JP3506284B2 - プロジエクタ装置 - Google Patents

プロジエクタ装置

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JP3506284B2 JP11232795A JP11232795A JP3506284B2 JP 3506284 B2 JP3506284 B2 JP 3506284B2 JP 11232795 A JP11232795 A JP 11232795A JP 11232795 A JP11232795 A JP 11232795A JP 3506284 B2 JP3506284 B2 JP 3506284B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図11及び図12) 発明が解決しようとする課題(図11及び図13) 課題を解決するための手段 作用 実施例(図1〜図10) (1)第1実施例 (2)第2実施例 (3)第3実施例 (4)他の実施例 発明の効果 【0002】 【産業上の利用分野】本発明はプロジエクタ装置に関
し、例えば航空機等に設置される斜め投影型のリアプロ
ジエクシヨン装置に適用して好適なものである。 【0003】 【従来の技術】従来、この種のプロジエクシヨン装置と
して、図11に示す構成のものがある。 図11におい
て示すリアプロジエクシヨン装置1は、プロジエクタ装
置2の映像光出射部3から出射された映像光L1を反射
鏡4で反射させ、スクリーン5の背面側に投影すること
により、スクリーン5の前面側に拡大された表示映像を
表示するように形成されている。 【0004】プロジエクタ装置2は液晶表示装置(以
下、これをLCDパネルと呼ぶ)6を内蔵しており、こ
のLCDパネル6を入力映像信号によつて駆動させるこ
とにより形成した映像光L1を出射する。 【0005】またスクリーン5の背面は、図12に示す
ように断面が鋸歯状に形成されている。そして互いに平
行な第1の面5Aは映像光L1を透過するようになされ
ていると共に、互いに平行な第2の面5Bは映像光L1
を反射するようになされている。これによりスクリーン
5の背面に対して斜め方向から入射した映像光L1は、
第2の面5Bによつて反射されスクリーン5の前面方向
に出射し、前面に映像光L1に基づく映像を拡大表示す
るようになされている。実際上、スクリーン5は、基準
面に対する映像光L1の入射角θが60〔°〕以内であ
れば、映像光L1を前面側に反射できる構成になつてい
る。 【0006】このようにリアプロジエクシヨン装置1
は、リアプロジエクシヨン装置1の下方に配置したプロ
ジエクタ装置2から反射鏡4を介してスクリーン5へ映
像光L1を出射する方法をとることにより、プロジエク
タ装置2をスクリーン5の真後ろに配置して直接スクリ
ーン5に映像光L1を出射する場合に比して、リアプロ
ジエクシヨン装置1全体を薄型化でき、航空機内等の限
られた空間を有効に利用して設置できるようになされて
いる。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな斜め投影型のプロジエクタ装置2では、映像光出射
部3からスクリーン5までの光路差に基づく台形歪みが
スクリーン5上の表示映像に発生する問題がある。例え
ば図11に示すリアプロジエクシヨン装置1では、映像
光L1のスクリーン5への斜め入射によつてスクリーン
5の上方と下方で、反射鏡4からスクリーン5への入射
光に光路差がある場合に、図13に示すようにスクリー
ン5上で上方が小さく下方が大きくなるような台形歪み
が生じる。 【0008】この台形歪みを回避するために、従来はプ
ロジエクタ装置とスクリーンとの間に光路差を相殺する
ような補正光学系を設けることにより、光学的補正を行
つている。しかし上述の方法は、筐体内の限られた空間
に補正光学系を設けなければならない欠点があつた。ま
た光路差を正確に相殺し得るような補正光学系を形成す
ることは実際上困難な問題がある。 【0009】さらに、表示装置としてLCDパネル6に
代えて3管3レンズの陰極線管装置(以下、これをCR
Tと呼ぶ)によるプロジエクタ装置を用いる方法がある
が、3レンズ各々で色映像光を出射する位置が違うため
に、それぞれから出射される色映像光をスクリーン上で
重ね合わせる(所謂レジ合わせ)必要がある。このた
め、構成上複雑になる問題があつた。 【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、スクリーンに対して映像光を投影することにより拡
大表示映像を形成する場合に、スクリーン上に表示され
る映像に生じる台形歪みを回避しかつ高画質の表示映像
