JP7076936B2 - 生成装置、生成方法及び生成プログラム - Google Patents

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本発明は、生成装置、生成方法及び生成プログラムに関する。
従来、動画像と共にテキストや画像等のコンテンツを表示する技術が知られている。このような技術の一例として、動画像を表示する領域の縦横比と動画像の縦横比とが異なる場合には、動画像を表示する領域に生じる余白部分にテキストを配置して表示する技術が知られている。
特開2009-118166号公報
ここで、上述した従来技術では、動画像を表示する領域に余白部分が生じない場合には、動画像にコンテンツを重畳して表示する。しかしながら、このように動画像とコンテンツとを重畳して表示した場合には、動画像やコンテンツの視認性が悪化する場合がある。
例えば、動画像のうち色調が暗い領域に、色調が暗い文字を重ねて表示した場合には、文字の視認性が悪化してしまう。また、人物の顔を含む領域等、利用者が注視する範囲に文字や画像等を重畳した場合には、動画像の視認性が悪化してしまう。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、動画像とコンテンツとを重畳して表示する際の視認性を改善することを目的とする。
本願に係る生成装置は、静止画像または動画像のうち、所定のコンテンツを重畳した際の視認性に基づく条件を満たす領域を特定する特定部と、前記特定部によって特定された領域に、前記コンテンツを重畳する重畳部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、動画像とコンテンツとを重畳して表示する際の視認性を改善できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報生成装置が実行する処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報生成装置が有する機能構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る生成態様データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる重畳条件データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報生成装置が生成する重畳動画像の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る情報生成装置による生成処理の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態にかかる情報生成装置が重畳するコンテンツの一例を示す図である。 図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る生成装置、生成方法及び生成プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る生成装置、生成方法及び生成プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報生成装置の一例〕
まず、図1を用いて、生成装置の一例である情報生成装置10の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報生成装置が実行する処理の一例を示す図である。図1では、情報生成装置10が実行する処理の一例として、クライアントによって指定されたテキストを重畳した動画像(以下、重畳動画像と記載する。)を生成する生成処理の一例について説明する。
なお、情報生成装置10は、静止画像や動画像等、任意のコンテンツを動画像に重畳した重畳動画像を生成する生成処理を実行してもよい。また、情報生成装置10は、利用者によって指定されたテキスト、静止画像、または動画像等のコンテンツではなく、任意のコンテンツを動画像に重畳した重畳動画像を生成してもよい。例えば、情報生成装置10は、配信対象として選択された動画像に対し、図示を省略した広告配信サーバ等によって選択された広告にかかるコンテンツを重畳した重畳動画像を生成してもよい。すなわち、情報生成装置10は、広告に関する重畳動画像の生成を行ってもよい。例えば、以下の例では、情報生成装置10は、旅行に関連する内容の動画像に、旅行を広告するテキストを重畳した重畳動画像を生成する処理の一例について説明する。
ここで、情報生成装置10は、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知に関する動画像を生成してもよい。また、情報生成装置10が使用する各種のコンテンツは、商品や役務の販売、宣伝、通知等を行うウェブページのみならず、ゲーム等の任意のコンテンツが適用可能である。また、コンテンツは、ウェブページ、静止画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意の情報を含むコンテンツを適用可能である。すなわち、情報生成装置10は、利用者に対して興味を生じさせようとするコンテンツであれば、静止画像、動画像、テキスト、ウェブページ、ゲーム、メール、ツイート、ブログの記事等任意のコンテンツを動画像に重畳してもよい。
図1に示す情報生成装置10は、図示しないネットワーク(例えば、インターネット)を介して、利用者U01が使用する端末装置100と、クライアントが使用するクライアント端末200と通信可能に接続され、生成した動画像を端末装置100に配信する。なお、情報生成装置10が動画像を配信する端末装置100や、クライアント端末200の数は、図1に示した例に限るものではない。すなわち、情報生成装置10は、任意の数の端末装置100およびクライアント端末200と通信可能である。
端末装置100は、利用者によって利用される情報処理装置であり、利用者がニュースやコラム等のコンテンツを閲覧するために利用される。具体例を挙げると、端末装置100は、スマートフォンやタブレット端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。
