JP4330049B2 - 電子カメラ装置、情報配置方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理技術に関し、特に、画像と共に表示する撮像情報等の重畳表示情報の配置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、銀塩カメラでは撮像時に日付や撮影時間をフィルム上の潜像の下方に映し込み、現像された画像の下方に再現するものがある。
【0003】
また、デジタルカメラ等の電子カメラ装置で画像表示装置を備え、再生画像を画面上に表示する際に、日付や撮影時間等の文字データを表示可能なものがある。このような電子カメラ装置では撮像時に画像をフラッシュメモリ等の記録媒体に保存記録する際に日付や撮影時間等の文字データを画像とは別に記録媒体に記録し、再生時に画像と文字を液晶ディスプレイ等の表示画面に表示するが、この場合、文字データは画面上の固定位置に表示されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の電子カメラ装置では、撮像日時等の文字データは画像上の固定位置に映し込まれるため、画像の構図によっては映し込まれる文字データ自体が邪魔になるといった問題点があった。
また、映し込まれる文字データは表示色が固定されているので文字データの背景の色によっては文字データが表示されても見にくい場合があるといった問題点があった。
【0005】
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、画像と共に表示する日付等の撮像関連情報を見やすい状態で表示し得る電子カメラ装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、被写体を撮像し撮像画像を記録する電子カメラ装置において、被写体撮像時における日付等の撮像関連情報を取得する情報取得手段と、前記被写体撮像時の撮像画像を分析することにより、メインの被写体部分を判別すると共に、このメイン被写体部分以外の領域のうちで、前記撮像関連情報を配置づけるのに最適な位置を判断して決定する位置決定手段と、前記情報取得手段で取得した撮像関連情報と前記位置決定手段で決定された配置位置を示す配置位置情報とを含む撮像情報を、前記撮像画像と対応づけて記録すると共に、当該撮像画像を記録する記録手段と、を備え、前記記録された撮像画像を再生する際は、当該撮像画像に対応づけて記録された前記撮像情報を取り出し、その撮像情報に含まれる撮像関連情報を当該撮像情報に含まれる配置位置情報に基づいて前記撮像画像上に合成して再生表示するようにした、ことを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、被写体を撮像し、撮像画像を記録し、被写体撮像時における日付等の撮像関連情報を取得し、前記被写体撮像時の撮像画像を分析することにより、メインの被写体部分を判別すると共に、このメイン被写体部分以外の領域のうちで、前記撮像関連情報を配置づけるのに最適な位置を判断して決定し、前記取得した撮像関連情報と前記決定された配置位置を示す配置位置情報とを含む撮像情報を、前記撮像画像と対応づけて記録すると共に、当該撮像画像を記録する、ことを特徴とする。
更に、請求項3に記載の発明は、被写体を撮像し撮像画像を記録するコンピュータに、被写体撮像時における日付等の撮像関連情報を取得する手段と、前記被写体撮像時の撮像画像を分析することにより、メインの被写体部分を判別すると共に、このメイン被写体部分以外の領域のうちで、前記撮像関連情報を配置づけるのに最適な位置を判断して決定する手段と、前記取得した撮像関連情報と前記決定された配置位置を示す配置位置情報とを含む撮像情報を、前記撮像画像と対応づけて記録すると共に、当該撮像画像を記録する手段と、を機能させることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体である。
【0023】
【発明の実施の形態】
[回路構成例]
図1は、本発明の撮像情報配置方法を適用可能なデジタルカメラの回路構成例を示すブロック図であり、デジタルカメラ100は、光学系11、信号変換部12、信号処理部13、DRAM14、制御部20、操作部30、表示部40及び保存記録部50を備えている。なお、光学系11、信号変換部12及び信号処理部13は撮像部10を構成している。また、図示のように保存記録部50の記録媒体(メモリカード51)に保存記録された画像や撮像情報等をパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)等の外部画像処理装置に出力するデータ出力部60を設けるようにしてもよい。
【0024】
図1(a)で、光学系11は、撮像レンズ、自動絞り機構及び合焦機構等(図示せず)を含み、撮像レンズを介して集光された被写体像の光束を後段の撮像素子(CCD)上に結像させる。
【0025】
また、信号変換部12は、CCD及び信号変換回路等を含み、前段の光学系11を介してCCDに結像した画像を電気信号に変換し、デジタルデータに変換して一定の周期で出力する。
