JPH11103436A - 画像処理装置及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法並びに記憶媒体

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JPH11103436A
JPH11103436A JP9263085A JP26308597A JPH11103436A JP H11103436 A JPH11103436 A JP H11103436A JP 9263085 A JP9263085 A JP 9263085A JP 26308597 A JP26308597 A JP 26308597A JP H11103436 A JPH11103436 A JP H11103436A
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JP9263085A
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Yoshiyuki Endo
吉之 遠藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細部を確認しやすくする。 【解決手段】 CPU18は、カメラ・モジュール17
からのYUV画像データを間引いて、VRAM22d上
の所定位置に書き込む。VRAM22dに書き込まれた
画像データはLCD制御回路30、表示駆動回路28及
び画像表示装置26により画像表示される。被写体画像
内で手書きタブレット34により指定された範囲(拡大
エリア)の画像が、間引かれずに拡大画像展開エリア2
2bに格納され、VRAM上22dの所定の記憶位置に
転送される。これにより、拡大エリア48内の画像が、
間引きされない状態で画像表示装置26の画面に全体画
像と一緒に表示される。シャッタ・スイッチ32の記録
操作に応じて、カメラ・モジュール17による撮影画像
と、その時点で拡大画像展開エリア22bに記憶される
拡大画像が別ファイルとしてデータ記憶装置24に格納
される。識別子のみが異なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法並びに記憶媒体に関し、より具体的には、撮影画像
を記録媒体にデジタル記録するディジタル・カメラ等に
使用される画像処理装置及び方法並びに記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル・カメラの概略構成を
説明する。電源が投入され、且つ、撮影動作モードが選
択されている状態では、撮像素子及び撮像素子制御回路
を含む撮像モジュールが動作可能状態になると共に、撮
影時に被写体を確認するための電子ビュー・ファインダ
であるLCD画像表示装置が動作開始する。画像表示装
置の表示能力は、一般的には320×240ドット程度
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、電子ビューフ
ァインダとしての画像表示装置は、撮像素子の撮影解像
度に達する程の表示解像度を具備しないので、従来例で
は、撮像素子の出力画像を画像表示装置により画像表示
させるのに間引き処理(例えば、640×480画素を
320×240画素に)が必要であり、間引き処理によ
り細部の画素が判別しにくくなりるという欠点があっ
た。
【0004】更には、撮像素子の出力画像の一部を画像
表示装置の画面に表示する拡大表示モードを設ければ、
細部も明確に事前に確認できるようになるが、一部画像
の拡大処理が追加されることにより、画像表示装置の画
面切替え処理速度が低下し、実際の被写体(撮像素子に
入射する光学像)の状態と、画像表示装置に表示される
画像との間に無視できない時間差が発生し、撮影者が撮
影タイミングを掴みきれなくなるという欠点がある。
【0005】更には、次のような問題点がある。即ち、
人物の集合写真を撮影する状況で、全体(全員)の画像
を撮影した後に特定の人物の顔を撮影したくなった場合
には、2度シャッターを押さなければならない。このよ
うに全体と部分の撮影画像(記録画像)が複数セット、
存在する場合に、後日、撮影画像を整理するときに、分
又は秒までをサポートするタイムスタンプがあればそれ
を参照すればよいが、タイムスタンプが無い、又は、分
まではサポートしないタイムスタンプであれば、どの全
体画像とどの人物画像が実質的に同じ頃の撮影によるも
