JPH05301418A - リライタブル記録表示装置 - Google Patents

リライタブル記録表示装置

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Publication number
JPH05301418A
JPH05301418A JP5012697A JP1269793A JPH05301418A JP H05301418 A JPH05301418 A JP H05301418A JP 5012697 A JP5012697 A JP 5012697A JP 1269793 A JP1269793 A JP 1269793A JP H05301418 A JPH05301418 A JP H05301418A
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JP
Japan
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recording
unit
recording medium
usage count
reversible thermosensitive
Prior art date
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Pending
Application number
JP5012697A
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English (en)
Inventor
Keiki Yamada
敬喜 山田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to DE69324938T priority patent/DE69324938T2/de
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Publication of JPH05301418A publication Critical patent/JPH05301418A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体の使用限度を判断し、使用限度を過
ぎたものを分別することのできるリライタブル記録表示
装置を提供する。 【構成】 使用回数を記録可能な記録媒体11を用い、
この使用回数を読み取り用磁気ヘッド12にて読み取
る。この使用回数が所定の回数を上回った場合にこの記
録媒体を再使用不可能のものとして受け部18に分別し
て回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱量を制御することに
より、可逆性感熱記録媒体に文字・記号などの記録と、
これらの文字・記号などの消去とを行うリライタブル記
録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、加熱量を変化させることにより有
色か透明かに変化する感熱記録材料を用いて、繰り返し
記録・消去を行うことのできる記録表示装置であるリラ
イタブル記録表示装置の開発が行われている。
【0003】前述の感熱記録材料として、特開昭57−
117140号公報や特開平2−188294号公報な
どにその例が示されている。
【0004】前者には白濁系の材料による記録媒体の例
が示されており、これはガラスまたはプラスチックなど
の基材上に感熱材料が積層形成されたものである。この
感熱材料はふたつの状態転移温度t1 ,t2 (t1 <t
2 )を有し、温度t2 以上に加熱し、所定時間保持する
と白色となり、また温度t1 以上t2 未満に加熱し、所
定時間これを保持すると透明となるものである。従っ
て、記録したいドットにその温度がt2 以上に加熱する
ことにより記録が行われ、また記録を消去したい場合に
は消去したいドットに対し、その温度がt1 以上t2
満に加熱することにより消去を行うことができる。
【0005】後者には染料系の材料による記録媒体の例
が示されており、上述のように温度により透明度もしく
は色彩の変化する染料を記録媒体に含有することで前述
の白濁系記録媒体の場合と同様に繰り返し記録・消去が
可能となる。
【0006】このような可逆性感熱記録媒体を用いたリ
ライタブル記録表示装置にて消去を行う場合、記録され
ているドットに対してのみ、あるいはリライタブル記録
媒体全体を透明となるような条件の加熱を行い消去を行
う方法が採られている。前述の温度で示せばt1 以上t