クライアント端末200は、配信対象となる動画像の生成を情報生成装置10に指示する端末装置である。例えば、クライアント端末200は、テキスト、画像、動画像、ウェブページ等といった任意のコンテンツの生成、編集、配信等を行うクライアントが使用する情報処理装置であり、PDA等の移動端末や、PC、サーバ等である。
情報生成装置10は、以下に説明する生成処理を実行することで、動画像の生成を行い、生成した動画像を端末装置100へと配信する情報処理装置である。例えば、情報生成装置10は、PC、サーバ、クラウドシステム等の物理的若しくは仮想的な情報処理装置により実現される。
〔1-1.生成処理〕
ここで、情報生成装置10は、クライアント端末200を介してクライアントにより指定された生成態様で動画像の生成を行う。例えば、情報生成装置10は、クライアントが指定した複数の静止画像を用いて動画像の生成を行うとともに、クライアントが指定したテキストを動画像に重畳した重畳動画像を生成する。しかしながら、このように動画像とコンテンツとを重畳した場合には、動画像やコンテンツの視認性が悪化する場合がある。
例えば、重畳動画像を生成する際の生成態様として、動画像のうち所定の位置にテキストを配置して重畳するといった態様が考えられる。しかしながら、動画像のうちテキストを重畳した領域の色彩と、テキストの色彩とが類似する場合には、テキストの視認性が低下してしまう。また、動画像のうち、人物の顔が含まれる領域にテキストを重畳した場合には、動画像の視認性が悪化してしまう。また、展開が速いシーン等にテキストを重畳した場合には、テキストが示す情報を重畳動画像を閲覧する利用者に伝えることが難しくなるばかりか、動画像を注視していた利用者の印象を悪化させてしまう。
そこで、情報生成装置10は、以下の生成処理を実行する。まず、情報生成装置10は、重畳動画像の元となる複数の静止画像と、動画像に重畳するコンテンツと、動画像の生成態様の指定とをクライアントから受け付ける。このような場合、情報生成装置10は、受け付けた複数の静止画像を用いて、指定された生成態様の動画像を生成する。例えば、情報生成装置10は、静止画像の拡縮、透過度の変更、移動などを所定の態様で組み合わせた動画像を生成する。
また、情報生成装置10は、受け付けた静止画像または生成した動画像の画像解析を行い、指定されたコンテンツを重畳した際の視認性に基づく所定の条件(以下、重畳条件と記載する。)を満たす領域を特定する。そして、情報生成装置10は、重畳条件を満たす領域にコンテンツを重畳した重畳動画像を生成する。
〔1-2.動画像の生成について〕
ここで、情報生成装置10は、取得したコンテンツを用いて任意の態様の動画像を生成可能である。このような動画像の生成については、任意の生成技術を適用してよい。例えば、情報生成装置10は、静止画像の拡縮のみならず、静止画像の移動、静止画像の透過度、彩度、色彩、色相の変更、表示タイミングなど、コンテンツの表示態様を徐々に変更することで、任意の生成態様の動画像の生成を行ってよい。
また、情報生成装置10は、静止画像の点滅といった任意のエフェクトを採用してもよく、集中線や吹き出しなどといったエフェクト、すなわち、取得した静止画像以外の静止画像を用いたエフェクトを採用してもよい。例えば、情報生成装置10は、クライアントによって指定された静止画像以外の静止画像を用いた動画像を生成してもよく、重畳するテキスト以外のテキストを用いた動画像を生成し、生成した動画像に指定されたテキストを重畳してもよい。
また、情報生成装置10は、音声を含む動画像の生成を行ってもよい。例えば、情報生成装置10は、静止画像の拡大とともに所定の音声が再生され、テキストの表示とともに所定の音声エフェクトが再生されるといった動画像の生成を行ってもよい。なお、情報生成装置10は、クライアントによって指定された態様や、クライアントによって指定された再生時間の動画像を生成してもよい。すなわち、情報生成装置10は、任意の態様で動画像の生成を行ってもよい。
また、情報生成装置10は、クライアントから動画像を受付けてもよい。具体的には、情報生成装置10は、クライアントから動画像と静止画像とを受付けると、受付けた動画像と静止画像とを用いて、コンテンツを重畳する動画像を生成してもよい。例えば、情報生成装置10は、受付けた静止画像を用いて生成した動画像と、クライアントから受付けた動画像とを結合した動画像を生成してもよく、クライアントから受付けた動画像に受け付けた静止画像を重畳し、静止画像の表示態様を徐々に変更した動画像を生成してもよい。
〔1-3.重畳条件について〕
ここで、情報生成装置10は、重畳動画像に含まれる動画像やテキストの視認性に基づいて、所定の重畳条件を満たす領域を生成した動画像から特定する。例えば、情報生成装置10は、動画像として表示される各静止画像の画像解析を行い、重畳条件を満たす位置的な領域、および、重畳条件を満たす時間的な領域を特定する。
具体的な例を挙げると、情報生成装置10は、動画像として表示される静止画像から、人物の顔や体、車両等といった所定の撮像対象が含まれていない範囲、他の撮像対象の背面に位置すると予測される撮像対象が含まれる範囲(すなわち、背景であると推定される範囲)等を推定する。そして、情報生成装置10は、推定結果に基づいて、動画像のうち所定の撮像対象が所定の時間以上含まれていない領域を特定する。例えば、情報生成装置10は、人物の顔が所定の時間以上撮像されていない領域を特定する。また、情報生成装置10は、例えば、人物の顔が所定の時間以上撮影されていない領域のうち、背景であると推定される領域を特定してもよい。
また、情報生成装置10は、動画像に重畳するテキストの色彩が指定されている場合には、指定されたテキストの色彩との色相の値が所定の閾値よりも大きい領域を特定してもよい。例えば、情報生成装置10は、動画像に重畳するテキストの色彩として白色が指定されている場合には、色彩の明度が所定の閾値よりも低い領域を特定してもよい。
また、情報生成装置10は、動画像として表示される静止画像の時系列的な解析結果に基づいて、人物や車両等といった被写体の移動量が所定の閾値よりも少ない再生範囲や、色彩の変化が所定の閾値よりも少ない再生範囲を特定する。すなわち、情報生成装置10は、動画像のうち、動きが少ない再生領域や、場面展開が少ない再生領域等、動画像としての動きが少ない再生領域を特定する。