のかを判別しにくいという問題点がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決した画
像処理装置及び方法並びに記憶媒体を提示することを目
的とする。
【0007】本発明は、画像の一部を拡大表示する機能
を有する画像処理装置及び方法並びに記憶媒体を提示す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、画像信号入力手段と、当該画像信号入力手段によ
り入力された画像信号に応じた可視像を出力するための
出力制御手段と、当該可視像内で、特定領域を指定する
指定手段と、当該指定手段で指定された領域内の画像と
当該可視像とを関連して管理する管理手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】本発明に係る画像処理装置はまた、画像信
号発生手段と、画像表示手段と、画像を間引く間引き手
段と、画像記憶手段と、当該画像表示手段の第1の表示
領域に表示される画像内で、拡大表示するエリアを指定
する拡大表示エリア指定手段と、当該拡大表示エリア指
定手段で指定されたエリア内の画像を、間引かずに当該
画像表示手段の第2の表示領域に表示させる制御手段と
からなることを特徴とする。
【0010】本発明に係る画像処理方法は、入力された
画像信号に応じた可視像を表示する入力画像表示ステッ
プと、当該可視像内で、特定領域を指定する指定ステッ
プと、当該指定ステップで指定された領域内の画像と当
該可視像とを関連して管理する管理ステップとを有する
ことを特徴とする。
【0011】本発明に係る画像処理方法はまた、画像信
号発生手段からの画像信号を画像表示手段の第1のエリ
アに表示する第1の表示ステップと、当該第1のエリア
に表示される画像内で、拡大表示するエリアを指定する
拡大表示エリア指定ステップと、当該拡大表示エリア指
定ステップで指定されたエリア内の画像を、間引かずに
当該画像表示手段の第2の表示領域に表示する第2の表
示ステップとを有することを特徴とする。
【0012】上述の画像処理方法を実行するプログラム
が、コンピュータにより読み出し自在な記憶媒体に記憶
される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。図1において、10は撮影レンズ、12
は80万画素相当の撮像素子、14は、撮像素子12に
転送クロック及びシャッタ信号を供給すると共に、撮像
素子12からの画像信号にノイズ除去及びゲイン調整処
理を行なうCDS/AGC回路及びアナログ画像信号を
10bitディジタル信号に変換するA/D変換回路な
どを具備する撮像素子制御回路である。撮像素子12と
してCCD式のものを使用する場合、ノイズ除去及びゲ
イン調整のためにCDS/AGC回路が必要になるが、
CMOS式のものを使用する場合には、CDS/AGC
回路は不要になる。
【0015】16は、撮像素子制御回路14からの画像
データに、ホワイト・バランス調整及び露出制御等の画
像処理を行い、YUV(4:2:2)フォーマットの8
bitデジタル信号に変換して出力する画像処理回路で
ある。本実施例では、撮影レンズ10、撮像素子12、
撮像素子制御回路14及び画像処理回路16からなる部
分をカメラ・モジュール17と呼ぶことにする。
【0016】18は全体を制御すると共に、画像圧縮伸
長処理を実行するCPU、20はCPU18の制御プロ
グラムなどを記憶するROM、22は、連続展開エリア
22a、拡大画像展開エリア22b、ワークエリア22
c、VRAM22d、及び一時退避エリア22eを具備
するRAM、24は撮影画像を記憶するフラッシュ・メ
モリなどからなるデータ記憶装置、26は電子ビュー・
ファインダとなるLCD画像表示装置、28は画像表示
装置26を駆動する表示駆動回路、30は表示駆動回路
28を制御して所望の画像を画像表示装置26に表示さ
せるLCD制御回路、32はシャッタ・スイッチ、34
は手書きタブレット、36は手書きタブレット34を制
御するタブレット制御回路である。手書きタブレット3
4は、本実施例では、表示画像の選択、拡大表示エリア
の指示及び画像処理方法の指示等を入力するのに使用さ
れ、所謂、タッチ・パネルと同様に、画像表示装置26
の画面上に重ねて配置されている。
【0017】CPU18には、直接又はバスを介して、
ROM20、RAM22、データ記憶装置24、画像処