2 未満の温度で消去したいドットに加熱することであ
る。
【0007】図8には前記の感熱記録材料を記録媒体と
して用いるリライタブル記録装置の構成が示されてい
る。まず、外部データ入力手段1により文字・記号など
を入力する。この外部データ入力手段1は、例えばキー
ボードなどにより構成される。入力されたデータに基づ
き記録制御手段2は加熱ヘッド3の制御を行い記録を行
うドットに対し加熱制御を行う。このときの加熱はリラ
イタブル記録媒体4を前記の温度t2 以上に加熱するよ
う制御され(以下高温加熱と記す)、加熱された部分は
着色する。記録媒体4はガイド6上をプラテンローラ5
などによって搬送され、これにともなって加熱ヘッド3
は順次のその加熱すべきドットを記録制御手段2により
制御され記録媒体4上に文字・記号などを記録する。ま
た、消去する場合は記録媒体4上の消去を行うドットに
対して、あるいは記録媒体全体に対して、温度がt1
上t2 未満となるように加熱ヘッド3を制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなリライタブ
ル記録表示装置の記録媒体に用いられる感熱記録材料は
完全に可逆性を有するものは少なく、ほとんどの場合は
使用するたびに劣化し、ついには使用できなくなる。こ
れは、感熱記録材料自体の物理変化あるいは化学変化の
限界に到達するか感熱記録材料を保護する保護層あるい
は感熱記録材料を含む記録層が加熱手段であるサーマル
ヘッド等の熱と圧力により破壊されることによる。これ
らの理由により、従来の装置においては前述の記録(消
去)性能の劣化を操作者が判断し、使用できなくなった
ものを取り除く作業を行わざるを得ない。また、熱や圧
力等による性能劣化を判断できずにそのまま使用した場
合には、記録媒体への記録が行われなくなったり、ある
いは既に記録したものが消去できなくなったりして、操
作者は不便を被っていた。
【0009】このように、操作者が使用の可否を判断す
るため操作者の負担が多く、さらにまだ使用できる場合
にも使用不可と判断して破棄してしまったり、すでに使
用できないものを使用して記録できなかったりするとい
う問題があった。
【0010】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、記録媒体の使用限度を判断し、使用
限度を過ぎたものを分別することのできるリライタブル
記録表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明にかかるリライタブル記録表
示装置は、可逆性感熱記録媒体に設けられた記録・消去
の繰り返し使用回数を記録する使用回数記録部と、使用
回数記録部に記録された使用回数を読み取る使用回数読
み取り部と、使用回数記録部に新たに使用回数を書き込
む書き込み部とを備えることを特徴とするものである。
【0012】また、請求項2記載の発明にかかるリライ
タブル記録表示装置は、可逆性感熱記録媒体に設けられ
た記録・消去の繰り返し使用回数を記録する使用回数記
録部と、使用回数記録部に記録された使用回数を読み取
る使用回数読み取り部と、使用回数記録部に新たに使用
回数を書き込む書き込み部と、前記使用回数に応じて再
使用が可能かを判断する判定部と、判定部による判定結
果に基づき可逆性感熱記録媒体を分別する分別部とを備
えることを特徴とするものである。
【0013】更に、請求項3記載の発明にかかるリライ
タブル記録表示装置は、可逆性感熱記録媒体に設けられ
た記録・消去の繰り返し使用回数を記録する使用回数記
録部と、使用回数記録部に記録された使用回数を読み取
る使用回数読み取り部と、使用回数記録部に新たに使用
回数を書き込む書き込み部と、前記使用回数に応じて再
使用が可能か否かを判断する判定部とを備え、前記判定
部による判定結果に基づき可逆性感熱記録媒体の表示面
に再使用ができないことを示す表示を記入する使用不可
記入部を有することを特徴とするものである。
【0014】そして、請求項4記載の発明にかかるリラ
イタブル記録表示装置は、可逆性感熱記録媒体に設けら
れた記録・消去の繰り返し使用回数を記録する使用回数
記録部と、使用回数記録部に記録された使用回数を読み
取る使用回数読み取り部と、使用回数記録部に新たに使
用回数を書き込む書き込み部と、前記使用回数に応じて
再使用が可能か否かを判断する判定部と、判定部により
再使用不可と判断された記録媒体の挿入時あるいは新規
時に新しい記録媒体を供給する給紙部とを備えることを
特徴とするものである。
【0015】また、請求項5記載の発明にかかるリライ
タブル記録表示装置は、可逆性感熱記録媒体に設けられ
