JP2003122408A - 制御システム用のデータ作成方法。 - Google Patents

制御システム用のデータ作成方法。

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JP2003122408A
JP2003122408A JP2001312538A JP2001312538A JP2003122408A JP 2003122408 A JP2003122408 A JP 2003122408A JP 2001312538 A JP2001312538 A JP 2001312538A JP 2001312538 A JP2001312538 A JP 2001312538A JP 2003122408 A JP2003122408 A JP 2003122408A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラム15に基づいて所定の制御動
作を行うPLCの様な制御手段1と、その制御手段1に
おける制御状態に対応した表示動作を表示画面に基づい
て行うプログラム式表示装置の様な表示手段2とを備え
た制御システム14にあって、制御システム用のデータ
管理が容易に行える様にするとともに、データ作成に要
する手間を大幅に削減させる。 【解決手段】 表示手段2の制御に使用する表示画面を
表示機能部品4で構成可能とする一方、制御手段1の制
御プログラム15を制御機能部品3で構成可能とし、表
示機能部品4と制御機能部品3の間に所定の関係を持た
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PLCの様な外
部装置と接続され、その外部装置におけるデータ処理状
態を表示するプログラム式の表示装置を備えた制御シス
テムで使用する制御用データの作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は以前、ランプやスイッチの様
な単位の表示機能を部品化し、ベース画面上にその表示
機能部品を貼り付けて行くことにより、プログラム式表
示装置における表示制御動作を行わせるための表示画面
を容易に作成できる構成を提案した。
【0003】一方、外部装置用の制御プログラムは、例
えばPLCにおけるラダープログラムにあっては、セン
サやスイッチ接点の様な入力デバイスと、リレーやラン
プの様な出力デバイスの接続状態に対応するラダー図を
描き、そのラダー図に対応して命令あるいはアドレスを
書き込むことにより作成される。
【0004】更に、繰り返して使用する可能性のある汎
用的な回路ブロックについては、その回路ブロックに対
応するプログラムをサブルーチンあるいはマクロ化して
構成し、プログラム作成の簡易化を図る試みもなされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイマーや
カウンタの様な機能は、単にPLC上に設定されたデバ
イスのデータを取得するだけでは表示が行われず、この
デバイスをPLC上で所望の動作をさせるための制御プ
ログラムの作成を必要とする。
【0006】そこで従来にあっては、プログラム式表示
装置用の表示画面の設計に加えて、その表示画面をコン
トロールすることを目的とした表示制御専用の制御プロ
グラムの作成を余儀なくされていた。
【0007】更に1つの制御プログラム中に、ターゲッ
トシステムの制御用として使用する制御用ラダーと、プ
ログラム式表示装置における表示のみに使用する表示用
ラダーとが混在する結果、両者の管理が煩雑となり、P
LCの動作に重要な影響を有する制御用ラダーの作成に
支障をきたす問題があった。
【0008】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であって、プログラム式表示装置の制御に使用する表示
画面を表示機能部品で構成可能とする一方、PLCの制
御プログラムを制御機能部品で構成可能とし、表示機能
部品と制御機能部品の間に所定の関係を持たせることに
より、管理および作成が容易な制御システム用のデータ
作成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるデータ作
成方法を適用する制御システム14は、図1(a)に示
すごとく、制御プログラム15に基づいて所定の制御動
作を行う制御手段1と、その制御手段1における制御状
態に対応した表示動作を表示画面30に基づいて行う表
示手段2とを備えたものである。
【0010】ここで、前記した表示手段2における表示
画面30を、所定単位の表示機能を有する表示機能部品
4の集合として構成可能とする一方、制御手段1におけ
る制御プログラム15を、所定単位の制御機能を有する
制御機能部品3の集合として構成可能とする。
【0011】そして、特定の表示機能部品4および制御
機能部品3の間に予め関連付けを設けておき、表示機能
