JPH05303477A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH05303477A
JPH05303477A JP4505992A JP4505992A JPH05303477A JP H05303477 A JPH05303477 A JP H05303477A JP 4505992 A JP4505992 A JP 4505992A JP 4505992 A JP4505992 A JP 4505992A JP H05303477 A JPH05303477 A JP H05303477A
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Hirobumi Nakano
博文 中野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラマブルコントローラ(32)と通信ライ
ン(14)を介して接続され、PLC(32)側のデータMDに
対応した表示を可能とする表示制御装置(10)において、
装置全体としての拡張性および融通性を維持しながら、
データMDの読み出しに要する時間を可及的に減少さ
せ、表示制御時の応答性の向上を図る。 【構成】 表示画面の切り換え時に処理指示語が引用す
るアドレス情報を整理し、アドレスの連続状態に関する
並び情報mを予め抽出しておき、データ通信時にこの並
び情報mを利用して、ブロック単位でデータの読み出し
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラズマ、ELある
いは液晶などの各種表示画面上における任意の座標位置
に、汎用コンピュータやプログラマブルコントローラ
(以下「PLC」という)などの外部装置から取り出さ
れたデータに基づいて図形、グラフ、数字、文字などか
ら構成される画像を表示する装置であって、外部装置か
ら必要なデータを効率よく取り出し可能としたものに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示制御装置においては、
表示制御動作時に参照する外部装置側のデータを1つず
つ取り出すものが多い。また、外部装置側に予め連続し
たデータ記憶枠を設定しておき、データ記憶枠の中にあ
る一連のデータをひとまとめとして取り出す方法も考え
られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たデータを1つずつ取り出す方法にあっては、実質的な
データ送受に要する時間よりも、データの通信制御に要
する時間の方が長くなり、取り出すべきデータ数が多く
なると、データ処理時のレスポンスが悪くなる不都合が
ある。
【0004】逆に、外部装置側に連続したデータ記憶枠
を設ける方法は、必要なデータがそのデータ記憶枠内に
設定されているか否かにかかわらずデータ伝送が行われ
る結果、使用されるデータの数が設定可能数に近い場合
にはデータの取り出しに要する時間が短くなるが、その
数から離れると極端に通信速度が低下するなど、システ
ムの拡張性あるいは融通性に劣る。
【0005】本発明は上記した不都合に鑑みてなされた
ものであって、システムの拡張性を維持しながら、デー
タの読み出しに要する時間を可及的に減少させることが
できる表示制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる表示制御
装置(10)は、図1においてその基本的な構成を示すよう
に、外部装置(12)とシリアル形式の通信ライン(14)を介
して接続され、該通信ライン(14)を通じて外部装置(12)
の記憶手段(16)から状態データ格納手段(18)に読み込ま
れる状態情報MDに対応した表示手段(20)における表示
動作を可能とするものである。
【0007】更に、外部装置(12)側における状態情報M
Dの格納位置を特定するアドレス情報を含む複数の情報
から1組の処理指示語Wを構成し、制御すべき一連の動
作内容に対応して処理指示語Wを複数組格納した事象デ
ータ格納手段(22)と、上記したアドレス情報に関する情
報を格納するアドレスデータ格納手段(24)と、上記した
事象データ格納手段(22)に格納された処理指示語Wを解
読し、解読内容に対応した制御動作を行うシステム制御
手段(26)とを備えている。
【0008】また上記したアドレスデータ格納手段(24)