なお、情報生成装置10は、上述した重畳条件以外にも、視認性に基づく任意の条件を満たす領域を特定してもよい。例えば、動画像には、単純なテキストのみならず、所定のランディングページへのリンクが設定されたテキストや画像が重畳される場合がある。そこで、情報生成装置10は、選択された際にランディングページへと画面を遷移させるコンテンツを動画像に重畳する場合には、動画像のうち利用者によって選択されやすい領域を特定してもよい。
例えば、情報生成装置10は、重畳動画像ごとにコンテンツを利用者が選択した回数を計数し、計数した回数に応じて、利用者がコンテンツを選択しやすい位置を特定する。より具体的には、情報生成装置10は、解析対象となる動画像と類似する動画像から生成された重畳動画像について、利用者がコンテンツを選択した回数を計数し、計数した回数やコンテンツが重畳された位置等に基づいて、解析対象となる動画像のうち利用者がコンテンツを選択しやすいと推定される位置を特定してもよい。
また、例えば、情報生成装置10は、動画像のうち、ランディングページに関連する被写体が撮像されている再生範囲を、利用者がコンテンツを選択しやすい位置として特定してもよい。例えば、情報生成装置10は、ある販売対象に関するランディングページへのリンクが設定されるコンテンツを重畳する場合、動画像のうちその販売対象が撮像されている再生領域を特定し、特定した再生領域のうち、その販売対象が撮像されていない位置を特定してもよい。
〔1-4.重畳態様について〕
ここで、情報生成装置10は、動画像から特定した領域、すなわち、重畳条件を満たす位置や再生領域に、指定されたテキスト等のコンテンツを重畳する。このような重畳処理を行う際、情報生成装置10は、コンテンツの表示態様を特定した領域の表示態様に応じて決定し、決定した表示態様でコンテンツを重畳した重畳動画像を生成してもよい。
例えば、情報生成装置10は、特定された領域の色彩に基づいて、コンテンツの色彩を決定してもよい。より具体的な例を挙げると、情報生成装置10は、テキストを重畳する領域として特定された領域の色彩を特定し、特定した色彩と異なる色彩を、動画像に重畳するテキストの色彩として決定してもよい。例えば、情報生成装置10は、色彩の明度が所定の閾値よりも暗い場合には、動画像に重畳するテキストの色彩として、所定の明度よりも明るい色調の色彩を決定してもよい。また、情報生成装置10は、特定した領域に付された色彩の平均値を算出し、算出した平均値の補色をテキストの色彩として決定してもよい。
また、情報生成装置10は、特定された領域の広さ(例えば、表示サイズ)に基づいて、動画像に重畳するテキスト等のコンテンツの表示サイズを決定してもよい。例えば、情報生成装置10は、動画像からテキストを重畳する領域として特定された領域の広さと、重畳するテキストの文字数とに応じて、テキストを表示する際の表示サイズを決定してもよい。より具体的には、情報生成装置10は、動画像から特定された領域内に、クライアントによって指定された全てのテキストが配置されるように、テキストの表示サイズを決定してもよい。
なお、情報生成装置10は、動画像に重畳されるコンテンツが静止画像や動画像等のテキスト以外のコンテンツである場合にも、動画像から特定した領域の色彩等に応じて、コンテンツを表示する際の色彩や表示サイズといった表示態様を決定する。そして、情報生成装置10は、動画像のうち特定した領域に、決定した表示態様でコンテンツを重畳した重畳動画像を生成する。
〔1-5.生成処理の一例〕
次に、図1を用いて、情報生成装置10が実行する生成処理の一例について説明する。例えば、情報生成装置10は、クライアント端末200から静止画像や動画像と、コンテンツとの指定を受け付ける(ステップS1)。このような場合、情報生成装置10は、受付けた静止画像や動画像から動画像の生成を行う(ステップS2)。
続いて、情報生成装置10は、生成した動画像を解析し、重畳条件を満たす領域を特定する(ステップS3)。例えば、図1に示す例では、情報生成装置10は、人物や建物等が撮像された再生領域M11、走行中の車両が撮像された再生領域M12、および夜間の月が撮像された再生領域M13を含む動画像M10を生成したものとする。このような場合、情報生成装置10は、任意の画像解析技術を用いて、各再生領域M11~M13から重畳条件を満たす領域の特定を行う。
例えば、図1に示す再生領域M11には、動画像の左上に人物や写真等といった所定の撮像対象が含まれていない領域A01が存在する。このような領域A01にコンテンツを重畳した場合は、重畳したコンテンツおよび動画像の視認性の悪化を軽減することができると予測される。そこで、情報生成装置10は、再生領域M11から、コンテンツを重畳する領域として領域A01を特定する。
同様に、図1に示す再生領域M13には、所定の撮像対象が含まれていない領域A02が存在する。そこで、情報生成装置10は、再生領域M13から、コンテンツを重畳する領域として領域A02を特定する。
一方、再生領域M12には、走行中の車両が撮像されているが、このような再生領域では、動画再生中において車両や背景の移動速度が速くなるため、動画像としての動きが大きくなると予測される。このように、動画像としての動きが大きい再生領域にコンテンツを重畳して表示した場合には、利用者の意識をコンテンツに向けさせることが困難となるばかりか、動画像の視認性を悪化させるため、コンテンツが伝えようとする情報の印象を悪化させてしまう。そこで、情報生成装置10は、再生領域M12からは、コンテンツを重畳する領域の特定を行わずに、処理を継続する。
なお、情報生成装置10は、複数の重畳条件を組み合わせて、コンテンツを重畳する領域の特定を行ってもよい。例えば、情報生成装置10は、再生領域M12に所定の被写体が含まれていない領域が存在するにもかかわらず、再生領域M12全体において色彩の変化量が所定の閾値よりも大きい場合、すなわち、被写体や背景の移動速度が所定の閾値よりも大きい場合には、再生領域M12からコンテンツを重畳する領域の特定を行わずともよい。
続いて、情報生成装置10は、特定した領域の態様に応じて、コンテンツの表示態様を決定する(ステップS4)。例えば、情報生成装置10は、再生領域M11から特定した領域A01の広さと、コンテンツとして受付けたテキストの文字数とに基づいて、テキストの表示サイズを決定する。なお、情報生成装置10は、コンテンツとして静止画像を受付けた場合には、静止画像が領域A01内に収まるように、静止画像の表示サイズを決定してもよい。