【0026】
また、信号処理部13は、撮像時には信号変換部12からの出力を処理して、デジタルの輝度、色差マルチプレクス信号(Y,Cb,Crデータ)等の信号成分を得て、Y,Cb,Crデータ(以下、画像データ)をDRAM14に転送し、一時的に記憶する。また、スルー画像表示するために、取り込んだ画像データを間引いて表示部40に送る。また、シャッター操作がされるとその時点の画像データを表示部40に送って静止画表示させる。信号処理部13は、また、画像の保存記録の際にDRAM14に書き込まれている画像データを読み出してJPEG圧縮処理を施し、再生時に記録用メモリ(メモリカード)51に保存記録されていた画像データに伸張処理を施して画像データを再生する。
【0027】
DRAM14は作業用メモリとして用いられ、図2に示すように撮像画像や再生画像を一時的に記憶する画像バッファ領域141やJPEG圧縮/伸張時の作業用領域142等が確保されている。
【0028】
制御部20は図1(b)に示すように、CPU21、RAM22及びプログラム格納用ROM23とタイマ等の周辺回路を有したマイクロプロセッサ構成を有しており、CPU21は、上述の各回路及び図示しない電源切換えスイッチ等にバスラインを介して接続し、プログラム格納用ROM23に格納されている制御プログラムによりデジタルカメラ100全体の制御を行なうと共に、操作部30からの状態信号に対応してプログラム格納用ROM23に格納されている各モード処理用のプログラムや本発明に基づく撮影情報配置用プログラムを取り出して、デジタルカメラ100の各機能の実行制御、例えば、撮像や記録画像の再生機能の実行等を行なう他、撮像時や再生時に撮像画像内又は再生画像内での撮影情報の配置処理等の実行制御を行なう。
【0029】
操作部30は、処理モード切替えスイッチ、機能選択用ボタン、カーソル移動キー35、シャッターボタン36等のキーやスイッチを構成部分としており、これらのキー或いはスイッチが操作されると状態信号が制御部20に送出される。
【0030】
表示部40は、ビデオエンコーダ、VRAM及び液晶画面(LCD)等から構成されており、制御部20の表示制御により、撮像時のスルー画像、静止画像、及び再生時の再生画像、処理選択時の選択用メニュー(或いはアイコン)や操作指示用のメッセージ等の表示等のほか、スルー画像、静止画像、及び再生画像と共に撮像情報の表示を行なう。
【0031】
保存記録部50は、メモリカード51を着脱自在に構成され、撮像時には装着れたメモリカード51に撮像画像及び撮像情報等を保存記録する。また、画像再生時にはメモリカード51に保存記録された画像及び撮像情報を取り出す。なお、保存記録部50をフラッシュメモリ等の保存記録媒体を内蔵した構成としてもよい。
【0032】
[撮像情報配置プロセス]
図3は本発明に基づく撮像情報配置のプロセスを示すプロセスチャートであり、図3(a),(b)は撮像画像の保存記録時に画像に映し込む撮像情報とその位置及び表示色(以下、配置データ)を保存記録する例である。また、図3(c)は撮像画像にその撮像情報をその配置データに基づいて配置して合成(映し込み)し、保存記録する例、図3(d)はプロセス6の詳細フローチャートである。
【0033】
また、図4は、撮像情報とその配置データ等を格納する撮像情報記録ファイルの説明図であり、図4(a)は撮像情報記録ファイル領域を設けたメモリカードの例、図4(b)は撮像情報記録リストの一実施例を示す図である。
【0034】
(イ−1) 撮像情報とその配置データを撮像情報リストに記録する例(1)
(同色部分の検出を行なう例)
プロセスP1:(撮像動作)
図3(a)で、デシタルカメラ100が起動されると、合焦動作後、撮像部10を介して被写体像がDRAM14の画像バッファ141に取り込まれ、表示部40に送られてスルー画像表示される。画像の取り込み及びスルー画像表示動作はシャッターボタン36が押されるまで繰り返され、ユーザがシャッターボタン36を押すと撮像指示信号が制御部20に送られ、P2に移行する。
【0035】
プロセスP2:(撮像情報の取得)
制御部20は撮像動作時(シャッターボタン36の押し下げ時)の撮像情報を取得してRAM22に一時記憶する(DRAM14に一時記憶するようにしてもよい)。
なお、撮像情報の例として本実施例では説明上撮影日時のみとしているが、これに限定されず、図4(a)に示すように撮影日時、撮像モードの種類(通常撮影、近接撮影、パノラマ撮影等の別)、ストロボ使用の有無、被写体までの距離、焦点距離、シャッタースピード等とすることもできる。また、この他に、経度、緯度、撮影場所や画角、温度、湿度、高度等の撮像時の環境条件等を撮像情報とすることができ、撮像画像に映し込む撮影条件の数及び組み合わせは設計時にデジタルカメラの種類に応じて固定的に設定してもよく、設計時に標準設定し、使用時にユーザが適宜設定するようにしてもよい。
【0036】