には、表示手段(20)において選択表示される各ベース画
面毎に使用される処理指示語Wのアドレス情報からアド
レスの並び状態を特定する情報を抽出して格納可能とす
る一方、システム制御手段(26)では、外部装置(12)から
状態情報MDの読み出し時に、前記したアドレスの並び
情報を利用して、アドレスが実質的に連続するブロック
単位のデータ読み出しが行われる様に構成されている。
【0009】
【作用】上記した構成により、電源のオン時あるいは表
示手段(20)におけるベース画面の切り換え時に、事象デ
ータ格納手段(22)中の処理指示語Wからアドレス情報を
抽出し、アドレスが外部装置(12)側でどの程度の連続性
を持っているかに関するアドレスの並び情報がアドレス
データ格納手段(24)に記憶される。
【0010】一方、システム制御手段(26)においては、
通信ライン(14)を通じて外部装置(12)の記憶手段(16)か
ら必要な状態情報MDを読みだして状態データ格納手段
(18)に記憶するとともに、読みだした状態情報とグラフ
ィックデータ格納手段(30)中のデータとを利用し、処理
指示語Wの内容に対応した表示を表示手段(20)上で行な
わせる。
【0011】ここで、上記した通信ライン(14)を通じた
データの取り出しの際、アドレスデータ格納手段(24)に
は、現在の表示画面上で必要とするデータのアドレス情
報、特にアドレスの並び情報が格納されている。そこで
この並び情報を利用し、実質的にアドレスが連続してい
る例えば(a〜c)および(d・e)のデータを各々ブ
ロックとしてまとめて取り出すことにより、1組分のデ
ータを取り出すのに必要とするデータの受け渡し回数が
減少し、データ通信に要する時間が低減されるのであ
る。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記の如く、処理に必要とする
データにおけるアドレスの並び情報をアドレスデータ格
納手段(24)に予め蓄えておき、状態情報MDの読み出し
時にこの並び情報を利用し、アドレスが実質的に連続す
るブロック単位の読み出しを行う様にしたので、外部装
置(12)に対するアクセス回数が可及的に減少し、1サイ
クル分のデータ取り出しに要する時間が低減されて表示
のレスポンスが向上する。
【0013】更に、アドレスの並び情報がアドレスデー
タ格納手段(24)上で整理されて記憶される結果、取り出
すべきデータの重複がなくなり、データの読み出し効率
の向上が図れるなど、多くの利点を有する。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかる表示制御装置の構成お
よび動作について更に詳細に説明する。なお、本実施例
は本発明を説明するためのものであって、特許請求の範
囲に記載の発明を限定し、あるいは範囲を減縮する様に
解すべきでない。又、外部装置としてPLCを使用した
例に基づいて具体的な説明を行うが、外部装置として汎
用あるいは専用のコンピュータを使用したものにあって
も、略同様に実施できることは勿論である。
【0015】
【PLCの回路構成】本発明にかかる表示制御装置(10)
がその外部装置としてアクセスされるPLC(32)は、図
2にその概略的な構成をブロック図で例示する如く、必
要とする個別の機能毎に回路がユニット化され、各ユニ
ットを必要に応じてバスライン(34)を介して適宜追加可
能に並列接続することにより、PLC(32)全体として達
成される機能を増減可能とする従来と略同様な構成のも
のである(例えば、オムロン社製の製品番号「C200
0H」)。
【0016】この実施例にあっては、PLC(32)全体を
制御するCPUユニット(36)と、ターゲットシステム(3
8)から送られる検知信号(40)の直接的な取り込みを可能
とする入力ユニット(42)と、ターゲットシステム(38)に
向けて所定の制御信号(44)の出力を可能とする出力ユニ
ット(46)と、各種データを保存するメモリユニット(48)
と、表示制御装置(10)との間で所定のデータ通信を可能
とする計算機リンクユニット(50)とを基本ユニットとし
て備え、CPUユニット(36)で常時入出力手段の変化状
態を監視しておき、新規データ入力等のデータ変化が認
められると、必要な演算処理を施したあとメモリユニッ
ト(48)上における該当のアドレスにアクセスして内容を
