JPH0529933Y2 - - Google Patents

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JPH0529933Y2
JPH0529933Y2 JP18736187U JP18736187U JPH0529933Y2 JP H0529933 Y2 JPH0529933 Y2 JP H0529933Y2 JP 18736187 U JP18736187 U JP 18736187U JP 18736187 U JP18736187 U JP 18736187U JP H0529933 Y2 JPH0529933 Y2 JP H0529933Y2
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JP
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valve
clutch
switching valve
charge pump
pressure oil
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばフオークリフトやトラクタシ
ヨベル等に適用される油圧駆動車用走行制御装置
の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の油圧駆動車用走行制御装置とし
ては、例えば実公昭51−26422号公報に記載され
たもので知られている。
これは、基本的には、原動機と、原動機に依り
駆動される可変油圧ポンプと、可変油圧ポンプか
らの圧油に依り回転する油圧モータと、原動機に
依り駆動されるチヤージポンプと、可変油圧ポン
プの斜板を作動するサーボシリンダと、チヤージ
ポンプからサーボシリンダへの圧油を制御する前
後進切換弁と、前後進切換弁を作動する前後進レ
バーと、油圧モータをアンロードする二つのリリ
ーフ弁兼用アンロード弁と、リリーフ弁兼用アン
ロード弁を制御するパイロツト弁と、パイロツト
弁を作動するパイロツト弁用シリンダと、チヤー
ジポンプからパイロツト弁用シリンダへの圧油を
制御する第一制御弁と、サーボシリンダをバイパ
スする第二制御弁と、サービスブレーキを作動す
ると共に第一制御弁と第二制御弁を同期作動する
ブレーキペダルと、サービスブレーキを作動せず
に第一制御弁と第二制御弁を同期作動する手動レ
バーと、から構成されている。
而して、この様なものは、急制動時には原動機
の停止が起こらないと共に、手動レバーの操作に
依り車両走行中の惰行と車両停車中の牽引が行な
える。
ところが、この様なものは、油圧モータをフリ
ーにする為に二つのリリーフ弁兼用アンロード弁
とパイロツト弁とパイロツト弁用シリンダと第一
制御弁を設けると共に、可変油圧ポンプを中立に
戻す為に第二制御弁を設け、然も第一制御弁と第
二制御弁を連動させる様にしているので、部品点
数が多く、構造が複雑で、コストが高く付く難点
があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消す
る為に創案されたもので、その目的とする処は、
部品点数が少なく、構造が簡単で、コストが安く
付く油圧駆動車用走行制御装置を提供するにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の油圧駆動車用走行制御装置は、原動機
と、原動機に依り駆動される可変油圧ポンプと、
可変油圧ポンプからの圧油に依り回転する油圧モ
ータと、原動機に依り駆動されるチヤージポンプ
と、可変油圧ポンプの斜板を作動するサーボシリ
ンダと、チヤージポンプからサーボシリンダへの
圧油を制御する前後進切換弁と、前後進切換弁を
作動する前後進レバーと、油圧モータをバイパス
するバイパス弁と、チヤージポンプから前後進切
換弁への圧油を制御すると共にバイパス弁を制御
するクラツチ弁と、クラツチ弁を作動するクラツ
チペダルと、から構成した事に特徴が存する。
(作用) 原動機を起動すると、可変油圧ポンプとチヤー
ジポンプが駆動される。
この様な状態で、前後進レバーのみを操作する
と、前後進切換弁が作動してチヤージポンプから
の圧油がクラツチ弁→前後進切換弁→サーボシリ
ンダへ送られ、可変油圧ポンプの斜板が作動して
