JPH08202754A - リップカラーアドバイスシステム及び方法 - Google Patents

リップカラーアドバイスシステム及び方法

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JPH08202754A
JPH08202754A JP7011867A JP1186795A JPH08202754A JP H08202754 A JPH08202754 A JP H08202754A JP 7011867 A JP7011867 A JP 7011867A JP 1186795 A JP1186795 A JP 1186795A JP H08202754 A JPH08202754 A JP H08202754A
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lip
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skin color
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賢哉 平山
Kazuhiro Yamazaki
和宏 山崎
Mieko Yamamoto
美恵子 山本
Tomoshi Kimura
知史 木村
Sakura Inoue
さくら 井上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人のメークイメージに合ったリップカラーをア
ドバイスする。 【構成】メークアップ化粧料使用者の顔の肌色情報、人
の色に対する嗜好性を色に対する許容幅によりグループ
分けしたグループ情報、使用者の希望すべきメークイメ
ージ情報を入力部10で入力し、前記各情報とこれらの
情報に対応するメークイメージに合った似合うリップカ
ラーとを記憶部20に記憶し、入力された各情報に対応
するメークイメージに合った似合うリップカラーを記憶
部20に記憶されたリップカラーの中から検索部30で
検索し、検索されたメークイメージに合った似合うリッ
プカラーを表示部50に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人の希望するメークアッ
プイメージに合ったリップカラーをアドバイスするリッ
プカラーアドバイスシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リップカラーなどのメークアップ化粧料
は顔にアクセントをつけ、その人のイメージを形成させ
るのに重要な役割を担っている。このため、メークアッ
プ化粧料の色の種類は多種にわたっている。さらに、使
用者の色に対する嗜好性も千差万別であり、メークアッ
プ化粧料は本来、化粧する人の意志やその人の持つメー
クイメージを十分に表現できることが望ましい。
【0003】しかしながら、販売の現場では美容部員に
よる主観的なアドバイスのために、人が最初に願望とし
て抱いていたメークイメージとは異なる化粧料を勧めら
れる場合があった。すなわち、人の要望と美容部員の主
観的なイメージとの間に不調和が発生することがあっ
た。
【0004】また、数多くの色を実際に肌に塗布するこ
とは、肌に対して非常に多くの負担をかけることにな
る。さらに、複数の色を肌に塗布した状態で使用者がメ
ークイメージを比較することは困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記化粧料のメークア
ップについて、既に例えば、特開昭63−80692及
び特開昭64−4189のメークアップシミュレーショ
ンシステム、特開昭62−144280のメークアップ
シミュレータが知られている。
【0006】前記メークアップシミュレーションシステ
ムは撮像装置で得た顔などのメークアップ部を表示装置
に表示して、メークアップ部の化粧色及び範囲を指定す
ることによりメークアップを画面上でシミュレーション
するものである。前記メークアップシミュレータは被写
体の顔画像を高速大容量の演算処理回路により実際の化
粧に即した機能、加工で画像処理を行い、加工画像を出
力するメークアップシミュレータである。
【0007】しかしながら、従来のシステムでは、オペ
レータの個人的な感覚によって色が選択されていた。こ
のため、人の要望とオペレータの個人的な感覚との間に
不調和が発生することが多々あった。
【0008】また、数多くの色を実際に肌に塗布するこ
とは、肌に対して非常に多くの負担をかけることにな
る。さらに、複数の色を肌に塗布した状態で使用者がメ
ークイメージを比較することは困難であった。
【0009】本発明の目的は、人の意志や願望のメーク
イメージに合ったリップカラーを的確にアドバイスする
ことができるリップカラーアドバイスシステム及び方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のリップカラーア
ドバイスシステムは、前記課題を解決するため、以下の
手段を採用した。
【0011】<本発明のリップカラーアドバイスシステ
ムの要旨>本発明のリップカラーアドバイスシステムは
図1に示したようにメークアップ化粧料使用者の顔の肌
色情報、予め人の色に対する嗜好性を色に対する許容幅
によりグループ分けしたグループ情報、前記使用者の希
望すべきメークイメージ情報の各々の情報を入力する入
力部10と、前記肌色情報、前記グループ情報、前記メ
ークイメージ情報の各情報とこれらの情報に対応するメ
ークイメージに合った似合うリップカラーとを記憶する
記憶部20と、前記入力部10により入力された前記肌
色情報、前記グループ情報、前記メークイメージ情報の
各情報に対応する希望すべきメークイメージに合った似
合うリップカラーを前記記憶部20に記憶されたリップ
カラーの中から検索する検索部30と、前記検索部30
で検索されたメークイメージに合った似合うリップカラ
ーを表示する表示部50とを備えることである(請求項
1に対応)。
【0012】要は、肌色の測色値、実験に基づいた客観
的なデータとに基づきメークイメージに合ったリップカ
ラーを表示して的確にアドバイスするものである。以
下、その構成を説明する。 (入力部)入力部10はメークアップ化粧料使用者の顔
の肌色情報、予め人の色に対する嗜好性を色に対する許
容幅によりグループ分けしたグループ情報、前記使用者
の希望すべきメークイメージ情報の各々の情報を入力す
るもので、例えば、カラービデオカメラ、マウス、キー
ボードなどである。 (記憶部)記憶部20は前記肌色情報、前記グループ情
報、前記メークイメージ情報の各情報とこれらの情報に
対応するメークイメージに合った似合うリップカラーと
を記憶するもので、例えば、ハードディスク、光磁気デ
ィスクなどである。 (検索部)検索部30は前記入力部10により入力され
た前記肌色情報、前記グループ情報、前記メークイメー
ジ情報の各情報に対応する希望すべきメークイメージに
合った似合うリップカラーを前記記憶部20に記憶され
たリップカラーの中から検索するもので、例えば、中央
処理装置がメモリに格納されたプログラムを実行するこ
とで実現される機能である。 (表示部)表示部50は前記検索部30で検索されたメ
ークイメージに合った似合うリップカラーを表示するも
ので、モニター、カラープリンタなどである。
