JP3476391B2 - プログラム式表示装置 - Google Patents
プログラム式表示装置Info
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Description
コントローラ(以下、「PLC」と略す。)のような外
部装置と接続され、その外部装置における制御状態に対
応した表示をするプログラム式の表示装置であって、特
に複数のデータからなるデータブロックを外部装置との
間で読み書き可能とするものに関する。
固定データを外部装置側に書き込み、あるいは外部装置
側のデータ群を所定のトリガ条件で読み出して保存する
など、外部装置との間でデータ群の読み書きが行われる
ことが多い。更に、読み書きされるデータ群が装置の異
常停止時にも維持される様に、電池でバックアップされ
たSRAMのような不揮発処理を施したメモリがデータ
の格納用に使用されている。
処理されたメモリは高価であるために、表示装置内のメ
モリ容量は必要最小限に維持され、外部装置との間で受
け渡されるデータ群の個数が制限されるなど、使い勝手
が悪いものであった。
のであって、内部メモリの容量制限にかかわらず、多数
種類のデータ群を容易に読み書きできるプログラム式の
表示装置を提供することを目的とする。
ム式の表示装置13は、図1(a)にその全体的な構成
を概略的に示す如く、所定の制御動作を行う外部装置1
0と接続され、その外部装置10のメモリ11上にあっ
て現在の制御状態に対応した内容の状態データMDを読
み書きするとともに、読み出した状態データmdに対応
した表示動作を表示画面12上で可能とする。
態データMD中から、図1(b)の様に予め複数のデー
タを1組としてデータの集合体14を設定する一方、表
示装置13中における不揮発状態に構成したメモリ15
上に、前記データの集合体14を格納できるデータブロ
ックを複数備えたデータブロック格納領域16を設定
し、予め設定した条件に対応して外部装置10側から読
み出したデータの集合体14を、表示装置13側のデー
タブロック格納領域16中における空きブロックへ順次
に書き込み保存可能とするとともに、上記データブロッ
ク格納領域16と外部記録媒体17との間で、データの
受け渡しを可能としたことを特徴とする。
に伴って変化する経時データとし、データブロック格納
領域16に設定したブロック数を超えるデータの集合体
14が外部装置10側から読み出されると、表示装置1
3に対して挿脱自在に備えた外部記録媒体17へデータ
を自動的に書き出される様に構成することができる。
0の制御状態を設定するための固定データとし、上記し
たデータブロック格納領域16には予め、1または複数
種類の固定データを格納したブロック群と、データを格
納していない空きブロック群とを備え、選択された固定
データで外部装置10側の状態データを更新可能とする
一方、外部装置10側から表示装置13側のデータブロ
ック格納領域16における空きブロック群にデータの集
合体14を追加記憶し、選択可能な固定データの種類を
増加可能とすることもできる。
部に備えるメモリ容量を必要最小限に維持しながら、外
部装置10との間で制限を可及的に抑制した状態でデー
タの読み書きが行える。更に、外部装置10側の動作中
における状態データMDをファイリングデータとして追
加的に読み出し可能とすることにより、ファイリングデ
ータの作成を簡易に行える。
く、外部装置として備えたPLC18を使用し、ベルト
コンベアー式の自動組付機の様なターゲットシステム1
9をシーケンス制御可能とするとともに、そのPLC用
の制御盤として使用するプログラム式の表示装置13に
実施した一例に基づいて説明するがこれに限らず、表示
装置が接続される外部装置として、制御用プログラムを
備えた汎用のパソコン装置や各種のパソコン応用装置を
使用した場合にあっても略同様に実施できる。
メモリユニット21などの必要とする個別の機能毎に回
路がユニット化され、各ユニットを必要に応じてバスラ
インを介して適宜追加することにより、PLC全体とし
て達成される機能を増減可能とする、従来と略同様な構
成のものである。
を制御するCPUユニット20と、ターゲットシステム
19から送られる検知信号の直接的な取り込みを可能と