部品4または制御機能部品3の何れか一方が特定される
と、他方も同時に特定可能としたことを特徴とする。
【0012】前記した制御手段1は、制御プログラム1
5がラダー図で構成された図2の様なPLC10であ
り、前記した表示手段2は、PLC10内に備えた状態
情報の変化に対応した表示動作を可能とするプログラム
式表示装置12であることが好ましい。
【0013】更に制御機能部品3は、図1(b)の如
く、ラダー図中では、変数値を設定変更可能としたブロ
ック図として表示されるとともに、表示画面30の作画
面8と制御プログラム15の作画面7とは、同一のディ
スプレイ6上に開かれ、一方の作画面上に機能部品を配
置すると、他方の作画面上にも自動的に対応する機能部
品が配置される。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記の如く、プログラム式表示
装置12の制御に使用する表示画面30を表示機能部品
4で構成可能とする一方、PLC10の制御プログラム
15を制御機能部品3で構成可能とし、表示機能部品4
と制御機能部品3の間に所定の関係を持たせることによ
り、制御システム用のデータの管理が容易に行える。
【0015】更に、一方の作画面に機能部品を配置する
と、他方の機能部品が自動的に配置される様に構成する
ことにより、データ作成に要する手間が大幅に削減でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図2に示すごと
く、制御手段として備えたPLC10を使用し、ベルト
コンベアー式の自動組付機の様なターゲットシステム1
1をPLC10でシーケンス制御可能とするとともに、
PLC用の表示手段としてプログラム式の表示装置12
を備え、更にプログラム式表示装置12とLAN接続さ
せて汎用的なコンピュータ装置13と繋いで制御システ
ム14を構成した一例に基づいて説明するが、その他各
種構成の制御システムに対しても適用できることは勿論
である。
【0017】PLC10は、ラダープログラムの様な所
定の制御プログラム15で動作するものであって、CP
Uユニット16やメモリユニット17などの必要とする
個別の機能毎に回路がユニット化され、各ユニットを必
要に応じてバスラインを介して適宜追加することによ
り、PLC全体として達成される機能を増減可能とす
る、従来と略同様な構成のものである。
【0018】この実施例にあっては、制御プログラムに
従って所定の制御動作をするCPUユニット16と、タ
ーゲットシステム11から送られる検知信号の直接的な
取り込みを可能とする入力ユニット18と、ターゲット
システム11に向けて所定の制御信号の出力を可能とす
る出力ユニット19と、各種データを保存するメモリユ
ニット17と、プログラム式表示装置12との間で所定
のデータ通信を可能とする計算機リンクユニット20と
を基本ユニットとして備える。
【0019】そして、CPUユニット16で常時入出力
デバイスの変化状態を監視しておき、新規データ入力等
のデータ変化が認められると、必要な演算処理を施した
あとメモリユニット17上における該当のアドレスにア
クセスして内容を読み書きし、あるいは出力ユニット1
9に向けてデータを送出する。
【0020】また、ターゲットシステム11に対して直
接入出力され、あるいはその制御などに用いる状態デー
タの格納場所が、制御あるいは表示すべきターゲットシ
ステム11上に備えたセンサやスイッチの様な入力デバ
イス、リレーやモータの様な出力デバイス毎にメモリユ
ニット17上に確保され、入出力されるデータが数値の
様なワードデータに対してはワードデバイスが、オンオ
フ情報の様なビットデータに対してはビットデバイス
が、その機種固有の例えば「X001」のようなデバイ
ス名ないしはアドレスを指定することによって格納場所
を特定可能にメモリユニット17内に設定されている。
【0021】従って、PLC10の内部または外部から
メモリユニット17内における任意のワードデバイスあ
るいはビットデバイスをデバイス名で特定してアクセス
するだけで、ターゲットシステム11の対応位置を制御
し或いはその動作状態に関する情報が個別に取り出せ
る。
【0022】更に上記したメモリユニット17上に構成
されるデバイス中には、リレー、レジスタ、カウンタあ
るいはタイマーの様な所定の機能素子がハードウェアお
よびソフトウェアを利用して構成され、デバイス名を指
定して制御プログラム15中で使用可能としている。
【0023】プログラム式表示装置12は、PLC10
とともにターゲットシステム11の操作卓などに一体に
組み込み、あるいはそれ自身が独立して配備され、ター
ゲットシステム11に対する現場における制御盤として
使用されるものであって、図示しない筐体の内部に表示
制御回路21を備えている。
【0024】表示制御回路21の基本的な構成は汎用の
パソコン装置と略同様であって、筐体の前面側に備えた
