JPH0712400Y2 - 荷役用油圧回路 - Google Patents

荷役用油圧回路

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JPH0712400Y2
JPH0712400Y2 JP10827790U JP10827790U JPH0712400Y2 JP H0712400 Y2 JPH0712400 Y2 JP H0712400Y2 JP 10827790 U JP10827790 U JP 10827790U JP 10827790 U JP10827790 U JP 10827790U JP H0712400 Y2 JPH0712400 Y2 JP H0712400Y2
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JP
Japan
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switching valve
port
automatic switching
hydraulic circuit
cargo handling
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JP10827790U
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JPH0465298U (ja
Inventor
信夫 杉田
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東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばペーパロールクランプ等の荷役装置に
適用される荷役用油圧回路の改良に関する。
(従来の技術) 従来、この種の荷役用油圧回路としては、例えば、第3
図に示したものが知られている。
当該荷役用油圧回路100は、基本的には、タンク101と、
これに接続されたポンプ102と、これに接続された二つ
の手動切換弁103,104と、これらに接続された二つのシ
リンダ105,106と、から構成されている。
而して、この様な荷役用油圧回路は、例えば第4図に示
したペーパロールクランプに適用される。
当該ペーパロールクランプ200は、フレーム201と、これ
の一端に枢着されたロングアーム202と、フレーム201の
他端に枢着されたショートアーム203と、ロングアーム2
02とショートアーム203の夫々先端に揺動可能に枢着さ
れたホルダ204,205と、フレーム201とロングアーム202
との間並びにフレーム201とショートアーム203との間に
夫々介設されたシリンダ105,106と、から構成されて居
り、フレーム201は、回転装置206を介して例えばフォー
クリフトのフィンガバー(図示せず)に取付けられる。
ところが、この様なものは、各シリンダ毎に手動切換弁
が必要であったので、配管が煩雑でコストが高く付く難
点があった。
とりわけ、ペーパロールクランプ等の荷役装置に適用し
た場合には、昇降装置等に依り可動配管部ができるの
で、この事が顕著であった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、叙上の問題点に鑑み、これを解消する為に創
案されたもので、その目的とする処は、配管が容易でコ
ストの低減を図る事ができる荷役用油圧回路を提供する
にある。
(課題を解決するための手段) 本考案の荷役用油圧回路は、基本的には、タンクと、タ
ンクに接続されたポンプと、ポンプに接続された単一の
手動切換弁と、手動切換弁に接続されてこれからの圧油
に依り切換制御される自動切換弁と、自動切換弁に接続
された二つのシリンダと、から構成した事に特徴が存す
る。
(作用) ポンプが駆動されると、タンクの油液が加圧されて手動
切換弁に送られる。
手動切換弁を手動操作すると、手動切換弁に送られた圧
油が自動切換弁に送られてその圧力に依り自動切換弁が
切換制御される。
自動切換弁が切換制御されると、自動切換弁に送られた
圧油が二つのシリンダのうちのいずれか一方に送られて
作動される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る荷役用油圧回路を示す
油圧回路図。第2図は、自動切換弁の構造を示す縦断面
図である。
荷役用油圧回路1は、タンク2、ポンプ3、手動切換弁
4、自動切換弁5、シリンダ6,7とからその主要部が構
成されている。
タンク2は、油液を貯留するものである。
ポンプ3は、タンク2に接続されたもので、この例で
は、定容量型にしてあり、吸込側がタンク2に接続され
ている。
ポンプ3は、エンジン等の原動機8に依り駆動されてそ
の回転数を制御するアクセルペダル(図示せず)を足動
操作する事に依り吐出される圧油の圧力が可変される。
手動切換弁4は、ポンプ3に接続された単一のもので、
この例では、所謂手動操作三ポート四位置切換弁にして
あり、Pポートはポンプ3の吐出側に、Rポートはタン
ク2に夫々接続してある。
自動切換弁5は、手動切換弁4に接続されてこれからの
圧油に依り切換制御されるもので、この例では、ハウジ
ング9とピストン10とスプリング11等から成る所謂パイ
ロット操作二位置四ポート切換弁にしてあり、A,Bポー
トは手動切換弁4のAポートに、Xポートは内部的にB,
Dポートに夫々接続してある。
シリンダ6,7は、自動切換弁5に接続された二つのもの
で、この例では、複動型にしてあり、ペーパロールクラ
ンプ200のロングアーム202とショートアーム203を作動
するものにしてある。
一方のシリンダ6のテール側はパイロット逆止弁12を介
して自動切換弁5のCポートに、ロッド側は手動切換弁
4のBポートに夫々接続してあり、他方のシリンダ7の
テール側はパイロット逆止弁13を介して自動切換弁5の
Dポートに、ロッド側は手動切換弁4のBポートに夫々
接続してある。
次に、この様な構成に基づいて作用を述解する。
原動機8に依りポンプ3が駆動されると、タンク2の油