た記録・消去の繰り返し使用回数を記録する使用回数記
録部と、使用回数記録部に記録された使用回数を読み取
る使用回数読み取り部と、使用回数記録部に新たに使用
回数を書き込む書き込み部と、前記使用回数に応じて再
使用が可能か否かを判断する判定部と、判定部による判
定結果を可視表示する表示部とを備えることを特徴とす
るものである。
【0016】更に、請求項6記載の発明にかかるリライ
タブル記録表示装置は、可逆性感熱記録媒体に設けられ
た記録・消去の繰り返し使用回数を記録する使用回数記
録部と、使用回数記録部に記録された使用回数を読み取
る使用回数読み取り部と、使用回数記録部に新たに使用
回数を書き込む書き込み部と、前記使用回数に応じて再
使用が可能か否かを判断する判定部と、前記可逆性感熱
記録媒体に記憶されているデータを格納するデータ記憶
部とを備えることを特徴とするものである。
【0017】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、記録
媒体の使用回数が記録される。また、記録媒体に記録さ
れた使用回数に基づきこの記録媒体が再使用可能かどう
かを判断し、再使用可能なものと可能でないものを分別
する。または、再使用不可能なものについてその表示面
にその旨を記録表示し、操作者に報知する。さらにまた
は、再使用ができないと判定された場合には、新しい記
録媒体を供給し、これに必要な情報を記録する。
【0018】更に、記録媒体の使用回数あるいは使用可
能か否かの判定結果を表示する。加えて、記録媒体に記
憶されているデータをデータ記憶部に格納する。
【0019】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を図面を
用いて説明する。
【0020】図1に本実施例の構成を示す。従来の装置
と同一の構成要素についてはその説明を省略する。
【0021】記録媒体11は、従来の記録媒体にさらに
磁気記録部が設けられたものであり、これにこの記録媒
体の現在までの使用回数が記録されている。記録媒体1
1が本装置に投入されると、読み取り用磁気ヘッド12
によりその記録媒体11の今までの使用回数(n)を読
み取る。更に、記録用磁気ヘッド13にて新たに使用回
数(n+1)を書き込む。次に、この装置に用いられる
記録媒体11の再使用可能な使用回数(N)と前記読み
取られた使用回数(n)とを判定部14にて比較し、使
用可能か否かを判定する。この再使用可能回数(N)は
予め定められており判定部14に記憶されている。そし
て、この使用回数(n)が再使用可能回数(N)以下の
場合、従来と同様に加熱ヘッド3により消去・記録が行
われ、再使用可能な記録媒体専用の受け部15へ送られ
る。また、使用回数(n)が使用可能回数(N)を越え
た場合、この記録媒体11は再使用不可能と判断され、
加熱ヘッド制御部2はこれを受け、この記録媒体に対し
消去のみを行い記録を禁止する。さらに、分別部16も
これを受け、切り換えガイド17を図中の一点鎖線にて
描かれた位置に切換える。これにより再使用不可能な記
録媒体はその専用の受け部18に送られる。
【0022】なお、図1に装置より再使用可能な記録媒
体と使用可能な記録媒体とに分別する構成を省略し、図
6に示すような装置を構成してもよい。さらに、判定部
14を省略した構成とし使用回数の書き込みのみを行
い、記録媒体の使用回数の判定は、専用の判定装置を使
用するようにしてもよい。
【0023】前述のように、再使用が可能な記録媒体専
用の分別に関する構成を必要とする場合は、たとえば駐
車券の回収装置などである。この場合には使用回数
(n)が再使用可能回数(N)以下であれば加熱ヘッド
3により消去あるいは必要に応じて記録が行われ、再使
用可能な記録媒体専用の受け部15へ送られる。一方、
使用回数(n)が再使用可能回数(N)を越えた場合
は、前述のように再使用不可能の記録媒体専用の受け部
18に送られる。
【0024】また、記録媒体がプリペイドカード等のよ
うに使用者に返却するものである場合、分別に関する構
成を特に必要としない。2の場合、記録媒体11が本装
置に投入されると、読み取り用磁気ヘッド12によりそ
の記録媒体11の今までの使用回数(n)を読み取る。
更に、記録用磁気ヘッド13にて新たに使用回数(n+
1)を書き込む。次に、この装置に用いられる記録媒体
11の再使用可能な使用回数(N)と前記読み取られた
使用回数(n)とを判定部14にて比較し、使用可能か
否かを判定する。この再使用可能回数(N)は予め定め
られており判定部14に記憶されている。そして、この
使用回数(n)が再使用可能回数(N)以下の場合、従
