JPH03266188A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH03266188A
JPH03266188A JP2066695A JP6669590A JPH03266188A JP H03266188 A JPH03266188 A JP H03266188A JP 2066695 A JP2066695 A JP 2066695A JP 6669590 A JP6669590 A JP 6669590A JP H03266188 A JPH03266188 A JP H03266188A
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neural network
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histogram
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Akinami Ohashi
大橋 昭南
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル化された画像データの画素値を用
いてウィンドウに関するパラメータを設定し画像を表示
させるための画像表示方法に関する。
(従来の技術) 従来より例えば医用画像を表示する場合、画像メモリに
ディジタルで記録された画像データを読み出し、この各
画像データを階調変換して表示する装置、例えばモニタ
に表示するようにしていた。この場合、画像を見易く表
示するために、術者が表示された画像を見ながら表示画
像ごとにスイッチを操作して、階調変換に関するパラメ
ータとしてのウィンドウレベル(以下WLという。)。
ウィンドウワイス(以下WWという。)(以下WLSW
Wを併せてウィンドウという。)の値を調整し、表示画
像を見易く表示させていた。
また自動的にウィンドウを設定する方法としては、撮影
条件、例えばMHI(マグネティック・レゾナンス・イ
メージング)装置における撮影条件ごとに、予め前記ウ
ィンドウをプリセットしておき、これを読み出して前記
撮影条件に合わせてウィンドウをセットする方法もある
さらには、前記ウィンドウを自動的に設定して階調変換
する技術に関して、例えば画像表示装置(特開昭63−
84526)が既に知られている。
この画像表示装置は、画像表示メモリへ記録する画像デ
ータから抽出した画素値に対するヒストグラムを第13
図(a)に示すように作成し、このヒストグラムの最大
値H■aXに対して定められたスレッシュホールドレベ
ルThにより前記ヒストグラム上の最小値W1及び最大
値whを求め、これにより第13図(b)に示すように
画像表示のウィンドウワイスWとウィンドウレベルLを
定めて階調変換テーブルデータを作成するようにしたも
のである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の画像表示装置のウィンドウの
自動設定にあっては、次のような問題がある。すなわち
公知技術では、単にヒストグラムのスレッシュホールド
レベルThのみでウィンドウ・レベルLおよびウィンド
ウ・ワイズWを設定しているため、人間が設定したウィ
ンドウと一致しない場合が多々あった。このため観察に
適したウィンドウが設定できない場合には、操作者はこ
のウィンドウを観察に適合したウィンドウにいちいち再
設定しなければならず、操作者の負担になっていた。
さらには、前記ウィンドウを自動的に設定して階調変換
する技術に関して、例えば既に同一出願人が出願した特
願平1−186819がある。
(この発明を第1の発明とする。)第1の発明はファジ
ィ−類似方式におけるメンバーシップ関数類似方式によ
りウィンドウを自動的に設定するものである。このため
メンバーシップ関数などの設定が必要であり、また1度
設定したメンバーシップ関数を装置ごとにあるいは病院
ごとの特性に合わせて変更することが困難であった。
そこで本発明の目的は、画像を表示する際のウィンドウ
の設定操作を簡単化して、操作者の負担を軽減でき、し
かも装置の特性に合った画像を容易に観察し得る画像表
示方法を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決する為の手段) 本発明は上記の課題を解決し目的を達成する為に次のよ
