JP2973438B2 - 投写型画像表示装置 - Google Patents
投写型画像表示装置Info
- Publication number
- JP2973438B2 JP2973438B2 JP1278863A JP27886389A JP2973438B2 JP 2973438 B2 JP2973438 B2 JP 2973438B2 JP 1278863 A JP1278863 A JP 1278863A JP 27886389 A JP27886389 A JP 27886389A JP 2973438 B2 JP2973438 B2 JP 2973438B2
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- liquid crystal
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- crystal panel
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数枚の液晶パネル上に表示された画像を
スクリーンに投写する画像表示装置に関するものであ
る。
スクリーンに投写する画像表示装置に関するものであ
る。
従来の技術 近年、ビデオテープレコーダーなどの映像機器、映像
ソフトの充実に伴い迫力のある映像を楽しむための大画
面画像表示装置の要望が高まってきている。
ソフトの充実に伴い迫力のある映像を楽しむための大画
面画像表示装置の要望が高まってきている。
従来よりの大画面の画像表示装置としては、陰極線管
（CRT）を用いた投写型テレビがあったが、画像表示部
にCRTを用いているためCRTの物理的制約などから装置の
小型化に制限があった。この制限を取り除き、装置を小
型化するために画像表示部に液晶パネルを用いた投写型
画像表示装置が提案されている。
（CRT）を用いた投写型テレビがあったが、画像表示部
にCRTを用いているためCRTの物理的制約などから装置の
小型化に制限があった。この制限を取り除き、装置を小
型化するために画像表示部に液晶パネルを用いた投写型
画像表示装置が提案されている。
一般に液晶パネルを用いた投写型画像表示装置では、
カラー画像を得るために赤色用、緑色用、青色用の３枚
の液晶パネルを用いている。従って、３枚の液晶パネル
の画像をスクリーン上で一致されるコンバージェンス調
整が必要である。
カラー画像を得るために赤色用、緑色用、青色用の３枚
の液晶パネルを用いている。従って、３枚の液晶パネル
の画像をスクリーン上で一致されるコンバージェンス調
整が必要である。
第３図は、液晶パネルを用いた従来の投写型画像表示
装置の一例の構成図を示したものである。第３図におい
て、51はスクリーン、52は投写レンズ、53は赤色用の液
晶パネル、54は緑色用の液晶パネル、55は青色用の液晶
パネル、56は色合成用のダイクロイックプリズム、57は
ミラー、58は色分解用のダイクロイックミラー、59は集
光レンズ、60は光源、61は反射鏡である。光源60からの
光は、反射鏡61と集光レンズ59によって集光され、ダイ
クロイックミラー58によって赤色、緑色、青色の各原色
光に分解される。各原色光は、ミラー57などによって液
晶パネルに導かれ、ダイクロイックプリズム56で合成さ
れた後、投写レンズ52によってスクリーン51上に投写さ
れる。赤色、緑色、青色用の液晶パネル53,54,55上に表
示された光学像をスクリーン51上で合成するためのコン
バージェンス調整は、スクリーン51に投写された画像を
みながら液晶パネル支持手段（図示せず）に取り付けら
れた調整ビスなどを回して液晶パネルの取り付け位置を
調整するといった機械的な方法で行っていた。
装置の一例の構成図を示したものである。第３図におい
て、51はスクリーン、52は投写レンズ、53は赤色用の液
晶パネル、54は緑色用の液晶パネル、55は青色用の液晶
パネル、56は色合成用のダイクロイックプリズム、57は
ミラー、58は色分解用のダイクロイックミラー、59は集
光レンズ、60は光源、61は反射鏡である。光源60からの
光は、反射鏡61と集光レンズ59によって集光され、ダイ
クロイックミラー58によって赤色、緑色、青色の各原色
光に分解される。各原色光は、ミラー57などによって液
晶パネルに導かれ、ダイクロイックプリズム56で合成さ
れた後、投写レンズ52によってスクリーン51上に投写さ
れる。赤色、緑色、青色用の液晶パネル53,54,55上に表
示された光学像をスクリーン51上で合成するためのコン
バージェンス調整は、スクリーン51に投写された画像を
みながら液晶パネル支持手段（図示せず）に取り付けら
れた調整ビスなどを回して液晶パネルの取り付け位置を
調整するといった機械的な方法で行っていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来のような機械的コンバージェンス調
整では、調整完了後に液晶パネルを固定するときに液晶
パネルが動きやすく、調整をやり直す場合が生じるとい
った問題点があった。
整では、調整完了後に液晶パネルを固定するときに液晶
パネルが動きやすく、調整をやり直す場合が生じるとい
った問題点があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、コンバー
ジェンス調整が容易な投写型画像表示装置を提供するこ