書き換え、あるいは出力ユニット(46)に向けてデータを
送出する様に構成している。
【0017】また、ターゲットシステム(38)に対して入
出力される状態情報MDの格納場所が、制御あるいは表
示すべきターゲットシステム(38)上に備えたレベル計や
リミットスイッチの様な受動部品あるいはリレーやモー
タの様な能動部品毎にメモリユニット(48)上に確保さ
れ、入出力されるデータが数値の様なワードデータに対
してはワードデバイスが、オンオフ情報の様なビットデ
ータに対してはビットデバイスがアドレス指定により格
納場所を特定可能にメモリユニット(48)内に設定されて
いる。従って、PLC(32)の内外部からメモリユニット
(48)内における任意のワードデバイスあるいはビットデ
バイスに対してアドレスを指定してアクセスするだけ
で、ターゲットシステム(38)の対応位置を制御し或いは
その動作状態に関する情報MDが個別に取り出せる様に
している。
【0018】
【表示制御装置の回路構成】表示制御装置(10)は、前記
したPLC(32)とともにターゲットシステム(38)の操作
卓などに一体に組み込み、あるいはそれ自身が独立して
配備され、ターゲットシステム(38)に対する操作および
表示盤として使用されるものであって、図3に示す様
に、本体ケース(52)の正面中央位置に大きく設けた開口
(54)を閉じる様にCRT、EL、プラズマあるいは液晶
などの各種表示手段から選択されるディスプレイ(56)を
配置する一方、該ディスプレイ(56)の下方位置に、キー
ボード(58)のプラグ(60)を着脱自在に取り付けるソケッ
ト(62)と、ICカード(64)に対するデータの入出力動作
を行うためのリーダ/ライタ用のソケット(68)とが配置
されている。かかる両ソケット(62)(68)の開口は、後記
する装置の運転時には、必要なICカード(64)がソケッ
ト(68)内に挿入され且つキーボード(58)が取り外された
状態で閉止され、キーボード(58)による不要なアクセス
を防止するとともに、本体ケース(52)の内部に対する防
塵・防滴が図られている。
【0019】本体ケース(52)の内部には図2に示す表示
制御回路(70)を収納する一方、上記したディスプレイ(5
6)の前面を透明なタッチパネル(72)により密着状態で覆
い、該タッチパネル(72)およびタッチパネルコントロー
ラ(74)を介してシステム全体としての運転時における手
動操作を可能とする。更に、表示制御回路(70)とPLC
(32)との間を所定の通信ライン(14)で接続することによ
り、両者間におけるデータ伝達を行う。
【0020】表示制御回路(70)の基本的な構成は一般的
なパーソナルコンピュータと略同一であって、図2にブ
ロック図で示す如く、バスライン(76)を介してCPU(7
8)、各種メモリ(80)(82)(84)(86)、あるいはグラフィッ
クコントローラ(88)が接続され、メモリ(80)内に格納さ
れたシステムプログラムに従ってCPU(78)が所定の演
算動作を行う一方、I/Oコントローラ(90)を介してキ
ーボード(58)からデータ入力を可能とするとともに、作
業用メモリ(82)に適宜格納される各種の演算結果は、グ
ラフィック用メモリ(86)内に予め格納されている画像デ
ータを用いてグラフィックコントローラ(88)によりビデ
オRAM(92)上へ展開され、該ビデオRAM(92)内への
書き込み内容に対応した表示をディスプレイ(56)で行
う。
【0021】更に、PLC(32)の回路構成に特化したア
ルゴリズムあるいは汎用の通信用プログラムで作動する
通信コントローラ(94)を介し、上記したPLC(32)側の
計算機リンクユニット(50)と、RCー232Cの様な所
定規格のシリアル通信ライン(14)で接続されてデータの
受け渡しをする。
【0022】
【処理指示語の構成】本発明を実施する表示制御装置(1
0)においては、図4(a)に例示する表やグラフの枠の
様な、表示内容に変更を要しないベース画面(28)、ある
いはそのベース画面(28)上で点滅や色変化させる図形な
どのグラフィックデータを、必要とする表示単位毎に1
つのファイル番号Fを指定して予めグラフィック用メモ
リ(86)中に格納しておく。
【0023】一方、PLC(32)のメモリユニット(48)内
に構成されたビットまたはワードデバイスが示す状態情
報MDのうち、必要なものを適宜時期に表示制御装置(1
