JPH05299946A - 比較回路 - Google Patents

比較回路

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Publication number
JPH05299946A
JPH05299946A JP4104641A JP10464192A JPH05299946A JP H05299946 A JPH05299946 A JP H05299946A JP 4104641 A JP4104641 A JP 4104641A JP 10464192 A JP10464192 A JP 10464192A JP H05299946 A JPH05299946 A JP H05299946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
resistor
circuit
comparison
equal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4104641A
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English (en)
Inventor
Kenichi Komaba
賢一 駒場
Noriaki Imaizumi
宜昭 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較回路の比較出力として常に一定の電流出
力を得る。 【構成】 本発明は、第1及び第2トランジスタ(1)
及び(7)と、第1及び第2バイアス回路(11)及び
(15)と、制御トランジスタ(25)と、入力回路
(26)とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスタで構成さ
れる比較回路に関するもので、特に正確な出力電流が得
られる比較回路に関する。
【0002】
【従来の技術】トランジスタを利用した比較器では差動
増幅回路を利用した図2の如きものが一般に用いられ
る。第1トランジスタ(1)のベースには第1及び第2
抵抗(2)及び(3)により得られる基準電圧Vref
が印加されている。入力端子(4)には入力信号が印加
され、第3及び第4抵抗(5)及び(6)で分圧されて
第2トランジスタ(7)のベースに印加される。そし
て、基準電圧Vrefに対して第2トランジスタ(7)
のベース電圧が電圧VBE(ベース・エミッタ間電圧)以
上、低い値であれば第1トランジスタ(1)がオン、第
2トランジスタ(7)がオフする。その結果、定電流源
トランジスタ(8)に流れる電流IOと等しい電流IO
出力端子(9)に流れる。
【0003】逆に、基準電圧Vrefに対して第2トラ
ンジスタ(7)のベース電圧が電圧VBE以上、高い値で
あれば第1トランジスタ(1)がオフ、第2トランジス
タ(7)がオンする。その結果、電流IOが出力端子
(10)に流れる。従って、図2の回路に依れば入力信
号に対する判別出力として正確な電流出力が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2の
回路では、第1トランジスタ(1)がオンしている時の
ベース電圧と、第2トランジスタ(7)がオンしている
時のベース電圧が、等しくない為に判別モードに応じて
定電流源トランジスタ(8)のコレクタ電圧が変化す
る。すると、定電流源トランジスタ(8)の電流増幅率
が変化し、定電流I Oの値が変動してしまい、出力電流
の値が変動してしまうという問題がある。これは、出力
電流の値として、正確なものが必要であり、電源電圧が
低いときに問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
成されたもので、エミッタが共通接続されて定電流源に
接続された第1及び第2トランジスタと、直列接続され
た第1乃至第3抵抗から成り、前記第1及び第2抵抗の
接続点が前記第1トランジスタのベースに接続された第
1バイアス回路と、直列接続された第4及び第5抵抗か
ら成り、前記第4及び第5抵抗の接続点が前記第2トラ
ンジスタのベースに接続された第2バイアス回路と、前
記第2トランジスタの出力信号に応じて前記第1バイア
ス回路の第3抵抗を短絡させる制御トランジスタと、入
力信号と基準電圧とを比較し、比較結果に応じて前記第
2バイアス回路の第5抵抗を短絡させる入力回路と、か
ら成り、前記第1抵抗と前記第4抵抗の値を等しくする
とともに前記第2及び第3抵抗の和と前記第5抵抗の値
とを等しく設定し、信号発生時の前記第1及び第2トラ
ンジスタから得られる比較出力の値を互いに等しくなる
ようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明に依れば、比較動作を行なう第1及び第
2トランジスタの一方が動作する時のベース電圧を等し
くさせているので、比較結果として常に一定電流を得る
ことができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す回路図で、
(11)は、直列接続された第1乃至第3抵抗(12)
乃至(14)から成る第1バイアス回路、(15)は直
列接続された第4及び第5抵抗(16)及び(17)か
ら成る第2バイアス回路、(18)はトランジスタ(1
9)及び(20)からなる第1電流ミラー回路、(
)はトランジスタ(22)乃至(24)からなる第2
電流ミラー回路、(25)はトランジスタ(23)の出
力電流に応じて、第3抵抗(14)を短絡する制御トラ