うな手段を講じた。本発明は、ディジタル化された画像
データの画素値を用いてウィンドウに関するパラメータ
を設定し画像を表示させるための画像表示方法において
、前記画像データの画素値に対するヒストグラムを作成
する手順と、候補値として前記パラメータを複数種類設
定し、設定された前記パラメータに対してそれぞれ画像
の見易さを表現する評価値をニューラルネットワークを
用いて求め、求められたそれぞれの評価値を比較し、最
も大きい評価値をもつ前記パラメータを最終設定とする
手順とからなるものである。
さらに前記パラメータを求める手順は、最初に候補値と
して前記パラメータを設定し、設定されたパラメータに
対して前記評価値を求める手順と、このパラメータを各
々大きく変化させこれらに対する評価値を求める手順と
、これらの評価値に基づき前記候補値のパラメータを変
更設定する手順と、前記パラメータの変化量を順次小さ
くすることにより最も大きい評価値をもつ前記パラメー
タを求める手順とを含むものである。
さらにまた前記パラメータはウィンドウレベルまたはウ
ィンドウ幅のうち少なくともいずれか一方であることを
特徴とするものである。
(作用) このような手段を講じたことにより、次のような作用を
呈する。評価値をニューラルネットワークにより求める
ので、ファジィ−類似方式におけるメンバーシップ関数
等を決定することなく、また装置ごとにあるいは病院ご
との特性に合った画像を容易に観察することができる。
またニューラルネットワークにより評価値を求め、最も
大きい評価値をもつウィンドウでMHI画像を観察でき
、画像を表示する際にウィンドウ設定の操作が簡単にな
り、操作者の負担を軽減できる。
(実施例) 第1図は本発明に係る画像表示方法の全体の手順を示す
フロー図、第4図は前記画像表示方法を適用した画像表
示装置を示す概略ブロック図、第5図は典型的なMHI
画像のヒストグラムを示す概略図である。
第4図において、画像表示装置は、ディジタル化された
画像データを記録する画像メモリ1.制御手段としての
計算機2.ウィンドウレベルおよびウィンドウワイスを
マニュアル入力操作するためのW L /WWスイッチ
31画像メモリ1からの画像データを人力して設定され
たウィンドウで階調を持った画像として表示する表示装
置4、ニューラルネットワーク5から構成されている。
このときの前記画像データの画素値から階調への変換は
、前記WLSWWにより決定されるものとなっている。
この変換方法は、例えばMR1装置で既に用いられてい
る。
前記計算機2は、前記画像メモリ1から読み出される画
像データに基づき、最適のWL、WWを表示装置4に自
動的に設定するものとなっている。
なおWL/WWスイッチ3をマニュアル操作することに
より、WL、WWを最適に設定することもできる。
次に前記第1図、第4図、第5図を参照して、前記計算
機2により表示ウィンドウを求める方法を具体的に説明
する。ここでは、画像をMRI画像とする。第5図は典
型的なMRI画像のヒストグラムを示す概略図である。
1)計算機2は画像記憶装置(図示していない)から指
定された画像を読み出し、画像メモリ1に記憶する。
2)計算機2は、画像メモリ1の画像についてヒストグ
ラムを作成する(手順100)。作成された前記ヒスト
グラムの典型的な例を第5図に示す。
3)次に計算機2は手順200において、背景を除去す
るために、このヒストグラムを解析しA”を求める。“
A′の意味、および求め方は後に詳細に説明する。
4)最も観察したいと推定されるMRI値をMVPと名
付ける。次に手順300において、ヒストグラムを解析
しMVPを求める。MVPの定義、および求め方は後に
詳細に説明する。
5)次に手順400において、その画像を表示するのに
適しているウィンドウを求める。この手順については後
に第2図、第3図を参照して詳細に説明する。
6)次に手順500において、求められたウィンドウに
より、画像を表示する。
7)また自動設定されたウィンドウに対して観察者が必
要に応じ、第4図のWL、WWスイッチ3を操作してウ
ィンドウを微調整することもできる。
したがって、画像を表示する場合には、表示ウィンドウ
の設定の操作が簡単になり、操作者の負担を軽減できる
次に手順200において″へ′の意味、および求め方を
