JPH05304420A - 起動回路 - Google Patents

起動回路

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JPH05304420A
JPH05304420A JP4107126A JP10712692A JPH05304420A JP H05304420 A JPH05304420 A JP H05304420A JP 4107126 A JP4107126 A JP 4107126A JP 10712692 A JP10712692 A JP 10712692A JP H05304420 A JPH05304420 A JP H05304420A
Authority
JP
Japan
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power supply
voltage
charging
transistor
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4107126A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Matsuoka
裕人 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧の変動によらず起動時間を略一定す
る。 【構成】 定電圧供給回路Aが与えられる一定電圧で、
フィルターコンデンサCをその未充電状態より、充電用
第1抵抗R1 を通して徐々に充電を行う。フィルターコ
ンデンサCの端子電圧が検知電圧に達した時、起動用ト
ランジスタQ1,Q2 が遮断してパワートランジスタQp
1,Qp2が動作する。また同時に、トランジスタQ4 が
導通し、フィルターコンデンサCは電源電圧Vcc 付近ま
で充電される。 【効果】 起動前のフィルターコンデンサCの充電電位
が定電圧供給回路Aにより与えられているため、フィル
ターコンデンサCの充電時間が電源電圧Vcc によらず一
定であるから、電源電圧が変動しても起動時間が安定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオパワーアン
プ等の起動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、オーディオパワーアンプでは、
電源スイッチONから0.6秒後、起動するように構成
されており、起動回路が内蔵されている。従来の起動回
路の一例を図5に示す。
【0003】図において、Q1 ,Q2 は起動用トランジ
スタ、Q3 は制御用トランジスタ、Q4 は電源供給用ト
ランジスタ、Cはリップル除去用フィルターコンデン
サ、R1 は充電用第1抵抗、R5 ,R6 は充電電圧検知
用抵抗、Vcc は電源ライン、Sはスイッチである。上記
起動用トランジスタQ1 ,Q2 は、アースとパワートラ
ンジスタQp1,Qp2との間に各エミッタE1 ,E2 とコ
レクタC1 ,C2 を接続すると共に、電源ラインVcc に
ベース抵抗Rb1,Rb2と抵抗R7 を介して各ベースB1
,B2 を接続する。制御用トランジスタQ3 は、エミ
ッタE3 とコレクタC3 を抵抗R7 のベース抵抗Rb1,
Rb2との接続点とアースとの間に接続する。フィルター
コンデンサCは、トランジスタQ4 のコレクタに接続し
た充電用第1抵抗R1 の他端とアースとの間に接続す
る。充電電圧検知用抵抗R5 ,R6 の直列回路は、フィ
ルタ−コンデンサCに並列接続すると共に、その分圧点
を制御用トランジスタQ3 のベースB3 に接続する。電
源ラインVcc は、抵抗R8 ,R9とスイッチSを介して
アースに接続する。トランジスタQ4 のベースは、抵抗
R8 ,R9 の分圧点に接続し、エミッタは電源ラインVc
c に接続する。
【0004】上記構成において、まずスイッチSを開い
ておく。そうすると、トランジスタQ4 は遮断してコン
デンサCの充電電圧が現れず、制御用トランジスタQ3
のベース電位が0になってトランジスタQ3 が遮断す
る。そこで、抵抗R7 とベース抵抗Rb1,Rb2を介して
電源ラインVcc より起動用トランジスタQ1 ,Q2 に各
ベース電圧が印加され、トランジスタQ1 ,Q2 が導通
する。この時、パワートランジスタQp1にベース電流が
流れず、起動しない。(Qp2も同様である。)次に、ス
イッチSを閉じると、トランジスタQ4 は導通してコン
デンサCが徐々に充電され、図6に示すように、充電電
圧Vp の抵抗R5 ,R6 の分圧比によって決まる分圧が
トランジスタQ3 のベースB3 に加わる。そして、充電
電圧Vp が上昇して検知位置Va に達すると、トランジ
スタQ3 が導通して、起動用トランジスタQ1 ,Q2 の
各ベース電圧が0になり、それらが遮断する。そこで、
パワートランジスタQp1が電源ラインVcc よりベース電
圧が印加されて起動する。(Qp2も同様である。)この
時の起動時間はt1である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した起
動回路によれば、充電電圧Vp が検知電位Va に達して
トランジスタQ3 が電通し、パワートランジスタQp1が
起動する。
【0006】ところが、この時、電源電圧Vcc が変動
し、図7に示すように、図6よりも下がった場合、充電
電圧Vp が同じ検知電位Va に達するのにより長い時間
t2が掛かる。そのため、電源電圧Vcc の変動に応じて起
動時間tも大幅に変動し易く、色々の装置に対して都合