ンジスタ、(26)は分圧抵抗(27)及び(28)と
トランジスタ(29)とから成り、入力端子(4)から
の入力信号レベルに応じて第5抵抗(17)を短絡する
入力回路である。
【0008】図1において、第1及び第2バイアス回路
(11)及び(15)の抵抗値を次の通り定める。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】 この状態で、入力端子(4)に「L」レベルの入力信号
を加えるとする。すると、該「L」レベルの信号に応じ
てトランジスタ(29)は、オフを保つ。その為、第2
トランジスタ(7)のベース電圧V2は、
【0011】
【数3】 となり、電圧V2が第2トランジスタ(7)のベースに
印加される。又、第2トランジスタ(7)のベースに電
圧V2が印加されることに伴い、第2トランジスタ
(7)がオンし始め、第2電流ミラー回路(21)に電
流が流れる。すると、トランジスタ(23)のコレクタ
電流により制御トランジスタ(25)がオンし、第3抵
抗(14)を短絡させる。すると、第1トランジスタ
(1)のベース電圧V1は、
【0012】
【数4】 となる。その為、前記電圧V1と前記電圧V2とが比較さ
れ、式(1)及び(2)の条件より第1トランジスタ
(1)がオフ、第2トランジスタ(7)がオンする。そ
の為、第2トランジスタ(7)のベースに前記電圧V2
が加わった状態で、電流IOが第2トランジスタ(7)
に流れる。
【0013】従って、出力端子(30)には電流IO
発生し、出力端子(31)には電流が発生しない。次に
入力端子(4)に「H」レベルの入力信号を加えると、
トランジスタ(29)がオンし、第5抵抗(17)を短
絡する。その為、第2トランジスタ(7)のベース電圧
2はアースレベルとなる。一方、第1トランジスタ
(1)のベース電圧V1は、制御トランジスタ(25)
のオフに伴い
【0014】
【数5】 となる。式(5)の電圧V1は、式(1)及び(2)よ
り式(3)の電圧V2と等しい。その為、定電流源トラ
ンジスタ(8)に対するコレクタ電圧の変化はなく前述
の場合と等しい電流IOが第1トランジスタ(1)のコ
レクタに流れる。従って、出力端子(30)及び(3
1)に互いに等しい電流出力を得ることができる。
【0015】尚、「L」レベルの入力信号印加時には電
圧V1は、
【0016】
【数6】
【0017】
【数7】 と設定する。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば「H」
及び「L」の判別出力として常に互いに等しい値の電流
を得ることができる。その為、低電源電圧での判別でも
安定な判別出力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の比較回路を示す回路図である。
【図2】従来の比較回路を示す回路図である。
【符号の説明】
(1) 第1トランジスタ (7) 第2トランジスタ (11) 第1バイアス回路 (15) 第2バイアス回路 (25) 制御トランジスタ (26) 入力回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エミッタが共通接続されて定電流源に接
    続された第1及び第2トランジスタと、 直列接続された第1乃至第3抵抗から成り、前記第1及
    び第2抵抗の接続点が前記第1トランジスタのベースに
    接続された第1バイアス回路と、 直列接続された第4及び第5抵抗から成り、前記第4及
    び第5抵抗の接続点が前記第2トランジスタのベースに
    接続された第2バイアス回路と、 前記第2トランジスタの出力信号に応じて前記第1バイ
    アス回路の第3抵抗を短絡させる制御トランジスタと、 入力信号と基準電圧とを比較し、比較結果に応じて前記
    第2バイアス回路の第5抵抗を短絡させる入力回路と、 から成り、前記第1抵抗と前記第4抵抗の値を等しくす
    るとともに前記第2及び第3抵抗の和と前記第5抵抗の
    値とを等しく設定し、信号発生時の前記第1及び第2ト
    ランジスタから得られる比較出力の値を互いに等しくな
    るようにしたことを特徴とする比較回路。
  2. 【請求項2】 前記定電流源は、トランジスタで構成さ
    れ、前記第1及び第2トランジスタの比較動作に伴う電
    圧変化に応じて、流れる電流が変化することを特徴とす
    る請求項1記載の比較回路。
JP4104641A 1992-04-23 1992-04-23 比較回路 Pending JPH05299946A (ja)

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JP4104641A JPH05299946A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 比較回路

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JPH05299946A true JPH05299946A (ja) 1993-11-12

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JP4104641A Pending JPH05299946A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 比較回路

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