JP3286365B2 - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JP3286365B2
JP3286365B2 JP35588292A JP35588292A JP3286365B2 JP 3286365 B2 JP3286365 B2 JP 3286365B2 JP 35588292 A JP35588292 A JP 35588292A JP 35588292 A JP35588292 A JP 35588292A JP 3286365 B2 JP3286365 B2 JP 3286365B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラズマ、ELある
いは液晶などの各種ディスプレイの表示画面上における
任意の座標位置に、汎用コンピュータやプログラマブル
・ロジック・コントローラ(以下「PLC」という)な
どの各種外部装置から入力されたデータに基づいて図
形、グラフ、数字、文字などから構成される画像を表示
するための装置であって、特に表示制御装置それ自体の
動作状態を確認可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は以前、PLC側の状態データ
の変化に即応して変わる表示画面を、プログラムの知識
を必要とすることなく、画面上でシステム側からの問い
に答えていくことにより構成できる表示制御装置を提案
した。
【0003】更にかかる表示制御装置では、PLC側に
備えたメモリテーブルと同一のメモリテーブルを表示制
御装置内にも備えて両者のデータ内容が一致する様にデ
ータ通信させる形式にあっては、表示制御装置側におい
て必要とするメモリ容量が大きくなり過ぎることに鑑
み、選択された画面上で必要とする状態データのみを選
択的に読み出して利用するものも提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記した表示
制御装置にあっては、操作者が任意に表示画面を設計変
更できる結果、ともすると装置の処理能力を超えた画面
設計をしてしまう虞れもあるため、装置の動作状態を的
確に操作者に対して知らせることが望まれている。
【0005】かかる要望に対して本発明者は考察を行っ
た結果、データの読み込みに要するサイクル時間と、表
示に要するサイクル時間とを個別に測定するとともに、
表示画面上にリアルタイムで区別して表示可能とするこ
とにより、操作者は容易に画面の設計の適否が判断でき
ることを知見した。
【0006】本発明は上記した知見に基づいてなされた
ものであって、操作者が設計した表示画面に対する処理
スピードを容易に把握でき、外部装置側のデータ変化に
適切に対応した画面構成が的確に行われる表示制御装置
を提供することを目的とする。
【0007】本発明は更に、装置の表示能力を超える表
示画面の設計が有効に阻止できる表示制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる表示制御
装置34は、図1にその概略的な構成を示す如く、外部
装置10と通信路12を介してシステム制御部18のデ
ータ通信部26が接続され、通信路12を通じて状態デ
ータ記憶部14に外部装置10側の状態データMDを繰
り返して読み込む。一方、データ表示部28において、
事象データ記憶部32に予め設定しておいた処理指示語
Wを順次解読し、各処理指示語Wで参照される状態デー
タMD’に対応した表示画面16上における表示を繰り
返し行うものである。
【0009】本発明にあっては更に、上記した状態デー
タMDの読み込み周期および表示周期を個別に測定可能
とする時間測定部20と、その時間測定部20で測定し
た時間を記憶する時間データ記憶部22と、その時間デ
ータ記憶部22で記憶した時間を表示画面16上に表示
可能とする時間データ表示部24とを備えたことを特徴
とする。
【0010】上記した時間データ記憶部22は、少なく
とも測定時間の現在値と最大値とを記憶可能とする一
方、上記した時間データ表示部24は、記憶された現在
値と最大値とを区別して表示画面16上に表示可能とす
るとともに、更新した最大値が予め設定した値を超える
と、所定の警告表示を行わせることが好ましい。更に指
示データの入力部30を備え、上記した時間データ表示