を得ることのできる簡易な構成のプロジエクタ装置を提
案しようとするものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明においては、入力映像信号に応じた映像を標
準の画面縦横比よりも横長の液晶表示手段に表示させ、
当該液晶表示手段の表示面に表示される映像をスクリー
ンに斜め方向から投影することにより、当該スクリーン
上に拡大された映像を表示するようにしたプロジエクタ
装置であつて、斜め方向から投影することによつて生じ
るスクリーン上の表示映像の台形の歪みを相殺するよう
に、標準の画面縦横比の入力映像信号に対して、液晶表
示手段の表示面から上記スクリーンまでの距離が長い走
査位置ほど液晶表示手段の表示面に表示される映像の縦
方向及び横方向の圧縮率を大きくすることにより、当該
液晶表示手段の表示面に表示される映像が台形に歪むよ
うに映像信号を補正して補正映像信号を生成する台形歪
み補正回路と、補正映像信号に基づいて液晶表示手段上
に表示される台形の映像の平行する2辺のうちの長い辺
が液晶表示手段の表示面の幅方向の幅に一致するよう
に、台形の映像を横方向に引き延ばす変換処理を行うワ
イド画像形成回路とをプロジエクタ装置に設けた。 【0012】 【0013】 【0014】 【作用】映像光の光源からスクリーンまでの光路差によ
つてスクリーン上で表示映像に生じる台形歪みを、台形
歪み補正回路によつて縦方向及び横方向において相殺す
るように補正して補正映像信号を生成し、さらに、補正
映像信号に基づいて液晶表示手段上に表示される台形の
映像の平行する2辺のうちの長い辺が当該液晶表示手段
の表示面の幅方向の幅に一致するように、台形の映像を
横方向に引き延ばす変換処理をワイド画像形成回路によ
つて行うことにより、入力される映像を縦方向及び横方
向で歪み補正した映像を表示できると共に、解像度及び
輝度の向上した高画質の表示映像を得ることができる。 【0015】 【0016】 【0017】 【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。 【0018】(1)第1実施例 図1において示す台形歪み補正回路10は、斜め投影型
のプロジエクシヨン装置におけるプロジエクタ装置2
(図11)に内蔵されており、LCDパネル6(図1
1)でなる液晶表示手段を駆動するための補正映像デー
タを形成する。台形歪み補正回路10は、映像信号S1
を信号分離回路11に入力する。信号分離回路11は、
入力される映像信号S1を同期信号、輝度信号及び色差
信号に分離した後、アナログ/デイジタル変換すること
により同期データS2、輝度データS3及び色差データ
S4を形成し、同期データS2をメモリ制御回路12に
送出すると共に輝度データS3及び色差データS4をメ
モリ13に送出する。 【0019】メモリ13は1フレーム分の映像データを
格納し得る構成となつており、メモリ制御回路12によ
つて同期データS2に基づき形成された書き込み制御信
号S5に基づいて輝度データS3及び色差データS4を
格納する。これによりメモリ13は1フレーム分の輝度
データS3及び色差データS4をそれぞれラインスキヤ
ン順に格納する。メモリ13に格納されたデータは、メ
モリ制御回路12によつて同期データS2に基づき形成
された読出アドレス信号S6に基づいて読み出される。
このようにして読み出された輝度データS7及び色差デ
ータS8は、線形演算回路14に送出される。 【0020】線形演算回路14は輝度データS7及び色
差データS8に対して、予めプロジエクタ装置2(図1
1)からスクリーン5(図11)までの光路差に応じて
設定された計算式を使つた演算を施すことにより、光路
差に基づきスクリーン5(図11)上に生じる歪みを相
殺するような補正輝度データS9及び補正色差データS
10を形成する。このとき線形演算回路14はメモリ制
御回路12から、現在何ライン目の輝度データS7及び
色差データS8を入力したかを表す制御信号S11を受
け、当該制御信号S11に応じた演算を施す。すなわち
スクリーン5(図11)上での表示映像はラインによつ
て歪みの率が異なるため、線形演算回路14はラインに
応じた異なつた演算をすることにより歪みを相殺する補
正データを形成する。実際には、線形演算回路14はス
クリーン5(図11)上での映像光の光路差による距離
が長い位置程、縦方向及び横方向においてデータの圧縮
率を大きくすることにより補正データを形成する。 【0021】さらに線形演算回路14は、演算過程にお
いて補間処理を施すことによりLCDパネル6(図1
1)の各ドツトに対応するデータを形成するようになさ
れており、これによりLCDパネル6(図11)のピク
