JPH05303073A - ボックス型lcdプロジェクタ - Google Patents

ボックス型lcdプロジェクタ

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Publication number
JPH05303073A
JPH05303073A JP4110224A JP11022492A JPH05303073A JP H05303073 A JPH05303073 A JP H05303073A JP 4110224 A JP4110224 A JP 4110224A JP 11022492 A JP11022492 A JP 11022492A JP H05303073 A JPH05303073 A JP H05303073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
projection
projection units
box
vertical direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4110224A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Ushiro
成明 後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4110224A priority Critical patent/JPH05303073A/ja
Publication of JPH05303073A publication Critical patent/JPH05303073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボックス型LCDプロジェクタの画面サイズ
を大きく維持したまま奥行寸法を小さくする。 【構成】 ミラー18,19により投影光軸を折り曲げ
た投影ユニット13,14を設ける。この投影ユニット
13,14を上下方向で重ねて、ボディ10内に配置す
る。これら投影ユニット13,14により、1枚のスク
リーン12に向けて分割画像を投影し、これら分割画像
を上下方向で合成する。 【効果】 2個の投影ユニット13,14によりスクリ
ーン12に投影する画面を、上下方向で2分割するか
ら、投影面積が小さくなる。これにより、投影ユニット
からスクリーンまでの投影光軸長さを減少させることが
できる。これに対応して、箱型のボディ10の奥行寸法
Lを小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボックス型LCDプロ
ジェクタに関し、更に詳しくは、大画面でありながら奥
行寸法を小さくさせたボックス型LCDプロジェクタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型ブラウン管の開発により、大画面で
迫力のある画像が得られる大画面テレビが提供されてき
ている。しかしながら、ブラウン管を大型化するには限
界がある。このため、50インチ以上の大画面を得る装
置の1つに、LCD(液晶パネル)を用いたLCDプロ
ジェクタがある。このLCDプロジェクタには、スクリ
ーンと投影部とを別体にして分離した分離型のものと、
それらを一体化したボックス型のものとがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ボックス型のLCDプ
ロジェクタでは、図6に示すように、大画面を得るため
に投影部1とスクリーン2との光軸長さをできるだけ長
くして投影倍率を高めている。このため、ミラー3,4
により投影光軸5を折り曲げて、ボックス6の奥行をで
きるだけ抑えた状態で、投影倍率を高め、大画面が得ら
れるようにしている。例えば、60インチのスクリーン
を得ようとすると、従来の方式では、ボックス6の奥行
寸法Lが約700mmとなってしまう。このように、ボッ
クス型LCDプロジェクタでは、大画面を得ようとする
と、これに比例して奥行寸法Lが大きくなるという問題
がある。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、奥行寸法をできるだけ抑えた状態で大画面を得る
ことができるようにしたボックス型LCDプロジェクタ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、1枚のスクリーンと、このスクリーンに
向けて、ミラーにより光軸を折り曲げて画像を投影する
複数個の投影ユニットとからなり、前記投影ユニットを
上下方向及び/又は左右方向に配置し、これら投影ユニ
ットにより、前記スクリーンに画像を上下方向及び/又
は左右方向で合成して投影するようにしたものである。
この構成を採る場合、複数の投影ユニットに対して共通
の光源から照明光を与えることも可能である。
【0006】また、別の発明は、1枚のスクリーンに代
えて、各投影ユニット毎に分割したスクリーンを一体的
に設け、これらを上下方向及び/又は左右方向に配置す
るようにしたものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明を実施したボックス型LCDプ
ロジェクタを示す概略図である。図1において符合10
は箱型のボディであり、この前面には開口11が形成さ
れており、これにスクリーン12が嵌め込まれている。
ボディ10内には、2台の投影ユニット13,14が、
上下方向で重ねて配置されている。下側の投影ユニット
13は、ランプ15と液晶パネル(LCD)16と投影
レンズ17とミラー18,19とこれらを取り付ける機
枠20とから構成されている。また、上側の投影ユニッ
ト14も下側の投影ユニット13とほぼ同様に構成され
ているが、下側の投影ユニット13の上部ミラー19は
両面ミラーにより構成されており、上側の投影ユニット
14の下部ミラーを兼ねている。なお、このように両面
ミラーを用いる代わりに各投影ユニット13,14それ
ぞれの上下に片面ミラーを配置してもよい。
【0008】図2に示すように、液晶パネル16は、縦
×横の画素数が1920×(480+α)で構成されて
おり、1画素Pは、0.11×0.16mmの縦に長い矩
形状に構成されている。αは2個の液晶パネル16によ
る投影画像を上下方向で連続させて合成する際の重ね合
わせ代である。これら各画素には、R,G,Bの色フイ
ルタが交互に規則的に配置されており、ランプ15から
の照明光を液晶パネル16に照射してカラー画像をスク
リーン12に投影することができる。
【0009】図3に示すように、スクリーン12の画面
サイズを縦横比で4:3にするには、上記液晶パネル1
6を2枚用いてこれらの分割画像A1,A2を重ね合わ
せ代α画素分内で電気的に重ね合わせる。各投影ユニッ
ト13,14の液晶パネル16は、画像処理部22から
の画像データに基づきドライバ23により駆動される。
これにより、得られる投影画面Aの総画素数は、192
0×480×2で、約143万画素となる。このよう
に、重ね合わせ代α画素分内で電気的に重ね合わせて投
影画像Aを合成するため、各投影ユニット14のボディ
10内への組み付け時において、光学的(機械的)な位
置合わせは多少粗くてもよくなり、各ユニット13,1