【0013】本発明は以下の付加的構成要素を付加して
も成立する。その他の付加的構成要素とは、前記入力部
が、撮像部、肌色位置指定部、肌色計算部、色グループ
分け部、メークイメージ選択部を備えることである。
(請求項2に対応)。
【0014】前記撮像部は、例えば、ビデオカメラであ
り、前記使用者の顔と色の基準とすべき色票とを撮影す
る。肌色位置指定部は前記撮像部で得られた顔画像から
肌色の任意の位置を指定して指定された肌色位置のデー
タを抽出する。肌色計算部は予め基準測色器で測定され
た基準色票の基準色と前記撮影された基準色票との差分
を前記肌色位置指定部で抽出された肌色位置のデータに
対して補正することにより肌色を計算する。色グループ
分け部は前記各グループ情報について許容幅を設定し前
記使用者がどのグループに属しているのかを判定する。
メークイメージ選択部は例えば、マウスを用いて複数の
メークイメージの中から希望すべきメークイメージを選
択する。
【0015】その他の付加的構成要素とは、前記入力部
が前記撮像部で得られた顔画像の中から唇の輪郭を指定
する唇輪郭指定部を備えることである(請求項3に対
応)。その他の付加的構成要素とは、前記記憶部が、肌
色カテゴリーテーブル、色差カテゴリーテーブル、カテ
ゴリースコアテーブルとを備えることである(請求項4
に対応)。
【0016】肌色カテゴリーテーブルは肌色色相のマン
セル値と肌色明度のマンセル値との各々のマンセル値を
複数のカテゴリーに分類してマンセル値とカテゴリーと
を対応付けたものである。色差カテゴリーテーブルは肌
色とリップ色との色相差、明度差、彩度差の各々の色差
を複数のカテゴリーに分類して色差とカテゴリーとを対
応付けた。カテゴリースコアテーブルは前記各カテゴリ
ーテーブルの各カテゴリーに対応する前記似合うリップ
カラーのための肌色色相、肌色明度、色相差、明度差、
彩度差の各データを前記グループ情報及びメークイメー
ジ毎に分類したものである。
【0017】その他の付加的構成要素とは、前記検索部
は、肌色カテゴリーテーブルと色差カテゴリーテーブル
とを用いて肌色測色値とリップ測色値とから肌色のカテ
ゴリーと色差カテゴリーを算出し、前記判定されたグル
ープ情報と前記選択されたメークイメージ情報とに基づ
きカテゴリースコアテーブルとを用いて算出されたカテ
ゴリーに対応する肌色色相、肌色明度、色相差、明度
差、彩度差の各データを算出し、前記各データに基づき
前記グループにおけるリップカラーに対する似合う度合
を計算することである(請求項5に対応)。
【0018】その他の付加的構成要素とは、前記検索部
が、前記算出されたリップカラーに対する似合う度合の
結果の良い順番にリップカラーデータを分類し、分類結
果の上位いくつかのリップカラーデータを候補色として
前記表示部に出力することである(請求項6に対応)。
【0019】その他の付加的構成要素とは、前記表示部
が、画面に前記唇輪郭指定部により指定された唇にメー
クイメージに合った前記いくつかの候補色をそれぞれ塗
布した複数の顔画像を表示し、これらの中からいずれか
1つを選択し、選択された顔画像と候補色塗布前の顔画
像とを同一画面上に表示することである(請求項7に対
応)。
【0020】本発明のリップカラーアドバイス方法は図
2に示したようにメークアップ化粧料使用者の顔の肌色
情報、予め人の色に対する嗜好性を色に対する許容幅に
よりグループ分けしたグループ情報、前記使用者の希望
すべきメークイメージ情報の各々の情報を入力する入力
ステップS1と、前記肌色情報、前記グループ情報、前
記メークイメージ情報の各情報とこれらの情報に対応す
るメークイメージに合った似合うリップカラーとを記憶
する記憶ステップS2と、前記入力された前記肌色情
報、前記グループ情報、前記メークイメージ情報の各情
報に対応する希望すべきメークイメージに合った似合う
リップカラーを前記記憶されたリップカラーの中から検
索する検索ステップS3と、前記検索されたメークイメ
ージに合った似合うリップカラーを表示する表示ステッ
プS4とを備えることである(請求項8に対応)。
【0021】また、前記入力ステップは、前記使用者の
顔と色の基準とすべき色票とを撮影する撮像ステップ
と、前記得られた顔画像から肌色の任意の位置を指定し
て指定された肌色位置のデータを抽出する肌色位置指定
ステップと、予め基準測色器で測定された基準色票の基
準色と前記撮影された基準色票との差分を前記抽出され
た肌色位置のデータに対して補正することにより肌色を
計算する肌色計算ステップと、前記各グループ情報につ
いて許容幅を設定し前記使用者がどのグループに属して
いるのかを判定する色グループ分けステップと、複数の
メークイメージの中から希望すべきメークイメージを選
択するメークイメージ選択ステップとを備えることであ
る(請求項9に対応)。
【0022】さらに、前記入力ステップは、前記得られ
た顔画像の中から唇の輪郭を指定する唇輪郭指定ステッ
プを備えることである(請求項10に対応)。また、前
記記憶ステップは、肌色色相のマンセル値と肌色明度の
マンセル値との各々のマンセル値を複数のカテゴリーに
分類してマンセル値とカテゴリーとを対応付けた肌色カ
テゴリーテーブルを記憶し、肌色とリップ色との色相
差、明度差、彩度差の各々の色差を複数のカテゴリーに
分類して色差とカテゴリーとを対応付けた色差カテゴリ
ーテーブルを記憶し、前記各カテゴリーテーブルの各カ
テゴリーに対応する前記似合うリップカラーのための肌
色色相、肌色明度、色相差、明度差、彩度差の各データ
を前記グループ情報及びメークイメージ毎に分類したカ
テゴリースコアテーブルを記憶することである(請求項
11に対応)。
【0023】また、前記検索ステップは、肌色カテゴリ
ーテーブルと色差カテゴリーテーブルを用いて肌色測色
値とリップ測色値とから肌色のカテゴリーと色差カテゴ
リーを算出し、前記判定されたグループ情報と前記選択
されたメークイメージ情報とに基づきカテゴリースコア
テーブルとを用いて算出されたカテゴリーに対応する肌
色色相、肌色明度、色相差、明度差、彩度差の各データ
を算出し、前記各データに基づき前記グループにおける
リップカラーに対する似合う度合を計算することである
(請求項12に対応)。
【0024】前記検索ステップは前記算出されたリップ
カラーに対する似合う度合の結果の良い順番にリップカ
ラーデータを分類し、分類結果の上位いくつかのリップ
カラーデータを候補色として前記表示部に出力すること
である(請求項13に対応)。
【0025】前記表示ステップは、画面に前記指定され
た唇にメークイメージに合った前記いくつかの候補色を
それぞれ塗布した複数の顔画像を表示し、これらの中か
らいずれか1つを選択し、選択された顔画像と候補色塗
布前の顔画像とを同一画面上に表示することである(請
求項14に対応)。
【0026】
【作用】本発明によれば、肌色情報、グループ情報、使
用者の希望すべきメークイメージ情報を入力部10で入
力すると、検索部30が、入力された前記肌色情報、前
記グループ情報、前記メークイメージ情報の各情報に対
応する希望すべきメークイメージに合った似合うリップ
カラーを記憶部20に記憶されたリップカラーの中から
検索し、表示部50が、検索されたメークイメージに合
った似合うリップカラーを表示する。
【0027】すなわち、肌色の測色値等の物理的なデー