セルを最大限に利用し得るようになされている。 【0022】信号合成回路15は線形演算回路14から
出力される補正輝度データS9及び補正色差データS1
0と、メモリ制御回路12から供給される同期データS
2とを合成することにより補正映像データS12を形成
し、当該補正映像データS12を駆動信号としてLCD
パネル6(図11)に送出する。 【0023】以上の構成において、台形歪み補正回路1
0はスクリーン5(図11)上で発生する歪みを相殺す
るような補正映像データS12を形成する。ここで例え
ば図2に示すように、入力映像(図2(A))をそのま
ま用いて表示映像を形成すると画面下方のライン程拡大
されるような場合(図2(B))には、台形歪み補正回
路10は入力映像信号に対して、画面下方のライン程デ
ータの圧縮率を上げて補正映像データを形成する(図2
(C))。台形歪み補正回路10は、線形演算回路14
において所定の計算式に基づき、上方のラインはより少
ない入力ライン数で1つの補正ラインを形成し、下方の
ラインはより多くのライン数で1つの補正ラインを形成
することにより、上述のような処理を行う。またこのと
き線形演算回路14は下方のライン程、画素方向での圧
縮率も高める。 【0024】この結果、台形歪み補正回路10は縦方向
(ライン方向)及び横方向(画素方向)の双方で台形歪
みを相殺するような補正映像データを形成する。そして
この補正映像データによつてLCDパネル6(図11)
を駆動することにより、プロジエクタ装置2(図11)
は図2(D)に示すように縦方向及び横方向の双方で歪
みの無い映像をスクリーン5(図11)上に表示する。
ここで例えば横方向でのみ歪み補正をした場合には、プ
ロジエクタ装置2(図11)は図3に示すようにスクリ
ーン5(図11)上に外形が台形形状ではなく、長方形
形状の一見歪みが相殺されたかのような映像を表示す
る。しかしこの表示映像は縦方向(ライン方向)におい
て下方になる程引き伸ばされ、結果として歪んだ映像と
なる。 【0025】これに対してこの実施例の台形歪み補正回
路10は、横方向の補正に加えて縦方向でも歪みを補正
することにより、全く歪みの無い表示映像を形成するこ
とができる。また台形歪み補正回路10は、プロジエク
タ2やスクリーン5(図11)の配置の変更によりスク
リーン5(図11)上での歪みの状態が変化するような
場合には、線形演算回路14の計算式をこれに応じて変
更することにより、他の構成を変更すること無く、容易
にこれに対処できる。 【0026】以上の構成によれば、スクリーン5(図1
1)上での歪みを相殺するように、横方向に加えて縦方
向においても入力映像信号を補正するようにしたことに
より、スクリーン5(図11)上に歪みの無い高画質の
表示映像を投影することができる。 【0027】(2)第2実施例 図4は本発明の第2実施例の構成を示し、第1実施例に
おいて上述した台形歪み補正回路10(図1)は入力映
像信号を補正することにより補正映像データS12を形
成した後、当該補正映像データS12をワイド画像形成
回路21に送出する。ワイド画像形成回路21は、台形
歪み補正回路10から入力したスクリーン上での画面縦
横比が4:3になるような補正映像データS12を、ス
クリーン上での画面縦横比が16:9になるようなデー
タに変換することによりワイド補正映像データS20を
形成し、当該ワイド補正映像データS20を駆動信号と
してLCDパネル22に送出する。 【0028】ワイド画像形成回路21は、補正映像デー
タS12を横方向に画面横方向の変化分だけ引き伸ばす
ような変換処理を施すことによりワイド補正映像データ
S20を形成する。ここでLCDパネル22は16:9
の縦横比でなり、ワイド補正映像データS20に基づい
て駆動される。 【0029】以上の構成において、LCDパネル22は
台形歪み補正回路10にて歪み補正した補正映像データ
S12を、ワイド画像形成回路21にてワイド補正映像
データS20に変換し、そのワイド補正映像データS2
0を駆動信号として入力することにより駆動する。これ
により画面縦横比が4:3の映像を、画面縦横比が1
6:9の映像(図5)に変換することで歪みの補正に加
えて、映像の解像度及び輝度を向上し得る。 【0030】すなわち、従来の画面縦横比が4:3の映
像では図6に示すようにLCDパネルの30%程が有効
画素であつたのに対して、画面縦横比が16:9の映像
に変換することで、図7に示すようにLCDパネルの有
効画素数を50%までに向上することができる。従つて
有効画素数を増加し得ることにより、表示する映像の解
像度及び輝度を向上し得る。 【0031】以上の構成によれば、入力される映像を縦
