よって、要求に
応じて、例えば所定周波数帯域内であって所定レベル以
下の成分、あるいは相関性のある他の信号を用いて、こ
の信号との間で相関性のない成分をノイズ信号とみなす
こともできる。
【0023】信号が映像信号である場合、画面の明度を
所定レベルと比較するフィルタをさらに備える場合に
は、ノイズ信号が目立つ状況にあるか否かを判断するこ
とができる。
所定レベルと比較するフィルタをさらに備える場合に
は、ノイズ信号が目立つ状況にあるか否かを判断するこ
とができる。
【0024】フィルタの数が少ない場合には、演算装置
として論理回路を用いることで回路規模を縮小すること
ができ、逆にフィルタの数が多い場合はニューラルネッ
トワークシステムを用いた方が規模を小さくすることが
できる。
として論理回路を用いることで回路規模を縮小すること
ができ、逆にフィルタの数が多い場合はニューラルネッ
トワークシステムを用いた方が規模を小さくすることが
できる。
【0025】ノイズ検出装置の判断結果に基づき、制御
手段を用いてノイズキャンセラ装置の特性を制御するこ
とにより、ノイズ信号の有無、あるいはノイズ信号の含
まれる程度に応じて適切なノイズキャンセラ動作を行う
ことができる。
手段を用いてノイズキャンセラ装置の特性を制御するこ
とにより、ノイズ信号の有無、あるいはノイズ信号の含
まれる程度に応じて適切なノイズキャンセラ動作を行う
ことができる。
【0026】ノイズ検出装置によってノイズ信号が存在
しない、あるいはノイズ信号が多く含まれていないと判
断された場合、ノイズキャンセラ装置を動作させないこ
とで、ノイズキャンセラによってもたらされる弊害が抑
制される。
しない、あるいはノイズ信号が多く含まれていないと判
断された場合、ノイズキャンセラ装置を動作させないこ
とで、ノイズキャンセラによってもたらされる弊害が抑
制される。
【0027】ノイズキャンセラ装置の代わりにクシ型フ
ィルタを用いた場合にも、同様である。
ィルタを用いた場合にも、同様である。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1に、本発明の第1の実施例によるノ
イズ検出装置のブロック構成を示す。入力端子11から
入力された信号が、各種フィルタ1、フィルタ2、フィ
ルタ3、…に入力される。フィルタ1、フィルタ2、フ
ィルタ3、…は、後述するように信号に含まれるノイズ
信号の有無の判断、あるいはノイズ信号が人間の眼にと
って目立つ状況にあるいか否かを判断する基準がそれぞ
れに異なっている。よって、各々のフィルタ1、フィル
タ2、フィルタ3、…からは、それぞれに予め設定され
た基準に基づいて判断した結果が出力される。この各フ
ィルタの判断結果が演算装置13に入力される。演算装
置13はこれらの複数の判断結果を与えられて、ノイズ
信号の有無あるいはその程度を総合的に判断し、最終的
な判断結果を出力端子12より出力する。
して説明する。図1に、本発明の第1の実施例によるノ
イズ検出装置のブロック構成を示す。入力端子11から
入力された信号が、各種フィルタ1、フィルタ2、フィ
ルタ3、…に入力される。フィルタ1、フィルタ2、フ
ィルタ3、…は、後述するように信号に含まれるノイズ
信号の有無の判断、あるいはノイズ信号が人間の眼にと
って目立つ状況にあるいか否かを判断する基準がそれぞ
れに異なっている。よって、各々のフィルタ1、フィル
タ2、フィルタ3、…からは、それぞれに予め設定され
た基準に基づいて判断した結果が出力される。この各フ
ィルタの判断結果が演算装置13に入力される。演算装
置13はこれらの複数の判断結果を与えられて、ノイズ
信号の有無あるいはその程度を総合的に判断し、最終的
な判断結果を出力端子12より出力する。
【0029】このように第1の実施例によれば、各種フ
ィルタにおいてそれぞれの判断基準に基づいてノイズ信
号の存在の有無、あるいはノイズ信号が目立つ状況か否
かが判断され、これらの判断結果に基づいて演算装置1
3において総合的に判断される。よって、ノイズの有無
あるいはノイズが含まれている程度を自動的かつ的確に
判断することができる。
ィルタにおいてそれぞれの判断基準に基づいてノイズ信
号の存在の有無、あるいはノイズ信号が目立つ状況か否
かが判断され、これらの判断結果に基づいて演算装置1
3において総合的に判断される。よって、ノイズの有無
あるいはノイズが含まれている程度を自動的かつ的確に
判断することができる。
【0030】図2に、第1の実施例をより具体化した第
2の実施例の構成を示す。フィルタ1は、画面の明るさ
に基づき、ノイズが目立ち易い状況にあるか否かを判断
するものである。これは、ノイズレベルが同程度であっ
ても、画面が暗くなるにつれて人間の眼には目立つよう
になるという事実に基づいている。コンパレータ111
において、入力端子11より入力された信号のレベルと
基準電圧源112より与えられる基準電圧VA とが比較
される。信号のレベルが基準電圧VA 以下であると、ノ
イズ信号が目立ちやすい状況にあるとして、論理「1」
レベルの信号がノード21に出力される。他の場合に
は、論理「0」レベルの信号が出力される。
2の実施例の構成を示す。フィルタ1は、画面の明るさ
に基づき、ノイズが目立ち易い状況にあるか否かを判断
するものである。これは、ノイズレベルが同程度であっ
ても、画面が暗くなるにつれて人間の眼には目立つよう
になるという事実に基づいている。コンパレータ111
において、入力端子11より入力された信号のレベルと
基準電圧源112より与えられる基準電圧VA とが比較
される。信号のレベルが基準電圧VA 以下であると、ノ
イズ信号が目立ちやすい状況にあるとして、論理「1」
レベルの信号がノード21に出力される。他の場合に
は、論理「0」レベルの信号が出力される。
【0031】フィルタ2は、ノイズ信号が目立つ1MH
z付近の周波数帯域における微小な信号をノイズ信号と
みなし、このノイズ信号の含まれる程度が所定レベル以
上であるか否かを判断する。ハイパスフィルタ121、
ローパスフィルタ122、リミッタ123、積分器12
4、及びコンパレータ125が直列に接続されている。
ハイパスフィルタ121及びローパスフィルタ123
と、リミッタ122とにより、所定周波数帯域に含まれ
る微小な信号成分が抽出される。これをノイズ信号とみ
なし、積分器124で所定時間積分する。積分された値
を、コンパレータ125で基準電圧源126より与えら
れた基準値と比較し、比較結果をノード22に出力す
る。ここでは、積分値が基準値以上であるとき、即ちノ