タと、実験に基づく記憶された客観的なデータとに基づ
き、人の意志や願望のメークイメージに合ったリップカ
ラーを的確にアドバイスすることができる。
【0028】また、肌色位置指定部が撮像部で得られた
顔画像から指定された肌色位置のデータを抽出すると、
肌色計算部は基準色票の基準色と撮影された基準色票と
の差分を前記抽出された肌色位置のデータに補正するの
で、前記肌色情報が得られる。色グループ分け部により
前記使用者のグループ情報が得られ、メークイメージ選
択部により希望すべきメークイメージ情報が選択され
る。
【0029】さらに、唇輪郭指定部は前記撮像部で得ら
れた顔画像の中から唇の輪郭を指定するので、後にこの
指定された部分にリップカラーを塗布することができ
る。また、肌色カテゴリーテーブルと色差カテゴリーテ
ーブルとカテゴリースコアテーブルとを用いることで、
各カテゴリーに対応する似合うリップカラーのための肌
色色相、肌色明度、色相差、明度差、彩度差の各データ
をグループ情報及びメークイメージ毎に求めることがで
きる。
【0030】さらに、検索部が、肌色カテゴリーテーブ
ルと色差カテゴリーテーブルとを用いて肌色測色値とリ
ップ測色値とから肌色のカテゴリーと色差カテゴリーを
算出し、判定されたグループ情報と選択されたメークイ
メージ情報とに基づきカテゴリースコアテーブルとを用
いて算出されたカテゴリーに対応する肌色色相、肌色明
度、色相差、明度差、彩度差の各データを算出し、前記
各データに基づき前記グループにおけるリップカラーに
対する似合う度合を計算することができる。
【0031】検索部が、算出されたリップカラーに対す
る似合う度合の結果の良い順番にリップカラーデータを
分類し、分類結果の上位いくつかのリップカラーデータ
を候補色として表示部に出力することができる。
【0032】表示部が、画面に前記指定された唇にメー
クイメージに合った前記いくつかの候補色をそれぞれ塗
布した複数の顔画像を表示し、これらの中からいずれか
1つを選択し、選択された顔画像と候補色塗布前の顔画
像とを同一画面上に表示するので、複数の色について同
時に比較して見ることができるため、より一層、人の満
足のいく色を選択できる。
【0033】
【実施例】以下、本発明のリップカラーアドバイスシス
テム及び方法の実施例を図面を参照して説明する。前記
リップカラーアドバイスシステムはビデオカメラにより
人の顔を入力し、マウスにより人の嗜好、実現したいメ
ークイメージを入力する。
【0034】前記システムはビデオカメラから入力され
た顔画像より肌色を測色し、その測色値と人の嗜好と
「メークアップイメージに合ってかつ似合う」という条
件に基づき最適と思われるリップカラーの色を客観的な
実験結果から選択し、表示及びアドバイスを行う。
【0035】発明者らは視覚の美学的研究として「似合
うリップカラー」の研究を行った。その成果として肌色
・顔形に合った「似合う」リップカラーを決定する「似
合うリップカラー理論」が得られた。
【0036】前記似合うリップ理論を目に見える形で具
体化するために前記リップカラーアドバイスシステムの
開発を行った。以下、前記リップカラーアドバイスシス
テムを説明する。前記リップカラーアドバイスシステム
はハードウェアとソフトウェアとからなる。 (1)システムのハードウェア構成 図3は本発明の実施例のリップカラーアドバイスシステ
ムのハードウェア構成図である。図3において、前記リ
ップカラーアドバイスシステムはビデオカメラ11、キ
ーボード12、マウス13、ディスク22、ビデオカメ
ラ11に接続されるフルカラーボード21、カラープリ
ンタ51、基準測色器44、及びフルカラーボード21
に接続されるモニター52を備える。
【0037】前記コンピュータ31は例えば、パーソナ
ルコンピュータであり、中央処理装置(CPU)を備え
る。コンピュータ31には、前記キーボード12、マウ
ス13、ディスク22、フルカラーボード21、カラー
プリンタ51、基準測色器44とが接続されている。
【0038】前記ビデオカメラ11は図6に示す人の顔
70と基準色票60とを撮像することにより顔画像と色
票画像を得てそれらの画像をフルカラーボード21に出
力する。前記フルカラーボード21は画像メモリであ
り、前記ビデオカメラ11から出力される顔画像と色票
画像との画像データを記憶する。
【0039】前記キーボード12及びマウス13は人の
嗜好、実現したいメークイメージなどの条件を入力し、
その条件データをコンピュータ31に出力する。基準測
色器44は例えば、分光光度計であり、図6に示す基準
色票60のみを測色して基準色(白61、灰62、黒6
3、青64、緑65、赤66)のRGBデータを求め、
その基準色のRGBデータをコンピュータ31に出力す
る。
【0040】前記ビデオカメラ11で撮影された基準色
票の色(RGBデータ)は、基準測色器で測定された基
準色とは異なる。このため、基準測色器で測定された基
準色を用いてビデオカメラ11で撮影された色票の測色
値を補正する。
【0041】前記ディスク22は例えば、ハードディス
ク、光磁気ディスクなとであり、メークアップイメージ
に合った似合うリップカラーの色を複数個記憶してお
り、これらのリップカラーデータはコンピュータ31に
より前記実現したいメークイメージに合わせて読み出さ
れる。
【0042】前記ディスク22はリップカラーアドバイ
スプログラム220を備えるとともに、前記メークアッ
プイメージに合った似合うリップカラーを複数のテーブ
ルに記憶している。これらのテーブルはカテゴリースコ
アテーブル221、肌色色相カテゴリーテーブル22
2、肌色明度カテゴリーテーブル223、色相差カテゴ
リーテーブル224、明度差カテゴリーテーブル22
5、彩度差カテゴリーテーブル226とからなる。
【0043】カテゴリースコアテーブル221は、図1
5に示すように、肌色色相、肌色明度、△H(色相
差)、△V(明度差)、△C(彩度差)、基準化カテゴ
リースコアの各データをグループ及びイメージワード毎
に分類し、肌色色相、肌色明度、△H、△V、△Cの各
々のデータは数段階(後述するいつくかのカテゴリー)
に分かれている。なお、前記グループは後述するように
例えば、3つに分かれており、イメージワードは人の意
志や願望のメークイメージを表し、「似合う」、「若々
しい」の項目からなる。
【0044】肌色色相カテゴリーテーブル222は、図
17に示すように0.1R〜10Yの肌色色相のマンセ
ル値を3つのカテゴリーに分類し、各マンセル値と各カ
テゴリーとを対応付けている。このカテゴリーの数はカ
テゴリースコアテーブル221内の肌色色相のカテゴリ
ーの数に一致する。
【0045】肌色明度カテゴリーテーブル223は、図
18に示すように0〜10の肌色明度のマンセル値を3
つのカテゴリーに分類し、各マンセル値と各カテゴリー
とを対応付けている。このカテゴリーの数はカテゴリー
スコアテーブル221内の肌色明度のカテゴリーの数に
一致する。
【0046】色相差カテゴリーテーブル224は、図2
0に示すように−5〜30の△H(肌色色相とリップカ
ラーの色相との色相差)の色差を7つのカテゴリーに分
類し、各色差と各カテゴリーとを対応付けている。この
カテゴリーの数はカテゴリースコアテーブル221内の
△Hのカテゴリーの数に一致する。