する入力ユニット22と、ターゲットシステム19に向
けて所定の制御信号の出力を可能とする出力ユニット2
3と、各種データを保存するメモリユニット21と、プ
ログラム式表示装置13との間で所定のデータ通信を可
能とする計算機リンクユニット24とを基本ユニットと
して備え、CPUユニット20で常時入出力手段の変化
状態を監視しておき、新規データ入力等のデータ変化が
認められると、必要な演算処理を施したあとメモリユニ
ット21上における該当のアドレスにアクセスして内容
を書き換え、あるいは出力ユニット23に向けてデータ
を送出する。
接入出力され、あるいはその制御などに用いる状態デー
タの格納場所が、制御あるいは表示すべきターゲットシ
ステム19上に備えたレベル計やリミットスイッチの様
な受動部品、リレーやモータの様な能動部品、あるいは
カウンタや印字器の様なデータ設定部品毎にメモリユニ
ット21上に確保され、入出力されるデータが数値の様
なワードデータに対してはワードデバイスが、オンオフ
情報の様なビットデータに対してはビットデバイスが、
各PLCメーカーが予め規定する例えば「X0000」
のようなデバイス名ないしはアドレスを指定することに
よって格納場所を特定可能にメモリユニット21内に設
定されている。
メモリユニット21内における任意のデバイス名を特定
してアクセスするだけで、ターゲットシステム19の対
応位置を制御し或いはその動作状態に関する状態情報が
個別に取り出せる。
13は、PLC18とともにターゲットシステム19の
操作卓などに一体に組み込み、あるいはそれ自身が独立
して配備され、ターゲットシステム19に対する制御盤
として使用されるものであって、略矩形状に構成した本
体ケースにおける正面側に、液晶表示板の様な所定の表
示デバイスをディスプレイ25として配置するととも
に、そのディスプレイ25に密着させてタッチパネル2
6を配設する一方、本体ケースの内部に表示制御回路2
7を収納している。
パソコン装置と略同様であって、バスラインを介してC
PU28やROM29、RAM30をはじめとする各種
メモリ、あるいはグラフィックコントローラ31が接続
されるとともに、図示しないリーダ/ライタ用のソケッ
トを介して、記録媒体の取り替えができるICカード3
2を装着可能としている。
ラムの様な、変更を要さないかユーザーが変更を加える
ことが禁止されているデータが予め格納され、表示装置
13に対する電源のオンオフに拘らず、表示装置13を
動作させるための基本的なデータを恒久的に保持する様
にしている。
きを可能とするとともに、電池でバックアップすること
によって表示装置13の電源をオフした後も記憶データ
を保持するSRAM33と、表示装置13が稼働中にの
みそのデータを一時記憶可能とするDRAM34とを備
える。
表示に関するアプリケーションソフトやPLC18側に
おける状態データMDの様に、その内容が変化する可能
性があるが表示装置13の電源オフ後もその内容を保持
することを必要とするデータを記憶する。これとは逆に
DRAM34上には、アプリケーションの中間演算デー
タの様に、表示装置13がオン期間中保持する必要があ
るが、オフと同時に消去することが好ましいデータを適
宜記憶させる。
PROMの様に、高速な読み書きは難しいが複数回のデ
ータ書き換えを可能とするとともに、電池のバックアッ
プを必要とすることなくそのデータを長期に亘って保存
可能な記憶手段が採用される。かかるICカード32
は、適宜時期に取り替え使用することにより、SRAM
33上のデータ中の必要な部分をバックアップデータと
して保存したり、SRAM33の記憶容量を超えたデー
タが取り込まれた場合に、溢れ出たデータを記憶するた
めの外部記録媒体として使用される。
種の演算結果は、SRAM33内に予め格納された各種
の表示用データを用いてグラフィックコントローラ31
によりビットイメージとしてビデオRAM35上に展開
され、その内容に対応した表示がディスプレイ25上で
行われる。
用のプロトコルで作動する通信コントローラ36を介
し、PLC18側の計算機リンクユニット24あるいは
その他のデータ通信手段と、シリアルあるいはパラレル
状態の専用の通信ライン37を通じて接続され、上記し
た表示装置13側のSRAM33とPLC18側のメモ