理回路16、LCD制御回路30、シャッタ・スイッチ
32及びタブレット制御回路36が接続する。
【0018】CPU18には、ROM20内の制御プロ
グラムに基づいて各種制御を行う。これらの制御には、
画像処理回路16から出力された撮影画像データをRA
M22にDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)転送
する処理、同様に、RAM22からLCD制御回路30
にデータをDMA転送する処理、画像データをJPEG
圧縮し所定のファイル形式でデータ記憶装置32に格納
する処理、手書きタブレット34から入力された情報に
従った各種アプリケーションの実行、及び、シャッタス
イッチ32の操作に伴う撮影動作の指示等の処理が含ま
れる。
【0019】RAM22の画像展開エリア22aは、画
像処理回路16からの撮影画像(YUV)データを一時
記憶し、データ記憶装置24から読み出されたJPEG
圧縮画像データを一時記憶するテンポラリ・バッファと
して、また、画像圧縮展開処理のための画像専用ワーク
エリアとして使用される。拡大画像展開エリア22b
は、画像展開エリア22a内で、拡大エリア指示手段と
なる手書きタブレット34で指示されたエリアに相当す
る部分から画像データを取り出して拡大エリア処理用に
記憶する。拡大画像展開エリア22bに記憶される画像
は、画像展開エリア22aに記憶される画像と同じ処理
を受ける。ワークエリア22cは、各種プログラム用の
ワークエリアである。VRAM22dは、画像表示装置
26に画像表示される画像データを記憶する。一時退避
エリア22eは、各種データを一時退避するための記憶
エリアである。
【0020】データ記憶装置24は、CPU18により
JPEG圧縮された撮影画像データ、及び、アプリケー
ションにより参照される各種付属データ等を所定のファ
イル形式で記憶するメモリであり、本実施例では、フラ
ッシュメモリからなる。
【0021】LCD制御回路30は、画像処理部16か
ら出力されるYUV画像データ又は、データ記憶装置2
4に記憶される画像ファイルをJPEG伸長したYUV
画像データを受け取り、RGB形式に変換して表示駆動
回路28に供給する。表示駆動回路28は、LCD制御
回路30からのRGB画像データに従いLCD画像表示
装置26を駆動する。LCD画像表示装置26は、本実
施例では、SVGA(800×600画素)規格相当の
TFT液晶表示パネルからなる。
【0022】シャッタ・スイッチ32は、撮影動作の開
始を指示するためのスイッチであり、スチル・カメラで
周知のように、半押し状態と全押し状態の2つのポジシ
ョンを採り得る。CPU18は、半押し状態でホワイト
バランス及び露出制御のパラメータをロックし、全押し
状態で撮影画像を取り込む。
【0023】図2、図3及び図4を参照して、本実施例
のカメラ動作を説明する。図2は、カメラ撮影動作モー
ドにおける画像表示までの流れを示すフローチャートで
ある。図3は、撮影動作モードに対応した表示例を示
す。電源が投入され、撮影動作モードが選択されると、
CPU18は、カメラ・モジュール17を初期化して、
動作可能状態にし(S1)、画像表示装置26による被
写体像の表示を開始する(S2)。
【0024】CPU18は、カメラ・モジュール17か
ら出力される1024×768画素のYUV画像データ
を320×240画素に間引く(S3)。これは、表示
画素数を少なくして処理速度を上げることで、スムーズ
な画像表示を実現するためである。CPU18は、間引
きされたYUV画像データをVRAM22d上の所定位
置に書き込む(S4)。VRAM22dに書き込まれた
画像データはLCD制御回路30に転送されてRGB形
式に変換され(S5)、表示駆動回路28に印加され
(S6)。これにより、画像表示装置26に被写体の画
像が表示される。
【0025】図3は、画像表示装置26の画面構成を示
しており、同(a)は通常表示モードでの画面、同
(b)は、拡大表示モードでの画面を示す。40は、画
像表示装置26の実表示エリア(800×600画素相
当)であり、その一部にファインダとなるフル表示エリ
ア42が設定されている。通常表示モード(図3
(a))では、画面の右下に拡大表示モード指示ボタン
44が表示される。
【0026】拡大表示モード指示ボタン44に相当す
る、手書きタブレット34上の位置でタッチ入力すると
(S7)、拡大表示モードになり、図3(b)に示すよ