【0047】明度差カテゴリーテーブル225は、図2
1に示すように−2〜4の△V(肌色明度とリップカラ
ーの明度との明度差)の色差を6つのカテゴリーに分類
し、各色差と各カテゴリーとを対応付けている。このカ
テゴリーの数はカテゴリースコアテーブル221内の△
Vのカテゴリーの数に一致する。
【0048】彩度差カテゴリーテーブル226は、図2
2に示すように−3〜11の△C(肌色彩度とリップカ
ラーの彩度との彩度差)の色差を3つのカテゴリーに分
類し、各色差と各カテゴリーとを対応付けている。この
カテゴリーの数はカテゴリースコアテーブル221内の
△Cのカテゴリーの数に一致する。
【0049】これらのテーブル内の各リップカラーのデ
ータは過去の客観的な実験結果により作成されたもので
ある。前記コンピュータ31はキーボード12及びマウ
ス13からの各種の条件、ディスク22からの各種のデ
ータ、フルカラーボード21に記憶された画像データに
対して演算処理を行い、その結果をカラープリンタ51
またはフルカラーボード21を介してモニター52に出
力する。
【0050】すなわち、コンピュータ31は、ビデオカ
メラから入力された顔画像より肌色を測色し、その測色
値と人の嗜好と「メークアップイメージに合ってかつ似
合う」という条件に基づき最適と思われるリップカラー
の色を前記テーブル内の客観的な実験結果から選択し、
表示及びアドバイスを行う。モニター52はフルカラー
ボード21に記憶された画像データを画面に表示する。 (2)システムのソフトウェア構成 次に、システムのソフトウェア構成を説明する。図4は
前記リップカラーアドバイスシステムのソフトウェア構
成を示す図である。前記ソフトウェアはディスク22に
格納されたリップカラーアドバイスプログラム220を
前記コンピュータ31内の中央処理装置(CPU)が実
行することで実現される機能である。前記ソフトウェア
は前記似合うリップカラー理論によって人の実現したい
メークアップイメージに合った「似合う」リップカラー
を得る。
【0051】人の実現したいメークアップイメージに合
った「似合う」リップカラーはf1(肌色、評価者のグ
ループ分け)とf2(実現したいメークイメージ)との
関数により求められる。
【0052】前記肌色、評価者のグループ分け、メーク
イメージの各要素は図4に示す肌色位置指定部306、
肌色計算部308、唇輪郭指定部310、色グループ分
け部311、メークイメージ選択部312によって測定
される。
【0053】前記肌色位置指定部306は、前記マウス
13によって人の顔の中の肌色位置を指定し、前記ビデ
オカメラ11によって同時に撮影された顔画像及び基準
色票をフルカラーボード21から読み出して、前記顔画
像の中から前記指定された肌色位置のデータを抽出す
る。前記肌色位置指定部306には前記肌色計算部30
8が接続される。
【0054】前記肌色計算部308は、前記基準測色器
44で測定された基準色票の基準色と前記ビデオカメラ
11によって撮影された基準色票との差分を前記肌色位
置指定部306で抽出された肌色位置のデータに対して
補正することにより、より正確な肌色を計算する。すな
わち、前記肌色計算部308は肌色の測色を行う。
【0055】前記肌色計算部308は補正された肌色の
RGBデータをXYZ表色系のXYZデータに変換し、
このXYZデータをマンセル系のHVCデータに変換す
る。前記カラープリンタ51はRGBデータを印刷す
る。
【0056】前記唇輪郭指定部310は肌色計算部30
8に接続され、前記ビデオカメラ11によって同時に撮
影された顔画像の中から唇の輪郭を指定する。前記唇輪
郭指定部310には色グループ分け部311が接続され
る。
【0057】色グループ分け部311は人の嗜好により
評価者の色のグループ分けを行うもので、各評価者グル
ープ間で色の評価に差がでるサンプル写真を呈示し、見
せたい人(通常ではお客様自身)がどのグループに属し
ているのかを判定する。色グループ分け部311にはメ
ークイメージ選択部312が接続される。
【0058】メークイメージ選択部312は、前記マウ
ス13などによって画面上に表示されかつ実験結果によ
って使用された前記イメージワードの中から人が実現し
たいメークイメージを選択する。
【0059】さらに、図4において、メークイメージ選
択部312に接続される演算処理部313、演算処理部
313に接続される表示制御部314とが備えられる。
演算処理部313は前記メークイメージ選択部312に
より選択された希望するメークイメージに合った似合う
リップカラーを、前記ディスク22にある各テーブル2
21〜226に記憶されたデータを用いて検索する。
【0060】前記表示制御部314はモニタ52の画面
に前記唇輪郭指定部310により指定された唇にメーク
イメージに合った前記いくつかの候補色をそれぞれ塗布
した複数の顔画像を表示し、これらの中からいずれか1
つを選択し、選択された顔画像と候補色塗布前の顔画像
とを同一画面上に表示する。
【0061】次に、このように構成されたリップカラー
アドバイスシステムにより実現されたリップカラーアド
バイス方法を図5に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0062】まず、図6に示すように人の顔70と基準
となるべき色票60とをビデオカメラ11によって同時
に撮影すると(ステップ101)、顔画像と色票画像と
がフルカラーボード21に取り込まれる。
【0063】次に、肌色位置指定部306が基準の色票
60(図6に示す例では赤の色票66の位置)を指定
し、さらに、図7に示すように肌色の位置71とを指定
する(ステップ102)。
【0064】さらに、前記肌色位置指定部306は、前
記ビデオカメラ11によって同時に撮影された顔画像及
び基準色票をフルカラーボード21から読み出して、前
記顔画像の中から前記指定された肌色位置のデータを抽
出する。
【0065】一方、基準測色器44は図6に示す基準色
票60のみを測色して基準色(白61、灰62、黒6
3、青64、緑65、赤66)のRGBデータを求め、
その基準色のRGBデータを肌色計算部308に出力す
る。
【0066】前記肌色計算部308は、前記基準測色器
44で測定された基準色票60の基準色と前記ビデオカ
メラ11によって撮影された基準色票60との差分を前
記肌色位置指定部306で抽出された肌色位置71のデ
ータに対して補正することにより、より正確な肌色の計
算を行う(ステップ103)。すなわち、前記肌のRG
Bデータに対して前記差分だけ補正を行うから、ビデオ
カメラ11のRGBデータの誤差がなくなるので、測色
精度を高めることができる。
【0067】さらに、前記肌色計算部308は前記補正
された肌色のRGBデータをXYZ表色系のXYZデー
タに変換し、このXYZデータをマンセル系のHVCデ
ータに変換し、モニタ52の画面上に肌色マップ72と
HVCデータ73と前記肌色のHVCデータ73の肌色
マップ72上での領域74とを表示する。
【0068】図8に肌色マップ72を示す。図8(c)
に示すVは明るさであり、低明度(色黒)、中明度、高
明度(色白)に分かれる。図8(b)に示す周方向Hは
色相である。図8(b)に示すCは彩度である。図8
(a)に示す肌色のHVCデータ73において、色相H
が5.3YR(黄赤)、明度Vが6.2、彩度Cが3.