また、撮像情報は、撮影日時についてはシャッター押し下げ時のタイマー値を基によく知られたカレンダープログラムにより算出した値として取得でき、撮像モードの種類、ストロボ使用の有無等はユーザによる処理選択時に設定される値を基に取得することができる。また、被写体までの距離、焦点距離、シャッタースピード、画角、環境条件等についても撮像時に検出或いは生成された値や判定結果を表わすコード等として取得することができる。
【0037】
プロセスP3:(サーチ範囲の決定)
撮像情報の表示位置決定を行なう際には略同色部分のサーチ効率を挙げることと、表示する撮像情報を被写体にかからないようにバランスよく配置することが要請される。このような条件を満たすためには略同色部分を判別するための同色部分判別対象領域(以下、サーチ範囲)を決定しておくことが望ましい。
【0038】
制御部20は下記▲1▼又は▲2▼のいずれかの方法を実現するプログラムに基づいて図5(b)に示すようなサーチ範囲219を決定する(詳細は各実施例の説明参照)。
▲1▼ 画像内の被写体(注目被写体)を自動的に判別し、被写体外の画像領域をサーチ範囲とする方法、
この場合、被写体を判別する方法として被写体の輪郭を検出する方法(実施例1−1)と、フォーカスがあっているか否かに基づいて被写体を判別する方法(実施例1−2)、を挙げることができる。
▲2▼ 画像の周辺部分を同色部分判定領域とする方法(実施例1−3)
また、初期設定時に画像内の複数の点を指定してそれらの点を結ぶ線外の領域をサーチ範囲とするようにしてもよい。
【0039】
プロセスP4:(同色部分の判別)
制御部20は前記プロセスP3で決定されたサーチ範囲を調べ、略同色部分を特定する。例えば、デジタルカメラ100のDRAM14(又は、パソコン等の外部画像処理装置のメモリ)に記憶された画像のうち、サーチ範囲(図5(b)、図7(c)、図9(d)、図10の斜線部分))の色分布を調べて、図11に示すようにR,G,B比率の差r,g,bが閾値δ以内か否かを判定し、閾値δ以内の場合(図11(a))にはその部分を略同色部分と判別する(図11(b)は、略同色部分でない部分の分布)。このようにして略同色部分と判別した部分のうち所定面積以上の部分262,263、…(図11(c)を略同色部分と判別して抽出する。
【0040】
なお、後述(実施例2)するように、所定の大きさの枠の移動前、移動後の枠内の色を比較することにより略同同色部分を判別するようにしてもよい。
【0041】
プロセスP5:(撮像情報の表示位置の決定)
制御部20は上記プロセスP4で特定された略同色部分内で撮像情報を表示する表示位置を決定し、その座標を取得する。
【0042】
プロセスP6:(撮像情報の表示色の決定)
制御部20は上記プロセスP4でサーチされた略同色部分の表示色が撮像情報を表わす文字、図形等の標準表示色(デフォルト色)と同じか否かを判定し(P6−1(図3(b))、同じ場合には撮像情報の表示色(例えば、文字色)を異なる色(見やすい表示色、例えば、反対色や白抜き)にする(P6−2(図3(d))。なお、このプロセスは図3(b)に示すように上記プロセスP4で得る略同色部分を撮像情報の標準表示色以外の色とした場合(実施例3)には省略する。
【0043】
プロセスP7:(撮像情報の表示サイズ決定)
制御部20は上記プロセスP4で得た略同色部分の大きさに応じて撮像情報の表示サイズ(文字の大きさや図形の大きさ)を決定する。なお、このプロセスは上記プロセスP4で同色部分の判定にサーチ枠を移動する方法を用いた場合(図12)には省略する。
【0044】
プロセスP8:(撮像情報の配置データ記録)
制御部20はメモリカード51に設けられた撮像情報記録ファイル70(図4)に上記プロセス〜P7で得た撮像情報、撮像情報の表示位置、表示色及び表示サイズを記録する。
【0045】
図4(b)の例では、撮像情報記録ファイル70の画像番号欄71には記録した画像の画像番号が格納され、表示色欄72にはその画像の撮像情報の表示色(色コード)が格納され、サイズ欄73にはその画像の撮像情報の表示サイズ(例えば、標準表示サイズを「1」とした場合の比率等)が格納され、表示位置1欄には撮像情報(データ1)の表示枠の座標(表示枠の四隅の座標でもよいが、特定の一隅の座標でよい)が格納され、データ1欄にはその画像の撮影日時データが格納され、…、表示位置6欄には撮像情報(データ6)の表示ゾーンの座標が格納される。
【0046】
プロセスP9:(画像記録処理)
制御部20はシャッターボタン36の押し下げ時にDRAM14に取り込まれた画像にJPEG圧縮処理を施し、メモリカード51に保存記録する。
【0047】
上記プロセスにより、記録した撮像画像の再生時に撮像情報記録リスト70から撮像情報(データ)を取り出して、格納された表示色コード、表示サイズ比率で調整して表示位置に配置し、再生画像と合成し、表示(映し込み表示)することができる。このようにして映し込み表示された再生画像は被写体の邪魔にならないように配置され且つ見やすい表示色で表示される。
【0048】
また、撮像情報記録ファイルに複数の撮像情報及びその配置情報を登録できるので、ユーザが再生モードの開始時に映し込みたい撮像情報を選択設定するように構成することもできる。
【0049】
