JPH05301541A - カメラやセンサを内蔵したドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の進行方向確認方式 - Google Patents

カメラやセンサを内蔵したドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の進行方向確認方式

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JPH05301541A
JPH05301541A JP4109949A JP10994992A JPH05301541A JP H05301541 A JPH05301541 A JP H05301541A JP 4109949 A JP4109949 A JP 4109949A JP 10994992 A JP10994992 A JP 10994992A JP H05301541 A JPH05301541 A JP H05301541A
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mirror
vehicle
sensor
camera
obstacle
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JP4109949A
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Haruyoshi Omata
治義 尾俣
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア・ミラーあるいはサイド・ミラーにカメ
ラやセンサを内蔵させ、自動車の前方の対抗車の状況
や、前方の隣車線の状況を容易に確認できるようにする
ことにより、自動車の安全性を向上させること。 【構成】 ドア・ミラーあるいはサイド・ミラー1に取
り付けられたセンサ1aやカメラ1bの出力は、自動車
内2内のコンソール、運転席付近に設けられた表示器2
a、警報器2b、画像表示器2cなどに与えられ、自動
車の前方の状況はコンソール、運転席付近、フロント・
ガラスもしくはバック・ミラーに表示されるとともに、
対向車などの障害物との距離が接近すると警報器2bに
より警報信号が出力される。運転者は運転席の近傍に設
けられたコンソールなどに表示された隣車線の前方の状
況を容易に確認することができるので、車両の安全性を
向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラやセンサを内蔵し
たドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の
進行方向確認方式に関し、特に、ドア・ミラーあるいは
サイド・ミラーに内蔵したカメラやセンサにより、自動
車の進行方向の状況を容易に確認できるようにすること
により、安全性を向上させた自動車の進行方向確認方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の前部にドップラー・レー
ダなど、自動車の前方の障害物との距離を測定する手段
を取り付け、自動車の進行方向の障害物や前方を走行す
る自動車との車間距離を検出することにより、安全性を
向上させた衝突防止装置が知られている。
【0003】上記従来の装置において、ドップラー・レ
ーダなどの検出装置は自動車の前部に取り付けているた
め、自動車の進行方向の障害物は検出することができる
が、自動車の左右前方を確認することは困難であり、例
えば、前方にバス、トラックなどの大型車が走行してい
る場合に、車線変更のため前方の左右方向の車線などの
状況を確認するには適当でなかった。
【0004】一方、自動車には、ドア・ミラーあるいは
サイド・ミラーなどが設けられているが、これらは、も
っぱら、自動車の左右及び左右後方の状況の確認や、あ
るいは、隣車線の状況の確認に利用されているだけであ
って、自動車の進行方向の確認に利用されていなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
装置の欠点を改善するためになされたものであって、ド
ア・ミラーあるいはサイド・ミラーにカメラやセンサを
内蔵させ、自動車の前方の対抗車の状況や、前方の隣車
線の状況を容易に確認できるようにすることにより、自
動車の安全性を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。本発明は上記課題を解決するため図1に
示すように構成したものであり、本発明の請求項1の発
明は、自動車のドア・ミラーあるいはサイド・ミラー1
のミラー面の裏側に物体を認識可能なセンサ1aを取り
付けるとともに、自動車内2に表示器2aもしくは警報