ここで、再生領域M13には、夜間の月が撮影されているため、領域A02には、明度が低い色彩が付されていると考えられる。このように、明度が低い色彩が付された領域A02に、明度が低い色彩が付されたテキスト等のコンテンツを重畳した場合には、コンテンツの視認性が悪化してしまう。そこで、情報生成装置10は、領域A02の色彩に応じて、コンテンツを表示する際の色彩を決定する。例えば、情報生成装置10は、領域A02の色彩の明度が所定の閾値よりも低い場合には、領域A02に重畳して表示するテキストの色彩として、所定の閾値よりも高い明度の色彩を決定する。
そして、情報生成装置10は、動画像M10のうち、特定した領域に、決定した表示態様でコンテンツを重畳した重畳動画像M20を生成する(ステップS5)。例えば、情報生成装置10は、再生領域M11のうち、領域A01に、「北海道!4日間で39,800円!」等といったテキストを、領域A01の表示サイズに応じて決定した表示サイズで重畳した再生領域M21を含む重畳動画像M20を生成する。また、情報生成装置10は、再生領域M12にコンテンツの重畳を行わなかった再生領域M22を含む重畳動画像M20を生成する。また、情報生成装置10は、再生領域M13のうち、領域A02に、「楽しい思い出を作りましょう」等といったテキストを、領域A02の色彩に応じて決定した色彩で重畳した再生領域M23を含む重畳動画像M20を生成する。
そして、情報生成装置10は、端末装置100から動画像M10の配信要求を受け付けると(ステップS6)、重畳動画像M20を端末装置100に配信し(ステップS7)、再生させる。
このように、情報生成装置10は、動画像M10のうち、所定のコンテンツを重畳した際の視認性に基づく条件を満たす領域を特定し、特定した領域にコンテンツを重畳する。このため、情報生成装置10は、重畳動画像M20の視認性の悪化を防ぐことができる。
〔2.情報生成装置の構成〕
次に、上述した実施形態にかかる情報生成装置10の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報生成装置が有する機能構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報生成装置10は、通信部20、記憶部30、および制御部40を有する。通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置100やクライアント端末200との間で情報の送受信を行う。
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部30は、生成態様データベース31、重畳条件データベース32および動画像データベース33を記憶する。
生成態様データベース31は、販売対象を示すコンテンツから動画像M10を生成する際の生成態様を示す情報が登録されている。例えば、図3は、実施形態に係る生成態様データベースに登録される情報の一例を示す図である。図3に示す例では、生成態様データベース31には、「生成態様ID(Identifier)」、「使用コンテンツ」、「使用コンテンツ数」、「生成内容」といった項目を有する情報が登録される。
ここで、「生成態様ID」とは、動画像M10を生成する際の生成態様を示す識別子である。また、「使用コンテンツ」とは、動画像M10を生成する際に使用するコンテンツを示す情報である。また、「使用コンテンツ数」とは、動画像M10を生成する際に使用するコンテンツの数を示す情報である。また、「生成内容」とは、取得したコンテンツを用いてどのような動画像M10を生成するかを示す情報である。
例えば、図3に示す例では、生成態様ID「生成態様#1」が示す生成態様として、使用コンテンツ「テキスト」と使用コンテンツ数「5」、使用コンテンツ「静止画像」と使用コンテンツ「6」、使用コンテンツ「動画像」と使用コンテンツ数「0」とが対応付けて登録されている。また、生成態様ID「生成態様#1」が示す生成態様として、生成内容「0:00~0:10/静止画像#1:拡大、回転」、「0:11~0:15/静止画像#1:フェードアウト」等が登録されている。
例えば、情報生成装置10は、クライアントが生成態様ID「生成態様#1」が示す生成態様を選択した場合、販売対象を示すコンテンツとして5つのテキストと6つの静止画像とを受け付ける。そして、情報生成装置10は、再生期間が「0:00~0:10」の間、1つ目の静止画像を徐々に拡大しながら回転させ、再生期間が「0:11~0:15」の間、その静止画像をフェードアウトさせるといった動画像M10を生成する。
なお、図3に示す生成態様は、あくまで一例であり、情報生成装置10は、任意の態様で動画像M10を生成することができる。また、情報生成装置10は、図3に示す生成態様以外にも、任意の態様の動画像M10を生成するための生成態様を記憶してよい。
図2に戻り、説明を続ける。重畳条件データベース32には、動画像M10のうちテキスト等のコンテンツを重畳する領域を特定する際に用いる各種の重畳条件が登録されている。例えば、図4は、実施形態にかかる重畳条件データベースに登録される情報の一例を示す図である。図4に示す例では、重畳条件データベースには、「重畳条件ID」および「条件内容」が対応付けて登録されている。
ここで、「重畳条件ID」とは、重畳条件を示す識別子である。また、「条件内容」とは、重畳条件の内容、すなわち、動画像M10のうちコンテンツを重畳する領域として特定する領域の条件が登録される。例えば、図4に示す例では重畳条件ID「重畳条件#1」と条件内容「位置:人物の顔以外」が対応付けて登録されており、重畳条件ID「重畳条件#2」と条件内容「再生領域:色彩変化量<x」が対応付けて登録されている。
すなわち、重畳条件データベース32には、重畳条件ID「重畳条件#1」が示す重畳条件として、動画像M10のうち人物の顔が撮像された位置以外の位置を特定する旨の重畳条件が登録されている。また、重畳条件データベース32には、重畳条件ID「重畳条件#2」が示す重畳条件として、動画像M10のうち、色彩の変化量が閾値「x」以下となる再生領域、すなわち、画面の変化量が所定の閾値よりも少ない再生領域を特定する旨の重畳条件が登録されている。