0)側の作業用メモリ(82)上に、下記で詳細に説明する様
に互いに関連づけながら読み込む一方、事象データ用メ
モリ(84)に予め格納しておいた図5(a)で例示する処
理指示語Wを微小時間毎に間欠的に読み出し、各処理指
示語Wの事象名Tで特定される内容の動作をPLC(32)
側から取り出された状態情報MDを参照しながら実行す
ることにより、PLC(32)側のビットデバイスあるいは
ワードデバイスの内容変化に即応して変化する表示動作
が行われる。
【0024】すなわち処理指示語Wの基本的な構成は、
表示制御動作を実行すべきベース画面(28)のファイル番
号Fと、該ベース画面(28)上で実行すべき動作内容を特
定する事象名Tと、各実行事象毎に参照される1又は複
数のデータからなる参照情報dとを1組として備えたも
のであって、各ベース画面(28)上で実行されるべき事象
数に対応した数の処理指示語Wが事象データ用メモリ(8
4)上に格納される。
【0025】例えば図5(b)に示す処理指示語WN
は、PLC(32)側の所定アドレスに格納されているワー
ドデバイスのデータを、表示制御装置(10)側のディスプ
レイ(56)上に具体的な数値として表示可能とするもので
ある。
【0026】本実施例にあっては、図4(a)に示す表
形式のベース画面(28)上における表形式の各入力欄に数
値を表示するため、ベース画面(28)のファイル番号F、
数値の表示機能を特定する例えば「N」から始まる事象
名T、データのディスプレイ(56)上での表示座標X、P
LC(32)側におけるデータの格納アドレスA、取り出す
データを直接数値として表示するか、そのデータが表示
しうる最大値に対する百分率に換算して表示するかを指
定するデータ表示種別S、および取り出すデータ長が8
ビットあるいは16ビットかを示すデータ長さLとから
構成される。
【0027】一方、図5(c)に示す処理指示語WG
は、PLC(32)側の所定アドレスに格納されるワードデ
ータを、数値ではなくて棒グラフ形式で表示可能とする
ものである。かかる処理指示語WGにおいては、棒グラ
フ表示を特定するために、事象名Tを例えば「G」から
始めるとともに、データ表示座標として、始点Xおよび
終点Yを指定するように構成する他は、上記した数値表
示用の処理指示語WNと略同様である。
【0028】
【表示制御装置の動作】次に、図6〜図8に示す流れ図
および図4と図9の説明図に従って、表示制御装置(10)
の動作、特に表示制御装置(10)とPLC(32)間における
データの受け渡し動作について更に詳細に説明する。
【0029】先ず図6のステップ(100)で電源スイッチ
をオンして表示制御装置(10)をスタートさせると、ステ
ップ(101)において、PLC(32)側と所定のデータ通信
が行われてシステム全体が自動運転されるオンライン状
態か、表示制御装置(10)のみを単独で作動させて作画処
理を行うオフライン状態であるかの選択が行われる。通
常はICカード(64)の内容は使用開始時に初期化されて
おり、組み込みシステムとしての専用のデータは事象デ
ータ用メモリ(84)およびグラフィック用メモリ(86)のど
ちらにも設定されていないので、図7に示すステップ(1
10)の作画処理モードに移って必要なデータの設定処理
が行われる。
【0030】図7のステップ(110)で作画処理モードに
入ると、ステップ(111)でグラフィック用メモリ(86)に
格納する画像データの作成中か、事象データ用メモリ(8
4)に格納する事象データの作成中かが判断される。
【0031】ステップ(112)で行われるグラフィック処
理は、一般的なCADあるいは作図プログラムにおける
処理動作と略同様な作図動作を可能とするものであっ
て、例えば図4(a)に例示する様な、表およびグラフ
形式の表示枠、あるいはそれに付随して固定的に書き込
まれる項目名などからなるベース画面(28)を、例えばフ
ァイル番号F1として特定しながらグラフィック用メモ
リ(86)内に格納する。
【0032】必要とするベース画面(28)の作成が全て終
了すると、事象データの登録作業に入る。かかる作業は
対話形式で行われ、入力されるデータの内容を表示制御
装置(10)側が判断しながら必要なデータの入力を促すも
のであって、処理対象となるベース画面(28)を開いた状
態において、図7のステップ(113)で実行させる事象名
の入力操作をしたあと、その入力された事象名の頭文字