器2bを設け、センサにより検出された自動車の前方の
状況をコンソール、運転席付近、フロント・ガラスもし
くはバック・ミラーに表示、警報するように構成したも
のである。
【0007】請求項2の発明は、自動車のドア・ミラー
あるいはサイド・ミラー1のミラー面の裏側にカメラ1
b取り付けるとともに、自動車内2のコンソールや運転
席付近に画像表示器2cを設け、カメラ1bにより撮影
された自動車の前方の映像をコンソール、運転席付近、
フロント・ガラスもしくはバック・ミラーに表示するよ
うに構成したものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、カメラ1bの撮影範囲を変化させる電動操作機構を
設け、運転席から電動操作機構を操作することにより、
カメラ1bの撮影範囲を可変できるように構成したもの
である。請求項4の発明は、請求項2または請求項3の
発明において、自動車のドア・ミラーあるいはサイド・
ミラー1のミラー面の裏側に物体を認識可能なセンサ1
aを取り付けるとともに、自動車内2に表示器2aもし
くは警報器2bを設け、センサ1aにより検出された自
動車の前方の状況をコンソール、運転席付近、フロント
・ガラスもしくはバック・ミラーに表示、警報するよう
に構成したものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1または請求項
4の発明において、センサ1aにより対向車等の障害物
の存在が検出されたとき、自動車内2に設けたランプ等
の表示器2aにより対向車等の障害物の存在を表示する
ように構成したものである。請求項6の発明は、請求項
4の発明において、センサ1aにより対向車等の障害物
の存在が検出されたとき、自動車内2に設けたランプ等
の表示器2aの色もしくは画像表示器2cの表示色を変
えるように構成したものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項1、請求項4、
請求項5または請求項6の発明において、センサ1aに
より対向車等の障害物の存在が検出されたとき、対向車
との距離や相対速度を表示するように構成したものであ
る。請求項8の発明は、請求項4または請求項5の発明
において、センサ1aにより対向車等の障害物の存在が
検出されたとき、対向車との障害物との距離や相対速度
を、画像表示器2c上に表示するように構成したもので
ある。
【0011】請求項9の発明は、請求項1、請求項4、
請求項5、請求項6、請求項7または請求項8の発明に
おいて、センサ1aにより検出された対向車等の障害物
との距離が所定の距離になったとき、警報信号を出力す
るように構成したものである。請求項10の発明は、請
求項9の発明において、センサ1aにより検出された対
向車等の障害物との距離に応じてランプ等の警報器2b
の色もしくは点滅周期を変化させるように構成したもの
である。
【0012】請求項11の発明は、請求項9の発明にお
いて、センサ1aにより検出された対向車等の障害物と
の距離に応じて警報器2bの音量もしくは警報音発生間
隔を変化させるように構成したものである。請求項12
の発明は、請求項9の発明において、センサ1aにより
検出された対向車等の障害物との距離が所定の距離にな
ったとき、ランプ等の表示および警報音の両方で警報す
るように構成したものである。
【0013】
【作用】ドア・ミラーあるいはサイド・ミラー1に取り
付けられたセンサ1aやカメラ1bの出力は、自動車内
2内のコンソール、運転席付近に設けられた表示器2
a、警報器2b、画像表示器2cなどに与えられ、自動
車の前方の状況はコンソール、運転席付近、フロント・
ガラスもしくはバック・ミラーに表示されるとともに、
対向車などの障害物との距離が接近すると警報器2bに
より警報信号が出力される。
【0014】車両を運転中、例えば、追越しあるいは、
右折、もしくは、左折するため車線変更などを行う場
合、運転者は運転席の近傍に設けられたコンソールなど
に表示された隣車線の前方の状況を確認することがで
き、また、対向車との距離が接近すると、警報が出力さ
れるので、車両の安全性を向上することができる。カメ
ラの撮影範囲を運転席から操作できるように、構成する
ことにより、状況に応じて表示する映像を変えることか
可能となる。また、対向車などの障害物を、ランプの点
滅、色、あるいは、対向車などの障害物との距離、相対
速度などにより、コンソール、運転席付近、フロント・
ガラスもしくはバック・ミラーなどに表示するので、運
転者は自動車の前方の状況を容易に把握することができ
る。
【0015】さらに、対向車などの障害物との距離が接
近したときその接近状態に応じた警報信号を発生するこ
とにより、一層、安全性を向上することが可能となる。
【0016】