これらの圧油が油圧モータへ送られ、これが回転
する。
この時、チヤージポンプからの圧油は、クラツ
チ弁を介してバイパス弁にも送られ、これが作動
する事に依り油圧モータがバイパスされない。
車両走行中に、クラツチペダルを操作すると、
クラツチ弁が作動してチヤージポンプからの圧油
がクラツチ弁→前後進切換弁→サーボシリンダへ
送られなくなるので、可変油圧ポンプの斜板が中
立に戻る。
この時、チヤージポンプからの圧油がクラツチ
弁を介してバイパス弁へも送られなくなるので、
バイパス弁が元に戻つて油圧モータがバイパスさ
れる。
従つて、油圧モータがフリーになり、車両が楕
行する。
車両走行中に、ブレーキペダルを急操作する
と、サービスブレーキが急制動して車両が停止す
る。
この時、クラツチペダルを操作すると、クラツ
チ弁が作動して可変油圧ポンプの斜板が中立に戻
るので、原動機が停止する事がない。
車両停車中に、クラツチペダルを操作すると、
クラツチ弁が作動して油圧モータがバイパスされ
るので、車両の牽引が行なえる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
図面は、本考案の実施例に係る油圧駆動車用走
行制御装置を示す制御装置を示す油圧回路図であ
る。
油圧駆動車用走行制御装置1は、原動機2、可
変油圧ポンプ3、油圧モータ4、チヤージポンプ
5、サーボシリンダ6、前後進切換弁7、前後進
レバー8、バイパス弁9、クラツチ弁10、クラ
ツチペダル11とからその主要部が構成されてい
る。
原動機2は、油圧駆動車の駆動源を為すもので
ある。
この例では、エンジンを用いている。
可変油圧ポンプ3は、原動機2に依り駆動され
るものである。
この例では、A,Bポートを備えた可変容量油
圧ポンプを用いている。
油圧モータ4は、可変油圧ポンプ3からの圧油
に依り回転されるものである。
この例では、A,Bポートを備えた定容量油圧
モータを用いて居り、可変油圧ポンプ3のA,B
ポートとは主路12に依り接続されて閉回路を為
す様にしてある。
チヤージポンプ5は、原動機2に依り駆動され
るものである。
この例では、定容量油圧ポンプを用いている。
サーボシリンダ6は、可変油圧ポンプ3の斜板
を作動するものである。
前後進切換弁7は、チヤージポンプ5からサー
ボシリンダ6への圧油を制御するものである。
この例では、四ポート三位置ABR接続型切換
弁を用いて居り、Rポートはタンク13に、A,
Bポートはサーボシリンダ6に夫々接続してあ
る。
前後進レバー8は、前後進切換弁7を作動する
ものである。
この例では、前後傾倒可能に設けられ、プツシ
ユプルケーブル14を介して前後進切換弁7のス
プールに連結してある。
バイパス弁9は、油圧モータ4をバイパスする
ものである。
この例では、二ポート二位置パイロツト式切換
弁を用いて居り、A,Bポートは、夫々バイパス
路15を介して油圧モータ4のA,Bポートに接
続してある。
クラツチ弁10は、チヤージポンプ5から前後
進切換弁7への圧油を制御すると共にバイパス弁
9を制御するものである。
この例では、三ポート二位置切換弁を用いて居
り、Pポートはチヤージポンプ5に、Rポートは
タンク13に、Aポートは前後進切換弁7のPポ
ートとバイパス弁9のパイロツトポートに夫々接
続してある。
クラツチペダル11は、クラツチ弁10を作動
するものである。
この例では、俯仰可能に設けられ、プツシユプ
ルケーブル16を介してクラツチ弁10のスプー
ルに連結してある。
尚、17,18,19は逆止弁、20,21は
リリーフ弁、22は絞り弁、23はフイルタ、2
4はクーラであり、可変油圧ポンプ3、チヤージ
ポンプ5、サーボシリンダ6、前後進切換弁7、
逆止弁17、リリーフ弁20,21、絞り弁22
は鎖線で示す如くユニツトにしてある。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解す
る。
原動機2が起動すると、可変油圧ポンプ3とチ
ヤージポンプ5が駆動される。
この様な状態で、前後進レバー8のみを例えば
前進操作すると、前後進切換弁7が図中下側ポジ
シヨンに作動してチヤージポンプ5からの圧油が
クラツチ弁10→前後進切換弁7→サーボシリン
ダ6へ送られ、可変油圧ポンプ3の斜板が作動し
てこれからの圧油が油圧モータ4へ送られ、これ
