JP2004503034A - メーキャップ及びファッションアクセサリの表示・販売システム及び方法 - Google Patents
メーキャップ及びファッションアクセサリの表示・販売システム及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004503034A JP2004503034A JP2002508776A JP2002508776A JP2004503034A JP 2004503034 A JP2004503034 A JP 2004503034A JP 2002508776 A JP2002508776 A JP 2002508776A JP 2002508776 A JP2002508776 A JP 2002508776A JP 2004503034 A JP2004503034 A JP 2004503034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- value
- image
- pixel
- alpha
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D44/00—Other cosmetic or toiletry articles, e.g. for hairdressers' rooms
- A45D44/005—Other cosmetic or toiletry articles, e.g. for hairdressers' rooms for selecting or displaying personal cosmetic colours or hairstyle
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
- G06T11/001—Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
Abstract
Description
【本発明の技術分野】
この発明は、メーキャップやファッションアクセサリの見映えをシミュレートするための表示システム及び方法に関するもので、さらにメーキャップやファッションアクセサリの販売方法に関するものである。
【0002】
【本発明の背景および摘要】
メーキャップやファッションアクセサリ製品、特に「高級」なメーキャップやファッションアクセサリ製品の消費者は、通常購入を決定する前にこうした製品を使用した場合にどのように映るか確かめることを必要とする。このため、メーキャップやファッションアクセサリの販売店は、消費者がいろいろなメーキャップの使用やアクセサリの着用を試させる物理的な店舗の場所に必然的に大きく依存する。
【0003】
いくつかの販売店では、メーキャップ製品のシミュレーションを行うためにデジタルコンピュータ画像技術が試みられている。しかし、これらの従来のシステムは、単に種々のタイプのメーキャップをモデル上に表示するに過ぎず、消費者にそのようなメーキャップを施した場合にどのように再現されるかを表示するものではない。さらに、これらの従来のシステムは、決められた写真を用いており、製品の種々の組み合わせを選択する手段を提供するものではない。さらに、従来のシステムはメーキャップ製品の塗布量を調整する手段を提供するものでもない。
【0004】
従って、求められているものは、消費者の画像上でメーキャップやファッションアクセサリがどのように再現されるかを実物の如くシミュレートする為のシステム及び方法であって、消費者が製品の種々の組み合わせをシミュレートすることを可能にし、消費者がメーキャップ製品の種々の塗布量をシミュレートすることを可能にするシステム及び方法である。さらに、求められているものは、メーキャップ製品やファッションアクセサリの販売の媒介物として消費者の画像を使用する方法である。
【0005】
本発明は、消費者のデジタル画像(例えば、消費者の顔や、頭部または胴体)にメーキャップやアクセサリ製品を正確に重ね合わせ、スムーズに混合し、製品が消費者にどのように再現されるのかを現実に迫ってシミュレーションすることの出来るシステム及び方法を提供するものである。さらに、本システム及び方法は、消費者が望むように、膨大な数の製品から選択して複数の組み合わせのシミュレーション画像を生成することを可能にする。さらに、本システム及び方法は、消費者の好みに応じて、メーキャップ製品の種々の塗布量で塗布した状態をシミュレートするためにユーザーが画像を修正するのを可能にする。加えて、本発明によれば、消費者のデジタル画像を用いて、このデジタル画像にメーキャップ製品やファッションアクセサリを重ね合わせ、スムースに混合し、強力で効果的な販売媒体を生成することにより、販売対象の消費者に製品を販売する方法を提供する。
【0006】
本発明の上記及び他の特徴の完全な理解のために、以下の本発明の好適実施例の詳細な説明及び添付の図面を参照する。
【0007】
本出願書類には少なくとも一つのカラー図面が含まれる。カラー図面を含む本出願書類のコピーは、請求により必要な料金を納付することで特許庁から提供されよう。
【0008】
【本発明の実施例の詳細な説明】
図1を参照して説明すると、本発明による方法及びシステムは、ほぼ何れの場所のほぼ何れのコンピュータからも消費者がメーキャップ製品及びアクセサリを「試してから購入する」ための手段を提供する。本システム10の構成要素は、ネットワーク19により相互接続されたホストシステム12と複数のユーザシステム14,16を含んでいる。好ましくは、システム10の構成要素は、ユーザシステム14,16をインターネットにアクセス可能な世界中の何れの場所にも置けるように、インターネットにより相互接続される。
【0009】
ホストシステム12は、一乃至複数のコンピュータから成るホストコンピュータ18と、データベース20で構成されている。ユーザシステム14,16のそれぞれには、画像モニタ22と中央処理装置24とが含まれ、適当なタイプのものなら何れでもよい。ユーザシステム14,16は、最小のリソースを持つ「軽装な」クライアントであってもよいし、ハードディスク装置等のデータ保存装置を含む大きなリソースを有するものでもよい。
【0010】
図示のように、システム10の構成要素は、地理上の広範な地域に分散させることが出来る。しかしながら、構成要素のいくつか又は総てを一つの区画に纏めることも考えられる。例えば、システムの全ての構成要素を、小売店内の一つの販売コーナ内に収容することも考えられる。
【0011】
本システムは、ユーザの頭や顔のデジタル基本画像を用いて、メーキャップ及びアクセサリ製品がユーザの画像上にどのように再現されるかをデモンストレートする。この基本画像は、ユーザのブランクのカンバスと見做すことが出来、ユーザシステム14,16に接続された画像キャプチャ装置を用いて得るか、ホスト12に送られてきた写真をデジタル走査することによって取得することが出来る。デジタル基本画像を取得する他の方法でもよい。
【0012】
データベース20は、ユーザの基本画像上に製品の再現をシミュレートするのに使用されるべき外観情報を含む種々のタイプのメーキャップ製品及びファッションアクセサリの製品情報を含んでいる。本シミュレート方法は、各製品に関してデータベースに保存されるべきデータ量を極く僅かしか必要としない。製品の色は3バイトのRGB値で示され、混合エンジンが、写真のようなリアルな外貌を生成するのに十分である。この方法の二つの主要な利点は、非常に狭い帯域幅の通信路(即ち、低い送信オーバーヘッド)を経由して製品情報を迅速に転送することが可能であり、また多種のユーザシステムと製品情報の互換性を有している点である。
【0013】
クライアント用アプリケーションは、色混合及び表示ソフトウエアエンジンを中心として構築されている。クライアント用アプリケーションは、データベースに問い合わせて、製品の詳細や、色やアクセサリの画像を取得するためのプロトコルを有している。クライアント用アプリケーションは、さらに、ユーザが自分の画像に対する色及びアクセサリの適用を制御するユーザインターフェースを有している。これらの機能制御は、何れのメニュー系システム、キーボード、リモートコントロール又はグラフィックユーザインターフェースと連係させることができる。以下の説明は、インターネットの世界的規模のグラフィックコンピュータネットワークを介して実施される。しかしながら、他の実施法も本発明の範囲に含まれると考えられ得る。
【0014】
【システムのユーザインターフェース】
図2は、標準ブラウザによりインターネット上でアクセスするのに適したシステムの冒頭のグラフィックユーザインターフェース30を示している。冒頭インターフェース30は、新しいユーザをホストシステム12に登録する手段と、登録したユーザがログインする為の手段(独自のユーザ名とパスワードの組み合わせ)とを含んでいる。
【0015】
図3を参照して説明すれば、標準的インターネットブラウザを介してアクセス可能なインターネット用の画像シミュレーション用グラフィックインターフェース(以下に於いてISIと略す)33は、ユーザが化粧用メーキャップ製品やファッションアクセサリや他の関連製品を「試してから購買する」のを可能にする単一のインターフェースを提供する。ISI33は、ユーザの基本画像02と、分類項目リスト32及び細目リスト34を含んでいる。
【0016】
分類リスト32内の項目には、目、唇及び顔、アクセサリ、爪、髪、及び関連事項の項目を含めることが出来る。細目リスト34は、選択された(即ち、強調表示またはクリックされた)項目に応じて変化する。図示のように、唇及び顔の項目が選択された場合、細目リスト34には、リップステック(口紅)、リップグロス(つや)、リップペンシル、頬紅、ファウンデーション、パウダー等を含めることが出来る。目の項目の細目には、アイシャドウ、アイライナ、マスカラ、アイペンシル等を含めることが出来る。アクセサリの細目には、アイウエア、イアリング、ネックレス、ペンダント等を含めることが出来る。爪の細目には、種々のマニュキュア液を含めることが出来る。同様に、髪の細目には、種々のヘア染めやヘアハイライト等を含めることが出来る。
【0017】
ISI33には、ブランド名リスト38も備わっており、データベース20から呼び出され、ユーザによって選択された分類項目及び細目に応じて変化する。ISI33にはさらに製品リスト36も備えられ、この製品リストは、好ましくは、ユーザにより選択された分類項目、細目及びブランド名に応じて変化する。
【0018】
ISI33には、さらに色選択インターフェース(以下に於いてCSIと略す)44が備えられ、選択された製品に関して使用可能な色のオプションを表示する。CSI44は、種々の色のオプションを明瞭に表示するために好ましく製品のグラフィック画像を相対的に拡大して表示する。ユーザは、CSI44に表示された色の一つを強調表示、つまりクリックすることによって選択する。この様に選択すると、システム10は、以下に詳細に説明する方法によりISI33内のユーザの基本画像02上に選択された製品を表示する。CSI44から色が選択されると、システム10は、ISI33の製品詳細欄40に製品の全体画像とそのパッケージをも、説明及び価格情報とともに表示する。
【0019】
図6を参照して説明すれば、消費者の基本画像02は、何もメーキャップをしていない(若しくはベースメーキャップのみをした)消費者の画像であることが好ましく、従って本発明によるデジタル合成技術によってメーキャップ製品を適用する対象となる「ブランクなカンバス」を形成する。
【0020】
図7〜10は、基本画像の種々の部分にメーキャップ製品を適用した場合に、基本画像がシステムによりどの様に変化するかを示している。詳しくは、図7は頬紅が基本画像上の頬部に適用された状態を示している;図8は青色のアイライナが基本画像上の上瞼に適用された状態を示している;図9は赤色のリップステックが基本画像上の唇に適用された状態を示している;図10は紫色のアイシャドウが基本画像上の上瞼に適用された状態を示している。
【0021】
ISI33には、基本画像02に適用されるメーキャップ製品の「量」を調整する適用量コントローラ45も備えられている。詳しくは、適用量コントローラ45は、メーキャップの量を増加(即ち、「濃くする」)させたり、メーキャップ量を減少(即ち、「薄くする」)させたり、適用量を初期値または既定値(「リセット値」)にリセットする手段を有している。
【0022】
図11は、基本画像に適用されるアイシャドウの量を図10に比べて相当に減少させた画像を示す。
【0023】
ISI33には、さらに保存機能54も備えられ、ISI33中の画像の現在の状態に関する情報を保存するようシステム10に指示する。そのような情報には基本画像に適用した製品や適用量コントローラ44を介してユーザによって行われた製品の適用量の変更が含まれる。本明細書に於いては、こうした情報を「外貌」情報と総称する。
【0024】
外貌情報は、好ましくは特定のフォーマットでユーザシステム14,16かホスト12若しくはそれらの双方に記録される。好ましくは、外貌情報ファイルには、さらに、そのファイルに特定されえる基本画像を表す外貌画像ファイルも含まれている。その外貌画像は、サイズ及び/又は解像度を減少させたものでもよい。システム10は、外貌情報ファイルに含まれる製品情報を何人かのユーザの基本画像に用いることが出来る。
【0025】
図4を参照して、システム10は、保存済みの「外貌」を呼び出すための呼び出しインターフェース72を含んでいる。呼び出しインターフェース72は、好ましくはユーザが簡便かつ効率的にロードしたい外貌を特定できるように、一乃至複数の保存済の外貌の比較的小さい画像(例えば、サムネール)を含んでいる。また、保存済の一つの外貌を最初に選択または強調表示すると(例えば、関連するサムネール画像上で一回クリックすることにより)、呼び出しインターフェース72は、好ましくは外貌情報内に含まれる製品に関する詳細説明を製品詳細部70に表示する。呼び出しインターフェース72から一つの外貌が選択された場合、システムは画像シミュレーションインターフェース33に変化させ、選択された外貌を表示して、ユーザは前述したように外貌を操作出来るようになる。