また、撮像情報及びその配置データと画像を記録したメモリカード51をパソコン等の外部画像処理装置に装着するか、データ出力部60を介してデジタルカメラ100から外部画像処理装置にメモリカード51に記録された撮像情報及びその配置情報等と画像を送信することにより、外部画像処理装置側でも撮像情報を画像の邪魔にならないように、且つ見やすく表示することができる。
【0050】
(イ−2) 撮像情報とその配置データを撮像情報リストに記録する例(2)
(撮像情報の表示色とは異なる部分の検出を行なう例)
図3(a)の例ではプロセスP4でサーチ範囲中の同色部分の検出を行ない、P5で表示位置の決定を行なったが、図3(b)に示すように下記プロセスP4’,P5’にサーチ範囲の中の撮像情報の標準表示色以外の部分を検出し、表示位置を決定するようにしてもよい。この場合、プロセスP6の撮像情報の表示色決定処理は不要となる(実施例3参照)。
【0051】
プロセスP4’:(同色部分の判別)
図3(b)で、制御部20は上記プロセスP3で決定されたサーチ範囲をプロセスP4と同様の方法で調べて、略同色部分と判別する。
【0052】
プロセスP5’:(撮像情報の表示位置の決定)
制御部20は上記プロセスP4’で特定された部分内で撮像情報を表示する表示位置を決定し、その座標を取得して図3(a)のプロセスP7に移行する。
【0053】
(ロ) 撮像情報とその位置、表示色等をHTMLファイルで記述する例
上述した図3(a),(b)の例ではプロセスP8で、撮像情報及びその配置データ等をメモリカード51の撮像情報記録ファイル(図4)に格納したが、これに代えて撮像情報及びその配置情報等をメモリカード51に設けたHTML形式の画像一覧用ファイルで記述するようにしてもよい。
【0054】
(ハ) 撮像画像の記録時に撮像情報を合成して保存記録する例
上述した図3(a)の例のプロセスP8では、撮像情報及びその配置データ等を撮像情報記録ファイル又はHTMLファイルに格納するようにしたが((イ−1),(ロ))、図3(c)に示すようにプロセスP8’で撮像情報を撮像画像に合成するようにしてもよい。すなわち、図3(a),(b)のプロセスP7の後に、
プロセスP6’:(画像と撮像情報の合成)
制御部20はプロセスP2で得た撮像情報をプロセスP7で得た表示サイズに変換し、プロセスP5で得た表示位置にプロセスP6で得た表示色でDRAM14に記録されている画像(シャッター押し下げ時にDRAM14に取り込まれた画像)に合成する。
【0055】
プロセスP9’:(合成画像と保存記録)
制御部20はプロセスP6’で撮像情報が合成されたDRAM14上の画像にJPEG圧縮処理を施し、メモリカード51に保存記録する。
【0056】
上記プロセスにより、記録画像の再生時に撮像情報300が画像の邪魔にならないように、且つ見やすく表示される(図8(c),(d))。
【0057】
なお、図3(b)に示すプロセスにおいても、上記プロセスP6’で「制御部20はプロセスP2で得た撮像情報をプロセスP7で得た表示サイズに変換し、プロセスP5で得た表示位置に配置してDRAM14に記録されている画像に合成する。」ことにより、同様の結果を得ることができる。
【0058】
なお、上記プロセスチャートではプロセスP1で撮像を行う場合を例としたが、デジタルカメラやパソコン等の画像処理装置で記録画像を再生してその撮像情報等の重畳表示情報を再生画像に重畳表示する場合にも、同様のプロセスを用いて重畳表示情報を再生画像に合成して表示できる(すなわち、プロセスP1を記録画像の再生処理とし、プロセスP2で記録画像と共に保存記録メモリに記録された撮像情報か、新たにキー入力された撮像情報を取得するようにし、以下、プロセスP3のサーチ範囲の決定からプロセスP7の文字サイズの決定処理を図3の場合と同様にして行い、プロセスP5で決定された画像位置に配置して合成、表示するようにすることができる。これにより、従来の記録画像についても撮像情報が記録されていれば再生画像に撮像情報を画像の邪魔にならないように且つ見やすく表示できる。
また、メモリカード51(或いは画像保存メモリ)に撮像情報記録ファイル或いはHTMLファイルを作成し、図3のプロセスP8で撮像情報及び撮像情報の配置データを記録するようにしてもよい。
【0059】
<実施例1>
図5はサーチ範囲び配置された撮像情報の説明図であり、図5(a)に示す画像で被写体210と点211,212,213,214で囲まれる閉鎖空間215(図5(b))を考えたとき、閉鎖空間215以外の画像部分219をサーチ範囲として同色部分の判別を行う。閉鎖空間215は被写体の輪郭でもよく、合焦部分でもよく、あるいはサーチ範囲外として設定された部分でもよい。
【0060】
また、図5(c)の例はサーチ範囲219内で略同色部分と判定された部分にその面積に比例したサイズの撮像情報300(図示の例では撮像日時)を表示した例である。
【0061】
[同色部分判別対象領域(サーチ範囲)の決定方法]
(1) 画像内の被写体像(注目被写体像)を自動的に判別し、被写体像以外の画像領域をサーチ範囲とする方法