うに、フル表示エリア42の横に拡大画像表示エリア4
6が設定される。拡大表示モードが選択されている状態
で、ユーザは、手書きタブレット34によりフル画像エ
リア42内で拡大表示したい画像のエリア(拡大エリ
ア)48を指定する。CPU18は、指定された拡大エ
リア48の座標を検出し、その拡大エリア48内のYU
V画像データを間引きせずに拡大画像展開エリア22b
に転送する(S9)。拡大画像展開エリア22bの画像
データは、VRAM上22dの、拡大画像表示エリア4
6に対応する記憶位置に書き込まれる(S10)。これ
により、拡大エリア48内の画像が、拡大表示エリア4
6に間引きされない状態で表示される。
【0027】拡大表示モードでは、図3(b)に示すよ
うに、画面40の右下に、拡大表示モード指示ボタン4
4に代えて、通常表示モードへの復帰を指示する復帰ボ
タン50が表示される。ユーザが復帰ボタン50を押す
操作をすることで、画像表示装置26の画面は、図3
(a)に示すような常表示モードでの画面になる。
【0028】次に、拡大表示エリア46が表示されてい
る拡大表示モードにおける撮影動作、即ち、シャッタ・
スイッチ32の操作に応じて、撮影を実行し、その画像
データをデータ記憶装置24に格納するまでの動作を説
明する。図4は、その動作のフローチャートを示す。
【0029】シャッタ・スイッチ32が半押し状態にな
るまで(S12)、拡大処理及び露出制御等の画像処理
をユーザの設定に応じて実行する(S11)。シャッタ
・スイッチ32が半押しになると(S12)、CPU1
8は、画像処理回路16における各種の処理の設定パラ
メータをロックし(S13)、シャッタ・スイッチ32
の全押しを待つ(S14)。シャッタ・スイッチ32が
全押しにならずに、半押しが解除されると(S15)、
画像処理の設定のロックを解除してS11に戻る(S2
3)。
【0030】シャッタ・スイッチ32の全押しが検出さ
れると(S14)、CPU18は、処理負荷の低減のた
めに、画像表示装置26及び表示駆動回路28の動作を
停止する(S16)。通常のファインダ表示では間引き
処理を行っているが、撮影画像としては1024×76
8画素のフル画像が必要となるので、カメラ・モジュー
ル17から1024×768画素の画像データを画像展
開エリア22aに取り込む(S17)。
【0031】拡大表示モードでは、拡大画像展開エリア
22bに間引き無しの画像データ格納されているので、
画像展開エリア22aに記憶される1024×768画
素の全画像データをJPEG方式に準拠して画像圧縮し
た後(S18)、拡大画像展開エリア22bに記憶され
る拡大画像を同じJPEG方式に準拠して画像圧縮する
(S19)。そして、圧縮された各画像データをファイ
ル化してデータ記憶装置24に書き込む。その際、全画
素画像のファイルと拡大画像のファイルとをファイル名
の拡張子で区別する。例えば、全画素画像のファイル名
をXXX.JPGとするならば、拡大画像のファイル名
をXXX.HPGとする。これにより、後の画像検索処
理において検索時間を低減できると共に、相互の関係を
容易に推察できるようになる。
【0032】画像表示装置26及び表示駆動回路28の
動作を再開し(S21)、記録画像(全画素画像と拡大
画像)を一定時間再表示する(S22)。その後、S1
1に戻り、次の撮影に備える。
【0033】図5は、データ記憶装置24に記憶された
画像ファイルの画像を再生表示する動作のフローチャー
トを示す。図6は、再生モードでの画面の構成例を示
す。図6(a)は通常表示モードの再生画面の構成、同
(b)は拡大画像がある場合に、その拡大画像を同時に
表示する拡大画像同時表示モードでの画面構成例を示
す。図6(a)に示す通常再生モードでは、再生画像
は、画面40のほぼ全体に広がる画像表示エリア52に
表示される。画面40の右下には拡大画像同時再生モー
ドを指定する拡大画像同時表示モード指示ボタン54が
表示される。拡大画像が無い場合には、拡大画像同時表
示モード指示ボタン54が選択不能になる。図56
(b)に示す拡大画像同時表示モードでは、全画素画像
を表示する全画素画像表示エリア56と拡大画像を表示
する拡大画像表示エリア58が設定され、画面右下に
は、全画素画像のみを表示する通常表示モードへの復帰
を指示する全画素ボタン60が表示される。
【0034】先ず、画像表示装置26及び表示駆動回路
28の動作を開始する(S31)。ユーザの指定する所
定のファイルをデータ記憶装置24から読み出して画像