ディスプレイ22における画面を透明なタッチパネル2
3により密着状態で覆い、タッチパネル23に対する押
圧操作による指示は、タッチパネルコントローラ24を
介して取り込まれて座標が解析され、テスト時、システ
ム全体としての運転開始前における初期設定時あるいは
運転中における指先による各種手動操作を可能とする。
【0025】更にまた、接続されるPLC10に特化し
た専用のプロトコルで作動する通信コントローラ25を
介し、PLC側の計算機リンクユニット20とシリアル
あるいはパラレル状態の専用の通信ライン26を通じて
接続されている。
【0026】ここでプログラム式表示装置12において
は、図3に例示する如く、銘板の様な表示内容に変更を
要しない静止図形27、あるいは形状変化や点滅あるい
は色変化させるスイッチ形状のような表示機能部品4を
ベース画面29上に1または複数備えて構成された表示
画面30を単位画面とする。更に、1台のプログラム式
表示装置内には複数の単位画面からなる表示画面群を1
つのプロジェクトとして備えるとともに、各々の単位画
面毎に異なったファイル番号Fを指定することにより、
単位画面を切り換えるだけで必要な操作内容を表示した
表示画面30が得られるようにしている。
【0027】更にまた、1つの単位画面が選択される
と、その選択された単位画面に関係する図4で例示する
様な処理指示語Wを図5の様に事象データ用メモリ31
上に格納するとともに、その処理指示語Wを微小時間毎
に間欠的に読み出し、各処理指示語Wの事象名Nで特定
される内容の動作をPLC側から表示装置側に取り出さ
れた状態データを参照しながら順次に実行する。これに
よって、PLC側のビットデバイスあるいはワードデバ
イスの内容変化に即応して表示機能部品4の部品図形の
形状や表示データが変化する表示変更動作が、表示画面
30上で行われる。
【0028】すなわち処理指示語Wの基本的な構成は略
同一であって、図4(a)の様に表示制御動作を実行す
べきベース画面29のファイル番号Fと、そのベース画
面29上で実行すべき動作内容を特定する事象名Nと、
各々の実行事象毎に参照される1又は複数のデータから
なる参照情報rとを1組として備えている。
【0029】例えば、図4(b)に示す処理指示語WT
は、タッチパネル23に対する押圧指示操作と連動し
て、状態データ用メモリ32内の所定アドレス位置に設
定したビットデバイスを反転可能とするものである。す
なわち、単位画面のファイル番号F1、タッチパネル2
3の操作を特定する例えば「T」から始まる事象名N
1、タッチパネル23からの入力操作を有効とする入力
座標範囲X・Y、タッチパネル23の押し操作と連動し
てデータを書き換えるべき各PLC10に固有のアドレ
スAとから構成される。
【0030】更に図4(c)に示す処理指示語WLは、
上記したタッチパネル23の操作と連動して、ベース画
面29上における対応位置に所定の図形を表示可能とす
るものである。すなわち、ベース画面29のファイル番
号F1、部品図形の表示を特定する例えば「L」から始
まる事象名N2、部品図形の表示座標範囲X・Y、呼び
出す部品図形を特定するファイル番号F2および部品図
形を表示時に参照するPLC10に固有のアドレスAと
から構成される。
【0031】そこで図5(a)の様に、座標範囲X・Y
と参照アドレスAとを共に一致させた2つの処理指示語
WL1・WT1を事象データ用メモリ31に設定してお
く。また、状態データ用メモリ32のアドレスAにおけ
るビットデバイスが「0」の場合、それをスイッチのオ
フ状態に予め対応させておくと、PLC10では制御す
べき実際のスイッチ接点に対してオフ動作を行う。それ
と同時に、スイッチのオフ状態に対応する部品図形のデ
ータFL1をグラフィック用メモリから読み出し、該当
するベース画面29上の指定座標範囲X・Yに展開して
表示する。
【0032】ここでタッチパネル23におけるスイッチ
形状を有する部品図形の表示場所を押すと、タッチパネ
ル用の処理指示語WTを検索し、タッチパネル23を介
してなされた指示座標から該当の座標を含む範囲を座標
情報として有する処理指示語WTの有無を判定する。
【0033】例えば、座標範囲X・Yの内の一点が押さ
れた場合、上記の様にして構成された処理指示語WT1
に対応するので、図5(b)に示す如く、該当のアドレ
スAにおけるデータ値を「0」から「1」に反転し、P
LC10を介して該当のスイッチ接点をオンする制御を
させる。それと同時に、処理指示語WL1は参照アドレ
スAが「1」に変化したことを判断し、スイッチのオン
状態に対応する図形のデータFL2をグラフィック用メ
モリから読み出して該当の座標範囲X・Y上に表示する
ことにより、ベース画面29上に表示されたスイッチ形
状の部品図形も、オフ状態からオン状態へと変更される
のである。
【0034】本実施例にあっては更に、プログラム式表