から、ステップ(114)において実行すべき事象の内容が
判断される。
【0033】例えば、ステップ(114)の判定において事
象名Tの最初の符号が「N」または「G」であると、ワ
ードデータを具体的な数字または棒グラフの長さとして
表示するための処理指示語WNまたはWGであることが
判断できる。そこで、ステップ(115)に移って表示座標
Xを、ステップ(116)で表示データのPLC(32)側アド
レスAを、ステップ(117)でデータの表示形式Sを、ス
テップ(118)でデータ長Lを各々設定することにより、
1組み分の参照情報dの設定が終了する。
【0034】かかる参照情報dの設定内容を確定させる
と、ステップ(119)で事象データ用メモリ(84)へ確定内
容が記憶されたあと、ステップ(120)に移って必要とす
る全ての事象についての処理指示語Wの登録が行われた
か否かの判定が行われ、「NO」であればステップ(11
3)の事象名入力に戻って次の処理指示語Wの登録作業に
戻るが、「YES」であれば、ステップ(121)に移って
終了する。
【0035】例えば、図4(a)における表中の5つの
項目「A〜E」に対して、図4(b)の様に事象名「N
1〜N5」により特定し、PLC(32)のメモリユニット
(48)上のアドレスが、図9(a)で例示する様に100
〜102番地および108〜109番地に格納された
「a〜e」の5つのワードデータの絶対値による表示を
行わせる一方、グラフ軸の項目名「A〜E」に対して、
事象名が「G1〜G5」で且つ「N1〜N5」と同一の
データ「a〜e」を使用した、全体が100%の百分率
表示を行なわせる場合を仮定すると、事象名「N1〜G
5」で特定される少なくとも10個の処理指示語Wが、
例えば設定された順番に事象データ用メモリ(84)に記憶
されることになる。
【0036】次に、図6のステップ(101)でオンライン
モードであることが判断されると、ステップ(102)でベ
ース画面(28)の切り換え操作が行われたか否かを判定
し、「YES」であれば図8のステップ(130)から始ま
るデータの整理処理が行われる。
【0037】かかる処理は、処理指示語Wの参照情報d
中に備えたデータ格納アドレスAの整理を行うものであ
って、ステップ(131)において、次に表示処理するベー
ス画面(28)に使用する処理指示語Wからデータ格納アド
レスAを抽出したあと、ステップ(132)で抽出したアド
レスのソートを行い、ステップ(133)で連続するアドレ
スAを探し、ステップ(134)で作業用メモリ(82)にその
アドレスの並び情報を一時記憶したする。
【0038】すなわち本実施例にあっては、100番地
から3番地分と、108番地から2番地分の連続がある
ので、例えば読み出しの開始番地と連続番地数とからな
る情報を、図9(a)の様に「並び情報m」として記憶
するのである。しかるのち、図8のステップ(135)から
図6に戻り、表示制御装置(10)からPLC(32)内のデー
タを読み出すステップ(103)のデータ通信処理工程に移
る。
【0039】通信処理工程は、上記したデータ整理工程
で抽出したデータの並び情報mを利用し、処理指示語W
で引用されているPLC(32)側の状態情報MDを表示制
御装置(10)側に取り出すものであって、通信コントロー
ラ(94)および計算機リンクユニット(50)を通じてPLC
(32)のメモリユニット(48)に直接アクセスし、アドレス
指定された状態情報MDを表示制御装置(10)側の作業用
メモリ(82)内に展開する。
【0040】すなわち本実施例にあっては、図9(b)
の様に、表示制御装置(10)側からPLC(32)側に対し、
アドレス並び情報mを利用して100番地から3番地分
のデータ要求を出すと、PLC(32)側からは該当の番地
のデータ「a〜c」がまとめて応答され、更に108番
地から2番地分というように、アドレスが連続するデー
タを1つのブロックとしてまとめて取り出し、作業用メ
モリ(82)にMD’として格納することにより、通信処理
に要するデータの受け渡し回数を最小限に抑制する。
【0041】上記した通信処理動作と並列的に、あるい
は必要とする一連のデータを全て取り出し終了後、ステ
ップ(104)における各事象の表示処理が行われ、図4
(b)で例示する、PLC(32)側のデータ変化に即応し
た表示動作を行うのである。
【0042】なお、上記したアドレス並び情報の取り出