液が加圧されて圧油になり、手動切換弁4のPポートに
送られる。
手動切換弁4を手動操作して第1図の左側位置にする
と、手動切換弁4のPポートに送られた圧油がAポート
→自動切換弁5のA,B,Xポートに送られる。
自動切換弁5のXポートに送られた圧油の圧力が低い場
合は、自動切換弁5が第1図の左側位置になり、自動切
換弁5のBポートとDポートが遮断されると共に、Aポ
ートに送られた圧油がCポート→パイロット逆止弁12→
シリンダ6のテール側に送られると共に、シリンダ6の
ロッド側の油液が手動切換弁のBポート→Rポート→タ
ンク2に送られ、シリンダ6が伸長される。
自動切換弁5のXポートに送られた圧油の圧力が高い場
合は、自動切換弁5が第1図の右側位置になり、自動切
換弁5のAポートとCポートが遮断されると共に、Bポ
ートに送られた圧油がDポート→パイロット逆止弁13→
シリンダ7のテール側に送られると共に、シリンダ7の
ロッド側の油液が手動切換弁のBポート→Rポート→タ
ンク2へ送られ、シリンダ7が伸長される。
手動切換弁4を手動操作して第1図の右側位置にする
と、手動切換弁4のPポートに送られた圧油がBポート
→シリンダ6,7のロッド側とパイロット逆止弁12,13のパ
イロットポートに送られると共に、シリンダ6,7のテー
ル側の油液がパイロット逆止弁12,13→自動切換弁5の
C,D,Xポートに送られる。
自動切換弁5のXポートに送られた圧油の圧力が低い場
合は、自動切換弁5が第1図の左側位置になり、自動切
換弁5のDポートとBポートが遮断されると共に、Cポ
ートに送られた圧油がAポート→手動切換弁4のAポー
ト→Rポート→タンク2へ送られ、シリンダ6が短縮さ
れる。
自動切換弁5のXポートに送られた圧油の圧力が高い場
合は、自動切換弁5が第1図の右側位置になり、自動切
換弁5のCポートとAポートが遮断されると共に、Dポ
ートに送られた圧油がBポート→手動切換弁4のAポー
ト→Rポート→タンク2へ送られ、シリンダ7が短縮さ
れる。
自動切換弁5の切換制御は、アクセルペダル(図示せ
ず)を足動操作して原動機8の回転数を制御する事に依
りポンプ3から吐出される圧油の圧力を可変したり、手
動切換弁4を微妙に操作したりする事に依り行なう事が
できる。
尚、自動切換弁5は、先の実施例では、XポートがBポ
ートとDポートに接続されていたが、これに限らず、例
えばBポートに代えてAポート、Dポートに代えてCポ
ートに接続されたものでも良い。
自動切換弁5は、先の実施例では、BポートとDポート
が連通するものであったが、これに限らず、例えば連通
しないものでも良い。
シリンダ6,7は、先の実施例では、ペーパロールクラン
プ200に適用されるものであったが、これに限らず、例
えばロードグラブ、フォークシフト、リフトとティル
ト、ブームとバケット等に適用されるものでも良い。
(考案の効果) 以上、既述した如く、本考案に依れば、次の様な優れた
効果を奏する事ができる。
(1)タンク、ポンプ、手動切換弁、自動切換弁、シリ
ンダとで構成し、とりわけ自動切換弁を設けて手動切換
弁を単一にしたので、配管が容易でコストの低減を図る
事ができる。
(2)手動切換弁を単一にしたので、手動切換弁から自
動切換弁までの可動配管部の配管数を少なくとも三本か
ら二本に削減でき、それだけ妨げるものが少なくなるの
で、前方視野を向上できる。
(3)手動切換弁からの圧油の圧力に依り自動切換弁を
切換制御して手動切換弁からの圧油の供給先を選択する
様にしたので、オペレータが手で操作するのは、単一の
手動切換弁だけになり、手動操作が大幅に簡単化され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例に係る荷役用油圧回路を示す
油圧回路図。 第2図は、自動切換弁の構造を示す縦断面図。 第3図は、従来の荷役用油圧回路を示す油圧回路図。 第4図は、荷役用油圧回路が適用されるペーパロールク
ランプを示す側面図。 1……荷役用油圧回路 2……タンク 3……ポンプ 4……手動切換弁 5……自動切換弁 6,7……シリンダ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンクと、タンクに接続されたポンプと、
    ポンプに接続された単一の手動切換弁と、手動切換弁に
    接続されてこれからの圧油に依り切換制御される自動切
    換弁と、自動切換弁に接続された二つのシリンダと、か
    ら構成した事を特徴とする荷役用油圧回路。
JP10827790U 1990-10-15 1990-10-15 荷役用油圧回路 Expired - Lifetime JPH0712400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10827790U JPH0712400Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 荷役用油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10827790U JPH0712400Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 荷役用油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0465298U JPH0465298U (ja) 1992-06-05
JPH0712400Y2 true JPH0712400Y2 (ja) 1995-03-22

Family

ID=31855191

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JP10827790U Expired - Lifetime JPH0712400Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 荷役用油圧回路

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