部24による表示時期をオンオフ規制できる様にしても
よい。
【0011】
【作用】上記した構成により、データ通信部26は外部
装置10における状態データMDの全部あるいは必要部
分のみを、繰り返して状態データ記憶部14に読み込む
ことにより、両者のデータMD・MD’が最小限の時間
遅れをもって一致する様にしている。一方データ表示部
28においても、状態データMD’を参照した表示を繰
り返して行うことにより、更新された状態データMD’
に即応した表示が表示画面16上で行われる。
【0012】ここで、上記したデータ通信部26による
1組分の状態データMD’の読み出しに要した時間、お
よび読み出した1組分の状態データMD’を参照したデ
ータ表示部28による表示画面16上での表示に要する
時間とが、時間測定部20で個別に測定されるととも
に、時間データ記憶部22に対して区別して格納され
る。更に、時間データ表示部24では、時間データが更
新されるなどの適宜時期に、表示画面16上に前記した
状態データMD’に基づいた通常の表示と重畳して上記
した測定時間を表示することにより、操作者に対して、
表示制御装置34が行っている各処理動作に要する時間
が、視認される形で表示されるのである。
【0013】
【発明の効果】上記したごとく、外部装置10から1組
分の状態データMD’の読み出しおよびその状態データ
MD’に基づいた表示に要するサイクル時間をリアルタ
イムで表示画面16上に表示する様に構成したので、操
作者は使用条件、例えば表示すべき画像データや通信デ
ータの量に対応して変化する表示制御装置34における
処理スピードの変動を容易かつ的確に把握でき、外部装
置10側のデータ変化に適切に対応した画面構成が確実
に行われる。
【0014】更に測定時間の最大値を保存するととも
に、その値が設定値を超えると所定のアラーム表示を行
う様にしたので、装置の処理能力を超える画面設計がな
されたことが操作者側でも確実に把握でき、データの誤
表示、誤判断が未然に防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明にかかる表示制御装置34を、
図2に示す如く、ターゲットシステム42のシーケンス
制御専用に特化して構成されたPLC36を外部装置1
0として接続し、そこで取り扱われる状態データMDに
対応した表示および制御を行う例を示すがこれに限ら
ず、パーソナルコンピュータなど、汎用あるいは専用を
問わずデータの入出力機能を有する各種の外部装置に対
して表示および制御動作を行わせるものも、略同様な構
成により可能である。
【0016】本発明にかかる表示制御装置34は、PL
C36とともにターゲットシステム42の操作卓などに
一体に組み込み、あるいはそれ自身が独立して配備さ
れ、ターゲットシステム42に対する各種データの作
成、操作および表示盤として使用されるものである。
【0017】このPLC36は、必要とする個別の機能
毎に回路がユニット化され、各ユニットを必要に応じて
バスライン38を介して適宜追加可能に並列接続するこ
とにより、PLC全体として達成される機能を増減可能
とする従来と略同様な構成のものである(例えば、オム
ロン社製の製品番号「C2000H」)。
【0018】この実施例にあっては、PLC36の全体
を制御するCPUユニット40と、ターゲットシステム
42から送られる検知信号44の直接的な取り込みを可
能とする入力ユニット46と、ターゲットシステム42
に向けて所定の制御信号52の出力を可能とする出力ユ
ニット54と、各種データを保存するメモリユニット4
8と、表示制御装置34との間で所定のデータ通信を可
能とする計算機リンクユニット50とを基本ユニットと
して備え、CPUユニット40で常時入出力手段の変化
状態を監視しておき、新規データ入力等のデータ変化が
認められると、必要な演算処理を施したあとメモリユニ
ット48上における該当のアドレスにアクセスして内容
を書き換え、あるいは出力ユニット54に向けてデータ
を送出する様に構成している。
【0019】また、ターゲットシステム42に対して直
接入出力され、あるいはその制御などに用いる状態デー
タMDの格納場所が、制御あるいは表示すべきターゲッ
トシステム42上に備えたレベル計やリミットスイッチ
の様な受動部品、リレーやモータの様な能動部品、ある
いはカウンタや印字器の様なデータ設定部品毎にメモリ
