JPH11327616A - プログラム式表示装置用の表示画面作成方法 - Google Patents

プログラム式表示装置用の表示画面作成方法

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JPH11327616A
JPH11327616A JP13882298A JP13882298A JPH11327616A JP H11327616 A JPH11327616 A JP H11327616A JP 13882298 A JP13882298 A JP 13882298A JP 13882298 A JP13882298 A JP 13882298A JP H11327616 A JPH11327616 A JP H11327616A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLCのような外部装置9のデータ変化に対
応した表示動作を可能とするプログラム式の表示装置1
4で使用する表示画面の作成方法において、アドレスの
設定間違いを可及的に減少させるとともに、プログラム
の可読性を増すためのコメントの重複した入力を不要と
する。 【解決手段】 ターゲットシステム12の制御をさせる
ために外部装置9側でプログラム作成時に各アドレスに
設定したコメントを一覧状態で取り出し、表示画面の作
成時にそのコメントを参照してアドレスを選択可能とす
るとともに、選択されたコメントをそのまま利用するか
否かを更に選択可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プルグラマブル
・ロジック・コントローラ(以下、「PLC」と略
す。)のような外部装置と接続され、その外部装置にお
けるデータ処理状態を表示するプログラム式の表示装置
に使用する表示画面の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常この種の表示装置は、PLC側で使
用されているアドレスを参照しながらそのアドレスで規
定されるデータ変化に対応した表示動作を行うものであ
るため、その表示画面の設計時においては、アドレスを
選定する動作が必須となる。そこで従来は、PLC側で
使用されているアドレスをリストアップし、そのリスト
を参照しながらアドレス設定を行うのが一般的であっ
た。
【0003】一方、上記したアドレスは単なる数字ない
しは記号であるため、PLC側で使用するラダーをプロ
グラムする際に、各アドレスに対してアドレスが持つ意
味をコメントとして付すことによって、プログラムの可
読性を増すことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようにPLC側で使用される各アドレスに対してコメ
ントが付加されるようになったとしても、アドレスとコ
メントの対照表を利用して表示画面の設計をするには手
間がかかり、アドレスの指定間違いが依然として発生す
る問題があった。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であって、アドレスとコメントを1組としたデータを、
表示画面の設計時における各場面で積極的に利用するこ
とにより、アドレスの設定間違いを可及的に減少させる
とともに、コメント入力の手間を減少させた表示画面の
作成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる表示画面
の作成方法は、図1にその全体的な構成を概略的に示す
ごとく、PLCのような外部装置9と接続され、その外
部装置9のメモリ上に設定されたアドレスで特定される
任意のデータを読み書きするとともに、読み出したデー
タに対応した表示を可能とするプログラム式の表示装置
に適用するものである。
【0007】更に、上記した外部装置9側に設定した各
アドレス情報6に対応させてそのアドレス情報6を特定
するための説明情報7を設定可能とするとともに、アド
レス情報6と説明情報7とを1組とした状態で表示可能
とし、その説明情報7を表示画面作成情報として利用可
能としたことを特徴とする。
【0008】上記した各組のアドレス情報6と説明情報
7としては、外部装置9で使用するプログラムの作成時
に設定される同様のデータから抽出されたものが利用で
きる。また、既に作成された表示画面の情報から上記し
た説明情報7がアドレス情報6と共に抽出されて一覧表
示可能とし、その一覧表示した状態で内容編集が行われ
るとともに、更新した内容が既に作成した表示画面全体
に反映されるようにしてもよい。更にまた上記した説明
情報7が各アドレス情報6を一意的に特定可能とするも
のとし、重複した説明情報7が存在すると注意を促す表
示がなされるように構成することが可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明は上記の如く、アドレス情報6と
説明情報7とを1組としたデータ群を、表示画面の設計