2である。
【0069】次に、唇輪郭指定部310はマウス13に
よって図9に示すように唇の輪郭76を指定する(ステ
ップ104)。ここで、前記唇輪郭指定部310は図1
0に示すフローチャートに従って唇の輪郭76を指定す
る。
【0070】すなわち、唇輪郭指定部310は図9に示
すように前記ビデオカメラ11によって得られた顔画像
70から唇の周辺領域75をマウス13により指定する
(ステップ141)。
【0071】次に、唇輪郭指定部310は指定された唇
の周辺領域75をモニタ52の右上画面に拡大表示する
(ステップ142)。さらに、唇輪郭指定部310は唇
輪郭指定用のひな型77をモニタの画面に表示する(ス
テップ143)。さらに、前記唇輪郭指定部310にお
いては、前記唇輪郭用のひな型77を修正するかどうか
を判定する(ステップ144)。
【0072】ここで、前記唇輪郭用のひな型77を修正
しない場合には、前記唇輪郭指定部310は修正終了ボ
タン78を押し(ステップ145)、唇の中心位置を指
示する(ステップ146)。
【0073】一方、前記唇輪郭用のひな型77を修正す
る場合には、前記唇輪郭指定部310は前記ひな型77
を変形するための移動点(図中、+印P1〜P7のいず
れか)を選択する(ステップ147)。
【0074】そして、前記唇輪郭指定部310は、希望
する位置へ前記+印P1〜P7をマウス13を使って移
動することで唇の型を修正する(ステップ148)。そ
の後に、前記ステップ145の処理に進む。以上の処理
により唇の輪郭76が指定される。
【0075】次に、図5に戻り、色グループ分け部31
1は人の嗜好により評価者の色に対する許容幅によるグ
ループ分けを行う(ステップ105)。色グループ分け
部311は図11に示すフローチャートに従って色に対
する許容幅によるグループ分けを行う。
【0076】すなわち、図11において、色グループ分
け部311はグループ分類用画像(予め採られた写真)
の表示を行う(ステップ151)。例えば、色グループ
分け部311は図12に示すような画面の左右に、リッ
プカラーが相互に異なる画像G1(リップカラー79)
と画像G2(リップカラー80)を表示する。
【0077】次に、評価者が前記グループ分類用画像の
個々の画像G1,G2に対して似合うかどうかの回答
(YES,NO)をYESボタン81a,82a,NO
ボタン81b,82bにより入力する(ステップ15
2)。
【0078】次に、色グループ分け部311は入力され
た回答により評価者が左側の画像G1に似合うと思うか
どうかを判定する(ステップ153)。ここで、評価者
が左側のグループ分類用画像G1に似合うと思うとして
YESボタン81aを押した場合には、色グループ分け
部311はグループIIを選択する(ステップ154)。
【0079】一方、評価者が左側のグループ分類用画像
G1に似合うと思わないとしてNOボタン81bを押し
た場合には、色グループ分け部311は入力された回答
により評価者が右側のグループ分類用画像G2に似合う
と思うかどうかを判定する(ステップ155)。
【0080】ここで、評価者が右側のグループ分類用画
像G2に似合うと思うとしてYESボタン82aを押し
た場合には、色グループ分け部311はグループIIIを
選択する(ステップ156)。
【0081】一方、評価者が右側のグループ分類用画像
G2に似合うと思わないとしてNOボタン82bを押し
た場合には、グループIを選択する(ステップ15
7)。以上の処理により評価者の色に対する許容幅によ
るグループが決定される。以上のグループ分けの結果は
ディスク22のカテゴリースコアテーブル221内のグ
ループと対応する。
【0082】次に、図5に戻り、コンピュータ31はデ
ィスク22に記憶された複数のメークイメージを読み出
して図13に示すようにモニタの画面に表示する。図1
3には、複数のメークイメージとして、「落ち着きのあ
る」、「キュートな」、「若々しい」、「上品な」、
「情熱的な」、「ゴージャスな」、「肌色にあってい
る」、「やわらかい」、「魅力的な」が表示される。
【0083】そして、人が画面に表示された複数のメー
クイメージの中から希望のメークイメージのボタン84
を押すことで、メークイメージ選択部312は前記希望
するメークイメージを選択する(ステップ106)。
【0084】以上の処理により、前記メークイメージに
合った似合うリップカラーを求めるための、肌色測色
値、色に対する許容幅によるグループ分け、実現したい
メークイメージの各要素が測定された。次に、演算処理
部313は前記メークイメージ選択部312によって選
択されたメークイメージに合った似合うリップカラーを
ディスク22内の各テーブル221〜226の中から検
索する(ステップ107)。演算処理部313は図14
に示すフローチャートに従ってメークアップイメージに
合った似合うリップカラーを検索する。
【0085】図14において、まず、似合うとイメージ
ワードとを推定するために、演算処理部313は前記グ
ループ分け部312により分類されたグループ分類結果
に基づき図15に示すカテゴリーテーブル221内の該
当するグループの数量化I類において算出されたカテゴ
リースコアーを読み込む(ステップ171)。
【0086】次に、演算処理部313は肌色値(マンセ
ル値)からカテゴリーデータを算出する(ステップ17
2)。前記肌色からカテゴリーデータの算出は図16に
示すフローチャートに従って行われる。
【0087】図において、演算処理部313は前記ステ
ップ103で得られた肌色色相を算出し(ステップ17
21)、さらに、演算処理部313は、図17に示す肌
色色相カテゴリーテーブル222に従って肌色色相値
(マンセル値)に対応する1〜3のいずれかのカテゴリ
ーを決定する(ステップ1722)。
【0088】次に、演算処理部313は前記ステップ1
03で得られた肌色明度を算出し(ステップ172
3)、さらに、図18に示す肌色色相カテゴリーテーブ
ル223に従って肌色明度値(マンセル値)に対応する
‘1’〜‘3’のいずれかのカテゴリーを決定する(ス
テップ1724)。以上の処理により、カテゴリースコ
アテーブル221を参照するための肌色のカテゴリーデ
ータが算出された。
【0089】次に、図5に戻り、演算処理部313は肌
色とリップカラーとの間の色差によるカテゴリーデータ
を算出する(ステップ173)。肌色とリップカラーと
の間の色差によるカテゴリーデータの算出は図19に示
すフローチャートに従って行われる。
【0090】図19において、演算処理部313はま
ず、色相差カテゴリーの算出を行う(ステップ173
1)。すなわち、演算処理部313は肌色及びリップカ
ラーの色相値の数値変換を行う(ステップ1732)。
この場合、10B(青)を“0”として右回りに数値変
換を行う。
【0091】さらに、演算処理部313は得られた肌色
変換値からリップカラー変換値を減算することにより色
相軸における色差の算出を行う(ステップ1733)。
そして、演算処理部313は色相差カテゴリーテーブル