第5図を参照して詳細に説明する。
第5図は手順100において作成されたMHI画像のヒ
ストグラムの典型的な例である。人体のMHI画像の内
、体外に相当する部分は、−船釣にMRI画素値(画像
の各画素のMRI値)が低くほぼ一定値である。これに
より体外に相当する部分は、第5図に示す斜線部分のよ
うな背景Hとなる。この背景Hは観察を必要としない部
分である。
そこで前記計算機2により前記背景Hと体内部との境界
のMRI値を以下のごとく求める。このMRI値をAと
する。第5図に示すようにMRI値Aを求めるには、ま
ず最低のMRI値以上、かつ一定態下のMRI値の範囲
内であって、ヒストグラムのピーク値HlaXを求める
。このピーク値H■aXからMRI値の大きい方に数個
のヒストグラム上の点H1,H2・・・を求め、その点
H1゜H2・・・を通る直線Lnを最小二乗法により求
める。
この直線Lnとヒストグラムの0を表すX軸との交点に
おけるMRI値を求め、これをAとする。
A以下のMRI値の部分を背景Hとする。
次に手順300におけるMVPの定義、および求め方を
第5図を参照して詳細に説明する。
MVPは、最も見たい部分と推定されるMRI値である
。例えば、その画像の中で背景を除き、最も多くの頻度
を有するMRI値が見易いように表示すれば、全体が見
易い画像になると考えて良い。したがって、第5図に示
すようなヒストグラムを有する画像では、例えばA以上
のMRI値の中で最も頻度の高いMRI値をMVPと定
めている。
したがって、MVPは、A以上のMRI値でヒストグラ
ムのピークを探すことにより求められる。
ここでピーク(Peak)は、第8図に示すように1点
の値が両端での数点の値より互い高い値であると定義し
ている。
前記ピークは1つのヒストグラムに複数存在するが、そ
れぞれのピークの重用度を求め、最も重用度の高いピー
クをMVPとする。ピークの重用度は、第9図に示すよ
うに 1)ピークの間の距離 2)ピークの高さ 3)ピークの広がり などを考慮して評価する。
次に手順400におけるこの画像を表示するに適したウ
ィンドウの求め方について第2図の実施例を示すフロー
図を参照して詳細に説明する。
1)まず手順すにおいて、候補値として設定されたウィ
ンドウWL及びWWで画像を表示した場合の画像の見易
さを表現する評価値としての画像度をニューラルネット
ワークにより求める。この画像度の求め方については後
に詳細に説明する。
2)次に手順Cにおいて、このWL及びWWを各々大き
く変化させて、その時の画像の見易さを評価し、その中
で最も高い画像度を持つWL。
WWに設定する。
3)次に手順dにおいて、前記WL及びWWの変化量を
順次小さくすることにより最も大きい画像度をもつWL
及びWWを求める。
なおウィンドウに関するパラメータは、WLまたはWW
のうち少なくともいずれか一方であっても良い。
この方法の具体的な手順を第3図および第7図を参照し
て説明する。第7図(a)はWW、WLを変化させる場
合を示す概略図、第7図(b)はWW、WLに対する画
像度Qを示す概略図、第3図は具体的な手順の実施例を
示すフロー図である。
1)手順4210において、前記計算機2によりウィン
ドウの初期値WL、 5WWoを求める。
初期値は、例えば第5図に示すようにMVPを明るさの
中心として、WL、−MVP、背景H以外は全て見える
ようにするために、WW。−2(MVP−A)のように
設定する。
2)手順4220において、W L c = W L 
o 。
W W c −W W oに設定する。ここでW L 
c 。
W W cは候補のウィンドウである。
3)手順4230において、ΔWW−WWO/2とし、
ウィンドウの変化量に初期値を設定する。
4)手順4240において、WLc、WWcにおける画
像度Qcを計算する(前記手順すに対応)。この画像度
の求め方については後に詳細に説明する。
5)次に手順4250において、 a)WLc+ΔWW、WWcにおける画像度Qd1を前
記4)と同様な方法で計算する。
b)WLc+ΔWW、WWc+ΔWWにおける画像度Q
 d 2を計算する。
C)WLc、WWc+ΔWWにおける画像度Q d 3
を計算する。
d)WLc−ΔWW、WWc+ΔWWにおける画像塵Q
 d aを計算する。
e)WLc−ΔWW、WWcにおける画像塵Qd、を計
算する。
f)WLC−ΔWW、WWc−ΔWWにおける画像塵Q