ユニット48上に確保され、入出力されるデータが数値
の様なワードデータに対してはワードデバイスが、オン
オフ情報の様なビットデータに対してはビットデバイス
がアドレス指定により格納場所を特定可能にメモリユニ
ット48内に設定されている。従って、PLC36の内
外部からメモリユニット48内における任意のワードデ
バイスあるいはビットデバイスを特定してアクセスする
だけで、ターゲットシステム42の対応位置を制御し或
いはその動作状態に関する情報が個別に取り出せる様に
している。
【0020】
【表示制御装置の構成】本発明にかかる表示制御装置3
4は、図3に示す如く、本体ケース56の正面中央位置
に大きく設けた開口58を閉じる様にCRT、EL、プ
ラズマあるいは液晶などの各種表示手段から選択される
ディスプレイ60を配置する一方、該ディスプレイ60
の下方位置に、キーボード62のプラグ64を着脱自在
に取り付けるソケット66と、ICカード68に対する
データの入出力動作を行うためのリーダ/ライタ用のソ
ケット70とが配置されている。
【0021】本体ケース56の内部には図2に示す表示
制御回路72を収納する一方、上記したディスプレイ6
0における表示画面16の前面を透明なタッチパネル7
4により密着状態で覆っている。このタッチパネル74
に対する押圧による指示は、タッチパネルコントローラ
76を介してその入力位置が取り込み解析され、システ
ム全体としての運転時における手動操作による指示デー
タの入力を可能とする。
【0022】表示制御回路72の基本的な構成は一般的
なパーソナルコンピュータと略同一であって、バスライ
ン78を介してCPU80、各種メモリ82・84・8
6・88、あるいはグラフィックコントローラ90が接
続され、メモリ82内に格納されたシステムプログラム
に従ってCPU80が所定の演算動作を行う一方、I/
Oコントローラ92を介してキーボード62からデータ
入力を可能とするとともに、作業用メモリ84に適宜格
納される各種の演算結果は、グラフィック用メモリ88
内に予め格納されている画像データを用いてグラフィッ
クコントローラ90によりビデオRAM94上へ展開さ
れ、該ビデオRAM94内への書き込み内容に対応した
表示をディスプレイ60の表示画面16上で行う。
【0023】更に、上記したPLC36の回路構成に特
化したアルゴリズムあるいは汎用の通信用プログラムで
作動する通信コントローラ96を介し、PLC36側の
計算機リンクユニット50とシリアル通信路12を通
じ、互いにデータの受け渡しを可能とする。
【0024】
【処理指示語の構成】本発明を実施する表示制御装置3
4にあっては、図4(a)に示す表やグラフ枠の様なそ
の表示内容に変更を要しないベース画面98、あるいは
そのベース画面98上で点滅や色変化させる図形などの
画像データを、必要とする表示単位毎に1つのファイル
番号を指定して予めグラフィック用メモリ88中に格納
しておく。
【0025】一方、PLC36側のメモリユニット48
上に設定されたリレーのオンオフ状態などに対応するビ
ットデバイスまたは温度の変化状態などに対応するワー
ドデバイスが示す状態データMDのうち、必要なものを
適宜時期に表示制御装置34側の作業用メモリ84上に
互いに関連づけながら読み込む。
【0026】ここで、事象データ用メモリ86には予
め、図5(a)で例示する処理指示語Wが、各ベース画
面98上で実行すべき事象数に対応した数だけ格納され
ている。該処理指示語Wは、表示制御動作を実行すべき
ベース画面98のファイル番号Fと、該ベース画面98
上で実行すべき動作内容を特定する事象名Nと、各実行
事象毎に参照される1または複数のデータからなる参照
情報rとを1組として備えたものであって、該参照情報
r中に、参照すべきデータのアドレスあるいはディスプ
レイ60における表示画面16上での表示座標等の必要
な情報rが予め設定できる様に構成している。
【0027】したがって、上記した処理指示語Wを微小
時間毎に間欠的に読み出し、各処理指示語Wの事象名で
特定される内容の動作をPLC36側から取り出した状
態データMD’および処理指示語W中の参照情報rを参
照しながら実行することにより、PLC36側のビット
デバイスあるいはワードデバイスの内容変化に即応して
変化する表示データが合成され、PLC36の制御状態
に対応した表示動作が行われるのである。