なお、重畳条件データベース32には、図4に示す重畳条件以外にも、任意の重畳条件が登録されているものとする。また、後述するように、情報生成装置10は、重畳条件データベース32に登録された重畳条件のうち、クライアントによって指定された重畳条件をすべて満たす範囲を、コンテンツを重畳する範囲として特定することとなる。
図2に戻り、説明を続ける。動画像データベース33には、生成処理によって生成された重畳動画像M20が登録される。すなわち、動画像データベース33には、クライアントから指定された静止画像から生成された動画像M10に、コンテンツを重畳した重畳動画像M20が登録されている。
制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報生成装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
図2に示すように、制御部40は、受付部41、生成部42、特定部43、決定部44、重畳部45および配信部46を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部40の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受付部41は、クライアントから動画像M10の元となる静止画像と、動画像M10に重畳するコンテンツとを受け付ける。例えば、受付部41は、動画像M10の生成要求をクライアント端末200から受付けると、生成態様データベース31に登録された各生成態様の内容を示すウェブページをクライアント端末200に送信する。より具体的な例を説明すると、受付部41は、各生成態様で生成した動画像M10の一例を配置したウェブページをクライアント端末200に送信する。そして、受付部41は、動画像M10の元となる複数の静止画像と、動画像M10に重畳するテキスト等のコンテンツと、動画像M10を生成する際の生成態様との指定を受付ける。
また、受付部41は、重畳条件データベース32に登録された各種の重畳条件を示すウェブページをクライアント端末200に送信する。そして、受付部41は、重畳条件データベース32に登録された重畳条件の中から、実際にコンテンツを重畳する領域を特定する際に用いる重畳条件の指定を受け付ける。なお、受付部41は、クライアントから新たな重畳条件の登録を受け付けてもよい。
なお、受付部41は、クライアントからコンテンツを重畳して表示する際の表示態様の指定を受け付けてもよい。例えば、受付部41は、動画像M10にテキストを重畳する場合に、テキストの表示サイズや色彩等の指定を受け付けてもよい。このような指定を受け付けた場合、情報生成装置10は、重畳条件を満たす領域にコンテンツを重畳する際に、コンテンツを指定された表示態様で重畳することとなる。
生成部42は、受け付けられた静止画像を用いて、クライアントにより指定された生成態様で動画像M10を生成する。例えば、生成部42は、受付部41がクライアントから受け付けた複数の静止画像を用いて、生成態様データベース31に登録された生成態様のうち、利用者が選択した生成態様の動画像M10を生成する。
特定部43は、生成部42によって生成された動画像M10のうち、コンテンツを重畳した際の視認性に基づく重畳条件を満たす領域を特定する。より具体的には、特定部43は、重畳条件データベース32に登録された重畳条件のうち、クライアントにより指定された重畳条件を満たす位置や再生範囲を、生成部42によって生成された動画像M10から特定する。
例えば、特定部43は、コンテンツを重畳する領域として、動画像M10のうち、所定の被写体が含まれない領域や、色彩の変化が所定の閾値よりも少ない再生範囲を特定する。また、特定部43は、コンテンツを重畳する領域として、コンテンツが利用者によって選択されやすい領域を特定する。また、特定部43は、コンテンツを表示する際の色彩がクライアントにより指定されている場合には、コンテンツを重畳する領域として、コンテンツとの色相の値が所定の閾値よりも大きい領域を特定する。
決定部44は、特定部43によって特定された領域の表示態様に基づいて、その領域に重畳するコンテンツの表示態様を決定する。例えば、決定部44は、特定部43によって特定された領域の色彩に基づいて、コンテンツの色彩を決定する。より具体的には、決定部44は、特定された領域の色彩の平均値の補色等、特定された領域の色彩とは異なる色彩を、コンテンツを表示する際の色彩として決定する。また、決定部44は、特定部43によって特定された領域の広さに基づいて、コンテンツを重畳する際の表示サイズを決定する。なお、決定部44は、コンテンツの表示態様がクライアントにより指定されている場合には、特定部43によって特定された領域の表示態様によらず、クライアントに指定された表示態様をコンテンツの表示態様とする。
重畳部45は、特定部43によって特定された領域に、決定部44が決定した表示態様で、コンテンツを重畳した重畳動画像M20を生成する。より具体的には、重畳部45は、生成部42によって生成された動画像M10のうち、特定部43によって特定された位置および再生範囲に、決定部44が決定した色彩や表示サイズで、コンテンツを重畳した重畳動画像M20を生成する。そして、重畳部45は、生成した重畳動画像M20を動画像データベース33に登録する。
配信部46は、重畳動画像M20の配信を行う。例えば、配信部46は、端末装置100から重畳動画像M20の配信要求を受付けた場合には、任意のマッチング技術を用いて、動画像データベース33に登録された重畳動画像M20の中から配信対象を選択し、選択した重畳動画像M20を端末装置100へと配信する。
〔3.生成処理の一例〕
次に、図5を用いて、情報生成装置10が指定された静止画像やテキストから生成する重畳動画像M20の一例について説明する。図5は、実施形態に係る情報生成装置が生成する重畳動画像の一例を示す図である。例えば、情報生成装置10は、食品の静止画像および花の静止画像とともに、「ベストシーズン!!」、「御1人様39,800円」、「沖縄4日間!」等といったテキストの指定を受付ける。