時における各場面で積極的に利用可能としたので、アド
レスの設定間違いが可及的に減少されるとともに、コメ
ント入力の手間を逓減させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図2〜図4に示す
ごとく、外部装置として備えたPLC10を使用し、ベ
ルトコンベアー式の自動組付機の様なターゲットシステ
ム12をシーケンス制御可能とするとともに、そのPL
C10用の制御盤として使用するプログラム式の表示装
置14に実施した一例に基づいて説明するがこれに限ら
ず、表示装置14が接続される外部装置9として汎用の
パソコン装置や各種のパソコン応用装置を使用した場合
にあっても略同様に実施できる。
【0011】PLC10は図2に例示するごとく、CP
Uユニット16やメモリユニット18などの必要とする
個別の機能毎に回路がユニット化され、各ユニットを必
要に応じてバスラインを介して適宜追加することによ
り、PLC全体として達成される機能を増減可能とす
る、従来と略同様な構成のものである。
【0012】この実施例にあっては、PLC10の全体
を制御するCPUユニット16と、ターゲットシステム
12から送られる検知信号の直接的な取り込みを可能と
する入力ユニット20と、ターゲットシステム12に向
けて所定の制御信号の出力を可能とする出力ユニット2
2と、各種データを保存するメモリユニット18と、プ
ログラム式表示装置14との間で所定のデータ通信を可
能とする計算機リンクユニット24とを基本ユニットと
して備え、CPUユニット16で常時入出力手段の変化
状態を監視しておき、新規データ入力等のデータ変化が
認められると、必要な演算処理を施したあとメモリユニ
ット18上における該当のアドレスにアクセスして内容
を書き換え、あるいは出力ユニット22に向けてデータ
を送出する。
【0013】また、ターゲットシステム12に対して直
接入出力され、あるいはその制御などに用いる状態デー
タMDの格納場所が、制御あるいは表示すべきターゲッ
トシステム12上に備えたレベル計やリミットスイッチ
の様な受動部品、リレーやモータの様な能動部品、ある
いはカウンタや印字器の様なデータ設定部品毎にメモリ
ユニット18上に確保され、入出力されるデータが数値
の様なワードデータに対してはワードデバイスが、オン
オフ情報の様なビットデータに対してはビットデバイス
が、各PLCメーカーが予め規定する例えば「X000
0」のようなデバイス名ないしはアドレスを指定するこ
とによって格納場所を特定可能にメモリユニット18内
に設定されている。
【0014】従って、PLC10の内部または外部から
メモリユニット18内における任意のアドレスを特定し
てアクセスするだけで、ターゲットシステム12の対応
位置を制御し或いはその動作状態に関する情報が個別に
取り出せる。
【0015】プログラム式表示装置14は、PLC10
とともにターゲットシステム12の操作卓などに一体に
組み込み、あるいはそれ自身が独立して配備され、ター
ゲットシステム12に対する制御盤として使用される。
【0016】表示装置14の外観形状は、図3に例示す
る様に、略矩形状に構成した本体ケース26における正
面側に液晶表示デバイスをディスプレイ28として使用
した画面30を配置するとともに、その画面30に密着
させてタッチパネル32を配設する一方、本体ケース2
6の内部に表示制御回路34を収納している。
【0017】かかる構成により、画面30上にPLC1
0におけるターゲットシステム12の制御状態に対応し
た表示を行うと同時に、タッチパネル32を介した指先
によるデータ入力およびPLC10を介したターゲット
システム12側の間接的な制御を可能とする。
【0018】表示制御回路34の基本的な構成は汎用の
パソコン装置と略同様であって、バスライン36を介し
てCPU38、ROM40、RAM42をはじめとする
各種メモリ、あるいはグラフィックコントローラ44が
接続され、ROM40内に格納されたシステムプログラ
ムに従ってCPU38が所定の演算動作を行う一方、R
AM42に適宜格納される各種の演算結果は、グラフィ
ック用メモリ62内に予め格納された各種の表示用デー
タを用いてグラフィックコントローラ44によりビデオ
RAM46上へビットイメージとして展開され、ビデオ
RAM46内への書き込み内容に対応した内容の表示が
ディスプレイ28の画面30上で行われる。
【0019】更にまた、PLC10の回路構成に特化し
た専用のプロトコルで作動する通信コントローラ48を
介し、PLC10側の計算機リンクユニット24とシリ
アルあるいはパラレル状態の専用の通信ライン50を通
じて接続されている。
【0020】更に図4に例示する如く、PLC内部のメ
モリユニット18に設定された状態データ用メモリ52
とプログラム式表示装置14側のRAM42上に設定さ
れた状態データ用メモリ52aとの間で互いにデータの
受け渡しを可能とすることにより、PLC10とプログ