とを目的としている。
ジェンス調整が容易な投写型画像表示装置を提供するこ
とを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記した課題を解決するために、複数枚の液
晶パネル上に表示された画像をスクリーンに投写する画
像表示装置の、液晶パネルに表示される画像の位置を液
晶パネル上で水平方向と垂直方向に移動させる手段を具
備するように構成したものである。
晶パネル上に表示された画像をスクリーンに投写する画
像表示装置の、液晶パネルに表示される画像の位置を液
晶パネル上で水平方向と垂直方向に移動させる手段を具
備するように構成したものである。
作用 本発明は上記した構成により、複数枚の液晶パネルを
用いた投写型画像表示装置のコンバージェンス調整を容
易に行うことができ、調整工程を簡略化することができ
る。
用いた投写型画像表示装置のコンバージェンス調整を容
易に行うことができ、調整工程を簡略化することができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例の投写型画像表紙装置につい
て図面を参照しながら説明する。
て図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例における投写型画像表示装
置の構成を示すブロック図である。第１図では３枚の各
液晶パネルについて同じ構成であるため１枚の液晶パネ
ルにおける構成図を示している。第１図において、１は
液晶パネル、２は液晶パネル１を駆動するためのゲート
ドーライバー、３は液晶パネル１を駆動するためのソー
スドライバー、４はゲートドライバー２の動作タイミン
グを変えるためのゲートタイミング信号移動回路、５は
ゲートタイミング信号の移動量を設定するためのゲート
タイミング信号移動量設定回路、６はソースドライバー
３の動作タイミングを変えるためのソースタイミング信
号移動回路、７はソースタイミング信号の移動量を設定
するためのソースタイミング信号移動量設定回路であ
る。第１図に示したように、ゲートタイミング信号とソ
ースタイミング信号は各々ゲートタイミング信号移動回
路４とソースタイミング信号移動回路６によってその位
置を変えて、ゲートドライバー２とソースドライバー３
に入力される。これによって、液晶パネル１は各々垂直
方向、水平方向の走査開始タイミングが移動されるので
表示画像を垂直方向、水平方向に移動することができ
る。
置の構成を示すブロック図である。第１図では３枚の各
液晶パネルについて同じ構成であるため１枚の液晶パネ
ルにおける構成図を示している。第１図において、１は
液晶パネル、２は液晶パネル１を駆動するためのゲート
ドーライバー、３は液晶パネル１を駆動するためのソー
スドライバー、４はゲートドライバー２の動作タイミン
グを変えるためのゲートタイミング信号移動回路、５は
ゲートタイミング信号の移動量を設定するためのゲート
タイミング信号移動量設定回路、６はソースドライバー
３の動作タイミングを変えるためのソースタイミング信
号移動回路、７はソースタイミング信号の移動量を設定
するためのソースタイミング信号移動量設定回路であ
る。第１図に示したように、ゲートタイミング信号とソ
ースタイミング信号は各々ゲートタイミング信号移動回
路４とソースタイミング信号移動回路６によってその位
置を変えて、ゲートドライバー２とソースドライバー３
に入力される。これによって、液晶パネル１は各々垂直
方向、水平方向の走査開始タイミングが移動されるので
表示画像を垂直方向、水平方向に移動することができ
る。
第２図は、ソースタイミング信号のタイミングを説明
するためのタイミング図である。第２図（ａ）は１水平
走査期間の映像信号を示したもので、Ｂ−Ｂ′間が映像
信号の有効期間である。水平方向の走査開始タイミング
を決めるソースタイミング信号は、通常第２図（ｂ）の
ようにオーバースキャン量を考慮して有効映像信号の開
始点から少し遅れたＡ点で発生される。このソースタイ
ミング信号をソースタイミング移動回路６で第２図
（ｃ）のように元のソースタイミング信号から遅らせて
Ａ′点でタイミング信号を発生させたならば、液晶パネ
ル１にはＡ′点からの画像が表示され、表示画像を左へ
移動させることができる。ソースタイミング移動回路６
はカウンタ回路などを使って容易に構成することができ
る。
するためのタイミング図である。第２図（ａ）は１水平
走査期間の映像信号を示したもので、Ｂ−Ｂ′間が映像
信号の有効期間である。水平方向の走査開始タイミング
を決めるソースタイミング信号は、通常第２図（ｂ）の
ようにオーバースキャン量を考慮して有効映像信号の開
始点から少し遅れたＡ点で発生される。このソースタイ
ミング信号をソースタイミング移動回路６で第２図
（ｃ）のように元のソースタイミング信号から遅らせて
Ａ′点でタイミング信号を発生させたならば、液晶パネ
ル１にはＡ′点からの画像が表示され、表示画像を左へ
移動させることができる。ソースタイミング移動回路６
はカウンタ回路などを使って容易に構成することができ
る。
第２図では、水平方向の移動について説明したが、垂
直方向についても同様にして画像の表示位置を移動させ
ることができる。
直方向についても同様にして画像の表示位置を移動させ
ることができる。
このように、各液晶パネルについて画像の表示位置を
水平方向と垂直方向に移動することを可能にすること