【0026】
ISI33には、さらに、現在の外貌情報及び/又は現在の画像を電子メールメッセージの添付書類として他に送信するEメールコントロール58が備わっている。システム10は、メッセージの受信者が送り手によって生成された画像をロード出来る手段や、基本画像02に外貌情報を適用できる手段を提供している。
【0027】
適切な場合、ISI33には、さらに、基本画像に対して表示されるアクセサリの外観を調整するための制御(図示せず)も備えられている。例えば、ISI33は、好ましくは、アクセサリの画像のスケール及び向きを調整する制御が備えられている。さらに、ISI33は、基本画像02から全ての製品をクリアする為の制御、及び現在の画像をプリンタによって印刷する為の制御を含んでいる。
【0028】
さらに、ISI33には、好ましい製品を買い物かごに入れたり、クリアする為のコントロール46,48を含む電子「買い物かご」部を有している。従って、画像シミュレーションインターフェース33は、消費者が種々のメーキャップ及びアクセサリ製品を選択し、それらが自分にどのように再現されるかを可視化し、これらの製品をどの様に購入するかの全てを一つのインターフェースで行う手段を提供する。
【0029】
【画像シミュレーション方法】
図5を参照して説明すれば、本発明のシミュレーション方法の初期ステップ1000に於いては、複数のメーキャップ及びファッションアクセサリ製品に関する情報のデータベースを作成する。メーキャップ製品に関して、データベースは、製品名、ブランド名、分類項目、その細目、価格及び製品の簡単な説明を含んでいる。データベースは、さらに、3ビットのRGB色表示値と、レイヤーテクスチャ及び光反射率(光沢)に関する二つの1バイトのパラメータとから成るメーキャップ製品の外観情報を含んでいる。アクセサリ製品に関して、データベースは、製品名、分類項目及び価格、各製品の一乃至複数のデジタル画像、及び各デジタル画像のアンカーポイントを含んでいる。
【0030】
本方法は、また、ユーザのデジタル基本画像を取得するステップ2000を含んでいる。上記したように、この取得は、適当なデジタル画像キャプチャ装置又はシステムを用いて、或いはユーザのイメージを作成することによって、若しくはユーザの写真をデジタルスキャンすることによって行うことが出来る。
【0031】
次いで、その基本画像は、メーキャップ及びアクセサリ製品を適用すべき区域を特定する処理がステップ3000で行われる。この処理は、好ましくはホストシステム12側で行われ、手動及び自動処理の適当な組み合わせによって行われる。基本画像の画素情報は、好ましくは、基本画像ファイルに、例えば「tiff」フォーマットのビットマップRGBチャンネルに保存される。基本画像上でのメーキャップ製品の配置に関する情報も基本画像ファイルに、基本画像情報と共に、tiffファイルの別々の「アルファチャンネル」に保存される。
【0032】
ステップ3000に於ける最初の処理は、基本画像内のユーザの頭部/顔のサイズ及び向きに応じて基本画像のサイズ係数及び回転係数を決定することである。詳しくは、基本画像内の頭部/顔の画素サイズを、予め定められた標準サイズと比較して(即ち、それで割って)、頭部/顔サイズ係数が算出される。一次回転係数(即ち、z軸回転係数)は、基本画像の軸線(例えば、顔の縦軸)を基本画像の縦軸と比較することによって算出される。二次回転係数(即ち、y軸回転係数)は、基本画像の他の特徴、例えば適切な向きにイアリングを配置するために基本画像の耳たぶの向きを考慮して算出することが出来る。その後、基本画像は、算出されたサイズ及び回転に合わされる。
【0033】
さらにアクセサリ製品の画像を配置する為のアンカーポイントは、基本画像内の関連画素の(x,y)座標を特定することによって定義される。例えば、左右の瞳の中間点はアイウエアのアンカーポイントとして特定でき、各耳たぶに隣接した点は、イアリングのアンカーポイントとして特定でき、(ネックレスを首に装着したときに)ネックレスが見えなくなる二つの点はネックレスのアンカーポイントとして特定できる。さらに、アイウエアに関して、システムは、左右の瞳を結ぶ線と基本画像の軸線との間の回転角を算出する。アンカーポイントは、アイウエアに関するサイズ及び回転係数とともに、画像ファイル内の、好ましくはヘッダ部に記録される。
【0034】
各基本画像毎に、一乃至複数のメーキャップ適用区域が、各メーキャップ製品のタイプに対して定義され、基本画像ファイル内の別々のアルファチャンネルに割り当てられる。各アルファチャンネルは、基本画像内に関連メーキャップ製品がどこに、どの分量で配置されるかを示す一画素ずつのマップである。好ましくは、アルファチャンネルのアルファ値は、上限(例えば、255)から下限(例えば、0)の段階的範囲である。下限(0)に等しいアルファ値は、メーキャップ製品の色が基本画像内の関連する画素に対して変更せずに(即ち、混合せずに)適用されることを示す。上限(255)に等しいアルファ値は、関連メーキャップ製品の色が基本画像内の関連する画素に対して適用されないことを示す。
【0035】
メーキャップ適用範囲は、アルファ値が上限と下限の間の範囲(0<アルファ値<255)の混合領域を有し、そのアルファ値に応じて、関連メーキャップ製品の色が基本画像の関連画素の色と混合される。
【0036】
図12乃至18を参照して説明すれば、種々のメーキャップ適用範囲に関するアルファ値は、グレースケール画像で示され、基本画像内の関連する画素に対しアルファ値を反映する。図12乃至18に採用された代表例において、より暗い灰色は小さいアルファ値を示しており、その結果は混合処理過程でメーキャップ製品の色に比重が置かれる。逆に、より明るい灰色は大きなアルファ値を示しており、その結果はメーキャップ製品の色に比重が置かれることがない。
【0037】
図12は、唇の外周にリップライナ製品を合成するのに適したアルファ値を示している。図13は、唇に口紅製品を合成するのに適したアルファ値を示している。図14は、頬に頬紅製品を合成するのに適したアルファ値を示している。図15は、上瞼にアイライナ製品を合成するのに適したアルファ値を示している。図16は、下瞼にアイライナ製品を合成するのに適したアルファ値を示している。図17は、上瞼の下側部分にアイシャドウ製品を合成するのに適したアルファ値を示している。また、図18は、上瞼の上側部分にアイシャドウ製品を合成するのに適したアルファ値を示している。
【0038】
処理ラインの最後において、好ましくは基本画像ファイルのデータサイズが減らされる。詳しくは、画像のRGBの三つのチャンネルが圧縮され、アルファチャンネルは色適用エンジンが動作する独自のフォーマットでエンコードされる。
【0039】
処理過程で得られた情報を含む基本画像ファイルは、ホストシステム12側に保存することが出来、必要に応じてクライアントシステム14,16に送信される(例えばセッション開始時に)。或いは、クライアントシステム14,16が保存装置を有している場合には、基本画像ファイルは、適切な方法で、例えばネットワーク19を介して画像ファイルを送信することにより、又は携帯用保存媒体に画像ファイルを記録して、郵便によりこの媒体を送ることにより、ユーザシステムに転送することが出来、その後ユーザシステムに記録される。インターネットに基づく実行に関連して、ユーザはホスト12からネットワーク19を介して処理済基本画像ファイルをダウンロードするか、又は電子メールによりそれを受信することが出来る。
【0040】
再度図5を参照することにして、ステップ4000Aにおいて、ユーザは、上記したように画像シミュレーションインターフェース(ISI)33を用いてデータベース20から一つの製品を選択する。ユーザの選択に応答して、ホストシステム12はクライアントシステム14,16に、データベース20に保存された製品情報を送信する。ユーザの基本画像上への選択された製品の再現をシミュレートするために、選択された製品の色情報は、ステップ5000及び6000において基本画像の色情報に応じて変更、混合されて、合成画像を生成する。
【0041】
変更ステップ5000において、基本画像の外観情報(又は少なくとも関連するメーキャップ適用範囲の外観情報)が、色適用の物理的処理をシミュレートして変更されて、メーキャップ領域が製品の色で完全にカバーされると共に、基本画像と同一の明るさと質感で映像化されたような外観を生成する。この様な映像化は、製品の色が適用される基本画像のメーキャップ適用範囲の明度(intensities)を(白黒画像として)用いて達成される。
【0042】
まず、基本画像を赤−緑−青(RGB)フォーマットから色相(Hue)−彩度(Saturation)−明度(Intensity) (HIS)フォーマットに変換する。次いで、その明度画像は、コントラスト発散(つまり「均等化(イコライズ)」、以下イコライズと呼ぶ)処理を受ける。この処理において、メーキャップ適用範囲に於ける画素の明度値(I)は、所定のイコライズ・アルゴリズムに従って調整される。イコライズ・アルゴリズムの引数は、(1)適用される色の明度とメーキャップ範囲の画素の平均明度との明度差、及び(2)メーキャップ範囲の画素の明度の偏差である。メーキャップ適用範囲における画素の色相及び彩度の値(H,S)は、選択されたメーキャップ製品の色相及び彩度の値と同一に設定される。この処理は、オリジナルの基本画像に存在する細部、ハイライト(明るい部分)及びシャドウ(暗い部分)を維持する。
【0043】
図19と20を参照して、メーキャップ適用範囲の明度値を均等化するイコライズ・アルゴリズムは、以下の一次関数であり、そのパラメータは基本画像のメーキャップ適用範囲の統計、及び製品の色の明度から算定される(尚、以下に現れる符号*は乗法を意味する):
Iout=A * Iin + B
但し、
Ioutは、均等化された範囲の画素の明度値で、上限は255乃至下限0の範囲内の値をとる;
Iinは、(イコライズ以前の)基本画素のメーキャップ適用範囲の関連画素の明度値で、上記の上限と下限の範囲内の値をとる;
Aは、イコライズ関数の傾きであって、以下のようにガウス分布関数によって算定される:
A = exp(−0.5 * (Icolor−Imean)2/Istdev 2)
但し、
Icolorは、適用される製品の色の明度値であり、
Imeanは、メーキャップ適用範囲における画素の明度の平均値であり
Istdevは、メーキャップ適用範囲における画素の明度の偏差値である。
Bは、イコライズ関数のIinとIoutの値をそれぞれImeanとIcolorと等しくすることによって算出された定数である。
【0044】
上記の式によって、メーキャップ範囲の平均明度値を有する基本画像のメーキャップ適用範囲の画素は、製品の色の明度値と正確に一致する明度値が割り当てられる。平均明度値とは異なる明度値を有する基本画像のメーキャップ適用範囲の画素は、基本画像のメーキャップ適用範囲の明度偏差値に従って製品色の明度値近隣の明度値が割り当てられる。
【0045】
適用される製品の色と基本画像のメーキャップ適用範囲の画素との間の明度値の差が大きい場合には、イコライズ関数の傾きAは、以下に従って変更される。
Icolor − Imean > 2 * Istdevのとき、
Imeanは、Imean * 0.4 + Icolor *0 .06と置き換えられ、
Icolor − Imean < −2 * Istdevのとき、
Imeanは、1.2 * Imeanと置き換えられる。
【0046】
イコライズ関数は、適当な場合、クライアントシステム及び/又はホストシステムに保存された一つ又は複数のルックアップテーブルに表しておくことが出来る。
【0047】
明度イコライズ関数を適用し、色相及び彩度をメーキャップ適用範囲に於ける適用色の関連値に変更した後に、メーキャップ適用範囲に於ける画素のH,S、Iの値は、上記とは逆の変換による再変換処理によって、再変換されてRGBフォーマットに戻される。
【0048】
混合ステップ6000において、メーキャップ適用範囲の混合領域の画素は、定義上、上限(255)と下限(0)の間のアルファ値を有するが、オリジナルの基本画像に於ける関連画素と混合されて、完全に着色された基本画像を形成する。又、オフセット値(メーキャップ適用範囲に於いて全ての画素に対して一定)も導入され、それは、最終画像におけるオリジナルの色の量を基準に適用色の「量」を統制する。このオフセット値は、画像シミュレーションインターフェース(ISI)33上の「濃い」/「薄い」の色適用コントロールによって制御される。
【0049】
特に、メーキャップ適用範囲の混合領域の画素の赤、緑及び青の色値(Rc、Gc、Bc)は、以下の式によって決定される:
Rc = [Rb*Alpha+Rp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
Gc = [Gb*Alpha+Gp*(Alpha−UpperLimit)/UpperLimit
Bc = [Bb*Alpha+Bp*(Alpha−UpperLimit)/UpperLimit
但し ここで、
Rb,Gb、Bbはオリジナルの基本画像に於ける関連画素のそれぞれ赤、緑及び青の色値で、
Rp,Gp、Bpは、変更後のメーキャップ適用範囲の混合領域に於ける関連画素のそれぞれ赤、緑及び青の色値で、
Alphaは、「濃い」/「薄い」コントロールから得られるアルファのオフセット値を控除したメーキャップ適用範囲の混合領域における関連画素のアルファ値であり,