ラム式表示装置14とが最小限の時間遅れをもって、P
LC10側に設定されたビットデバイスあるいはワード
デバイスを含む略同一内容の状態データMD・MD’を
互いに保持する様にしている。
【0021】本発明は上記した構成の表示装置14にあ
って、その表示制御動作に使用する図4に例示するよう
な表示画面58の作成方法にその特徴を有する。なお表
示画面58の作成は、それ専用の装置を利用することも
可能であるし、プログラム式表示装置14のオフライン
時に表示画面作成用のソフトを利用して表示画面58の
作成動作をさせることができる。更にまた、以下では処
理指示語を用いて表示画面58を作成する例を示したが
これに限らず、汎用のプログラムを利用するなど、任意
の方法で表示画面の作成を行う場合にあっても略同様に
実施できることは勿論である。
【0022】ここでプログラム式表示装置14において
は、銘板の様な表示内容に変更を要しない静止図形5
4、あるいは形状変化や点滅あるいは色変化させるスイ
ッチ形状のような部品図形56をベース画面上に1また
は複数備えて構成された表示画面58を単位画面とす
る。更に、1台のプログラム式表示装置14内には複数
の単位画面からなる表示画面群をそのデータ処理用とし
て備えるとともに、各単位画面毎に異なったファイル番
号Fを指定することにより、単位画面を切り換えるだけ
で必要な操作内容を表示した表示画面58が得られるよ
うにしている。
【0023】更にまた、1つの単位画面が選択される
と、その選択された単位画面に関係する図5(a)で例
示する様な処理指示語Wが事象データ用メモリ60上に
予め格納されているので、その処理指示語Wを微小時間
毎に間欠的に読み出し、各処理指示語Wの事象名Nで特
定される内容の動作をPLC10側から表示装置14側
の状態データ用メモリ52a内に取り出された状態デー
タMD’を参照しながら順次に実行することにより、P
LC10側のビットデバイスあるいはワードデバイスの
内容変化に即応して部品図形56や表示データが変化す
る表示動作が表示画面58上で行われる。
【0024】すなわち処理指示語Wの基本的な構成は略
同一であって、表示制御動作を実行すべきベース画面の
ファイル番号Fと、そのベース画面上で実行すべき動作
内容を特定する事象名Nと、各実行事象毎に参照される
1又は複数のデータからなる参照情報rとを1組として
備えている。
【0025】例えば、図5(b)に示す処理指示語WT
は、タッチパネル32に対する押圧指示操作と連動し
て、状態データ用メモリ52内の所定アドレス位置に設
定したビットデバイスを反転可能とするものである。す
なわち、単位画面のファイル番号F1、タッチパネル3
2の操作を特定する例えば「T」から始まる事象名N
1、タッチパネル32からの入力操作を有効とする入力
座標範囲X・Y、タッチパネル32の押し操作と連動し
てデータを書き換えるべきアドレスAおよび、その処理
指示語の内容を説明するためのコメントB1とから構成
される。
【0026】更に図5(c)に示す処理指示語WLは、
上記したタッチパネル32の操作と連動して、ベース画
面上における対応位置に所定の図形を表示可能とするも
のである。すなわち、ベース画面のファイル番号F1、
部品図形56の表示を特定する例えば「L」から始まる
事象名N2、部品図形56の表示座標範囲X・Y、呼び
出す部品図形56を特定するファイル番号FL、部品図
形56を表示時に参照するアドレスAおよび、その処理
指示語の内容を説明するためのコメントB2とから構成
される。
【0027】そこで図4(a)の様に、座標範囲X・Y
と参照アドレスAとを共に一致させた2つの処理指示語
WL1・WT1を事象データ用メモリ60に設定してお
く。また、状態データ用メモリ52のアドレスAにおけ
るビットデバイスが「0」の場合、それをスイッチのオ
フ状態に予め対応させておくと、PLC10では制御す
べき実際のスイッチ接点に対してオフ動作を行う。それ
と同時に、スイッチのオフ状態に対応する部品図形56
のデータFLをグラフィック用メモリ62から読み出
し、該当するベース画面上の指定座標範囲X・Yに展開
して表示する。
【0028】ここでタッチパネル32におけるスイッチ
形状を有する部品図形56の表示場所を押すと、タッチ
パネル用の処理指示語WTを検索し、タッチパネル32
を介してなされた指示座標から該当の座標を含む範囲を
座標情報として有する処理指示語WTの有無を判定す
る。
【0029】例えば、座標範囲X・Yの内の一点が押さ
れた場合、上記の様にして構成された処理指示語WT1
に対応するので、図4(b)に示す如く、該当のアドレ
スAにおけるデータ値を「0」から「1」に反転し、P
LC10により該当のスイッチ接点をオンする制御をさ
せる。それと同時に、処理指示語WL1は参照アドレス
Aが「1」に変化したことを判断し、スイッチのオン状
態に対応する図形のデータFL’をグラフィック用メモ
リ62から読み出して該当の座標範囲X・Y上に表示す
ることにより、ベース画面上に表示されたスイッチ形状