イズ信号が所定レベル以上に含まれていると判断した場
合に、論理「1」レベルの信号を出力している。
z付近の周波数帯域における微小な信号をノイズ信号と
みなし、このノイズ信号の含まれる程度が所定レベル以
上であるか否かを判断する。ハイパスフィルタ121、
ローパスフィルタ122、リミッタ123、積分器12
4、及びコンパレータ125が直列に接続されている。
ハイパスフィルタ121及びローパスフィルタ123
と、リミッタ122とにより、所定周波数帯域に含まれ
る微小な信号成分が抽出される。これをノイズ信号とみ
なし、積分器124で所定時間積分する。積分された値
を、コンパレータ125で基準電圧源126より与えら
れた基準値と比較し、比較結果をノード22に出力す
る。ここでは、積分値が基準値以上であるとき、即ちノ
イズ信号が所定レベル以上に含まれていると判断した場
合に、論理「1」レベルの信号を出力している。
【0032】フィルタ3は、相関性のある2つの信号を
比較してノイズ信号の有無を判断している。相関性のあ
る信号の一方を遅延装置131で遅延させる。この遅延
時間は、1水平期間、1フィールド期間または1フレー
ム期間のいずれかの期間に対応している。この遅延され
た一方の信号を、他方の遅延されていない信号から減算
器132において差し引くことで、相関性のない信号が
リミッタ133に出力される。この信号には本来の信号
成分も含まれているが、このような成分はレベルが所定
レベル以上である場合が多い。そこで、リミッタ133
を通過した微小な成分をノイズ信号とみなし、積分器1
34に出力する。積分器134において、入力された信
号成分が所定時間積分され、コンパレータ135に出力
される。コンパレータ135は、出力された積分値と基
準電圧源136により与えられる基準値とを比較し、そ
の結果をノード23に出力する。このフィルタ3におい
ても、フィルタ2と同様に積分値が基準値以上であると
きに論理「1」レベルを出力している。
比較してノイズ信号の有無を判断している。相関性のあ
る信号の一方を遅延装置131で遅延させる。この遅延
時間は、1水平期間、1フィールド期間または1フレー
ム期間のいずれかの期間に対応している。この遅延され
た一方の信号を、他方の遅延されていない信号から減算
器132において差し引くことで、相関性のない信号が
リミッタ133に出力される。この信号には本来の信号
成分も含まれているが、このような成分はレベルが所定
レベル以上である場合が多い。そこで、リミッタ133
を通過した微小な成分をノイズ信号とみなし、積分器1
34に出力する。積分器134において、入力された信
号成分が所定時間積分され、コンパレータ135に出力
される。コンパレータ135は、出力された積分値と基
準電圧源136により与えられる基準値とを比較し、そ
の結果をノード23に出力する。このフィルタ3におい
ても、フィルタ2と同様に積分値が基準値以上であると
きに論理「1」レベルを出力している。
【0033】フィルタ1〜3からの出力は、演算装置1
3aに入力される。この演算装置13aはインバータ3
1、AND回路32、OR回路33を有している。AN
D回路32の3つの入力端子には、ノード22と、ノー
ド23と、インバータ31を介してノード21がそれぞ
れ接続されている。OR回路33の2つの入力端子に
は、ノード21と、AND回路32の出力端子がそれぞ
れ接続されている。OR回路33の出力端子は、出力端
子12に接続されている。
3aに入力される。この演算装置13aはインバータ3
1、AND回路32、OR回路33を有している。AN
D回路32の3つの入力端子には、ノード22と、ノー
ド23と、インバータ31を介してノード21がそれぞ
れ接続されている。OR回路33の2つの入力端子に
は、ノード21と、AND回路32の出力端子がそれぞ
れ接続されている。OR回路33の出力端子は、出力端
子12に接続されている。
【0034】この演算装置13aの入出力信号のレベル
の関係を、以下の表1に示す。
の関係を、以下の表1に示す。
【0035】
【表1】 この入出力レベルの関係は、次のようである。フィルタ
1より論理「1」レベルの信号が出力されたときは、画
面が所定レベルよりも暗く、ノイズ信号が目立つ状況に
ある。よって、フィルタ2とフィルタ3のうち、少なく
ともいずれか一方がノイズ信号が存在すると判断し論理
「1」レベルの信号を出力したときは、論理「1」レベ
ルの信号を出力する。フィルタ1から論理「0」レベル
の信号が出力されたときは、ノイズ信号は目立たない状
況にある。よって、フィルタ2及び3が共に論理「1」
レベルの信号を出力したときにのみ、論理「1」レベル
の信号を出力する。
1より論理「1」レベルの信号が出力されたときは、画
面が所定レベルよりも暗く、ノイズ信号が目立つ状況に
ある。よって、フィルタ2とフィルタ3のうち、少なく
ともいずれか一方がノイズ信号が存在すると判断し論理
「1」レベルの信号を出力したときは、論理「1」レベ
ルの信号を出力する。フィルタ1から論理「0」レベル
の信号が出力されたときは、ノイズ信号は目立たない状
況にある。よって、フィルタ2及び3が共に論理「1」
レベルの信号を出力したときにのみ、論理「1」レベル
の信号を出力する。
【0036】このように第2の実施例によれば、フィル
タ1によってノイズ信号が目立つ状況か否かをフィルタ
1で判断し、フィルタ2により所定周波数帯域に微小な
成分が所定レベル以上含まれているかでノイズ信号の有
無を判断し、フィルタ3により相関性のある2つの信号
を用いてランダムなノイズ信号が所定レベル以上存在す
るか否かを判断する。そして演算装置13aにより、フ
ィルタ1〜3のそれぞれの判断結果に基づいて、総合的
にノイズ信号の有無を判断する。このように、異なる判
断基準を持つ複数のフィルタの判断結果を用いて総合的
に判断することで、ノイズ信号の有無を的確かつ自動的
に判断することができる。
タ1によってノイズ信号が目立つ状況か否かをフィルタ
1で判断し、フィルタ2により所定周波数帯域に微小な
成分が所定レベル以上含まれているかでノイズ信号の有
無を判断し、フィルタ3により相関性のある2つの信号
を用いてランダムなノイズ信号が所定レベル以上存在す
るか否かを判断する。そして演算装置13aにより、フ
ィルタ1〜3のそれぞれの判断結果に基づいて、総合的
にノイズ信号の有無を判断する。このように、異なる判
断基準を持つ複数のフィルタの判断結果を用いて総合的
に判断することで、ノイズ信号の有無を的確かつ自動的
に判断することができる。