【0028】例えば図5(b)に示す処理指示語Wn
は、グラフィック用メモリ88に予めファイル番号F1
として格納しておいたベース画面98上に、作業用メモ
リ84内の所定アドレス上に記憶してあるデータを数値
として表示すると共に、その表示態様を変更可能とする
ものである。すなわち、ベース画面98のファイル番号
F1、数値による表示を特定する例えば「n」から始ま
る事象名N1、データの表示座標位置X1、表示すべき
データの読出デバイスアドレスA1、および表示属性の
参照アドレスA2とそのビット位置情報D1とから構成
される。
【0029】一方、図5(c)に示す処理指示語WTは
上記とは逆に、タッチパネル74に対する押圧操作と連
動して、作業用メモリ84内の所定アドレスに所定のデ
ータを書き込み可能とするものであって、ベース画面9
8のファイル番号F1、タッチパネル74操作を特定す
る例えば「T」から始まる事象名N2、タッチパネル7
4からの入力操作を有効とするタッチパネル74上の入
力座標範囲X2・X3、タッチパネル74の押し操作と
連動してデータを書き込むべきアドレスA3、およびア
ドレスA3に書き込まれるべきワードデータ又は書き込
みのビット位置情報D2とから構成される。
【0030】従って、図4(a)および図6に示す如
く、表示画面16上の座標X1に処理指示語Wnを設定
する一方、座標X2・X3に処理指示語WTを設定する
と共に、その特定された座標範囲の押圧操作と連動して
書き込まれるアドレスA3上のビット位置D2を、処理
指示語Wnで参照されるアドレスA2上におけるデータ
の表示をオンオフさせるためのビット位置nと一致させ
ておく。すると、タッチパネル74に設定された入力範
囲75に対して1回オン操作する毎に、アドレスA1に
記憶されているデータが表示画面16上の座標位置X1
に表示され、あるいは消去される。
【0031】
【表示制御装置の動作】本発明は上記構成にあって、更
に図7〜9図に示す流れ図に従って詳述する如く、表示
制御装置34の各種処理速度を測定し、それを個別に表
示可能としたことを特徴とする。
【0032】先ず図7のステップ100で、電源スイッ
チをオンして表示制御装置34をスタートさせると、ス
テップ101において、PLC36側と所定のデータ通
信が行われてシステム全体が自動運転されるオンライン
状態か、表示制御装置34のみを単独で作動させて、処
理指示語W等の登録を行うオフライン状態であるかの判
定が行われる。通常はICカード68の内容は使用開始
時に初期化されており、組み込みシステムとしての専用
のデータは事象データ用メモリ86およびグラフィック
用メモリ88のどちらにも設定されていないので、ステ
ップ102における事象データの登録処理モードに移っ
て、必要なデータの設定処理が行われる。
【0033】事象データの登録処理は、図4(a)で示
す如く、ベース画面98を表示画面16上に表示した状
態で、キーボード62を用いて処理すべき事象名Nを打
ち込むと、表示制御装置34側が事象名Nを判断して入
力すべきデータ項目を順次問い合わせてくる。従って、
この問いに答えていくことにより、1つの処理指示語W
に必要な参照情報rが漏れなく設定され、設定内容を確
認することにより1つの処理指示語Wの登録は終了す
る。従って、表示を必要とする1または複数の処理指示
語Wの登録を各ベース画面98毎に設定することによ
り、プログラムに関する専門的な知識を必要とすること
なく、各種データを図や数値をもって表示可能とするた
めの設定登録作業は完了する。
【0034】本発明にあっては、図4(b)に示す如
く、例えば表示画面16の左下隅に4行に亘って、表示
画面16上でのデータ表示に関する時間データの現在値
と最大値と、データ通信に関する時間データの現在値と
最大値とを表示するための4つの処理指示語Wn1〜W
n4を事象データ用メモリ86に設定する。更に各処理
指示語Wn1〜Wn4を用いて表示するデータにおける
メモリ84上のアドレスを、図6に示す如くA11〜A
14とするとともに、アドレスA2におけるnビット目
が「1」にセットされると表示画面16上の時間表示が
オンされ、更にn+1ビット目が「1」にセットされる
とその表示が点滅するなどの強調表示がなされる様に設
定する。
【0035】一方、例えば表示画面16の右下隅に、処
理指示語WTを用いてタッチ入力エリア75を設定する