【実施例】図2は本発明の1実施例であるドア・ミラー
へのカメラ、センサの取り付け状況を示す図であり、同
図(a) は自動車の全体を示す図、同図(b) は同図(a) に
おけるドア・ミラーA部分の拡大図である。図2におい
て、10は自動車、11はドア・ミラー、12はCCD
センサ、13はマイクロ波発振器、14はマイクロ波セ
ンサである。また同図(b) において、Bはドア・ミラー
11のミラー側を示す。
【0017】同図におけるCCDセンサ12は自動車
(以下、車両と記す)10の前方の状況を撮影するカメ
ラであり、CCDカメラにより撮影された映像は車両1
0内に取り付けられた表示装置により表示される。マイ
クロ波発振器13はマイクロ波を車両10の進行方向に
出力する手段であり、マイクロ波発振器より出力された
マイクロ波は、車両10の進行方向にある障害物あるい
は車両などで反射され、マイクロ波センサ14により受
信される。
【0018】マイクロ波センサの出力は、車両10内に
設けられた演算装置などに送られ、車両10の進行方向
における障害物あるいは車両の存在、あるいは、それら
と車両10との相対速度が検出され、検出結果は車両1
0内の表示装置あるいは警報装置により表示されたり、
報知される。表示、警報の手段としては、種々の実施例
がありそれらの具体例については後述するが、車両内に
ランプ、モニタなどを設け、マイクロ波センサにより対
向車などの障害物が検出された場合に、ランプを点灯さ
せたり、モニタに対向車などの障害物との距離、相対速
度を表示する。
【0019】また、CCDカメラにより撮影した映像を
モニタに表示したり、さらに、対向車などの障害物の接
近状況をランプあるいはアラーム音により警報する。図
2には、車両10の進行方向左側のドア・ミラーが示さ
れているが、同様にカメラあるいはセンサを取り付けた
ドア・ミラーが車両10の進行方向右側にも設けられて
いる。
【0020】図3は本発明の実施例におけるマイクロ波
送受信部のブロック図であり、同図において、13はマ
イクロ波発振器、14はマイクロ波センサ、21は電力
増幅器、22は逓倍器、23は発振器、24は高周波増
幅器、25は第一局部発振器、26はミキサ/第一検波
器、27は中間周波増幅器、28は第二局部発振器、2
9は第二検波器、30は低周波増幅器、50は制御部で
ある。
【0021】同図におけるマイクロ波発振器13および
マイクロ波センサ14は図1(b) に示したマイクロ波発
振器13およびマイクロ波センサ14にそれぞれ対応
し、ドア・ミラーのミラーの裏面に取り付けられてい
る。同図において、発振器23が出力する発振信号は逓
倍器23により周波数を逓倍され、電力増幅器21によ
り増幅されてマイクロ波発振器13より車両の進行方向
に出力される。
【0022】車両の前方、もしくは、車両左右前方に障
害物、車両などがあると、マイクロ発振器13より出力
されたマイクロ波はそれらにより反射され、マイクロ波
センサ14により検出される。マイクロ波センサ14の
出力は高周波増幅器24により高周波増幅され、ミクサ
/第一検波器26において第一局部発振器の出力信号と
混合され中間周波数に変換され、中間周波増幅器27に
より増幅される。
【0023】第二検波器29は第二局部発振器の出力に
基づき、中間周波増幅器27の出力を検波して、低周波
信号に復調する。低周波増幅器30は第二検波器29が
出力する低周波信号を増幅して、制御部50に与える。
図4は本発明の実施例における画像表示部のブロック図
であり、同図において、12はCCDカメラ、42は走
査同期部、43はビデオ増幅器、44はモニタ増幅器、
45は画像表示器である。
【0024】同図におけるCCDカメラ12は図1(b)
に示したCCDカメラ12に対応し、ドア・ミラーのミ
ラーの裏面に取り付けられている。同図において、CC
Dカメラ12により撮影された車両の進行方向の映像信
号は、走査同期部42により同期が取られて、ビデオ増
幅部43において増幅される。ビデオ増幅器43の出力
はモニタ増幅器44で増幅され、車両内のコンソール、
運転席付近に設けた画像表示器45に表示されたり、あ
るいは、フロント・ガラス、バック・ミラーなどに表示
される。
【0025】図5は本発明の実施例における制御部のブ
ロック図であり、51はマイクロ波送受信部、52は速
度算出演算部,53は各種表示部である。同図における
マイクロ波送受信部51は図3に示したマイクロ波発振
器13とマイクロ波センサ14からなり、マイクロ波発
振器13からマイクロ波を出力するとともに、マイクロ
波センサにより検出されたマイクロ波を増幅し復調する
手段に対応する。
【0026】同図において、マイクロ波送受信部51の
出力信号は速度算出演算部52に与えられ、速度算出演
算部52は検出されたマイクロ波に基づき、マイクロ波