の部品図形56も、オフ状態からオン状態へと変更され
るのである。
【0030】一方、PLC10における制御状態を常に
監視しておき、例えばタンクレベルや温度が上限値を超
える様な制御異常が発生した場合は勿論、通常の動作時
にあっても設定条件を満足したことをPLC10に接続
されたセンサが検知すると、その検知内容をメモリ上に
順次に履歴情報として記憶する。
【0031】ここで履歴情報表示用の処理指示語は、図
6に例示するように、ベース画面上における処理指示語
の設定位置に対応して、所定アドレス領域に格納した履
歴情報を、1件につき1行ずつ一覧状態で表示可能とす
るものであって、更に各行を、押しボタンスイッチ66
を使用してカーソル68の移動および確定動作をさせる
か、あるいは指先による該当行の直接的なタッチ動作で
特定可能とするとともに、その特定したデータに対して
詳細情報70が表示される様に構成している。
【0032】この履歴情報表示用画面72における各行
に表示される内容は、対応する事象の発生時点や、操作
者の確認時あるいはシステムの復旧時を特定するデー
タ、発生した内容に対応するメッセージデータ74ある
いはその時点での検出値の様に、検知履歴を一意的に特
定可能とする情報が参照情報として選択できる様に予め
設定されている。
【0033】本発明は上記した構成にあって更に、画面
30上での表示あるいはタッチパネル32を介した指示
制御動作を行う際に特定するすべてのビットあるいはワ
ードアドレスに対してコメントを付加可能とし、そのコ
メントを上記した処理指示語を用いた表示画面58の作
成時に積極的に利用することを特徴とする。
【0034】すなわち、表示画面58の作成時にベース
画面上に処理指示語を設定すると、図7のように、その
処理指示語Wに対する参照情報rの入力画面76・76
aが開く。この入力画面76aには、処理指示語が参照
すべきアドレス82に加えて、そのアドレス82に保存
されるデータが表示する「スイッチのオンオフ」のよう
な制御内容を説明するコメントの記入欄78が設けられ
ており、そのコメントが処理指示語の参照情報rとして
も利用できるようにしている。
【0035】ところで、各PLC10においてターゲッ
トシステム12の制御に使用する制御プログラムを作成
する場合、そのプログラムはリレーシンボルを用いたリ
レーラダー図方式で作成することが一般に行われてい
る。また、該当のPLC10で使用可能なビットあるい
はワードデバイスのアドレス範囲あるいはアドレス名が
PLC10メーカー毎に予め規定されおり、所定のシン
ボルをもってスイッチやランプなどの制御デバイスを表
示すると同時に、そのシンボルに対して特定のアドレス
を指定するとともに、そのシンボルで制御すべき内容の
説明を付すことも一般的に行われている。更にその説明
情報とアドレス情報とを1組とし、プログラムで使用さ
れている全アドレスについてリストアップする機能が備
えられることが多い。
【0036】そこで本発明にかかる表示画面の作成時に
あっては、上記の様にして作成されたPLC10側のプ
ログラムから出力されるアドレス情報を例えばCSVの
ような汎用的なデータ形式に変形して取り込むととも
に、図8のような一覧形式で表示する。
【0037】この一覧表80には、PLC10側で使用
するすべてのアドレスについて、ビットデバイスあるい
はワードデバイスなどその種類毎にソートされた状態で
表示される。一方、表示装置14側で使用可能なアドレ
スはPLC10側で実際に使用されているアドレスの範
囲内に限られるので、一覧表80に表示されるアドレス
は表示装置14側が表示画面58の作成時に参照して使
用可能なアドレスの最大数を示すことになる。
【0038】そこで、各処理指示語の設定と同時に求め
られるアドレスの設定欄82を、図7(a)のようなド
ロップダウン形式で構成するとともに、その項目を展開
した場合に表示される情報として、上記した一覧表80
で表示されたアドレスの内、指定可能なアドレスがその
コメントと1対になって表示される。そこで、コメント
を見て設定すべきアドレスの内容を判断し、特定のアド
レスを選定することによってアドレスの指定動作が完了
する。
【0039】ところで、ランプを表示するための処理指
示語の様に1つの処理指示語で参照されるアドレスが1
つの場合には、そのアドレスに付されたコメントを処理
指示語のコメントとして採用することで足りる。
【0040】しかしながら、1つの処理指示語には複数
の参照アドレスを持つことが多いため、各設定アドレス
毎にコメントの採用不採用を決定するためのスイッチ8
4を設け、処理指示語の参照情報rとして利用するコメ
ントを選択できるようにしている。すなわち、図7
(a)の実施例では1つの処理指示語中から3つのアド
レスが参照されているので、何れか一つのコメントある
いはコメント全体を合成したものが処理指示語を表示す
るコメント78として選ばれる。
【0041】更にまた、図6に示す履歴情報表示で使用
