JPH05121969A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

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Publication number
JPH05121969A
JPH05121969A JP3306935A JP30693591A JPH05121969A JP H05121969 A JPH05121969 A JP H05121969A JP 3306935 A JP3306935 A JP 3306935A JP 30693591 A JP30693591 A JP 30693591A JP H05121969 A JPH05121969 A JP H05121969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
current
diodes
resistor
trs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3306935A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihide Murao
文秀 村尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3306935A priority Critical patent/JPH05121969A/ja
Publication of JPH05121969A publication Critical patent/JPH05121969A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出力電流が入力電圧によらず定電流となる
入力回路を得ることを目的としている。 【構成】 入力端子1に抵抗3と2つのダイオード4,
5を直列に接続し、抵抗とダイオードの接続点に2つの
トランジスタ6,8のベースを接続し、このトランジス
タのエミッタとダイオードのもう一方の端子の間に抵抗
7,9を接続し、一方のトランジスタ6のコレクタを入
力端子1に接続し、もう一方のトランジスタ8のコレク
タを出力端子2とするよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力回路に関し、特
に、半導体集積回路に用いられるものの改良を図ったも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種の入力回路の一例で
あり、図において、1は入力端子、11は一端が入力端
子1に接続された抵抗、12は抵抗11の他端がベース
に接続され、エミッタが接地されたトランジスタ、2は
このトランジスタ12のコレクタに接続された、この入
力回路の出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。入力端子1に
電圧VINが印加されると、トランジスタ12のベース・
エミッタ間電圧VBEと抵抗11の抵抗値R11で決まる入
力電流IIN=(VIN−VBE)/R11が入力端子1からト
ランジスタ12のベースに流れ込むことにより、出力端
子2には、入力電流IINがトランジスタ12のhFE倍さ
れた値に等しい出力電流IOUT =IIN×hFEが出力され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の入力回路は以上
のように構成されているので、入力電流,出力電流が入
力電圧に比例して大きくなり、入力電圧が高い場合、入
力電圧,出力電圧を小さくするには大きな抵抗値を必要
とし、出力電流がトランジスタのhFEに依存するという
問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためなされたもので、入力電流,出力電流を入力電圧
に依らず定電流にできるとともに、小さな抵抗値で入力
電流を定電流とでき、しかもトランジスタのhFEに依存
しない出力電流が得られる入力回路を得ることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入力回路
は、入力端子に第1の抵抗を介して2つのダイオードの
直列接続体を接続し、第1の抵抗とダイオード直列接続
体との接続点に2つのトランジスタのベースを接続し、
この2つのトランジスタのエミッタとダイオードの直列
接続体の他端との間に第2の抵抗を接続し、2つのトラ
ンジスタの一方のコレクタを上記入力端子に接続すると
ともに、他方のトランジスタのコレクタに出力端子を接
続するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明における、直列に接続した2つのダイ
オードは、2つのトランジスタのベースの電圧を一定に
し、トランジスタに流れる電流を一定にする。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による入力回路を示
す。図において、1は入力端子、3は一端が入力端子1
に接続された第1の抵抗、4はアノードが抵抗3の他端
に接続されたダイオード、5はダイオード4と直列接続
されたダイオード、6はコレクタが入力端子1に接続さ
れるとともに、ベースが抵抗3とダイオード4との接続
点に接続された第1のトランジスタ、8はトランジスタ
6とベース同士が接続された第2のトランジスタ、7,
9はこのトランジスタ6,8のエミッタとダイオード5
のカソードの間に接続された第2の抵抗、2はトランジ
スタ8のコレクタに接続された出力端子である。
【0009】次に動作について説明する。入力端子1に
入力電圧VINが印加されると、抵抗3を通してダイオー
ド4とダイオード5に電流が流れ、トランジスタ6とト
ランジスタ8のベースはダイオード4,ダイオード5の
順方向電圧VF の2倍に等しい電圧になり、トランジス
タ6とトランジスタ8に流れる電圧IC6,IC8は、抵抗
7の抵抗値をR7,抵抗9の抵抗値をR9 とすると、それ
ぞれ、
【0010】 IC6=(2VF −VBE)/R7 ,IC8=(2VF −VBE)/R9
【0011】となり、ダイオードの順方向電圧VF とト
ランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEは流れる電流
への依存性が小さいので、IC6,IC7は定電流となる。
したがって、抵抗3を大きくし、トランジスタ6に流れ
る電流に対してダイオード4,ダイオード5に流れる電
流を充分に小さくすると、入力電流IIN,出力電流IOU
T はIIN=IC6,IOUT =IC8となり、入力電流,出力
電流とも定電流となる。このため、小さな抵抗で電流ば
らつきの小さい入力回路を得ることができる。
【0012】なお、上記実施例では、トランジスタ6と
トランジスタ8のエミッタにそれぞれ抵抗を接続した
が、図2のようにトランジスタ6とトランジスタ8のエ
ミッタ同士を接続して、抵抗10を接続してもよく、抵
抗を1つにできる。
【0013】また、上記実施例ではダイオードで回路を
構成していたが、図3のようにベースとコレクタを接続
したトランジスタ4,5を用いてもよく、図1,2のよ
うにダイオードを用いて構成する場合に比し電流値がよ
り正確になる。
【0014】更に、上記実施例ではNPNトランジスタ
を用いたが、図4のように、PNPトランジスタによっ
ても同様の入力回路を構成でき、上記実施例と同様の効
果を奏する。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る入力回路
によれば、入力端子に第1の抵抗を介して2つのダイオ
ードの直列接続体を接続し、第1の抵抗とダイオードの
直列接続体との接続点に2つのトランジスタのベースを
接続し、この2つのトランジスタのエミッタとダイオー
ドの直列接続体の他方の端子との間に第2の抵抗を接続
し、2つのトランジスタの一方のコレクタを入力端子と
接続し、2つのトランジスタの他方のコレクタを出力と
するように構成したので、入力,出力を入力電圧に依ら
ず定電流とすることができ、小さな抵抗で電流ばらつき
の小さい入力回路が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による入力回路の回路図で
ある。
【図2】この発明の他の実施例による入力回路の回路図
である。
【図3】この発明の他の実施例による入力回路の回路図
である。
【図4】この発明の他の実施例による入力回路の回路図
である。
【図5】従来の入力回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 出力端子 3 抵抗 4 ダイオード 5 ダイオード 6 トランジスタ 7 抵抗 8 トランジスタ 9 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が入力端子に接続された第1の抵抗
    と、 一端が上記第1の抵抗の他端に接続された、2つのダイ
    オードの直列接続体と、 ベースが上記2つのダイオードの直列接続体と上記第1
    の抵抗との接続点に接続され、コレクタが上記入力端子
    に接続された第1のトランジスタと、 ベースが上記2つのダイオードの直列接続体と上記第1
    の抵抗との接続点に接続され、コレクタが出力となる第
    2のトランジスタと、 上記第1,第2のトランジスタのエミッタと上記2つの
    ダイオードの直列接続体の他端との間に接続された第2
    の抵抗とを備えたことを特徴とする入力回路。
JP3306935A 1991-10-24 1991-10-24 入力回路 Pending JPH05121969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3306935A JPH05121969A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 入力回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3306935A JPH05121969A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 入力回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05121969A true JPH05121969A (ja) 1993-05-18

Family

ID=17963053

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3306935A Pending JPH05121969A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 入力回路

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JP (1) JPH05121969A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5460770A (en) * 1989-06-15 1995-10-24 Tioxide Group Plc Method for protecting shaped articles from attack by water

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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