センサの搭載された車両と、その前方の障害物あるいは
車両との間の相対速度や距離を算出する。速度算出演算
部52において求めた上記相対速度、距離は表示部53
に送られ表示される。
【0027】図6は本発明の実施例における表示部のブ
ロック図であり、同図において、60は速度算出演算
部、61はモニタ増幅器、62は増幅器、63は音声増
幅器、64はモニタ、65はランプ、66はスピーカで
ある。同図における速度算出演算部52は図5に示した
速度算出演算部52に対応し、マイクロ波センサにより
検出されたマイクロ波を増幅して復調し、車両の相対速
度などを算出する手段である。
【0028】同図において、速度算出演算部52の出力
は、モニタ増幅器61、増幅器62、音声増幅器63を
介して例えばCRTなどのモニタ64、ランプ65、ス
ピーカ66に与えられ、映像、ランプの点滅状態および
色、アラーム音等の手段により運転者に報知される。C
CDセンサ12、マイクロ波センサ14により検出され
た車両の進行方向の状況を運転者に報知する手段とし
て、下記のような手段を用いることができる。 (1)マイクロ波センサ14の出力を用いて、運転者に
車両前方の状況を報知する手段として下記の手段を用い
ることができる。 コンソール、運転席付近あるいはフロント・ガラ
ス、バック・ミラーなどにランプ65を設け、車両の前
方に対向車などの障害物がある場合に、上記ランプ65
を点灯させ、各種の色で表示する。 車両の前方に対向車などの障害物がない場合には、
上記位置に設けたランプ65を例えば「青」に点灯さ
せ、前方に対向車などの障害物がある場合には、ランプ
65を例えば「赤」に点灯させる。
【0029】なお、色の組み合わせについては、上記
「青」、「赤」の組み合わせ以外に任意の組み合わせを
採用することができる。 コンソール、運転席付近あるいはフロント・ガラ
ス、バック・ミラーの近くに文字情報、数字情報を表示
する手段(図6のモニタ64等)を設け、車両の前方に
対向車などの障害物がある場合に、それらとの間の距離
や相対速度をコンソール、運転席付近あるいはフロント
・ガラス、バック・ミラーに表示する。
【0030】なお、バック・ミラー、フロント・ガラス
上に上記距離、相対速度を表示する手段としては、例え
ば、ハーフ・ミラーなどを用いた周知の手段を用いるこ
とができる。 上記、のように、車両の前方に対向車などの障
害物があることを、コンソール、運転席付近あるいはフ
ロント・ガラス、バック・ミラーなどに設けたランプ6
5の点灯あるいはランプ65の色などにより表示すると
ともに、上記に示すように、モニタ64などにより、
車両の前方の対向車などとの間の距離や相対速度を表示
する。 (2)CCDカメラの出力を用いて、運転者に車両の前
方の状況を報知する手段として次の手段を用いることが
できる。 CCDカメラにより撮影した車両の前方の映像をモ
ニタ64にそのまま表示させるとともに、マイクロ波セ
ンサ14により車両の前方に対向車などの障害物がある
ことが検出された場合には、車両の前方の映像を表示し
ているモニタ64の表示形態を変えることにより、対向
車などの障害物があることを表示する。
【0031】なお、対向車などが存在しない場合には、
モニタ64には車両の前方の状況のみを表示させる。 CCDカメラにより撮影した車両の前方の映像をモ
ニタ64にそのまま表示させるとともに、マイクロ波セ
ンサ14により車両の前方に対向車などの障害物がある
ことが検出された場合には、種々の色のランプ65を点
灯する。
【0032】あるいはまた、通常、例えば「青」のラン
プを点灯しておき、マイクロ波センサ14により車両の
前方に対向車などの障害物があることが検出された場合
には、例えば「赤」のランプを点灯する。なお、上記ラ
ンプの色は任意に選択することができる。 CCDカメラにより撮影した車両の前方の映像をモ
ニタ64にそのまま表示させるとともに、マイクロ波セ
ンサ14により前方に対向車などの障害物があることが
検出された場合には、車両の前方の映像を表示している
モニタ64に対向車などの障害物との距離、相対速度を
表示させる。 上記において、マイクロ波センサ14により前方
に対向車などの障害物があることが検出された場合に
は、モニタ64の表示色を変えるなど、モニタ64の表
示を、ランプにより表示した場合と同様に、運転者の注
意を喚起する表示状態に切り換える。 (3)車両の前方の障害物の接近状況に応じて警報を発
する手段としては、次の手段を用いることができる。 対向車などの障害物が接近すると、ランプ65を点
灯させるとともに、その接近状況に応じてランプ65の
表示色を変えたり、あるいは、ランプ65を点滅させ、
その接近状況に応じて点滅周期を変える機能を設け、コ
ンソール、運転席付近、あるいはフロント・ガラス、バ