[実施例1−1] 被写体像の輪郭を検出して輪郭外をサーチ範囲とする方法
図6はサーチ領域の自動検出方法の一実施例を示すフローチャートであり、図7はその説明図である。
ステップS1:(コントラストの平滑処理)
制御部20は、デジタルカメラ100のDRAM14(又は、パソコン等の外部画像処理装置のメモリ)に記憶された画像のコントラスト(輝度)の分布220(図7(a))を平滑処理し、図7(b)に示すような分布を得る。
【0062】
ステップS2:(輪郭部の抽出)
制御部20は、平滑処理後のコントラストの分布のうちの平坦部分225,225’から中央に向かう立ち上がり部分221(或いは立ち下がり部分221’)を輪郭データとして抽出する。
【0063】
ステップS3:(輪郭の特定)
制御部20は、上記ステップS2で抽出した輪郭データを処理して図7(c)に示すように被写体の輪郭222を特定し、輪郭222の外部をサーチ領域229とする。
【0064】
[実施例1−2] フォーカスがあっているか否かに基づいてサーチ範囲を決定する方法
図8はサーチ領域の自動検出方法の一実施例を示すフローチャートであり、図9はその説明図である。
ステップT1:(水平方向のコントラストの抽出)
制御部20は、デジタルカメラ100のDRAM14(又は、パソコン等の外部画像処理装置のメモリ)に記憶された画像231(図9(a))の水平方向(X)方向のコントラスト(輝度)分布を平滑処理し、図9(b)に示すような分布235を得る。
【0065】
ステップT2:(垂直方向のコントラストの抽出)
制御部20は、同様にして画像231(図9(a))の垂直方向(Y)方向のコントラスト分布を平滑処理し、図9(c)に示すような分布236を得る。
【0066】
ステップT3:(合成)
制御部20は、上記ステップT1で得た水平方向の輝度分布235のうちのシャープな範囲235’〜235”と上記ステップT2で得た垂直方向の輝度分布236のうちのシャープな部分236’〜236”を合成する。
【0067】
ステップT4:(合焦範囲の検出)
制御部20は上記ステップT3の結果から合焦範囲232を検出し、合焦範囲以外の画像領域をサーチ領域とする。
(3) 画像の周辺部分を同色部分判定領域とする方法
[実施例1−3]
図10はサーチ領域の設定方法の説明図である。
【0068】
この方法では、図10(a)に示すように画像のフレーム枠251,252,253,254からの距離R1,R2,R3,R4の範囲内をサーチ範囲259として予め設定する。これにより、サーチ範囲が簡単に決定でき、後述するように同色部分のサーチがより簡単になる。
【0069】
通常、画像の周辺部は、空、大地、海、湖、山、草、といった被写体とは異なる部分となる場合が多いので、画像の周辺部分をサーチするだけでもほとんどの場合、撮像情報の表示位置を得ることができる。なお、撮像情報を配置するだけの大きさの略同色部分がない場合でも、後述するように略同色部分の大きさに比例するように撮像情報の表示サイズを決めることにより撮像情報を配置できるので実用上問題は生じない。
【0070】
ステップW2:(サーチ枠によるサーチ範囲のサーチ)
制御部20は、予め用意されている複数サイズのサーチ枠270−1,270−2,270−3、…(図13(a))のうち、最大サイズのサーチ枠から順に、図13(b)に示すようにサーチ範囲として決定された画像部分を所定の方向に、所定のピッチで移動させ、移動後の位置でそのサーチ枠が占める枠内の画像部分の色分布を抽出する。サーチ範囲のサーチを終了した場合(すなわち、同色部分が見つからなかった場合)にはW5に遷移する。
【0071】
ステップW1:(現在のサーチ枠内の画像部分の色の保持)
制御部20はサーチ枠が占める現在位置の枠内の画像部分の色分布を抽出し、その画像部分の座標と共にRAM22に保持する。
【0072】
ステップW2:(サーチ枠によるサーチ範囲のサーチ)
制御部20は、予め用意されている複数サイズのサーチ枠270−1,270−2,270−3、…(図17(a))のうち、最大サイズのサーチ枠から順に、図17(b)に示すようにサーチ範囲として決定された画像部分を所定の方向に、所定のピッチで移動させ、移動後の位置でそのサーチ枠が占める枠内の画像部分の色分布を抽出する。サーチ範囲のサーチを終了した場合(すなわち、同色部分が見つからなかった場合)にはW5に遷移する。
【0073】
また、サーチ枠のサーチ順序は右回り又は左回り、或いは右(左)から左(右)又は、上(下)から下(上)に平行に順次サーチするようにしてもよいが、被写体とのバランス上、撮像情報の最適な表示位置は経験上定まっている(例えば、右下隅)ので、撮像情報を表示するのに最適な位置(座標)を優先順位の順に予めテーブル(例えば、優先表示位置テーブル)に登録しておき、優先表示に従って登録された順にサーチするようにしてもよい。なお、実施例では移動ピッチは縦方向に移動させる場合にはサーチ枠の縦方向の長さの1/5、横方向に移動させる場合はサーチ枠の横方向の1/10としたがこれに限定されない。
【0074】
ステップW3:(移動前/移動後のサーチ枠内の色の比較)