展開エリア22aに書き込み(S32)、圧縮画像デー
タを伸長して元のYUVデータを復元する(S33)。
復元された画像データはVRAM22dに書き込まれ
る。LCD制御回路30はVRAM22dの画像データ
を読み込んでRGB形式に変換し(S35)、表示駆動
回路28に印加する(S36)。これにより、再生画像
が、図6(a)の画像表示エリア52に大きく再生表示
される。
【0035】拡張子がHPGになっている以外、同じフ
ァイル名の画像ファイルが存在するかどうかを調べ(S
37)、存在する場合には、でHPG拡張子のあるファ
イルが存在する場合には、拡大画像同時表示モード指示
ボタン54を表示する(S38)。ユーザがそのボタン
54を選択すると(S39)、全画素画像を320×2
40画素に間引き処理してVRAM22dの、全画素画
像表示エリア56に相当する領域に書き込む(S4
0)。また、拡大画像をデータ記憶装置24から読み出
し(S41)、JPEG展開し(S42)、VRAM2
2dの、拡大画像表示エリア58に相当する領域に書き
込む(S43)。LCD制御回路30はVRAM22d
の画像データを読み込んでRGB形式に変換し(S4
4)、表示駆動回路28に印加する(S45)。これに
より、全画素画像が全画素画像表示エリア56に表示さ
れると共に、拡大画像が拡大画像表示エリア58に表示
される。同時に、全画素ボタン60も所定の位置に表示
される。
【0036】上記実施例では、拡大画像を一つ選択でき
るだけであるが、図7に示すように、複数の拡大画像展
開エリア62a,62b,62cをRAM22に設ける
ことで、1つの全画素画像に複数の拡大画像を連携させ
ることができる。図1と同じ構成要素には同じ符号を付
してある。ROM20に格納されるCPU18の制御プ
ログラムなどは、最大3つの拡大画像に対応できるよう
に変更される。
【0037】図8は、画像表示装置26の表示画面の構
成例を示す。図8(a)は、通常表示モードでの画面で
あり、図3(a)と同じである。図8同(b)は、図7
に示す実施例に対応する拡大表示モードでの画面を示
す。図8(b)において、64は全画素画像を表示する
フル表示エリア、66,68,70は拡大画像を表示す
る拡大画像表示エリアである。拡大エリア選択スイッチ
72,74,76は、それぞれ、拡大画像表示エリア6
6,68,70と対応している。
【0038】図8(a)に示す拡大ボタン44を操作す
ると、図8(b)に示す画面に切り換わり、全画素画像
を表示するフル表示エリア64、拡大画像を表示する拡
大画像表示エリア66,68,70、拡大画像表示エリ
ア66,68,70をそれぞれ選択する拡大エリア選択
スイッチ72,74,76及び図8(a)への復帰を指
示する復帰スイッチ78が表示される。
【0039】最初は、フル表示エリア64内の、手書き
タブレット34で指定する拡大エリア80内の画像は、
第1拡大画像表示エリア66に表示される。拡大エリア
80をフル表示エリア64内で任意の位置に移動又は変
形すると、それに連れて、第1拡大画像表示エリア66
に表示される拡大画像も移動又は変化する。第1拡大エ
リア選択スイッチ72を選択すると、第1拡大画像表示
エリア80内の画像データが確定し、拡大エリア80内
の画像は第2拡大画像表示エリア68に表示されるよう
になる。第2拡大エリア選択スイッチ74の操作により
第2拡大画像表示エリア68の表示画像が確定する。以
下同様に、第3拡大画像表示エリア70の表示画像を確
定する。途中で復帰ボタン78を操作することにより、
図8(a)に示す画面に移行し、以降の拡大画像の選択
を止めることができる。
【0040】本実施例の画像処理方法は、図1のROM
20に、CPU(コンピュータ)により実行可能に格納
されている。本発明は、かかるROM単体、あるいは、
かかる処理方法がコンピュータにより実行可能に格納さ
れている媒体を含む。また、本発明は、上記実施例に限
らず、特許請求の範囲に記載される範囲内で種々の変更
が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、表示中の画像の中から任意の一部
分のみを拡大表示させることで、画素データの切出しか
ら表示までのを時間を短縮できる。全体画像データと拡
大画像を同一画面上に表示させることにより、全体画像
で拡大画像の位置を特定でき、相互の位置関係を認識し
やすくなる。
【0042】また、画像再生をする際に、全体画像デー