来と同様に加熱ヘッド3により消去・記録が行われ、記
録媒体11は挿入方向(図示例では右側)のガイド6上
へ戻される。また、使用回数(n)が再使用可能回数
(N)を越えた場合には、加熱ヘッドで3の記録・消去
を行わず、記録媒体11は挿入方向(図示例では右側)
のガイド6上へ戻される。
【0025】なお、使用回数(n)の書き込みのみ行う
ようにし、使用可能か否かの判定は別設された判定装置
により判定するようにしてもよい。
【0026】以上のようにして再使用が可能な記録媒体
と不可能な記録媒体が分別される。また、本実施例にお
いて再使用不可能と判断された記録媒体に対し消去操作
のみを行うことを説明した。これは、この後廃棄される
であろう記録媒体が、その際人目に触れ、前回までの記
録内容が不特定多数の者に知られる可能性をなくすため
のものである。したがって、この必要がなければ記録と
消去操作と双方とも行わなくてもよい。
【0027】図2にその他の実施例を示す。本実施例は
再使用不可能な記録媒体用受け部18を加熱ヘッド3よ
り投入口側におき、該当する記録媒体を加熱ヘッドに送
らない構成となっている。各構成要素は図1に示した実
施例の構成要素と同様のものであるので、ここでは説明
を省略する。本実施例によれば、すでに使用することの
できない記録媒体を加熱ヘッドに送ることがないので、
加熱ヘッドの汚れを減じることができる。
【0028】図3にさらに他の実施例を示す。本実施例
は図1にて示した実施例から再使用のできない記録媒体
を分別する機能を除いたものであり、これに加え判定部
14により使用回数(n)が所定の使用回数(N)を越
えた場合、加熱ヘッド制御部2は記録媒体11の表示面
に再使用が不可能であることを示す記号または文章など
を記録する。たとえば、表示面全体に対し“×”印を書
き込んだり、“再使用不可能です”などの文章を書き込
むことによりこの旨を操作者に報知する。ここで、再使
用できなくなった記録媒体は、図示例のように装置内に
収納してもよい。また、図示しない装置の別の出口、例
えば挿入口へ搬出するような構成としてもよい。
【0029】図4にさらに他の実施例を示す。本実施例
は、図1の再使用可能な記録媒体専用の受け部15の替
わりに再使用可能な記録媒体の給紙部20を設けたもの
であり、記録媒体の再使用不可の場合あるいは新規の場
合に再使用可能な記録媒体を給紙部20より排出させる
ものである。
【0030】本実施例の動作は以下の通りである。ま
ず、記録媒体を同図右側から挿入し、読み取り用磁気ヘ
ッド12で使用回数あるいはその他の情報(例えば現在
の残高等)を読み出す。そして、本発明に関連する使用
回数は判定部14に送られ、再使用可能な使用回数
(N)と比較される。ここで、リライタブル記録媒体1
1が再使用可能であれば、加熱ヘッド3で消去される。
消去された後は、プラテンローラ5を逆方向に回転さ
せ、加熱ヘッド3で文字・記号等を記録し、記録用磁気
ヘッド13で使用回数を(n+1)にして、排出する。
【0031】一方、リライタブル記録媒体11が再使用
不可であれば、切り換えガイド17を下側に向け、専用
の受け部18に送られる。そして、再使用可能な記録媒
体11が給紙部20より排出され、加熱ヘッド3で文字
・記号等を記録し、記録用磁気ヘッド13で使用回数を
増加させて挿入口に排出する。なお、給紙部20の中の
記録媒体11は新規のものでも再使用可能なものでもよ
い。加えて、上述の説明では、記録媒体11を同図右側
から挿入するようにしたが、操作者が記録媒体11を有
していない場合等には、給紙部20から排出され、図示
しないオペレーションパネルの内容あるいは処理結果等
が加熱ヘッド3で記録されるとともに記録用磁気ヘッド
13で必要情報が記憶される。
【0032】図5に更に他の実施例を示す。本実施例は
図1〜図4までのいずれかの構成に表示部21とデータ
記憶部22とを追加したものである。なお、表示部21
またはデータ記憶部22のいずれか一方のみでもよい。
表示部21は、LED等の表示素子あるいは液晶ディス
プレイ、セブンセグメント等からなっている。
【0033】本実施例の動作は以下のとおりである。ま
ず、記録媒体を同図右側から挿入し、読み取り用磁気ヘ
ッド12で使用回数あるいはその他の情報(例えば現在
の残高等)を読み出す。そして、使用回数は判定部14
に送られ、再使用可能な使用回数(N)と比較される。
ここで、比較された結果は表示部21に表示される。操
作者は、再使用可能か否かを容易に判断し得る。また、
読み取り用磁気ヘッド12の内容、すなわち現在何回使
用したかあるいは残り使用回数をそのまま表示してもよ