ック・ミラーに表示することができる。 対向車などの障害物が接近すると、スピーカ66に
より、アラーム音を発生させ、その接近状況に応じてア
ラーム音の音量を変えたり、あるいは、アラーム音をパ
ルス的に鳴らし、その接近状況に応じてアラーム音のパ
ルス周期を変える機能を設けることができる。また、ア
ラーム音に変え、音声により、対向車などの障害物の距
離を報知することもできる。 上記、の警報手段を併用し、ランプとアラーム
音あるいは音声の両方で対向車などの障害物が接近した
場合、警報を発することができる。
【0033】次に上記した実施例の装置により、運転者
が車両の前方を確認する場合の確認方法について説明す
る。車両を運転中、例えば、車両の前方にバス、トラッ
クなどの大型車が走行しており車両の隣車線の状況が把
握できない状態において、運転者が例えば、追越しある
いは、右折、もしくは、左折するため車線変更などを行
う場合、運転者は運転席の近傍に設けられたコンソール
などに表示された隣車線の前方の状況を確認する。
【0034】そして、CCDカメラ12により表示され
た隣車線の状況、あるいは、マイクロ波センサ14によ
り検出された隣車線の対向車、駐車中の車両あるいは障
害物の有無、上記車両、障害物などとの距離を確認し、
車線変更する車線の安全性が確認できた場合、車線変更
を行う。以上のように、本実施例によれば、運転席から
では把握することが出来ない車両の前方の車線の状況を
ドア・ミラーに内蔵したCCDカメラ、マイクロ波セン
サにより、容易に把握することが可能となるので、車両
の安全性を向上することができる。
【0035】なお、上記実施例においては、左右のドア
・ミラーにCCDカメラ、マイクロ波発振器、マイクロ
波センサを設ける例を示したが、右側の車線の状況のみ
を確認すればよい場合には、車両10の進行方向右側に
設けたドア・ミラーのみにCCDカメラ、マイクロ波セ
ンサ等を取り付ければよい。また、CCDカメラを電動
式とし、運転者がCCDカメラの角度を操作できるよう
に構成することにより、状況に応じて表示する映像を変
えることが可能となる。
【0036】さらに、カメラ、センサとしては、上記実
施例に示したCCDカメラ、マイクロ波センサ以外に、
例えば、赤外線センサを用いるなど、物体を検出するこ
とが可能な周知な任意の検出手段を用いることができ
る。またさらに、サイド・ミラーが取り付けられている
車両の場合には、サイド・ミラーのミラー面の裏側にド
ア・ミラーと同様にカメラ、センサを取り付けることが
できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明のおいては、ドア・ミラーあるいはサイド・ミラ
ーにカメラ、センサを内蔵させ、車両前方の状況を確認
できるようにしたので、運転席からでは、車両前方の隣
車線の状況が確認出来ない状況においても、上記カメ
ラ、センサの出力により車両前方の隣車線の状況を確認
することが可能となり、車両の安全性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるマイクロ波送受信部の
ブロック図である。
【図4】本発明の実施例における画像表示部のブロック
図である。
【図5】本発明の実施例における制御部のブロック図で
ある。
【図6】本発明の実施例における表示部のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ドア・ミラーまたはサイド・ミラー 1a センサ 1b カメラ 2a 画像表示器 2b 表示器 2c 警報器 10 自動車 11 ドア・ミラー 12 CCDセンサ 13 マイクロ波発振器 14 マイクロ波センサ 45 画像表示器 50 制御部 51 マイクロ波送受信部 52 速度算出演算部 53 各種表示部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア・ミラーあるいはサイド・
    ミラー(1) のミラー面の裏側に物体を認識可能なセンサ
    (1a)を取り付けるとともに、自動車内(2) に表示器(2a)
    もしくは警報器(2b)を設け、 センサにより検出された自動車の前方の状況をコンソー
    ル、運転席付近、フロント・ガラスもしくはバック・ミ
    ラーに表示、警報することを特徴とするセンサを内蔵し
    たドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の
    進行方向確認方式。
  2. 【請求項2】 自動車のドア・ミラーあるいはサイド・
    ミラー(1) のミラー面の裏側にカメラ(1b)取り付けると
    ともに、自動車内(2) のコンソールや運転席付近に画像
    表示器(2c)を設け、 カメラ(1b)により撮影された自動車の前方の映像をコン