224に従って前記算出された色相軸における色差に対
応する色相差カテゴリーを決定する(ステップ173
4)。
【0092】次に、演算処理部313は明度差カテゴリ
ーの算出を行う(ステップ1735)。すなわち、演算
処理部313は肌色明度からリップカラー明度を減算す
ることにより明度軸における明度差の算出を行う(ステ
ップ1736)。演算処理部313は明度差カテゴリー
テーブル225により前記算出された明度軸における明
度差に対応するカテゴリーを決定する(ステップ173
7)。
【0093】さらに、演算処理部313は彩度差カテゴ
リーの算出を行う(ステップ1738)。すなわち、演
算処理部313は肌色彩度からリップカラー彩度を減算
することにより彩度軸における彩度差の算出を行い(ス
テップ1739)、彩度差カテゴリーテーブル226に
より前記算出された彩度軸における彩度差に対応するカ
テゴリーを決定する(ステップ1740)。
【0094】以上の処理により、肌色とリップカラー間
の色差によるカテゴリーデータの算出が行われた。次
に、図5に戻り、演算処理部313は数量化I類による
各リップカラーに対する似合う度算出を行う(ステップ
174)。図23に、リップカラーに対する似合う度の
計算例を示した。
【0095】ここでは、図23(a)に示すように、例
えば、測色値として、肌色色相が5.0YR、肌色明度
が6.2、肌色彩度が3.2、リップ色相が8.75R
P(赤紫)、リップ明度が6.1、リップ彩度が10.
0とした。
【0096】この場合、肌色色相カテゴリーは肌色色相
カテゴリーテーブル222に従って2となる。肌色明度
カテゴリーは肌色明度カテゴリーテーブル223に従っ
て3となる。
【0097】リップ色相差(△H)のカテゴリーは色相
差カテゴリーテーブル224に従って10Bを0として
右回りに回転することで“5”となる。リップ明度差
(△V)のカテゴリーは明度差が“0.1”であるか
ら、明度差カテゴリーテーブル225に従って、“3”
となる。リップ彩度差(△C)のカテゴリーは彩度差が
“6.8”であるから、彩度差カテゴリーテーブル22
6に従って、“2”となる。
【0098】次に、カテゴリスコアテーブル221の中
のグループ1でかつイメージワードが似合うについて、
前記決定された各カテゴリーデータに対応するデータ
(図15に示す。)を求める。
【0099】すると、図23(b)に示すように、肌色
色相は0.031、肌色明度は0.2396、△Hは
0.4575、△Vは−0.5154、△Cは0.08
43、基準化カテゴリースコアは3.1726で、グル
ープ1の似合う評価結果が3.4696として得られ
る。
【0100】次に、演算処理部313は数量化I類によ
る各リップカラーに対する「イメージワード」に当ては
まる度合を算出し(ステップ175)、算出された「似
合う」度合の結果の良い順に分類する(ステップ17
6)。
【0101】演算処理部313は分類結果の上位3つの
リップカラーRGBデータの抽出を行い(ステップ17
7)、算出された「イメージワード」に当てはまる度合
の結果の良い順に分類する(ステップ178)。
【0102】さらに、演算処理部313は分類結果の上
位から「似合う」度合の結果の‘3’(似合う、似合わ
ないのどちらでもない)以上のリップカラーRGBデー
タの抽出を行う(ステップ179)。ここで、‘5’は
似合う、‘4’はやや似合うことを表す。
【0103】以上の処理によりステップ107の処理が
終了する。次に、図5に戻り、表示制御部34は前記人
の希望するメークイメージに合った候補色(分類結果の
上位から「似合う」度合の結果の‘3’以上のリップカ
ラーRGBデータ)をイメージ候補色ボタン86を押す
ことにより前記演算処理部313から読み出して、図2
4に示すようにモニタ52の画面に3つの顔画像70a
〜70cと、前記メークイメージに合った候補色を塗布
した3つの唇画像85a〜85cを表示する(ステップ
108)。
【0104】さらに、表示制御部34は図25に示すよ
うに3つの候補色の中のいずれか1つの候補色を選択す
る。図25に示す例では、唇85cに塗布された色を選
択した。
【0105】次に、表示制御部34は図26に示すよう
に選択された色の塗布後の顔70cと塗布前の顔70と
を表示して比較する(ステップ109)。最後に、表示
制御部34は選択された色の塗布後の顔70cと、リッ
プカラーに対する人へのアドバイスとを表示する(ステ
ップ110)。
【0106】すなわち、人の希望するメークイメージに
合った似合う色の表示がモニタの画面に表示される。こ
のように、肌色情報、グループ情報、使用者の希望すべ
きメークイメージ情報を測定し、演算処理部313が、
入力された前記肌色情報、前記グループ情報、前記メー
クイメージ情報の各情報に対応する希望すべきメークイ
メージに合った似合うリップカラーを各テーブルに記憶
されたリップカラーの中から検索し、表示制御部34
が、検索されたメークイメージに合った似合うリップカ
ラーを表示する。
【0107】すなわち、肌色の測色値等の物理的なデー
タと、実験に基づく記憶された客観的なデータとに基づ
き、人の意志や願望のメークイメージに合ったリップカ
ラーを的確にアドバイスすることができる。
【0108】この場合、前記システムは既存のシステ
ム、例えば、前記公開されたメークアップシミュレータ
等に対してソフトウェアが大きく相違する。従来のシス
テムでは、オペレータの個人的な感覚によって色が選択
されていたが、本実施例のシステムでは、客観的な実験
データに裏付けられた理論により色が選択される。
【0109】また、表示制御部34が、画面に前記唇輪
郭指定部310により指定された唇にメークイメージに
合った前記いくつかの候補色をそれぞれ塗布した複数の
顔画像を表示し、これらの中からいずれか1つを選択
し、選択された顔画像と候補色塗布前の顔画像とを同一
画面上に表示するので、複数の色について同時に比較し
て見ることができるため、より一層、人の満足のいく色
を選択できる。
【0110】さらに、ハードウェア面において、従来の
システムでは、高価なワークステーションを利用してい
たが、本実施例のシステムでは、パーソナルコンピュー
タを利用できるので、安価なシステムを構築できる。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、肌色情報、グループ情
報、使用者の希望すべきメークイメージ情報を入力部で
入力すると、検索部が、入力された前記肌色情報、前記
グループ情報、前記メークイメージ情報の各情報に対応
する希望すべきメークイメージに合った似合うリップカ
ラーを記憶部に記憶されたリップカラーの中から検索
し、表示部が、検索されたメークイメージに合った似合
うリップカラーを表示する。
【0112】すなわち、肌色の測色値等の物理的なデー
タと、実験に基づく記憶された客観的なデータとに基づ
き、人の意志や願望のメークイメージに合ったリップカ
ラーを的確にアドバイスすることができる。
【0113】また、撮像部、肌色位置指定部、肌色計算