方向及び横方向で歪み補正した映像を表示できると共
に、映像の解像度及び輝度を向上し得る。 【0032】(3)第3実施例 図11との対応部分に同一符号を付して示す図8に示す
プロジエクシヨン装置30において、プロジエクタ装置
31をプロジエクシヨン装置30の筐体内下部に配置す
る。 【0033】また図9に示すCRTプロジエクタ装置3
1において、青色の色映像光L2を出射するCRT41
と緑色の色映像光L3を出射するCRT42は、ハーフ
ミラー43において色映像光L2及び色映像光L3が直
交する位置に配置されている。またCRT41及びCR
T42からハーフミラー43までの距離は等距離aとな
つている。CRT41から出射された色映像光L2とC
RT42から出射された色映像光L3とは、ハーフミラ
ー43上にてレジ合わせされた色映像光L4を形成し、
ハーフミラー44に45〔°〕の角度で入射される。 【0034】ハーフミラー43から距離bの位置に配置
されるハーフミラー44には、CRT45から出射され
る赤色の色映像光L5が入射され、ハーフミラー44上
で上述の色映像光L4とレジ合わせされる。CRT45
は出射する色映像光L5が色映像光L4と直交する位置
で、かつハーフミラー44とa+bの距離をなす位置で
配置されており、CRT45から出射される色映像光L
5はハーフミラー44に45〔°〕の角度で入射され
る。ハーフミラー44上で重ね合わされた色映像光L4
及びL5は映像光L6を形成して、単レンズでなる投射
レンズ46を介してプロジエクタ装置31の外部へ出射
され、スクリーン上に所定の倍率で拡大され投影され
る。 【0035】以上の構成において、CRT41、CRT
42及びCRT45から出射された色映像光L2、L3
及びL5はハーフミラー43及び44にて重ね合わされ
ることで、RGB各色を重ね合わせてレジ合わせされた
映像光L6として、投射レンズ46を介してプロジエク
タ装置31外部へ出射される。この結果、従来の3管3
レンズによるCRTプロジエクタ装置の場合、斜め投影
型による投影方法ではスクリーン上でのレジ合わせに複
雑な機構を要し、実際上で不可能であつたのに比して、
プロジエクタ装置31はハーフミラーを用いた簡易な構
成により容易にCRT41、CRT42及びCRT45
から出射される色映像光L2、L3及びL5のレジ合わ
せを行える。 【0036】また出射する映像の台形歪み補正は、既存
のCRT偏向回路(図示せず)を用いることで容易に調
整し得る。それに加えてCRTはLCDパネルの有効画
素数に相当するものがないため、映像の台形補正後にお
いても補正前の明るさ及び画質を維持することができる
(図10)。さらにCRTはLCDと比較して発光体自
体の大きさは大きいが、プロジエクタ装置31の奥行き
をある程度抑えれば、図8に示すように上下及び左右方
向への大きさはある程度許容できるため、リアプロジエ
クシヨン装置30を薄型化することができる。 【0037】以上の構成によれば、簡易な構成によりス
クリーンに表示する映像の歪み補正ができ、かつ映像の
歪み補正後においても補正前の明るさ及び画質を維持す
ることができる。 【0038】(4)他の実施例 なお上述の第1実施例においては、リアプロジエクシヨ
ン装置に用いる場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、OHPなどのスクリーン前方から映像光を投影
するものに用いてもよい。 【0039】また上述の第1実施例においては、スクリ
ーン5に対する映像光の入射角に基づいた計算式を予め
設定した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、CPU等を用いて、スクリーン5への入射角が変化
した場合、外部から任意の値を入力することでそれに応
じた計算を行い、映像信号の圧縮率を可変させるように
してもよい。これにより、本装置の設置場所の変更や反
射鏡及びプロジエクタ装置の配置変更等でスクリーンへ
の入射角に変化があつても、素早い対応が可能となる。 【0040】また上述の第2実施例においては、台形歪
み補正回路10の後段にワイド画像形成回路21を配置
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、台
形歪み補正回路10の前段にワイド画像形成回路21を
配置してもよい。この場合でも上述の実施例と同様の効
果を得ることができる。 【0041】また上述の第3実施例においては、CRT
41、42及び45を画面縦横比4:3の映像を表示す
るものとして詳述したが、本発明はこれに限らず、画面
縦横比4:3で入力された映像信号を、画面縦横比1