リユニット21間で必要な状態データmdの自動的な受
け渡しを可能とする。
基本的な構成の表示装置13にあって、更に表示装置1
3の操作者を4段階のレベルに分類して各操作者毎にデ
ータのアクセス領域とアクセス手段とを異ならせること
により、各レベルの操作者が容易に必要なデータアクセ
スができる様にするとともに、間違ったデータの変更を
可及的に防止する様にしている。
するごとく、後記する画面データを格納する画面設定用
データの格納エリアM1と、各種データを読み込んで必
要なデータ保存を可能とする情報処理用データの格納エ
リアM2と、第3レベルの操作者に直接的なアクセスを
許可する画面操作用データの格納領域M3とを備えてい
る。
等の現場作業員であって、第2乃至第4レベルの操作者
が作成したアプリケーションを使用することのみが許さ
れ、アプリケーションを通じて読み書きされたデータを
見てその内容を判断することだけができる。
ば表示装置13の提供者側におけるシステム設計の技術
者であって、C言語の様な汎用的なソフトウェア作成言
語を使用し、システムプログラムを含めた全てのソフト
ウェア、あるいは第2および第3レベルの操作者がアプ
リケーションプログラムを作成するのに使用するための
表示装置13に特化した開発言語ないしはソフトウェア
を提供するとともに、全てのメモリ領域に対してアクセ
ス可能とする。
レベルの操作者が提供する画面データ作成装置43を利
用してPLC操作用の画面設計を可能とするとともに、
その画面データ作成装置43中で参照可能なPLC18
側の状態データMDに限定して、データアクセスできる
様にしている。
MDの中から、作成した画面データを介してプログラム
式表示装置13側で参照すべき状態データmdを抽出す
るとともに、その抽出した状態データmdを情報処理用
データの格納領域M2内に収納可能とする。そして、P
LC18とプログラム式表示装置13との間で互いに必
要なデータの自動的な受け渡しを行うことにより、PL
C18とプログラム式表示装置13とが最小限の時間遅
れをもって、略同一内容の状態データMD・mdを互い
に保持する様にしている。
置13においては、図4に例示するごとく、銘板の様な
表示内容に変更を要しない静止図形38、あるいは形状
変化や点滅あるいは色変化させるスイッチ形状のような
部品図形39をベース画面40上に1または複数備えて
構成された表示画面を単位画面とする。更に、1台のプ
ログラム式表示装置13内には複数の単位画面からなる
表示画面群を1つのプロジェクトとして備えるととも
に、各単位画面毎に異なったファイル番号Fを指定する
ことにより、単位画面を切り換えるだけで必要な操作内
容を表示した表示画面が得られるようにしている。
の選択された単位画面に関係する処理指示語Wを情報処
理用データの格納領域M2中における事象データ領域4
1に読み込むとともに、微小時間毎に処理指示語Wを間
欠的に読み出し、各処理指示語Wの事象名Nで特定され
る内容の動作をPLC18側から表示装置13側に取り
出された状態データmdを参照しながら順次に実行する
ことにより、PLC18側のビットデバイスあるいはワ
ードデバイスの内容変化に即応して部品図形39や表示
データが変化する表示動作がベース画面40上で行われ
る。
同一であって、図5(a)の様に表示制御動作を実行す
べきベース画面40のファイル番号Fと、そのベース画
面40上で実行すべき動作内容を特定する事象名Nと、
各実行事象毎に参照される1又は複数のデータからなる
参照情報rとを1組として備えている。
は、タッチパネル26に対する押圧指示操作と連動し
て、状態データ用メモリ内の所定アドレス位置に設定し
たビットデバイスを反転可能とするものである。すなわ
ち、単位画面のファイル番号F1、タッチパネル26の
操作を特定する例えば「T」から始まる事象名N1、タ
ッチパネル26からの入力操作を有効とする入力座標範
囲X・Y、タッチパネル26の押し操作と連動してデー
タを書き換えるべき各PLC18に固有のアドレスAと
から構成される。
上記したタッチパネル26の操作と連動して、ベース画
面40上における対応位置に所定の図形を表示可能とす
るものである。すなわち、ベース画面40のファイル番
号F1、部品図形39の表示を特定する例えば「L」か