UpperLimitは、アルファ値の予め定めた上限値である。
【0050】
変更及び混合ステップ5000,6000の完了後に、合成画像が、ステップ7000Aで画像シミュレーションインターフェース(ISI)33に表示される。なお、上記の変更及び混合ステップの演算は、ユーザシステム14,16、又はホストシステム12、若しくはこれらの組み合わせにより行われる。
【0051】
次の処理の組み合わせ、つまり(処理ステップにおける)正確なメーキャップ適用範囲と混合領域とを定義することと;(変更ステップにおける)細部、ハイライト及びシャドウを維持すること;及び(混合ステップにおける)メーキャップ適用範囲の混合領域に於ける基本画像の色を混合すること;から成る組み合わせは、非常に高度で、従来不可能なレベルの現実性をメーキャップ適用のシミュレーションに対して達成している。
【0052】
追加の調整ステップ8000において、ユーザは、システムによって基本画像に対し適用されるメーキャップの適用量を調整することが出来る。上記の如く、ISI33には、基本画像に対して適用するメーキャップ量を増減するための適用コントロール45が含まれている。それらのコントロールは、オフセット値を混合領域の画素のアルファ値に対し効果的に調整し、オリジナルの基本画像の画素の色の比重と、変更後のメーキャップ適用範囲の混合領域の画素の色の比重とに影響を与える。
【0053】
ユーザがシステムに指示してメーキャップの適用を少なくするとき(図10と図11を比較して)、メーキャップ適用範囲の混合領域に対するアルファ値は、所定量増加させられ、オリジナルの基本画像の画素の色の比重を増すようになる。更に、混合ステップ6000を繰り返して、混合される色を再計算して、調整後の合成画像を生成し、調整後の合成画像をISI33に再表示する。
【0054】
逆に、ユーザがメーキャップの適用量を増加するようにシステムを操作した場合、メーキャップ適用範囲の混合領域に対するアルファ値は、所定量減少させられ、オリジナルの基本画像の画素の色の比重を少なくするようになる。図10は、メーキャップ製品が標準つまり既定の量だけ適用されたのを示している。図11は、同一のメーキャップ製品がより少ない量だけ適用されたのを示している。システムは、望ましくない結果となることを回避するために、所定のメーキャップ製品の適用量をユーザがどのくらい増加できるかにつき限界を設定するのが好ましい。例えば、システムは、適用量の増加を標準つまり既定の値の40%乃至100%の間に制限できる。
【0055】
メーキャップ製品は、完全に又は部分的に上重ねするレイヤーの形態でしばしば適用される。例えば、頬紅はしばしばファウンデーションの上に適用され、異なる質感のアイシャドウメークアップは、通常上重ねレイヤーの形態で適用される。上重ね製品の適用量との色に応じて、下側の製品は上重ね製品の外観にしばしば影響を与える。従って、この様な上重ねメーキャップ製品を含む画像のレンダリングにおいて、それらの製品の上重ね領域でシステムはそれらの製品の色を混合する。
【0056】
上重ねメーキャップ製品の画像をレンダリングするために、システムは、反復する一連のステップで合成画像を演算する。最初に、システムは、上記した方法で(即ち、オリジナルの基本画像を変更してそれと混合して)、下側のメーキャップ製品と共に合成画像を演算する。次いで、システムは、「基本」画像として最初の合成画像を用いて、同様の方法で上重ね製品を適用する。システムは、上重ねメーキャップ製品を、一般に適切な順序として認識された所定の順序で適用される。
【0057】
図3を参照して、ISI33には、コントロールに隣接する区域のグラフィック表示から理解できるように、オーバーラップする一次範囲又は二次範囲の何れかにアイシャドウを適用するためのコントロール47,48が含まれれている。好ましくは、コントロール47,48は、所謂「ラジオボタン」と同様に、相互に排他的に機能して、一方が「オン」すると他方が「オフ」となる。
【0058】
【ファッションアクセサリ製品】
基本画像に対するファッションアクセサリの合成画像をレンダリングするために、システムは、アクセサリ製品の画像のアンカーポイント(この画像の第一画素でもよいし他の何れかの予め定められた画素でもよい)を、基本画像内の(上記した)関連アンカーポイントの座標に合わせる。システムは、基本画像ファイルに含まれたサイズ係数に応じてアクセサリ製品の画像サイズを調整する。さらに、システムは、基本画像ファイルに含まれた回転係数に応じてアクセサリ画像の向き(角度)を調整する。
【0059】
図21,22は、基本画像と共にレンダリングされたアクセサリ製品を示している。具体的には、図21は、消費者の画像の耳たぶから吊り下げられているかのように正しく配列されたドロップ型イアリングのアクセサリ製品を示している。識別し得るように、それぞれのイアリングの向きは実際に装着したかのように調整されている。詳しくは、各イアリングアクセサリ製品は、自然に吊り下げられているかのようにy軸を中心に別々に回転されている。図22は、基本画像上に合成された帽子を示している。
【0060】
図23を参照して、製品画像は透明部分(例えば、ループ状イアリングの画像の中心部分やその画像における製品の周囲の部分)を有しており、この透明部分においては基本画像は変更されず再現される。製品画像は、さらに、半透明な部分(例えば、図23に示すようにアイウエアの着色レンズ)を有しており、この半透明の部分において製品画像は基本画像と混合される。従って、アクセサリ製品の画像の配置、サイズ調整及び方向付けを行なった後に、システムは製品画像の画素のアルファ値を用いて、製品画像を基本画像と混合する。
【0061】
メーキャップ適用に関する上記したステップと類似の処理ステップで、製品画像の半透明の部分は、上限と下限(255,0)の間のアルファ値が割り当てられて、製品画像に於ける混合領域を生成する。上記した如く、アルファ値は好ましく製品画像ファイルのアルファチャンネルに含まれる。
【0062】
上記したステップと類似の混合ステップにおいて、混合領域における画素の色情報は、上記した混合アルゴリズムを用いて、基本画像の画素の色情報と混合される。混合ステップの完了後に、混合された製品画像を含む合成画像は、ISI33に表示される。
【0063】
髪製品の画像をレンダリングするために、システムは、上記に示したステップと類似する画像の処理ステップ、変更ステップ及びレンダリングステップを採用する。具体的には、髪製品の適用範囲は関連アルファ値で定義され、基本画像に於ける髪の色は、上記の変更及び混合ステップを用いて変化させられる。上記のように、システムは、好ましくユーザが髪製品の色効果を調整することを可能とする。適用された髪製品の情報は、上記のように、製品情報の「外貌」ファイルにセーブ(及びそのファイルからロード)し得る。
【0064】
図24と25を参照して、爪製品の画像をレンダリングするために、システムは、好ましくは、手のモデルの「持合わせ」画像(図24)を用いて、爪製品(例えば、マニキュア)が画像の爪に適用されるのをシミュレートするために、類似のステップが使用される。斯くして、爪製品適用範囲(即ち、爪領域)は関連するアルファ値(必要が有れば)で定義され、画像内の爪の色は上記の如く変更及び混合ステップを用いて変化させられる。上記のように爪製品情報は製品情報ファイルにセーブされ得る。
【0065】
【発明の販売方法】
本発明の販売方法は、化粧品及びファッション製品を販売促進するのに新規かつ、強力なツールを提供し、インターネットを介して行うのに最も適当である。小売店は、本発明の技術を使用して種々の製品の販売を促進でき、潜在的な顧客に対して彼らが商品を身につけたときにどのように映えるかの信頼できるシミュレーションを紹介できる。消費者自身の写真を用い、かつ消費者のショッピング行動に基づいて、小売業者及び製造業者は、その販売努力を重点的に対象者に向けることが出来、新規で生き生きした体験を呼び物とすることが出来る。
【0066】
本発明の一つの販売方法では、システム10は、データベース20からメーキャップ、髪、爪及び/又はアクセサリ製品、或いは他の製品のうち一つ乃至(好ましくは)複数を選択する。この様な選択は、消費者の直接入力によらず第三者(例えば、製品の製造業者)の要求に応じて行うことが出来る。次いでシステムは、消費者自身の画像を基本画像として用いて完全にレンダリングされた消費者と選択製品との合成画像を生成するか、又は単に選択製品の情報を含む「外貌」情報ファイルを生成する。次に、システムは、完全にレンダリングされた合成画像又は外貌情報ファイルを消費者に送る。
【0067】
完全にレンダリングされた合成画像又は外貌情報ファイルは、電子的手段や(例えば、電子メールによって)、写真の形態やコンピュータで読み取り可能な媒体(例えばCD)を含む適当な方法によっても消費者に届けることが出来る。さらに、合成画像又はファイルに示された製品のサンプルも同時に消費者に届けることが出来る。
【0068】
合成画像又は外貌情報ファイルが電子的形態やコンピュータ読み取り可能な形態で消費者に届けられる場合、消費者は、クライアントシステム14、16を用いて、呼び出しインターフェースを介して画像又はファイルをロードすることが出来、またISI33を介して最終的画像を見ることが出来る。
【0069】
本発明のもう一つの販売方法では、「ルック(外貌)コード」が、例えば従来の広告(例えば、印刷物、テレビ、ラジオによる広告)に、又は電子広告(例えば、ウエブページ上のバナー広告)に掲載され又は公表される。このコードは、システムに於いて所定のメーキャップ及び/又はアクセサリ製品、及びこうした製品の具体的な適用(即ち、種々のメーキャップの「外貌」)に関連付けられている。好ましくは、こうしたコードは、製造業者の広告に表示される。この広告には、モデルに適用されたメーキャップ製品が描写又は説明され、またコードがシステムのブランド名(例えば、EZFace)の近くに(又はそれに関連付けられて)並置される。消費者は、システムへのアクセスに際して、「ルックコード」を入力する。この入力により、クライアント及び/又はホストシステムは、上述のように消費者の(予めキャプチャされて処理された)基本画像上に製品を表示する。この結果、消費者は、製品が自身にどのように映るかを自分で確認することが出来る。この方法により、製造業者は、消費者に対して自らの製品を個性的な方法で効率的にデモンストレートできる。
【0070】
本発明のもう一つの別の販売方法では、インターネットのウエブページに電子リンク(即ち、ハイパーリンク)が設けられ、クリックすることでクライアントシステムに消費者の画像がメーキャップ製品及び/又はアクセサリで所定通りに適用されて表示される。リンクは、何れの形式(即ち、テキストリンク又は画像リンク)でもよい。好ましくは、リンクは、メーキャップを施したモデルの画像、又はメーキャップ乃至アクセサリ製品に関連付けて、張られる。
【0071】
システムのユーザインターフェースが、「プラグイン」やスクリプトによって標準ブラウザを通して実行される場合、リンクには、ホストシステム12のネットワークアドレス(即ち、url)、及びリンクでクリックしたときにホストシステム12によって受信される埋め込まれたルックコードが含まれている。システムにログインすると、システムは、ルックコードを使用して製品データベースから外貌情報を呼び出し、次いで上記のように消費者の画像上に製品を表示する。
【0072】
ユーザインターフェースが、別のクライアントアプリケーションを介して実行される場合、クライアントシステムに、バックグラウンドで実行される聞き取りプログラムを含めるようにしてもよい。このプログラムは、いつハイパーテキストがクリックされたかをモニタする。聞き取りプログラムは、埋め込まれたルックコードを呼び出し、(必要が有れば)クライアント用アプリケーションを起動し、ルックコードをクライアント用アプリケーションに手渡し、製品データベースに(ネットワークおよびホストを介して)コンタクトして製品情報を呼び出し、合成画像を表示する。
【0073】
さらに、システムは、消費者の購入及び「試用」の傾向をホストシステム12側の消費者履歴データベースに記録できる。この履歴データベースは、消費者に対する個別化された製品の販売を目標とするのに、また消費者の好みに関する非常に正確な市場調査を行うのに用いることが出来る。
【0074】
なお、本発明の販売方法は、ユーザが製品を自分の画像に適用して確認することができると共に、システムを介して容易かつ簡便に製品を購入することが出来るので、強力で説得力のある販売ツールを提供できるものであると、理解できよう。
【0075】
【複数ユーザセッション】
さらに、システム10は、単一の基本画像を二人以上の複数のユーザが同時に操作し得る手段を提供する。この手段は、友人や学生が異なるメーキャップの適用を効果的にかつ楽しみながら試すことが出来る強力なツールを提供する。
【0076】
この方法では、第一のクライアントシステム14と第二のクライアントシステム16とが、ネットワーク19を介してホストシステム12を経由して相互接続される。システム10の冒頭インターフェース30には、例えば「友人と買い物」とラベルを付されたリンクが含まれている。このリンクは、選択されると、各ユーザが他のユーザ又はグループを選択する為の手段を提供する。この特徴が有効にされると、各ユーザのISI33は同一の基本画像を表示する。この画像は、複数ユーザの内ひとりの基本画像でよい。一つのクライアントシステム14で行われた変更は、ホストシステム12(に送信されて)でモニタされ、次いで他のクライアントシステム16に送信され、上記の方法に従って、受信したクライアントシステムのISI33上で変更が行なわれ、又は表示される。
【0077】