【0037】次に、本発明の第3の実施例について図3
を用いて説明する。この実施例は、第2の実施例とフィ
ルタ1〜3は同一であるが、演算装置13bの構成が異
なっている。第2の実施例では、演算装置13bは論理
回路で構成されている。これに対し、第3の実施例にお
ける演算装置13bは3層のニューラルネットワークシ
ステムで構成されている。
を用いて説明する。この実施例は、第2の実施例とフィ
ルタ1〜3は同一であるが、演算装置13bの構成が異
なっている。第2の実施例では、演算装置13bは論理
回路で構成されている。これに対し、第3の実施例にお
ける演算装置13bは3層のニューラルネットワークシ
ステムで構成されている。
【0038】ニューラルネットワークシステムは近年実
用化されてきたもので、脳の神経細胞の働きを、多数の
単純な演算素子を用いて疑似的に実現したものである。
そして、ニューラルネットに入力信号を与え、この入力
信号に対して望ましい出力信号が得られるように学習さ
せていく。このような、望ましい出力信号、あるいは望
ましい出力信号に近付いた結果が得られるまで繰り返し
入出力信号を印加させ、重み係数群を決定していく。こ
のようなアルゴリズムとしては、バックプロパゲーショ
ンが最も一般的である。
用化されてきたもので、脳の神経細胞の働きを、多数の
単純な演算素子を用いて疑似的に実現したものである。
そして、ニューラルネットに入力信号を与え、この入力
信号に対して望ましい出力信号が得られるように学習さ
せていく。このような、望ましい出力信号、あるいは望
ましい出力信号に近付いた結果が得られるまで繰り返し
入出力信号を印加させ、重み係数群を決定していく。こ
のようなアルゴリズムとしては、バックプロパゲーショ
ンが最も一般的である。
【0039】この演算装置13bは、ニューロン201
〜207と、各々のニューロン201〜207を接続す
る信号線の間に設けられたシナプス211〜222とを
備えている。ニューロン201〜203は入力層、ニュ
ーロン204〜206は中間層、ニューロン207は出
力層を構成する。ニューロン201〜207は、それぞ
れ入力されたデータを全て加算し、この加算した値が閾
値を越えたときに例えば論理「1」を出力する演算子で
ある。シナプス211〜222は、各ニューロン201
〜207間を結合する強さを変えるもので、信号線に流
れるデータに重み係数を乗算する。この各々のシナプス
211〜222の重み係数が最適なものとなるように、
バックプロパゲーション学習を行う。具体的には、映像
信号を本実施例の入力端子11に入力する。フィルタ1
が、この信号はノイズ信号が目立つ状況にあるか否かを
判断し、フィルタ2及び3はノイズ信号が所定レベル以
上含まれているか否かを判断する。フィルタ1〜3のそ
れぞれの判断結果が演算装置13bに入力され、出力結
果が出力端子12より出力される。この出力結果が、望
ましい値に近付くようにバックプロパゲーションが行わ
れて各々のシナプス211〜222の重み係数が変化し
ていき、最終的に決定される。
〜207と、各々のニューロン201〜207を接続す
る信号線の間に設けられたシナプス211〜222とを
備えている。ニューロン201〜203は入力層、ニュ
ーロン204〜206は中間層、ニューロン207は出
力層を構成する。ニューロン201〜207は、それぞ
れ入力されたデータを全て加算し、この加算した値が閾
値を越えたときに例えば論理「1」を出力する演算子で
ある。シナプス211〜222は、各ニューロン201
〜207間を結合する強さを変えるもので、信号線に流
れるデータに重み係数を乗算する。この各々のシナプス
211〜222の重み係数が最適なものとなるように、
バックプロパゲーション学習を行う。具体的には、映像
信号を本実施例の入力端子11に入力する。フィルタ1
が、この信号はノイズ信号が目立つ状況にあるか否かを
判断し、フィルタ2及び3はノイズ信号が所定レベル以
上含まれているか否かを判断する。フィルタ1〜3のそ
れぞれの判断結果が演算装置13bに入力され、出力結
果が出力端子12より出力される。この出力結果が、望
ましい値に近付くようにバックプロパゲーションが行わ
れて各々のシナプス211〜222の重み係数が変化し
ていき、最終的に決定される。
【0040】ニューラルネットワークシステムは、多く
のデータを同時に処理し総合的な判断を下す場合には有
効である。よって、フィルタの数が多い場合には、第1
の実施例のような論理回路で構成された演算装置13a
よりも、第2の実施例におけるニューラルネットワーク
システムを用いた演算装置13bの方が好適である。例
えば、コンパレータ111の基準電位が異なるフィルタ
1を複数個備えることも有効である。同様に、ハイパス
フィルタ121及びローパスフィルタ123で決定され
る周波数帯域、積分器124の積分時間やコンパレータ
125の基準電位、あるいはリミッタ124の基準電位
が異なるフィルタ2を複数個備え、ノイズレベルの判断
基準を複数設けて演算装置に複数の入力信号を与えるこ
ともできる。
のデータを同時に処理し総合的な判断を下す場合には有
効である。よって、フィルタの数が多い場合には、第1
の実施例のような論理回路で構成された演算装置13a
よりも、第2の実施例におけるニューラルネットワーク
システムを用いた演算装置13bの方が好適である。例
えば、コンパレータ111の基準電位が異なるフィルタ
1を複数個備えることも有効である。同様に、ハイパス
フィルタ121及びローパスフィルタ123で決定され
る周波数帯域、積分器124の積分時間やコンパレータ
125の基準電位、あるいはリミッタ124の基準電位
が異なるフィルタ2を複数個備え、ノイズレベルの判断
基準を複数設けて演算装置に複数の入力信号を与えるこ
ともできる。
【0041】さらに、ニューロネットワークシステムを
用いた場合には、未知の入力信号が与えられた場合に
も、望ましい出力信号が得られるという利点がある。バ
ックプロパゲーション学習を行う過程で、複数の入出力
信号を与えられて重み係数が決定されていく。この学習
後に未知の信号が入力された場合にも、学習効果により
望ましい信号が出力される。
用いた場合には、未知の入力信号が与えられた場合に
も、望ましい出力信号が得られるという利点がある。バ
ックプロパゲーション学習を行う過程で、複数の入出力
信号を与えられて重み係数が決定されていく。この学習
後に未知の信号が入力された場合にも、学習効果により
望ましい信号が出力される。
【0042】ここで、第2の実施例ではバックプロパゲ