い。
【0034】一方、データ記憶部22は記憶媒体に記憶
されたデータを格納する機能を有したものであり、これ
は、再使用不可の記録紙が挿入されたときに、繰り返し
(継続)発行を行うときに必要となるもの、或いは使用
可能限度に達したときに必要となるものである。挿入さ
れた記録媒体が再使用不可能であった場合、記録媒体の
使用回数以外の情報をデータ記憶部22に格納し、図示
しない装置内部で自動的に発行された記録媒体あるいは
操作者が新規に挿入した記録媒体にデータ記憶部22の
内容を記憶する。
【0035】なお、表示部21において、操作者に指示
を与えるような構成にすればより使い易いものになる。
【0036】以上述べてきた実施例においては記録媒体
の使用回数を磁気記録によって記録する構成を記した
が、これに限るものではない。たとえば、図7に示すよ
うに使用回数をリライタブル記録面に加熱ヘッド3にて
数字として記録し、これを光学読み取り装置100によ
って読み取る構成を取ることも可能である。または、記
録媒体に使用回数に応じたピンホールを開け、これを読
み取る構成でもよい。加えて、磁気層を設ける構成では
なく、バッテリー(電池)とメモリを有すような構成を
とり記憶・読み出しを行うことも可能である。いずれに
しても、使用回数が保持でき、読み出しが可能で、かつ
書き換え可能あるいは更新可能な構成であればよい。
【0037】また、上記実施例では、加熱ヘッド3を兼
用し記録・消去を同時に行うようにしたが、記録のみの
装置あるいは消去のみの装置と別々の構成にしてもよ
く、また同一装置内に記録用の加熱ヘッドと消去用の加
熱ヘッドのように2つの加熱ヘッドを設けても同様の効
果を奏する。
【0038】なお、消去用の加熱ヘッドはサーマルヘッ
ドのようなものに限定されず、熱ローラ、面状発熱抵抗
対等、加熱ヘッド、あるいはレーザ光源等であってもよ
く、同様の効果を奏する。
【0039】また、使用回数の読み書きは、記録時のみ
行ってもよく、消去時のみあるいは記録・消去の両者で
もよく限定されない。例えば、消去時に使用回数を読み
取り記録時に書き込むように構成してもよい。加えて、
上述した実施例では読み取り用磁気ヘッド12と記録用
磁気ヘッド13を別々に構成したが、磁気ヘッドを兼用
しても同様の効果を奏する。なお、上述した説明では、
“使用回数記録部”のように“記録”の意味の中には
“記憶”の意味を含ませるものとする。
【0040】さらに、図1の構成においても図3の動作
と同様に再使用不可マークを書き込んだ後、受け部18
に送るような構成でもよい。また、加熱ヘッド3と磁気
ヘッドの位置関係等も限定されず種々の変更が可能であ
る。
【0041】また、リライタブル記録媒体11の種類は
限定されず上述した有機低分子系、染料系、相分離を利
用した高分子系、相変化を利用した結晶性高分子系、相
転移を利用した高分子液晶系、サーモクロミック系等に
利用できることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】記録媒体の使用回数を記録し、これを読
み取ることにより使用回数の限度を判断し、使用限度を
過ぎたものとまだ使用できるものとを分別することがで
きる。したがって、使用できなくなった記録媒体に記録
しようとして失敗することが防止でき、また使用できる
かどうかを判断する操作者の負担を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるリライタブル記録表示装置の好
適な実施例の構成図である。
【図2】本発明にかかるその他の実施例の構成図であ
る。
【図3】本発明にかかるその他の実施例の構成図であ
る。
【図4】本発明にかかるその他の実施例の構成図であ
る。
【図5】本発明にかかるその他の実施例の構成図であ
る。
【図6】本発明にかかるその他の実施例の構成図であ
る。
【図7】本発明にかかるその他の実施例の構成図であ
る。
【図8】従来の装置の構成図である。
【符号の説明】
11 リライタブル記録媒体 12 読み取り用磁気ヘッド 13 記録用磁気ヘッド 14 判定部 16 分別部 20 給紙部 21 表示部 22 データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/23 102 Z 9186−5C // G11B 33/10 F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可逆性感熱記録媒体に加える熱量を制御
    することにより文字・記号などの記録・消去を繰り返し