システム10は、選択的にユーザの一人が基本画像を変更するのを禁止するようにしてもよい。同様に、(例えば、グループやクラスの)複数のユーザがシステムを介して相互接続される場合、システムはひとりを除く全ユーザが変更するのを禁止するようにしてもよい。複数ユーザのセッション中にネットワーク19を通じた情報の流れ及び情報のルーティングは、ホストシステム12又はこうした機能専用のシステムにより管理され得る。システムは、ユーザの要求をモニタし、「ネットミーティング」のために予め定められた日々を登録できる。
【0078】
なお、勿論、本明細書中で、説明した特定の形態は、代表的なもののみを示すことを意図するもので、開示の明らかな言及から逸脱すること無く変更可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの構成要素の概略全体図である。
【図2】システムの冒頭インターフェースの画面を示す図である。
【図3】画像シミュレーションのインターフェース画面を示す図である。
【図4】保存された外貌情報をロードする為の呼び出しインターフェース画面を示す図である。
【図5】本発明の方法の処理の流れ図である。
【図6】消費者の基本画像のカラー画像である。
【図7】基本画像の種々のメーキャップ適用範囲に適用されたメーキャップを示すカラー合成画像である。
【図8】図7と同様なカラー合成画像である。
【図9】図7と同様なカラー合成画像である。
【図10】図7と同様なカラー合成画像である。
【図11】図7と同様なカラー合成画像である。
【図12】基本画像のメーキャップ適用範囲のアルファチャンネル値を示すグレースケール画像である。
【図13】図12と同様なグレースケール画像である。
【図14】図12と同様なグレースケール画像である。
【図15】図12と同様なグレースケール画像である。
【図16】図12と同様なグレースケール画像である。
【図17】図12と同様なグレースケール画像である。
【図18】図12と同様なグレースケール画像である。
【図19】本発明のイコライズ関数のグラフである。
【図20】製品の色の明度を関数とするイコライズアルゴリズムの傾きAの分散を示すグラフである。
【図21】基本画像上に重ね合わされた種々のファッションアクセサリの合成画像である。
【図22】図21と同様な合成画像である。
【図23】図21と同様な合成画像である。
【図24】図21と同様な合成画像である。
【図25】図21と同様な合成画像である。
Claims (22)
- −複数製品の各々の外観情報を含む製品のデータベースを作成すること;
−複数の画素から成る消費者の基本画像を取得すること;
−前記基本画像に製品適用範囲を特定すること、なお、前記製品適用範囲は色混合領域を有し、これら製品適用範囲と色混合領域は前記基本画像の画素セットで定義されていること;
−消費者から製品の選択を受け取ること;
−選択された前記製品に関連した外観情報を前記データベースから呼び出すこと;
−選択製品の外観情報に応じて、前記製品適用範囲の画素の外観情報を変更すること(変更ステップ);
−選択製品の外観情報に応じて、かつ前記色混合領域に於ける前記基本画像の関連画素の外観情報に応じて、前記色混合領域の画素の外観情報を変更することにより前記色混合領域を前記基本画像と混合すること;
−前記製品適用範囲と色混合領域において変更及び混合された前記基本画像の合成画像を表示すること;及び
−前記製品適用範囲内に別の製品を表示する為の手段が設けられていること;
から成る消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。 - −前記製品適用範囲の画素セットの各画素に対してアルファチャンネル値を割り当てること;
−前記選択製品の外観情報と前記基本画像の関連画素の外観情報とに応じて、前記製品適用範囲の画素の外観特性を変更することによって、前記製品適用範囲を前記基本画像と混合すること(混合ステップ);
−前記混合ステップにおいて、前記製品適用範囲の関連画素のアルファ値に応じて、前記基本画像の関連画素の前記外観情報と、前記選択製品の外観情報との配分比重を定めること;
から更に成る請求項1に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。 - 前記混合ステップにおいて、前記基本画像の関連画素の外観情報を、前記選択製品の外観情報に反比例して配合することから更に成る請求項2に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。
- 前記合成画像に於ける前記製品適用範囲の画素の赤の色値(Rc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Rc = [Rb*Alpha+Rp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Rbは前記基本画像に於ける関連画素の赤の色値で、
Rpは前記選択製品の赤の色値で、
Alphaは前記製品適用範囲に於ける関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
又、前記合成画像の前記製品適用範囲の画素の緑の色値(Gc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Gc = [Gb*Alpha+Gp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Gbは前記基本画像に於ける関連画素の緑の色値で、
Gpは前記選択製品の緑の色値で、
Alphaは、前記製品適用範囲に於ける関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
又、前記合成画像の前記製品適用範囲の画素の青の色値(Bc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Bc = [Bb*Alpha+Bp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Bbは前記基本画像に於ける関連画素の青の色値で、
Bpは前記選択製品の青の色値で、
Alphaは前記製品適用範囲における関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
ことから更に成る請求項3に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。 - 前記製品適用範囲の画素の外観特性を変更する前記変更ステップは、更に
−前記製品適用範囲の画素の色相と彩度の外観値を、それぞれ前記選択製品の色相と彩度の外観値と等しくすること;
−前記基本画像に於ける製品適用範囲内側の複数の画素の明度外観値と、前記製品適用範囲外側の複数の画素の明度外観値とに応じて、前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てること;
から成る請求項1に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。 - 前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てるステップは、次の式(イコライズ関数)(*符号は掛けるを表す)を採用して成る;
Iout=A * Iin + B
但し、
Ioutはイコライズされる範囲の画素の明度の値で、上限255と下限0の範囲内にあり、
Iinは、(イコライズ以前の)基本画素の製品適用範囲の関連画素の明度の値で、上記と同様の上限と下限の範囲内にあり、
Aは本関数の傾きであり、ガウス分布関数によって以下のように算定される;
A = exp(−0.5 * (Icolor−Imean)2/Istdev 2)
但し、
Icolorは適用される製品の色の明度値で、
Imeanは製品適用範囲に於ける画素の明度値の平均値で
Istdevは製品適用範囲に於ける画素の明度の偏差値であり、
Bは、本イコライズ関数に於けるIinとIoutの値をそれぞれImeanとIcolorと等しくすることによって算定される定数である;
ことによって成る請求項5に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。 - 前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てるステップは、更に前記基本画像のほぼ全ての画素の明度外観値に応じて、前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てることで構成されて成る請求項5に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。
- 前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てるステップは、次の式(イコライズ関数)(*符号は掛けるを表す)を採用して成る;
Iout=A * Iin + B
但し、
Ioutはイコライズされる範囲の画素の明度の値で、上限255と下限0の範囲内にあり、
Iinは、(イコライズ以前の)基本画素の製品適用範囲の関連画素の明度の値で、上記と同様の上限と下限の範囲内にあり、
Aは本関数の傾きであり、ガウス分布関数によって以下のように算定される;
A = exp(−0.5 * (Icolor−Imean)2/Istdev 2)
但し、
Icolorは適用される製品の色の明度値で、
Imeanは製品適用範囲に於ける画素の明度値の平均値で
Istdevは製品適用範囲に於ける画素の明度の偏差値であり、
Bは、本イコライズ関数に於けるIinとIoutの値をそれぞれImeanとIcolorと等しくすることによって算定される定数である;
ことによって成る請求項7に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。 - −複数製品の各々の外観情報を含む製品のデータベースを作成すること;
−複数の画素から成る消費者の基本画像を取得すること;
−前記基本画像に製品適用範囲を特定すること、なお、前記製品適用範囲は色混合領域を有し、これら製品適用範囲と色混合領域は前記基本画像の画素セットで定義されていること;
−前記製品適用範囲の画素セットの各画素にアルファチャンネル値を割り当てること;
−消費者から製品の選択を受け取ること;
−選択された前記製品に関連した外観情報を前記データベースから呼び出すこと;
−前記製品適用範囲の画素の色相と彩度の外観値を、それぞれ前記選択製品の色相と彩度の外観値とほぼ等しくすること;
−前記基本画像に於ける前記製品適用範囲内側の複数の画素の明度外観値と、前記基本画像のほぼ全ての画素の明度外観値とに応じて、前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てること;
−前記明度は、次の式(*符号は掛けるを表す)を採用して成る所定のアルゴリズムに従って割り当てられること;
Iout=A * Iin + B
但し、
Ioutはイコライズされる範囲の画素の明度の値で、上限255と下限0の範囲内にあり、
Iinは、(イコライズ以前の)基本画素の製品適用範囲の関連画素の明度の値で、上記と同様の上限と下限の範囲内にあり、
Aは本関数の傾きであり、ガウス分布関数によって以下のように算定される;
A = exp(−0.5 * (Icolor−Imean)2/Istdev 2)
但し、
Icolorは適用される製品の色の明度値で、
Imeanは製品適用範囲に於ける画素の明度値の平均値で
Istdevは製品適用範囲に於ける画素の明度の偏差値であり、
Bは、本イコライズ関数に於けるIinとIoutの値をそれぞれImeanとIcolorと等しくすることによって算定される定数であること;
−前記アルファ値に応じて前記色混合領域の画素の外観情報を変更することによって、前記製品適用範囲に於ける画素を前記基本画像と混合すること;
前記合成画像に於ける前記製品適用範囲の画素の赤の色値(Rc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Rc = [Rb*Alpha+Rp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Rbは前記基本画像に於ける関連画素の赤の色値で、
Rpは前記選択製品の赤の色値で、
Alphaは前記製品適用範囲に於ける関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
又、前記合成画像の前記製品適用範囲の画素の緑の色値(Gc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Gc = [Gb*Alpha+Gp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Gbは前記基本画像に於ける関連画素の緑の色値で、
Gpは前記選択製品の緑の色値で、
Alphaは、前記製品適用範囲に於ける関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
又、前記合成画像の前記製品適用範囲の画素の青の色値(Bc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Bc = [Bb*Alpha+Bp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Bbは前記基本画像に於ける関連画素の青の色値で、
Bpは前記選択製品の青の色値で、
Alphaは前記製品適用範囲における関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値であること;