タと拡大画像データとを拡張子等で区別できるようにす
ることで、ファイル名の共通部分を使ってリンク関係を
容易に認識できるようになり、全体画像と拡大画像を相
互に参照できる形で再生するのが容易になる。記録画像
の整理も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 第1実施例におけるカメラ撮影から表示まで
の処理のフローチャートである。
【図3】 第1実施例における画像表示装置26の画面
構成例である。
【図4】 第1実施例におけるカメラ撮影から画像圧縮
格納までの処理のフローチャートである。
【図5】 第1実施例における保存データの読み出しか
ら表示までの処理のフローチャートである。
【図6】 第1実施例における保存データの表示画面例
である。
【図7】 本発明の変更実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図8】 変更実施例における画像表示装置26の画面
構成例である。
【符号の説明】
10:撮影レンズ 12:撮像素子 14:撮像素子制御回路 16:画像処理回路 17:カメラ・モジュール 18:CPU 20:ROM 22:RAM 22a:連続展開エリア 22b:拡大画像展開エリア 22c:ワークエリア 22d:VRAM 22e:一時退避エリア 24:データ記憶装置 26:LCD画像表示装置 28:表示駆動回路 30:LCD制御回路 32:シャッタ・スイッチ 34:手書きタブレット 36:タブレット制御回路 40:画像表示装置26の実表示エリア 42:フル表示エリア 44:拡大表示モード指示ボタン 46:拡大画像表示エリア 48:拡大エリア48 50:復帰ボタン 52:画像表示エリア 54:拡大画像同時表示モード指示ボタン 56:全画素画像表示エリア 58:拡大画像表示エリア 60:全画素ボタン 62a,62b,62c:拡大画像展開エリア 64:フル表示エリア 66,68,70:拡大画像表示エリア 72,74,76:拡大エリア選択スイッチ 78:復帰スイッチ 80:拡大エリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/225 G06F 15/66 355D 9/07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号入力手段と、 当該画像信号入力手段により入力された画像信号に応じ
    た可視像を出力するための出力制御手段と、 当該可視像内で、特定領域を指定する指定手段と、 当該指定手段で指定された領域内の画像と当該可視像と
    を関連して管理する管理手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の記録指令に応じて、当該管理手段
    により管理される当該領域内の画像と当該可視像とを画
    像記憶手段に記憶する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 当該指定手段で指定される領域の画像と
    当該可視像とを記憶するに際して、拡張子以外では同じ
    ファイル名で当該画像記憶手段に記憶する請求項2に記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に画像表示手段を有し、当該画像表示
    手段の表示エリアに複数の画像を表示可能である請求項
    1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 当該画像信号発生手段が、光学像から画
    像信号を形成する撮像手段である請求項1乃至4の何れ
    か1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像信号発生手段と、 画像表示手段と、 画像を間引く間引き手段と、 画像記憶手段と、 当該画像表示手段の第1の表示領域に表示される画像内
    で、拡大表示するエリアを指定する拡大表示エリア指定
    手段と、 当該拡大表示エリア指定手段で指定されたエリア内の画
    像を、間引かずに当該画像表示手段の第2の表示領域に
    表示させる制御手段とからなることを特徴とする画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 所定の記録指令に応じて、当該画像信号
    発生手段から出力される画像信号と、当該拡大表示エリ