このような静止画像およびテキストの指定を受付けた場合、情報生成装置10は、図5に示す重畳動画像M20を生成する。以下、重畳動画像M20の一例を第1状態から第6状態に分けて説明する。例えば、情報生成装置10は、第1状態に示すように、食品の画像が画面中央に配置して表示され、第2状態に示すように、食品の画像が徐々に縮小しながらその中心位置が移動する重畳動画像M20を生成する。また、情報生成装置10は、第3状態に示すように、花の画像が徐々に縮小しながらその中心位置が移動し、第4状態に示すように食品の画像と花の画像とが並べて配置される重畳動画像M20を生成する。
ここで、情報生成装置10は、第5状態に示すように、動画像M10やコンテンツの視認性に基づく条件を満たす領域として領域A03および領域A04を動画像M10から特定したものとする。このような場合、情報生成装置10は、第6状態に示すように、領域A03に「ベストシーズン!!」等といったテキストを重畳し、領域A04に「沖縄4日間!」、「御1人様39,800円」等といったテキストを重畳した重畳動画像M20を生成する。
〔4.生成処理の手順〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る情報生成装置10が実行する生成処理の流れの一例について説明する。図6は、実施形態に係る情報生成装置による生成処理の一例を示すフローチャートである。例えば、情報生成装置10は、クライアント端末200から静止画像や動画像M10とコンテンツとの指定を受付ける(ステップS101)。このような場合、情報生成装置10は、静止画像や動画像からコンテンツを重畳する動画像M10を生成する(ステップS102)。続いて、情報生成装置10は、動画像M10の解析結果に応じて、コンテンツを重畳する領域を特定し(ステップS103)、特定した領域の表示態様に応じて、コンテンツの標示態様を決定する(ステップS104)。そして、情報生成装置10は、特定した領域に決定した表示態様でコンテンツを重畳した動画像M10、すなわち、重畳動画像M20を生成し(ステップS105)、処理を終了する。
〔5.変形例〕
上述した実施形態に係る情報生成装置10は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報生成装置10の他の実施形態について説明する。
〔5-1.表示するコンテンツについて〕
上述した例では、情報生成装置10は、静止画像やテキスト等のコンテンツを動画像M10に重畳した重畳動画像M20を生成した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報生成装置10は、所定のランディングページへのリンクが設定されたコンテンツを動画像M10に重畳してもよい。
例えば、図7は、実施形態にかかる情報生成装置が重畳するコンテンツの一例を示す図である。図7に示す例では、情報生成装置10は、動画像M10から特定した領域A01に、「今クリックすると2割引き!!」や「>Click<」等といったテキストが配置されるとともに、所定のランディングページへのリンクが設定されたコンテンツC20を重畳した重畳動画像M20を生成する。ここで、情報生成装置10は、動画像M10のうち人物等といった所定の被写体が撮像された領域を特定し、特定した領域に撮像された被写体が発言しているかのように、吹き出し型のコンテンツC20を生成して重畳してもよい。
また、情報生成装置10は、広告にかかるテキスト等のコンテンツのみならず、動画像M10が広告する内容を補助する内容のコンテンツを重畳してもよい。例えば、情報生成装置10は、動画像M10に含まれる撮像対象がセール中である旨や、撮像対象の価格を示すコンテンツを重畳してもよい。また、情報生成装置10は、撮像対象を購入するための購入ボタン等をコンテンツとして重畳してもよい。
また、情報生成装置10は、任意の内容の動画像M10の生成を行ってよい。例えば、情報生成装置10は、上述した例以外にも、複数のアーティストを紹介する動画像や、複数のニュース、天気予報、ゲーム等を紹介する動画像M10の生成を行ってもよい。
〔5-2.コンテンツの重畳態様に応じた動画像の生成〕
上述した情報生成装置10は、生成した動画像M10から特定した領域の標示態様に応じて、動画像M10に重畳するコンテンツの標示態様を変更した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報生成装置10は、クライアントからコンテンツを重畳する領域の指定を受付けた場合には、生成した動画像M10のうち、指定された領域にコンテンツを重畳してもよい。また、情報生成装置10は、クライアントが指定した領域にコンテンツを重畳する場合には、コンテンツの標示態様に応じて、静止画像から動画像M10を生成する際の生成態様を変更してもよい。
例えば、情報生成装置10は、動画像M10のうちコンテンツの重畳位置をクライアントが指定した場合には、指定された重畳位置とは異なる位置にクライアントから受付けた静止画像を配置した動画像を生成してもよい。また、情報生成装置10は、コンテンツの標示態様に応じて、動画像M10の元となる静止画像の色彩を変更してもよい。すなわち、情報生成装置10は、クライアントからコンテンツの標示態様が指定されている場合には、重畳動画像M20の視認性が悪化しないように、動画像M10の生成を行ってもよい。
〔5-3.動画像の表示態様について〕
上述した情報生成装置10は、生成した重畳動画像M20を端末装置100に配信した。ここで、端末装置100は、任意の態様で重畳動画像M20の再生をおこなってよい。例えば、端末装置100は、所定のウェブページに配置された広告枠等、所定の領域に重畳動画像M20を配置して表示してもよい。
また、端末装置100は、ニュース等のコンテンツが配置されたタイルを複数並べた形式のウェブページを表示する場合がある。このようなウェブページを表示する際、端末装置100は、タイルの一つとして動画像M10を配置して表示してもよい。また、端末装置100は、スクロール操作等により、動画像M10の全体が画面内まで移動した場合には、動画像M10の再生を開始してもよい。このように、情報生成装置10や端末装置100は、動画像M10を任意の態様で再生してよい。
〔5-4.動画像の生成態様について〕
また、情報生成装置10は、上述した生成処理以外にも、任意の態様で動画像M10の生成を行ってよい。例えば、情報生成装置10は、どのような生成態様で動画像M10を生成するかといった生成態様の指定をクライアントから受付けてもよい。例えば、情報生成装置10は、静止画像の表示態様をどのように変更するか、どのようなタイミングで表示するか等といった生成態様の指定を受付けてもよい。また、情報生成装置10は、静止画像以外にも、動画像M10の生成に使用するコンテンツの指定をクライアントから受付けてもよい。