−前記製品適用範囲と色混合領域において変更及び混合された前記基本画像の合成画像を表示すること;及び
−前記製品適用範囲内に別の製品を表示するための手段が設けられていること;
から成る消費者の画面上に製品を再現するシミュレーション方法。 - −アクセサリ製品の画像と、その各画像に関連したアンカーポイントとを含むデータベースを作成すること;
−複数の画素から成る消費者の画像を取得すること;
−アクセサリ製品の画像を配置するために基本画像のアンカーポイントを定めること;
−基本画像内に見える前記消費者の体部分の画素サイズに応じて基本画素のサイズ係数を算出すること;
−前記基本画像内の体部分の向きに応じて基本画像の回転係数を算出すること;
−前記消費者からのアクセサリ製品の選択を受け取ること;
−前記アクセサリ製品の選択に関連した前記データベースから製品画像を呼び出すこと;
−前記製品画像のサイズを前記基本画像のサイズ係数に応じて調整すること;
−前記製品画像の向きを前記基本画像の回転係数に応じて調整すること;
−前記製品画像のアンカーポイントを前記基本画像のアンカーポイントに実質的合わせて、前記基本画像とその上に合成した製品画像との合成画像を表示すること;
−消費者が前記製品画像のサイズ又は向きを調整し得る手段を設けること;
−前記製品画像のサイズ又は向きを調整し、消費者からの関連指示の受信に応答して調整後の合成画像を表示すること;
から成る消費者の画像上にアクセサリを再現するシミュレーション方法。 - −前記製品画像の一部の画素にアルファ値を割り当てること;
−割り当てられたアルファ値を有する前記製品画像の画素を、前記アルファ値に応じて、前記基本画像の画素と混合すること(混合ステップ);
から更に成る請求項10に記載の消費者の画像上にアクセサリを再現するシミュレーション方法。 - 前記混合ステップにおいて、前記アルファ値の結果、前記製品画像の一部範囲は実質的に完全に透明であり、前記製品画像の一部範囲は半透明であることから更に成る請求項11に記載の消費者の画像上にアクセサリを再現するシミュレーション方法。
- −複数美容製品の各々の外観情報を含む美容製品のデータベースを作成すること;
−複数の画素から成る消費者の基本画像を取得すること;
−前記基本画像に製品適用範囲を特定すること、なお、前記製品適用範囲は色混合領域を有し、これら製品適用範囲と色混合領域は前記基本画像の画素セットで定義されていること;
−前記データベースからの製品選択を選択すること;
−選択された製品に関連した外観情報を前記データベースから呼び出すこと;
−選択された製品の外観情報に応じて、前記製品適用範囲の画素の外観情報を変更すること(変更ステップ);
−選択された製品の外観情報と、前記色混合領域に於ける基本画像の関連画素の外観情報とに応じて、前記色混合領域の前記画素の外観情報を変更することによって前記製品適用範囲を前記基本画像と混合すること;
−前記製品適用範囲と前記色混合領域とに於いて変更及び、混合された前記基本画像の合成画像を前記消費者に配布すること;
から成る美容製品の販売方法。 - 選択された前記製品のサンプルを前記合成画像とともに配布することから成る請求項13に記載の美容製品の販売方法。
- −前記製品適用範囲の画素セットの各画素に対してアルファチャンネル値を割り当てること;
−前記選択製品の外観情報と、前記基本画像の関連画素の外観情報とに応じて、前記製品適用範囲の画素の外観特性を変更することによって、前記製品適用範囲を前記基本画像と混合すること(混合ステップ);
−前記混合ステップにおいて、前記製品適用範囲の関連画素のアルファ値に応じて、前記基本画像の関連画素の前記外観情報と、前記選択製品の外観情報との配分比重を定めること;
から更に成る請求項13に記載の美容製品の販売方法。 - 前記混合ステップにおいて、前記基本画像の関連画素の外観情報を、前記選択製品の外観情報に反比例して配合することから更に成る請求項15に記載の美容製品の販売方法。
- 前記合成画像に於ける前記製品適用範囲の画素の赤の色値(Rc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Rc = [Rb*Alpha+Rp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Rbは前記基本画像に於ける関連画素の赤の色値で、
Rpは前記選択製品の赤の色値で、
Alphaは前記製品適用範囲に於ける関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
又、前記合成画像の前記製品適用範囲の画素の緑の色値(Gc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Gc = [Gb*Alpha+Gp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Gbは前記基本画像に於ける関連画素の緑の色値で、
Gpは前記選択製品の緑の色値で、
Alphaは、前記製品適用範囲に於ける関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
又、前記合成画像の前記製品適用範囲の画素の青の色値(Bc)は、次の式で決定され(*符号は掛けるを表す),
Bc = [Bb*Alpha+Bp*(Alpha−UpperLimit)]/UpperLimit
但し、
Bbは前記基本画像に於ける関連画素の青の色値で、
Bpは前記選択製品の青の色値で、
Alphaは前記製品適用範囲における関連画素のアルファ値で、
UpperLimitはアルファ値の予め定めた上限値である;
ことから成る請求項16に記載の美容製品の販売方法。 - 前記製品適用範囲の画素の外観特性を変更する前記変更ステップは、更に
−値を前記製品適用範囲の画素の色相と彩度の外観値を、それぞれ前記選択製品の色相と彩度の外観値と等しくすること;
−前記基本画像に於ける前記製品適用範囲内側の複数の画素の明度外観値と、前記製品適用範囲外側の複数の画素の明度外観値とに応じて、前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てること;
から成る請求項13に記載の美容製品の販売方法。 - 前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てるステップは、次の式(イコライズ関数)(*符号は掛けるを表す)を採用して成る;
Iout=A * Iin + B
但し、
Ioutはイコライズされる範囲の画素の明度の値で、上限255と下限0の範囲内にあり、
Iinは、(イコライズ以前の)基本画素の製品適用範囲の関連画素の明度の値で、上記と同様の上限と下限の範囲内にあり、
Aは本関数の傾きであり、ガウス分布関数によって以下のように算定される;
A = exp(−0.5 * (Icolor−Imean)2/Istdev 2)
但し、
Icolorは適用される製品の色の明度値で、
Imeanは製品適用範囲に於ける画素の明度値の平均値で
Istdevは製品適用範囲に於ける画素の明度の偏差値であり、
Bは、本イコライズ関数に於けるIinとIoutの値をそれぞれImeanとIcolorと等しくすることによって算定される定数である
ことから成る請求項18に記載の美容製品の販売方法。 - 前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てるステップは、更に前記基本画像のほぼ全ての画素の明度外観値に応じて、前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てることで構成されて成る請求項18に記載の美容製品の販売方法。
- 前記製品適用範囲の画素の明度外観値を割り当てるステップは、次の式(イコライズ関数)(*符号は掛けるを表す)を採用して成る;
Iout=A * Iin + B
但し、
Ioutはイコライズされる範囲の画素の明度の値で、上限255と下限0の範囲内にあり、
Iinは、(イコライズ以前の)基本画素の製品適用範囲の関連画素の明度の値で、上記と同様の上限と下限の範囲内にあり、
Aは本関数の傾きであり、ガウス分布関数によって以下のように算定される;
A = exp(−0.5 * (Icolor−Imean)2/Istdev 2)
但し、
Icolorは適用される製品の色の明度値で、
Imeanは製品適用範囲に於ける画素の明度値の平均値で
Istdevは製品適用範囲に於ける画素の明度の偏差値であり、
Bは、本イコライズ関数に於けるIinとIoutの値をそれぞれImeanとIcolorと等しくすることによって算定される定数である;
ことによって成る請求項20に記載の美容製品の販売方法。 - 第一のユーザシステムと第二のユーザーシステムとを、ネットワークを介して相互接続すること;
第一のユーザシステムから製品選択を受信すること;
第一のユーザによって選択された前記製品を含む合成画像を前記第一と第二のユーザシステムとに表示すること;
から更に成る請求項1に記載の消費者の画像上に製品を再現するシミュレーション方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US21449400P | 2000-06-27 | 2000-06-27 | |
US60/214,494 | 2000-06-27 | ||
PCT/IB2001/001495 WO2002005249A2 (en) | 2000-06-27 | 2001-06-27 | Make-up and fashion accessory display and marketing system and method |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004503034A true JP2004503034A (ja) | 2004-01-29 |
JP2004503034A5 JP2004503034A5 (ja) | 2008-08-14 |
JP4856353B2 JP4856353B2 (ja) | 2012-01-18 |
Family
ID=22799295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002508776A Expired - Fee Related JP4856353B2 (ja) | 2000-06-27 | 2001-06-27 | メーキャップの表示・販売システム及び方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6937755B2 (ja) |
EP (1) | EP1314132B1 (ja) |
JP (1) | JP4856353B2 (ja) |
AT (1) | ATE458232T1 (ja) |
AU (1) | AU7664301A (ja) |
DE (1) | DE60141337D1 (ja) |
ES (1) | ES2341844T3 (ja) |
WO (1) | WO2002005249A2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005321986A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Pioneer Electronic Corp | ヘアスタイル提案システム、ヘアスタイル提案方法、及びコンピュータプログラム |
JP2008003724A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Kao Corp | 美容シミュレーションシステム |
JP2009065269A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Olympus Imaging Corp | 画像処理装置および画像処理方法 |
Families Citing this family (85)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001283079A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-12 | Sony Corp | 通信サービス方法とその装置、通信端末装置、通信システム、広告宣伝方法 |
US7337127B1 (en) | 2000-08-24 | 2008-02-26 | Facecake Marketing Technologies, Inc. | Targeted marketing system and method |
US10755286B2 (en) * | 2000-08-24 | 2020-08-25 | Facecake Marketing Technologies, Inc. | Targeted marketing system and method |
US10783528B2 (en) * | 2000-08-24 | 2020-09-22 | Facecake Marketing Technologies, Inc. | Targeted marketing system and method |
DE10142526C5 (de) * | 2001-08-30 | 2006-02-16 | Wella Ag | Verfahren für eine Haarfarbberatung |
US20030065589A1 (en) * | 2001-10-01 | 2003-04-03 | Daniella Giacchetti | Body image templates with pre-applied beauty products |