制御部20はRAM22に保持している色分布(移動前の画像部分の色分布)と上記ステップW2で抽出した色分布とを比較し、移動前/移動後の色分布の差がゼロか或いは所定の閾値内にあるときそのサーチ枠の占める画像部分(移動前の画像部分か移動後の画像部分または中間部分のいずれかでよいが、実施例では移動前の部分とした)を同色部分と判別してステップW4に遷移する。この場合、サーチ枠のサイズを画像情報表示枠のサイズと同じにし、最大サーチ枠から順にサーチを行なうので、実際の略同色部分がサーチ枠の占める領域のサイズより大きくても、撮像情報の表示上は不都合は生じない。また、移動前/移動後の色分布の差が所定の閾値以上の場合には同色でないとみなしてステップW1に戻る。
【0075】
ステップW4:(配置位置の座標取得)
制御部20は上記ステップW3で略同色部分と判定された部分の座標値(すなわち、上記ステップW1で保持した移動前のサーチ枠で占められた画像部分の座標値)を撮像情報の配置位置(表示位置)として取得し、P6に遷移する。
【0076】
ステップW5:(表示位置=固定位置)
上記ステップW2でサーチ範囲のサーチを終了した場合は、予め設定された固定位置を配置位置としてその座標を撮像情報の配置位置としてその座標値をRAM22に一時記憶する。
【0077】
ステップW6:(表示色=固定色)
また、制御部20は撮像情報の表示色を固定色(例えば、標準表示色)とし、その色コードをRAM22に一時記憶してP8に遷移する。
【0078】
この方法によれば、画像の所定の隅(通常は、図13(b)に示すように、撮像情報を表示する際にもっとも表示バランスのよい右下隅部分271)からフレームに沿って特定方向(左回り或いは右回り、又は、右下隅271→右上隅272、右下隅271→左下隅274、右上隅272→左上隅273、左上隅273→左下隅274)といったように最大のフレーム枠270−1をまず移動させながら前後の色を判別する動作を繰り返し、同色部分が見つからない場合には次の大きさのサーチ枠270−2を用いて同様な判別動作を行ない、最初に見つかった同色部分を撮像情報の配置位置としてその座標値を取得することができる。
【0079】
このようにサーチ枠を用いて同色部分の判別を行なうと、同色部分の判定が簡単となる。また、画像部分に優先順位をつけてサーチし、最初に見つかった同色部分を撮像情報の配置位置として決定できるので被写体とのバランスのよい撮像情報の配置を実現することができる。
【0080】
なお、上記実施例では移動前のサーチ枠内の色と移動後のサーチ枠内の色を比較したが、単純にサーチ枠内が略同色か否かを順次判断するようにしてもよい。
【0081】
<実施例3>
[撮像情報の表示色と異なる色の部分の判別及び表示位置の決定]
上記各同色部分の判別方法では同色部分を判別したが、サーチ領域から撮像情報の表示色と異なる色部分を検出するようにしてもよい。この場合、図3のプロセスP6及びの撮像情報の表示色決定処理は不要となる。
【0082】
図14は、撮像情報の標準表示色と異なる画像部分の自動判別方法及び表示位置の自動決定方法の一実施例を示すフローチャートであり、図15はその説明図である。
【0083】
ステップX1:(コントラストの平滑処理)
制御部20は、デジタルカメラ100のDRAM14(又は、パソコン等の外部画像処理装置のメモリ)に記憶された画像のうち、サーチ範囲として決定された画像部分のコントラスト(輝度)の分布を平滑処理する。
【0084】
ステップX2:(コントラストの平坦な部分の抽出)
制御部20は、上記ステップX1で得た分布のうち、コントラストの差が閾値以内の部分をコントラストが平坦な部分として取り出す。なお、所定面積以上の平坦部分がない場合にはX7に遷移する。
【0085】
ステップX3:(色分布の比較)
制御部20は、前記ステップX2で抽出されたコントラストが平坦な部分の色分布(図15(a),(b))を調べ、所定の面積内のR,G,B比率の差r,g,bが閾値δ以内か否かを判定し、閾値γ以上の場合(図15(b))にはその部分を異なる色の部分と判定してX4に遷移する。そうでない場合(図15(a))にはX2に戻って次のコントラストが平坦な部分を抽出する。
【0086】
ステップX4:(異なる色部分のうちの略同色部分の抽出)
制御部20は、上記ステップX3で異なる色部分と判定された画像部分のうちの略同色部分を抽出する。
【0087】
ステップX5:(配置位置の選択)
制御部20は、上記ステップX4で抽出した略同色部分のうち最大面積の部分を選択して取り出す。なお、上記ステップX4で異なる色の画像色部分が抽出されなかった場合にはX7に遷移する。
【0088】
ステップX6:(配置位置の座標取得)
制御部20は、上記ステップX5で得た最大面積部分に内接する矩形枠を求め、そのうちの最大の枠の座標値を求め、撮像情報の配置位置としてその座標値をRAM22に一時記憶してP7に移行する。
【0089】
ステップX7:(配置位置=固定位置)
上記ステップX2で所定面積以上の異なる色の画像部分がない場合、或いは上記ステップX4で抽出された異なる色の画像部分がない場合には、予め設定された固定位置を配置位置としてその座標を撮像情報の配置位置としてその座標値をRAM22に一時記憶する。