が前進回転する。
この時、チヤージポンプ5からの圧油は、クラ
ツチ弁10を介してバイパス弁9へも送られ、こ
れが図中左側ポジシヨンに作動する事に依り油圧
モータ4がバイパスされない。
従つて、車両が前進走行する。
車両を後進走行又は停車する場合は、前後進レ
バー8のみ後進操作又は中立操作すれば良い。
車両走行中に、クラツチペダル11を操作する
と、クラツチ弁10が図中右側ポジシヨンに作動
してチヤージポンプ5からの圧油がクラツチ弁1
0→前後進切換弁7→サーボシリンダ6へ送られ
なくなると共に、サーボシリンダ6の圧油が前後
進切換弁7→クラツチ弁10→タンク13へ送ら
れるので、可変油圧ポンプ3の斜板が中立に戻
る。
この時、チヤージポンプ5からの圧油がクラツ
チ弁10を介してバイパス弁9へも送られなくな
ると共に、バイパス弁9のパイロツト圧油がクラ
ツチ弁9→タンク13へ送られるので、バイパス
弁9が図中右側ポジシヨンに戻つて油圧モータ4
がバイパスされる。
従つて、油圧モータ4がフリーになり、車両が
楕行する。
車両走行中に、図略しているブレーキペダルを
急操作すると、サービスブレーキが急制動して車
両が停車する。
この時、クラツチペダル11を操作すると、ク
ラツチ弁10が図中右側ポジシヨンに作動して可
変油圧ポンプ3の斜板が中立に戻るので、原動機
2が停止する事がない。
車両停車中(原動機2が停止していても起動し
ていても良い)に、クラツチペダル11を操作す
ると、クラツチ弁10が図中右側ポジシヨンに作
動して油圧モータ4がバイパスされるので、車両
の牽引が行なえる。
尚、前後進レバー8は、先の実施例では、プツ
シユプルケーブル14を介して前後進切換弁7に
連結したが、これに限らず、例えば直接連結した
り、或は電気的に連結しても良い。
クラツチペダル11は、先の実施例では、プツ
シユプルケーブル16を介してクラツチ弁10に
連結したが、これに限らず、例えば直接連結した
り、或は電気的に連結しても良い。
(考案の効果) 以上概述した如く、本考案に依れば、次の様な
優れた効果を奏する事ができる。
(1) 原動機、可変油圧ポンプ、油圧モータ、チヤ
ージポンプ、サーボシリンダ、前後進切換弁、
前後進レバー、バイパス弁、クラツチ弁、クラ
ツチペダルとで構成したので、部品点数が少な
く、構造が簡単で、コストが安く付く。
(2) バイパス弁に依りタンクを介在せずに直接油
圧モータをバイパスする様にしたので、迅速に
油圧モータをバイパスできる。
(3) チヤージポンプから前後進切換弁への圧油を
制御すると共にバイパス弁を制御するクラツチ
弁を設けて可変油圧ポンプの中立戻し動作と油
圧モータのバイパス動作を油圧的に行なう様に
したので、確実に同期できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例に係る油圧駆動車用走
行制御装置を示す油圧回路図である。 1……油圧駆動車用走行制御装置、2……原動
機、3……可変油圧ポンプ、4……油圧モータ、
5……チヤージポンプ、6……サーボシリンダ、
7……前後進切換弁、8……前後進レバー、9…
…バイパス弁、10……クラツチ弁、11……ク
ラツチペダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原動機と、原動機に依り駆動される可変油圧ポ
    ンプと、可変油圧ポンプからの圧油に依り回転す
    る油圧モータと、原動機に依り駆動されるチヤー
    ジポンプと、可変油圧ポンプの斜板を作動するサ
    ーボシリンダと、チヤージポンプからサーボシリ
    ンダへの圧油を制御する前後進切換弁と、前後進
    切換弁を作動する前後進レバーと、油圧モータを
    バイパスするバイパス弁と、チヤージポンプから
    前後進切換弁への圧油を制御すると共にバイパス
    弁を制御するクラツチ弁と、クラツチ弁を作動す
    るクラツチペダルと、から構成した事を特徴とす
    る油圧駆動車用走行制御装置。
JP18736187U 1987-12-09 1987-12-09 Expired - Lifetime JPH0529933Y2 (ja)

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