で、機械的な液晶パネルのコンバージェンス調整を厳密
に行う必要がなくなり、調整工程を簡略化することがで
きる。
水平方向と垂直方向に移動することを可能にすること
で、機械的な液晶パネルのコンバージェンス調整を厳密
に行う必要がなくなり、調整工程を簡略化することがで
きる。
発明の効果 以上の説明のように本発明は、複数枚の液晶パネル上
に表示された画像をスクリーンに投写する画像表示装置
の、各液晶パネルに表示される画像の位置を各液晶パネ
ル上で水平方向，垂直方向に移動させる手段を具備する
ように構成することにより、容易に画像の表示位置を変
えることを可能にし、コンバージェンス調整などの調整
工程を簡略化することができる。
に表示された画像をスクリーンに投写する画像表示装置
の、各液晶パネルに表示される画像の位置を各液晶パネ
ル上で水平方向，垂直方向に移動させる手段を具備する
ように構成することにより、容易に画像の表示位置を変
えることを可能にし、コンバージェンス調整などの調整
工程を簡略化することができる。
第１図は本発明の一実施例における投写型画像表示装置
のブロック図、第２図は水平走査方向のタイミングを説
明するためのタイミング図、第３図は従来の投写型画像
表示装置の構成を示す構成図である。 １……液晶パネル、２……ゲートドライバー、３……ソ
ースドライバー、４……ゲートタイミング信号移動回
路、５……ゲートタイミング信号移動量設定回路、６…
…ソースタイミング信号移動回路、７……ソースタイミ
ング信号移動量設定回路。
のブロック図、第２図は水平走査方向のタイミングを説
明するためのタイミング図、第３図は従来の投写型画像
表示装置の構成を示す構成図である。 １……液晶パネル、２……ゲートドライバー、３……ソ
ースドライバー、４……ゲートタイミング信号移動回
路、５……ゲートタイミング信号移動量設定回路、６…
…ソースタイミング信号移動回路、７……ソースタイミ
ング信号移動量設定回路。
Claims (1)
- 【請求項１】複数枚の液晶パネル上に表示された画像を
スクリーン上に投写する画像表示装置であって、前記液
晶パネルに表示される画像の位置を前記各液晶パネルに
ついて独立に各液晶パネル上で水平方向と垂直方向の少
なくともいずれか一方向に移動させる手段を具備し、前
記移動させる手段は水平方向の走査開始を決めるタイミ
ング信号または垂直方向の走査開始を決めるタイミング
信号の少なくともいずれか一方を移動させることを特徴
とする投写型画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1278863A JP2973438B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 投写型画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1278863A JP2973438B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 投写型画像表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03139622A JPH03139622A (ja) | 1991-06-13 |
| JP2973438B2 true JP2973438B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=17603181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1278863A Expired - Fee Related JP2973438B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | 投写型画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2973438B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2531426B2 (ja) * | 1993-02-01 | 1996-09-04 | 日本電気株式会社 | マルチスキャン型液晶ディスプレイ装置 |
| JPH09304749A (ja) * | 1996-05-10 | 1997-11-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 投写型画像表示装置 |
| JP2019047496A (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-22 | キヤノン株式会社 | 制御装置、投射型表示装置および制御プログラム |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1278863A patent/JP2973438B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03139622A (ja) | 1991-06-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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