US7437344B2 (en) | 2001-10-01 | 2008-10-14 | L'oreal S.A. | Use of artificial intelligence in providing beauty advice |
US7634103B2 (en) | 2001-10-01 | 2009-12-15 | L'oreal S.A. | Analysis using a three-dimensional facial image |
US6761697B2 (en) | 2001-10-01 | 2004-07-13 | L'oreal Sa | Methods and systems for predicting and/or tracking changes in external body conditions |
US20030065578A1 (en) * | 2001-10-01 | 2003-04-03 | Jerome Peyrelevade | Methods and systems involving simulated application of beauty products |
US7324668B2 (en) | 2001-10-01 | 2008-01-29 | L'oreal S.A. | Feature extraction in beauty analysis |
JP4789408B2 (ja) * | 2003-06-30 | 2011-10-12 | 株式会社 資生堂 | 目の形態分類方法及び形態分類マップ並びに目の化粧方法 |
TWI227444B (en) * | 2003-12-19 | 2005-02-01 | Inst Information Industry | Simulation method for make-up trial and the device thereof |
US20050165706A1 (en) * | 2003-12-29 | 2005-07-28 | Daniela Giacchetti | Beauty-related diagnostic methods and systems |
US20050147955A1 (en) * | 2003-12-29 | 2005-07-07 | L'oreal | Beauty-related information collection and diagnosis using environments |
JP2005274928A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Wella Ag | ヘアカラーリング用カラーシミュレーションシステム |
US7773091B2 (en) * | 2004-09-07 | 2010-08-10 | L'oreal | Method and device for generating a synthesized image of at least one fringe of lashes |
ES2369021T3 (es) * | 2004-10-22 | 2011-11-24 | Shiseido Company, Limited | Procedimiento para categorizar labios. |
US7950925B2 (en) * | 2004-12-30 | 2011-05-31 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Interacting with consumers to inform, educate, consult, and assist with the purchase and use of personal care products |
US7885598B2 (en) | 2004-12-30 | 2011-02-08 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Generating and providing personalized information to a user regarding the purchase and use of personal care products |
WO2007035637A2 (en) * | 2005-09-19 | 2007-03-29 | Industrial Color, Inc. | Digital file management |
WO2007119117A2 (en) * | 2005-12-12 | 2007-10-25 | University College Dublin | A method and system for providing intelligent customer service |
WO2007083600A1 (ja) * | 2006-01-17 | 2007-07-26 | Shiseido Company, Ltd. | メイクアップシミュレーションシステム、メイクアップシミュレーション装置、メイクアップシミュレーション方法およびメイクアップシミュレーションプログラム |
JP5191665B2 (ja) * | 2006-01-17 | 2013-05-08 | 株式会社 資生堂 | メイクアップシミュレーションシステム、メイクアップシミュレーション装置、メイクアップシミュレーション方法およびメイクアップシミュレーションプログラム |
US20070239539A1 (en) * | 2006-04-11 | 2007-10-11 | Goody Products, Inc. | Method and device for providing and choosing hair accessories based on hair color |
US20070259317A1 (en) * | 2006-05-05 | 2007-11-08 | Rewell Christine Heather | Method and kit for assisting in the selection of an adornment |
US11481834B2 (en) | 2006-07-07 | 2022-10-25 | Joseph R. Dollens | Method and system for managing and displaying product images with progressive resolution display with artificial realities |
US10614513B2 (en) | 2006-07-07 | 2020-04-07 | Joseph R. Dollens | Method and system for managing and displaying product images with progressive resolution display |
US11049175B2 (en) | 2006-07-07 | 2021-06-29 | Joseph R. Dollens | Method and system for managing and displaying product images with progressive resolution display with audio commands and responses |
US9691098B2 (en) | 2006-07-07 | 2017-06-27 | Joseph R. Dollens | Method and system for managing and displaying product images with cloud computing |
US8554639B2 (en) | 2006-07-07 | 2013-10-08 | Joseph R. Dollens | Method and system for managing and displaying product images |
US8260689B2 (en) | 2006-07-07 | 2012-09-04 | Dollens Joseph R | Method and system for managing and displaying product images |
US8077931B1 (en) | 2006-07-14 | 2011-12-13 | Chatman Andrew S | Method and apparatus for determining facial characteristics |
US20100179958A1 (en) * | 2006-07-19 | 2010-07-15 | Michael James Carr | Apparatus, methods, and products for surfing the internet |
US20080136811A1 (en) * | 2006-12-06 | 2008-06-12 | Oluwaseun Adedayo | Image displaying system |
JP4307496B2 (ja) * | 2007-03-19 | 2009-08-05 | 株式会社豊田中央研究所 | 顔部位検出装置及びプログラム |
US10650330B2 (en) * | 2007-06-30 | 2020-05-12 | Responselogix, Inc. | Systems and methods of database optimization and distributed computing |
US11734615B2 (en) * | 2007-06-30 | 2023-08-22 | Responselogix, Inc. | Systems and methods of database optimization and distributed computing |
US8042869B2 (en) | 2007-07-13 | 2011-10-25 | Kids Ii, Inc. | Child seat liner |
US11235298B2 (en) | 2008-03-03 | 2022-02-01 | SureTint Technologies, LLC | Blending station apparatus and method for using the same |
US9149108B2 (en) | 2011-02-24 | 2015-10-06 | SureTint Technologies, LLC | System and method for batch sizing hair dye mixtures |
US9414665B2 (en) * | 2008-03-03 | 2016-08-16 | SureTint Technologies, LLC | Blending color and control management system |
US11246395B2 (en) | 2008-03-03 | 2022-02-15 | SureTint Technologies, LLC | Color conversion system and method |
US8567455B2 (en) | 2008-03-03 | 2013-10-29 | SureTint Technologies, LLC | Blending station apparatus and method for using the same |
US20090231356A1 (en) * | 2008-03-17 | 2009-09-17 | Photometria, Inc. | Graphical user interface for selection of options from option groups and methods relating to same |
US8597667B2 (en) * | 2008-05-09 | 2013-12-03 | Elc Management Llc | Targeted and individualized cosmetic delivery |
US8425477B2 (en) * | 2008-09-16 | 2013-04-23 | Elc Management Llc | Method and system for providing targeted and individualized delivery of cosmetic actives |
US8358348B2 (en) * | 2008-05-09 | 2013-01-22 | Elc Management Llc | Method and system for automatic or manual evaluation to provide targeted and individualized delivery of cosmetic actives in a mask or patch form |
US8491926B2 (en) | 2008-09-16 | 2013-07-23 | Elc Management Llc | Method and system for automatic or manual evaluation to provide targeted and individualized delivery of cosmetic actives in a mask or patch form |