ら始まる事象名N2、部品図形39の表示座標範囲X・
Y、呼び出す部品図形39を特定するファイル番号F2
および部品図形39を表示時に参照するPLC18に固
有のアドレスAとから構成される。
と参照アドレスAとを共に一致させた2つの処理指示語
WL1・WT1を事象データの格納領域41に設定して
おく。また、状態データmdのアドレスAにおけるビッ
トデバイスが「0」の場合、それをスイッチのオフ状態
に予め対応させておくと、PLC18では制御すべき実
際のスイッチ接点に対してオフ動作を行う。それと同時
に、スイッチのオフ状態に対応する部品図形39のデー
タFL1をグラフィックデータの格納領域42から読み
出し、該当するベース画面40上の指定座標範囲X・Y
に展開して表示する。
形状を有する部品図形39の表示場所を押すと、タッチ
パネル用の処理指示語WTを検索し、タッチパネル26
を介してなされた指示座標から該当の座標を含む範囲を
座標情報として有する処理指示語WTの有無を判定す
る。
れた場合、上記の様にして構成された処理指示語WT1
に対応するので、図4(b)に示す如く、該当のアドレ
スAにおけるデータ値を「0」から「1」に反転し、P
LC18を介して該当のスイッチ接点をオンする制御を
させる。それと同時に、処理指示語WL1は参照アドレ
スAが「1」に変化したことを判断し、スイッチのオン
状態に対応する図形のデータFL2をグラフィックデー
タの格納領域42から読み出して該当の座標範囲X・Y
上に表示することにより、ベース画面40上に表示され
たスイッチ形状の部品図形39も、オフ状態からオン状
態へと変更されるのである。
にあっては、画面データ作成装置43を使用し、ベース
画面40上に処理指示語Wないしは複数の処理指示語か
ら構成される機能部品39を配置するとともに、各処理
指示語W毎に参照情報rを設定することにより、PLC
18の操作に必要な画面設定用データの作成が行なわれ
る。
レスは、PLC18側の状態データMDに限定されてお
り、画面操作に必要な最小限のデータのみが操作対象と
なるのである。
2およびPLC18に対するデータの受け渡しに加え
て、表示装置13内部のメモリに関しては、PLC側の
状態データMDの全体に加えて、SRAM33上に予め
設定した画面操作用データの格納領域M3に対してのみ
アクセス可能とする。更にアプリケーションの開発言語
として、図3の様にSRAM33上で複数に区分された
データの格納領域M1〜M3と、PLC18およびIC
カード32間におけるデータの受け渡しに特化した、表
示装置専用のスクリプト言語が提供される。
6(c)に例示する様に基本的な文法構造をC言語と類
似の形態を採用しているが、上記した処理指示語におけ
る参照情報を直接的に変更できる命令を備えることによ
り、第2レベルの操作者が作成した表示画面設定用デー
タを、よりきめ細かく制御可能とする。
アドレス範囲を、前記した第3レベルの操作者がアクセ
ス可能な範囲に限定するとともに、命令中でデバイス名
を直接的に指定できる様にしている。
て、スクリプト言語で定義されたコマンドあるいは記述
式が、ボタン44の操作のみで図6(c)の様に表示画
面12上へ自動的に記述できる様にしている。
いは記述式にあっては、図6(b)の様なダイアログボ
ックスが開いてアドレス指定が求められる。この際、各
命令毎に指定可能なアドレス範囲が制限され、アドレス
の指定間違いを未然に防止する。
記したスクリプト言語を使用し、表示装置13とPLC
18との間でデータ群の連続的な受け渡しを行うため、
ファイリングモードと、サンプリングモードと、ロギン
グモードの3種類のデータ操作モードを備える。そこで
以下において、図3に基づいて、各メモリ領域間におけ
るデータの受け渡し手順の概略を説明する。
立って、画面データ作成装置43を用いて必要な表示画
面群を作成したあと、表示装置13におけるSRAM3
3上の画面設定用データ格納領域M1にダウンロードす
る。
LC操作用の画面データに加えて、PLC18を所定状
態に設定するための固定データを含む。この固定データ
は、ターゲットシステム19が例えば生産プラントにあ
っては、その日の生産目標に沿った各制御デバイスの初
期設定値の様に、PLC18が制御すべきターゲットシ
ステム19の始動に先立ってPLC18側にセットされ