示装置12とコンピュータ装置13間は、汎用的な通信
用アダプタ33および通信ケーブルからなる共通の通信
ライン34を介してホストコンピュータなどのコンピュ
ータ装置13とLAN接続され、TCP/IPの様な汎
用的な通信プロトコルを使用して接続している。
【0035】更に、データ通信プロトコルがPLC専用
の場合にあっても、PLC10とコンピュータ装置13
間で、PLC10における制御状態に対応した状態デー
タをはじめとする各種データの受け渡しを、プログラム
式表示装置12を介して行える様にしている。
【0036】すなわち本実施例におけるプログラム式表
示装置12は、接続されるPLC専用のデータフォーマ
ットないしはプロトコルと、コンピュータ装置13にお
ける汎用的なデータフォーマットないしはプロトコルと
を、自動的に解析して変換する機能を備え、コンピュー
タ装置13からPLC10の状態データをアクセスでき
る様にする。更にプログラム式表示装置12は、それ単
独でも、PLC10およびコンピュータ装置13に個別
にアクセス可能とするとともに、上記した様な処理指示
語Wを使った専用の表示画面ファイルを用い、PLC1
0の状態データの変化に対応した表示を可能とする。
【0037】本発明は上記した構成の制御システム14
にあって、プログラム式表示装置12において使用する
表示画面30の作成装置35と、PLC10において使
用する制御プログラム15の作成装置36とを互いに連
係させて動作させる構成にその特徴を有する。
【0038】なお両作成装置35・36は、本実施例に
あってはLAN上に接続された汎用のコンピュータ装置
13に格納したソフトウェアにより一体に構成している
が、独立して動作する他の汎用あるいは専用のコンピュ
ータ装置にあっても略同様に実施できることは勿論であ
る。また、プログラム式表示装置12のオフライン時に
その上で動作するソフトウェアを利用し、必要な表示画
面30および制御プログラム15の作成動作をさせるこ
ともできる。
【0039】ここで表示画面作成装置35は、基本的に
は上記したプログラム式表示装置12で使用する1また
は複数の単位画面ファイルおよび各単位画面から呼び出
して表示するための関連する図形ファイルからなるプロ
ジェクトファイルを上記した処理指示語Wを使用して作
成するためのものであって、マウスの様なポインティン
グデバイスをディスプレイ22上における指示入力手段
として使用した汎用的なパソコンが使用され、所定のプ
ログラムを用いて図6に例示する各種の機能を実現する
様にしている。
【0040】すなわち、ディスプレイ22の画面上に作
画面8を開いて必要な各種の表示動作を処理する表示部
37と、円や直線の様な描画図形の作成部38と、スイ
ッチやランプの様な表示機能部品4の配置部39と、各
種処理指示語Wのベース画面29に対する設定部40
と、1枚のベース画面29上にオブジェクトとして配設
された描画図形、表示機能部品4および処理指示語に含
まれる各データを整理することによって単位画面として
合成するデータ合成部41と、作成された各種のデータ
を格納するデータ記憶部42と、作成されたデータをプ
ログラム式表示装置12やPLC10に送るデータ通信
部43とを備えている。
【0041】描画図形作成部38は、従来の一般的な作
図装置と略同様に、直線や曲線を主体とする線画あるい
はその内部を所定の色や模様で塗りつぶすことにより、
任意の描画図形をベース画面29上で作成できる様にし
ている。
【0042】表示機能部品配置部39は、描画図形や処
理指示語を用いて図5に例示するスイッチあるいはラン
プの様な汎用的な表示機能部品用のデータ群を予め多数
蓄積しておき、必要に応じて任意の表示機能部品4を取
り出してベース画面29上における任意位置に配設する
とともに、その大きさを作画面8上で確認しながら任意
に設定可能とするものである。
【0043】処理指示語設定部40は、システムが用意
する処理指示語群中から、必要とする機能の処理指示語
をベース画面29上に個別に設定可能とすることによ
り、上記の様な部品として汎用化されていない新たな機
能を任意に構成できる様にしている。
【0044】データ合成部41は、上記の様にしてベー
ス画面29上で構成された各要素におけるデータを1つ
にまとめて、対応するプログラム式表示装置12で専用
に使用する1つの単位画面ファイルを構成するととも
に、複数の単位画面ファイルを1つにまとめて、プロジ
ェクトファイルが構成される様にしている。
【0045】データ記憶部42は、ハードディスク装置
の様な任意の記憶装置が使用され、上記の様にしてデー
タ合成部41で構成されたデータを格納するとともに、
必要に応じてデータ通信部43を介してプログラム式表
示装置12側に各種のデータを送る。
【0046】制御プログラム作成装置36は、PLC用
の制御プログラム15のコーディング、デバック、PL
C10に対するダウンロードあるいはモニタ等の様な制