d6を計算する。
g)WLc、WWc−6wwにおける画像塵Qd7を計
算する。
h)WLc+ΔWW、WWc−ΔWWにおける画像塵Q
daを計算する。
6)次jl:手順4260において、画像塵Q d s
〜Qdsの中で、最大の画像塵をQdを求め、その画像
塵QdにおけるWL、WWをWLd。
WWdとする。
7)次に第7図(b)に示すように、手順4270にお
いて、画像塵Qc<Qdならば、Qcからこれより高い
画像塵Qdに移動する。すなわち、手順4280におい
て、W L c = W L d 。
WW c −WW dとし、手順4240へ戻る(手順
Cに対応)。
8)Qc≧Qdならば、手順4290において、ΔWW
−aXΔWWとする(手順dに対応)。ここでαく1な
る定数である。
9)手順4295において、ΔWW≧rならば、手順4
240へ戻る。ここでrは終了を決める定数である。Δ
WW<rならば、WLc、WWcが最終的に求めるWL
、WWとなる。
このように、候補として設定されたWL、WWに対する
画像塵と、WL、WWを各々大きく変化させたときにお
ける各画像塵とによりWL、WWが変更設定され、さら
にWL、WWの変化量を順次小さくすると、最大の画像
塵が自動的に求められるので、最適なウィンドウが設定
できる。これにより観察者の操作負担を軽減でき、しか
も人間が感する見易い表示画像を得ることができる。
次に手順4240〜4250において用いられている画
像塵を求める方式について詳細に説明する。画像塵はあ
る設定されたウィンドウで画像を表示した場合に、その
ウィンドウにより表示された画像が、どの程度見易いか
を指数化し、これを評価値として表示したものである。
本発明ではこの画像塵をニューラルネットワークを用い
て求め、装置ごとに、病院ごとの特性に合った画像表示
方法を提供するものである。以下、具体的な実施例を説
明する。
前記第4図において、計算機2は前記画像塵を求める場
合には、画像塵の求めるための評価項目をニューラルネ
ットワーク5に転送する。ニューラルネットワーク5は
画像塵を求め、その画像塵を計算機2に転送する。その
結果、計算機2は画像塵を得ることができる。
以下、画像塵をニューラルネットワーク5により求める
方法について詳細に説明する。
第10図は前記ニューラルネットワーク5の構成を示す
図である。ニューラルネットワーク5は、例えば入力層
30.中間層32.出力層34の3層で構成されている
。入力層30は、入力層30a〜30eの5素子からな
り、入力層30a〜30eに例えば、 1)MVPの明るさ 2)“A1の明るさ 3)明るさ12の面積 4)明るさLの面積 5)l!Jiるさのバランス の評価項目(特徴)を人力する。本実施例では特徴を5
個としたが、これは本実施例に限定されるものではない
。特徴の個数が増減した場合は、それに応じて入力層3
0の素子数を増減させれば良い。これらの特徴の具体的
な求め方については後に説明する。
前記中間層32は例えば50素子からなり、前記入力層
30a〜30eともネットワークを構成している。
出力層34は1素子で構成され、前記出力層34から画
像塵0〜1を出力する。
前記ニューラルネットワーク5の各素子は、前記実施例
に限定されないが、本実施例では以下に示すシグモイド
関数f (x)を用いている。
f (x)=1/ fl+exp (−x+b)1ここ
で、bはバイアスであって、バイアス素子(出力が1)
のウェイトであり、学習により決定される。
ニューラルネットワーク5は予め学習しておく必要があ
る。この学習については後に詳細に説明する。ここでは
、ニューラルネットワーク5は学習が終了しているもの
とする。
第6図に示すようにMRI値はWL、WWに応じて、連
続した明るさとして表示される。ただしWL−WW/2
以下のMRI値は全て最も暗く、WL+WW/2以上の
MRI値は、全て最も明るく表示される。この明るさを
便宜上第6図の縦軸に示す数値、すなわち0.5〜16
.5の連続値として表現している。ここで画素値X、明
るさYとし、直線部分だけに限定すると、 Y−8,5+16x (X−WL)/WW・・・(1)
X−WL+WWx (Y−8,5)/16・・・(2)
となる。
第11図は前記ニューラルネットワーク5により前記画
像度を求める手順を示すフロー図である。
以下この手順を説明する。まず最初に 1)手順a1では、設定されたウィンドウでのMVPの