る状態データの集合体14であって、予め複数種類の固
定データ群を備えておく。
図7(a)の様にダイアログボックスが開くので、転送
準備項目で設定された条件でSRAM33内に必要なデ
ータが読み込まれる。そして図7(b)の様なリスト形
式やツリー形式で表示される固定データ群中から、その
日の生産目標等に対応して必要な固定データを特定する
と、転送設定項目で設定された条件で、その特定された
固定データが自動的にPLC18側に送られる。なお、
コントロールワードアドレスには、データ転送時におい
て必要な制御データが格納される。また書込み完了アド
レスには、書き込み完了時にタイミングを合わせて所定
データがセットされる様に予め設定しておき、そのデー
タ変化を見てそれ以後のデータ処理を行う。
えば上記した初期設定後にPLC18を介してターゲッ
トシステム19を始動し、そのシステムの微調整をした
後におけるデータの集合体を調整値として空き状態のデ
ータブロック内に取り込み、それを新たな固定データの
集合体14aとして上記したファイリングモードで利用
出来るようにしている。
あっては、PLC18側における状態データMD中の各
値は制御の進行にともなって変化する。そこで表示装置
13側でロギングモードを選択すると、1時間毎の様な
所定時間間隔で、あるいは予め設定したデバイスの値が
設定値に達するなどのトリガ条件が満足される毎に、状
態データ中における可変データの集合体14bを、SR
AM33上における情報処理用データの格納領域M2内
にロギング情報として取り込むことにより、制御の変化
状態が連続した変動データの集合体として判定できる様
にしている。
18と表示装置13の間で受け渡すため、本実施例にあ
っては、図1(b)のようにk個のデータの集合体14
を1つのデータブロックとするとともに、情報処理用デ
ータの格納領域M2中に、図3のようにj個のデータブ
ロックからなるブロックデータの格納領域を設定する。
更にj個のデータブロックを1つのファイルとし、IC
カード32上にはi個のファイルが格納できる例に基づ
いて説明するが、SRAM33上あるいはICカード3
2上に確保できるメモリ領域の容量に対応して、上記し
た個数は適宜変更して実施できることは勿論である。
にあっては、1または関連する少数の固定データ群をデ
ータブロック格納領域16に設定する一方、残りのデー
タブロックはデータが空の状態のまま維持して1つのフ
ァイルを設定するとともに、ICカード32上に複数の
ファイルを格納しておく。
ファイル中から1つのファイルを選んで、上記したデー
タブロックの格納領域16に読み込んだ後、1つの固定
データを更に選んでPLC18側に向けたデータの連続
転送を指示することにより、固定データによるPLCの
初期設定が完了する。
おいて、ファイリング用の固定データとして利用可能な
データの集合体14が作成されたことが判断された場合
にあっては、動作モードをサンプリングモードに切り換
えるとともに、そのデータ群を取り込む指示を与える。
するとその指示時におけるデータの集合体14が、PL
C18側から表示装置13のデータブロック格納領域1
6における空きブロックへ順次に読み込まれる。
込まれたのちは、ファイリングモードにおけるメニュー
画面上で選択可能な固定データの1つとなるとともに、
ICカード32のデータがSRAM33上のデータによ
り上書き更新されて保存されるのである。
択されると、予め設定しておいた可変データの集合体1
4bが1組ずつ、所定のトリガ条件を満足する毎にPL
C18側からデータブロック格納領域16のデータブロ
ック上に古い順番に読み込まれる。
込めるブロック数は図8(a)の如くj個で有限である
ため、図8(b)の様に予め設定した組数であるj個の
データ群が取り込まれて空のデータブロックが全て満た
された時点で、データブロック格納領域16内における
j個のデータブロックはICカード32に向けて1つの
ファイルとして自動的に読み出される。
読み込まれると、図8(c)の様にその読み込まれたデ
ータによって古いデータから順番に上書き更新されて行
き、j個分のデータブロックが上書き更新される毎に、
そのデータ群を上記したICカード32に追記的に自動
転送することによって、SRAM33の容量制限に拘ら
ず連続したデータ記録を可能とする。