6:9の映像信号に変換して出力してもよい。 【0042】また上述の第3実施例においては、CRT
41、42及び45において出射する色映像光の色を限
定したが、本発明はこれに限らず、各CRTで出射する
映像光の色が重複しなければ順序を変えて用いてもよ
い。例えばCRT41に青色に代えて赤色の色映像光を
出力させ、CRT42に緑色に代えて青色の色映像光を
出力させ、CRT45に赤色に代えて緑色の色映像光を
出力させる。この場合でも上述の実施例と同様の効果を
得ることができる。 【0043】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、映像光の
光源からスクリーンまでの光路差によつてスクリーン上
で表示映像に生じる台形歪みを、台形歪み補正回路によ
つて縦方向及び横方向において相殺するように補正して
補正映像信号を生成し、さらに、補正映像信号に基づい
て液晶表示手段上に表示される台形の映像の平行する2
辺のうちの長い辺が当該液晶表示手段の表示面の幅方向
の幅に一致するように、台形の映像を横方向に引き延ば
す変換処理をワイド画像形成回路によつて行うことによ
り、入力される映像を縦方向及び横方向で歪み補正した
映像を表示できると共に、解像度及び輝度の向上した高
画質の表示映像を得ることができる。 【0044】 【0045】
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例の台形歪み補正回路を示すブロツク
図である。 【図2】第1実施例による台形歪みの補正を説明するた
めに供する略線図である。 【図3】第1実施例による台形歪みの補正を説明するた
めに供する略線図である。 【図4】第2実施例の構成を示すブロツク図である。 【図5】第2実施例による台形歪みの補正を説明するた
めに供する略線図である。 【図6】4:3の画面縦横比におけるLCDパネルの有
効画素数の割合を示す略線図である。 【図7】16:9の画面縦横比におけるLCDパネルの
有効画素数の割合を示す略線図である。 【図8】第3実施例によるリアプロジエクシヨン装置を
示す略線図である。 【図9】第3実施例によるCRTプロジエクタ装置を示
す略線的構成図である。 【図10】CRTによる補正画面と、LCDによる補正
画面を示す略線図である。 【図11】リアプロジエクシヨン装置の構成を示す略線
図である。 【図12】スクリーンの断面形状と、入射光を説明する
ために供する略線図である。 【図13】投影した映像の台形歪みの説明に供する略線
図である。 【符号の説明】 1、30……リアプロジエクシヨン装置、2、31……
プロジエクタ装置、3……映像光出射部、4……反射
鏡、5……スクリーン、5A、5B……スクリーン背面
側の各面、6、22……LCDパネル、10……台形歪
み補正回路、11……信号分離回路、12……メモリ制
御回路、13……メモリ、14……線形演算回路、15
……信号合成回路、21……ワイド画像形成回路、4
1、42、45……CRT(青、緑、赤)、43、44
……ハーフミラー、46……単レンズの投射レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/74 G03B 21/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】入力映像信号に応じた映像を標準の画面縦
    横比よりも横長の液晶表示手段に表示させ、当該液晶表
    示手段の表示面に表示される映像をスクリーンに斜め方
    向から投影することにより、当該スクリーン上に拡大さ
    れた映像を表示するようにしたプロジエクタ装置であつ
    て、 斜め方向から投影することによつて生じる上記スクリー
    ン上の表示映像の台形の歪みを相殺するように、標準の
    画面縦横比の上記入力映像信号に対して、上記液晶表示
    手段の表示面から上記スクリーンまでの距離が長い走査
    位置ほど上記液晶表示手段の表示面に表示される映像の
    縦方向及び横方向の圧縮率を大きくすることにより、当
    該液晶表示手段の表示面に表示される映像が台形に歪む
    ように上記映像信号を補正して補正映像信号を生成する
    台形歪み補正回路と、 上記補正映像信号に基づいて上記液晶表示手段上に表示
    される台形の映像の平行する2 辺のうちの長い辺が当該液晶表示手段の表示面の幅方向
    の幅に一致するように、上記台形の映像を横方向に引き
    延ばす変換処理を行うワイド画像形成回路と を具えるこ
    とを特徴とするプロジエクタ装置。
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