【0090】
ステップX8:(表示色=固定色)
また、制御部20は撮像情報の表示色を固定色(例えば、標準表示色)とし、その色コードをRAM22に一時記憶する。
【0091】
ステップX9:(表示サイズ=固定サイズ)
また、制御部20は撮像情報の表示サイズを固定サイズ(標準表示サイズ)とし、そのサイズ(コード)をRAM22に一時記憶する。
【0092】
なお、実施例2の場合と同様にサーチ枠を用いて撮像情報の標準表示色と異なる略同色部分をサーチするようにしてもよい。
【0093】
<実施例4>
[表示サイズの決定方法]
図3のプロセスP5で決定した画像情報の表示位置のサイズが撮像情報を表わす文字や図形の標準表示サイズより小さい場合や撮像情報の標準サイズより大きい場合には、文字や図形の表示サイズを表示位置のサイズと合うように表示サイズを縮小又は拡大して配置する必要がある。
【0094】
図16は表示色および表示サイズの自動決定方法の一実施例を示すフローチャートであり、図3(a)のプロセスP6及びP7でのデジタルカメラ100の動作例を示すフローチャートである。
【0095】
ステップY1:(背景と撮像情報の表示色の比較、判定)
制御部20は、図3(a)のプロセスP4の同色部分の判別処理で得た略同色部分の色と撮像情報の標準表示色を比較して同一色の場合にはY2に遷移し、そうでない場合にはY3に遷移する。なお、略同色部分の色と撮像情報の標準表示色の同一色か否かの判定は、例えば、略同色部分の色分布と撮像情報の標準色の色分布の差を求めそれが所定値内であれば同一とするようにして判定することができる。
【0096】
ステップY3:(略同色部分の面積の比較)
制御部20は前記略同色部分の面積を所定値(A>B>C>D)と比較し、略同色部分の面積>Aの場合にはY4に遷移し、A≦略同色部分の面積<Cの場合にはY5に遷移し、C≦略同色部分の面積<Dの場合にはY6に遷移し、略同色部分の面積≦の場合にはY7に遷移する。
【0097】
Y4:(サイズの拡大)
制御部20はプロセスP5で決定された表示位置に撮像情報を構成する文字や図形データを略同色部分の面積に応じて拡大して写し込めるように、拡大後のサイズ(標準サイズに対する比率)を求め、RAM22に一時記憶してP8に遷移する。なお、拡大サイズは、例えば、面積Cを標準として面積Cと略同色部分の比率を求めそれを拡大比率とするようにしてもよい。
【0098】
Y5:(標準表示サイズの設定)
制御部20はプロセスP5で決定された表示位置に撮像情報を構成する文字や図形データを標準表示サイズで写し込めるように、標準表示サイズ(比率=1)をRAM22に一時記憶してP8に遷移する。
【0099】
Y6:(サイズの縮小)
制御部20はプロセスP5で決定された表示位置に撮像情報を構成する文字や図形データを略同色部分の面積に応じて縮小して写し込めるように、拡大後のサイズ(標準サイズに対する比率)を求め、RAM22に一時記憶してP8に遷移する。なお、縮小サイズは、例えば、面積Cを標準として面積Cと略同色部分の比率を求めそれを縮小比率とするようにしてもよい。
【0100】
Y7:(固定表示サイズの設定)
制御部20はプロセスP5で決定された表示位置に撮像情報を構成する文字や図形データを固定表示サイズで写し込めるように、固定表示サイズ(標準表示サイズに対する比率)をRAM22に一時記憶してP8に遷移する。なお、固定表示サイズ=標準表示サイズとしてもよい。
【0101】
また、サーチ枠を移動して略同色部分をサーチする例(実施例2)では標準サイズのサーチ枠と撮像情報の標準表示枠の大きさを同一とし、他のサーチ枠との大きさは標準サーチ枠とのサイズの比率で決めるようにしておくことにより、サーチ枠と略同色部分が見つかった場合(又はサーチ枠と色の異なる部分が見つかった場合)のサーチ枠の大きさから、撮像情報の拡大(縮小)倍率がわかる。従って、これを撮像情報記録ファイル(或いはHTMLファイル)に記録することができ、表示サイズの決定を簡単に行なうことができる。
【0102】
また、本発明による重畳情報の配置は動画表示、動画再生、スルー画像表示後に行うようにしてもよい。この場合、刻々と変化する動画の変化に応じて撮像情報等の重畳情報の配置位置、サイズ、色等を順次変更していくようにしてもよい。
【0103】
また、撮像情報は、ユーザが入力するメモ、タイトル等の文字情報、キャラクタ情報を含む。また、撮像情報に限定されず、例えば、撮像画像に関係のない(撮像画像に対応づけられていない)、ヘルプ情報、操作情報、アイコン等の状態情報でもよく、要は、表示画像上に重畳表示できる情報であればよい。
【0104】
また、実施例では被写体の輪郭を抽出して輪郭外部をサーチ範囲としたり、画像内の合焦状態をみてフォーカスがあっていない部分をサーチ範囲としてこのサーチ範囲の中の略同一部分を抽出し、撮像情報を配置するようにしたが、単純に、被写体の輪郭を抽出し、この輪郭外部、あるいは画像内の合焦状態をみてフォーカスがあっていない部分、つまり、被写体ではない部分に撮像情報を被写体にかさならない大きさになるようにサイズ変更制御して配置するようにしてもよい。 以上発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0112】
