JPS589640B2 - 電気−機械振動変換器 - Google Patents

電気−機械振動変換器

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JPS589640B2
JPS589640B2 JP53058518A JP5851878A JPS589640B2 JP S589640 B2 JPS589640 B2 JP S589640B2 JP 53058518 A JP53058518 A JP 53058518A JP 5851878 A JP5851878 A JP 5851878A JP S589640 B2 JPS589640 B2 JP S589640B2
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JP
Japan
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coil
damper
yoke
case body
gap
Prior art date
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JP53058518A
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恭太 山田
明 小松
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Bodysonic KK
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Bodysonic KK
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Priority to DE2953625A priority patent/DE2953625C2/de
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鼓膜の振動と体感振動とにより重低音を感じ取
るようにするにあたって、低音域の電気信号により体感
振動を発生させる装置用の電気一機械振動変換器に関す
るものである。
音も1 5 0 H z位から下の周波数になる程に、
鼓膜の振動により音を耳で確認するのではなく、音圧と
して空気振動を体で感じる比重が増してくるものである
いわゆる重低音は空気振動として、その音圧を耳以外の
肌や身体でも感じているものであり、身体で感じる振動
と聴覚とが重なった時、人は真の重低音を感じることに
なる。
そこで、重低音を理想的に感じるようにするために、ス
ピーカー等を駆動させる電気信号に基いてこれに同期し
た体で感じる体感振動を発生させるようにした試みがな
されている。
この場合、体感振動を発生させる電気一機械振動変換器
は、磁極を備えたヨークにより空隙を形成し、該空隙内
にコイル枠に巻き付けたコイルを配置させ、電気信号に
伴ないコイルに発生する磁力と磁極の磁力との間に生ず
る磁気干渉作用によって振動を得るようにしたものがあ
るが、このものにおいては、コイル枠にねじ棒等を植立
して該コイル枠をヨークにコイル枠とヨークとが相対変
位可能になるようにダンパーを介して支持させている。
この場合、コイル枠をヨークに支持するにあたっては、
コイルを配置した空隙の位置からずれた位置でヨークに
ダンパーを介して支持させているので、ねじ棒により振
動板に取付けた場合にヨークの荷重により空隙内のコイ
ルがずれてしまい、有効な振動を発生させることができ
なくなってしまうという問題点を残していた。
そこで、例えばダンパーを充分硬くしてヨークの荷重を
支え、どんな角度で本体を取付けてもコイルが空隙の中
に正しく位置するようにすることが考えられるが、この
場合には目的である重低音振動が充分得られないことに
なる。
また重低音振動が充分得られるようにダンパーを軟くす
ると、コイルが空隙内にヨークの荷重のため正しく位置
せず、動作は不安定なものになるという問題点を残して
いた。
更にはコイル枠に植立したねじ棒により振動板に取り付
けるものであるから、幅方向の厚みが厚くなってしまう
ものであり、全体として嵩張ってしまうという問題点を
残していた。
本発明は、ケース本体内においてヨークを保持するダン
パーを、コイルの位置する空隙を含む平面内で、コイル
に対して水平となるように位置させると共にケース本体
を振動板への取付部材としたことを利寺徴とするもので
ある。
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図、第2図において、電気一機械振動変換器のケー
ス本体1は断面皿状とした枠2,3より構成されており
、枠2,3の開口周縁部には水平方向に延びる板状のフ
ランジ部4,5が一体に設けられており、枠2と枠3と
は両枠2,3の開口部同志を向き合せた状態でフランジ
部4,5同志を突き合せることにより組み合される。
前記枠2,3のフランジ部4,5間には弾性材からなる
環状のダンパー6の外周縁6aが挟持されており、該ダ
ンパー6の内周縁6aはフランジ部4,5とは反対方向
即ち枠2,3の内方へ水平に延びている。
次にケース本体1内に内装する磁極10を備えたヨーク
について説明する。
ヨーク8は中央に柱状部9aを有するボトムプレート9
と、環状のトッププレート11より構成される。
ボトムプレート9には環状の磁極10が柱状部9aを遊
嵌した状態で載置固定されており、該磁極10にはトツ
ププレート11が取付けられ、該トッププレート11の
内縁11aとボトムプレート9の柱状部9aの外縁9a
′との間に磁気的な環状の空隙12が形成されており、
ボトムプレート9、磁極10、トッププレート11とに
より空隙12を有する磁気回路が構成されている。
そして、ヨーク8をケース本体1に空隙12を含む平面
の位置で支持すべく、トッププレート11の外縁と磁極
10の端面とで形成される段部13にダンパー6の内周
縁6bが一体的に固着され、該ダンパー6によりケース
本体1とヨーク8とは相対変位可能に構成されている。
なお、本実施例では、ヨーク8をケース本体1に空隙1
2を含む平面の位置で支持すべく、トッププレート11
と磁極10とでの段部13にダンパー6を一体的に固着
するようにしたが、ヨーク8とダンパー6との取付け構
造はこれに限定されるものではなく、ダンパー6を空隙
12を含む平面内に配置してその外周縁6aをケース本
体1に、その内周縁6aをヨーク8にそれぞれ固着する
ことが可能な構成であれば、いずれのものでも良い。
この場合、空隙12の軸線(第2図において上下方向に
延びる軸線)に対して直交し、且つ第2図における空隙
12の上下方向の巾長さの中心を通るようにした、空隙