ーション型のニューラルネットワークシステムで構成さ
れた演算装置13bを用いているが、他のシステムを用
いてもよい。例えば、ホップフィールドネットワークシ
ステムや、ベクトル量子化法により学習するシステム、
ボルツマンマシン型のシステム、RCEネットワークシ
ステム、ネオコグニトロン型のシステム等を用いても同
様な効果が得られる。
ーション型のニューラルネットワークシステムで構成さ
れた演算装置13bを用いているが、他のシステムを用
いてもよい。例えば、ホップフィールドネットワークシ
ステムや、ベクトル量子化法により学習するシステム、
ボルツマンマシン型のシステム、RCEネットワークシ
ステム、ネオコグニトロン型のシステム等を用いても同
様な効果が得られる。
【0043】さらに、演算装置としては第1、第2の実
施例に示されたものに限らず、複数のフィルタから出力
されたデータを用いて、総合的にノイズ信号の有無の判
断を下すことができるものであればよい。例えば、所望
の入出力関係が得られるように、設計者がプログラムす
ることができるマイクロコンピュータ等を用いてもよ
い。
施例に示されたものに限らず、複数のフィルタから出力
されたデータを用いて、総合的にノイズ信号の有無の判
断を下すことができるものであればよい。例えば、所望
の入出力関係が得られるように、設計者がプログラムす
ることができるマイクロコンピュータ等を用いてもよ
い。
【0044】また、第2及び第3の実施例における演算
装置13a,13bに入出力される信号は、ディジタル
信号の形態を採っている。しかし、アナログ信号が入出
力されるものであってもよく、この場合にはノイズ信号
の有無でなくノイズ信号の程度が無段階に表示されるこ
とになる。
装置13a,13bに入出力される信号は、ディジタル
信号の形態を採っている。しかし、アナログ信号が入出
力されるものであってもよく、この場合にはノイズ信号
の有無でなくノイズ信号の程度が無段階に表示されるこ
とになる。
【0045】次に、本発明の第4の実施例によるノイズ
リダクション装置について述べる。図15に、この実施
例のブロック構成を示す。入力端子41と出力端子42
との間に、図10〜図12に示されたようなノイズリダ
クション装置95と、このノイズリダクション装置95
の動作を制御する制御手段96が設けられている。さら
に、入力端が入力端子41に入力端が接続され、出力端
が制御手段96に接続されたノイズ検出装置43が設け
られている。ノイズ検出装置43は、第1〜第3の実施
例によるノイズ検出装置43を用いることが可能であ
る。このノイズ検出装置43が検出したノイズ信号の有
無、あるいはノイズ信号の程度を判断した結果に基づ
き、制御手段96がノイズリダクション装置95の動作
を制御する。
リダクション装置について述べる。図15に、この実施
例のブロック構成を示す。入力端子41と出力端子42
との間に、図10〜図12に示されたようなノイズリダ
クション装置95と、このノイズリダクション装置95
の動作を制御する制御手段96が設けられている。さら
に、入力端が入力端子41に入力端が接続され、出力端
が制御手段96に接続されたノイズ検出装置43が設け
られている。ノイズ検出装置43は、第1〜第3の実施
例によるノイズ検出装置43を用いることが可能であ
る。このノイズ検出装置43が検出したノイズ信号の有
無、あるいはノイズ信号の程度を判断した結果に基づ
き、制御手段96がノイズリダクション装置95の動作
を制御する。
【0046】上述したように、従来のノイズリダクショ
ン装置95は入力信号のS/N比に拘らず、全ての信号
に対してノイズリダクションを行っていた。これによ
り、信号のS/N比が高い場合には画質の低下といった
弊害を招いていた。そこで、この第4の実施例のノイズ
リダクション装置は、入力信号に含まれるノイズ信号の
有無、又はノイズ信号が含まれる程度をノイズ検出装置
43で検出し、その結果に応じてノイズリダクション装
置95の動作、非動作を切り替えたり、あるいはノイズ
リダクション効果の強弱を変える。これにより、入力信
号のS/N比が高いときは、ノイズリダクション装置9
5を動作させずに入力信号をそのまま出力したり、ある
いはノイズリダクション効果を弱めて、信号が劣化する
弊害を最小限に抑制することができる。
ン装置95は入力信号のS/N比に拘らず、全ての信号
に対してノイズリダクションを行っていた。これによ
り、信号のS/N比が高い場合には画質の低下といった
弊害を招いていた。そこで、この第4の実施例のノイズ
リダクション装置は、入力信号に含まれるノイズ信号の
有無、又はノイズ信号が含まれる程度をノイズ検出装置
43で検出し、その結果に応じてノイズリダクション装
置95の動作、非動作を切り替えたり、あるいはノイズ
リダクション効果の強弱を変える。これにより、入力信
号のS/N比が高いときは、ノイズリダクション装置9
5を動作させずに入力信号をそのまま出力したり、ある
いはノイズリダクション効果を弱めて、信号が劣化する
弊害を最小限に抑制することができる。
【0047】以下に、第4の実施例によるノイズリダク
ション装置をより具体化したものを示す。図4に、本発
明の第5の実施例による装置のブロック構成を示す。こ
の第5の実施例は、図10に示されたハイパスフィルタ
51,リミッタ52,ローパスフィルタ53、減算器4
4の他に、第4の実施例におけるノイズ検出装置43
と、ゲインコントロールアンプ(以下、GCAという)
54をさらに備えている。ローパスフィルタ53の後段
にGCA54が接続され、その出力端が減算器44の負
側の入力端子に接続されている。このGCA54の制御
端子に、ノイズ検出装置43の出力端が接続されてい
る。
ション装置をより具体化したものを示す。図4に、本発
明の第5の実施例による装置のブロック構成を示す。こ
の第5の実施例は、図10に示されたハイパスフィルタ
51,リミッタ52,ローパスフィルタ53、減算器4
4の他に、第4の実施例におけるノイズ検出装置43
と、ゲインコントロールアンプ(以下、GCAという)
54をさらに備えている。ローパスフィルタ53の後段
にGCA54が接続され、その出力端が減算器44の負
側の入力端子に接続されている。このGCA54の制御
端子に、ノイズ検出装置43の出力端が接続されてい
る。
【0048】入力端子41より信号が入力され、ハイパ
スフィルタ51,リミッタ52、及びローパスフィルタ
53を順に通過すると、信号波形は順次変化していく。
図14において、画面90の中央部に白くて明度の高い
部分92があり、その周辺に黒く明度の低い部分91が