と共に、該入力エリア75を押圧する毎に、上記したア
ドレスA2におけるnビット目に「1」または「0」が
交互に入力される様に設定する。
【0036】次に、図7のステップ101でオンライン
状態に移ったことが判定されると、ステップ103でベ
ース画面98が切り替えられたか否かの判定が行われ、
「YES」であれば、ステップ104におけるデータの
整理処理工程に入る。かかる工程は、PLC36側から
データを効率良く読み出せる様に、選択されたベース画
面98上に設定された処理指示語W内から参照されるデ
ータのアドレスを予め整理して連続する部分を見つけ出
す作業であって、かかる作業を通じて見つけだされた連
続するデータアドレスについては、ブロック状態でまと
めて読み出すことにより、PLC36側との通信時にお
けるデータ電送効率の向上を図っている。
【0037】ステップ104のデータ整理が終了する
と、図8のステップ110から始まるデータ通信処理工
程と、図9のステップ120から始まるデータ表示処理
工程とが非同期状態で並列的に行われると共に、ステッ
プ105でタッチパネル74がオンされたか否かを判定
し、「YES」であればステップ106で所定のタッチ
パネル処理動作がなされる。例えば本実施例にあって
は、表示画面16上における押圧座標から処理指示語W
Tを検索し、該当座標範囲内であることが確認されると
メモリ84のアドレスA2におけるnビット目を反転処
理する。更にステップ107のデータ処理に移り、その
他の必要なデータ処理動作を行ったのちにステップ10
1に戻り、上記した処理を繰り返す。
【0038】データ通信工程は、図8に示す如く、ステ
ップ111でタイマーをリセットした後、ステップ11
2でPLC36との間におけるデータの受け渡しを行
う。ステップ113でPLC36側におけるメモリユニ
ット48内に設定した状態データMDから、必要な1組
分の状態データMD’を作業用メモリ84上に読み出し
たことが判定されると、ステップ114でタイマーをオ
フした後、ステップ115でそのタイマーにおけるカウ
ント値d3をメモリ84のアドレスA13に記憶する。
次にアドレスA14に記憶しておいた最大値d4と現在
値d3とをステップ116で比較し、d3がd4よりも
大きいことが判定されると、ステップ117においてd
3で最大値を更新した後、ステップ111に戻ってデー
タの読み出しを繰り返す。
【0039】一方、図9で示すデータ表示工程では、ス
テップ121でタイマーをリセットした後、ステップ1
22で現在表示しているベース画面98上に設定された
処理指示語Wを順次読み出し、ステップ123で1組分
の処理指示語Wに対応するデータをすべて表示し終わっ
たことが判定されると、ステップ124でタイマーをオ
フする。
【0040】しかる後、ステップ125でメモリ84の
アドレスA11にそのカウント値d1を記憶するととも
に、ステップ126でその値d1とアドレスA12に記
憶してある最大値d2とを比較し、最大値を超えている
ことが判定されるとステップ127で現在値d1により
最大値d2を更新する。更に、ステップ128で最大値
が例えばアドレスA15に予め記憶しておいた設定値d
5を超えたことが判定されると、ステップ129でアド
レスA2のn+1ビット目を「1」にセットする。
【0041】しかるのち、ステップ130でアドレスA
2のnビット目が「1」であることが確認されると、ス
テップ131で表示画面16上における表示内容を更新
する。その際、n+1ビット目が「1」であると、更に
最大値を反転表示するなどの警告表示を行ったあと、ス
テップ121に戻って上記した動作を繰り返すのであ
る。
【0042】なお上記した実施例では、PLC36側か
ら取り出す状態データMDから、表示中のベース画面9
8に必要な状態データMD’のみを選択的に取り出して
処理する例を示したがこれに限らず、PLC36側と同
様な構成のメモリテーブルを表示制御装置34側にも備
え、両者の状態データMD・MD’を常時同一内容に維
持可能にデータ通信するものにあっても、略同様に実施
できることは勿論である。
【0043】更に上記の様にして測定される時間データ
としては、更に最小値を保存したり、サンプリングしな
がら時系列的にその値を記憶する様にしてもよい。ま
た、時間データ記憶部22を状態データ記憶部14中に
設け、あるいは時間データ記憶部22に格納する測定時