また、情報生成装置10は、動画像M10ではなく、動画像M10の生成に用いる静止画像の画像解析結果に基づいて、コンテンツを重畳する領域の特定や、コンテンツの標示態様の決定を行ってもよい。例えば、情報生成装置10は、静止画像に所定の撮像対象が含まれている場合には、かかる撮像対象が含まれる位置以外の位置にコンテンツが重畳されるように、コンテンツを重畳する領域の決定を行ってもよい。また、情報生成装置10は、静止画像の色彩に応じて、コンテンツを表示する際の色彩を変更してもよい。
〔5-5.学習について〕
また、情報生成装置10は、動画像M10のうち、コンテンツを重畳する領域として適切な領域の学習を行ってもよい。例えば、情報生成装置10は、それぞれ異なる重畳条件を用いて複数の重畳動画像M20を生成し、生成した重畳動画像M20の視認性の評価を取得する。より具体的には、情報生成装置10は、生成した各重畳動画像M20の視認性が良いか否かの判断を利用者に依頼し、利用者による判断結果を評価として取得する。そして、情報生成装置10は、取得した判断結果に基づいて、コンテンツを重畳するための領域を特定する重畳条件の学習を行い、学習結果を用いて、コンテンツを重畳する領域を特定してもよい。
〔5-6.ターゲティングについて〕
ここで、情報生成装置10は、任意のターゲティング技術を用いて、配信対象とする重畳動画像M20を選択してよい。例えば、情報生成装置10は、収入、職業、学歴等のデモグラフィック属性や、ライフスタイルや利用者の好み等のサイコグラフィック属性等、利用者の属性に基づいて、利用者が選択する可能性が高い重畳動画像M20を選択してよい。
〔5-7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した生成処理は、動画像を生成する生成装置と、動画像を配信する配信装置とが協調して動作することにより実現されてもよい。このような場合、図2に示した生成態様データベース31、重畳条件データベース32、受付部41、生成部42、特定部43、決定部44および重畳部45は、生成装置側に配置され、動画像データベース33および配信部46は、配信装置側に配置されることとなる。
〔5-8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報生成装置10は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図8は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一時記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報生成装置10として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部40の機能を実現する。また、二次記憶装置1050上には、記憶部30内の情報、すなわち生成態様データベース31、重畳条件データベース32、および動画像データベース33が格納される。
〔5.効果〕
上述したように、情報生成装置10は、静止画像または動画像M10のうち、所定のコンテンツを重畳した際の視認性に基づく重畳条件を満たす領域を特定し、特定した領域にコンテンツを重畳する。このため、情報生成装置10は、重畳動画像M20の視認性の悪化を防止することができる。
また、情報生成装置10は、コンテンツを重畳する領域として、静止画像または動画像M10のうち、所定の被写体が含まれない領域を特定する。このため、情報生成装置10は、動画像M10の視認性を保持したままで、コンテンツの重畳を可能とする。
また、情報生成装置10は、コンテンツを重畳する領域として、静止画像または動画像M10のうち、コンテンツを重畳して表示した際に当該コンテンツが利用者によって選択されやすい領域を特定する。このため、例えば、情報生成装置10は、広告に関するコンテンツやランディングページが設定されたコンテンツ等を適切な領域に重畳するので、重畳動画像M20が有する送客効果を向上させることができる。
また、情報生成装置10は、コンテンツを重畳する領域として、コンテンツとの色相の値が所定の閾値よりも大きい領域を特定する。このため、情報生成装置10は、動画像M10に重畳するコンテンツの視認性を確保することができる。
また、情報生成装置10は、特定された領域の表示態様に基づいて、重畳するコンテンツの表示態様を決定し、決定した表示態様でコンテンツの重畳を行う。例えば、情報生成装置10は、特定部によって特定された領域の色彩に基づいて、コンテンツの色彩を決定し、決定した色彩で、動画像M10にコンテンツを重畳する。より詳細な例を挙げると、情報生成装置10は、特定された領域の色彩とは異なる色彩をコンテンツの色彩として決定する。このため、情報生成装置10は、動画像M10に重畳するコンテンツの視認性を確保することができる。
また、情報生成装置10は、特定された領域の広さに基づいて、コンテンツの表示サイズを決定し、決定した表示サイズで、特定された領域にコンテンツを重畳する。このため、情報生成装置10は、例えば、動画像M10の視認性の悪化を防ぎつつ、コンテンツ全体の標示を実現することができる。
また、情報生成装置10は、動画像M10のうち、動画像M10を再生した際にコンテンツを重畳する再生期間を特定し、特定された期間の間、コンテンツを動画像M10に重畳する。例えば、情報生成装置10は、コンテンツを重畳する期間として、動画像M10のうち、色彩の変化が少ない期間を特定する。このため、情報生成装置10は、動画像として動きが速い再生期間等にコンテンツを表示するといった表示態様を防ぐことができる。この結果、情報生成装置10は、重畳動画像M20の視認性の悪化を防ぐことができる。
また、情報生成装置10は、コンテンツとして、所定の広告に関連する内容のコンテンツを静止画像または動画像M10に重畳する。このため、情報生成装置10は、広告にかかる内容の重畳動画像M20を生成することができる。