明るさを求める。この明るさをMVPGとすると、(1
)式のXにMVPを、YにMVPGを代入して、 MVPG −8,5+16x (MVP−WL)/WW・・・ (
3) となる。(3)式を用いてMVPGを求め、それに正規
化係数1/16.5を乗算し、0〜1の値に正規化する
2)手順b1では、手順a、と同様に設定されたウィン
ドウでの“A”の明るさを求める。これをACとすると AC−8,5+16x (A−WL)/WW−(4)と
なる。(4)式を用いてACを求め、それに正規化係数
1/16.5を乗算し、0〜1の値に正規化する。
3)手順c1ては、前記同様に設定されたウィンドウで
の明るさ12に相当するヒストグラムの面積を求める。
明るさ12は明るさ11.5〜12.5と考えて、(2
)式に Y−11,5〜12.5を代入すると、12 − (3WW/16+WL)〜(WW/4+WL)・・
・(5) となる。
したがって、明るさ12に相当するヒストグラムの面積
は(5)式の範囲のヒストグラムの面積を求めればよい
。同様に正規化係数1/100を乗する。ただし、正規
化後、1を越えるものは1にする。
4)手順d1では、同様に設定されたウィンドウでの明
るさLに相当するヒストグラムの面積を求める。求めら
れた明るさLは、第11図においても最も明るい明るさ
であるから、 Y−16,5に相当する。したがって、(2)式にY−
16,5を代入して X lb、 s−WW/ 2 +W L       
   ・・・(6)となる。したがって、X、、、、以
上のヒストグラムの面積を求めれば、明るさLに相当す
るヒストグラムの面積が求まる。同様に、正規化係数1
/30を乗する。ただし、正規化後、1を越えるものは
1にする。
5)手順e1では、同様に設定されたウィンドウでの明
るさのバランスを求める。明るさのバランスは以下によ
り定義する。
(明るさ4〜8の面積)/(明るさ9〜13の面積) それぞれの明るさの面積は、前記手順C6と同様の方法
により求めることができる。同様に正規化係数1/6を
乗する。ただし正規化後、1を越えるものは1にする。
6)手順f1では、前記手順a1〜手順e、で求めたそ
れぞれの値をニューラルネットワーク5に転送する。
7)手順g1では、ニューラルネットワーク5よりニュ
ーラルネットワーク5が計算した画像度を得る。
次に前述したニューラルネットワーク5の学習について
説明する。前述した如くニューラルネットワークは予め
学習しておく必要がある。学習方式は実施例に限定され
ることはないが、本実施例ではパックプロパゲーション
法を用いる。ニューラルネットワーク5に一定数の学習
データを繰り返し提示し、パックプロパゲーション法に
より学習を行ない、エラーが一定値以下になると、終了
する。本実施例では、以下に示す学習データを用いて学
習するが、この学習データの作成方法は実施例に限定さ
れることはない。
学習データは実際の複数枚の画像と、それを表示するた
めに専門家が設定したウィンドウを基に作成する。
1)まず画像を1枚選択し、この画像に対して、専門家
(観察者)が設定したウィンドウをWLG。
WWGとし、このWLG、WWGに対して以下の25個
の学習データを決定するための学習ウィンドウWLS、
WWSをサンプリングする。
WLS−WLG−WWG/2 WLG−WWG/4 WLG WLG+WWG/4 WLG+WWG/2 WWS−WWG−WWG/2 WWG−WWG/4 WWG WWG+WWG/4 WWG+WWG/2 そして 2)これらのWLS、WWSに対して前記第11図に示
す手順a、 〜e1によりMVP、”A’などの5つの
特徴量を25組求め、学習データの入力データを作成す
る。
3)またこれらのWLS、WWSに対する教師データを
第12図に示すように定め、前記2)の入力データと組
み合わせて25組の学習データを作成する。
4)以下、適当な枚数の画像について、それぞれ25組
の学習データを作成する。
5)そして作成された全ての学習データを、エラーが一
定値以下になるまで、繰り返し学習する。
以上の学習により予め学習を行っておく。
したがって、ニューラルネットワーク5は学習が可能な
ので、関数1重み係数を決定する煩わしさがなくなる。
また装置ごとに、あるいは病院ごとの特性に合った画像
を容易に観察することができる。
最後に本発明の変形例について説明する。