するエラーメッセージ74に対しても、上記したアドレ
スのコメントが利用される。すなわち、図9の様にエラ
ー検知すべきアドレスを選択する際の選択情報としてコ
メントが利用されるとともに、そのアドレスのコメント
を履歴情報64のメッセージ86として利用するか否か
を決定するためのスイッチ88を備え、そのスイッチ8
8のオン操作でアドレスに設定されているコメントがア
ラームのエラーメッセージ86に反映されるのである。
【0042】更に、上記の様にして処理指示語を使用し
て設定されたアドレスの一覧が、PLC10側からイン
ポートされたアドレス情報とは別に新規に、あるいは図
8の一覧表を更新した形で表示される。この一覧形式で
の表示中におけるコメント内容は表80上で変更可能と
するとともに、変更を施した内容は、上記の様にして処
理指示語の参照情報rあるいは履歴情報として選定され
たコメントないしはメッセージの内容に反映される。
【0043】なお、上記した各アドレスに付加されるコ
メントは、重複して同一のものを使用することも可能で
ある。しかしながら本実施例にあっては、一覧形式によ
る表示時あるいはアドレスの選択時に同一または類似の
コメントが存在することを知らせるメッセージを表示す
ることにより、重複したコメント表示をできるだけ避け
るようにしている。これによって、アドレス選定および
アラーム時のメッセージ表示がより的確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す説明図である。
【図2】PLCおよびプログラム式表示装置の電気的な
構成を示すブロック図である。
【図3】プログラム式表示装置の外観形状を例示する一
部を破断した斜視図である。
【図4】処理指示語を使用した制御動作の一例を示す説
明図である。
【図5】処理指示語の構成を示す説明図である。
【図6】履歴情報の表示時におけるコメントの利用状況
を示す説明図である。
【図7】処理指示語におけるコメントの利用状況を示す
説明図であって、(a)はアドレスの選択状況を、
(b)はコメントの選択状況を各々示す。
【図8】アドレスとコメントの一覧表示状態を示す説明
図である。
【図9】履歴情報の設定中におけるメッセージデータの
選択状態を示す説明図である。
【符号の説明】
6 アドレス情報 7 説明情報 8 メモリ 9 外部装置 10 PLC 12 ターゲットシステム 14 プログラム式表示装置 16 CPUユニット 18 メモリユニット 24 計算機リンクユニット 26 本体ケース 28 ディスプレイ 30 画面 32 タッチパネル 34 表示制御回路 38 CPU 40 ROM 42 RAM 44 グラフィックコントローラ 48 通信コントローラ 50 通信ライン 52 状態データ用メモリ 54 静止図形 56 部品図形 58 表示画面 60 事象データ用メモリ 62 グラフィック用メモリ 64 履歴情報 70 詳細情報 72 履歴情報表示用画面 74 メッセージデータ 76 入力画面 78 コメントの記入欄 80 一覧表 82 アドレスの設定欄

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置(9)と接続され、該外部装置
    (9)のメモリ(8)上におけるアドレスで特定された
    任意のデータを読み書きするとともに、読み出したデー
    タに対応した表示を可能とするプログラム式の表示装置
    にあって、 上記した外部装置(9)側に設定した各アドレス情報
    (6)に対応させて、そのアドレス情報(6)を特定す
    るための説明情報(7)を設定可能とするとともに、 アドレス情報(6)と説明情報(7)とを1組とした状
    態で表示可能とし、 その説明情報(7)を表示画面作成情報として利用可能
    としたことを特徴とするプログラム式表示装置用の表示
    画面作成方法。
  2. 【請求項2】 上記した外部装置(9)はプログラマブ
    ル・ロジック・コントローラであって、 上記した各組のアドレス情報(6)と説明情報(7)
    は、外部装置(9)で使用する制御用のプログラムの作
    成時に設定される同様なデータから抽出されたものが利
    用される請求項1記載の表示画面作成方法。
  3. 【請求項3】 上記した説明情報(7)は、作成された
    表示画面データからアドレス情報(6)と共に抽出され
    て一覧表示可能とし、 その一覧表示した状態で内容編集が行われるとともに、 更新した内容が既に作成した表示画面全体に反映される
    請求項1記載の表示画面作成方法。
  4. 【請求項4】 上記した説明情報(7)は各アドレス情
    報(6)を一意的に特定可能とするものであって、 重複した説明情報が存在すると、注意を促す表示がなさ
    れる請求項1乃至3の何れかに記載の表示画面作成方
    法。
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