また、情報生成装置10は、コンテンツの表示態様が指定されている場合には、コンテンツの表示態様に応じた生成態様で、静止画像から動画像M10を生成し、生成した動画像M10にコンテンツを指定された表示態様で重畳する。このため、情報生成装置10は、コンテンツの標示態様が指定されている場合にも、重畳動画像M20の視認性の悪化を防ぐことができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
10 情報生成装置
20 通信部
30 記憶部
31 生成態様データベース
32 重畳条件データベース
33 動画像データベース
40 制御部
41 受付部
42 生成部
43 特定部
44 決定部
45 重畳部
46 配信部
100 端末装置
200 クライアント端末

Claims (14)

  1. 所定の広告に関する静止画像から、動画像を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された動画像のうち、前記所定の広告に関するコンテンツを重畳した際の視認性に基づく条件を満たす領域として、動画像としての動きが少ない再生領域のうち、所定の撮影対象が含まれていない領域を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された領域に、前記コンテンツを重畳することで、前記所定の広告に関する動画像を生成する重畳部と
    を有することを特徴とする生成装置。
  2. 前記特定部は、前記コンテンツを重畳する領域として、前記動画像のうち、所定の被写体が含まれない領域を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  3. 前記特定部は、前記コンテンツを重畳する領域として、前記動画像のうち、前記コンテンツを重畳して表示した際に当該コンテンツが利用者によって選択されやすい領域を特定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の生成装置。
  4. 前記特定部は、前記コンテンツを重畳する領域として、当該コンテンツとの色相の値が所定の閾値よりも大きい領域を特定する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  5. 前記特定部によって特定された領域の表示態様に基づいて、当該領域に重畳するコンテンツの表示態様を決定する決定部
    を有し、
    前記重畳部は、前記特定部によって特定された領域に、前記決定部が決定した表示態様で、前記コンテンツを重畳する
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  6. 前記決定部は、前記特定部によって特定された領域の色彩に基づいて、前記コンテンツの色彩を決定し、
    前記重畳部は、前記決定部が決定した色彩で、前記特定部により特定された領域に前記コンテンツを重畳する
    ことを特徴とする請求項5に記載の生成装置。
  7. 前記決定部は、前記コンテンツの色彩として、前記動画像のうち、前記特定部により特定された領域の色彩とは異なる色彩を決定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の生成装置。
  8. 前記決定部は、前記特定部により特定された領域の広さに基づいて、前記コンテンツの表示サイズを決定し、
    前記重畳部は、前記決定部が決定した表示サイズで、前記特定部により特定された領域に前記コンテンツを重畳する
    ことを特徴とする請求項5~7のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  9. 前記特定部は、前記動画像のうち、前記動画像を再生した際に前記コンテンツを重畳する期間を特定し、
    前記重畳部は、前記特定部によって特定された期間の間、前記コンテンツを前記動画像に重畳する
    ことを特徴とする請求項1~8のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  10. 前記特定部は、前記コンテンツを重畳する期間として、前記動画像のうち、色彩の変化が少ない期間を特定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の生成装置。
  11. 前記重畳部は、前記コンテンツとして、所定の広告に関連する内容のコンテンツを前記動画像に重畳する
    ことを特徴とする請求項1~10のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  12. 前記生成部は、前記コンテンツの表示態様が指定されている場合には、当該コンテンツの表示態様に応じた生成態様で、前記静止画像から前記動画像を生成し
    前記重畳部は、前記コンテンツを指定された表示態様で前記生成部が生成した動画像に重畳する
    ことを特徴とする請求項1~11のうちいずれか1つに記載の生成装置。
  13. 生成装置が実行する生成方法であって、
    所定の広告に関する静止画像から、動画像を生成する生成工程と、
    前記生成工程により生成された動画像のうち、前記所定の広告に関するコンテンツを重畳した際の視認性に基づく条件を満たす領域として、動画像としての動きが少ない再生領域のうち、所定の撮影対象が含まれていない領域を特定する特定工程と、
    前記特定工程によって特定された領域に、前記コンテンツを重畳することで、前記所定の広告に関する動画像を生成する重畳工程と
    を含むことを特徴とする生成方法。
  14. 所定の広告に関する静止画像から、動画像を生成する生成手順と、
    前記生成手順により生成された動画像のうち、前記所定の広告に関するコンテンツを重畳した際の視認性に基づく条件を満たす領域として、動画像としての動きが少ない再生領域のうち、所定の撮影対象が含まれていない領域を特定する特定手順と、
    前記特定手順によって特定された領域に、前記コンテンツを重畳することで、前記所定の広告に関する動画像を生成する重畳手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
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