(1)まず前記実施例はウィンドウレベルおよびウィン
ドウ幅の両方を変化させる方式であるが、ウィンドウレ
ベル、およびウィンドウ幅のいずれか一方を一定値に固
定し、他方を変化させるようにしても良い。
(2)さらに実施例は1枚数の画像ごとにヒストグラム
を作成し、1枚数の画像ごとに表示ウィンドウを探索し
ているが、同一グループに属する全部の画像、例えば1
回のポリニームスキャンで撮影した複数枚のスライスか
らヒストグラムを求め、それに関してウィンドウを決定
し、複数枚数の画像を同一の表示ウィンドウで観察する
ようにしても良い。この場合には1グループの画像がす
べて同一のウィンドウになる。また、ニューラルネット
ワークの教師データの作成にも、複数枚数の画像のヒス
トグラムを使用してもよい。
(3)さらに実施例では、表示ウィンドウは線形(リニ
アー)であるが、表示ウィンドウは非線形(ノンリニア
ー)であっても良い。
(4)さらに前記実施例では1枚の画像ごとにウィンド
ウを計算しているが、同一の条件で連続して撮影した画
像であれば、同一の表示ウィンドウで観察する方が良い
。このため1枚目で観察者が選択したウィンドウ(微調
整を行なった場合は微調整後のウィンドウ)とその画像
度を求めて記憶する。次に2枚目の画像の表示が指定さ
れた場合、1枚目のウィンドウにおける2枚目の画像の
画像度を求め、それを前記記憶した1枚目の画像度と比
較し、その差が一定以下ならウィンドウを変更しないで
、1枚目のウィンドウにより2枚目の画像を表示する。
その差が一定以上の場合には、本発明方法により求めた
ウィンドウで表示するようにしても良い。
(5)さらに前記実施例では1枚の画像ごとにウィンド
ウを計算しているが、同一の条件で連続して撮影した画
像であれば、同一の表示ウィンドウで観察する方が良い
。このため同一グループの代表的な画像(例えば中心位
置の画像)でウィンドウを求め、同一グループの全部の
画像に対して同一のウィンドウで画像を表示しても良い
(6)さらに、前記実施例では観察目的をヒストグラム
のピークにより推定しているが、以下の情報、方法を用
いて゛観察部分の画素値を推定するようにしてもよい。
(1〉簡単な画像認識を行ない比較的画素値の纏まって
いる部分を見つける。
(2)撮影条件、 (3)断面(アクシャル面、コロナル面、サジタル面)
、 (4)撮影目的、これは病院オーダーリングシステムか
ら得ることもできる。
また、これらの情報、ヒストグラムの特徴(全体の面積
、ピークの位置、形、高さなど)により、画像度を求め
る項目、ニューラルネットワークのウェイトなどを異な
るものを使用するようにしても良い。
(7)まず前記実施例では、出力素子が1個であり、「
明るさ」、「コントラスト」の両方を統合した画像度を
表しているが、出力素子を「明るさ」、「コントラスト
」に対応して2個とし、これを「明るすぎる〜適当〜暗
すぎる」 (0〜1)。
コントラストが「強すぎる〜適当〜弱すぎる」(0〜1
)のように表しても良い。この場合、画像度は両者の重
み付けの合計として求める。また「明るさ」の教師デー
タは、第12図においてWWS−WWG、rコントラス
ト」の教師データはWL S −WL Gとおけばよい
(8)さらに実施例は、学習と実行を同一のニューラル
ネットワークで行なっているが、学習はワークステーシ
ョンなどの他のニユーラルネツトワーりで行い、実行は
別の簡単なニューラルネットワークで行っても良い。ま
た学習したニューラルネットワークの重み係数のうち、
値の大きいものだけを取り出し、にニューラルネットワ
ークを使用せずに)計算機のソフトウェアだけで計算し
ても良い。
(9)さらに実施例では、すべての画像について、同一
の重み係数を使用しているが、画像のタイプにより異な
る重み係数を使用しても良い。この場合は、計算機から
ニューラルネットワークに、画像タイプに応じて異なる
重み係数を転送するようにする。また学習も画像タイプ
ごとに別々の学習データを用いて行なう。
(10)さらに実施例では、学習データ用の画像の選択
については説明していないが、例えば装置ごとに、10
枚数程度の画像(画像タイプごとに別々に)を学習画像
として記憶する。この画像によりニューラルネットワー
クを学習させる。このようにすれば、装置に応じたニュ
ーラルネットワーク(重み係数)が形成される。さらに