部の処理により前記肌色情報が得られる。色グループ分
け部により前記使用者のグループ情報が得られ、メーク
イメージ選択部により希望すべきメークイメージ情報が
選択される。
【0114】さらに、唇輪郭指定部は撮像部で得られた
顔画像の中から唇の輪郭を指定するので、後にこの指定
された部分にリップカラーを塗布することができる。ま
た、肌色カテゴリーテーブルと色差カテゴリーテーブル
とカテゴリースコアテーブルとを用いることで、各カテ
ゴリーに対応する似合うリップカラーのための肌色色
相、肌色明度、色相差、明度差、彩度差の各データをグ
ループ情報及びメークイメージ毎に求めることができ
る。
【0115】さらに、検索部が、肌色カテゴリーテーブ
ルと色差カテゴリーテーブルとを用いてカテゴリーを算
出し、判定されたグループ情報と選択されたメークイメ
ージ情報とに基づきカテゴリースコアテーブルとを用い
て算出されたカテゴリーに対応する前記各データを算出
し、算出された各データに基づきグループのリップカラ
ーに対する似合う度合を計算することができる。
【0116】検索部が、分類結果の上位いくつかのリッ
プカラーデータを候補色として表示部に出力することが
できる。表示部が、画面に唇輪郭指定部により指定され
た唇にメークイメージに合った前記いくつかの候補色を
それぞれ塗布した複数の顔画像を表示し、これらの中か
らいずれか1つを選択し、選択された顔画像と候補色塗
布前の顔画像とを同一画面上に表示するので、複数の色
について同時に比較して見ることができるため、より一
層、人の満足のいく色を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリップカラーアドバイスシステムを示
す原理図である。
【図2】本発明のリップカラーアドバイス方法を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の実施例のリップカラーアドバイスシス
テムのハードウェア構成図である。
【図4】本発明の実施例のリップカラーアドバイスシス
テムのソフトウェア構成図である。
【図5】前記リップカラーアドバイスシステムの処理を
示すフローチャートである。
【図6】顔画像と色票との撮影を示す図である。
【図7】肌色の位置の指定を示す図である。
【図8】肌色マップを示す図である。
【図9】唇の輪郭の指定を示す図である。
【図10】唇の輪郭の指定を示すフローチャートであ
る。
【図11】色に対する許容幅によるグループ分けを示す
フローチャートである。
【図12】画面上でのグループ選択のための質問を示す
図である。
【図13】希望するメークイメージの選択を示す図であ
る。
【図14】メークイメージに合った似合うリップカラー
の検索を示すフローチャートである。
【図15】カテゴリースコアテーブルを示す図である。
【図16】肌色からのカテゴリデータ算出を示すフロー
チャートである。
【図17】肌色色相カテゴリーテーブルを示す図であ
る。
【図18】肌色明度カテゴリーテーブルを示す図であ
る。
【図19】肌色とリップカラー間の色差によるカテゴリ
ー算出を示すフローチャートである。
【図20】色相差カテゴリテーブルを示す図である。
【図21】明度差カテゴリーテーブルを示す図である。
【図22】彩度差カテゴリーテーブルを示す図である。
【図23】似合う評価結果の一例を示す図である。
【図24】メークイメージに合った候補色の表示を示す
図である。
【図25】希望の色の選択を示す図である。
【図26】選択色を塗布した後の顔と塗布前の顔との比
較を示す図である。
【符号の説明】
11・・ビデオカメラ 12・・キーボード 13・・マウス 21・・フルカラーボード 22・・ディスク 31・・コンピュータ 44・・基準測色器 51・・カラープリンタ 52・・モニター 60・・色票 70・・顔画像 220・・リップカラーアドバイスプログラム 221・・カテゴリースコアテーブル 222・・肌色色相カテゴリーテーブル 223・・肌色明度カテゴリーテーブル 224・・色相差カテゴリーテーブル 225・・明度差カテゴリーテーブル 226・・彩度差カテゴリーテーブル 306・・肌色位置指定部 308・・肌色計算部 310・・唇輪郭指定部 311・・色グループ分け部 312・・メークイメージ選択部 313・・演算処理部 314・・表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 知史 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1ポ ーラ化成工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 井上 さくら 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1ポ ーラ化成工業株式会社横浜研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メークアップ化粧料使用者の顔の肌色情
    報、予め人の色に対する嗜好性を色に対する許容幅によ
    りグループ分けしたグループ情報、前記使用者の希望す
    べきメークイメージ情報の各々の情報を入力する入力部
    と、 前記肌色情報、前記グループ情報、前記メークイメージ
    情報の各情報とこれらの情報に対応するメークイメージ
    に合った似合うリップカラーとを記憶する記憶部と、 前記入力部により入力された前記肌色情報、前記グルー
    プ情報、前記メークイメージ情報の各情報に対応する希
    望すべきメークイメージに合った似合うリップカラーを
    前記記憶部に記憶されたリップカラーの中から検索する
    検索部と、 前記検索部で検索されたメークイメージに合った似合う
    リップカラーを表示する表示部とを備えることを特徴と
    するリップカラーアドバイスシステム。
  2. 【請求項2】 前記入力部は、前記使用者の顔と色の基
    準とすべき色票とを撮影する撮像部と、 前記撮像部で得られた顔画像から肌色の任意の位置を指
    定して指定された肌色位置のデータを抽出する肌色位置
    指定部と、 予め基準測色器で測定された基準色票の基準色と前記撮
    影された基準色票との差分を前記肌色位置指定部で抽出
    された肌色位置のデータに対して補正することにより肌
    色を計算する肌色計算部と、 前記各グループ情報について許容幅を設定し前記使用者
    がどのグループに属しているのかを判定する色グループ
    分け部と、 複数のメークイメージの中から希望すべきメークイメー
    ジを選択するメークイメージ選択部とを備えることを特
    徴とする請求項1に記載のリップカラーアドバイスシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記入力部は、前記撮像部で得られた顔