6の全体が更新される前にデータのサンプリングが終了
した場合にあっては、保存がされていないブロック位置
のデータ群のみがICカード32に対して書き出され
る。また、データブロック格納領域16の全ブロックに
データが書き込まれるのを待たずに、1つのデータブロ
ックに1組の可変データの集合体14bが書き込まれる
毎にICカード32に向けてデータの書き出しをするこ
ともできる。
は、SRAM33上におけるものと同一のフォーマット
でもかまわないし、CSV形式のような所定のテキスト
形式など、その形式は限定されない。CSV形式の場
合、データを表計算ソフトで処理することができる。
ィスプレイ25上へ表示できるように構成することが好
ましい。この場合、SRAM33上に記憶されているデ
ータのみを表示するようにしてもよいし、スクロール動
作に対応して、ICカード32内にすでに読み込まれた
データを読み出して表示できるように構成することもで
きる。
タは、j個を超えるデータが読み込まれると、図8
(c)の様に新しいデータがより古いデータよりも前の
アドレスに位置するが、表示時には一番古いデータが最
上位に位置するようにソートされて表示することが好ま
しい。
(a)は外部装置と表示装置の関係を、(b)はファイ
ル構造を各々示す。
ック図である。
域を示す説明図である。
図である。
を示す説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の制御動作を行う外部装置(10)
と接続され、該外部装置(10)のメモリ(11)上に
あって現在の制御状態に対応した内容の状態データMD
を読み書きするとともに、読み出した状態データmdに
対応した表示動作を表示画面(12)上で可能とするプ
ログラム式表示装置であって、 上記した外部装置(10)内における全状態データMD
中から、予め複数のデータを1組としてデータの集合体
(14)を設定する一方、 表示装置(13)中における不揮発状態に構成したメモ
リ(15)上に、前記データの集合体(14)を格納で
きるデータブロックを複数備えたデータブロック格納領
域(16)を設定し、 予め設定した条件に対応して外部装置(10)側から読
み出したデータの集合体(14)を、表示装置(13)
側のデータブロック格納領域(16)中における空きブ
ロックへ順次に書き込み保存可能とするとともに、 上記データブロック格納領域(16)と外部記録媒体
(17)との間で、データの受け渡しを可能としたこと
を特徴とするプログラム式表示装置。 - 【請求項2】 上記したデータの集合体(14)は、時
間の経過に伴って変化する経時データであって、 データブロック格納領域(16)に設定したブロック数
を超えるデータの集合体(14)が外部装置(10)側
から読み出されると、表示装置(13)に対して挿脱自
在に備えた外部記録媒体(17)に対して自動的に書き
出される請求項1記載の表示装置。 - 【請求項3】 上記したデータの集合体(14)は、外
部装置(10)の制御状態を設定するための固定データ
であって、 上記したデータブロック格納領域(16)には予め、1
または複数種類の固定データを格納したブロック群と、
データを格納していない空きブロック群とを備え、 選択された固定データで外部装置(10)側の状態デー
タMDを更新可能とする一方、 外部装置(10)側から表示装置(13)側のデータブ
ロック格納領域(16)における空きブロック群にデー
タの集合体(14)を追加記憶し、選択可能な固定デー
タの種類を増加可能としたことを特徴とする請求項1記
載の表示装置。
Priority Applications (1)
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JP23095999A Expired - Lifetime JP3476391B2 (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | プログラム式表示装置 |
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1999
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