間データを状態情報MD’の記憶領域にも共通して格納
する様にすれば、記憶値は外部装置10側から適宜時期
に読み出される。
【0044】また、最大値が設定値を超えたというエラ
ーフラグを用意すれば、外部装置10はエラー時におけ
る特別処理をすることができる。更にまた、測定時間デ
ータを表示画面16上に数値で表示する他に、棒グラフ
などの図形で表示することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す説明図である。
【図2】本発明をPLCの制御および表示に使用する一
例を示す電気回路のブロック図である。
【図3】外観形状の概略的な構成を示す一部を破断した
斜視図である。
【図4】表示画面上における表示状態を示す説明図であ
って、(a)はベース画面上での処理指示語の設定状態
を、(b)はオンライン時における表示状態を各々示
す。
【図5】本発明で特に使用する処理指示語の構成を示す
説明図であって、(a)は処理指示語の基本的な構成、
(b)は数値表示用の処理指示語の構成、(c)はタッ
チパネル操作用の処理指示語の構成を各々示す。
【図6】本発明の動作の概略を示す説明図である。
【図7】全体的な動作手順を示す流れ図である。
【図8】データ通信工程の詳細を説明する流れ図であ
る。
【図9】データ表示工程の詳細を説明する流れ図であ
る。
【符号の説明】
10 外部装置 12 通信路 14 状態データ記憶部 16 表示画面 18 システム制御部 20 時間測定部 22 時間データ記憶部 24 時間データ表示部 26 データ通信部 28 データ表示部 30 指示データ入力部 32 事象データ記憶部 34 表示制御装置 36 PLC 98 ベース画面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置(10)と通信路(12)を介
    して接続され、この通信路(12)を通じて状態データ
    記憶部(14)に外部装置(10)側の状態データMD
    を繰り返して読み込む一方、読み込んだ状態データM
    D’に対応した表示動作を表示画面(16)上において
    繰り返し行うシステム制御部(18)と、 上記した状態データMDの読み込み周期および表示周期
    を個別に測定可能とする時間測定部(20)と、 該時間測定部(20)で測定した時間を記憶する時間デ
    ータ記憶部(22)と、 該時間データ記憶部(22)で記憶した時間を表示画面
    (16)上に表示可能とする時間データ表示部(24)
    とを備えた表示制御装置。
  2. 【請求項2】 上記した時間データ記憶部(22)は、
    少なくとも測定時間の現在値と最大値とを記憶可能とす
    る一方、 上記した時間データ表示部(24)は、記憶された現在
    値と最大値とを区別して表示画面(16)上に表示可能
    とするとともに、更新した最大値が予め設定した値を超
    えると所定の警告表示を行うことを特徴とする請求項1
    記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 外部装置(10)と通信路(12)を介
    して接続され、該通信路(12)を通じて状態データ記
    憶部(14)に外部装置(10)側の状態データMDを
    繰り返して読み込むデータ通信部(26)と、 事象データ記憶部(32)に予め備えた一連の処理指示
    語Wを順次解読し、各処理指示語Wで参照されている状
    態データMD’に対応した表示画面(16)上における
    表示を繰り返し行うデータ表示部(28)と、 上記したデータ通信部(26)における状態データMD
    の読み込み周期と、データ表示部(28)におけるデー
    タの表示周期とを個別に測定可能とする時間測定部(2
    0)と、 該時間測定部(20)で測定した時間を記憶する時間デ
    ータ記憶部(22)と、 該時間データ記憶部(22)で記憶した時間を表示画面
    (16)上に表示可能とする時間データ表示部(24)
    と、 該時間データ表示部(24)による表示時期をオンオフ
    規制可能とする指示データの入力部(30)とを備えた
    表示制御装置。
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