【発明の効果】
本発明によれば、画像の撮像時に取得した日付等の画像関連情報を、当該撮影画像中のメインの被写体と重ならないように合成配置する際の位置を決定する位置情報と共に当該撮像情報と対応づけて記録するようにしたので、その撮影画像を再生表示する際は、必要に応じて前記画像関連情報をその画像内のメイン被写体にかからない最適な位置に合成して再生表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像情報配置方法を適用可能なデジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。
【図2】DRAMのレイアウト例を示す図である。
【図3】本発明に基づく撮像情報配置のプロセスを示すプロセスチャートである。
【図4】撮像情報とその配置データ等を格納する撮像情報記録ファイルの説明図である。
【図5】サーチ範囲及び配置された撮像情報の説明図である。
【図6】サーチ領域の自動検出方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図7】サーチ領域の自動検出方法の説明図である。
【図8】サーチ領域の自動検出方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図9】サーチ領域の自動検出方法の説明図である。
【図10】サーチ領域の設定方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図11】同色部分の自動判別方法及び表示位置の自動決定方法の説明図である。
【図12】同色部分の自動判別方法及び表示位置の自動決定方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図13】同色部分の自動判別方法及び表示位置の自動決定方法の説明図である。
【図14】撮像情報の標準表示色と異なる画像部分の自動判別方法及び表示位置の自動決定方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図15】撮像情報の標準表示色と異なる画像部分の自動判別方法の説明図である。
【図16】表示色及び表示サイズの自動決定方法の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
40 表示装置
75−1,…,75−6 日時1,…,シャッタースピード1(撮像情報)
100 デジタルカメラ(電子カメラ装置)
210 被写体
222 被写体の輪郭
225,225’ 略同色部分
300 撮像情報
Claims (3)
- 被写体を撮像し、撮像画像を記録する電子カメラ装置において、
被写体撮像時における日付等の撮像関連情報を取得する情報取得手段と、
前記被写体撮像時の撮像画像を分析することにより、メインの被写体部分を判別すると共に、このメイン被写体部分以外の領域のうちで、前記撮像関連情報を配置づけるのに最適な位置を判断して決定する位置決定手段と、
前記情報取得手段で取得した撮像関連情報と前記位置決定手段で決定された配置位置を示す配置位置情報とを含む撮像情報を、前記撮像画像と対応づけて記録すると共に、当該撮像画像を記録する記録手段と、
を備え、
前記記録された撮像画像を再生する際は、当該撮像画像に対応づけて記録された前記撮像情報を取り出し、その撮像情報に含まれる撮像関連情報を当該撮像情報に含まれる配置位置情報に基づいて前記撮像画像上に合成して再生表示するようにした、ことを特徴とする電子カメラ装置。 - 被写体を撮像し、撮像画像を記録し、被写体撮像時における日付等の撮像関連情報を取得し、前記被写体撮像時の撮像画像を分析することにより、メインの被写体部分を判別すると共に、このメイン被写体部分以外の領域のうちで、前記撮像関連情報を配置づけるのに最適な位置を判断して決定し、前記取得した撮像関連情報と前記決定された配置位置を示す配置位置情報とを含む撮像情報を、前記撮像画像と対応づけて記録すると共に、当該撮像画像を記録する、ことを特徴とする情報配置方法。
- 被写体を撮像し、撮像画像を記録するコンピュータに、
被写体撮像時における日付等の撮像関連情報を取得する手段と、
前記被写体撮像時の撮像画像を分析することにより、メインの被写体部分を判別すると共に、このメイン被写体部分以外の領域のうちで、前記撮像関連情報を配置づけるのに最適な位置を判断して決定する手段と、
前記取得した撮像関連情報と前記決定された配置位置を示す配置位置情報とを含む撮像情報を、前記撮像画像と対応づけて記録すると共に、当該撮像画像を記録する手段と、
を機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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