    画像の中から唇の輪郭を指定する唇輪郭指定部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のリップカラーアドバ
    イスシステム。
  4. 【請求項4】 前記記憶部は、肌色色相のマンセル値と
    肌色明度のマンセル値との各々のマンセル値を複数のカ
    テゴリーに分類してマンセル値とカテゴリーとを対応付
    けた肌色カテゴリーテーブルと、 肌色とリップ色との色相差、明度差、彩度差の各々の色
    差を複数のカテゴリーに分類して色差とカテゴリーとを
    対応付けた色差カテゴリーテーブルと、 前記各カテゴリーテーブルの各カテゴリーに対応する前
    記似合うリップカラーのための肌色色相、肌色明度、色
    相差、明度差、彩度差の各データを前記グループ情報及
    びメークイメージ毎に分類したカテゴリースコアテーブ
    ルとを備えることを特徴とする請求項2または請求項3
    に記載のリップカラーアドバイスシステム。
  5. 【請求項5】 前記検索部は、肌色カテゴリーテーブル
    と色差カテゴリーテーブルとを用いて肌色測色値とリッ
    プ測色値とから肌色のカテゴリーと色差カテゴリーを算
    出し、前記判定されたグループ情報と前記選択されたメ
    ークイメージ情報とに基づきカテゴリースコアテーブル
    とを用いて算出されたカテゴリーに対応する肌色色相、
    肌色明度、色相差、明度差、彩度差の各データを算出
    し、前記各データに基づき前記グループにおけるリップ
    カラーに対する似合う度合を計算することを特徴とする
    請求項4に記載のリップカラーアドバイスシステム。
  6. 【請求項6】 前記検索部は、前記算出されたリップカ
    ラーに対する似合う度合の結果の良い順番にリップカラ
    ーデータを分類し、分類結果の上位いくつかのリップカ
    ラーデータを候補色として前記表示部に出力することを
    特徴とする請求項4に記載のリップカラーアドバイスシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記表示部は、画面に前記唇輪郭指定部
    により指定された唇にメークイメージに合った前記いく
    つかの候補色をそれぞれ塗布した複数の顔画像を表示
    し、これらの中からいずれか1つを選択し、選択された
    顔画像とリップカラー候補色塗布前のの顔画像とを同一
    画面上に表示することを特徴とする請求項6に記載のリ
    ップカラーアドバイスシステム。
  8. 【請求項8】 メークアップ化粧料使用者の顔の肌色情
    報、予め人の色に対する嗜好性を色に対する許容幅によ
    りグループ分けしたグループ情報、前記使用者の希望す
    べきメークイメージ情報の各々の情報を入力する入力ス
    テップと、 前記肌色情報、前記グループ情報、前記メークイメージ
    情報の各情報とこれらの情報に対応するメークイメージ
    に合った似合うリップカラーとを記憶する記憶ステップ
    と、 前記入力された前記肌色情報、前記グループ情報、前記
    メークイメージ情報の各情報に対応する希望すべきメー
    クイメージに合った似合うリップカラーを前記記憶され
    たリップカラーの中から検索する検索ステップと、 前記検索されたメークイメージに合った似合うリップカ
    ラーを表示する表示ステップとを備えることを特徴とす
    るリップカラーアドバイス方法。
  9. 【請求項9】 前記入力ステップは、前記使用者の顔と
    色の基準とすべき色票とを撮影する撮像ステップと、 前記得られた顔画像から肌色の任意の位置を指定して指
    定された肌色位置のデータを抽出する肌色位置指定ステ
    ップと、 予め基準測色器で測定された基準色票の基準色と前記撮
    影された基準色票との差分を前記抽出された肌色位置の
    データに対して補正することにより肌色を計算する肌色
    計算ステップと、 前記各グループ情報について許容幅を設定し前記使用者
    がどのグループに属しているのかを判定する色グループ
    分けステップと、 複数のメークイメージの中から希望すべきメークイメー
    ジを選択するメークイメージ選択ステップとを備えるこ
    とを特徴とする請求項8に記載のリップカラーアドバイ
    ス方法。
  10. 【請求項10】 前記入力ステップは、前記得られた顔
    画像の中から唇の輪郭を指定する唇輪郭指定ステップを
    備えることを特徴とする請求項9に記載のリップカラー
    アドバイス方法。
  11. 【請求項11】 前記記憶ステップは、肌色色相のマン
    セル値と肌色明度のマンセル値との各々のマンセル値を
    複数のカテゴリーに分類してマンセル値とカテゴリーと
    を対応付けた肌色カテゴリーテーブルを記憶し、 肌色とリップ色との色相差、明度差、彩度差の各々の色
    差を複数のカテゴリーに分類して色差とカテゴリーとを
    対応付けた色差カテゴリーテーブルを記憶し、 前記各カテゴリーテーブルの各カテゴリーに対応する前
    記似合うリップカラーのための肌色色相、肌色明度、色
    相差、明度差、彩度差の各データを前記グループ情報及
    びメークイメージ毎に分類したカテゴリースコアテーブ
    ルを記憶することを特徴とする請求項9または請求項1
    0に記載のリップカラーアドバイス方法。
  12. 【請求項12】 前記検索ステップは、肌色カテゴリー
    テーブルと色差カテゴリーテーブルを用いて肌色測色値
    とリップ測色値とから肌色のカテゴリーと色差カテゴリ
    ーを算出し、前記判定されたグループ情報と前記選択さ
    れたメークイメージ情報とに基づきカテゴリースコアテ
    ーブルとを用いて算出されたカテゴリーに対応する肌色
    色相、肌色明度、色相差、明度差、彩度差の各データを
    算出し、前記各データに基づき前記グループにおけるリ
    ップカラーに対する似合う度合を計算することを特徴と
    する請求項11に記載のリップカラーアドバイス方法。
  13. 【請求項13】 前記検索ステップは、前記算出された
    リップカラーに対する似合う度合の結果の良い順番にリ
    ップカラーデータを分類し、分類結果の上位いくつかの
    リップカラーデータを候補色として前記表示部に出力す
    ることを特徴とする請求項11に記載のリップカラーア
    ドバイス方法。
  14. 【請求項14】 前記表示ステップは、画面に前記指定
    された唇にメークイメージに合った前記いくつかの候補
    色をそれぞれ塗布した複数の顔画像を表示し、これらの
    中からいずれか1つを選択し、選択された顔画像と候補
    色塗布前の顔画像とを同一画面上に表示することを特徴
    とする請求項13に記載のリップカラーアドバイス方
    法。
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