の悪い場合が生じるという不具合があった。
【0007】例えば、オーディオ用パワーアンプにおい
ては、起動時間が0.3秒よりも短いと、立ち上がりの
時の不安定な状態のノイズがスピーカを通して雑音とし
て聞こえて、耳障りであるし、0.9秒以上では起動時
間を長く感じて、いら立ち易いという問題点があり、起
動時間を0.3〜0.9秒程度に設定したいという要求
がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンデンサの
充電時間で起動時間を設定している装置において、定電
圧供給回路を設け、起動前のコンデンサを上記定電圧供
給回路により与えられ電位で充電するようにしたことを
特徴とする起動回路である。
【0009】本発明はまた、電源電圧に依存することな
く一定電圧を与える定電圧供給回路と、前記定電圧供給
回路の出力とアースとの間に直列接続した充電用抵抗と
コンデンサと、電源ラインとアース間に接続され、前記
コンデンサの充電電圧を検知する充電電圧検知回路と、
電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
路によってオン・オフ動作する起動用トランジスタと、
電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
路によって上記充電用抵抗とコンデンサに電源電圧を与
える電源供給用トランジスタとを具備したことを特徴と
するものである。
【0010】本発明はさらに、電源電圧に依存するこな
く一定電圧を与える定電圧供給回路と、前記定電圧供給
回路の出力と、アースとの間に直列接続した起動前充電
用抵抗とコンデンサと 電源ラインとアース間に接続さ
れ、前記コンデンサの充電電圧を検知する充電電圧検知
回路と、電源ラインとアース間に接続され、上記充電電
圧検知回路によってオン、オフ動作する起動用トランジ
スタと、電源ラインとアース間に接続され、上記充電電
圧検知回路によってオン、オフ動作する起動用トランジ
スタと、電源ラインとアース間に接続され、上記充電電
圧検知回路によって上記起動前の充電用抵抗とは別の充
電用抵抗を介して上記コンデンサに電源電圧を与える電
源供給用トランジスタとを具備したことを特徴とするも
のである。
【0011】
【作用】上記構成によると、電源電圧が変わっても、起
動前のフィルターコンデンサの充電電位が定電圧供給回
路より与えられているため一定であり、このため、起動
時間を一定にできる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3を参照して以
下に説明する。
【0013】まず、図1は本発明に係る起動回路の実施
例を示す回路図で、従来回路図5と同一部分は同一符号
を付し、その説明を省略する。同図においてAは定電圧
供給回路である。
【0014】定電圧供給回路Aは、ツェナーダイオード
DとトランジスタQ7 ,Q8 と抵抗R2 ,R3 ,R4 で
構成されている。ツェナーダイオードDのアノードはア
ースに接続され、カソードはトランジスタQ8 のベース
と抵抗R2 に接続され、抵抗R2 の他端はトランジスタ
Q7 のコレクタに接続され、トランジスタQ8 のコレク
タは電源ラインVcc に接続され、エミッタはトランジス
タQ4 のコレクタに接続されている。
【0015】トランジスタQ7 のエミッタと抵抗R3 は
電源ラインに接続され、トランジスタQ7 のベースは、
抵抗R3 の他端と抵抗R4 に接続され、抵抗R4 の他端
は、抵抗R9 の代わりにスイッチSに接続されている。
【0016】また、トランジスタQ3 のベースは、飽和
防止用のベース抵抗Rb3を介して、抵抗R5 ,R6 の分
圧点に接続され、トランジスタQ5 のベースもベース抵
抗Rb4を介して抵抗R5 ,R6 の分圧点に接続され、エ
ミッタはアースに接続され、コレクタは抵抗R9 に接続
され、トランジスタQ4 のエミッタと抵抗R8 は電源ラ
インVcc の代わりにトランジスタQ7 のコレクタに接続
されている。
【0017】上記構成に基づき本発明の動作を次に説明
する。まず、スイッチSを開いておくと、トランジスタ
Q7 は遮断してコンデンサCの充電電圧が現れない。こ
のため、制御用トランジスタQ3 のベース電位が与えら
れず、起動用トランジスタQ1 ,Q2 が導通し、パワー
トランジスタQp1,Qp2を遮断する。
【0018】次に、スイッチSを閉じると、トランジス
タQ7 が導通し、トランジスタQ8のベースにツェナー
ダイオードDにより決められた定電圧が与えられてトラ
ンジスタQ8 が導通し、充電用抵抗R1 を介してコンデ
ンサCが徐々に充電され、図2に示すように充電電圧V
p の抵抗R5 ,R6 の分圧比によって決まる分圧がトラ
ンジスタQ3 ,Q4 のベースに加わる。充電電圧Vp が
また検知電圧Va に達していない時、トランジスタQ3
,Q5 は遮断しており、トランジスタQ4 及びパワー
トランジスタQp1,Qp2は遮断している。
【0019】そして、更に、充電電圧Vp が上昇して検
知電位Va に達すると、トランジスタQ3 ,Q5 が導通
して、起動用トランジスタQ1 ,Q2 の各ベース電圧が
0になり、それらが遮断する。そこで、パワートランジ
スタQp1が電源ラインVcc よりベース電圧が印加されて
起動する。(Qp2も同様である。)また、この時、トラ
ンジスタQ5 の導通により、トランジスタQ4 が導通
し、フィルタコンデンサCは、電源電圧付近まで、充電
される。
【0020】即ち、図2及び図3に示すように、充電電
圧Vp が検知電圧Va に達するまでは、定電圧供給回路