御プログラム15の作成に必要な機能を備えたものであ
って、前記した表示画面作成装置35と一体に、あるい
は別体であるが互いに連係して動作可能に構成される。
【0047】ここで制御プログラム15のコーディング
は、図7の如く、制御プログラム作成装置36の作画面
7上に、リレーシンボル44を用いてリレーラダー図を
描くことにより作成するラダー図方式が採用されている
ためにラダー図作成部46を備えるが、他の方式にあっ
てはその方式に対応した手段が用意される。
【0048】本発明は上記した構成にあって更に、予め
設定した所定の動作をする制御機能部品3を設定し、そ
の制御機能部品3を使用して制御プログラム15をコー
ディング可能とする制御機能部品選択部47を備えてい
る。
【0049】制御機能部品3は、図8に例示する如く、
汎用的に繰り返して使用されることが多い機能プログラ
ム48を予め1つにまとめて使用可能としたものであっ
て、複数種類の制御機能部品3を予め用意し、使用する
制御機能部品3を選択することにより、制御プログラム
15の作成の簡易化を図るものである。
【0050】本実施例にあっては、各制御機能部品3に
は入出力として少数の固定した入出力端子(図示例では
入力がIP1〜IP8の8つ、出力がOP1〜OP4の
4つ)を持つとともに、制御機能部品3を構成する機能
プログラム48中の各デバイス名をローカルなデバイス
名を用いて記載する。
【0051】更に図7(a)で例示する制御プログラム
15中において、1または複数の制御機能部品3を矩形
の様なシンボルを用いて表現可能とするとともに、制御
機能部品3を構成する機能プログラム48を独立して動
作可能としている。またタイマーやカウンタにおけるカ
ウントアップ数の様な設定値を変数とし、実際の設計時
に任意に設定変更できる様にしている。
【0052】ここで制御プログラム15のコーディング
にあっては、図7に例示するごとく、制御プログラム作
成用として開いた作画面7上に、従来のラダー図と略同
様に、ラダー図作成部46を使用してシンボルをもって
必要な制御プログラム15を描いて行く。
【0053】更にシンボルとして制御機能部品3を選択
した場合にあっては、図8(b)の様に入力IP1〜I
P8および出力OP1〜OP4に対して具体的な入出力
デバイス名を設定するとともに、変数に値を設定するこ
とにより、制御機能部品3の設定動作は完了する。例え
ば図8の図示例では、入力のIP1〜IP5と出力のO
P1のみが使用された例が示されている。
【0054】また制御プログラム中に書き込まれた制御
機能部品3の具体的な構成を示す機能プログラム48
は、画面上で制御機能部品3をクリックするなどの所定
指示動作をすることにより、図8(b)の様にサブウイ
ンドウ49が開き、そのサブウインドウ49上に表示さ
れて確認が可能となる。
【0055】更に、制御プログラム15をPLC10に
ローディング後には、制御プログラム15を全体として
動作させた場合にあっても、個別の制御機能部品3毎に
その動作を停止させ、デバッグすることを可能とする。
【0056】本発明は上記した構成にあって、更に、表
示画面作成装置35と制御プログラム作成装置36とを
互いに連係させて動作可能とした構成にその特徴を有す
る。
【0057】すなわち、両装置における作画面78を、
図1(b)に例示する如く、ディスプレイ6の画面上に
重畳あるいは並列して表示可能とすることにより、並行
して両者のデータ作成を進行できる様にする。
【0058】更に表示機能部品4の中で、同時に対応す
る制御プログラム15の作成を必要とするものに対して
は、予めその制御プログラム15を制御機能部品3とし
て用意し、両者の間に対応関係を設けておく。そして、
表示画面30の作成時に、表示機能部品4をベース画面
29上に配置すると同時に、それに対応する制御機能部
品3が制御プログラム15中に自動的に配置される様に
している。
【0059】なお上記した実施例では、表示画面30の
作成を主とし、制御プログラム15の作成を従として説
明をしたが、制御プログラム15の作成時に制御機能部
品3を配置すると、同時に表示画面30上に表示機能部
品4が自動的に配置される様に構成してもよい。
【0060】また、表示機能部品4と制御機能部品3を
個別に備え、一方の機能部品を配置すると他方の機能部
品も自動的に配置されるのに代えて、両機能部品を外形
的に統一した1つの機能部品として構成し、必要に応じ
て明示的に表示画面30の作画面8あるいは制御プログ
ラム15の作画面7上にドラッグアンドドロップ操作す
ることによって構成することも可能である。要するに、
両機能部品間に何らかの関連付けが存在すれば、その表
示形式あるいは操作形式については特に限定されるもの
ではない。
【0061】また制御機能部品3の形式は統一したもの
とすることも可能であるが、例えばターゲットシステム
11の制御用と、プログラム式表示装置12の制御用と