新しい学習画像を追加するか、あるいは古い画像を新し
い画像に更新して、再度全体の学習画像を用いて学習す
るようにすれば、装置の変化にも対応可能である。
(11)さらに前記(9)、(10)では、装置ごとに
画像タイプごとに別々の重み係数を設けるようにしてい
るが、これを装置ごと、観察者(医師)ごと1画像タイ
プごとに別々の重み係数を設けるようにしても良い。
(12)実施例では、特徴量を線形で正規化した値を入
力としたが、正規化は例えば正弦関数や対数変換などで
正規化しても良い。
(13)実施例では、特徴の個数とニューラルネットワ
ークの入力層の素子数を同一にしたが、1つの特徴に複
数の入力素子を割り当てて、特徴量を線形で正規化した
値と、正弦関数や対数変換などで正規化した値を入力と
しても良い。
このほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 本発明によれば、評価値をニューラルネットワークによ
り求めるので、ファジィ−類似方式におけるメンバーシ
ップ関数等を決定することなく、装置ごとにあるいは病
院ごとの特性に合った画像を容易に観察することができ
る。
またニューラルネットワークにより評価値を求め、最も
大きい評価値をもつウィンドウでMHI画像を観察でき
、画像を表示する際にウィンドウ設定の操作が簡単にな
り、操作者の負担を軽減できる画像表示方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像表示方法の全体の手順を示す
フロー図、第2図はウィンドウを求める方法を示すフロ
ー図、第3図は前記ウィンドウの求め方の具体的な手順
の実施例を示すフロー図、第4図は前記画像表示方法を
適用した画像表示装置を示す概略ブロック図、第5図は
典型的なMHI画像のヒストグラムを示す図、第6図は
MRI値をWL、WWに応じて連続した明るさとして表
示した図、第7図はWW、WLを変化させた場合のWW
、WLに対する画像度Qを示す概略図、第8図は前記M
RI画像のピークの定義を示す図、第9図はMVPの求
め方を説明するための図、′s10はニューラルネット
ワークの構成を示す因、第11図は前記ニューラルネッ
トワークで画像度を求める手順を示すフロー図、第12
図はWLS、WWSに対する教師データを示す図、第1
3図は従来のウィンドウの設定方法の一例を示す図であ
る。 1・・・画像メモリ、2・・・計算機、3・・・WL、
WWスイッチ、4・・・表示装置、5・・・ニューラル
ネットワーク、30・・・入力層、32・・・中間層、
Q・・・画像度、WL、L・・・ウィンドウレベル、w
w w・・・ウィンドウワイド、H・・・背景、MVP
・・・最も重要と推定されるMRI値。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル化された画像データの画素値を用いて
    ウィンドウに関するパラメータを設定し画像を表示させ
    るための画像表示方法において、前記画像データの画素
    値に対するヒストグラムを作成する手順と、候補値とし
    て前記パラメータを複数種類設定し、設定された前記パ
    ラメータに対してそれぞれ画像の見易さを表現する評価
    値をニューラルネットワークを用いて求め、求められた
    それぞれの評価値を比較し、最も大きい評価値をもつ前
    記パラメータを最終設定とする手順とからなる画像表示
    方法。
  2. (2)前記パラメータを求める手順は、最初に候補値と
    して前記パラメータを設定し、設定されたパラメータに
    対して前記評価値を求める手順と、このパラメータを各
    々大きく変化させこれらに対する評価値を求める手順と
    、これらの評価値に基づき前記候補値のパラメータを変
    更設定する手順と、前記パラメータの変化量を順次小さ
    くすることにより最も大きい評価値をもつ前記パラメー
    タを求める手順とを含むことを特徴とする請求項1記載
    の画像表示方法。
  3. (3)前記パラメータはウィンドウレベルまたはウィン
    ドウワイスのうち少なくともいずれか一方であることを
    特徴とする請求項1乃び請求項2記載の画像表示方法。
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