JPH05300844A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH05300844A
JPH05300844A JP4129340A JP12934092A JPH05300844A JP H05300844 A JPH05300844 A JP H05300844A JP 4129340 A JP4129340 A JP 4129340A JP 12934092 A JP12934092 A JP 12934092A JP H05300844 A JPH05300844 A JP H05300844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
wall surface
side wall
main body
constitution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4129340A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Tanaka
三博 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP4129340A priority Critical patent/JPH05300844A/ja
Publication of JPH05300844A publication Critical patent/JPH05300844A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽本体自体を発音源として臨場感に溢れた
迫力のある音響を楽しむ。 【構成】 プラスチック製からなる浴槽本体5の内周側
壁面51aを平面長円形状に形成するとともに、その外
側壁面5a,5bに発音ユニット6,6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室の音響システム
を構成する発音ユニットが付設された浴槽に関し、特
に、浴槽本体の振動伝播性に工夫を施すことにより、音
響効果を高めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭の中で心身共にリラックス
ができる場所として重要な役割を果たす所は、入浴場所
としての浴室であり、特に入浴中の解放感に浸りながら
音楽を聴くことは、精神医学的見地からしても心地良さ
を一層高めている。
【0003】従来、この種の浴室においては、浴室内に
オーディオ装置などの音響装置に接続されたスピーカを
設置してなる構成を有するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の浴室における音響装置にあっては、浴室内の
壁面に穴開け加工などを施してスピーカを取り付けてい
るのが現状であり、設備費が大掛かりになる。
【0005】そこで、上記した従来構造の不具合を補う
ために、本出願人が先に出願し既に公開された特開平4
−89015号公報に開示してなるような構成を有する
ものがある。
【0006】このような先願発明では、図3に示すよう
に、ユニット化された浴室1内に、周面が天井板2及び
側壁3で囲繞された洗い場本体4と浴槽本体5とを設置
し、この浴槽本体5をFRPや人工大理石等のプラスチ
ック製にて成形するとともに、その湯船51の内周側壁
面51aを、図4に示すように、平面略矩形状に形成
し、かつ、図5に示すように、その左右両外側壁面5
a,5bに発音ユニット6,6を対として対向させてそ
れぞれ配設している。
【0007】これら各々の発音ユニット6は、スピーカ
から振動板を取り除いて、音源部であるドライバーユニ
ットだけのアクチュエータからなるとともに、音響装置
7に接続されて、前記浴槽本体5自体が振動板(発音
源)となるように発音させるようになっている。
【0008】ところが、上記の先願発明にあつては、前
記浴槽本体5の湯船51の内周側壁面51aが平面略矩
形状に形成されているために、各コーナ部52,53,
54,55で振動が伝播しなくなったり、伝播しにくく
なるような節が生じ、これによって、音響効果を低下さ
せる要因となるという問題があった。
【0009】
【発明の目的】この発明の目的は、浴槽本体自体を発音
源として臨場感に溢れた迫力のある音響を楽しむことが
できるようにした浴槽を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、FRPや人工大理石等のプラスチ
ック製からなる浴槽本体の内周側壁面を平面長円形状ま
たは、平面円形状に形成するとともに、その外側壁面に
発音ユニットを設けてなる構成としたものである。
【0011】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、浴槽本体の側壁面に発音ユニットを設けて
なるために、浴槽本体自体が発音源となる。
【0012】また、浴槽本体の内周側壁面を平面長円形
状または、平面円形状に形成してなるために、節が生じ
ず、振動の伝播特性が高められる。
【0013】さらに、浴槽本体がプラスチック製からな
るために、音の伝播特性が良く、中高音まで忠実な再生
が行なえる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1及び図2に
示す図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この発
明に係る図示の実施例において、図3から図5に示す先
願発明の浴槽と構成が重複する部分は同一符号を用いて
説明する。
【0015】すなわち、この発明に係る浴槽は、図1に
示すように、FRPや人工大理石等のプラスチック製か
らなる浴槽本体1の湯船51の内周側壁面51aを長丸
形あるいは卵形などの平面長円形状または、平面円形状
に形成してなる構成を有するものである。
【0016】そして、前記浴槽本体1の左右両外側壁面
5a,5bに配設される発音ユニット6,6の取付け位
置は、例えば卵形の平面形状の場合、長軸に対して対称
的に、かつ、長軸方向の足元側端部から長軸の長さLの
1/10内側に入った位置から長軸の長さLの4/10
までの範囲で、しかも、図2に示すように、湯船51の
深さDの上部1/2の範囲に設定されている。
【0017】
【発明の効果】以上の説明したように、この発明は、浴
槽本体の側壁面に発音ユニットを設けてなるために、浴
槽本体自体を発音源とすることができ、従来のように、
スピーカを浴室の壁面等に取付けたり、その取り付けの
ための穴開け加工を施す必要がなくなる。
【0018】また、浴槽本体の内周側壁面を平面長円形
状または、平面円形状に形成してなるために、従前のよ
うな節が生じず、振動の伝播特性を高めることができ
る。
【0019】さらに、浴槽本体がプラスチック製からな
るために、音の伝播特性を高めることができ、中高音ま
で忠実な再生を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る浴槽の一実施例を示す概略的平
面図。
【図2】同じく概略的縦断側面図。
【図3】従来の浴槽を備えた浴室を示す要部説明図。
【図4】同じく従来の浴槽を示す概略的平面図。
【図5】図3のA−A線における要部断面図。
【符号の説明】
5・・・浴槽本体、5a,5b・・・外側壁面、51・
・・湯船、51a・・・内周側壁面、6,6・・・発音
ユニット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製からなる浴槽本体の内周側
    壁面を平面長円形状または、平面円形状に形成するとと
    もに、その外側壁面に発音ユニットを設けたことを特徴
    とする浴槽。
JP4129340A 1992-04-23 1992-04-23 浴 槽 Pending JPH05300844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129340A JPH05300844A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4129340A JPH05300844A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 浴 槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05300844A true JPH05300844A (ja) 1993-11-16

Family

ID=15007192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4129340A Pending JPH05300844A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 浴 槽

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JP (1) JPH05300844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012105049U1 (de) 2012-12-21 2013-02-07 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem
DE102012113034B3 (de) * 2012-12-21 2014-02-27 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202012105049U1 (de) 2012-12-21 2013-02-07 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem
DE102012113034B3 (de) * 2012-12-21 2014-02-27 Franz Kaldewei Gmbh & Co. Kg Sanitärwannenanordnung mit einem Schallerzeugungssystem

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