あるとする。このような画面90を構成する信号のう
ち、図示された信号93は図13(a)のような波形を
有している。ここで、期間P1及びP3における信号は
同期信号であり、画面を構成する映像信号は期間P2に
現れる。
スフィルタ51,リミッタ52、及びローパスフィルタ
53を順に通過すると、信号波形は順次変化していく。
図14において、画面90の中央部に白くて明度の高い
部分92があり、その周辺に黒く明度の低い部分91が
あるとする。このような画面90を構成する信号のう
ち、図示された信号93は図13(a)のような波形を
有している。ここで、期間P1及びP3における信号は
同期信号であり、画面を構成する映像信号は期間P2に
現れる。
【0049】入力端子41に入力された段階では、図1
3(a)のように高周波及び低周波のノイズ成分が含ま
れている。ハイパスフィルタ51を通過すると、図3
(b)に示されたように低周波成分が除去される。さら
にリミッタ52を通過すると、図3(c)のように所定
レベル以上の成分が除去され、ローパスフィルタ53通
過後は図3(d)のように低周波成分が除去される。こ
のローパスフィルタ53を通過した信号は、多くは画面
上目立つノイズ信号で構成されているが、本来の信号も
ある程度含まれる。
3(a)のように高周波及び低周波のノイズ成分が含ま
れている。ハイパスフィルタ51を通過すると、図3
(b)に示されたように低周波成分が除去される。さら
にリミッタ52を通過すると、図3(c)のように所定
レベル以上の成分が除去され、ローパスフィルタ53通
過後は図3(d)のように低周波成分が除去される。こ
のローパスフィルタ53を通過した信号は、多くは画面
上目立つノイズ信号で構成されているが、本来の信号も
ある程度含まれる。
【0050】そこで、ノイズ検出装置43を用いてノイ
ズの有無、あるいはノイズの含まれる程度を判断し、こ
の判断結果に応じてGCA54のゲインAを変える。信
号のS/N比が低くノイズ量が多い場合には、ゲインA
を1に近い大きな値とする。これにより、減算器44に
おいて、ローパスフィルタ53から出力された信号にゲ
インAが乗算され、入力信号から差し引かれ、より強い
ノイズリダクション効果が得られる。信号のS/N比が
高い場合にはゲインAを小さく設定し、入力信号からロ
ーパスフィルタ53から出力された信号をあまり差し引
かないようにする。
ズの有無、あるいはノイズの含まれる程度を判断し、こ
の判断結果に応じてGCA54のゲインAを変える。信
号のS/N比が低くノイズ量が多い場合には、ゲインA
を1に近い大きな値とする。これにより、減算器44に
おいて、ローパスフィルタ53から出力された信号にゲ
インAが乗算され、入力信号から差し引かれ、より強い
ノイズリダクション効果が得られる。信号のS/N比が
高い場合にはゲインAを小さく設定し、入力信号からロ
ーパスフィルタ53から出力された信号をあまり差し引
かないようにする。
【0051】図5に、本発明の第6の実施例によるノイ
ズリダクション装置を図示する。この実施例は、第5の
実施例におけるGCA54をスイッチ55に置き換えた
ものである。このスイッチ55は、ノイズ検出装置43
がノイズ量が多いと判断したときはオンする。これによ
り、信号からノイズ信号が除去される。ノイズ検出装置
43がノイズ量は少ないと判断したときは、スイッチン
グ55はオフし、ノイズリダクションは行われない。こ
れにより、ノイズリダクションが招く弊害が抑制され
る。
ズリダクション装置を図示する。この実施例は、第5の
実施例におけるGCA54をスイッチ55に置き換えた
ものである。このスイッチ55は、ノイズ検出装置43
がノイズ量が多いと判断したときはオンする。これによ
り、信号からノイズ信号が除去される。ノイズ検出装置
43がノイズ量は少ないと判断したときは、スイッチン
グ55はオフし、ノイズリダクションは行われない。こ
れにより、ノイズリダクションが招く弊害が抑制され
る。
【0052】本発明の第7の実施例によるノイズリダク
ション装置の構成を、図6に示す。この実施例では、遅
延装置61と加算器63から成る非巡回型クシ型フィル
タを用いている。クシ型フィルタは相関性のある二つの
信号を用いて、相関性のないランダムなノイズ信号を圧
縮するもので、1水平期間、1フィールド期間、あるい
は1フレーム期間のいずれかの期間だけ遅延させた信号
を用いる。
ション装置の構成を、図6に示す。この実施例では、遅
延装置61と加算器63から成る非巡回型クシ型フィル
タを用いている。クシ型フィルタは相関性のある二つの
信号を用いて、相関性のないランダムなノイズ信号を圧
縮するもので、1水平期間、1フィールド期間、あるい
は1フレーム期間のいずれかの期間だけ遅延させた信号
を用いる。
【0053】遅延装置61の後段にはGCA62が設け
られ、加算器63の後段にはGCA64が設けられてい
る。GCA62のゲインBと、GCA64のゲインC
は、それぞれノイズ検出装置43が検出したノイズ量に
応じて制御される。ここで各ゲインB及びCは、出力端
子42から出力される信号のレベルが一定となるよう
に、(1+B)・C=一定の関係が成立するように制御
される。
られ、加算器63の後段にはGCA64が設けられてい
る。GCA62のゲインBと、GCA64のゲインC
は、それぞれノイズ検出装置43が検出したノイズ量に
応じて制御される。ここで各ゲインB及びCは、出力端
子42から出力される信号のレベルが一定となるよう
に、(1+B)・C=一定の関係が成立するように制御
される。
【0054】入力端子41から入力された信号と、遅延
装置61により遅延されゲインBが乗算された信号とが
加算器63で加算される。この加算された値にゲインC
が乗算されて、出力端子64より出力される。ここで、
ノイズ検出装置43がノイズ信号が多く含まれていると
判断した場合はゲインBは1に近い大きな値に設定さ
れ、逆に多く含まれていないと判断した場合は小さく設
定される。
装置61により遅延されゲインBが乗算された信号とが
加算器63で加算される。この加算された値にゲインC
が乗算されて、出力端子64より出力される。ここで、
ノイズ検出装置43がノイズ信号が多く含まれていると
判断した場合はゲインBは1に近い大きな値に設定さ
れ、逆に多く含まれていないと判断した場合は小さく設
定される。
【0055】図7に示された第8の実施例は、第7の実
施例と同様に非巡回型クシ型フィルタを用いているが、
GCA62及び64の代わりにスイッチ66を用いて、
フィルタのオン・オフをノイズ量に応じて制御する点が