に機能を分類し、その内部構成あるいは表示形態を互い
に異ならせて両者を区別することもできる。その他、部
品化されておれば、その形式は問われるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す説明図であって、
(a)は制御システムの動作状態を、(b)はデータの
作成状態を各々示す。
【図2】PLCおよびプログラム式表示装置の電気的な
構成を示すブロック図である。
【図3】作成される表示画面の一例を示す説明図であ
る。
【図4】プログラム式表示装置で使用する処理指示語の
構成を示す説明図であって、(a)は処理指示語の基本
的な構成、(b)はタッチパネルを用いたデータ入力用
の処理指示語の構成、(c)は図形表示用の処理指示語
の構成を各々示す。
【図5】処理指示語を使用した制御動作の一例を示す説
明図である。
【図6】表示画面作成装置と制御プログラム作成装置の
各機能に関する構成を示す説明図である。
【図7】制御機能部品と機能プログラムの関係を示す説
明図である。
【図8】制御プログラムと制御機能部品のプログラミン
グツール上における表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御手段 2 表示手段 3 制御機能部品 4 表示機能部品 5 データ作成装置 6 データ作成装置のディスプレイ 7 制御プログラム用の作画面 8 表示画面用の作画面 10 PLC 11 ターゲットシステム 12 プログラム式表示装置 13 コンピュータ装置 14 制御システム 15 制御プログラム 16 CPUユニット 17 メモリユニット 18 入力ユニット 19 出力ユニット 20 計算機リンクユニット 21 表示制御回路 22 表示装置のディスプレイ 23 タッチパネル 24 タッチパネルコントローラ 25 通信コントローラ 26 専用の通信ライン 27 静止図形 29 ベース画面 30 表示画面 31 事象データ用メモリ 32 状態データ用メモリ 33 通信用アダプタ 34 共通の通信ライン 35 表示画面の作成装置 36 制御プログラムの作成装置 37 表示部 38 描画図形作成部 39 表示機能部品配置部 40 処理指示語設定部 41 データ合成部 42 データ記憶部 43 データ通信部 44 リレーシンボル 46 ラダー図作成部 47 制御機能部品選択部 48 機能プログラム 49 サブウインドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 DC09 DD05 DD06 DF10 5H220 BB12 CC08 CX01 CX06 DD04 EE08 GG24 HH01 JJ13 JJ15 JJ19 JJ42 JJ55

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムに基づいて所定の制御動
    作を行う制御手段と、該制御手段における制御状態に対
    応した表示動作を表示画面に基づいて行う表示手段とを
    備えた制御システムにあって、 前記表示手段における表示画面を、所定単位の表示機能
    を有する表示機能部品の集合として構成可能とする一
    方、 前記制御手段における制御プログラムを、所定単位の制
    御機能を有する制御機能部品の集合として構成可能とす
    るとともに、 特定の表示機能部品および制御機能部品の間に予め関連
    付けを設けておき、 表示機能部品または制御機能部品の何れか一方が特定さ
    れると、他方も同時に特定可能としたことを特徴とする
    制御システム用のデータ作成方法。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、制御プログラムがラダ
    ー図で構成されたPLCであり、 前記表示手段は、前記PLC内に備えた状態情報の変化
    に対応した表示動作を可能とするプログラム式表示装置
    である請求項1記載のデータ作成方法。
  3. 【請求項3】 前記制御機能部品は、ラダー図中では、
    変数値を設定変更可能としたブロック図として表示され
    る請求項2記載のデータ作成方法。
  4. 【請求項4】 前記表示画面の作画面と制御プログラム
    の作画面とは、同一のディスプレイ上に開かれ、一方の
    作画面上に機能部品を配置すると、他方の作画面上にも
    自動的に対応する機能部品が配置される請求項3記載の
    データ作成方法。
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CN108415701A (zh) * 2017-02-10 2018-08-17 欧姆龙株式会社 信息处理装置与系统、以及用户界面制作方法与制作程序

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