12を含む平面の位置でヨーク8をケース本体1にダン
パー6により支持することが最も望ましいものである。
前記枠3の中央部には開口14が形成され、該開口14
にはプレーN5aに取り付けられた筒状のコイル枠15
が嵌合しており、該コイル枠15及びプレーN5aは枠
3に一体に固着され、該コイル枠15に巻き付けたコイ
ル16が前記空隙12内に配置されている。
17はコイル16に接続された端子である。
また、18はケース本体1を、クッション等に内蔵した
振動板(図示略)に取り付けるためのねじ孔である。
このように構成した電気一機械振動変換器は、フランジ
部4,5を利用して、椅子、クッション等に内蔵した振
動板に取り付けられる。
そして、コイル16に音響装置のスピーカを駆動する電
気信号を低域フィルタを通して通電すると、コイル16
に発生する磁力と磁極10の磁力との間における磁気干
渉作用によってダンパー6を介してケース本体1に支持
されたヨーク8とケース本体1とが相対変化して体感振
動が発生し、この振動は枠2,3を介して振動板に伝え
られる。
この場合、発生する体感振動は再生音による電気信号に
基いて発生させているので、耳で聴く音声信号に同期し
ているものであり、且つ低音域の電気信号に基いている
ので、重低音を感じるときの振動として有効なものであ
る。
なお、ダンパー6の材質或いはその厚みを種々変更させ
ることにより、より望ましい振動効果を得ることができ
るものである。
また、低域フィルタの遮断周波数は音源によっても異な
るが、150Hz程度のものが良い。
なお、ケース本体1を構成する枠2を断面皿状としてそ
の開口縁部にフランジ部を設けたが、第3図に示すよう
に、枠2の開口縁部をダンパー6から離間する方向に延
在してその部分をフランジ部4とし、該フランジ部4に
よりケース本体1を振動板(図示略)に取り付けるよう
にしても良い。
ケース本体1の振動板への取付けは、直接取付けても良
く、さらには振動を効果的に伝える他の部材を介して間
接的に取付けても良い。
また、ダンパー6の外周縁6aをフランジ部4,5で挟
持してケース本体1に取付けるようにしたが、第4図に
示すように、枠3に段部19を形成し、該段部19にダ
ンパー6の外周縁6aを固定してダンパー6をケース本
体1に取り付けるようにしても良い。
また、前記実施例では空隙12を含む平面に位置した一
枚のダンパー6でヨーク8をケース本体1に支持するよ
うにしたが、第5図に示すように、ヨーク8の後部側に
さらにダンパー20を付加し、ダンパー6及びダンパー
20によりヨーク8をケース本体1に支持するようにし
ても良い。
2枚のダンパー6,20によりヨーク8を支持するよう
にすれば、一枚のダンパー6の支持により空隙12とコ
イル16との位置関係を更に適切な位置関係とすること
ができる。
またケース本体1を構成する枠2,3を断面皿状とした
が、これに限られるものでなく、ダンパー6により支持
されるヨーク8とケース本体1とが相対変位するように
ヨーク8をケース本体1内に内装することができるもの
であれば枠2,3の断面形状はいずれのものでも良い。
本発明は、コイルが空隙内に位置するようにケース本体
から突設され、ダンパーをコイルの位置する空隙を含む
平面内で、コイルに対して水平となるように位置させた
ものであるから、ダンパーを2つ設けなくともコイルに
ヨークが当ることを防止でき、ヨークをコイルに対して
安定振動させることができ、また、ヨークの振動域を除
いた位置でこのヨークをダンパーで支持し、かつケース
本体を振動板への取付部材として構成したものであるか
ら、電気−機械振動変換器の振動方向の厚さを薄くする
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気−機械振動変換器の平面図である
。 第2図は第1図の■−■線断面図である。 第3図〜第5図は第2図と同様な断面をしたものであっ
て、本発明の他の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・本体、6,20・・・・・・ダンパー、
8・・・・・・ヨーク、9・・・・・・ボトムプレート
、10・・・・・・磁極、11・・・・・・トッププレ
ート、12・・・・・・空隙、16・・・・・・コイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁極を備えたヨークにより磁気的な空隙を形成し、
    前記ヨークをケース本体内にダンパーで保持すると共に
    前記空隙内にコイルを位置させてなる電気一機械振動変
    換器において、 前記コイルを前記空隙内に位置するように前記ケース本
    体から突設し、前記ダンパーを前記コイルの位置する前
    記空隙を含む平面内で、前記コイルに対して水平となる
    ように位置させ、かつ、ケース本体を振動板への取付部
    材としたことを特徴とする電気一機械振動変換器。 2 特許請求の範囲第1項において、前記平面内にダン
    パーを配置して該ダンパーで前記ヨークを前記本体に両
    者が相対変位するように支持させたことを特徴とする電
    気一機械振動変換器。
JP53058518A 1978-05-17 1978-05-17 電気−機械振動変換器 Expired JPS589640B2 (ja)

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JP53058518A JPS589640B2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 電気−機械振動変換器
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CA000326621A CA1147448A (en) 1978-05-17 1979-04-30 Audio-band electromechanical vibration converter
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JP19801083A Division JPS5994999A (ja) 1983-10-22 1983-10-22 電気−機械振動変換器
JP19801183A Division JPS5994997A (ja) 1983-10-22 1983-10-22 電気−機械振動変換器

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JPS54150119A JPS54150119A (en) 1979-11-26
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