    ア指定手段で指定されるエリア内の拡大画像を当該画像
    記憶手段に記憶する請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 当該画像信号発生手段から出力される画
    像信号と、当該拡大表示エリア指定手段で指定されるエ
    リア内の拡大画像を、拡張子以外では同じファイル名で
    当該画像記憶手段に記憶する請求項7に記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 当該第2の表示領域に複数の画像を表示
    可能である請求項6乃至8の何れか1項に記載の画像処
    理装置。
  10. 【請求項10】 当該画像信号発生手段が、光学像から
    画像信号を形成する撮像手段である請求項6乃至9の何
    れか1項に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 入力された画像信号に応じた可視像を
    表示する入力画像表示ステップと、 当該可視像内で、特定領域を指定する指定ステップと、 当該指定ステップで指定された領域内の画像と当該可視
    像とを関連して管理する管理ステップとを有することを
    特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 所定の記録指令に応じて、当該管理ス
    テップで管理される当該領域内の画像と当該可視像とを
    画像記憶手段に記憶する記憶ステップを有する請求項1
    1に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 当該指定ステップで指定される領域の
    画像と当該可視像とを記憶するに際して、拡張子以外で
    は同じファイル名で当該画像記憶手段に記憶する請求項
    12に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 当該画像信号が、光学像から画像信号
    を形成する撮像手段から供給される請求項11乃至13
    の何れか1項に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像信号発生手段からの画像信号を画
    像表示手段の第1のエリアに表示する第1の表示ステッ
    プと、 当該第1のエリアに表示される画像内で、拡大表示する
    エリアを指定する拡大表示エリア指定ステップと、 当該拡大表示エリア指定ステップで指定されたエリア内
    の画像を、間引かずに当該画像表示手段の第2の表示領
    域に表示する第2の表示ステップとを有することを特徴
    とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 所定の記録指令に応じて、当該画像信
    号発生手段から出力される画像信号と、当該拡大表示エ
    リア指定手ステップで指定されるエリア内の拡大画像を
    画像記憶手段に記憶する記憶ステップを有する請求項1
    5に記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 当該画像信号発生手段から出力される
    画像信号と、当該拡大表示エリア指定手段で指定される
    エリア内の拡大画像を、拡張子以外では同じファイル名
    で当該画像記憶手段に記憶する請求項16に記載の画像
    処理方法。
  18. 【請求項18】 当該第2の表示領域に複数の画像を表
    示可能である請求項15乃至17の何れか1項に記載の
    画像処理方法。
  19. 【請求項19】 当該画像信号発生手段が、光学像から
    画像信号を形成する撮像手段である請求項15乃至18
    の何れか1項に記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項11に記載される画像処理方法
    を実行するプログラムをコンピュータにより読み出し自
    在に記憶することを特徴とする記憶媒体。
  21. 【請求項21】 請求項15に記載される画像処理方法
    を実行するプログラムをコンピュータにより読み出し自
    在に記憶することを特徴とする記憶媒体。
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