US10489747B2 (en) * | 2008-10-03 | 2019-11-26 | Leaf Group Ltd. | System and methods to facilitate social media |
WO2011085727A1 (en) * | 2009-01-15 | 2011-07-21 | Tim Schyberg | Advice information system |
US9965778B2 (en) * | 2009-02-02 | 2018-05-08 | Modiface Inc. | System and method for the indication of modification region boundaries on facial images |
US8725560B2 (en) * | 2009-02-02 | 2014-05-13 | Modiface Inc. | Method and system for simulated product evaluation via personalizing advertisements based on portrait images |
US8502834B2 (en) * | 2009-06-29 | 2013-08-06 | Vistaprint Technologies Limited | Representing a printed product using pixel opacity and color modification |
EP2284800B1 (en) * | 2009-07-23 | 2018-09-05 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and system for creating an image |
FR2959853B1 (fr) * | 2010-05-04 | 2014-04-11 | Vesalis | Procede de traitement d'images pour application d'une couleur |
WO2011149558A2 (en) | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Abelow Daniel H | Reality alternate |
JP4862955B1 (ja) * | 2010-10-29 | 2012-01-25 | オムロン株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、および制御プログラム |
AU2012223717A1 (en) * | 2011-02-28 | 2013-10-10 | Facecake Marketing Technologies, Inc. | Real-time virtual reflection |
US20130159895A1 (en) * | 2011-12-15 | 2013-06-20 | Parham Aarabi | Method and system for interactive cosmetic enhancements interface |
US8908904B2 (en) * | 2011-12-28 | 2014-12-09 | Samsung Electrônica da Amazônia Ltda. | Method and system for make-up simulation on portable devices having digital cameras |
US20140032331A1 (en) * | 2012-01-13 | 2014-01-30 | Le Metier De Beaute | Method for interacting with customers at a point of sale for goods or services |
US8824793B2 (en) | 2012-03-02 | 2014-09-02 | Adobe Systems Incorporated | Methods and apparatus for applying a bokeh effect to images |
US9118876B2 (en) * | 2012-03-30 | 2015-08-25 | Verizon Patent And Licensing Inc. | Automatic skin tone calibration for camera images |
US9058605B2 (en) * | 2012-04-20 | 2015-06-16 | Taaz, Inc. | Systems and methods for simulating accessory display on a subject |
US9460462B1 (en) * | 2012-05-22 | 2016-10-04 | Image Metrics Limited | Monetization using video-based simulation of cosmetic products |
US20140279095A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Le Metier De Beaute | Social commerce system |
EP2985732B1 (en) * | 2013-04-08 | 2017-08-02 | Panasonic Intellectual Property Corporation of America | Image processing device, image processing method, and program, capable of virtual reproduction of makeup application state |
US10002498B2 (en) | 2013-06-17 | 2018-06-19 | Jason Sylvester | Method and apparatus for improved sales program and user interface |
EP3039990B1 (en) * | 2013-08-30 | 2019-07-24 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Makeup assistance device, makeup assistance system, makeup assistance method, and makeup assistance program |
US10390601B2 (en) | 2014-01-05 | 2019-08-27 | Je Matadi, Inc | System and method for applying cosmetics |
US9699123B2 (en) | 2014-04-01 | 2017-07-04 | Ditto Technologies, Inc. | Methods, systems, and non-transitory machine-readable medium for incorporating a series of images resident on a user device into an existing web browser session |
US10083345B2 (en) | 2015-05-05 | 2018-09-25 | Myongsu Choe | Makeup supporting methods for creating and applying a makeup guide content to makeup user's face on a real-time basis |
GB201603495D0 (en) * | 2016-02-29 | 2016-04-13 | Virtual Beautician Ltd | Image processing system and method |
WO2018045571A1 (zh) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | 深圳市大疆创新科技有限公司 | 图像编码方法及系统 |
US10417738B2 (en) | 2017-01-05 | 2019-09-17 | Perfect Corp. | System and method for displaying graphical effects based on determined facial positions |
US10565741B2 (en) | 2017-02-06 | 2020-02-18 | L'oreal | System and method for light field correction of colored surfaces in an image |
US10936175B2 (en) | 2018-02-02 | 2021-03-02 | Perfect Corp. | Systems and methods for implementing a pin mechanism in a virtual cosmetic application |
CN111971727A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-11-20 | 宝洁公司 | 用于改善用户对表面施用产品的依从性的方法和系统 |
EP3628187A1 (en) * | 2018-09-26 | 2020-04-01 | Chanel Parfums Beauté | Method for simulating the rendering of a make-up product on a body area |
TWI708164B (zh) * | 2019-03-13 | 2020-10-21 | 麗寶大數據股份有限公司 | 虛擬彩妝系統與虛擬彩妝上色方法 |
US10897979B1 (en) | 2019-09-12 | 2021-01-26 | SureTint Technologies, LLC | System and method for hair dye color conversion |
IL298723A (en) * | 2020-06-05 | 2023-02-01 | Maria Tashjian | Technologies for virtual measurement of items |
US11910089B2 (en) * | 2020-07-15 | 2024-02-20 | Corephotonics Lid. | Point of view aberrations correction in a scanning folded camera |
FR3132370A1 (fr) * | 2022-01-28 | 2023-08-04 | L'oreal | Procédé pour la simulation d’une application d’un produit cosmétique de maquillage sur une surface corporelle |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08202754A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Pola Chem Ind Inc | リップカラーアドバイスシステム及び方法 |
WO1999023609A1 (en) * | 1997-10-30 | 1999-05-14 | Headscanning Patent B.V. | A method and a device for displaying at least part of the human body with a modified appearance thereof |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4539585A (en) | 1981-07-10 | 1985-09-03 | Spackova Daniela S | Previewer |
JPS62144280A (ja) | 1985-12-18 | 1987-06-27 | Tokyo Insatsu Shiki Kk | メイクアツプシユミレ−タ |
US5236365A (en) * | 1992-03-04 | 1993-08-17 | L'oreal, A Societe Anonyme | Replicated make-up panel for counter display |
FR2690822B1 (fr) | 1992-05-06 | 1994-08-05 | Dior Christian Parfums | Procede de maquillage du visage, en particulier des yeux, et dispositif pour sa mise en óoeuvre. |
JPH0696100A (ja) | 1992-09-09 | 1994-04-08 | Mitsubishi Electric Corp | 遠隔取引システム |
ES2085741T3 (es) | 1993-08-03 | 1996-06-01 | Dior Christian Parfums | Procedimiento de determinacion del color de un maquillaje de fondo que restituye sensiblemente el color de la piel de una persona y aparato que incluye la aplicacion. |