Aにより設定された電位でフィルタコンデンサCに充電
されるため、フィルタコンデンサの充電時間が電源電圧
Vcc の変動によらず、一定であるので、起動時間t3は電
源電圧Vcc の変動によらず常に一定である。
【0021】尚、上記検知電圧Va は抵抗R3 ,R4 の
分圧比により適宜設定できる。
【0022】
【実施例2】図4はこの発明の第2実施例の回路図であ
る。
【0023】前記第1の実施例と異なる点は、充電用第
2抵抗R10を追加したことである。第1の実施例では、
トランジスタQ8 のエミッタを充電用第1抵抗R1 を介
してフィルターコンデンサCに接続されていたが、第2
の実施例では、トランジスタQ8 のエミッタを充電用第
2抵抗R10を介して接続されている。
【0024】このため、充電電圧Vp は、検知電圧Va
に達するまでは充電用第2抵抗R10の時定数により決ま
り、検知電圧Va に達すると充電用第1抵抗R1 の時定
数により決まる。
【0025】この実施例によれば、抵抗R1 ,R5 ,R
6 ,R10の値により起動時のフィルターコンデンサCの
電圧とリップル除去率と起動時間を任意に設定できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、起動
前のフィルターコンデンサの充電電位が定電圧供給回路
により与えられているため、フィルターコンデンサの充
電時間が電源電圧の変動によらず一定であるから、電源
電圧が変動しても起動時間が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例の回路図
【図2】 図1起動回路のフィルターコンデンサの充電
電圧の時間的変化を示すグラフ
【図3】 図1起動回路のフィルターコンデンサの充電
電圧の時間的変化を示すグラフ
【図4】 この発明の第2の実施例の回路図
【図5】 従来の起動回路の一実施例の回路図
【図6】 図5起動回路のフィルターコンデンサの充電
電圧の時間的変化を示すグラフ
【図7】 図5起動回路のフィルターコンデンサの充電
電圧の時間的変化を示すグラフ
【符号の説明】
Q1 ,Q2 起動用トランジスタ Qp1,Qp2 パワートランジスタ R1 充電用第1抵抗 R10 充電用第2抵抗 C フィルターコンデンサ A 定電圧供給回路 Vcc 電源ライン B 充電電圧検知回路 Q4 電源供給用トランジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサの充電時間で起動時間を設定し
    ている装置において、定電圧供給回路を設け、起動前の
    コンデンサを上記定電圧供給回路により与えられ電位で
    充電するようにしたことを特徴とする起動回路。
  2. 【請求項2】電源電圧に依存することなく一定電圧を与
    える定電圧供給回路と、前記定電圧供給回路の出力とア
    ースとの間に直列接続した充電用抵抗とコンデンサと、 電源ラインとアース間に接続され、前記コンデンサの充
    電電圧を検知する充電電圧検知回路と、 電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
    路によってオン・オフ動作する起動用トランジスタと、 電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
    路によって上記充電用抵抗とコンデンサに電源電圧を与
    える電源供給用トランジスタとを具備したことを特徴と
    する起動回路。
  3. 【請求項3】電源電圧に依存するこなく一定電圧を与え
    る定電圧供給回路と、前記定電圧供給回路の出力と、ア
    ースとの間に直列接続した起動前充電用抵抗とコンデン
    サと電源ラインとアース間に接続され、前記コンデンサ
    の充電電圧を検知する充電電圧検知回路と、 電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
    路によってオン、オフ動作する起動用トランジスタと、 電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
    路によってオン、オフ動作する起動用トランジスタと、 電源ラインとアース間に接続され、上記充電電圧検知回
    路によって上記起動前の充電用抵抗とは別の充電用抵抗
    を介して上記コンデンサに電源電圧を与える電源供給用
    トランジスタとを具備したことを特徴とする起動回路。
JP4107126A 1992-04-27 1992-04-27 起動回路 Pending JPH05304420A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074702A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Princeton Technology Corp 充電回路、集積回路、および制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007074702A (ja) * 2005-09-02 2007-03-22 Princeton Technology Corp 充電回路、集積回路、および制御方法
JP4531021B2 (ja) * 2005-09-02 2010-08-25 普誠科技股▲ふん▼有限公司 充電回路、集積回路、および制御方法

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