    ソール、運転席付近、フロント・ガラスもしくはバック
    ・ミラーに表示することを特徴とするカメラを内蔵した
    ドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の進
    行方向確認方式。
  3. 【請求項3】 カメラ(1b)の撮影範囲を変化させる電動
    操作機構を設け、運転席から電動操作機構を操作するこ
    とにより、カメラ(1b)の撮影範囲を可変できるようにし
    たことを特徴とする請求項2のカメラを内蔵したドア・
    ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の進行方向
    確認方式。
  4. 【請求項4】 自動車のドア・ミラーあるいはサイド・
    ミラー(1) のミラー面の裏側に物体を認識可能なセンサ
    (1a)を取り付けるとともに、自動車内(2) に表示器(2a)
    もしくは警報器(2b)を設け、 センサ(1a)により検出された自動車の前方の状況をコン
    ソール、運転席付近、フロント・ガラスもしくはバック
    ・ミラーに表示、警報することを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3のカメラやセンサを内蔵したドア・ミラー
    あるいはサイド・ミラーによる自動車の進行方向確認方
    式。
  5. 【請求項5】 センサ(1a)により対向車等の障害物の存
    在が検出されたとき、自動車内(2) に設けたランプ等の
    表示器(2a)により対向車等の障害物の存在を表示するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項4のカメラやセン
    サを内蔵したドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによ
    る自動車の進行方向確認方式。
  6. 【請求項6】 センサ(1a)により対向車等の障害物の存
    在が検出されたとき、自動車内(2) に設けたランプ等の
    表示器(2a)の色もしくは画像表示器(2c)の表示色を変え
    ることを特徴とする請求項4のカメラやセンサを内蔵し
    たドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の
    進行方向確認方式。
  7. 【請求項7】 センサ(1a)により対向車等の障害物の存
    在が検出されたとき、対向車との距離や相対速度を表示
    することを特徴とする請求項1、請求項4、請求項5ま
    たは請求項6のカメラやセンサを内蔵したドア・ミラー
    あるいはサイド・ミラーによる自動車の進行方向確認方
    式。
  8. 【請求項8】 センサ(1a)により対向車等の障害物の存
    在が検出されたとき、対向車との障害物との距離や相対
    速度を、画像表示器(2c)上に表示することを特徴とする
    請求項4または請求項5のカメラやセンサを内蔵したド
    ア・ミラーあるいはサイド・ミラーによる自動車の進行
    方向確認方式。
  9. 【請求項9】 センサ(1a)により検出された対向車等の
    障害物との距離が所定の距離になったとき、警報信号を
    出力することを特徴とする請求項1、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7または請求項8のカメラやセン
    サを内蔵したドア・ミラーあるいはサイド・ミラーによ
    る自動車の進行方向確認方式。
  10. 【請求項10】 センサ(1a)により検出された対向車等
    の障害物との距離に応じてランプ等の警報器(2b)の色も
    しくは点滅周期を変化させることを特徴とする請求項9
    のカメラやセンサを内蔵したドア・ミラーあるいはサイ
    ド・ミラーによる自動車の進行方向確認方式。
  11. 【請求項11】 センサ(1a)により検出された対向車等
    の障害物との距離に応じて警報器(2b)の音量もしくは警
    報音発生間隔を変化させることを特徴とする請求項9の
    カメラやセンサを内蔵したドア・ミラーあるいはサイド
    ・ミラーによる自動車の進行方向確認方式。
  12. 【請求項12】 センサ(1a)により検出された対向車等
    の障害物との距離が所定の距離になったとき、ランプ等
    の表示および警報音の両方で警報することを特徴とする
    請求項9のカメラやセンサを内蔵したドア・ミラーある
    いはサイド・ミラーによる自動車の進行方向確認方式。
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