しは、ベース画面(28)の切り換え毎に個別に実施するほ
か、電源オン時に全てのベース画面についてまとめて実
施したり、事象データの設定登録時に、固定されたデー
タとして記憶させることも可能である。また、並び情報
mの取り出し方法も、上記した方法に限定されることが
ないことは勿論である。
【0043】また、アドレス並び情報mとして取り出す
データは、取り出すべきデータ数やメモリの記憶容量な
どに応じて適宜変更できるものであって、重要度あるい
はブロックの大きいものを優先し、予め設定した数以下
に限定して記憶させることもできる。更に、処理指示語
W中で引用されるアドレス以外の、例えばシステムデー
タエリアのアドレス情報も同時に整理して記憶し、ブロ
ック転送させてもよい。
【0044】またアドレスの連続状態は、全体の長さに
比して欠落部分が短ければ、実質的に連続するブロック
として転送処理してもよい。逆にブロック長が長けれ
ば、1つのブロックを複数に分割することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す説明図である。
【図2】本発明をPLCの制御および表示に使用する一
例を示すブロック図である。
【図3】外観形状の概略的な構成を示す、一部を破断し
た斜視図である。
【図4】画面構成の一例を示す説明図であって、(a)
はベース画面を、(b)はベース画面上におけるデータ
の表示状態を各々示す。
【図5】処理指示語の具体的な構成を例示する説明図で
あって、(a)は基本的な構成、(b)は数値表示用の
構成、(c)は棒グラフ表示用の構成を各々示す。
【図6】全体的な動作手順を示す流れ図である。
【図7】作画処理の動作手順を説明する流れ図である。
【図8】データ整理処理の手順を説明する流れ図であ
る。
【図9】PLCとの間におけるデータの受け渡し状態を
概略的に示す説明図であって、(a)は各メモリ間の関
係を、(b)は通信ライン上におけるデータの関係を各
々示す。
【符号の説明】
(10) 表示制御装置 (12) 外部装置 (14) 通信ライン (16) 記憶手段 (18) 状態データ格納手段 (20) 表示手段 (22) 事象データ格納手段 (24) アドレスデータ格納手段 (26) システム制御手段 (28) ベース画面 (30) グラフィックデータ格納手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部装置(12)とシリアル形式の通信ライン
    (14)を介して接続され、該通信ライン(14)を通じて外部
    装置(12)の記憶手段(16)から状態データ格納手段(18)に
    読み込まれる状態情報MDに対応した表示手段(20)にお
    ける表示動作を可能とする表示制御装置であって、 外部装置(12)側における状態情報MDの格納位置を特定
    するアドレス情報を含む複数の情報から1組の処理指示
    語Wを構成し、制御すべき一連の動作内容に対応して処
    理指示語Wを複数組格納した事象データ格納手段(22)
    と、 上記したアドレス情報に関する情報を格納するアドレス
    データ格納手段(24)と、 上記した事象データ格納手段(22)に格納された処理指示
    語Wを解読し、解読内容に対応した制御動作を行うシス
    テム制御手段(26)とを備え、 上記したアドレスデータ格納手段(24)には、表示手段(2
    0)において選択表示される各ベース画面毎に使用される
    処理指示語Wのアドレス情報からアドレスの並び状態を
    特定する情報を抽出して格納可能とする一方、 システム制御手段(26)では、外部装置(12)から状態情報
    MDの読み出し時に、前記したアドレスの並び情報を利
    用して、アドレスが実質的に連続するブロック単位のデ
    ータ読み出しを行うことを特徴とする表示制御装置。
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US7180521B2 (en) 2002-11-15 2007-02-20 Pioneer Corporation Method and device for accessing frame memory within display panel driver

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