    行うリライタブル記録表示装置において、 前記可逆性感熱記録媒体は記録・消去の繰り返し使用回
    数を記録する使用回数記録部を有し、 前記使用回数記録部に記録された使用回数を読み取る使
    用回数読み取り部と、 前記使用回数記録部に新たに使用回数を書き込む書き込
    み部と、 を備えることを特徴とするリライタブル記録表示装置。
  2. 【請求項2】 可逆性感熱記録媒体に加える熱量を制御
    することにより文字・記号などの記録・消去を繰り返し
    行うリライタブル記録表示装置において、 前記可逆性感熱記録媒体は記録・消去の繰り返し使用回
    数を記録する使用回数記録部を有し、 前記使用回数記録部に記録された使用回数を読み取る使
    用回数読み取り部と、 前記使用回数記録部に新たに使用回数を書き込む書き込
    み部と、 前記使用回数に応じて再使用が可能かを判断する判定部
    と、 前記判定部による判定結果に基づき前記可逆性感熱記録
    媒体を再使用可能なものと不可能なものとに分別する分
    別部と、 を備えることを特徴とするリライタブル記録表示装置。
  3. 【請求項3】 可逆性感熱記録媒体に加える熱量を制御
    することにより文字・記号などの記録・消去を繰り返し
    行うリライタブル記録表示装置において、 前記可逆性感熱記録媒体は記録・消去の繰り返し使用回
    数を記録する使用回数記録部を有し、 前記使用回数記録部に記録された使用回数を読み取る使
    用回数読み取り部と、 前記使用回数記録部に新たに使用回数を書き込む書き込
    み部と、 前記使用回数に応じて再使用が可能か否かを判断する判
    定部と、 前記判定部により再使用不可と判断された場合に、当該
    記録媒体の表示面に、再使用不可であることを示す表示
    を記入する使用不可記入部と、 を備えることを特徴とするリライタブル記録表示装置。
  4. 【請求項4】 可逆性感熱記録媒体に加える熱量を制御
    することにより文字・記号などの記録・消去を繰り返し
    行うリライタブル記録装置において、 前記可逆性感熱記録媒体は記録・消去の繰り返し使用回
    数を記録する使用回数記録部を有し、 前記使用回数記録部に記録された使用回数を読み取る使
    用回数読み取り部と、 前記使用回数記録部に新たに使用回数を書き込む書き込
    み部と、 前記使用回数に応じて再使用が可能か否かを判断する判
    定部と、 前記判定部により再使用不可と判断された記録媒体の挿
    入時あるいは新規時に新しい記録媒体を供給する給紙部
    と、 を備えることを特徴とするリライタブル記録表示装置。
  5. 【請求項5】 可逆性感熱記録媒体に加える熱量を制御
    することにより文字・記号などの記録・消去を繰り返し
    行うリライタブル記録装置において、 前記可逆性感熱記録媒体は記録・消去の繰り返し使用回
    数を記録する使用回数記録部を有し、 前記使用回数記録部に記録された使用回数を読み取る使
    用回数読み取り部と、 前記使用回数記録部に新たに使用回数を書き込む書き込
    み部と、 前記使用回数に応じて再使用が可能か否かを判断する判
    定部と、 前記判定部による判定結果を可視表示する表示部と、 を備えることを特徴とするリライタブル記録表示装置。
  6. 【請求項6】 可逆性感熱記録媒体に加える熱量を制御
    することにより文字・記号などの記録・消去を繰り返し
    行うリライタブル記録装置において、 前記可逆性感熱記録媒体は記録・消去の繰り返し使用回
    数を記録する使用回数記録部を有し、 前記使用回数記録部に記録された使用回数を読み取る使
    用回数読み取り部と、 前記使用回数記録部に新たに使用回数を書き込む書き込
    み部と、 前記使用回数に応じて再使用が可能か否かを判断する判
    定部と、 前記可逆性感熱記録媒体に記憶されているデータを格納
    するデータ記憶部と、 を備えることを特徴とするリライタブル記録表示装置。
JP5012697A 1992-02-07 1993-01-28 リライタブル記録表示装置 Pending JPH05301418A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP1993/000160 WO1993015912A1 (fr) 1992-02-07 1993-02-08 Dispositif d'enregistrement reinscriptible
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