相違する。
施例と同様に非巡回型クシ型フィルタを用いているが、
GCA62及び64の代わりにスイッチ66を用いて、
フィルタのオン・オフをノイズ量に応じて制御する点が
相違する。
【0056】ノイズ検出装置43が、ノイズ量が所定レ
ベルよりも少ないと判断したときは、スイッチ66をオ
フして入力された信号にノイズリダクションをかけずに
直接出力する。ノイズ量が多いと判断したときは、スイ
ッチ66をオンさせて次のようにしてノイズリダクショ
ンを行う。遅延回路61により遅延した信号と、遅延さ
れていない信号とを同レベルで加算器63により加算す
る。この加算された信号に対しゲインが1/2であるア
ンプ65を用いることで、信号のレベルを通常のレベル
へ戻すと共に、相関性のないノイズ信号のレベルを(1
/2)0.5 に減少させる。
ベルよりも少ないと判断したときは、スイッチ66をオ
フして入力された信号にノイズリダクションをかけずに
直接出力する。ノイズ量が多いと判断したときは、スイ
ッチ66をオンさせて次のようにしてノイズリダクショ
ンを行う。遅延回路61により遅延した信号と、遅延さ
れていない信号とを同レベルで加算器63により加算す
る。この加算された信号に対しゲインが1/2であるア
ンプ65を用いることで、信号のレベルを通常のレベル
へ戻すと共に、相関性のないノイズ信号のレベルを(1
/2)0.5 に減少させる。
【0057】次に、巡回型クシ型フィルタを用いた本発
明の第9の実施例の構成を図8に示す。本実施例では、
巡回型クシ型フィルタの効果の大きさを示す巡回係数K
をノイズ量に応じて制御する。図12に示された従来の
巡回型クシ型フィルタと比較し、アンプ71及び75が
GCA71a及び75aに置き替わった点が相違する。
明の第9の実施例の構成を図8に示す。本実施例では、
巡回型クシ型フィルタの効果の大きさを示す巡回係数K
をノイズ量に応じて制御する。図12に示された従来の
巡回型クシ型フィルタと比較し、アンプ71及び75が
GCA71a及び75aに置き替わった点が相違する。
【0058】ノイズ検出装置43により、入力信号に含
まれるノイズ量が検出され、この検出結果に応じてGC
A75aのゲインKと、GCA71aのゲイン1−Kが
変化する。ノイズ量が多いと判断された場合は、ゲイン
Kは1に近い大きな値に設定され、少ないと判断された
場合はより小さい値に設定される。ゲイン1−Kが乗算
された信号に、遅延装置74で遅延されゲインKが乗算
された信号が加算器72で加算されて出力される。
まれるノイズ量が検出され、この検出結果に応じてGC
A75aのゲインKと、GCA71aのゲイン1−Kが
変化する。ノイズ量が多いと判断された場合は、ゲイン
Kは1に近い大きな値に設定され、少ないと判断された
場合はより小さい値に設定される。ゲイン1−Kが乗算
された信号に、遅延装置74で遅延されゲインKが乗算
された信号が加算器72で加算されて出力される。
【0059】図9に示された第10の実施例では、巡回
型クシ型フィルタの動作を、スイッチ85を用いてノイ
ズ量に応じてオン・オフさせる点で、第9の実施例と異
なる。ノイズ検出装置43でノイズ量が検出され、少な
い場合はスイッチ85がオフし、入力信号はそのまま出
力される。ノイズ量が多い場合は、図12の装置と同様
に動作する。即ち、入力された信号にゲイン1−Kが乗
算され、これに遅延されゲインKが乗算された信号が加
算されて出力される。
型クシ型フィルタの動作を、スイッチ85を用いてノイ
ズ量に応じてオン・オフさせる点で、第9の実施例と異
なる。ノイズ検出装置43でノイズ量が検出され、少な
い場合はスイッチ85がオフし、入力信号はそのまま出
力される。ノイズ量が多い場合は、図12の装置と同様
に動作する。即ち、入力された信号にゲイン1−Kが乗
算され、これに遅延されゲインKが乗算された信号が加
算されて出力される。
【0060】このように、本発明の第4〜第10の実施
例によるノイズリダクション装置は、いずれもノイズ検
出装置43の出力に応じて各種フィルタの動作を制御し
ている。ここで、図示された各実施例におけるGCAや
スイッチの配置や数といった接続関係は、これに限られ
るものではなく、ノイズ量に応じてノイズリダクション
の効果を制御し、あるいはノイズリダクション動作をオ
ン又はオフさせるものであればよい。
例によるノイズリダクション装置は、いずれもノイズ検
出装置43の出力に応じて各種フィルタの動作を制御し
ている。ここで、図示された各実施例におけるGCAや
スイッチの配置や数といった接続関係は、これに限られ
るものではなく、ノイズ量に応じてノイズリダクション
の効果を制御し、あるいはノイズリダクション動作をオ
ン又はオフさせるものであればよい。
【0061】また、ノイズ検出装置43によって制御、
あるいはオン、オフされる装置は、実施例によるノイズ
リダクション装置に限定されることなく、全てのノイズ
リダクション装置やノイズ対策が必要な他のシステムに
も使用することができる。
あるいはオン、オフされる装置は、実施例によるノイズ
リダクション装置に限定されることなく、全てのノイズ
リダクション装置やノイズ対策が必要な他のシステムに
も使用することができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のノイズ検
出装置によれば、入力された信号にノイズ信号が含まれ
ているか否か、又はどの程度含まれているかを少なくと
も二つのフィルタで判断し、それぞれのフィルタが判断
した結果に基づいて演算装置により総合的に判断するた
め、ノイズの検出を的確かつ自動的に行うことができ
る。
出装置によれば、入力された信号にノイズ信号が含まれ
ているか否か、又はどの程度含まれているかを少なくと
も二つのフィルタで判断し、それぞれのフィルタが判断
した結果に基づいて演算装置により総合的に判断するた
め、ノイズの検出を的確かつ自動的に行うことができ
る。
【0063】また、本発明のノイズリダクション装置に
よれば、このようなノイズ検出装置が判断した結果に基
づいてノイズリダクション動作の特性を制御するため、
ノイズリダクションにより生じる弊害を抑制することが
可能である。
よれば、このようなノイズ検出装置が判断した結果に基
づいてノイズリダクション動作の特性を制御するため、
ノイズリダクションにより生じる弊害を抑制することが
可能である。
【図1】本発明の第1の実施例によるノイズ検出装置の
構成を示したブロック図。
構成を示したブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例によるノイズ検出装置の