JPH09502022A (ja) | 1993-08-23 | 1997-02-25 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | 顔用ファンデーション製品のオーダーメード化方法および装置 |
US5751829A (en) | 1994-08-18 | 1998-05-12 | Autodesk, Inc. | Spectrally coordinated pattern search-imaging system and method |
JP2603445B2 (ja) * | 1994-11-10 | 1997-04-23 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 髪画像適合方法及びコンピュータ・システム |
US6023302A (en) * | 1996-03-07 | 2000-02-08 | Powertv, Inc. | Blending of video images in a home communications terminal |
US5831604A (en) * | 1996-06-03 | 1998-11-03 | Intel Corporation | Alpha blending palettized image data |
US5838194A (en) * | 1996-10-17 | 1998-11-17 | Lucent Technologies Inc. | Constant settling time automatic gain control circuits |
AU5201698A (en) * | 1996-11-12 | 1998-06-03 | Mirror Software Corporation | Imaging system for simulating hair styles |
US6661906B1 (en) * | 1996-12-19 | 2003-12-09 | Omron Corporation | Image creating apparatus |
JP3912834B2 (ja) | 1997-03-06 | 2007-05-09 | 有限会社開発顧問室 | 顔画像の修正方法、化粧シミュレーション方法、化粧方法、化粧サポート装置及びファンデーション転写膜 |
DE69807479T2 (de) | 1997-06-17 | 2003-04-10 | British Telecomm | Erzeugung eines Bildes eines dreidimensionalen Objekts |
US5990901A (en) * | 1997-06-27 | 1999-11-23 | Microsoft Corporation | Model based image editing and correction |
JP4258123B2 (ja) * | 1998-05-19 | 2009-04-30 | 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント | 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 |
US6095650A (en) * | 1998-09-22 | 2000-08-01 | Virtual Visual Devices, Llc | Interactive eyewear selection system |
KR100322596B1 (ko) * | 1998-12-15 | 2002-07-18 | 윤종용 | 입력 영상의 밝기를 유지하는 화질 개선 장치 및 그 방법 |
US6862364B1 (en) * | 1999-10-27 | 2005-03-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Stereo image processing for radiography |
-
2001
- 2001-06-27 WO PCT/IB2001/001495 patent/WO2002005249A2/en active Application Filing
- 2001-06-27 AT AT01954303T patent/ATE458232T1/de not_active IP Right Cessation
- 2001-06-27 AU AU76643/01A patent/AU7664301A/en not_active Abandoned
- 2001-06-27 ES ES01954303T patent/ES2341844T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2001-06-27 EP EP01954303A patent/EP1314132B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-06-27 US US09/893,221 patent/US6937755B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-27 JP JP2002508776A patent/JP4856353B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-27 DE DE60141337T patent/DE60141337D1/de not_active Expired - Lifetime
-
2005
- 2005-04-15 US US11/107,480 patent/US20050203724A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08202754A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-09 | Pola Chem Ind Inc | リップカラーアドバイスシステム及び方法 |
WO1999023609A1 (en) * | 1997-10-30 | 1999-05-14 | Headscanning Patent B.V. | A method and a device for displaying at least part of the human body with a modified appearance thereof |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005321986A (ja) * | 2004-05-07 | 2005-11-17 | Pioneer Electronic Corp | ヘアスタイル提案システム、ヘアスタイル提案方法、及びコンピュータプログラム |
JP2008003724A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Kao Corp | 美容シミュレーションシステム |
JP2009065269A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Olympus Imaging Corp | 画像処理装置および画像処理方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES2341844T3 (es) | 2010-06-29 |
US20050203724A1 (en) | 2005-09-15 |
AU7664301A (en) | 2002-01-21 |
WO2002005249A2 (en) | 2002-01-17 |
EP1314132A2 (en) | 2003-05-28 |
EP1314132A4 (en) | 2006-05-17 |
ATE458232T1 (de) | 2010-03-15 |
EP1314132B1 (en) | 2010-02-17 |
US6937755B2 (en) | 2005-08-30 |
JP4856353B2 (ja) | 2012-01-18 |
DE60141337D1 (de) | 2010-04-01 |
WO2002005249A3 (en) | 2002-08-29 |
US20020071604A1 (en) | 2002-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4856353B2 (ja) | メーキャップの表示・販売システム及び方法 | |
US8306286B1 (en) | Method and apparatus for determining facial characteristics | |
US8527906B2 (en) | Systems and methods for immersive advertising | |
US8498456B2 (en) | Method and system for applying cosmetic and/or accessorial enhancements to digital images | |
US7908173B1 (en) | Virtual catalog and product presentation method and apparatus | |
EP1817976B1 (en) | Methods for simulating custom hair color results and thereby selecting and formulating custom hair coloring compositions | |
JP2004503034A5 (ja) | ||
WO2002039216A2 (en) | Method and system of an integrated business topography and virtual 3d network portal | |
WO2022068293A1 (zh) | 页面展示方法及装置 | |
JP2023511530A (ja) | 演色 | |
TWM251510U (en) | A map of makeup color images | |
JP2009163465A (ja) | 似顔絵イラストデータ提供システム | |
KR20000006884A (ko) | 사이버 코디네이팅 서비스방법 | |
KR20020027889A (ko) | 이미지 합성을 통하여 가상 코디 및 가상 메이크업이가능한 인터넷 서비스 장치 및 방법 | |
JP2001273423A (ja) | オンラインショッピングシステム、方法及び記録媒体 | |
KR20010078446A (ko) | 사용자이미지를 이용한 코디시뮬레이션 서비스시스템 | |
JP7076936B2 (ja) | 生成装置、生成方法及び生成プログラム | |
US20050097459A1 (en) | System and method for user creation of personalized graphics | |
JP2001283085A (ja) | 美容システム | |
JP2022073335A (ja) | メイクアップシミュレーションシステム、メイクアップシミュレーション方法及びプログラム | |
KR100483993B1 (ko) | 인터넷을 이용한 고객 맞춤형 이미지 컨설팅 사업방법 및이를 구현하기 위한 프로그램이 수록된 컴퓨터로 읽을 수있는 기록매체 | |
KR20200007311A (ko) | 온라인에서 옷 상품을 입히는 방법 및 사용자 인터페이스 | |
JP2733413B2 (ja) | 画像データ操作方法および画像データ操作装置 | |
JP2003016316A (ja) | 複合媒体を利用した編集及び広告システム | |
JP2004030138A (ja) | 化粧情報提供方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080627 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100903 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20101129 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20101206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110318 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20110617 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110817 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20110630 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111005 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111028 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |