JP2965410B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JP2965410B2
JP2965410B2 JP3318385A JP31838591A JP2965410B2 JP 2965410 B2 JP2965410 B2 JP 2965410B2 JP 3318385 A JP3318385 A JP 3318385A JP 31838591 A JP31838591 A JP 31838591A JP 2965410 B2 JP2965410 B2 JP 2965410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラズマ、ELある
いは液晶などの各種表示画面上における任意の座標位置
に、汎用コンピュータやプログラマブルコントローラ
(以下「PLC」という)などの外部装置から入力され
たデータに基づいて図形、グラフ、数字、文字などから
構成される画像を表示するための装置であって、特にタ
ッチパネルの様なデータ入力手段を配設し、外部装置側
に向けて入力データを送出可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】現在のFA業界においては小量多品種生
産が主流となってきており、この種の表示制御装置に対
しても、例えば製造ライン監視用などの表示機能ばかり
でなく、1日単位の生産数の様なきめ細かいデータ設定
入力に関する機能の充実が要望されている。
【0003】かかる要望に対し、データ入力専用の処理
指示語とデータ表示専用の処理指示語に加え、更新対象
データの指定および外部装置に対するデータの書込専用
の処理指示語を備え、外部装置側からの直接的な指示に
基づいて設定入力すべきデータ項目を順次に変更しなが
ら、データの設定更新を行う方法が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記した
方法にあっては、外部装置側におけるデータ処理の負担
が大きいとともに、機能が必要以上に分割されているた
め、設定すべき情報数が多くなって初期設定が手間であ
るとともに設定間違いも多くなるなど、不都合も多い。
【0005】本発明は上記した要望に対応してなされた
ものであって、外部装置側の負担および初期設定の手間
を必要最小限に抑制しながら、外部装置側のデータを的
確に更新処理できる表示制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために構成された表示制御装置(10)は、図1にその基本
的な構成を概略的に示す如く、外部装置(12)と通信ライ
ン(14)を介して接続され、該通信ライン(14)を通じて状
態データ格納手段(22)との間で送受される外部装置(12)
の状態情報MDに対応した表示手段(18)における表示動
作を可能とするものである。
【0007】本発明にあっては更に、スイッチ操作に対
応した任意データの入力を可能とする入力手段(20)と、
実行すべき動作内容を特定する複数の情報から1組の処
理指示語Wを構成し、制御すべき一連の動作内容に対応
して該処理指示語Wを複数組格納した事象データ格納手
段(24)と、該事象データ格納手段(24)に格納された処理
指示語Wを解読し、解読内容に対応した制御動作を行う
システム制御手段(26)とを備えている。
【0008】更に上記した事象データ格納手段(24)中に
は、表示手段(18)で表示されるべきデータの外部装置(1
2)側におけるアドレスを特定する表示データ情報(30)
と、データが更新対象であるか否かを特定する更新対象
情報(32)とを含んだ処理指示語WKを、表示すべきデー
タの数に対応して備える一方、システム制御手段(26)で
は、各処理指示語WK中で特定されるデータを表示手段
(18)上の所定箇所に表示するとともに、更新対象情報(3
2)に基づいて更新対象となっている1つの表示データを
入力手段(20)によるデータ設定の対象とし、入力手段(2
0)によるデータの設定処理が確定すると、確定した設定
データを表示データ情報(30)で特定される外部装置(12)
側の該当のアドレスに送出するとともに、更新対象の表
示データを変更処理する様に構成している。
【0009】
【作用】上記した構成により、常時は外部装置(12)側の
状態情報MDが表示制御装置(10)の状態データ格納手段
(22)にMD’として読み込まれ、処理指示語WKにより
グラフィックデータ格納手段(16)中のデータを参照しな
がら、表示手段(18)上において外部装置(12)側の現在値
に対応した表示動作を行っている。ここで、処理指示語
WKによる処理対象となっているデータを「A・B・
C」とし、その内のデータ「AおよびB」についてのみ
更新の指示情報が「ON」されて更新対象となっている
場合、更新対象情報(32)に基づいてデータ「A」を検索
し、更新値として入力手段(20)によるデータの設定対象
とする。
【0010】次に、入力手段(20)によるデータの設定動
作が確定すると、外部装置(12)側の該当のアドレスに対
して書き込み処理が行われる。それと同時に、次の更新
対象となっているデータである「B」を更新値とし、上
記したデータの設定更新処理を繰り返すのである。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記の様に、更新データの表示
手段(18)に対する表示および外部装置(12)に向けた送出
を行う処理指示語WKを備えるとともに、各処理指示語
WK中に、更新対象を特定する更新対象情報(32)を備
え、該情報(32)に基づいて設定項目を自動的に変更させ
る様に構成することにより、外部装置(12)側で必要とす
る処理は更新対象を特定するだけとなり、外部装置(12)
におけるデータ処理の負担が減少される。更に、更新項
目の表示手段(18)上への設定および更新データの外部装
置(12)側への送出を1つの処理指示語WKで実行させる
様に構成することにより、データの表示位置と入力位置
が同時に設定され、処理指示語Wの設定に伴う手間が大
幅に減少できるなど、多くの利点を有する。
【0012】
【実施例】以下、本発明にかかる表示制御装置の構成お
よび動作について更に詳細に説明する。なお、本実施例
は本発明を説明するためのものであって、特許請求の範
囲に記載の発明を限定し、あるいは範囲を減縮する様に
解すべきでない。また、本発明の表示制御装置(10)を、
図2および図3で示す様に、ターゲットシステム(40)の
シーケンス制御専用に特化して構成されたPLC(34)に
接続して表示および制御を行う例を示すがこれに限ら
ず、パーソナルコンピュータなど、汎用あるいは専用を
問わずデータの入出力機能を有する各種の外部装置(12)
に対して表示および制御動作を行わせることは、略同様
な構成により可能である。
【0013】
【PLCの回路構成】本発明にかかる表示制御装置(10)
が接続されるPLC(34)は、図2にその概略的な構成を
例示する如く、必要とする個別の機能毎に回路がユニッ
ト化され、各ユニットを必要に応じてバスライン(36)を
介して適宜追加可能に並列接続することにより、PLC
(34)全体として達成される機能を増減可能とする従来と
略同様な構成のものである(例えば、オムロン社製の製
品番号「C2000H」)。
【0014】この実施例にあっては、PLC(34)全体を
制御するCPUユニット(38)と、ターゲットシステム(4
0)から送られる検知信号(42)の直接的な取り込みを可能
とする入力ユニット(44)と、ターゲットシステム(40)に
向けて所定の制御信号(46)の出力を可能とする出力ユニ
ット(48)と、各種データを保存するメモリユニット(50)
と、表示制御装置(10)との間で所定のデータ通信を可能
とする計算機リンクユニット(52)とを基本ユニットとし
て備え、CPUユニット(38)で常時入出力手段の変化状
態を監視しておき、新規データ入力等のデータ変化が認
められると、必要な演算処理を施したあとメモリユニッ
ト(50)上における該当のアドレスにアクセスして内容を
書き換え、あるいは出力ユニット(48)に向けてデータを
送出する様に構成している。
【0015】また、ターゲットシステム(40)に対して直
接入出力され、あるいはその制御などに用いる状態情報
MDに関するデータの格納場所が、制御あるいは表示す
べきターゲットシステム(40)上に備えたレベル計やリミ
ットスイッチの様な受動部品、リレーやモータの様な能
動部品、あるいはカウンタや印字器の様なデータ設定部
品毎にメモリユニット(50)上に確保され、入出力される
データが数値の様なワードデータに対してはワードデバ
イスが、オンオフ情報の様なビットデータに対してはビ
ットデバイスがアドレス指定により格納場所を特定可能
にメモリユニット(50)内に設定されている。従って、P
LC(34)の内外部からメモリユニット(50)内における任
意のワードデバイスあるいはビットデバイスに対してア
クセスするだけで、ターゲットシステム(40)の対応位置
を制御し或いはその動作状態に関する情報が個別に取り
出せる様にしている。
【0016】
【表示制御装置の回路構成】表示制御装置(10)は、前記
したPLC(34)とともにターゲットシステム(40)の操作
卓などに一体に組み込み、あるいはそれ自身が独立して
配備され、ターゲットシステム(40)に対する操作および
表示盤として使用されるものであって、図3に示す様
に、本体ケース(54)の正面中央位置に大きく設けた開口
(56)を閉じる様にCRT、EL、プラズマあるいは液晶
などの各種表示手段から選択されるディスプレイ(58)を
配置する一方、該ディスプレイ(58)の下方位置に、キー
ボード(60)のプラグ(62)を着脱自在に取り付けるソケッ
ト(64)と、ICカード(66)に対するデータの入出力動作
を行うためのリーダ/ライタ用のソケット(68)とが配置
されている。かかる両ソケット(64)(68)の開口は、後記
する装置の運転時には、必要なICカード(66)がソケッ
ト(68)内に挿入され且つキーボード(60)が取り外された
状態で閉止され、キーボード(60)による不要なアクセス
を防止するとともに、本体ケース(54)の内部に対する防
塵・防滴が図られている。
【0017】本体ケース(54)の内部には図2に示す表示
制御回路(70)を収納する一方、上記したディスプレイ(5
8)の前面を従来と略同様な透明のタッチパネル(72)によ
り密着状態で覆い、該タッチパネル(72)を介してシステ
ム全体としての運転時における手動操作を可能とする。
更に、表示制御回路(70)とPLC(34)との間を所定の通
信ライン(14)で接続することにより、両者間におけるの
データ伝達を可能としている。
【0018】表示制御回路(70)の基本的な構成は一般的
なパーソナルコンピュータと略同一であって、図2に示
す如く、バスライン(74)を介してCPU(76)、各種メモ
リ(78)(80)(82)(84)、あるいはグラフィックコントロー
ラ(86)が接続され、メモリ(78)内に格納されたシステム
プログラムに従ってCPU(76)が所定の演算動作を行う
一方、I/Oコントローラ(88)を介してキーボード(60)
からデータ入力を可能とするとともに、作業用メモリ(8
0)に適宜格納される演算結果は、グラフィック用メモリ
(84)内に予め格納されている画像データを用いてグラフ
ィックコントローラ(86)によりビデオRAM(90)上へ展
開され、該ビデオRAM(90)内への書き込み内容に対応
した表示をディスプレイ(58)で行う。
【0019】更に、接続されるPLC(34)の回路構成に
特化したアルゴリズムで動作する通信用プログラムで作
動する通信コントローラ(92)を介し、上記したPLC(3
4)側の計算機リンクユニット(52)とRS−232Cの様
な所定規格のシリアル通信ライン(14)で接続され、デー
タの受け渡しを行う。
【0020】本発明を実施する表示制御回路(70)にあっ
ては、上記した構成に加えて、タッチパネルコントロー
ラ(94)を介してタッチパネル(72)によるデータの入力動
作を可能とするとともに、ICカード(66)上にその一部
あるいは全部を構成した事象データ用メモリ(82)および
グラフィック用メモリ(84)により、後記する表示および
制御動作を可能とする。
【0021】タッチパネル(72)は、図3において例示す
る如く、その操作面が縦10、横16に電気的に分割さ
れ、各分割領域に対応した(0,0)〜(15,9)の
物理アドレスがタッチパネル(72)に対する押圧操作連動
してタッチパネルコントローラ(94)に向けて出力され
る。該タッチパネルコントローラ(94)からは更に、ディ
スプレイ(58)における表示画面の座標位置に対応した座
標アドレスが取り出され、CPU(76)により所定のデー
タ処理がなされる。
【0022】
【処理指示語の構成】本発明を実施する表示制御装置(1
0)にあっては、図4(a)に示す様な表示内容に変更を
要しないベース画面(96)、あるいはそのベース画面(96)
上で切り換え表示される図4(b)で例示する図形(98)
の様なグラフィックデータを、必要とする表示単位毎に
1つのファイル番号を指定してグラフィック用メモリ(8
4)中に格納しておく。
【0023】一方、PLC(34)のメモリユニット(50)内
に構成されたビットまたはワードデバイスが示す状態情
報MDのうち、必要なものを適宜時期に表示制御装置(1
0)側の作業用メモリ(80)上に互いに関連づけながら図5
の様にMD’として読み込み展開する一方、事象データ
用メモリ(82)に予め格納しておいた図6で例示する様な
処理指示語Wを微小時間毎に間欠的に読み出し、各処理
指示語Wの事象名で特定される内容の動作を、作業用メ
モリ(80)に読み出した状態情報MD’を参照しながら実
行することにより、PLC(34)側のビットデバイスある
いはワードデバイスの内容変化に即応して変化する制御
動作が行われる。
【0024】すなわち処理指示語Wの基本的な構成は、
実行すべき動作内容を特定する事象名TNと、各実行事
象毎に参照される1又は複数の参照情報dとを1組とし
て備えたものであって、実行されるべき事象数に対応し
た数の処理指示語Wが事象データ用メモリ(82)上に格納
される。
【0025】例えば図6(a)に示す処理指示語WK
(以下、「Kタグ」という。)は、グラフィック用メモ
リ(84)に予めファイル番号F1として格納しておいた図
4(a)の様なベース画面(96)上の表中の指定欄に対
し、図4(c)の様にデータ(97)を更新可能に表示する
ものであって、該当の制御動作を特定する例えば「K」
から始まる事象名TN、ベース画面(96)のファイル番号
F1、処理対象となるデータがPLC(34)側のどのワー
ドデバイスに格納されているかを特定するアドレスA
1、該当の処理データがPLC(34)側でバイナリ、BC
Dあるいは文字列など、どの様に取り扱われているかを
示すデータ形式M1、ベース画面(96)上でのデータ(97)
の表示座標X1、データの表示色や点滅反転の様なベー
ス画面(96)上での表示態様を指定する表示属性M2、デ
ータが更新対象であるか否かを示すビットデバイスのア
ドレスA2とから構成される。
【0026】一方、図6(b)に示す処理指示語Wk
(以下、「kタグ」という。)は、使用するベース画面
(96)を限定することなく、タッチパネル(72)の押圧操作
と連動して、押圧位置に対応したデータコードを作業用
メモリ(80)の所定アドレスに設定するものであって、デ
ータ入力操作を特定する例えば「k」から始まる事象名
TN、タッチパネル(72)からの入力操作を有効とするデ
ィスプレイ(58)上の入力座標範囲X2、タッチパネル(7
2)の操作と連動して生成されるデータコードDとから構
成される。
【0027】上記した処理指示語Wkはそれ単独での使
用も必ずしも不可能ではないが、本実施例にあっては、
図4(b)に例示するキーボード状の図形(98)を、従来
と略同様な図形の表示専用の処理指示語W(図示せず)
を用い、図4(c)で例示する如く任意のベース画面(9
6)上に表示可能とする一方、この図形(98)上に設定され
た17個のキー「0〜9、A〜FおよびENT」に対し
て1つずつ処理指示語Wkを割り当てることにより、キ
ー位置の押圧操作と連動して、キートップに表示した記
号に対応するデータコードが生成される様にしている。
【0028】更に、上記した表示およびデータ入力用の
処理指示語Wを1組の画像ブロックGBとし、この画像
ブロックGBを異なったキー内容を有する複数種類のキ
ーボード図形(98)について個別に設定したあと、事象デ
ータ用メモリ(82)にデータ入力用の汎用的なツールとし
て予め格納配備している。したがって、入力させるべき
データ内容に対応したキーボード図形(98)を有する画像
ブロックGBをベース画面(96)上に選択表示させること
により、設定項目に即応したデータがタッチパネル(72)
上での押圧位置の選択のみで入力される。
【0029】
【表示制御装置の動作】次に、図7〜図10に示す流れ
図および図4〜図6の説明図に従って、表示制御装置(1
0)の動作、特にタッチパネル(72)を用い、PLC(34)に
対して任意のデータを書き込む方法について説明する。
先ず図7のステップ(200)で電源スイッチをオンして表
示制御装置(10)をスタートさせると、ステップ(201)に
おいて、PLC(34)側と所定のデータ通信が行われてシ
ステム全体が自動運転されるオンライン状態か、表示制
御装置(10)のみを作動させて作画処理を行うオフライン
状態であるかの選択が行われる。通常はICカード(66)
の内容は使用開始時に初期化されており、組み込みシス
テムとしての専用のデータは事象データ用メモリ(82)お
よびグラフィック用メモリ(84)のどちらにも設定されて
いないので、図8に示すステップ(210)の作画処理モー
ドに移って必要なデータの設定処理が行われる。
【0030】図8のステップ(210)で作画処理モードに
入ると、ステップ(211)でグラフィック用メモリ(84)に
格納する画像データの作成中か、事象データ用メモリ(8
2)に格納する事象データの作成中かが判断される。ステ
ップ(212)において行われるグラフィック処理は、一般
的なCADあるいは作図プログラムにおける処理動作と
略同様な作図動作を可能とするものであって、例えば図
4(a)に例示する様な入力項目とデータとの関係を示
す表形式のベース画面(96)と、該ベース画面(96)上にあ
って、キー操作によるデータ入力を可能とする図4
(b)で示すキーボード形状の可動図形(98)とを、ファ
イル番号F1、F2でそれぞれを互いに特定しながらグ
ラフィック用メモリ(84)内に格納する。
【0031】必要とするベース画面(96)あるいは図形(9
8)の作成が全て終了すると、事象データの登録作業に入
る。かかる作業は対話形式で行われ、入力されるデータ
の内容を表示制御装置(10)側が判断しながら必要なデー
タの入力を促すものであって、処理対象となるベース画
面(96)を開いた状態において、ステップ(213)で実行さ
せる事象名TNの入力をしたあと、その入力された事象
名の頭文字から、ステップ(214)において実行すべき事
象の内容が判断される。
【0032】例えば、事象名TNの最初の符号が「K」
であると、PLC(34)側に対して任意のデータを設定す
るための処理指示語Wであることが判断できるので、ス
テップ(215)から始まる参照情報dの設定工程に入る。
【0033】先ずステップ(215)において、事象名TN
が書き込まれたベース画面(96)上での位置X1から、表
中に表示されるべきデータ(97)のベース画面(96)上での
座標位置が取り込み設定される。更にステップ(216)
で、該当位置に表示されるデータ(97)のPLC(34)側に
おける格納アドレスA1を設定したあと、そのデータ(9
7)がPLC(34)側でどの様な形式で取り扱われているか
のデータ形式M1を設定(ステップ(217))し、更にス
テップ(218)でデータ表示色などの表示属性M2の設定
が促される。そして最後にステップ(219)で、指定され
たデータが更新対象か否かを示すための指示情報(99)が
設定されているビットデバイスのアドレスA2が設定さ
れたあと、事象データ用メモリ(82)への格納が行われる
(ステップ(220))。
【0034】更に、ステップ(221)において必要とする
全ての事象についての処理指示語Wの登録が行われたか
否かの判定が行われ、「NO」であればステップ(213)
の事象名入力に戻って次の処理指示語Wにおける必要な
参照情報dの設定工程ステップ(222))に戻るが、「Y
ES」であれば、ステップ(223)に移って終了する。
【0035】次に、図7のステップ(201)でオンライン
モードであることが判断されると、ステップ(202)のデ
ータ通信処理が行われる。かかる通信処理は、事象デー
タ用メモリ(82)内に設定されている処理指示語Wで引用
されているPLC(34)側の状態情報MDを表示制御装置
(10)側に取り出すものであって、事象データ用メモリ(8
2)に格納されている処理指示語W中、現在表示されてい
るベース画面F1に関係する処理指示語Wに含まれる参
照情報dから、PLC(34)のワードデバイスおよびビッ
トデバイスのアドレスを抜き出し、通信コントローラ(9
2)および計算機リンクユニット(52)を通じてPLC(34)
のメモリユニット(50)に直接アクセスし、アドレス指定
された状態情報MDを作業用メモリ(80)内にMD’とし
て展開する。
【0036】かかる通信処理動作と並列的に、ステップ
(203)における各事象の表示処理が行われ、事象データ
用メモリ(82)中に格納された処理指示語W中、通信処理
によって作業メモリ(80)上に取り出された状態情報M
D’に基づいた通常の表示動作をする一方、図9のステ
ップ(230)から始まるKタグに関係するデータ処理を行
う。
【0037】先ずステップ(231)で、何れかのデータを
更新処理するための「データ設定モード」に入っている
か否かが判定され、「NO」であれば、Kタグ中のデー
タ格納アドレスA1を順次に読み出し、データ表示属性
M2およびデータ形式M1に従ってベース画面(96)上に
おける該当の座標に、PLC(34)側の現在値をそのまま
表示する(ステップ(232))。更に、ステップ(233)で指
示情報(99)がONされているKタグを、例えばアドレス
の小さいものから順次検索し、ステップ(234)で該当す
るKタグが存在しなければステップ(235)に移って終了
するが、Kタグが存在するとステップ(236)においてP
LC(34)から作業用メモリ(80)内に送られた現在値(97)
を更新値(100)として記憶し、ステップ(237)で例えば更
新値(100)を反転表示して更新処理中であることを表示
したあと終了する。
【0038】上記したKタグを利用した「データ設定モ
ード」への移行処理が終了すると、図7のステップ(20
4)において、タッチパネル(72)が操作されたか否かが判
断され、操作されていない場合はステップ(201)に戻っ
て上記した操作を繰り返すが、タッチパネル(72)の操作
が判断されると、図10のステップ(250)に移ってkタ
グに関するデータ処理を行う。
【0039】ステップ(251)で、表示中の画像ブロック
GBに含まれるkタグ中に、該当のkタグが存在するか
否かが判定され、存在しない場合はステップ(252)に移
って終了する。逆にkタグの存在が認められると、ステ
ップ(253)で画像ブロックの切り換えを指示するkタグ
か否かが判定され、「YES」であればステップ(254)
でベース画面(96)に表示処理される画像ブロックGBの
変更処理を行う。
【0040】ステップ(253)の判定が「NO」であれ
ば、更にステップ(255)において、図9のステップ(236)
(237)による「データ設定モード」に入っているか否か
が判断され、データの設定処理中でなければそのまま終
了するが、設定中であれば操作されたキーに対応したキ
ーコードを更新値(100)として作業用メモリ(80)にセッ
トする(ステップ(256))。
【0041】一方、上記した図9のステップ(231)でデ
ータの設定中であると判断されると、ステップ(238)お
よび(239)で、kタグによって設定された更新値(100)と
その他のKタグについて通常の表示処理を行う。更にス
テップ(240)における判定で、未だデータの設定中であ
ることが判断されると終了するが、例えば「ENT」キ
ーを押すなどして1つのデータにおける設定処理が終了
したことが判断されると、ステップ(241)に移り、デー
タ形式に従って更新値(100)をPLC(34)側で取り扱い
やすい形式にデータ変換したあと、ステップ(242)でP
LC(34)側にデータ送出を行い、該当のKタグで特定さ
れたアドレスA1に対して書き込み処理を行うことによ
り、1つ分のデータ更新処理が終了する。
【0042】更に、図9のステップ(234)で指示情報が
ONに設定されている次のKタグを検索し、上記と同様
なデータ処理を行うことにより、1つのベース画面(96)
上にKタグによって設定されたデータ中、指示情報がO
Nに設定されているデータが自動的に順次更新対象とな
り、一連のデータ更新処理が終了するのである。
【0043】なお、処理指示語WKにより更新対象とさ
れるデータは数値データに限らず、製品番号や製品名な
ど、適宜変更して実施できる。またデータの入力方法
も、画像ブロックGBを利用したタッチパネル(72)から
の入力ばかりでなく、キーボード(60)による直接的な入
力も可能である。更に、更新対象を特定する指示情報(9
9)を、外部装置(12)側で設定変更するのに代えて、表示
制御装置(10)側からアドレス指定してデータを書き換え
可能とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す説明図である。
【図2】本発明をPLCの制御および表示に使用する一
例を示すブロック図である。
【図3】外観形状の概略的な構成を示す斜視図である。
【図4】画面構成の一例を示す説明図であって、(a)
はベース画面を、(b)はベース画面に表示される可変
図形を、(c)は両者の合成画面を各々示す。
【図5】本発明の動作の概略を示す説明図である。
【図6】本発明で特に使用する処理指示語の構成を示す
説明図であって、(a)はKタグの構成、(b)はkタ
グの構成を各々示す。
【図7】全体的な動作手順を示す流れ図である。
【図8】作画処理の動作手順を説明する流れ図である。
【図9】Kタグに関係するデータ処理における動作手順
を説明する流れ図である。
【図10】kタグに関係するデータ処理における動作手
順を説明する流れ図である。
【符号の説明】
MD 状態情報 W 処理指示語 (12) 外部装置 (14) 通信ライン (16) グラフィックデータ格納手段 (18) 表示手段 (20) 入力手段 (22) 状態データ格納手段 (24) 事象データ格納手段 (26) システム制御手段 (28) 事象内容情報 (30) 表示データ情報 (32) 更新対象情報 (72) タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 5/00 - 5/36 G06F 3/00 - 3/153

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置(12)と通信ライン(14)を介して
    接続され、該通信ライン(14)を通じて状態データ格納手
    段(22)との間で送受される外部装置(12)の状態情報MD
    に対応した表示手段(18)における表示動作を可能とする
    表示制御装置であって、 スイッチ操作に対応した任意データの入力を可能とする
    入力手段(20)と、 実行すべき動作内容を特定する複数の情報から1組の処
    理指示語Wを構成し、制御すべき一連の動作内容に対応
    して該処理指示語Wを複数組格納した事象データ格納手
    段(24)と、 該事象データ格納手段(24)に格納された処理指示語Wを
    解読し、解読内容に対応した制御動作を行うシステム制
    御手段(26)とを備え、 更に上記した事象データ格納手段(24)中に、表示手段(1
    8)で表示されるべきデータの外部装置(12)側における
    ドレスを特定する表示データ情報(30)と、データが更新
    対象であるか否かを特定する更新対象情報(32)とを含ん
    だ処理指示語WKを、表示すべきデータの数に対応して
    備える一方、 システム制御手段(26)では、各処理指示語WK中で特定
    されるデータを表示手段(18)上の所定箇所に表示すると
    ともに、更新対象情報(32)に基づいて更新対象となって
    いる1つの表示データを入力手段(20)によるデータ設定
    の対象とし、入力手段(20)によるデータの設定処理が確
    定すると、確定した設定データを表示データ情報(30)で
    特定される外部装置(12)側の該当のアドレスに送出する
    とともに、更新対象の表示データを変更処理することを
    特徴とする表示制御装置。
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