構成を示したブロック図。
構成を示したブロック図。
【図3】本発明の第3の実施例によるノイズ検出装置の
構成を示したブロック図。
構成を示したブロック図。
【図4】本発明の第5の実施例によるノイズリダクショ
ン装置の構成を示したブロック図。
ン装置の構成を示したブロック図。
【図5】本発明の第6の実施例によるノイズリダクショ
ン装置の構成を示したブロック図。
ン装置の構成を示したブロック図。
【図6】本発明の第7の実施例によるノイズリダクショ
ン装置の構成を示したブロック図。
ン装置の構成を示したブロック図。
【図7】本発明の第8の実施例によるノイズリダクショ
ン装置の構成を示したブロック図。
ン装置の構成を示したブロック図。
【図8】本発明の第9の実施例によるノイズリダクショ
ン装置の構成を示したブロック図。
ン装置の構成を示したブロック図。
【図9】本発明の第10の実施例によるノイズリダクシ
ョン装置の構成を示したブロック図。
ョン装置の構成を示したブロック図。
【図10】従来のノイズリダクション装置の構成を示し
たブロック図。
たブロック図。
【図11】従来のノイズリダクション装置の構成を示し
たブロック図。
たブロック図。
【図12】従来のノイズリダクション装置の構成を示し
たブロック図。
たブロック図。
【図13】入力信号がハイパスフィルタ、リミッタ及び
ローパスフィルタを順に通過したときの波形の変化を示
した波形図。
ローパスフィルタを順に通過したときの波形の変化を示
した波形図。
【図14】画面上の明暗部の配置と画面を構成する信号
線とを示した説明図。
線とを示した説明図。
【図15】本発明の第4の実施例によるノイズリダクシ
ョン装置の構成を示したブロック図。
ョン装置の構成を示したブロック図。
1〜4 フィルタ 11,41 入力端子 12,42 出力端子 13,13a,13b 演算装置 31 インバータ 32 AND回路 33 OR回路 43 ノイズ検出装置 44,132 減算器 51,121 ハイパスフィルタ 52,122,133 リミッタ 53,123 ローパスフィルタ 54,62,64,71a,75a GCA 55 スイッチ 61,74,84 遅延装置 63,72,82 加算器 65,81,83 アンプ 66,85 スイッチ 95 ノイズリダクション装置 111,125,135 コンパレータ 112,126,136 基準電圧源 124,134 積分器 131 遅延装置 201〜207 ニューロン 211〜222 シナプス
Claims (12)
- 【請求項1】信号を入力され、前記信号にノイズ信号が
含まれているか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号が
どの程度含まれているかを判断する少なくとも二つのフ
ィルタと、 前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、前記
信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は前記
信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを総合
的に判断し、この判断した結果を出力する演算装置とを
備えたことを特徴とするノイズ検出装置。 - 【請求項2】前記フィルタの少なくとも一つは、前記信
号の所定周波数帯域内であって所定レベル以下の成分を
前記ノイズ信号とみなして判断するものであることを特
徴とする請求項1記載のノイズ検出装置。 - 【請求項3】前記フィルタの少なくとも一つは、前記信
号と相関性のある他の信号を遅延させ、この遅延させた
他の信号と前記信号との間で相関性のない成分を前記ノ
イズ信号とみなして判断するものであることを特徴とす
る請求項1記載のノイズ検出装置。 - 【請求項4】前記フィルタの少なくとも一つは、前記信
号と相関性のある他の信号を遅延させ、この遅延させた
他の信号と前記信号との間で相関性のない成分を抽出
し、この抽出された成分のうち所定レベル以下のものを
前記ノイズ信号とみなして判断するものであることを特
徴とする請求項1記載のノイズ検出装置。 - 【請求項5】前記信号が映像信号である場合、この映像
信号の示す画面の明度と所定値とを比較し、この比較し
た結果を出力するフィルタをさらに備え、 前記演算装置は、前記フィルタがそれぞれ判断した結果
に基づいて、前記信号に前記ノイズ信号が含まれている
か否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含ま
れているかを総合的に判断し、この判断した結果を出力
することを特徴する請求項1ないし4のいずれかに記載
のノイズ検出装置。 - 【請求項6】前記演算装置は、前記フィルタがそれぞれ
判断した結果を与えられて論理演算を行い、前記信号に
前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は前記信号に
前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを総合的に判
断する論理回路であることを特徴とする請求項1ないし
5のいずれかに記載のノイズ検出装置。 - 【請求項7】前記演算装置は、複数のニューロンと、前
記ニューロンを結合する強さを設定する複数のシナプス
とを備えたニューラルネットワークシステムで構成され
ていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに
記載のノイズ検出装置。 - 【請求項8】前記演算装置は、前記フィルタがそれぞれ
判断した結果を与えられ、それぞれ所定の判断基準と比
較して第1の比較結果を出力する複数の第1のニューロ
ンと、 前記第1のニューロンと後記第2のニューロンとを結合
する強さを重み付けを行うことで設定する複数の第1の
シナプスと、 前記第1のニューロンから出力され、前記第1のシナプ
スにより重み付けがなされた前記第1の比較結果をそれ
ぞれ与えられ、それぞれ所定の判断基準と比較して第2
の比較結果を出力する複数の第2のニューロンと、 前記第2のニューロンと後記第3のニューロンとを結合
する強さを重み付けを行うことで設定する複数の第2の
シナプスと、 前記第2のニューロンから出力され、前記第2のシナプ
スにより重み付けがなされた前記第2の比較結果を与え
られ、所定の判断基準と比較することで、前記信号に前
記ノイズ信号が含まれているか否か、又は前記信号に前