4のボディ10内への組付けが簡単に行なえる。また、
通常100万画素レベルのカラー画像を得るためには、
R,G,Bの色毎のLCDパネルを光学的に剛性する三
板式が必要で、この場合光学系が複雑かつ光量ロスが締
まれやすい。上記実施例ではランプ1個に対しLCDパ
ネル1枚と非常に単純であり、生産時の調整も極めて簡
単である。
【0010】このように構成される本実施例では、図6
に示すように1個の投影ユニット1でスクリーン2に投
影していた従来機に比較して、スクリーン12に投影す
る画面Aを上下方向で分割画面A1,A2に2分割して
投影面積を少なくしているため、投影ユニットからスク
リーンまでの投影光軸長さをこれに応じて減少させるこ
とができる。したがって箱型のボディ10の奥行寸法L
を、対角線長が60インチとなるスクリーン12の場合
に、従来の700mmから半分の350mm程度にコンパク
ト化することができる。なお図4に示したように、ラン
プ15からの照明光を2個のLCD16に共通に照射す
ることも可能である。
【0011】上記実施例では、2台の投影ユニット1
3,14を上下方向で重ねたものであるが、この他に、
図5に示すように、8個の画面A1〜A8をマトリクス
状に上下及び左右方向で4×2個配置して、120イン
チの大画面LAを合成してもよい。なお、これらマトリ
クス状に配置する個数を適宜選択することにより、得ら
れる画面サイズや縦横比を変えることができる。しか
も、この場合にも、その奥行寸法はほぼ1個の投影ユニ
ットの奥行寸法Lでよいので、全体をコンパクト化する
ことができる。
【0012】また、上記実施例では、各投影ユニット1
3,14を、1枚のカラー液晶パネル16により構成し
たが、この他に、液晶パネルを2枚,又は3枚用いて投
影ユニットを構成してもよい。
【0013】また、上記実施例では、1枚のスクリーン
12を用いたが、この他に各投影ユニットにそれぞれス
クリーンを一体的に設けてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の投影ユニットにより画像を合成して大画面を構成
したから、投影ユニットからスクリーンまでの投影光軸
の長さを短くすることができる。これにより箱型ボディ
の奥行寸法を従来のものに比べて減少させることがで
き、装置をコンパクト化することができる。また、1ユ
ニット毎に量産することが可能であり、生産効率を上げ
ることができる。更に、搬送時には、1ユニット毎に行
い、現地で簡単に組み立てを行うことができる。しか
も、投影ユニットをマトリクス状に配置することで任意
の大画面を構成することができ、この場合でも奥行寸法
は1ユニット相当分でよく、奥行寸法が画面サイズに比
例して大きくなることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボックス型LCDプロジェクタを示す
概略図である。
【図2】同ボックス型LCDプロジェクタで用いる液晶
パネルを示す説明図である。
【図3】2個の投影ユニットを用いて60インチの画面
サイズを得る場合の画面合成例を示す説明図である。
【図4】本発明の他の構成例を示す概略図である。
【図5】8個の投影ユニットを用いて120インチの大
画面サイズを得る場合の画面合成例を示す説明図であ
る。
【図6】従来のボックス型LCDプロジェクタを示す概
略図である。
【符号の説明】
10 ボディ 12 スクリーン 13,14 投影ユニット 15 ランプ 16 液晶パネル 17 投影レンズ 18,19 ミラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーにより光軸を折り曲げてスクリー
    ンに画像を投影するボックス型LCDプロジェクタにお
    いて、1枚のスクリーンと、このスクリーンに向けて、
    ミラーにより光軸を折り曲げて画像を投影する複数個の
    投影ユニットとからなり、前記投影ユニットを上下方向
    及び/又は左右方向に配置して、これら投影ユニットに
    より、前記スクリーンに画像を上下方向及び/又は左右
    方向で合成して投影することを特徴とするボックス型L
    CDプロジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記複数個の投影ユニットの少なくとも
    2個に、共通の光源から照明光を与えるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のボックス型LCDプロジェ
    クタ。
  3. 【請求項3】 ミラーにより光軸を折り曲げて画像をス
    クリーンに向けて投影するスクリーン一体型の投影ユニ
    ットを複数個設け、これらを上下方向及び/又は左右方
    向に配置し、これら投影ユニットにより画像を上下方向
    及び/又は左右方向で合成して表示することを特徴とす
    るボックス型LCDプロジェクタ。
JP4110224A 1992-04-28 1992-04-28 ボックス型lcdプロジェクタ Pending JPH05303073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4110224A JPH05303073A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ボックス型lcdプロジェクタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP4110224A JPH05303073A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ボックス型lcdプロジェクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05303073A true JPH05303073A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14530238

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4110224A Pending JPH05303073A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 ボックス型lcdプロジェクタ

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JP (1) JPH05303073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164942A (ja) * 2008-11-26 2010-07-29 Seiko Epson Corp プロジェクタおよびプロジェクタシステム

Cited By (1)

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JP2010164942A (ja) * 2008-11-26 2010-07-29 Seiko Epson Corp プロジェクタおよびプロジェクタシステム

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