記ノイズ信号がどの程度含まれているかを総合的に判断
した結果を出力する第3のニューロンを備えたことを特
徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のノイズ検
出装置。 - 【請求項9】信号を入力され、前記信号の所定周波数帯
域内であって所定レベル以下の成分を差し引いたものを
出力するノイズキャンセラ装置と、 前記信号を入力され、前記信号にノイズ信号が含まれて
いるか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度
含まれているかを判断する少なくとも二つのフィルタ
と、前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、
前記信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は
前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを
総合的に判断する演算装置とを有したノイズ検出装置
と、 前記演算装置が判断した結果に基づいて、前記ノイズキ
ャンセラ装置の特性を制御する制御手段とを備えたこと
を特徴とするノイズリダクション装置。 - 【請求項10】信号を入力され、前記信号の所定周波数
帯域内であって所定レベル以下の成分を差し引いたもの
を出力するノイズキャンセラ装置と、 前記信号を入力され、前記信号にノイズ信号が含まれて
いるか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度
含まれているかを判断する少なくとも二つのフィルタ
と、前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、
前記信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は
前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを
総合的に判断する演算装置とを有したノイズ検出装置
と、 前記演算装置が、前記信号に前記ノイズ信号が含まれて
いると判断した場合、又は前記信号に前記ノイズ信号が
所定レベルよりも多く含まれていると判断した場合に前
記ノイズキャンセラ装置を動作させ、前記信号に前記ノ
イズ信号が含まれていないと判断した場合、又は前記信
号に前記ノイズ信号が所定レベルよりも多く含まれてい
ないと判断した場合に前記ノイズキャンセラ装置を動作
させないスイッチング手段とを備えたことを特徴とする
ノイズリダクション装置。 - 【請求項11】信号を入力され、前記信号と相関性のあ
る他の信号を用いて相関性のない成分を圧縮したものを
出力するクシ型フィルタと、 前記信号を入力され、前記信号にノイズ信号が含まれて
いるか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度
含まれているかを判断する少なくとも二つのフィルタ
と、前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、
前記信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は
前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを
総合的に判断する演算装置とを有したノイズ検出装置
と、 前記演算装置が判断した結果に基づいて、前記クシ型フ
ィルタの特性を制御する制御手段とを備えたことを特徴
とするノイズリダクション装置。 - 【請求項12】信号を入力され、前記信号と相関性のあ
る他の信号を用いて相関性のない成分を圧縮したものを
出力するクシ型フィルタと、 前記信号を入力され、前記信号にノイズ信号が含まれて
いるか否か、又は前記信号に前記ノイズ信号がどの程度
含まれているかを判断する少なくとも二つのフィルタ
と、前記フィルタがそれぞれ判断した結果に基づいて、
前記信号に前記ノイズ信号が含まれているか否か、又は
前記信号に前記ノイズ信号がどの程度含まれているかを
総合的に判断する演算装置とを有したノイズ検出装置
と、 前記演算装置が、前記信号に前記ノイズ信号が含まれて
いると判断した場合、又は前記信号に前記ノイズ信号が
所定レベルよりも多く含まれていると判断した場合に前
記クシ型フィルタを動作させ、前記信号に前記ノイズ信
号が含まれていないと判断した場合、又は前記信号に前
記ノイズ信号が所定レベルよりも多く含まれていないと
判断した場合に前記クシ型フィルタを動作させないスイ
ッチング手段を備えたことを特徴とするノイズリダクシ
ョン装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4106828A JPH05304622A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ノイズ検出装置及びノイズリダクション装置 |
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US08/051,882 US5402179A (en) | 1992-04-24 | 1993-04-26 | Noise detector and noise reduction device using synthetic judgment |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106828A JPH05304622A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | ノイズ検出装置及びノイズリダクション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304622A true JPH05304622A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14443629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
US (1) | US5402179A (ja) |
JP (1) | JPH05304622A (ja) |
KR (1) | KR930022843A (ja) |
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